JPS61110338A - 磁気記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体およびその製造方法

Info

Publication number
JPS61110338A
JPS61110338A JP22986384A JP22986384A JPS61110338A JP S61110338 A JPS61110338 A JP S61110338A JP 22986384 A JP22986384 A JP 22986384A JP 22986384 A JP22986384 A JP 22986384A JP S61110338 A JPS61110338 A JP S61110338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic layer
recording medium
resin
magnetic recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22986384A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Aonuma
青沼 政治
Tsutomu Okita
務 沖田
Hiroshi Hashimoto
博司 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP22986384A priority Critical patent/JPS61110338A/ja
Publication of JPS61110338A publication Critical patent/JPS61110338A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオテープ、オーディオテープ、コンピュー
ターテープフロッピーデスク等の磁気記録媒体およびそ
の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
現在、一般に広く使用されている磁気記録媒体は、結合
剤として塩酢ビ系樹脂、塩ビー塩化ビニリゾy系樹脂、
セA/ロース樹脂、アセタール樹脂。
フレタン樹脂、アクリロニトリルブタジェン樹脂等の熱
可塑性樹脂を単独ある〜・は混合して用いる方法がある
が、この方法では、磁性層の耐摩耗性が劣り磁気テープ
の走行経路を汚してしまうとい5欠点を有していた。
またメラミン樹脂、尿素樹脂などの熱硬化性樹脂を用い
る方法あるいは上記熱可m性樹脂に化学反応による架橋
性の結合剤1例えばイソシアネート化合物、エポキシ化
合物などを添加する方法が知られている。しかし、架橋
性の結合剤を用いると、■磁性体を分散させた樹脂溶液
の貯蔵安定性が悪い。即ち、ポットライフが短かいとい
う欠点を有し磁性塗液物性の均一性、ひいては、磁気テ
ープの均質性が保てないという欠点及び■塗布乾燥袋に
塗膜の硬化のために熱処理工程が必要であり、製品化ま
でに長時間を喪するという大きな欠点を有していた。
これらの欠点を防止するため、アクリル酸エステル系の
オリゴマーとモノマーを結合剤として用い、乾燥後に電
子線照射によって硬化せしめる磁気材料の製造方法が特
公昭47−12423号、特開昭47−13639号、
特開昭47−15104号。
特開昭50−77433号、特開昭56−25231号
等の各公報に開示されている。しかしながら、上記特許
公報に開示された製造方法では高度な電磁変換特性と走
行耐久性を有する磁気記録媒体は得られなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
近年、磁気記録媒体に高画質化が要求され、この為には
磁性層表面とビデオヘッド及びオーディオヘッドとのよ
り密な接触が必要である。このため極度の表面平滑性が
磁気記録媒体に必要となってきた。しかしながら、磁性
層表面が平滑になればなるほど例えばビデオテープレコ
ーダー内の走行系での摩擦が太き(なり、走行テンショ
ンが高くなつ℃ますます苛酷な走行耐久性が要求される
。このため、従来の磁気記録媒体及び!!遣方法によっ
てはこれらの極度な平滑性と走行耐久性を両立させる磁
気記録媒体は得られなかった。
本発明者等は熱可盟性樹脂、熱硬化樹脂を用いる方法、
及び化学反応による架橋性の結合剤を添加する方法、更
′VC1子線架橋による硬化性結合剤を用いる方法、等
の従来技術の欠点を改良するため鋭意研究を重ねた結果
本発明に到達したものである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、第1に、電磁変換特性と走行耐久性の
ともに優れた磁気記録媒体を提供することにあり、第2
に力学的性質に優れた磁気記録媒体を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は(1)  非磁性支持体上に熱硬化性および/
または熱可m性樹脂を結合剤として含む第一磁性層と該
第−磁性層上に放射線照射によって架橋もしくは重合可
能な化合物を含む第二磁性層とから成る構成の磁気記録
媒体、および(2)非磁性支持体上に熱硬化性および/
または熱可盟性樹脂を含む第1磁性層、及び第一磁性層
上に放射線照射によって架橋もしくは重合可能な化合物
を含む第2磁性層を塗設したのち、該第2磁性層を放射
線照射を施こし、しかるのちカレンダー処理を行うこと
を特徴とする磁気記録媒体の大造方法である。
必要によりカレンダー処理後文に放射線照射、熱処理等
を行うこともできる。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明における非磁性支持体の素材としてはボIJ−E
?レンテレ7タレート、ポリエチレン−2゜6−す7タ
レート等のポリエステル類;ポリエチレン、ポリプロピ
レン等のポリオレフィン類:セルローストリアセテート
、セルロースダイアセテート、セルロースアセテートフ
チレート、セルロースアセテートグロビオネート等のセ
ルロール誘導体;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン
等のビニル系樹脂;ポリカーボネート、ポリイミド、ポ
リアミドイミド等のプラスチックの他に用途に応じエア
ルミニウム、銅、スズ、亜鉛またはこれらを含む非磁性
合金、不銹鋼などの非磁性金属類:R1,バライタまた
はポリエチレン、ボリグロビレン、エチレンーブテン共
重合体などの炭素a2〜10のα−ポリオンフィン類を
塗布またはラミネートした紙などの紙類も使用できる。
これらの非磁性支持体は使用目的に応じて透明あるいは
不透明であっても良い。
又、非磁性支持体の形態はフィルム、テープ、シート等
いずれでも良く、形態に応じて種々の材料が必要に応じ
て選択される。表面粗さは0.2μm以下とすることが
必要である。
これらの非磁性支持体の厚みは約2〜100μ風程度、
好ましくは3〜75μmである。
上記の支持体は、フィルム、テープ、シート。
薄型フレギシプルディスク等の場合は帯電防止。
転写防止、ワウ7ラツターの防止、磁気記録体の強度向
上、バック面の走行性改良等の目的で、磁性層を設けた
側の反対の面(バック面)がいわゆるバラフコ−) (
backcoat)されていてもよい。
このバック層は組成としては潤滑剤、研磨剤、帯電防止
層などの少なくとも1種の添加剤、および場合によって
はこれらを均一に分散させるために分散剤をバインダー
、塗布溶媒と混練5分散した塗布液を上記の支持体のバ
ック面上に塗布、乾燥して設けたものである。磁性層お
よびバック層は支持体上にどちらが先に設けられ℃も良
い。
通常使用される好ましい添加剤はカーボンブラック、グ
ラファイト、タルク、Cr2O3,α−Fe203  
(ペンガラン、シリコーンオイルなどであり、バインダ
ーは熱硬化性樹脂9反応を樹脂もしくは放射線照射によ
り架橋又は重合可能な化合物が好ましい。
バック層全固形分に対して無機化合物の添加剤の場合は
約30〜85 wt、%、好ましくは40〜8Q wt
、%、有機化合物の添加剤の場合は約0.1〜30 w
t、%、好ましくは0.2〜20 wt、%の混合比で
設けられる。又、乾燥厚味は約0.5〜50μmの範囲
で磁気記録体の全厚、用途、形状、目的等に応じて任意
に選択することができる。
本発明の第1磁性層に使用されるバインダーとしては従
来公知の熱可盟性樹脂、熱硬化性樹脂又は反応型樹脂や
これらの混合物が使用される、熱可塑性樹脂としては軟
化温度が150’C以下。
平均分子量が10,000〜200,000、嵐合度が
約200〜500程度のもので、例えば塩化ビニル酢酸
ビニル共重合体、塩化ビニル塩化ビニリデン共重合体、
塩化ビニルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エス
テルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステル塩
化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステルスチレン共
重合体、メタクリル酸エステルアクリロニトリル共重合
体、メタクリル酸エステル塩化ビニリデン共重合体、メ
タクリル酸エステルスチレン共重合体、ウレタンエラス
トマー、ナイロン−シリコン系樹脂、ニトロセルロース
−ポリアミド樹脂、ポリ弗化ビニル。
塩化ビニリゾZアクリロニトリル共重合体、ブタジェン
アクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニ
ルブチラール、セルロース誘導体(セルロースアセテー
トブチレート、セルロースダイアセテート、セルロース
トリアセテート、セルロースプロピオネート、ニトロセ
ルロース等)。
スチレンブタジェン共重合体。ポリエステル樹脂。
クロロビニルエーテルアクリル酸エステル共重合体、ア
ミノ樹脂、各&の合成ゴム系の熱可塑性樹脂及びこれら
の混合物等が使用される。
熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の状態では
200,000以下の分子量であり、塗布。
乾燥後に加熱することにより、縮合、付加等の反応によ
り分子量は無限大Qものとなる。又、これらの樹脂のな
かで、樹脂が熱分解するまでの間に軟化又は溶融しない
ものが好ましい。具体的には例えばフェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メラ
ミン樹脂、アルキッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系
反応樹脂、エポキシ−ポリアミド樹脂、ニトロセルロー
スメラミン樹脂、高分子量ポリエステル樹脂とイソシア
ネートプレポリマーの混合物、メタクリル酸塩共重合体
とジイソシアネートプレポリマーの混合物、ポリエステ
ルポリオールとポリイソシアネートの混合物、尿素ホル
ムアルデヒド樹脂、低分子量グリコール/高分子量ジオ
ール/トリフェニルメタントリイソシアネートの品金物
、ポリアミン樹脂及びこれらの混合物等である。
本発明の第1磁性層における強磁性粉末と上記バインダ
ーとの混合割合はi量比で強磁性粉末100重量部に対
してバインダー10〜400重量部、好ましくは15〜
50重量部の範囲で使用される。
本発明の第2磁性層に用いられる放射線により架橋又は
重合可能な化合物としては(メタ)アクリロイル基を有
する化合物が好ましく、具体的にはウレタンアクリレー
トオリゴマーとアクリレートモノマーヲブレンドして用
いるのが好ましい。
バインダーとして上記の2m以外にOH基もしくはC0
OH基含有塩ビ系樹脂あるいはニトロセルロースを更に
加えて用いるのが好ましい。
(1)OH基又はC02H基含有塩ビ系樹脂としては、
塩化ビニル−酢酸ビニル−アクリル酸共重合体、塩化ビ
ニループロピオン酸とニル−マレイン酸共重合体、塩化
ビニル−プロピオン酸ビニル−ブテン酸共重合体、塩化
ビニリデン−酢酸ビニル−マレイン酸共重合体などの共
重合体があり、OH基又はC02H基の数は共重合体l
i当r)5x10〜2×10 当量が好ましく、特に3
x10〜lXl0  当量が好ましい。この範囲を外れ
ると電磁変換特性が大巾に低下する一ニトロセルロース
としては二硝酸セルロースが好ましい。
(11)  ウレタン樹脂としては、ポリエーテル減。
ポリエステルをいずれのウレタン樹脂を用いてもよい。
数平均分子量の好ましい範囲はs、ooo〜100.0
00であ’)、4;fK好1t、<+ilO,000〜
so、oooである。この範囲を外れると磁性体の分散
性が悪化するのである。
ウレタンアクリレートオリゴマーとしては末端および/
又は側鎖にインシアネート基を持つウレタンプレポリマ
ーに(メタ)アクリロイル基を持つ化合物を反応させ℃
得られる数平均分子量500〜100,000.好まし
くは1,000〜30.000のものを使用することが
できる。
分子量が500未満の場合、得られた磁気記録媒体の磁
性層が硬くなりすぎ、折り曲げた時に割れが入ったり、
また放射線照射後ウレタンアクリレートオリゴマーの硬
化収縮により磁気記録媒体がカールするという問題が発
生しやすい。一方分子量が100,000を越えるとウ
レタンアクリレートオリゴマーの溶剤への溶屏性が不良
となりやすく、取扱いに不便となるのみでなく、磁性体
の分散性が悪化したり硬化に多大なエネルギーを必要と
するので好ましくない。
<17  アクリレートモノマーとしては放射線照射に
より架橋もしくは1合可能な化合物であって炭素−炭素
不飽和結合を分子中に1個以上有する化合物であり、ア
クリ、4/a!エステ、/I/類、アクリルアミド権、
メタクリル酸エステル類、メタクリルアミド類、アリル
化合物、ビニルエーテル類、ビニルエステル類、ビニル
異節環化合物、N−ビニル化合物、スチレン類、アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸類、イタコン酸類、オ
レフィン類。
オレフィン類などが例としてあげられる。これらの5ち
好ましいものとしてアクリロイル基またはメタクリロイ
ル基を2個以上含む下記の化合物があげられる。具体的
には、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチ
レングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコ
ールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアク
リレート。
ベンタエリスリトールテトファクリレート、などのアク
リレート類、ジエチレングリコールジメタクリレート、
トリエチレングリコールトリメタクリレート、テトラエ
チレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート、ペンタエリスリトールテト
ラメタクリレート、などのメタクリレート類あるいはそ
の他の2官能以上のポリオールとアクリル酸メタクリル
酸とのエステル類、などがある。
これらのモノマーは1糎でもよくまだ2種以上用いても
よい。
また所望ならば上記本発明の結合剤組成物K。
炭素−炭素不飽和結合を分子中に1個有し電子線による
重合が可能な化合物を加えてもよい。
前記(1)で示される化合物と前記(51で示される化
合物との組成比の好ましい範囲は20〜90!量部78
0〜io、tt部、特に好ましくは30〜80部770
〜20部である。(1)で示される化合物がこの比率以
下であったり(+i)で示される化合物がこの比率以下
であると耐久性が得られない。また、前記<i+で示さ
れる化合物の添加量は前記(1)及び(li)で示され
る化合物の総和100重量部に対して40〜200重量
部が好ましく、Wに50〜150!i部が好ましい。こ
の比率よりも多いと重合に必要な電子線量が大きくなっ
て好ましくないし、少ない場合には架橋が不充分で充分
な耐久性が得られない。
本発明に用いられる強磁性粉末としては、強磁性酸化鉄
微粉末、Co含有の強磁性酸化鉄微粉末、強磁性二酸化
クロム微粉末、強磁性金ぶ粉末、バリウム7エライトな
どが使用できる。強磁性酸化鉄、二酸化クロムの針状比
は、2/1〜20/1程度、好ましくは571以上平均
長は0.2〜2.0μm程度の範囲が有効である。強磁
性金属粉末は金属分が75wt%以上であり、金属分8
0wt%以上が強磁性金fft(即ち、Fe 、 Co
、 Ni 、 Fe−Co 、 Fe−Ni 、 Co
 −Ni 、 Fe−Co −Ni )で長径が1.0
μm以下の粒子である。思僅は150〜40OA好まし
くは200〜350Aである。強磁性粉末の比表面積は
BETで25 m”/ 9以上、好ましくは。
30〜60 m”7’ Iの範囲である。本発明の第−
磁性層及び第二磁性層に用いる強磁性粉末は同一種もし
くは前述の各種強磁性粉末を適宜組合わせて使用される
。第1磁性層の抗磁力と同等もしくはそれ以上の抗磁力
を第2磁性層に設けるのが好ましい。
第1磁性層の厚さは1μ以上好ましくは2μ以上であり
、第2磁性層の厚さは6μ以下、好ましくは2〜5μの
範囲であり、全磁性層厚は10μ以下であることが好ま
しい。
強磁性体の分散、磁性塗液の塗布に用いる有機溶剤とし
ては、アセトン、メチルエチルケトン。
メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のクトン
系;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル
、酢酸グリコールモノエチルエーテル等のエステル系;
エーテル、グリコールジメチルエーテル、クリコールモ
ノエチルエーテル、ジオキサン等のクリコールエーテル
系;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
;メチレンクロライド、エチレンクロライド、四基化炭
1クロロホルム、エチレンクロルヒドリン、ジクロルベ
ンゼン等の塩素化炭化水素等のものが選択して使用でき
る。
また、本発明の磁性塗液には、潤滑剤、研摩剤。
分散剤、帯電防止剤、防錆剤などの添加剤を加えてもよ
い。特に潤滑剤は、飽和及び不飽和の高級脂肪i!!!
、脂肪酸エステル、高級脂肪酸アミド、高級アルコール
、シリコーンオイル、鉱油1食物油。
フッソ系化合物などがあり、これらは塗布液g4製時に
添加してもよ(、また乾燥後あるいは平滑化処理後ある
いは電子線硬化後に有機溶剤に溶解しであるいはそのま
ま磁性層表面に塗布あるいは、噴霧してもよい。
放射線照射のための線源としてはβ線、r線等も使用で
きるが電子線加速器を用いた電子線が好ましい。
電子線加速器としてはスキャニング方式、ダブルスキャ
ニング方式あるいはカーテンビーム方式ブロードビーム
カーテン方式などが採用できる。
電子m*性としては、加速電圧が100〜1000kV
、好まL<+!150〜300 kVテア’)、 吸収
線量として0.1〜20メガランド、好ましくは0.5
〜10メガランドである。加速電圧が100kV以下の
場合は、エネルギーの透過量が不足し1000kV″t
t超えると重合に使われるエネルギー効率が低下し経済
的でない。トータルの吸収線量として、1.0メガラン
ド以下では硬化反応が不充分で磁性層強度が得られず、
20メガラッド以上になると、硬化に使用されるエネル
ギー効率が低下したり、被照射体が発熱し、特にプラス
ティック支持体が変形するので好ましくない。
カレンダー処理呼従来公知な方法により処理すればよい
。磁性層の硬化、架橋もしくは重合をより完全なものと
する為に更に熱処理あるいは放射線照射処理を行うとよ
い。
以下に本発明を実施例および比較例により更に具体的に
説明する。以下の冥施例および比較例において「部」は
すべて「Ni部」を示す。
冥施例1 上記組成分をボールミルに入れ、5時間混練したのち、
サンドグラインダーで更に1時間分散させトリインシア
ネート化合物(商品名1日本ポリウレタン社M「コロネ
ートL」を4部加え30分高速剪断分散して第1磁性層
用磁性塗料(A)とした。
く第2磁性層用磁性塗料の調整〉 レシチン              4部ステアリン
!第2            4部ブチルステアレー
ト          4部Ad203       
        4部カーボンブラック       
   10部メチルエチルケトン       100
0部上記成分上記−ルミルで50時間混練して第二磁性
層用磁性塗料CB)とした。
厚さ10μのポリエチレンテレフタレート支持体(Ra
:;0.01μ)上に上記磁性塗料(A)を乾燥膜厚が
3.5μになるように塗布し、コバルト磁石と電磁石を
併用して配向させたのち、溶剤を乾燥(100℃1分間
)させ第1磁性層を有する磁気テープを得た。次いで上
記磁気テープのgl磁性層上に乾燥膜厚が2.5μにな
るように磁性塗料の)を塗布しコバルト磁石と電磁石を
併用して配向させたのち溶剤を乾燥(100℃1分間)
させ、磁気テープを得た。この磁気テープを加速電圧1
65kVビーム電流4mAで7Mradの吸収線量にな
るように照射した。次いでプラスチックロールと金属ロ
ールの群からなる7段のカレンダーで平滑化処理(金属
ロール温度80℃)を行なった。このテープサンプルを
41とする。
実施例2 実施例−1において磁性塗料CB)の結合剤組成を以下
の如く変更した他は実施例−1と同様に処理して磁気テ
ープを得た。
このテープサンプルをム2とする。
実施例3 実施例1において磁性塗料(A)の磁性体をFe−Ni
系強磁性金属粉末(cF、 140 emv/I (測
定磁場10KOe)、Hc14800eBET比表面積
48m”/ & )に変更し磁性塗料(B)の磁性体を
Fe −N i系強磁性金属粉末(σ、130emv/
I、Hc15200eBET比表面積55 m”/I 
)に変更した他は実施例1と同様に処理して磁気テープ
を得た。
但し第1al性層の乾燥膜厚は2.5μ、第2磁性層の
乾燥膜厚は2μとした。
このテープサンプルを黒3とする。
実施例4 実施例3により得たテープを70℃で48時間熱処理を
行なった。このテープサンプルをノ鈑4とする。
実施例5 実施例3において電子線照射を加速砥圧165kV、ビ
ーム電流0.6mAで1Mvadの吸収線量で行なった
。その他は実施例3と同様に処理した。
その後文に10Mvadの吸収線量となるよう電子線を
照射した。このテープサンプルをA5とスル。
比較例1 実施例3の磁性塗料(A)を乾燥膜厚、4.5μとなる
よう塗布し、コバルト磁石と電磁石を併用して配向させ
たのち溶剤を乾燥(100℃1分間)させ磁気テープを
得た。この磁気テープをグラスチックロールと金属ロー
ルの群からなる7段のカレンダーで平滑化処理(金属ロ
ール温度80℃)を行なった。更にこのテープを70℃
で48時間熱処理を行なった。このテープサンプルをA
6とする。
比較例2 実施例3の磁性塗料CB)を乾燥塗膜4.5μとなるよ
う塗布しコバルト磁石と電磁石を併用して配向させたの
ち、溶剤を乾燥(100℃1分間)させ磁気テープを得
た。このテープを実施例1と同様に逗子線照射し次いで
カレンダー平滑化処理を行なった。但し吸収線量が10
 Mradとなるように電子線と照射した。このテープ
サンプルな厘7とする。
比較例3 比較例2において、電子線照射処理とカレンダー平滑化
処理を逆に行なった他は比較例2と同様にしてテープを
得た。このテープサンプルな洗8とする。
実施例1〜5、比較例1〜3サンプルはビデオテープレ
コーダーで走行させた時の動摩擦係数(μm)”、 ス
fル耐久時Mr2、k’ 7’ オS/’N ” 3゜
走行耐久性 及び磁性層密着強度 を評価した。
各評価法は下記に示し、結果を表−11c示す。
脣1 μ値二VHSビデオテープレコーダー〔松下電器
産業株式会社製、マクロード88(NV−8200ff
i))を用いて、回転シリンダーの送り出し側のテープ
テン7ヨンヲT、% 巻き取り側のテープテン7ヨンを
T2トしタトき、次式により摩擦係数(μ)を定義し、
このμにより走行テンジョンの評価を行なった。
T2 /T1 x e x p (pπ)(測定は40
℃、65%RH) 骨2 スチル耐久時間:VHSビデオテープレコーダー
(松下亀器産業株式会社a、 NV8200型)を用い
てビデオテープ(各サンプル)に一定のビデオ信号を記
録し、再生した静止画像が鮮明さを失なうまでの時間を
示す(上記の実検は40℃、80%RH下にて行なった
骨3ビデオS/N、*4  走行耐久性:松下蒐器■製
NV8200ビデオテープレコーダーを使用し50%セ
ットアツプの灰色信号を録画しシバンクM925C型S
/Nメーターでノイズを測定した。ビデオ感度、ビデオ
S/Nはサンプル&8をOdBとしたときのそれぞれの
相対比較値、走行耐久性は各サンプルの初期出力を基準
(OdB )とした場合の100回走行中に出力低下(
50%以下)した回数で示した。
1151/2吋巾にスリットした磁気テープの一部を両
面接着テープでガラス板にはり、磁気テープの一端を他
端と同方向へ引張ったときのはくり強度を測定する。測
定@湿度条件は。
23℃50%RHである。
〔発明の効果〕
表1の結果からも明らかなように1本発明により得られ
る磁気記録媒体は、スチル耐久時間の長く、かつ摩擦係
数低く、走行耐久性にすぐれている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性支持体上に、熱可塑性樹脂および/または
    熱硬化性樹脂を結合剤として含む第1磁性層と、その上
    に放射線照射により架橋もしくは重合可能な化合物を含
    む第2磁性層を設けてなる磁気記録媒体において、該第
    2磁性層が放射線により照射されていることを特徴とす
    る磁気記録媒体。
  2. (2)非磁性支持体上に熱可塑性樹脂および/または熱
    硬化性樹脂を結合剤として含む第1磁性層を塗設し、そ
    の上に放射線照射により架橋もしくは重合可能な化合物
    を含む第2磁性層を塗設することからなる磁気記録媒体
    の製造方法において、第2磁性層を塗設後、放射線照射
    を施こし、しかる後カレンダー処理を行なうことを特徴
    とする磁気記録媒体の製造方法。
JP22986384A 1984-10-31 1984-10-31 磁気記録媒体およびその製造方法 Pending JPS61110338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22986384A JPS61110338A (ja) 1984-10-31 1984-10-31 磁気記録媒体およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22986384A JPS61110338A (ja) 1984-10-31 1984-10-31 磁気記録媒体およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61110338A true JPS61110338A (ja) 1986-05-28

Family

ID=16898874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22986384A Pending JPS61110338A (ja) 1984-10-31 1984-10-31 磁気記録媒体およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61110338A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4415630A (en) Process of making magnetic recording medium
US4443490A (en) Magnetic recording medium
US4560616A (en) Magnetic recording medium having binder cured by electron beam radiation
JPS5897132A (ja) 磁気記録材料の製造方法
JPS6043224A (ja) 磁気記録媒体
US4780366A (en) Magnetic recording medium for image recording
JPS6045936A (ja) 磁気記録媒体
US4959263A (en) Magnetic recording medium
US4619855A (en) Magnetic recording medium with electron beam cured magnetic layer
US4619868A (en) Magnetic recording medium
US4976989A (en) Method for preparing a magnetic recording medium
JPH08241515A (ja) 磁気記録媒体
US4699844A (en) Magnetic recording medium
JPS61110338A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JPH0533447B2 (ja)
US4621027A (en) Magnetic recording medium
JPH0444324B2 (ja)
JPS61110340A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH0219529B2 (ja)
JPS6313124A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JPH0546016B2 (ja)
JPS5971130A (ja) 磁気記録媒体
JPS6079523A (ja) 樹脂組成物およびそれを用いた磁気記録媒体
JPS6050619A (ja) 磁気デイスク及びその製造方法
JPS62121927A (ja) 磁気記録媒体