JPS61112550A - 平巻コイル回転機並びにその製造方法及び装置 - Google Patents

平巻コイル回転機並びにその製造方法及び装置

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JPS61112550A
JPS61112550A JP20416785A JP20416785A JPS61112550A JP S61112550 A JPS61112550 A JP S61112550A JP 20416785 A JP20416785 A JP 20416785A JP 20416785 A JP20416785 A JP 20416785A JP S61112550 A JPS61112550 A JP S61112550A
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JP
Japan
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coil
wire
preform
coil end
frame
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Application number
JP20416785A
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English (en)
Inventor
ハイマン バーナード フアインゴールド
パトリツク エイ、ドルガス
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Globe Tool and Engineering Co
Original Assignee
Globe Tool and Engineering Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、平巻コイル型回転電機機械並びにこれを製
造するための方法及び装置に関するものである。より特
定すれば、この発明は絶縁ワイヤを巻装した複数の平巻
コイルを含む形式の円盤型電機子に関するものであり、
この電機子は幾つかのコイルか接続される整流子を含む
中央構造を包囲した薄壁−平環状有効コイル部分を有す
るものである。しかしながら、当業者は本発明が電機子
には限定されないことを認識すべきである。例えば本発
明の一態様によれば、整流子を含まない界磁部材のよう
な回転電機機械を製造することかできる。
゛   従来より平巻コイル型回転電機機械を製造する
ためには、種々の試みが実施されてきた。しかしながら
、この周知の技術は長い時間消費とコストの高い手作業
段階を要求し、さらにその巻線作業及び巻線後のコイル
を完成形状にするための設備が極めて手の込んだ大型の
ものになるという欠点をもっていた。
この発明の1つの目的は、平巻コイル型回転電機機械の
製造を単純化し、かつこれによってその製造コストを減
少することである。このため、本発明の回転電機機械の
製造はまず同軸の互いに隔たった内側フレーム部材及び
外側フレーム部材からなるプレフォーム枠上にワイヤコ
イルを巻き付けることによりプレフォームを形成する工
程を含むものである。内外フレーム部材は各々自己支持
形状を有する固体、すなわち一体構造からなっている。
コイルは、なるべくならその内側コイル端部及び外側コ
イル端部が実質上内側フレーム部材及び外側フレーム部
材上にそれぞれ巻き付けられてそれら部材の面と係合し
、さらにコイル側部は各フレーム部材の共通軸に対する
実質的な半径方間において両フレーム部材間にのびてい
るものである。これらのコイルは十分に緊張して巻き付
けられ、各フレーム部材かその張力に抗するようになっ
ており、これによって形成されたプレフォームは、自動
搬送処理設備においてそれが基本的には固体片である場
合と同様に処理され得る自己支持体を構成するものであ
る。プレフォームが形成されると、それは樹脂材料の被
覆体により包囲されて回転電機機械装置の完成部品を形
成する。
この発明の別の目的は、改良された平巻コイル型電機子
及びその製造方法を提供することである。
この発明の電機子は、なるべくならコイル端部か係合す
る面を有する同心配置された内側及び外flll+ll
l構造からなるプレフォーム枠上に電機子コイルを巻き
付けることにより製造される。整流子体は内側リング構
造の開口内に位置してそこから突出するなかごを有する
。前記整流子なかごへのコイルワイヤ端の適当な接続は
コイルが巻き付けられる前、巻き付けの最中及び巻き付
は後において形成される。整流子体は内側リング構造の
開口内に固定支持され、コイルは十分に緊張して巻装さ
れることによりプレフォーム粋及び整流子にコイルを巻
装したアセンブリ(いわゆる“電機子プレフォーム”)
は自己支持形状を有することになる。
したがって、プレフォームは自動搬送処理設備によりコ
イルの緩みやワイヤ突出に対する注意を要することなく
処理することかできる。
プレフォームがコイルを巻装される前、または巻装後の
いずれかにおいて整流子は、電機子シャフト上に取り付
けられ、そのプレフォーム及びシャフトは注入成形機な
どのようなプラスチック成形機械の成形型内に配置され
、これにより内fillリング構造及び外側リング構造
とそれらリング間のコイルワイヤとか樹脂材料の被覆体
内に包囲される。この樹脂材料の被覆体はさらに整流子
なかご泣びそれに接続されたリードワイヤ部を包囲する
とともに、電機子シャフト及び整流子体の部分をも覆う
ものである。
本発明に従って形成された電機子は、実質上半径方向の
通路に沿ってのびる有効コイル導体を有する正確に形成
された薄壁型有効コイル部を有し、これによってコイル
か磁界に影響される効率を最大比するものである。コイ
ルの内側端部及び外側端部は、それらを互いに分離する
2七もに、全体として有効コイル部分からも分離するよ
うに形成された内側及び外側リングの表面部上に配設さ
れこの発明のさらに別の目的は、上述した型の回転電機
機械におけるプレフォームを自動的に製造すること、特
にプレフォーム枠上にワイヤコイルを自動的に巻き付け
るための方法及び装置を提供することである。
この発明のさらに別の目的は、ワイヤコイルをプレフォ
ーム枠上に自動的に巻き付けるとともに、完成プレフォ
ームが整流子を含む場合には、コイル巻き付は作業の前
、作業中及び巻き付は後においてそれらコイルのワイヤ
端部を妥当な整流子なかごに自動的に接続するための方
法及び装置を提供することである。
この発明のさらに別の目的は、プレフォームか整流子を
含むものである場合において、コイルワイヤを十分に緊
張して巻き付けるとともに、十分強固な整流子接続を形
成することにより完成したプレフォームか自己支持形状
を有するようにした方法及び装置を提供することである
。したがって、プレフォームは自動搬送処理設備におい
てコイルの緩みやリードワイヤの突出に注意を要するこ
となく容易に処理される。
この発明のいま1つの目的は、回転電機機械用フルフオ
ーム、特に内側及び外側リング構造を有するフルフオー
ム枠と、内(til+リング構造の開口内に支持された
整流子、並びに前記リング構造の表面部分上に巻装され
た前記整流子なかごへの接続を有する複数のコイル巻線
を含む電機子プレフォームを製造するための信頼性及び
効率の高い完全自動化可能な機械を提供することにある
。本発明の機械は、ワイヤコイルを形成するために所定
の軸心のまわりに回転する形式のワイヤガイドフライヤ
を備えた巻型機構を備え、整流子及びリング構造を前記
巻型機構に対し同軸的に近接配置し、かつ相対的に回転
するように保持するための回転ti 構及びプレフォー
ムクランプを備えている。巻線コイルか形成されると、
コイルのワイヤ端部は前記クランプ及び回転機構とフラ
イヤ並びに巻線型機構の可動部分の一連の回転運動によ
り整流子なかごに接続される。
本発明のその他の目的及び利益は以下の詳細な説明及び
添付の図面において明らかになるであろう。
第1図を参照すると、この発明に従って形成されたフラ
ットディスクモータ中において用いられるように設計さ
れた電機子か総括して(40)で示されており、この電
機子(40)は巻線体、すなわち円盤型樹脂被覆巻線(
42)と、整流子(44)及び電機子シャフト(46)
を含んでいる。電機子シャフト(46)はモータハウジ
ング(図示せず)内の軸受に係合するように設計された
常套的な構造の一種からなっている。整流子(44)は
シャフト(46)上のプラスチックプレスフィツトから
なる円筒体上において環状に順次隔てて配列された複数
の導体セグメント(50)からなっている。これらのセ
グメント(50)は各々幾つかの電機子コイルにおける
ワイヤ端部に接続するための手段を有する。そして、こ
れらの接続手段は第2〜6図に示されたような各セグメ
ントの一部を形成するなかご(52)からなっている。
巻線体(42)は外側リング(54)と内側ハブ(56
)及び環状ウェブ(58)を有する円形ディスク形状を
なしている。rzブ(56)は整流子(44)の一部及
び電機子シャフト(46)の一部に接着されるように後
述の態様で形成されている。この構造は被覆された巻線
体(42)か整流子(44)及びシャフト(46)に強
く固定され、これにより使用中においてモータ界磁用マ
グネット(図示せず)による巻線体(42)の回転かシ
ャフト(46)に直接伝達されるようにするものである
被覆された巻線体(42)は絶縁ワイヤ、なるへくなら
絶縁された銅線ワイヤより巻装された複数のコイルてあ
って樹脂材料に被覆されたちのをなんている。尉脂材料
及びウェブ(58)を形成するワイヤ部分は最少の厚み
を有し、したかってウェブ(58)の表面に露出したワ
イヤ突条(第1図においてWて示す)を形成する。ウェ
ブ(58)の半径寸法は電機子(40)の使用すべきモ
ータの設計パラメータ、より決定される、より特定すれ
ば、モータハウジング(図示せず)またはそれと同様な
構造内における永久磁石極片はウェブ(58)に可能な
限り近接して配置され、したかってウェブ(58)の半
径寸法はそれら極片の寸法に適合するように設計される
極片は典型的にはウェブ(58)の1側面上に位置し、
ウェブ(58)の他側面には鋼材を配置することにより
極片と鋼材もしくは他のモータ部分との間においてウェ
ブ(58)を受は入れるに必要な間隔を最少限に維持す
るものである。
後述の通り、ウェブ(58)内に含まれる電機子コイル
の部分は概して電機子シャフト(46)の軸から放射状
にのびる線上に位置し、外(til+リング(54)及
びハブ(56)の範囲内に位置するコイル部分が極片の
領域もしはく突出部の外側に位置するコイル端部を含む
ようになっており、これらのコイル端部は電機子シャフ
ト(46)の軸まわりにほぼ同軸的にのびている。
第2〜6図を参照すると、連続したワイヤをプレフォー
ム枠(59)上に巻き付けることによりワイヤコイルを
形成する工程を全自動で実施することができる電機子(
40)の製造方法が示されている。
プレフォーム枠(59)は一対の同軸的、かつ同一面内
に配置されたフレーム部材からなっている。すなわち、
フレーム部材の1つは整流子(44)上にプレスフィツ
ト(圧着)、熱溶接、成形または他の同様な手段により
固定された内側リング(60)であり、フレーム部材の
他方は内側リング(60)から隔たってこれを環状に包
囲する外側リング(62)である。
内側リング(60)はディスク状薄壁トロイダル型の、
正面及び背面が平坦な本体部(64)と、その本体部(
64)から正面に突出した複数の内側コイル形成突起も
しくはラグ(66)とを含んでいる。(便宜上、ここに
用いた“前方”なる語はコイルか整流子なかご(52)
に接続される電機子端部に対して特定したものである。
)ラグ(66)はなるべくならL状指部、すなわちフッ
ク部として形成され、内側リング(60)の近接正面と
協同して内側コイル端部受溝(68)を形成する。外側
リング(62)は平坦な正面及び背面を有するディスク
状薄壁トロイダル型の本体部(69)とその本体部(6
9)から実質上放射状に突出した複数の外側コイル形成
ラグ(マ0)とを備えている。
さらに、外側リング(62)はその開口(62A)を包
囲する後方突出フランジ(72)を含んで1.=る。後
述の理由により外側リング(62)の本体部(69)4
こおζする開口(62A)は正面から背面にかけて第5
及び8図に最もよく示すような内向き傾斜面をなしてし
)る。
内側リング(60)及び外側リング(62)の双方ζよ
自己支持形状を有し、カリ製造中及び製造後加えられる
負荷に耐え得るような十分に機械的強度、安定性及び剛
性をもった非磁性材料から形成される。
さらに、この目的に適した材料の一例として(よガラス
充填ナイロンをあげることができる。最も他の種々の熱
硬化性、又は熱可塑性物質をこの材季キとして用いるこ
とができる。また、樹脂材料以夕Vに絶縁被覆を有する
金属またはアモルファス物質なども適当に用いることが
できる。すなわち、この場合注意すべきことは電機子(
40)の正確な動作はリング(60)、 (62)が非
磁性体であることも:よ(つもたらされるということで
ある。しかじな力(ら、一般的にはリングを容易、カリ
廉価に大量生産し得るという見地から樹脂材料を用いる
ことが望ましい。
各電機子コイルの外側コイル端部は円周上において隔た
った一対の外側コイル形成ラグ(70)間にのびており
、内側コイル端部は円周上に隔たった一対の内側コイル
形成ラグ(6G)間にのびている。
この場合、コイル側部は内側リング(60)及び外側リ
ング(62)間において有効コイル部分を形成する。
プレフォーム(59)上の電機子コイルの1つは内側リ
ング(60)、外側リング(62)上に巻かれた第1の
コイル(74)を示す第3及び4図において最もよく理
解されるであろう。第1のコイル(74)は第1の有効
側部(74A)及び第2の有効側部(74B>を有する
これらはプレフォーム枠(59)の中心軸からほぼ放射
状にのびる線に沿って配置されている。コイル(74)
はさらに互いに隔たった一対の内側コイル形成ラグ(6
6)及び同様な一対の外側コイル形成ラグ(70)間に
、それぞれ掛け渡された内…リコイル端部(74C)及
び外側コイル端部(740)を有する。外側コイル形成
ラグ(70)は図示の実施例においては実質上放射状に
突出し、他方内側ラグ(66)はプレフォーム枠(59
)の中心軸にほぼ対問して突出しているため、コイル側
部(74A)及び(74B)並びに内側コイル端部(7
4C)はプレフォーム枠(59)の正面に配置される。
これに対し外側コイル端部(740)は外側コイル形成
ラグ(70)に沿って外側リング体(69)の外周上に
渡されるため、外側リング(62)の本体の裏側に位置
することとなる。外側リング体(69)の裏側に沿って
のびる外側コイル端部(74D)の中間部は環状フラン
ジ(72)の外周上に位置し、これによって有効コイル
側部(74A)及び<74B)に専有される領域、すな
わち完成電機子のウェブ(58)の領域に入り込まない
ようになっている。内側コイル端部(74C)は一対の
内側コイル形成ラグ(66)の内向き表面上に位置し、
外側コイル端部(74D)は外側コイル形成ラグ(72
)より制限されて外側リング体(69)の外向き表面上
に位置するため、プレフォーム枠(59)は第1コイル
(74)の形状及びその上に巻かれたすへての後続のコ
イルの形状を決定するコイル型を効果的に構成するもの
である。
さらに、後述する通り図示の実施例においては、電機子
(40)の巻線作業か開始されるとき、第1コイル(7
4)を形成するワイヤ(W)の始端(S)は整流子なか
ご(52)の1つ(第3及び4図に示された(52A)
のようななかご)に巻き付けられ、これによって始端(
S)は選択されたなかご(52A)からのびて内側コイ
ル形成ラグ(66)の1つに近接して進行し、さらにワ
イヤが第1のコイル(74)として巻装されることにな
る。
第1のコイル(74)が第3図に示すように巻装された
後、(F)で示すその最終ワイヤ部分は第1コイル(7
4)の第2有効側部(74B)に隣接した整流子なかご
(52B)に向かわせられてそのまわりに巻き付けられ
、さらに第4図に示した第2コイル(76)を巻装する
ための進路に入る。この工程は第4図に示した第3のコ
イル(78)を巻き付けるに当たっても、また、さらに
後のコイルを巻装するに当たっても繰り返される。図示
の電機子の実施例においては、第2図に示したような1
6個のコイルが形成される。7Jlのコイル巻線は第2
図においてコイル側部(74A)及び(74B>として
示され、第2のコイルはその側部(76A>及び(76
B)を有するものとして、第3のコイルはその側部(7
8A)、 (78B>を有するものとして、第4のコイ
ルはその側部(80A) 。
(80B>並びに外側コイル端部(800)を有するも
のとして、また第5のコイルは側部(82A)、 (8
2B)を有するものとして、第6のコイルは側部(84
A)及び(84B)を有するものとして、さらに第7の
コイルは側部(86A) 、(86B)並びに外側コイ
ル端部(86D)を有するものとしてそれぞれ示されて
いる。また、第8〜15のコイルは第2図においてそれ
ぞれ(88) 、(90)、(92) 、(94) 、
(96) 、(98) 、(100)及び(102)と
して、対応する各コイルの第1コイル制部に達する指示
線により示されている。最後に16番目の一コイルは第
2図において第1のコイル側部(104A)及び第2の
コイル側部<104B)を有するものとして示されてい
る。コイル側部(104B)の最終コイル端部からは最
終ワイヤ端部(T)が伸び出してワイヤ始端(S)を巻
き付けたものと同じ整流子なかご(52B)に巻き付け
られる。
第2.3及び4図において本発明のプレフォームは16
個の整流子なかご(52)と16個の内側コイル形成ラ
グ(66)及び16個の外側コイル形成ラグ(70)を
有するものとして示されている。しかしながら、これら
より多いが、または少ない数のなかご、ラグ及びコイル
を装備した池の巻線機械構造ら実施可能であることが理
解されよう。さらに、図面において各コイルスパン(コ
イル巻幅)は3個の内側コイル形成ラグ(66)及び3
個の外側コイル形成ラグ(70)を横切るものとして示
されているが、第4図から最もよく理解さ糺る通り、2
組の内側及び外側コイル形成ラグ(66)及び(70)
を含む連続的に巻かれた一対のコイル間において空間が
存在することも明らかである。したがって、コイルは各
々3層において効果的に巻装される。すなわち、第4図
から認識できる通り、仮想線(80)で示す第 。
4のコイル巻線は第1コイル(74)の第1の側部(7
4A)を跨いだコイルスパンを有する。この巻線パター
ンは後進波巻として周知の型である。しかしながら、前
進波巻もまた本発明の範囲内において前進ラップ巻及び
後進ラップ巻7と同様に形成することができる。図示の
波巻パターンによれば、3コイルの前の第2組、すなわ
ち第2層は第1層から円周方向にl/16だけずれてい
る。同様のものは次の層についても言えることである。
18個のコイルが存在する場合には各層は隣接層から1
/18だけずれることになる。しかしながら、上述した
ように池の種々の巻線パターン及び巻線幾何学において
採用することができる。
プレフォーム枠(59)とプレフォーム枠(59)上に
巻かれたコイル(74)〜(104)及びコイルのワイ
ヤ端部を接続すべき整流子(44)からなる第2図に示
した完全アセンブリはここに“電機子プレフォーム”と
称し、(105)で総括指示することとする。コイルは
その電機子を用いるべきモータの性能に従って規定され
るコイル当たり巻回数において比較的強く緊張して巻装
される。
第5図を参照すると、完全巻装されたプレフォーム(1
05)及び電機子シャフト(46)の一部が断面図で示
されている。第1の巻線コイル(74)の第1コイル側
部(74A>は第5図において内側リング(60)及び
外側リング(62)双方の正面に当接するものとして示
されている。第4の巻線コイル(80)の部分は上述し
た通りコイル側部(74A)を横切り、したかって第5
図に示す通りこれらはそれぞれ内側及び外側コ1′ル端
部を構成する部分となっている。
第7の巻線コイル(86)の内側及び外側コイル端部も
また第5図において示され、これらの部分は同図に示す
ように、第1コイルのコイル端部(74C)伎び(74
0)か係合するものと同し内側及び外側コイ几形成ラグ
(66)及び(70)のまわりに巻き付けられる。さら
に、第5図に示す通りここに示されたなかご(52)の
まわりにはコイル(92)の第2側部をコイル(94)
の第1fll11部に接続するワイヤループ(106)
か巻き付けられている。(コイル(92)及び(94)
は第5図には示されていない。) 第2〜5図を吟味することにより認識されることである
が、完成プレフォーム(105)は各々内側リング(6
0)を外側リング(62)に向かって引っ張るように堅
く巻き付けられたコイルの環状配列を有する。偶数のス
ロット及びコイルを有する巻線装置の場合、各コイルは
同様のコイルに関して直径方向に対立し、内側リング(
60)を互いに逆方向に引き付けようとする。したかっ
て、内側リング(60)及び外側リング(62)間に渡
されたコイル側部は通常の自転車用車輪におけるスポー
クのような機械的機能による張力を受け、これにより内
側リング(60)及び外側リング(62)を一体的に保
持してそれらの間の如何なる相対的な運動をも阻止しよ
うとするものである。同様な効果は装置が奇数のスロッ
ト及びコイルを有する場合、または各コイルが基本的に
同形のコイルとしてそれほど正確ではないが、実質的に
直径線上で対向しているような形状を有する場合におい
ても達成されるであろう。
このため、コイル巻装後プレフォームは実質的な自己支
持形状を有し、機械的装置により操作されてその軸周に
一体化物として回転することができる。すなわち、その
回転においてコイルの緩みや特殊の補強操作を要するよ
うな可動部分か生じないということである。
プレフォーム(105)のコイル巻装後、整流子なかご
(52)の各々の融解または焼き付けが行われる。
これは常套的になかごを付設した整流子を有する池の形
式の電機子を巻線した後においても実施されていること
である。このような処理によりなかご(52)の自由端
が撓められ、そのまわりに匂き付けられたワイヤ部上で
折り曲げられる。この折り曲げは第5図において仮想線
で示す通り、プレフォーム(105)の位置にほぼ平行
した位置からその軸にほぼ直交した位置を占めるように
行われる。
これは電極を用いて整流子なかごを電機的に加熱1、、
ワイヤ絶縁層を蒸発させることにより行われる。この結
果、電機的笈び機械的に強固な接続か形成される。さら
に、プレフォーム(105)のコイル巻装後において、
電機子シャフト(46)が整流子(411)の開口内に
挿入−案内(プレスフィツト)される。
上記のような工程を実施した後、プレフォーム(105
)及び電機子シャフト(46)は注入または圧縮成型機
なとのような適宜のプラスチック成型機内に配置され、
巻線並びに内側リング(60)及び外側リング(62)
を形成樹脂材料の被覆体内に包囲する。
この成型樹脂材料はプレフォーム及び電機子シャフトの
他の種々の部分をも一体的に結合するものである。この
ような被覆成型操作の一例は、第6図に示す通りプレフ
ォーム(105)を互いに対向した成型部材(110)
及び(112)内に形成された妥当な形状の成型型内に
配置することにより行われる。
成型型内には周知の技術を用いて溶融したプラスチック
材料か注入され、これによって内側リング(60)及び
外側リング(62)並びにこれらが支持するコイル部分
を包囲し、かつ一体1ヒすることにより完成した電機子
(40)における電機子ボス部(56)の後部及び最外
側縁(54)か形成される。ウェブ(58)は成型樹脂
被覆体(114)内にコイル側部を包囲することにより
同時に形成される。ボス部(56)の正面側は溶融した
回能により形成され、内側コイルラグ(66)とそのま
わりにのびるワイヤ部、並びになかご(52)及びその
まわりに巻き付けられたワイヤ部を被覆するものである
。成型樹脂被覆体(114)を形成するために用いられ
る樹脂材料は、種々の熱硬化性または熱可塑性物質のい
ずれかからなるちのである。このような樹脂材料とは、
例えばポリエチレンテレフタレート(PET)か用いら
れる。
成形処理はプレフォーム(105)において自己支持さ
れ、かつ実質上剛体をなす各部を手作業または自動機械
化作業により成形型内に商単に配置できるような種々の
異なった工程を用いて行われる。
成形作業に先立ってコイル側部を平坦にすることか進択
的に行われる。これはウェブ(58)か絶対的な最少厚
さをもつへきであるという要求に従うものである。
コイルを巻装し、かつ整流子接続を形成するための装置
は第7〜27図において示されている。
第7図は総括して(120)で指示する巻線及び接続機
械を線図的に略示したものである。
巻線機械(120>はモータ(124)に駆動されてフ
ライヤ軸(126>のまわりに回転するフライヤスピン
ドル(122)を有する。フライヤ(128)はスピン
ドル(122>上にそれと一体回転できるよう支持され
ている。適当なワイヤ供給源(130)より周知の構造
を有する巻出様(131)を介して一定の張力下に引き
出されたワイヤはスピンドル(122)を通って出口プ
ーリ(132)から排出される。このプーリ(132)
はフライヤ(128)及びそのフライヤの自由端(こお
けるフライヤプーリ(134)に近接している。ワイヤ
(W>はクランプ(136)により保持される。このク
ランプ(136)は連続して巻線処理される各電機子の
巻線間におけるワイヤ部分を切断するためのカッタ機構
(図示せず)に関連して配置されてし・る。
フライヤ型電機子巻線機構に詳しい当業者ならば、第7
図に略示した構造は完全に周知のフライヤ型巻線機械の
一種であることを認識するであろう。
このため、フライヤ駆動機構についてはこれ以上の説明
を省略する。
第7図に示した機械(120)はさらに巻型アセンブリ
(138)及び後に詳述するプレフォームクランプ及び
回転機構(140)を含んでいる。プレフォームクラン
プ及び回転機構(140)は、内側リング(60)及び
外側リング(62)を互いに固定した同軸及び実質的同
一面内において、かつ互いに回転した位置関係において
保持するものである。但し、第7図においては外側リン
グ(62)のみか示されている。
クランプ及び回転機構(140)は駆動モータ(142
)支びクランプ解放シリンダ(144)を含んでいる。
これらは機tlJ(140)の残りの部分とともに機械
床(図示せず)上に固定されるフレーム(14G)上に
取り付けられている。
第8および第9図を加えてさらに第7図を参照する七、
整流子(44)は分割コレット(148)によりクラン
プされている。この分割コレット(148)はコレット
動作軸(152)を包囲するとともに、その動作軸(+
52)の先端に固定されたコレット動作ラム(154)
を第8図の左方に向かつて付勢するスプリングワッシャ
機構(150)によりクランプ動作位置に維持される。
すなわち、分割コレット(148)はクランプ動作位置
において整流子(44)を把持するものである。第7及
び8図においてコレット動作しI\−(156)はクラ
ンプ解放シリンダ(1411>により駆動されてスプリ
ングワッシャ機tM(150)のバイアス付勢力を克服
し、コレット動作ラム(154)か第8図に示す右方向
に移動するようにし、その結果、コレット(148)に
より整流子(44)に加えられる把持圧力が減少してそ
の整流子の挿入を許容する、すなわち除去するものであ
る。
コレット動作ラム(154)は図から明らかな通り、コ
レットカム(158)と協同してコレット(148)が
整流子を把持するように作用するものである。コレット
カム(158)はコレットハウジング(160)の一部
をなしている。すなわち、コレットハウジング(160
)はその前面(161)、すなわち巻型アセンブリ(1
38)に対向した面上において内側リング(60)(第
9図参照)の背面における切り込み(164)内に適合
する前方突起上にキー<162)を有する。このキー<
162)は内側リング(60)を外側リング(62)に
関する所定の回転位置関係において維持するものであり
、これについては後に詳述することとする。
ハウジング(160)は概して円筒形で・あり、そのま
わりに等間隔で配置された4個のスロット(166)を
有する。これらのスロット内には枢軸ビン(170)に
よりハウジング(160)上に回動自在に取り付けられ
、それらの外端か外側リング(62)の開口内に適合す
るように形成されたクランプレバ−(168)か配置さ
れる。3個のレバー(168)は外側リング(62)の
傾斜開口面(62A)と整合し、力りこれをクランプす
るように形成されている。第4のしl\−(168)は
外側リング(62)の開口(62A>内における協同切
り込み(174)(第9図参町と係合するためのキー(
172)を有する形状に仕上げられている。これにより
外1クリング(62)は4個のクランブレI\−(16
8)に対する所定の回転位置に維持される。レバー(1
68)は各々これとへクランプ(160)との間に挿入
されたスプリング(176)により弾力付勢され、これ
によってレバー(168)の自由端、すなわち開口(6
2A)と係合すべき端部が外側リング(62)を保持す
べく外向きにバイアス駆動される。クランプ解放シリン
ダ(144)か整流子(44)への把持力を解放すべく
付勢されると、外側リングクランプレバ−(168)は
開口(62A)の内側に向かって回動し、外11111
リング(62)から分離するようになる。これはし・\
−(168)の一部分をなす爪状の内向き突出ラグ(I
G9)かコレットラム(154)の周溝(178)のへ
りと係合することにより維持される。
コレット(148)、コレットラム(154)、ハウジ
ング(160)及びレバー<168)を含む上述したコ
レット機構は、整流子(44)及びプレフォーム枠(5
9)の軸と一致するコレット軸(180)(第7図参照
)のまわりにおいて一体的に回転するものである。第7
図においてコレット軸(180)は(正面図に表わされ
ている通り)フライヤ軸(126)に平行し、かつその
軸からずれた位置を占めている。すなわち、巻線機はプ
レフォーム枠(59)の軸からずれた軸周において連続
的にコイル巻線を施す必要があるからである。後述した
通りコレット各部はワイヤ(W)を整流子なかごに接続
し、かつコイルを巻装する各段階の繰り返しを通じてク
ランプ及び回転機構の駆動モータ(142)により回転
駆動される。
第8及び9図を参照すると、巻型アセンブリ(138)
は常套的にフライヤスピンドル(122)の先端におい
てハウシング(192)内に位置する軸受により支持さ
れた巻型(190)を有するとともに、一対の巻型支持
板(194)及び(196)を備えている。これらの支
持板上には巻型取付ブロック(197)か支持され、こ
のブロック上に後述のガイド板(198>、 (206
)及び(214)か取り付けられる。巻型(190)は
外側リング(62)の部分を覆うための凹型湾曲面(2
00)を有する。これによりワイヤはガイド板(198
>に沿って摺動し、外側リング(62)との係合状態か
ら外れることを阻止される。外側ガイド板(198)は
湾曲面(200)に近接して傾斜する下部及び上部ワイ
ヤガイド縁面(202)及び(204)を有することに
よりワイヤを外側コイル形成ラグ(70)のまわりに案
内するものである。すなわち、外側コイル形成ラグ(7
0)は巻装されるべき外側コイル端部を越えて突出して
いる。
巻型(190)はさらにそれぞれ傾斜した下部及び上部
ワイヤガイド縁面(208)及び<210)を有する内
側ワイヤガイド・板(2Of3)を含んでいる。これら
のガイド縁面は、ワイヤコイルの内側コ、イル端部がそ
れを横切ってのびる内側コイル形成ラグ(66)のまわ
りにおいて、ワイヤを案内するものである。
内側ガイド板(206>の表面中央部はコイルの内側コ
イル端部かこれを横切ってのびる内側コイル形成ラグ(
66)のためのポケットとなる凹部(212)を有する
。ガイド板(206)の表面中央部には前記ポケットに
配置されたラグ(66)及びこれに近接した整流子なか
ご(52)間に位置すべき弧状ワイヤガイドリップ(2
13)が形成される。フライヤ(128)は内側ガイド
板(206)を横切ってワイヤが引き出されるコイル巻
装中において回転し、このときワイヤは表面(208)
に沿って摺動し、凹部(212)に入るとき内側コイル
形成ラグ(66)の1つにおける1個面に係合し、さら
に弧状ワイヤガイドリップ(213>に強制されて第5
図に示す内側コイル端部受入れ溝(68)に入る。フラ
イヤ(128)が回転を続行すると、ワイヤは上部ガイ
ド縁面(210)に案内されて内側コイル形成ラグ(6
6)の他の1つに導かれ、これと係合する。外側ワイヤ
ガイド板(198)はよく研摩された平坦ガイド面(2
15>を有する中間ガイド板(214)により内側ワイ
ヤガイド板(206)から分離されている。このガイド
面(215)はコイル巻装中において、リング(60)
及び(62)の正面に近接したコイル調部を密接して形
成するものである。
第7.9及び10図を参照すると、内側ビン及び整流子
シールド機構(216)か装備されていることかわかる
。この機構(216>はワイヤか整流子なかごまたは誤
った内側コイル形成ラグ(66)&係合することを阻止
するものである。この機構(216)は内側ビン及び整
流子シールド板(218)を有する。
このシールド板(218)には、内側ピン及び整流子シ
ール斗位置決め用アクチュエータ(226>の駆動・ 
ロッド(224)の先端において、クレビス(222)
により回動自在に支持された位置決めアーム(220>
か固定されている。アクチュエータ(226)は空気作
動型である。位置決めアーム(220>のシールド板(
218)から遠い方の端部はガイド板(232)におけ
る弧状ガイド溝(230)内に位置するガイドビン(2
28)を有する。
内側ビン及び整流子シールド板(218>は第9図に示
すような凹部(234)を有する。この凹部(234)
は内側コイル形成ラグ(66)及び整流子なかごの各選
択された1つを受は入れるものであり、プレフォーム枠
(59)に対向するシールド面内に位置している。シー
ルド板(218)は前進位置及び後退位置のいずれか一
方を選択的に占めるものである。第27図はシールド板
(218)がコイル巻装中において占める前進位置を実
線において示している。ここにシールド板(218>は
内側リング(60)の正面における大部分と重なり、し
たがって内側コイル形成ラグ(66)は3つだけが完全
に露出していることに留意すべきである。これら3つの
ビンは内側ガイド板(206)の中央凹部(212>に
よってポケット支持された3個のビンと同じものである
。したかって、シールド板(21B)はコイル巻装中に
おける他のすべての内側コイル形成ラグ(66)並びに
すべての整流子なかご(52)を覆うものであり、これ
によってワイヤが内側コイル端部の形成中におけるラグ
(66)を除き内側リング(60)の如何なる部分とも
係合しないようにするものである。内側リング(60)
に対向する面と反対側のシールド板(218>の面はフ
ライヤ(128)がコイル巻装のため回転するとき、内
側ガイド板(206)の中央凹部(212)に入ること
かてきるよう凹面形状となっている。シールド板(21
8>の自由端縁(236)もまた、ワイヤを溝(68)
に導くことを補助する形状となっている。第26図から
明らかな通り、シールド板(218)の突出位置におい
てその自由端縁(236)は内(IIIIワイヤガイド
板(206>に極めて近接した位置を占めている。
第10〜26図に示し、がっ第26及び27図において
仮想線で示すように、シールド板(218)の後退位置
においてそれは内側ガイド板(206)から水平方向に
遠ざかるように移動し、さらに後述の理由により反時計
方向に移動する。
第1O〜27図は本発明の装置が第2図に示したプレフ
ォームを巻装すべく作動する状態を順次示すものである
。まず、第11図は第」0図に示したと同様な部分量位
置を示している。このような図示態様は、残りの第12
〜27図を通じて採用されるところであり、したがって
奇数番号の図はその直前番号の図と同様な位置において
各構成部材を示すものである。さらに、第11図を初め
とする奇数番号の図は巻型アセンブリ(190>を仮想
fi(190A)により示している。内側リング(6o
)及び外側リング(62)と協同してコイル形状を決定
する巻型ガイド面のヘリは仮想線(190B>により示
されている。
概括すれば、第10〜23図は第1コイル(74)を巻
装する準備としてワイヤ始端(S>を関連するなかご(
52A)に巻き付けるべく採用された順次工程を示して
いる。第24及び25図は第1コイル(74)の巻装開
始時における各部位置を示し、第26及び27図は第」
コイル(74)の巻装終了時における各部位置を示すも
のである。各部が第27図に示した位置に達すると、第
14〜27図に示した順次工程が、巻装されるべき各コ
イルについて繰り返される。ワイヤ部分をながご(52
)のまわりに巻き付けることも、フライヤ(128>並
びにリング(60)及び(62)と整流子(44)から
なるプレフォームアセンブリの一連の回転運動により行
われる。
ワイヤ巻き付は作業中において、シールド板(218)
はその後退位置においてワイヤが内側ガイド板(206
)によりなかご(52A)の側部に沿って案内されるよ
うにするものである。なかご(52A>のまわりにワイ
ヤを巻き付ける態様は第12及び【3図に示す通りであ
る。プレファームアセンブリの回転位置を速やかに保持
することかできるよう91側リングノツチ(174)中
に係合するキー(172)は、第11図から始まる奇数
番号の図において!・5.チング線で特定されている。
したかつて、このノ・・ソチング線はこの部分か断面で
あることを表わすものではないことを銘記すべきである
フライヤ型電機子巻線機械に詳しい当業者は、電機子プ
レフォームにコイル巻装し、カリ整流子なかごに妥当な
接続を形成するための工程か米国特許Re、27,89
3及び第3.705.459号において開示された手順
に関するものであり、ここに第3.4及び10〜27図
を参照することにより巻線及びなかご巻き付は工程を理
解することか可能になるであろう。なかごへのワイヤ巻
き付は及びコイル巻装工程の開始において、内側リング
(60)及び外側リング(62)は整流子とともに第1
0及び11図に示す位置にクランプされ、ワイヤ(W)
の自由端はワイヤクランプ(136)により保持される
。なかご(52)のまわりへのワイヤ始端(S)の巻き
付けはフライヤの“前進”方向、すなわちフライヤのコ
イル巻装中における回転と同方向の回転により開始され
る。これは第10及び12図において示すような反時計
方向または“先頭移動−である。ワイヤ(W)はこれに
より第3図において(70A>で示す外側コイル形成ピ
ン及びワイヤ始端(S)か巻き付けられるへき整流子な
かご(52A)に沿って延長する。プレフォーム(10
5)はここで第14及び15図において矢印(242>
で示すように時計方向に回転し、90°よりもわずかに
小さい角度だけ移動する。プレフォーム(105)のこ
の回転運動中において、なかご(52A)からフライヤ
プーリ(134)までのびるワイヤ部分はシールド板(
218)によりなかご(52A)以外の如何なるなかご
とも係合しないように阻止される。同時に外側コイル形
成ラグ(70A)はワイヤ(W>との係合から離脱し、
これによってクランプ(136)とフライヤプーリ(1
34)との間におけるワイヤ(W)の長さが短縮される
電機子巻線機械に詳しい当業者ならば、巻出様(131
)はこのようなワイヤ部分の短縮に基づくようなワイヤ
弛み条件を実質的に排除すべく用いられることを認識す
るであろう。
第14及び15図に示したプレフォーム枠(59)の時
計方向の回転後、フライヤはさらに第16及び17図に
おいて矢印で示す前進方向に回転し、なかご<52A)
上にワイヤをより強固に巻き付けるため、約60°だけ
角度変位する。次に、ワイヤは第18及び19図におい
て矢印で示すように、時計方向にプレフォーム枠(59
)を回転することによりなかご(52A)のまわりに巻
き付けられる。プレフォーム枠(59)の前記時計方向
の回転は、なかご<52A)をシールド板(21B)の
下に移動させるため、50〜60°の角度変位を生ずる
ものである。なかご(52A)及びフライヤブーりの間
におけるワイヤ(W)の部分並びにフライヤプーリ(1
34)となかこ(52A)との間のワイヤ部分は、なか
ごシールド板(218>の端縁を越え、したかってワイ
ヤはなかご(52八)のまわりにほとんど完全に巻き付
けられ各部が第18及び19図に示すそれらの位置に達
した後、フライヤは再び約60°だけその前進方向に回
転し、第20及び21図に示すように、ワイヤをなかご
(52A)のまわりに完全に巻き付けるものである。第
18及び19図に示した各部の位置と第20及び21図
に示した位置との間におけるフライヤの回転インクリメ
ント中において、なかご(52A)とフライヤ(134
)との間のワイヤ範囲は内側ガイド板(206)の上部
ワイヤガイド面<210)に沿った摺動を開始し、これ
によってワイヤはなかご(52A)に隣接した内側リン
グラグ(66)との間において部分的に横たわるような
位置に導かれる。
したかって、プレフォーム(105)は第22及び23
図に示す位置まで、さらに回転させられ、ラグ(66A
)をワイヤのこのような範囲と係合させるようにし、そ
の結果プレフォーム各部とフライヤが第1コイル(74
)の巻装を開始すべく位置決めされる。第1コイルの巻
装開始時もしくはその以前においてシールドアクチュエ
ータ(226>が付勢され、なかごシールド板(218
)は第24及び25図に示すその最大シールド位置、す
なわち突出位置に向かって駆動される。したかって、シ
ールド板(218)は時計方向に回動し、巻型アセンブ
リ(190)に向かって水平方向に並進する。フライヤ
はその前進方向に回転してmlコイル〈74)を巻装す
る。巻線操作中において、ワイヤはシールド板(218
)により支持された内側リングラグ(66)以外の整流
子なかごと係合しないようになっている。
第1コイル(74)の巻装中において、整流子ながご(
52A)及びクランプ(136)間のワイヤ部分が切断
される。これはなるべくならながご(52A)に至近の
位置において種々の方法により行われるべきである。好
ましく採用された方法においては、クランプ(136>
がそのクランプ及び回転駆動(140)により巻線ステ
ーションにクランプされた整流子(44)から分離する
ような突然の移動を生じた場合にワイヤかなかごの端縁
に対して切断されるようになっている。この方法は米国
特許第3,812,577号において開示されたもので
あり、これを実施する方法もしくは装置に関するこれ以
上の説明を省略することとする。
完全に巻かれた第1コイル(74)を示す第27図と第
13図との比較は、フライヤに導かれるワイヤの引き出
しがほぼ同一の関係において生ずること、及び第27図
に示した外側コイル形成ビン(70)からフライヤに導
かれることが明らかであり、それはリードワイヤが第1
2図に示す位置において係合した外側コイル形成ラグ(
70A)と同じ位置にあることを意味する。したがって
、各部は第1コイルの巻装が終了したときの位置におい
て第」コイル(74)の終端を隣接したながご(52B
)のまわりに巻き付ける動作を開始するものである。そ
の第1段階はなかごシールド板をその上外側、すなわち
後退位置に復帰させることである。すなわち、第26及
び27図に仮想線で示すように、ながご(52B)をワ
イヤとの係合のために露出させる。第14〜27図に示
し、かつこれに関連して説明される一連の工程はワイヤ
のながご(52B)への巻き付は及び第2コイル(76
)の巻装を完成すべく繰り返される。これらと同し段階
は電機子の巻線操作を通じて全16藺のコイルが巻装さ
れるまで繰り返される。
巻線操作が終了すると、最終コイル(104)のワイヤ
終端(T)はワイヤ始端(S)が巻き付けられた上置−
のなかご(52A)のまわりに巻き付けられる。
これは第14〜23図に関連して説明した工程の繰り返
しにより達成される。次の段階はフライヤツーりと巻線
後電機子との間のワイヤを切断することである。これは
やはり周知の態様、例えば米国特許第3.812,57
7において開示された方法により達成される。
電機子巻線の技(Iiに詳しい当業者ならば、電機子コ
イル巻装のための前述した諸段階は種々の電機子形状に
おいて適当に変形して実施されることを理解するであろ
う。すなわち、これらの工程の幾つかはある電機子形状
にとっては不要となり、池の電機子形状にとっては別の
付加的な段階が必要となるであろう。
機(戒(120)の動作は第7図において(250>で
略示する機械制御回路により制御される。これはモータ
(124)及び(142)並びにアクチュエータ(14
2)及び(226)を選択的に付勢することによりそれ
らの機能を妥当な順序において発揮させることを意味す
る。また、フライヤ型電機子巻線機械に詳しい当業者な
らば、回転電機子のために用いられる制御回路を例えば
米国特許第3,673.878号に示すような回路とし
てこれがクランプ及び回転機構駆動モータ(142)を
制御すべく用いられることを認識するであろう。この分
野においては、最も新しく開発され、しかも広く利用さ
れている周知の電子制御回転機構もまた有効に利用する
ことができる。フライヤを作動させるための電子制御機
構は、例えばその制御目的のための第1回路形式を開示
した米国特許第4.163.931号なとにおいて周知
である。機械制御回路(25のは種々の形態を取り得る
周知の回路技術によるため、これ以上の説明は省略する
以上に述へたプレフォーム(105)は整流子(44)
を含むものである。これは整流子接続段階のすべてが巻
線の進行に従って自動的に実行されるものであるため、
電機子巻線の場合において好ましく採用される。プレフ
ォーム(105)は電機子シャフト(46)を含むもの
ではないが、そのシャフトは電機子か電機子巻線を施す
前に選択的に取り付けることらできる。電機子シャフト
(46)を樹脂材料の成型中において取り付けることは
そのシャフト(46)を第1及び6図に示すように、そ
の樹脂材料で固定することとなり、利益的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に従って形成された電機子の斜視図、 第2図は第1図の電機子の部分を形成する電機子プレフ
ォーム及び電機子シャフトの断面図、第3図は第2図の
プレフォームの部分を形成するプレフォーム枠及び整流
子であってそのプレフォーム枠に第1の電機子コイルを
巻装したものの破断部分断面図、 第4図は巻装された第1の3個のコイルを実線で示す第
4のコイルを仮想線で示したプレフォーム枠及び整流子
の断面図、 第5図は第2図のV−v線に沿って描かれた電機子プレ
フォームの部分断面図、 第6図はその内部において第」図に示した電機子を有す
るプラスチック注入成型機の単純化した断面図、 第7図はコイルを巻装し、かつそのコイルに整流子接続
を形成することにより第2図の電機子プレフォームを製
造すべく用いられる本発明に従った電機子巻線機械であ
ってその巻線ステーションにおいて電機子プレフォーム
枠を図示した状態を示す単純化された線図、 第8図は第7図の機械の一部であってその巻線ステーシ
ョンにおいて電機子プレフォーム枠及び整流子を含むも
のの拡大部分断面図、 第9図は第7図及び第8図の機械の一部であってプレフ
ォーム、忰及び整流子を含むものの拡大及び分解斜視図
、 第10図は第9図と同様の部分を異なった観点から描い
たことによりコイル巻装及び整流子接続の形成を開始す
る待機位置にある機械、プレフォーム枠及び整流子の拡
大部分斜視図、 第11図は実線及び仮想線によりワイヤシールド及び案
内構造を示すためにワイヤクランプ及びプレフォーム部
分とともに描かれた機械部分てあってその機械部分及び
プレフォーム部分か第1O図と同じ位置を占めた状態の
部分正面図、第12.14.16、■8.20及び22
図は第1コイルの巻装に先立ってそのコイルのワイヤ始
端を整流子なかごのまわりに巻き付けてループを形成す
るための一連の工程を示す第10図と同様な部分斜視図
、 第13.15.17.19.21及び23図はそれぞれ
前記第]2.14.16.18.20及び22図に対応
する位置において機械部分を示す第11図と同様な正面
図、 第24及び25図はプレフォーム枠上に第1コイルを巻
装するための待機状態にある各部を示すそれぞれ第10
及び11図と同様の部分斜視図及び正面図、 第26及び27図は第1コイルの巻装が終了した後の各
部を示す第1O及び11図とそれぞれ同様の部分斜視図
及び正面図である。 〈40)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
電機子(42)・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・コイル巻線(44)・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・整流子(46)・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・電機子シャフト(52)・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・整流子なかご(
54)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外
制リング(59)・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・−プレフォーム枠(60)・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・内側リング(66)、 (70
)・・・・・・・・・・・・ラグ(72)・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・環状フランジ(74)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1コイ
ル<74八)、 (74B)・・・・・・・・・コイル
調部(74C)・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内側コイル端部(740)・・・・・・・・・・・・・
・・・・・外側コイル端部(、タト125) 手続補正書 ■、事件の表示 昭和6o年特許願第204167号2
 発明の名称 平巻コイル回転機並びにその製造方法及
び装置3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 別紙の通り 補正の内容 (1)明、18@、特許請求の範囲の項を別紙の通り補
正する。 (2)同書、第49頁第3〜4行、「第26図から」と
あるを、「第26肉及び第27肉から」と補正する。 (3)同書、第49頁第7行、「第10〜26図に示し
、」とあるを、「第10〜23図に示し、」と補正する
。 2、特許請求の範囲 (1)  自己支持形状を有する実質上中心軸に関して
対称的に形成された外側フレーム構造と、前記外111
11フレーム構造内において実質上同一面上に配置され
、前記中心軸に関して実質上対称的に形成された自己支
持形状を有する内側フレーム構造と、前記内外フレーム
構造上に巻装された次数のワイヤコイルであって、各コ
イルが前記内外フレーム構造間にわたるコイル側部と前
記内外フレーム構造に実質的に沿ってのびるコイル端部
とを有するもの、並びに前記内外フレーム構造及び前記
コイルを包囲する樹脂被覆体を含むプレフォームを備え
た平巻コイル回転機。 (2)前記内側及び外側フレーム構造がそれぞれ内側及
び外側リング構造を含むものであり、前記回転電気機械
がさらに前記内側リング構造の開口内において整流子を
含むことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
回転機。 (3)前記内側及び外側リング構造が各々前記コイルを
巻き付けるためのラグを有するものであることを特徴と
する特許請求の範囲第(2)項記載の回転機。 (4)前記外側リング構造が前記コイルの外側コイル端
部に係合される環状フランジを有することにより、前記
外側コイル端部が前記内外リング構造間の領域に入るこ
とを阻止するようにしたことを特徴とする特許請求の範
囲第(3)項記載の回転機。 (5)前記外側リング構造における前記ラグが、前記リ
ング構造の軸に関する前記外側リング構造の外側に突出
したものであることを特徴とする特許請求の範囲第(3
)項記載の回転機。 (6)前記内側リング構造における前記ラグが実質上前
記軸に対向する表面部を有し、前記コイルが前記外側リ
ング構造における一対の前記ラグ、1び前記内側リング
構造における一対の前記ラグの前記表面部の周囲に巻か
れたワイヤターンから形成されたものであることを特徴
とする特許請求の範囲第(5)項記載の回転機。 (7)前記外側コイル端部が前記外側リング構造の外縁
においてそこから突出し、かつ互いに隔たった各一対の
前記ラグ上に掛け渡して形成されたことを特徴とする特
許請求の範囲第(6)項記載の回転機。 (8)前記内側リング構造における前記ラグが、前記内
側リング構造のワイヤ受溝の隣接面とともに形成された
フック型をなすものであり、前記内側コイル端部が前記
受溝内に実質的に位置するものであることを特徴とする
特許請求の範囲第(6)項記載の回転機。 1゛9)前記外側コイル端部が前記外側リングの外縁に
おいてそこから突出し、かつ互いに隔たった各一対の前
記ラグ上に掛け渡して形成されたものであることを特徴
とする特許請求の範囲第(8)項記載の回転機。 (10)前記各リング構造がほぼ環状の薄壁型部材から
なることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の
回転機。 (11)前記各リング構造が実質上同一面内に正面を有
し、前記コイル側部が前記リング構造の正面上及びその
間に配置されたものであることを特徴とする特許請求の
範囲第(10項記載の回転機。 ■ 前記内側コイル端部が前記内側リング構造の正面に
沿ってのびることを特徴とする特許請求の範囲第(11
)項記載の回転機。 (D 前記外側コイル端部が前記外側リング構造の外周
及び背面に沿ってのびることを特徴とする特許請求の範
囲第0項記載の回転機。 ■ 前記外側リング構造が前記コイルの外側コイル端部
と係合する後方に突出した環状フランジを有することに
より前記外側コイル端部が前記リング構造間の領域に進
入しないようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
0項記載の回転機。 ■ 前記コイルが前記外側リング及び内側リングを互い
に引き寄せる力を生ずるように緊張して巻装されたこと
を特徴とする特許請求の範囲第(W項記載の回転機。 (&  実質上直径方向に対向配置されたコイルが前記
内側リング及び外側リングを一括して互いに逆方向に引
き寄せるものであることを特徴とする特許請求の範囲第
(D項記載の回転機。 (ワ)前記コイルの各々が前記内側リング及び外側リン
グを互いに引き寄せる力を生ずるように緊張して巻装さ
れたことを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の
回転機。 [有] 実質上直径方向に対向して配置された前記コイ
ルが前記内側リング及び外側リングを一括して互いに逆
方向に引き寄せる力を生ずるものであることを特徴とす
る特許請求の範囲第(D項記載の回転機。 (a 自己支持形状を有し、かつ実質上中心軸に関して
対称的に形成された外側フレーム構造と、前記外側フレ
ーム構造内において実質上同一面内に配置され、かつ前
記中心軸に関して対称的に形成された自己支持構造を有
する内側フレーム構造及び前記内側及び外側フレーム構
造上に巻装され、各々前記フレーム構造間にわたるコイ
ル側部と前記フレーム構造の各々に沿って実質的のびる
コイル端部とを有する複数のコイルを備えたことを特徴
とする平巻コイル回転機のプレフォーム。 ■ 前記内側及び外側フレーム構造が各々前記コイルを
巻き付けるためのラグを有することを特徴とする特許請
求の範囲第(9項記載のプレフォーム。 ■ 内側フレーム構造及び外1リフレーム構造を用意す
る工程と、 前記外側リング構造に近接、かつ係合する外側コイル端
部と前記内側リング構造に近接、かつ係合する内側コイ
ル端部及び前記内側及び外側リング構造間にわたるコイ
ル側部を有するワイヤコイルを巻装する工程、及び、 全コイルの巻装が終了した後において、前記内側及び外
側フレーム構造並びに前記コイルを樹脂材料の被覆体内
に包囲する工程 を含むことを特徴とする平巻コイル型電機子の製造方法
。 ■ 前記内側及び外側フレーム構造がそれぞれ内側及び
外側リング構造からなっており、前記方法がさらに、 前記内側リング構造の開口内に整流子セグメントを配置
する工程、及び、 前記コイルのワイヤ端部を前記整流子セグメントに接続
する工程、 を含むことを特徴とする特許請求の範囲第00項記載の
方法。 ■ 内fullコイル端部保持手段を有する内側フレー
ム構造及び外側コイル端部保持手段を有する外側フレー
ム構造を含み、前記各フレーム構造が互いに分離して同
軸配置されたプレフォーム枠を有する回転機用プレフォ
ームであって、前記プレフォームが前記軸のまわりにの
びる複数のコイルを有し、前記コイルは前記外側コイル
端部保持手段に保持された外側コイル端部及び前記内側
コイル端部保持手段に保持された内側コイル端部を有す
るものを製造するための機械において、 前記内側フレーム構造及び前記外側フレーム構造を所定
の実質的同一面内において所定の軸心に関して同軸、か
つ所定の角度位置において保持するためのプレフォーム
クランプ手段と、前記所定の軸心に関し前記クランプ手
段を回転させるための手段と、 前記所定の軸心から隔たってこれと平行した巻線軸のま
わりにおいて回転可能なワイヤガイドフライヤと、 前記フライヤを前記巻線軸のまわりに回転させるための
手段と、 前記フライヤが回転するとき前記フライヤから排出され
るワイヤを前記内側コイル端部保持手段及び前記外側コ
イル端部保持手段の双方と係合するように案内するとと
もに、前記プレフォーム枠の他の部分をそれが前記ワイ
ヤと係合しないよう遮蔽してワイヤコイルを前記内外フ
レーム構造間にわたるコイル側部を有するように前記プ
レフォーム枠上に巻装するためのワイヤガイド手段、及
び、 前記クランプ手段を前記所定の軸心のまわりに回転させ
ることにより前記プレフォーム枠上の異なった位置にお
いて付加的なワイヤコイルを巻装するための手段 を備えたことを特徴とする回転電機用プレフォームの製
造機械。 (沖 前記クランプ手段と前記内側及び外側リング構造
が前記フレーム間の前記所定の角度関係を維持するため
の相互整合面を有するようにしたことを特徴とする特許
請求の範囲第(0項記載の機械。 (b 前記クランプ手段がコレット及びコレット動作シ
ャフトを有し、前記クランプ手段を回転さぜるための手
段が前記コレット動作シャフトを回転させるための手段
を含むことを特徴とする特許請求の範囲第0項記載の機
械。 ■ 前記コレットがコレットハウシング内において前記
内側フレーム構造に関し固定して配置され、前記クラン
プ手段がさらに前記ハウジングに枢軸支持された複数の
クランプ部材を含み、これによって前記外側フレーム構
造の内側と係合してこれを拘束するようにしたことを特
徴とする特許請求の範囲第の項記載の機械方法。 ■ 内側コイル端部保持手段を有する内側リング構造と
、外側コイル端部保持手段を有する外側リング構造であ
って前記内側リング構造と同軸上に配置されたものと、
前記内側リング構造の開口内において同軸的に配置され
た複数のなかごを有する整流子、並びに前記軸のまわり
に環状配置された複数のコイルであって、各コイルが前
記外側コイル端部保持手段に保持された外側コイル端部
及び前記内側コイル端部保持手段に保持された内側コイ
ル端部と前記整流子なかごに接続されたワイヤ端部を有
するものを含むプレフォーム枠を有する電機子プレフォ
ームを製造するための機械であって、 前記内側及び外側リング構造を所定の軸心に関し同軸、
かつ所定の角度位置においてさらに実質的同一面内にお
いて保持するためのプレフォームクランプ手段と、 前記所定の軸心のまわりに前記クランプ手段を回転させ
るための手段と、 前記所定の軸心から隔たってこれと平行した巻線軸のま
わりにおいて回転可能なワイヤガイドフライヤと、 前記フライヤを前記巻線軸のまわりに回転させるための
手段と、 前記フライヤが回転するとき前記フライヤから排出され
るワイヤを前記内側コイル端部保持手段及び前記外側コ
イル端部保持手段の双方と係合するように案内し、かつ
前記プレフォーム枠の他の部分及び前記整流子をそれら
が前記ワイヤと係合しないよう遮蔽することにより前記
内側及び外側リング盪蔗に沿ってのびるコイル端部と前
記内側及び外側リング構造の間にのびるコイル側部とを
有するワイヤコイルを前記プレフォーム枠上に巻装する
ためのワイヤガイド及びシールド手段と、 前記クランプ手段を前記所定の軸心のまわりに回転させ
ることにより前記プレフォーム枠上において異なった角
度関係で付加的なワイヤコイルを巻装するための手段と
を備え、 前記ワイヤガイド及びシールド手段が可動的整流子シー
ルド手段と、前記可動的整流子シールド手段をコイル巻
装作業間において移動させることにより前記コイルのワ
イヤ端部が前記フライヤ及び前記クランプ手段の回転運
動により前記整流子なかごに接続されるようにするため
の手段とを含むものであることを特徴とする電機子プレ
フォームの製造機械。 ■ 前記クランプ手段と前記内側及び外側リング構造が
前記リング構造間の所定の角度関係を維持するための相
互整合面を有することを特徴とする特許請求の範囲第0
項記載の機械。 ■ 前記クランプ手段が前記整流子をクランプするため
のコレットとコレット動作シャフトを有し、前記クラン
プ手段を回転させるための手段が前記コレット動作シャ
フトを回転させるための手段を含むことを特徴とする特
許請求の範囲第0項記載の機械。 ・(支)前記コレットがコレットハウシング内に位置し
、前記クランプ手段がさらに前記ハウシングに枢軸支持
された¥i数のクランプ部材を含むことにより前記外側
フレーム構造の内側と係合するようにしたことを特徴と
する特許請求の範囲第6項記載の機械。 GD  前記クランプ部材が前記外側リング構造に対す
るクランプ位置となるように弾力付勢されているととも
に、前記コレット動作シャフトの運動に応答して前記外
側リング構造に関するクランプ位置から分離するように
回動するものであることを特徴とする特許請求の範囲第
■項記載の機械。 (32)  内側コイル端部保持手段を有する内側フレ
ーム構造及び前記内側フレーム構造と同軸関係において
分離配置された外側コイル端部保持手段を有する外側フ
レーム構造を含むプレフォーム枠を有する回転機用プレ
フォームであって、前記プレフォームが前記フレーム軸
のまわりにのびる複数のコイルを有し、これらのコイル
は前記外側コイル端部保持手段に保持された外fill
コイル端部及び前記内側コイル端部保持手段に保持され
た内側コイル端部を有するものを製造するために所定の
軸心のまわりに回転可能なワイヤガイドフライヤを用い
る方法において、前記内側及び外側フレーム構造を前記
フライヤ回転軸から隔たってこれと平行した軸の周りに
おいて所定の角度位置において同軸的に保持する段階と
、 前記フライヤを回転させるとともに、前記フライヤの回
転中において前記フライヤから排出されるワイヤを前記
内側コイル端部保持手段及び前記外側コイル端部保持手
段の双方と係合するように案内し、かつ前記プレフォー
ム枠の他の部分を前記ワイヤと係合しないように遮蔽す
ることにより前記内mす及び外側フレーム構造間にのび
るコイル側部を有するワイヤコイルを前記プレフォーム
枠上に巻装する段階、及び、前記プレフォーム枠を回転
させて異なった位置関係において付加的なワイヤコイル
を巻装する段階 を含むことを特徴とする回転電機機械用プレフォームを
製造するための方法。 (33)  コイル巻装中において前記内側及び外側フ
レーム構造を実質上同一面内に維持することを特徴とす
る特許請求の範囲第(32)項記載の方法。 (34)内fillコイル端部保持手段を有する内側リ
ング構造と、前記内側リング構造と同軸配置された外側
コイル端部保持手段を有する外側リング構造と前記内側
リング構造の開口内においてこれと同軸に配置された複
数のなかごを有する整流子、並びに前記フレーム構造の
軸周において環状にのびる複数のコイルであって、各1
/前記外側コイル端部保持手段に保持された外側コイル
端部と前記内側コイル端部保持手段に保持された内側コ
イル端部及び前記整流子なかごに接続されたワイヤ端部
を有するものを含むプレフォーム枠を備えた電機子プレ
フォームを製造するために所定の軸心のまわりに回転可
能なワイヤガイドフライヤを用いる方法であって、前記
内側及び外mlフレーム構造を前記フライヤ回転軸から
隔たってこれを平行した軸周において所定の角度位置に
おいて同軸的に保持する段階と、 前記フライヤを回転させるとともに、前記フライヤの回
転中において前記フライヤから排出されるワイヤを前記
内側コイル端部保持手段及び前記外側コイル端部保持手
段の双方と係合するように案内し、かつ前記プレフォー
ム枠の他の部分を前記ワイヤと係合しないように遮蔽す
ることにより前記内側及び外側リング構造間にのびるコ
イル側部を有するワイヤコイルを前記プレフォーム枠上
に巻装する段階と、 前記プレフォーム枠を回転させて異なった位置関係にお
いて付加的なワイヤコイルを巻装する段階と、 各コイルの巻装後に前記ワイヤの遮蔽を行う段階で用い
る遮蔽手段の少くとも一部を移動させて少くとも1つの
整流子なかごを露出させることにより前記フライヤから
排出されたワイヤを前記整流子なかごの1つに接続する
段階、及び、 前記フライヤ及び前記クランプ手段の一連の回転運動に
より前記整流子なかごの1つにワイヤを接続する段階 を含むことを特徴とする電機子プレフォームの製造方法
。 (35)  コイル巻装中において前記内側及び外側リ
ング構造を実質上同一面内に維持することを特徴とする
特許請求の範囲第(34)項記載の方法。 (36)前記ワイヤを前記整流子なかごの各々に巻き付
けて接続することを特徴とする特許請求の範囲第(34
)項記載の方法。

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自己支持形状を有する実質上中心軸に関して対称
    的に形成された外側フレーム構造と、前記外側フレーム
    構造内において実質上同一面上に配置され、前記中心軸
    に関して実質上対称的に形成された自己支持形状を有す
    る内側フレーム構造と、前記内外フレーム構造上に巻装
    された複数のワイヤコイルであって、各コイルが前記内
    外フレーム構造間にわたるコイル側部と前記内外フレー
    ム構造に実質的に沿ってのびるコイル端部とを有するも
    の、並びに前記内外フレーム構造及び前記コイルを包囲
    する樹脂被覆体を含むプレフォームを備えた平巻コイル
    回転機。
  2. (2)前記内側及び外側フレーム構造がそれぞれ内側及
    び外側リング構造を含むものであり、前記回転電気機械
    がさらに前記内側リング構造の開口内において整流子を
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    回転機。
  3. (3)前記内側及び外側リング構造が各々前記コイルを
    巻き付けるためのラグを有するものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第(2)項記載の回転機。
  4. (4)前記外側リング構造が前記コイルの外側コイル端
    部に係合される環状フランジを有することにより、前記
    外側コイル端部が前記内外リング構造間の領域に入るこ
    とを阻止するようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第(3)項記載の回転機。
  5. (5)前記外側リング構造における前記ラグが、前記リ
    ング構造の軸に関する前記外側リング構造の外側に突出
    したものであることを特徴とする特許請求の範囲第(3
    )項記載の回転機。
  6. (6)前記内側リング構造における前記ラグが実質上前
    記軸に対向する表面部を有し、前記コイルが前記外側リ
    ング構造における一対の前記ラグ及び前記内側リング構
    造における一対の前記ラグの前記表面部の周囲に巻かれ
    たワイヤターンから形成されたものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第(5)項記載の回転機。
  7. (7)前記外側コイル端部が前記外側リング構造の外縁
    においてそこから突出し、かつ互いに隔たった各一対の
    前記ラグ上に掛け渡して形成されたことを特徴とする特
    許請求の範囲第(6)項記載の回転機。
  8. (8)前記内側リング構造における前記ラグが、前記内
    側リング構造のワイヤ受溝の隣接面とともに形成された
    フック型をなすものであり、前記内側コイル端部が前記
    受溝内に実質的に位置するものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第(6)項記載の回転機。
  9. (9)前記外側コイル端部が前記外側リングの外縁にお
    いてそこから突出し、かつ互いに隔たった各一対の前記
    ラグ上に掛け渡して形成されたものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第(8)項記載の回転機。
  10. (10)前記各リング構造がほぼ環状の薄壁型部材から
    なることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の
    回転機。
  11. (11)前記各リング構造が実質上同一面内に正面を有
    し、前記コイル側部が前記リング構造の正面上及びその
    間に配置されたものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第(10)項記載の回転機。
  12. (12)前記内側コイル端部が前記内側リング構造の正
    面に沿ってのびることを特徴とする特許請求の範囲第(
    11)項記載の回転機。
  13. (13)前記外側コイル端部が前記外側リング構造の外
    周及び背面に沿ってのびることを特徴とする特許請求の
    範囲第(12)項記載の回転機。
  14. (14)前記外側リング構造が前記コイルの外側コイル
    端部と係合する後方に突出した環状フランジを有するこ
    とにより前記外側コイル端部が前記リング構造間の領域
    に進入しないようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第(13)項記載の回転機。
  15. (15)前記コイルが前記外側リング及び内側リングを
    互いに引き寄せる力を生ずるように緊張して巻装された
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(14)項記載の回
    転機。
  16. (16)実質上直径方向に対向配置されたコイルが前記
    内側リング及び外側リングを一括して互いに逆方向に引
    き寄せるものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    (15)項記載の回転機。
  17. (17)前記コイルの各々が前記内側リング及び外側リ
    ングを互いに引き寄せる力を生ずるように緊張して巻装
    されたことを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載
    の回転機。
  18. (18)実質上直径方向に対向して配置された前記コイ
    ルが前記内側リング及び外側リングを一括して互いに逆
    方向に引き寄せる力を生ずるものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第(17)項記載の回転機。
  19. (19)自己支持形状を有し、かつ実質上中心軸に関し
    て対称的に形成された外側フレーム構造と、前記外側フ
    レーム構造内において実質上同一面内に配置され、かつ
    前記中心軸に関して対称的に形成された自己支持構造を
    有する内側フレーム構造及び前記内側及び外側フレーム
    構造上に巻装され、各々前記フレーム構造間にわたるコ
    イル側部と前記フレーム構造の各々に沿って実質的のび
    るコイル端部とを有する複数のコイルを備えたことを特
    徴とする平巻コイル回転機のプレフォーム。
  20. (20)前記内側及び外側フレーム構造が各々前記コイ
    ルを巻き付けるためのラグを有することを特徴とする特
    許請求の範囲第(19)項記載のプレフォーム。
  21. (21)内側フレーム構造及び外側フレーム構造を用意
    する工程と、 前記外側リング構造に近接、かつ係合する外側コイル端
    部と前記内側リング構造に近接、かつ係合する内側コイ
    ル端部及び前記内側及び外側リング構造間にわたるコイ
    ル側部を有するワイヤコイルを巻装する工程、及び、 全コイルの巻装が終了した後において、前記内側及び外
    側フレーム構造並びに前記コイルを樹脂材料の被覆体内
    に包囲する工程 を含むことを特徴とする平巻コイル型電機子の製造方法
  22. (22)前記内側及び外側フレーム構造がそれぞれ内側
    及び外側リング構造からなっており、前記方法がさらに
    、 前記内側リング構造の開口内に整流子セグメントを配置
    する工程、及び、 前記コイルのワイヤ端部を前記整流子セグメントに接続
    する工程、 を含むことを特徴とする特許請求の範囲第(21)項記
    載の方法。
  23. (23)内側コイル端部保持手段を有する内側フレーム
    構造及び外側コイル端部保持手段を有する外側フレーム
    構造を含み、前記各フレーム構造が互いに分離して同軸
    配置されたプレフォーム枠を有する回転機用プレフォー
    ムであって、前記プレフォームが前記軸のまわりにのび
    る複数のコイルを有し、前記コイルは前記外側コイル端
    部保持手段に保持された外側コイル端部及び前記内側コ
    イル端部保持手段に保持された内側コイル端部を有する
    ものを製造するための機械において、 前記内側フレーム構造及び前記外側フレーム構造を所定
    の実質的同一面内において所定の軸心に関して同軸、か
    つ所定の角度関係において保持するためのプレフォーム
    クランプ手段と、前記所定の軸心に関し前記クランプ手
    段を回転させるための手段と、 前記所定の軸心から隔たってこれと平行した巻線軸のま
    わりにおいて回転可能なワイヤガイドフライヤと、 前記フライヤを前記巻線軸のまわりに回転させるための
    手段と、 前記フライヤが回転するとき前記フライヤから排出され
    るワイヤを前記内側コイル端部保持手段及び前記外側コ
    イル端部保持手段の双方と係合するように案内するとと
    もに、前記プレフォーム枠の他の部分をそれが前記ワイ
    ヤと係合しないよう遮蔽してワイヤコイルを前記内外リ
    ング間にわたるコイル側部を有するように前記プレフォ
    ーム枠上に巻装するためのワイヤガイド手段、及び、 前記クランプ手段を前記所定の軸心のまわりに回転させ
    ることにより前記プレフォーム枠上の異なった位置にお
    いて付加的なワイヤコイルを巻装するための手段 を備えたことを特徴とする回転電機用プレフォームの製
    造機械。
  24. (24)前記クランプ手段と前記内側及び外側リング構
    造が前記フレーム間の前記所定の角度関係を維持するた
    めの相互整合面を有するようにしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第(23)項記載の機械。
  25. (25)前記クランプ手段がコレット及びコレット動作
    シャフトを有し、前記クランプ手段を回転させるための
    手段が前記コレット動作シャフトを回転させるための手
    段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第(23)項
    記載の機械。
  26. (26)前記コレットがコレットハウジング内において
    前記内側フレーム構造に関し固定して配置され、前記ク
    ランプ手段がさらに前記ハウジングに枢軸支持された複
    数のクランプ部材を含み、これによって前記外側フレー
    ム構造の内側と係合してこれを拘束するようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第(25)項記載の機械方
    法。
  27. (27)内側コイル端部保持手段を有する内側リング構
    造と、外側コイル端部保持手段を有する外側リング構造
    であって前記内側リング構造と同軸上に配置されたもの
    と、前記内側リング構造の開口内において同軸的に配置
    された複数のなかごを有する整流子、並びに前記軸のま
    わりに環状配置された複数のコイルであって、各コイル
    が前記外側コイル端部保持手段に保持された外側コイル
    端部及び前記内側コイル端部保持手段に保持された内側
    コイル端部と前記整流子なかごに接続されたワイヤ端部
    を有するものを含むプレフォーム枠を有する電機子プレ
    フォームを製造するための機械であって、 前記内側及び外側リング構造を所定の軸心に関し同軸、
    かつ所定の角度関係においてさらに実質的同一面内にお
    いて保持するためのプレフォームクランプ手段と、 前記所定の軸心のまわりに前記クランプ手段を回転させ
    るための手段と、 前記所定の軸心から隔たってこれと平行した巻線軸のま
    わりにおいて回転可能なワイヤガイドフライヤと、 前記フライヤを前記巻線軸のまわりに回転させるための
    手段と、 前記フライヤが回転するとき前記フライヤから排出され
    るワイヤを前記内側コイル端部保持手段及び前記外側コ
    イル端部保持手段の双方と係合するように案内し、かつ
    前記プレフォーム枠の他の部分及び前記整流子をそれら
    が前記ワイヤと係合しないよう遮蔽することにより前記
    内側及び外側リングに沿ってのびるコイル端部と前記内
    側リング及び外側リングとの間にのびるコイル側部とを
    有するワイヤコイルを前記プレフォーム枠上に巻装する
    ためのワイヤガイド及びシールド手段と、 前記クランプ手段を前記所定の軸心のまわりに回転させ
    ることにより前記プレフォーム枠上において異なった角
    度関係で付加的なワイヤコイルを巻装するための手段と
    を備え、 前記ワイヤガイド及びシールド手段が可動的整流子シー
    ルド手段と、前記可動的整流子シールド手段をコイル巻
    装作業間において移動させることにより前記コイルのワ
    イヤ端部が前記フライヤ及び前記クランプ手段の回転運
    動により前記整流子なかごに接続されるようにするため
    の手段とを含むものであることを特徴とする電機子プレ
    フォームの製造機械。
  28. (28)前記クランプ手段と前記内側及び外側リング構
    造が前記リング構造間の所定の角度関係を維持するため
    の相互整合面を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第(27)項記載の機械。
  29. (29)前記クランプ手段が前記整流子をクランプする
    ためのコレットとコレット動作シャフトを有し、前記ク
    ランプ手段を回転させるための手段が前記コレット動作
    シャフトを回転させるための手段を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第(27)項記載の機械。
  30. (30)前記コレットがコレットハウジング内に位置し
    、前記クランプ手段がさらに前記ハウジングに枢軸支持
    された複数のクランプ部材を含むことにより前記外側フ
    レーム構造の内側と係合するようにしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第(29)項記載の機械。
  31. (31)前記クランプ部材が前記外側リング構造に対す
    るクランプ位置となるように弾力付勢されているととも
    に、前記コレット動作シャフトの運動に応答して前記外
    側リング構造に関するクランプ位置から分離するように
    回動するものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    (30)項記載の機械。
  32. (32)内側コイル端部保持手段を有する内側フレーム
    構造及び前記内側フレーム構造と同軸関係において分離
    配置された外側コイル端部保持手段を有する外側フレー
    ム構造を含むプレフォーム枠を有する回転機用プレフォ
    ームであって、前記プレフォームが前記フレーム軸のま
    わりにのびる複数のコイルを有し、これらのコイルは前
    記外側コイル端部保持手段に保持された外側コイル端部
    及び前記内側コイル端部保持手段に保持された内側コイ
    ル端部を有するものを製造するために所定の軸心のまわ
    りに回転可能なワイヤガイドフライヤを用いる方法にお
    いて、前記内側及び外側フレーム構造を前記フライヤ回
    転軸から隔たってこれと平行した軸の周りにおいて所定
    の角度関係で同軸的に保持する段階と、 前記フライヤを回転させるとともに、前記フライヤの回
    転中において前記フライヤから排出されるワイヤを前記
    内側コイル端部保持手段及び前記外側コイル端部保持手
    段の双方と係合するように案内し、かつ前記プレフォー
    ム枠の他の部分を前記ワイヤと係合しないように遮蔽す
    ることにより前記内側及び外側リング間にのびるコイル
    側部を有するワイヤコイルを前記プレフォーム枠上に巻
    装する段階、及び、 前記プレフォーム枠を回転させて異なった位置関係にお
    いて付加的なワイヤコイルを巻装する段階 を含むことを特徴とする回転電機機械用プレフォームを
    製造するための方法。
  33. (33)コイル巻装中において前記内側及び外側フレー
    ム構造を実質上同一面内に維持することを特徴とする特
    許請求の範囲第(32)項記載の方法。
  34. (34)内側コイル端部保持手段を有する内側リング構
    造と、前記内側リング構造と同軸配置された外側コイル
    端部保持手段を有する外側リング構造と前記内側リング
    構造の開口内においてこれと同軸に配置された複数のな
    かごを有する整流子、並びに前記フレーム構造の軸周に
    おいて環状にのびる複数のコイルであって、各々前記外
    側コイル端部保持手段に保持された外側コイル端部と前
    記内側コイル端部保持手段に保持された内側コイル端部
    及び前記整流子なかごに接続されたワイヤ端部を有する
    ものを含むプレフォーム枠を備えた電機子プレフォーム
    を製造するために所定の軸心のまわりに回転可能なワイ
    ヤガイドフライヤを用いる方法であって、 前記内側及び外側フレーム構造を前記フライヤ回転軸か
    ら隔たってこれと平行した軸周において所定の角度関係
    で同軸的に保持する段階と、前記フライヤを回転させる
    とともに、前記フライヤの回転中において前記フライヤ
    から排出されるワイヤを前記内側コイル端部保持手段及
    び前記外側コイル端部保持手段の双方と係合するように
    案内し、かつ前記プレフォーム枠の他の部分を前記ワイ
    ヤと係合しないように遮蔽することにより前記内側及び
    外側リング間にのびるコイル側部を有するワイヤコイル
    を前記プレフォーム枠上に巻装する段階と、 前記プレフォーム枠を回転させて異なった位置関係にお
    いて付加的なワイヤコイルを巻装する段階と、 各コイルの巻装後に前記ワイヤの遮蔽を行う段階で用い
    る遮蔽手段の少くとも一部を移動させて少くとも1つの
    整流子なかごを露出させることにより前記フライヤから
    排出されたワイヤを前記整流子なかごの1つに接続する
    段階、及び、 前記フライヤ及び前記クランプ手段の一連の回転運動に
    より前記整流子なかごの1つにワイヤを接続する段階 を含むことを特徴とする電機子プレフォームの製造方法
  35. (35)コイル巻装中において前記内側及び外側リング
    構造を実質上同一面内に維持することを特徴とする特許
    請求の範囲第(34)項記載の方法。
  36. (36)前記ワイヤを前記整流子なかごの各々に巻き付
    けて接続することを特徴とする特許請求の範囲第(34
    )項記載の方法。
JP20416785A 1984-09-13 1985-09-13 平巻コイル回転機並びにその製造方法及び装置 Pending JPS61112550A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934082A (ja) * 1972-07-31 1974-03-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934082A (ja) * 1972-07-31 1974-03-29

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