JPS61111327A - 変性熱可塑性コポリエーテルイミドエステルエラストマー - Google Patents

変性熱可塑性コポリエーテルイミドエステルエラストマー

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JPS61111327A
JPS61111327A JP60237813A JP23781385A JPS61111327A JP S61111327 A JPS61111327 A JP S61111327A JP 60237813 A JP60237813 A JP 60237813A JP 23781385 A JP23781385 A JP 23781385A JP S61111327 A JPS61111327 A JP S61111327A
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composition
acid
group
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composition according
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JP60237813A
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ラツセル・ジエイムス・マクレデイ
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/10Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
    • C08G73/16Polyester-imides

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の     景 本発明は、未変性の組成物と較べて高い融点、すぐれた
結晶化速度、大きな可撓性およびすぐれた耐溶剤性を有
する新規な熱可塑性コポリエーテルイミドエステルエラ
ストマーに関する。
ポリエーテルエステルイミド類はよく知られており、多
数の刊行物や特許、例えば「ヨーロピアン・ポリマー・
ジャーナル」第16巻、第909−916頁(1979
年10月12日)のホルらの論文[種々の反応性オリゴ
マーおよびポリ(エステル−イミド−エーテル)の合成
と研究」()lonore at al、 ”3ynt
hesis and  3tudy ofVariou
s  Reactive Qligogiers an
d of pony(eSter−ilide−6th
er  )S  ”  、E uropean  P 
olyn+er  Journal、 Vol、 16
.1)9.906−916゜0ctober12.19
79 ) 、ならびにクルイバー(K Iuiber)
らの米国特許第3.274,159号、ウオルフエΦジ
ュニア(Wolfe  Jr、)の米国特許第4.37
1.692号および第4,371.693号に記載され
ている。そのほかに発明者による本願の第1国出願と同
日付出願である「熱可塑性ポリエーテルイミドエステル
エラストマー」と題する米国出願に、高い融点、すぐれ
た可撓性および/またはすぐれた応力歪特性を含む広い
範囲のすぐれた物理的特性を有する、新しい1群のポリ
エーテルイミドエステルが記載されている。
上記ポリエーテルイミドエステルエラストマーはすぐれ
た物理的特性を有するが、共重合体中に多量の各種高分
子量ポリエーテルが存在する結果として、熱および酸化
による劣化を受けやすく、また溶剤に侵食されやすい。
しかし、高分子量ポリエーテルの存在は、このようなエ
ラストマー状組成物が物理的特性、特に低い曲げ弾性率
を発揮するためには必須である。
の  開  示 本発明の目的は、他の物理的特性を損なうことなく、熱
および酸化安定性を改良したコポリエーテルイミドエス
テルを提供することにある。
本発明の他の目的は、ポリエーテルイミドエステルのす
ぐれた可撓性を犠牲にすることなく、耐溶剤性を改良し
たコポリエーテルイミドエステルを提供することにある
本発明のさらに他の目的は、高い融点およびすぐれた結
晶化速度をすぐれた可撓性と合わせもつコポリエーテル
イミドエステルを提供することにある。
1     本発明者は、すぐれた熱および酸化安定性
、耐溶剤性および結晶化および可撓性特性を有する変性
コポリエーテルイミドエステルが、(a)1種以上のジ
オールと、(b)1種以上のジカルボン酸と、(c)(
i)1種以上のポリオキシアルキレンジイミド二酸と(
ii)1種以上のダイマー酸との組合せであって、ダイ
マー酸が(+)と(ii >の合計重量に基づいて約5
−約40重量%の量で存在する組合せとから、普通の方
法により製造できることを見出した。
本発明に包含される好適な組成物は、(a)1種以上の
Cz−Cps脂肪族および/または脂環式ジオールと、
(b)1種以上のC4−C+ 6脂肪族、脂環式および
/または芳香族ジカルボン酸またはそのエステル誘導体
と、(C)(i)1種以上のポリオキシアルキレンジイ
ミド二酸と(ii )ダイマー酸とよりなり、ダイマー
酸が(i)と(ii )の合計重量の約15−約30重
量%の温存在する組合せとから製造することができる。
本発明の実施にあたって用いる(1)ポリオキシアルキ
レンジイミド二酸および(ii >ダイマー酸の特  
  1定働は、一般に、得られるポリエーテルイミドエ
ステルの望ましい特性に依存する。一般に、ポリオキシ
アルキレンジイミドニ!i!(+)とダイマーW (i
i )の組合せ(C)対ジカルボン1ll(b)の重量
比は、約0.25−2.0、好ましくは約0゜4−約1
.4である。さらに、本組成物はより大きな安定性と低
温衝撃強さを得るために追加の安定剤を含有でき、好ま
しくは含有すべきである。
本発明の組成物の製造に用いるのに適当なジオール(a
 )には、飽和および不飽和脂肪族および脂環式ジヒド
ロキシ化合物ならびに芳香族ジヒドロキシ化合物がある
。これらのジオールは低分子量のもの、即ち分子量約2
50以下のものが好ましい。ここで使用する用語「ジオ
ール」および低分子量ジオール」はその等価なエステル
形成性誘導体を包含すると解すべきであるが、分子量条
件はジオールだけに関与し、その誘導体には及ばない。
エステル形成性誘導体の例には、ジオールの酢酸エステ
ルが挙げられ、また例えば、エチレングリコールに対す
るエチレンオキシドやエチレンカーボネートも挙げられ
る。
飽和および不飽和脂肪族および脂環式ジオールとしでは
約2−15個の炭素原子を有するものが好ましい。これ
らのジオールの例には、エチレングリコール、プロパン
ジオール、ブタンジオール、ベンタンジオール、2−メ
チルプロパンジオール、2.2−ジメチルプロパンジオ
ール、ヘキサンジオール、デカンジオール、1.2−1
1,3−および1,4−ジヒドロキシシクロヘキサン;
1゜2−11.3−および1.4−シクロヘキサンジメ
タツール;ブチンジオール:ヘキセンジオールなどが挙
げられる。特に好ましいのは1.4−ブタンジオールお
よび1,4−ブタンジオールとヘキサンジオールまたは
ブチンジオールとの混合物で、1,4−ブタンジオール
がもつとも好ましい。
本発明の実施にあたって用いるのに適当な芳香族ジオー
ルは通常6−約15個の炭素原子を有するものである。
芳香族ジヒドロキシ化合物のなかには、レゾルシノール
、ヒドロキノン、1.5−ジヒドロキシナフタレン、4
.41−ジヒドロキシジフェニル、ビス(p−ヒドロキ
シフェニル)メタンおよびビス(p−ヒドロキシフェニ
ル)2゜2−プロパンが含まれる。
特に適当なジオールは飽和脂肪族ジオール、その混合物
、飽和ジオール(1種以上)と不飽和ジオール(1種以
上)との混合物であり、但し各ジオールは2−約8個の
炭素原子を含む。2種以上のジオールを用いる場合、全
ジオール含量に基づいて約60モル%以上、特に約80
モル%以上が同一ジオールであるのが好ましい。前述し
たように、1,4−ブタンジオールが主成分として存在
する組成物が好ましく、1,4−ブタンジオールが唯一
のジオールである組成物がもつとも好ましい。
本発明の実施にあたって適当なジカルボン酸(b)は、
脂肪族、脂環式および/または芳香族ジカルボン酸であ
る。これらの酸は低分子量のもの、即ち分子量約300
以下のものが好ましい。
ここで使用する用語「ジカルボン酸」は、ボリエ!  
2ケア。。□□ヶ。や。ッjJ :I−/Llおよいジ
オールとの反応において、ジカルボン酸と実質的に同様
に作用する2つの官能性カルボキシル基を有するジカル
ボン酸の等価物を包含する。これらの等価物には、エス
テルおよびエステル形成性誘導体、例えば酸ハライドお
よび無水物がある。上述した好ましい分子量は酸に関与
するだけで、その等価なエステルやエステル形成性誘導
体には及ばない。従って、分子量が300より大きいジ
カルボン酸のエステルや、分子量が300より太きいジ
カルボン酸の酸等価物も、その酸が分子量約300以下
であれば、包含される。そのほかに、ジカルボン酸は、
本0発明の重合体形成およびその重合体の使用を実質的
に妨害しない置換基1個以上またはその組合せを含有し
てもよい。
ここで用いる用語脂肪族ジカルボン酸は、それぞれが飽
和炭素原子に結合した2つのカルボキシル基を有するカ
ルボン酸を指す。カルボキシル基が結合した炭素原子が
飽和でかつ環内にあると、その酸は脂環式である。
ここで用いる用語芳香族ジカルボン酸は、それ    
゛ぞれが孤立または融合したベンゼン環系の炭素原子に
結合した2つのカルボキシル基を有するジカルボン酸で
ある。両方の官能性カルボキシル基が同じ芳香族環に結
合している必要はなく、2つ以上の環が存在する場合、
これらの環を二価の脂肪族または芳香族基または一〇−
や一8Oe−のような二価の基で結合することができる
本発明に使用できる代表的な脂肪族および脂環式酸は、
セバシン酸、1.2−シクロヘキサンジカルボン酸、1
.3−シクロヘキサンジカルボン酸、1.4−シクロヘ
キサンジカルボン酸、アジピン酸、グルタル酸、こはく
酸、修酸、アゼライン酸、ジエチルマロン酸、アリルマ
ロン酸、4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸、
2−エチルスペリン酸、テトラメチルこはく酸、シクロ
ペンタンジカルボン酸、デカヒドロ−1,5−ナフタレ
ンジカルボン酸、4.4’ −ビシクロヘキシルジカル
ボン レンジカルボン酸、4.4−メチレンビス(シクロヘキ
サンジルボン酸)および1.1−シクロブタンジカルボ
ン酸である。好適な脂肪族酸はシクロヘキサンジカルボ
ン酸類、セバシン酸、グルタル酸、アゼライン&FI3
よび7ジビン酸である。
本発明に使用できる代表的な芳香族ジカルボン酸には、
テレフタル酸、フタル酸およびイソフタル酸、ビー安息
香酸、2つのベンゼン核を有する置換ジカルボキシ化合
物、例えばビス(p−カルボキシフェニル)メタン、オ
キシビス(安息香酸)、エチレン−1.2−ビス−(p
−オキシ安息香酸)、1.5−ナフタレンジカルボン酸
、3,4−フランジカルボン酸、2.6−ナフタレンジ
カルボン酸、2,7〜ナフタレンジカルボン酸、フェナ
ントレンジカルボン酸、アントラセンジカルボン酸、4
.4′〜スルホニルジ安息香酸ならびにこれらのハOお
よびC+−CI2アルキル、アルコキシおよびアリール
環置換1!導体がある。芳香族ジカルボン酸も存在すれ
ば、p (β−ヒドロキシエトキシ)安息香酸のような
ヒトOキシ酸も使用できる。
本発明のポリエーテルイミドエステルの製造に好適なジ
カルボン酸は、芳香族ジカルボン酸、その混合物、IF
1以上のジカルボン酸と脂肪族およ、 び/または脂環
式ジカルボン酸との混合物であり、芳香族ジカルボン酸
が最適である。芳香族ジカルボン酸の中では、8−16
個の炭素原子を有するものが好ましく、特にベンゼンジ
カルボン酸類、即ちフタル酸、テレフタル酸およびイソ
フタル酸およびそのジメチル誘導体が好ましい。特に好
ましいのはジメチルテレフタレートである。
最後に、本発明の実施にあたってジカルボン酸の混合物
を用いる場合、ジカルボン酸成分(b)100モル%に
基づいて約60モル%以上、特に約80モル%以上を同
じジカルボン酸またはそのエステル誘導体とするのが好
ましい。前述したように、ジメチルテレフタレートが主
たるジカルボン酸である組成物、特にジメチルテレフタ
レートが唯一のジカルボン酸である組成物が好適である
本発明の実施にあたって使用する第3成分は、1’  
   (+ )ポリオキシアルキレンジイミド二酸と(
inダイマー酸との組合せ(C)であり、ダイマー酸の
量は(1)と(i)の合計重量に基づいて約5−約40
重量%、好ましくは約15−約30重量%である。
本発明で用いるのに適当なポリオキシアルキレンジイミ
ド二酸(1)は、平均分子量が約700より大きく、も
っとも好ましくは約900より大きい高分子量ジイミド
二酸である。これらを製造するには、2つの隣接カルボ
キシル基もしくは1つの無水基ともう1つのカルボキシ
ル基(これはエステル化可能でなければならず、好まし
くはイミド化不能である)とを含有する1種以上のトリ
カルボン酸化合物と、高分子量ポリオキシアルキレンジ
アミンとのイミド化反応を行えばよい。これらのポリオ
キシアルキレンジイミド二酸およびその製造方法は、本
願の第1国出願と同日出願の本発明者の米国特許出願「
高分子量ジイミド二酸およびトリカルボン酸無水物のジ
イミドジエステル」に、詳述されている。
一般に、ここで有用なポリオキジアルキレンジ    
)イミド二酸は、次式で特徴付けられる。
ここで各Rはそれぞれ独立に三価の有m基、好ましくは
三価のCz −C20脂肪族、芳香族または脂環式有機
基であり:各R′はそれぞれ独立に水素またはC+−O
s脂肪族および脂環式基およびCs−CI2芳香族基、
例えばベンジルよりなる群から選ばれる一価の有機基で
、もつとも好ましくは水素であり:そしてGは平均分子
量約60〇−約12000、好ましくは約900−約4
000および炭素対酸素比約1.8−約4.3を有する
長鎖エーテルグリコールから末端(またはできるだけ末
端の)ヒドロキシル基を除去した後に残る基である。
ポリオキシアルキレンジアミンを製造する源となる代表
的な長鎖エーテルグリコールには、ポリ(エチレンエー
テル)グリコール、ポリ(プロピレンエーテル)グリコ
ール、ポリ(テトラメチレンエーテル)グリコール、プ
ロピレンオキシド終端ポリ(エチレンエーテル)グリコ
ールを含めたエチレンオキシドとプロピレンオキシドと
のランダムまたはブロック共重合体、およびテトラヒド
ロフランと(得られるグリコール中の炭素対酸素のモル
比が約4.3を越えないような割合で使用する)少量の
第2の単量体、例えばメチルテトラヒドロフランとのラ
ンダムまたはブロック共重合体がある。特に好ましいポ
リ(アルキレンエーテル)グリコールは、ポリ(プロピ
レンエーテル)グリコール、それにポリ(プロピレンエ
ーテル)グリコールおよび/またはプロピレンオキシド
で末端封鎖したポリ(エチレンエーテル)グリコールで
ある。
一般に、本発明の範囲内で有用なポリオキシアルキレン
ジアミンは、平均分子量約600−約12000、好ま
しくは約900−約4000を有する。
トリカルボン酸成分は、追加の1つのカルボキシル基を
含有するカルボン酸無水物、または無水基の代りに2つ
のイミド形成性隣接カルボキシル基を含有する対応する
酸のほとんどとれでもよい。
これらの混合物も適当である。上記の追加のカルボキシ
ル基はエステル化可能でなければならず、好ましくは実
質的にイミド化不能である。
さらに、トリメリット酸無水物がトリカルボン酸成分と
して好ましいが、当業者であれば多数の適当なトリカル
ボン酸成分が想起できるであろう。
例えば、2,6.7−ナフタレントリカルボン酸無水物
、3.3’ 、4−ジフェニルトリカルボン酸無水物、
3.3’ 、4−ベンゾフェノントリカルボン酸無水物
、1,3.4−シクロペンタントリカルボン酸無水物、
2.2’ 、3−ジフェニルトリカルボン酸無水物、ジ
フェニルスルホン−3゜3’ 、4−トリカルボン酸無
水物、エチレントリカルボン酸無水物、1,2.5−ナ
フタレントリカルボン酸無水物、1.2.4−ブタント
リカル1   よ、□。1,7 x ニー )Itイツ
ア。、、、、アラ−。。
3’ 、4−トリカルボン酸無水物、3.4−ジカルボ
キシフェニル−3′−カルボキシフェニルエーテル無水
物、1,3.4−シクロヘキサントリカルボン酸無水物
などがある。これらのトリカルボン酸物質は次式で特徴
付けられる。
ここでRは三価の有機基、好ましくは三価の02−02
゜脂肪族、芳香族または脂環式有機基であり、R′は好
ましくは水素、またはC+ −C6脂肪族および/また
は脂環式基およびCs−CI2芳香族基、例えばベンジ
ルよりなる群から選ばれる一価の有機基で、特に好まし
くは水素である。
広義には、これらのポリオキシアルキレンジイミド二酸
は、既知のイミド化反応により、例えば溶融合成または
溶剤系での合成により製造することができる。このよう
な反応は、水を排除しながらあるいは溶剤系では溶剤ま
たは共沸(溶剤)混合物の還流温度で100℃−300
℃、好ましくは約150℃−約250℃の温度で行われ
る。
本発明のコポリエーテルイミドエステルの製造に有用な
ダイマーM (ii )は、炭素原子数18の不飽和脂
肪酸の三量化により製造する。製造原料となる脂肪酸の
例としては、オレイン酸、リノール酸およびリルン酸が
ある。ダイマー酸の製造および構造は、ジャーナル・オ
プ・ジ・アメリカン・オイル・ケミスツ・ソサエティJ
ournal ofむhe  An+erican  
Qil    Chemists  3ociety、
   39゜534−5.45 (1962) 、ジャ
ーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ
J 0tlrnat of the ARleriCa
n QheliCal 5ociety、 65 。
84(1944)、および米国特許第2,347゜56
2号に記載されている。ダイマー酸は非水素化または水
素化形態で用いるのが適当であり、酸官能性誘導体も包
含する。
単量体および三量体の含量が異なる数グレードのダイマ
ー酸が商業的に入手できる。市販の適当なダイマー酸と
して、エメリー・インダストリーズ(E mery  
l ndustries )から商品名エンポル(EM
POL)1010 (水素化ダイマー酸)およびEMP
OL  1014にて入手できるものが挙げられる。E
MPOL  1010は97%のダイマー酸、3%のト
リマー酸を含有し、実質的に一塩MMを含有せず、不飽
和度が極めて低いとされており、一方EMPOL  1
014は95%のダイマー酸、4%のトリマー酸および
1%の一塩基酸を含有するとされている。同じく入手で
きるものに、ザ・ヒュムコ・プロダクト・ディビジョン
・オブ・ライトコ・ケミカル・コーポレーション(th
e l−11−1u  products Divis
ion of Witco  Chen+1cal C
orporation)から商品名ヒスドレン(HYS
TRENE)にて販売されているダイマー酸があり、特
に95%のダイマー酸を含有し、ダイマ一対トリマーの
重量比36:1であるヒスドレン3695がある。この
ような単量体および三量体部分を実質的に含まない、特
に5重量%未満しか含まない品種が好ましく、また完全
に飽和もしくは実質的に飽和のものが好ましい。
所望に応じて、分子量蒸留または他の適当な手段により
、ダイマー酸成分から単量体および三量体部分を実質的
に除去することができる。一般に、ダイマー酸はコポリ
エーテルイミドエステル中に軟質またはゴム質セグメン
トとして存在し、従って分子量が比較的大きい(好まし
くは約500以上)ダイマー酸が好ましく、そうすれば
コポリエーテルイミドエステルが弾性に富み、しかも比
較的高い温度に達するまで変形しない。
本発明者は、コポリエーテルイミドエステルにダイマー
酸を導入することにより、未変性コポリエーテルイミド
エステルより高い溶融温度、速い結晶速度および高い可
撓性を有する新しいコポリエーテルイミドエステルを製
造できることを見出した。さらに詳しくは、本発明者は
、同等レベルのポリオキシアルキレンジイミド二酸を導
入したコポリエーテルイミドエステルが可撓性および弾
、   ff S /j′21;°゛″′11″1,1
 tj (i 2″***ushいことを見出した。あ
るいはまた、はり同じ可撓性、弾性などを有する未変性
組成物は、重合体中に高レベルのポリエーテル成分が存
在する結果として、非常に酸化および熱に劣化しやすい
欠点をもち、また耐溶剤性に乏しい。従って、本発明を
実施すれば、すぐれた可撓性、結晶速度、耐溶剤性、熱
および酸化安定性を有する組成物を得ることができる。
一般に、本発明の効果は、ダイマー酸とポリオキシアル
キレンジイミド二酸の合計重量に基づいて約5−約40
重量%、好ましくは約15−約30重量%のダイマー酸
をコポリエーテルイミドエステルに導入することによっ
て、達成することができる。
上記成分の重量比は臨界的ではないが、ジオールを、ジ
カルボン酸(b)およびポリオキシアルキレンジイミド
二酸(1)とダイマー酸(ii )の組合せ(C)の合
計モル数に基づいて、等モル量以上、好ましくはモル過
剰量、特に好ましくは15011−/L、%″″″*a
gt、6Q−″5°゛、 ′:o、に、   ・1うな
モル過剰のジオールを用いれ・ば、エステル化/縮合中
のジオールの損失を補いながら、酸の量に基づく収率が
最適なものとなる。
さらに、重合体中にポリオキシアルキレンジイミド二酸
(1)とダイマー酸(ii )の組合せ(C)を導入す
る傷は、本発明の新しいポリエーテルイミドエステルを
形成するのに臨界的ではないが、ポリオキシアルキレン
ジイミド二酸−ダイマー酸組合せ(C)対ジカルボン酸
(b)の重量比を約0.25−約2、好ましくは約0.
4−約1.4とするのが好ましい。実際に用いる重量比
は、ダイマー酸の使用量、使用する特定のポリオキシア
ルキレンジイミド二酸、またより重要には、得られるポ
リエーテルイミドエステルに望まれる物理的および化学
的特性に依存する。一般に、ポリオキシアルキレンジイ
ミド二酸(1)とダイマー酸< ii )の組合せ(C
)対ジカルボン酸の比が低ければ低い程、重合体の強度
、結晶化および熱変形特性は良くなる。あるいはまた、
上記比が高ければ高い程、可撓性、引張残留歪および低
温衝撃特性は良くなる。
本発明の組成物は、好適実施例にあっては、ジメチルテ
レフタレート、所望に応じて40モル%以下の別のジカ
ルボン酸と混合したジメチルテレフタレート:1,4−
ブタンジオール、所望に応じて40モル%以下の別の飽
和または不飽和脂肪族および/または脂環式ジオールと
混合した1゜4−ブタンジオール:および(1)分子量
約600−約12000、好ましくは約900−約40
00のポリオキシアルキレンジアミンから製造したポリ
オキシアルキレンジイミド二酸および(ii )成分(
i)と(ii )の合計重量の約10−40重量96、
特に好ましくは約15−30重量%のダイマー酸の組合
せ、そして所望によりトリメリット酸無水物の反応生成
物を含む。もつとも好ましい実施態様では、ジオールが
100モル%1,4−ブタンジオールで、ジカルボン酸
が100モル%ジメチルテレフタレートである。
ここで説明した新しいポリエーテルイミドエステルは、
ポリエステルを製造する慣例のエステル化/縮合反応に
より製造することができる。使用できる方法の例には、
米国特許第3.023.192号、第3.763,10
9号、第3,651゜014号、第3.663.653
号および第3゜801.547号に記載された方法があ
る。その上、これらの組成物は、このような方法および
ランダム1合体、ブロック共重合体またはランダムおよ
びブロック単位の両方が存在するこれらの混成体を製造
する伯の公知の方法により製造することができる。
本発明のポリエーテルイミドエステルを製造する方法に
触媒を使用するのが普通であり、また好ましい。一般に
、既知のエステル交換および重縮合触媒のどれを用いて
もよい。2つの別個の触媒もしくは触媒系を、1つはエ
ステル交換用、1つは重縮合用に使用することができる
が、適当なら、エステル交換と重縮合両方用の1つの触
媒もしくは触媒系を用いるのが好ましい、2つの別個の
触媒を用いる例では、予備縮合反応の完了後に、既知の
触媒禁止剤またはクエンチャ、特に燐化合物、1   
 例えば燐酸、ホスフェン酸、ホスホン酸およびこれら
のアルキルまたはアリールエステルまたは塩によって、
エステル交換触媒を不活性にして、得られる重合体の熱
安定性を高めるのが好ましくかつ有利である。
適当な公知の触媒の例としては、亜鉛、マンガン、アン
チモン、コバルト、鉛、カルシウムおよびアルカリ金属
の酢M塩、カルボン酸塩、水酸化物、酸化物、アルコレ
ートまたは有機錯化合物が挙げられるが、これらの化合
物は反応混合物に可溶でなければならない。具体例には
、酢酸亜鉛、酢酸カルシウムおよびこれらと三酸化アン
チモンなどとの組合せがある。これらの触媒は他の有用
な触媒ともども、例えば米国特許第2,465゜319
号、第2.534,028号、第2,850.483号
、第2,892,815号、第2゜937.160号、
第2.998.412号、第3.047.539号、第
3.110.693号および第3.385,830号に
記載されている。
反応物質と反応が許すなら、無機および有機チタン含有
触媒を含めたチタン触媒を用いるのが好ましく、これら
の例が例えば米国特許第2,720.502号、第2.
727.881号、第2゜729.619号、第2.8
22.348号、第2.906,737号、第3,04
7,515号、第3.056.817号、第3.056
.818号および第3.075,952号に記載されて
いる。特に好ましいのは有機チタネート、例えばテトラ
ブチルチタネート、テトライソプロピルチタネートおよ
びテトラオクチルチタネート、ならびにアルカリまたは
アルカリ土類金属アルコキシドとチタン酸エステルから
誘導された錯体チタネートであり、中でも有機チタネー
トがもつとも好ましい。これらも単独で用いても、他の
触媒、例えば酢酸亜鉛、酢酸マンガンまたは三酸化アン
チモンおよび/または触媒クエンチャ(前述)と組合せ
て用いてもよい。
本発明の新しいポリエーテルイミドエステルは未変性1
合体と較べて安定性を含む多数の望ましい特性をもって
いるが、これらの組成物の熱、酸化、紫外光の照射など
に対する安定性を高めるのが好ましい。この安定化は、
%J 造中または重合に続く高温溶融状態にある間に組
成物に安定剤を導入することにより達成できる。ここで
有用な特定の安定剤は、ポリエーテルイミドエステルに
適当な当業界で知られた安定剤のいずれてもよい。
満足な安定剤は、フェノール類およびその誘導体、アミ
ン類およびその誘導体、ヒドロキシル基とアミン基両方
を含有する化合物、ヒドロキシアジン、オキシム、フェ
ノール系エステル重合体および金属が低い方の原子価状
態にある多原子価金属の塩である。
安定剤として有用な代表的なフェノール誘導体には、1
.3.5−トリス−(2−ヒドロキシエチル)−S−ト
リアジン−2,4,6−(IH。
38.5H) トリオンの3.5−ジー[−ブチル−4
−ヒドロキシヒドロ桂皮酸トリエステル、4゜4′−ビ
ス(2,6−ジーt−ブチルフェノール)、1,3.5
−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼンおよび4,
4′−ブチリデン−ビス(6−1−ブチル−m−クレゾ
ール)がある。
種々の無機金属塩または水酸化物ならびに有81鉗体、
例えばニッケルジブチルジチオカーボネート、サリチル
酸マンガン(I)および3−フェニル−サリチル酸銅を
使用できる。代表的なアミン安定剤には、N、N’−ビ
ス(β−ナフチル)−p−フェニレンジアミン、N、N
’−ビス(1−メチルヘプチル)−p−フェニレンジア
ミンおよびフェニル−β−ナフチルアミンまたはそのア
ルデヒド類との反応生成物がある。ヒンダード(立体障
害)フェノール類と、チオジプロピオン酸のエステル、
メルカプチドおよび亜リン酸エステルとの混合物が特に
有用である。更に、種々のU■吸収剤、例えば置換ベン
ゾフェノンおよび/またはベンゾトリアゾールと配合す
ることにより、紫外光に対する安定化を得ることができ
る。
必要に応じて、ポリオキシアルキレンジイミド二酸のモ
ル数に基づいて約20モル%以下、好ましくは約10モ
ル%以下のクーのトリカルボン酸戸     成分を反
応混合物に加えるのが望ましい。これより多坦のトリカ
ルボン酸成分を使用することもできるが、これには本重
合体の有利な特性のいくつかを減する不利益がある。適
当なトリカルボン酸成分は、ポリオキシアルキレンジイ
ミド二酸の製造に関して上で列挙したのと同じである。
追加のトリカルボン酸成分をポリオキシアルキレンジイ
ミド二酸の製造に用いたのと同じにするのが好ましいが
、このことは必要ではない。トリカルボン酸成分の添加
は、残留する未反応アミン基のすべてを捕らえて反応し
、その結果重合体自身の粘度上昇を助けるという追加の
利点がある。
さらに、これらのポリエステルの特性は、種々の慣用の
無機充填剤、例えばカーボンブラック、シリカゲル、ア
ルミナ、クレーおよび細断ガラス繊維を練込むことによ
り変えられる。これらの充填剤は50重量%以下、好ま
しくは約30重量%v下の量導入することができる。一
般に、これらの添加剤は、種々の伸びでの材料の弾性率
(モジ“52)84:°9s’1)Jlltr’1it
6°       ・、好適実施例の説明 以下に実施例を本発明の例示として示すが、本発明を限
定すると解すべきではない。
物理的特性は以下の通りの適当なASTM法で測定した
曲げ弾性率  ASTM  D  790引張伸び  
 ASTM  0 638ショアD硬さ ASTM  
D  2240概して、すべての組成物を次の通りに製
造した。
すべての反応物質を反応容器に入れ、180℃に加熱し
た。理論量のメタノールを除去した後、ポット温度を約
250℃に上げるとともに真空(1゜111111H(
i)とし、これを所、望粘度の重合体が得られるまで保
った。特記しない限り、すべての反応をテトラオクチル
チタネート触媒で促進した。
ジイミド二酸 A ポリオキシアルキレンジイミド二酸は、トリメリット酸
無水物をシェフアミン”D2000(J effami
ne” D 2000、テキサコ・ケミカル・カンパニ
ーTexaco Chemical Company製
)、即ち平均分子ff12000のポリプロピレンエー
テルジアミンでイミド化することによって製造した。
第2のポリオキシアルキレンジイミド二酸は、トリメリ
ット酸無水物をシェフアミンED−900(Jefr;
11ne  ED−900,テキサコ・ケミカル・カン
パニー製)、即ち平均分子11900の主としてポリエ
チレンオキシド主鎖のコポリ(エチレンオキシド−プロ
ピレンオキシド)ジアミンでイミド化することによって
製造した。
実施例El−E4、比較例CE1−GE6本発明の変性
コポリエーテルイミドエステルおよび未変性コポリエー
テルイミドエステルの代表的なものの一連の組成物を製
造した。これらの組成物の効果を実証するほかに、これ
らの実施例は、ダイマー酸の量を変え、ポリオキシアル
キレンジイミド二酸(1)およびダイマー酸(ii )
対ジカルボン酸(b )の重量化を変え、また異なるポ
リオキシアルキレンジイミド二酸を用いた例を示すこと
で、本発明の広い適用範囲を実際に示す。各実施例およ
び比較例の特定組成およびその物理的特性を第1表に示
す。特記しない限り、すべての成分を重量部で示す。
第1表 EI  CEl  E2  CF2  E31.4−ブ
タンジオール     30   32    32 
  36    312メチルテレフタレート    
36   40    38   46    37=
ストレン3695ダイマー酸   7        
10.5−52イミドニHA            
                  272イミド二
酸B         27   28    20 
  18    −2定剤a            
     3        3   −・リメリット
酸無水物b          3,2       
3.2   −与件 輩点、’C1911941932082010げ弾性率
、I)Si X103    19.2   25  
      52   16,9.1張伸び     
      619  −             
334/ヨアD硬さ                
              488−一− a:フェノール誘導安定剤、数字はジイミド二酸の量に
基づく重量%bコジイミド二酸のモル数に基づくモル%
CE3   E4   CF2   CF2   CE
67.2       7,3   7,4   3.
3第1表のデータから明らかなように、本発明の組成物
は、同じかはイ同じポリオキシアルキレンジイミド二酸
の導入レベルで可撓性が向上している。例えば、実施例
E1、E3およびE4を比較例CEI、CF3およびC
F2とそれぞれ比較すると、本発明の組成物の可撓性が
すぐれていることがわかる。
あるいは、未変性組成物の可撓性を本発明の変性ポリエ
ーテルイミドエステル組成物と大体同じにするには、ポ
リオキシアルキレンジイミド二酸成分の量を約20%増
量しなければならない。ポリエーテル成分が熱分解、酸
化分解および溶剤の侵食を受けやすいので、本発明の組
成物は、ポリエーテルの母が少ないおかげで、未変性組
成物と較べて熱安定性、酸化安定性が高く、耐溶剤性が
向上して?・)る。
上述した教示内容に鑑みて、本発明の他の変更例や改変
例が可能であること明らかである。従って、上述した本
発明の特定の実施態様に種々の変更を加えることができ
、これらも本発明の範囲内に含まれると理解すべきであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)1種以上の低分子量ジオールと、(b)1種
    以上のジカルボン酸と、 (c)(i)1種以上のポリオキシアルキレンジイミド
    二酸と(ii)1種以上のダイマー酸との組合せであつ
    て、ダイマー酸の量が(i)と(ii)の合計重量の約
    5−約40重量%である組合せとの反応生成物を含むポ
    リエーテルイミドエステル組成物。 2、ダイマー酸の量が(i)と(ii)の合計重量の約
    15−約30重量%である特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。 3、ダイマー酸が二量化不飽和脂肪酸、その水素化誘導
    体およびこれらいずれかの酸官能性誘導体よりなる群か
    ら選ばれる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 4、ダイマー酸が水素化されている特許請求の範囲第3
    項記載の組成物。 5、ダイマー酸が約95重量%以上水素化ダイマー酸で
    ある特許請求の範囲第1項記載の組成物。 6、ジオール成分(a)がC_2−C_1_5脂肪族ま
    たは脂環式ジオールまたはその混合物である特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。 7、ジオール成分(a)が約60−100モル%1,4
    −ブタンジオールである特許請求の範囲第6項記載の組
    成物。 8、ジオール成分(a)が約80−100モル%1,4
    −ブタンジオールである特許請求の範囲第6項記載の組
    成物。 9、ジオールが1,4−ブタンジオールである特許請求
    の範囲第6項記載の組成物。 10、ジカルボン酸成分(b)がC_2−C_1_6脂
    肪族および/または脂環式ジカルボン酸またはC_6−
    C_1_6芳香族ジカルボン酸またはこれらのエステル
    等価物およびこれらの混合物よりなる群から選ばれる特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。 11、ジカルボン酸成分(b)が約60−100モル%
    ジメチルテレフタレートである特許請求の範囲第10項
    記載の組成物。 12、ジカルボン酸成分(b)が約80−100モル%
    ジメチルテレフタレートである特許請求の範囲第10項
    記載の組成物。 13、ジカルボン酸成分(b)がジメチルテレフタレー
    トである特許請求の範囲第10項記載の組成物。 14、ポリオキシアルキレンジイミド二酸成分(C−i
    )が1種以上のポリオキシアルキレンジアミンと2つの
    隣接カルボキシル基もしくは1つの無水基およびもう1
    のカルボキシル基を含有する1種以上のトリカルボン酸
    化合物とから誘導され、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる特許請求の範囲第1項記載の組成物。(式
    中の各Rはそれぞれ独立に三価の C_2−C_2_0脂肪族および脂環式有機基および三
    価のC_6−C_2_0芳香族有機基よりなる群から選
    ばれ、各R′はそれぞれ独立に水素、一価のC_1−C
    _6脂肪族および脂環式有機基および一価のC_6−C
    _1_2芳香族有機基よりなる群から選ばれ、Gは平均
    分子量約600−12000を有する長鎖エーテルグリ
    コールからヒドロキシル基を除去した後に残る基である
    。) 15、ポリオキシアルキレンジイミド二酸が上式におい
    て各Rが三価のC_6芳香族炭化水素基であり、各R′
    が水素であり、Gが平均分子量約900−4000を有
    する長鎖エーテルグリコールからヒドロキシル基を除去
    した後に残る基である特許請求の範囲第14項記載の組
    成物。 16、ポリオキシアルキレンジイミド二酸がトリメリッ
    ト酸無水物と、ポリプロピレンオキシドジアミンおよび
    主鎖中に主としてポリエチレンオキシドを有するコポリ
    (エチレンオキシド−プロピレンオキシド)ジアミンよ
    りなる群から選ばれるポリオキシアルキレンジアミンと
    から誘導された特許請求の範囲第1項記載の組成物。 17、ポリオキシアルキレンジイミド二酸 (C−i)対ジカルボン酸(b)の重量比が約0.25
    −約2である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 18、ポリオキシアルキレンジイミド二酸 (C−i)対ジカルボン酸(b)の重量比が約0.4−
    約1.4である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 19、少量までのトリカルボン酸成分が、更に1つのカ
    ルボキシル基を有するカルボン酸無水物および2つの隣
    接カルボキシル基を有するトリカルボン酸化合物よりな
    る群から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 20、トリカルボン酸成分が次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる特許請求の範囲第19項記載の組成物。 (式中のRは三価のC_2−C_2_0脂肪族および脂
    環式有機基および三価のC_6−C_2_0芳香族有機
    基よりなる群から選ばれ、R′は水素、一価のC_1−
    C_6脂肪族および脂環式有機基および一価のC_6−
    C_1_0芳香族有機基よりなる群から選ばれる。) 21、トリカルボン酸成分がトリメリット酸無水物であ
    る特許請求の範囲第19項記載の組成物。 22、トリカルボン酸成分がポリオキシアルキレンジイ
    ミド二酸のモル数に基づいて20モル%までの量で存在
    する特許請求の範囲第19項記載の組成物。 23、トリカルボン酸成分がポリオキシアルキレンジイ
    ミド二酸のモル数に基づいて10モル%までの量で存在
    する特許請求の範囲第19項記載の組成物。 24、さらに安定剤を含有する特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 25、安定剤が3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
    シヒドロ桂皮酸と1,3,5−トリス−(2−ヒドロキ
    シエチル)−3−トリアジン−2,4,6−(1H、3
    H、5H)トリオンとのトリエステルである特許請求の
    範囲第24項記載の組成物。 26、さらに安定剤として3,5−ジ−t−ブチル−4
    −ヒドロキシヒドロ桂皮酸と1,3,5−トリス−(2
    −ヒドロキシエチル)−3−トリアジン−2,4,6−
    (1H、3H、5H)トリオンとのトリエステルを含有
    する特許請求の範囲第19項記載の組成物。 27、(a)1,4−ブタンジオールと、(b)ジメチ
    ルテレフタレートと、(c)(i)トリメリット酸無水
    物および次式: H_2N−G−NH_2 (式中のGは分子量約600−約12000を有する長
    鎖エーテルグリコールからヒドロキシル基を除去した後
    に残る二価の基である)のポリオキシアルキレンジアミ
    ンから誘導されたポリオキシアルキレンジイミド二酸と
    (ii)ダイマー酸との組合せであつて、ダイマー酸の
    量が(i)と(ii)の合計重量の約5−約40重量%
    である組合せとの反応生成物を含むポリエーテルイミド
    エステル組成物。 28、ダイマー酸が(i)と(ii)の合計重量の約1
    5−約30重量%の量存在する特許請求の範囲第27項
    記載の組成物。 29、ダイマー酸が二量化不飽和脂肪酸の水素化誘導体
    である特許請求の範囲第27項記載の組成物。 30、長鎖エーテルグリコールが分子量約900−約4
    000を有する特許請求の範囲第27項記載の組成物。 31、長鎖エーテルグリコールがポリプロピレンエーテ
    ルグリコールおよび主としてポリエチレンエーテルの主
    鎖を有するコポリ(エチレンエーテル−プロピレンエー
    テル)グリコールよりなる群から選ばれる特許請求の範
    囲第27項記載の組成物。 32、トリメリット酸無水物が追加の反応物質として加
    えられた特許請求の範囲第27項記載の組成物。 33、さらに安定剤として3,5−ジ−t−ブチル−4
    −ヒドロキシヒドロ桂皮酸と1,3,5−トリス−(2
    −ヒドロキシエチル)−3−トリアジン−2,4,6−
    (1H、3H、5H)トリオンとのトリエステルを含有
    する特許請求の範囲第27項記載の組成物。
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