JPS61109844A - ド−ム式屋根の構築工法 - Google Patents

ド−ム式屋根の構築工法

Info

Publication number
JPS61109844A
JPS61109844A JP23214584A JP23214584A JPS61109844A JP S61109844 A JPS61109844 A JP S61109844A JP 23214584 A JP23214584 A JP 23214584A JP 23214584 A JP23214584 A JP 23214584A JP S61109844 A JPS61109844 A JP S61109844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane
dome
roof
block
airtight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23214584A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0615782B2 (ja
Inventor
和夫 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP23214584A priority Critical patent/JPH0615782B2/ja
Publication of JPS61109844A publication Critical patent/JPS61109844A/ja
Publication of JPH0615782B2 publication Critical patent/JPH0615782B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はドーム式の屋根を支えるフレームの構築工法
の改良に関し、気密構造の膜を利用してブロックとした
フレームを浮上させて連結する工うにしたものである。
〔従来の技術〕
従来から大空間内に支柱を設けずして屋根を支える建物
等ではドーム式の構造全裸る場合がある。
このドーム式の屋根を構築する場合には、屋根の周囲の
形状に対応した足St作っておき、この足場から中心に
向って屋根を支えるフレーム全組み立てるLうにしてい
る。
このため建物の大きさに対応した犬がかりな足場が必要
であり、この足場の構築に多大な工数と時間を要すると
ともに、フレームの組み立て作業が常に高所作業となっ
て安全対策にもかなりの工数や費用を要している。
一方、屋根の構築ではないが、屋根に相当する天井部分
を地上で組み立てるものとして円筒形のタンクに採用さ
れているエアーリフト工法がある。
この工法はタンクの側壁を充放させたのち、タンク内の
地上で天井部分を組み立て、この天井部分の内側に下方
から加圧空気全供給し、タンク側壁をシリンダとして機
能させるとともに天井部分自体を浮上体として所定の位
置まで浮上させ1機械的に支持固定したのち周囲を溶接
するものである。
すなわち、このエアーリフト工法は、タンクの:うに完
成状態において気密構造が採られる構造物の特徴を利用
し、タンク側壁全シリンダとして機能させ、天井部分を
ピストンとして機能させている。
ところが、ドーム式の屋根等にこのエアーリフト工法を
利用しょうとすると、建物の側壁部分には窓や出入口あ
るいけ換気口等が存在し気密構造でないこと、また、屋
根部分もフレーム構造等で気密構造ではなく、屋根板を
取付けた後でも水密構造であってもピストンとしての機
能をもつまでには到底いたらず、しかも非常に重量が増
大すること等の問題があり、これらの問題を解決して実
際に適用するのは不可能である。
〔発明が解決しLうとする問題点〕
この発明は上記従来技術に鑑みてなされたもので、ドー
ム式の屋根の大部分を地上で構築でき。
大がかりな足場の必要がなく、安全に構築作業ができる
ドーム式屋根の構築工法の提供ケ目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的を達成するこの発明のドーム式屋根の構築工
法は、ドーム式屋根を構成するフレームを複数のブロッ
クに分割して地上に配置し、これらブロックを気密構造
の膜で覆い、この膜と各ブロックと全連結するとともに
膜の周縁を気密状態とし1次いでこの嘆内部の空間に加
圧空タヲ供給して膜をふくらませて各ブロックを浮上さ
せ、各ブロック同志を連結するようにしたこと全特徴と
するものである。
すなわち、気密状態の膜では、大気圧に対しわずかに加
圧するだけで非常に大きな浮上刃(例えばJ、01気圧
で100陽/FFI’、1.05気圧で500kf/d
 )が得られることから、この労金利用してドーム式の
屋根を構築し二うとするのである。
〔作用〕
地上で複数に分割して作ったブロックを気密構造の膜で
覆い、しかも膜の周縁も気密状態とし。
この膜で形成された気密空間内に加圧空気を供給し、膜
をふくらませることでこの膜に連結しに各ブロックを浮
上させ、これら各ブロックを連結してドーム式の屋根を
構築するのである。
〔実施例〕
以下この発明のドーム式屋根の構築工法ヲ因面全参皿し
7て具体的に説明する。
この構築工法は、第1図にその工程金示すように、まず
、ドーム状の屋根を構成するフレーム1全複数のブロッ
ク1aに分割して製作し、ドーム状の屋根の部分に対応
した位置の地上に配置しておく。この場曾、フレーム1
の各ブロック1aid。
ドーム状の屋根全体をその−1ま分割した太きさとせず
、各ブロック1aの合計が全体の80%程度となる工う
にすることで、ドーム状の屋内の投影平面内の地上に配
置することが可能となる。
こののち、これら各ブロック1ar覆うように気密構造
の膜2を設置して、第2図に拡大して示すよ/うに、各
ブロックlaと膜2とを連結部材3を介して連結する。
この膜2としては、空気襖構造物(エアードームノの膜
として使用されるラチスフィルムや炭素繊維等で作らf
Lだ気密構造のものが使用され、その大きさはふくらま
せた状態でドーム状の屋根裏りわずかに大きい曲率をも
つLうにしである。
そして、この膜2の周縁は内部に気密状態の空間を作る
ため1例えばアンカーゼルトが埋設された基礎を建物の
外周に沿うよう構築し、この基礎に)ぞツキン、この膜
2にスチールアングル、ワッシャ金順に重ねてナツトで
締め付lする工うにしたり、基礎を構築することなく氷
袋や土のうに二って膜2の周縁全弁えることで気密状態
としても良く、嘆2の周縁が浮き上ったり、動い罵りし
なければ良い。
こうして膜2によって気密状態の空間が形成されたのち
、この空間内に加圧空気を供給できるよう加圧空気供給
装貨4(例えば送風機)を設け。
供給管5が空間内と連通するようにして加圧空気を供給
する。
この結果、漢2が次第にふくらみ、各ブロック1aが浮
上し、ついに灯、第2工程に示す工うに。
ドーム状の屋根に沿う位置まで各ブロック1aが浮上さ
れる。この場合の加圧力は2例えば1.05気圧とされ
、各ブロック1aの総重量に応じて決められ、大気圧+
0.01気圧ごとに略100 吟/dの力が得られるこ
とに基づいて算出する。
こうして各ブロック1aが吊り上げられた状態で各ブロ
ック1aO〕接続部分に対応した位ft1clJ7トを
具えた作業車を移動し′fcr)、簡単な足場を設置し
て各ブロック】a同志全補完部材により連結し、フレー
ム1全ドーム状にする。この各ブロックla同志の連結
のVA、各ブロック1aで全体のフレーム1の80係程
度とした場曾には、20チに相当する補完部材としての
小ブロックを製作しておき、これを挿着して連結する工
うにして。
工期の短縮を図る工うにしても良い。
最後に、模2の内部の加圧状態を止めて大気圧状態とす
るとともに膜2を取り除き、ドーム状となった7レーム
1上に屋根板を取付ける。
このようにドーム状の屋根を支えるフレーム1を複数の
ブロック1aに分割して溝室し、これを気密状態の瞑2
に連結して加圧空気によって浮上させ各ブロックlai
連結するようにしたので。
トラス構造等のフレーム1であり、しかも分割された状
態であっても膜2を浮上体とするのでそのまま浮上させ
ることができ、デー物の側壁等の気密構造のいかんに工
らず啄めて簡単に、わずかな加圧力で浮上させてドーム
状の屋根を構築できる。
したがって、地上でほとんどの構室作業ができ。
犬がかりな足場が不要となり、高所作業による危険も少
なく安全性も向上する。
なお、上記実施例では、各ブロックの浮上体として用い
る[i最後に取り除く場せについて説明したが、空気膜
構造物(エアー2−ムフと軽夛フレームとの複合構造と
し、嘆の振動防止や何んらかの原因で膜が落下すること
を防止することを目的とした建物にこの発明工法を適用
すれば、@自体を空気膜構造物そのものとすることがで
き、膜の周数を気密状態とする作業全そのまま本工事と
することができるとともに加圧空気供給装置も空気膜構
造物を自立保持するためのものとして利用できる。特に
、ドーム状の屋根を必要とする建物は比較的大きく、そ
の構築の都度ドームの曲率に対応し且つそれに対応した
大きさのlIIを用意しなくて済み非常に経済的な工法
となる。
また“、各ブロックのドーム状の屋根全体に対する割付
も80壬程度に限らず、任意に定めて良い。
〔発明の効果〕
以上実施例とともだ具体的に説明したように。
この発明(工れば、ドーム状の屋根を支えるフレームを
複数に分割して各ブロックを地上に配置し。
気密状態の膜でおおって気密空間を形成し、この空間内
に加圧空気全速って膜をふくらませることでこの膜と連
結された各ブロックを浮上させ、各ブロックを連結して
ドーム状の屋根を構築するようにしたので、大部分の作
業全地上で行なうことができ、ITf′、来の工うな犬
がかりな足場が不要となるとともに作業も安全となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のp−ム式屋根17′)構部工法の一
実施例の工程図、第2図は一部分の拡大断面図である。 1・・フレーム、la・・・ブロック、2す障、3・、
。 連結部材、4川加圧空気倶給装置、5・・・供給管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ドーム式屋根を構成するフレームを複数のブロックに分
    割して地上に配置し、これらブロックを気密構造の膜で
    覆い、この膜と各ブロックとを連結するとともに膜の周
    縁を気密状態とし、次いでこの膜内部の空間に加圧空気
    を供給して膜をふくらませて各ブロックを浮上させ、各
    ブロック同志を連結するようにしたことを特徴とするド
    ーム式屋根の構築工法。
JP23214584A 1984-11-01 1984-11-01 ド−ム式屋根の構築工法 Expired - Lifetime JPH0615782B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23214584A JPH0615782B2 (ja) 1984-11-01 1984-11-01 ド−ム式屋根の構築工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23214584A JPH0615782B2 (ja) 1984-11-01 1984-11-01 ド−ム式屋根の構築工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61109844A true JPS61109844A (ja) 1986-05-28
JPH0615782B2 JPH0615782B2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=16934697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23214584A Expired - Lifetime JPH0615782B2 (ja) 1984-11-01 1984-11-01 ド−ム式屋根の構築工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0615782B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01203572A (ja) * 1988-02-05 1989-08-16 Taiyo Kogyo Kk 吊り膜屋根構造におけるサスペンション膜の展張法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01203572A (ja) * 1988-02-05 1989-08-16 Taiyo Kogyo Kk 吊り膜屋根構造におけるサスペンション膜の展張法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0615782B2 (ja) 1994-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3619432A (en) Method and apparatus for construction of concrete shells
US9121390B2 (en) Tower for a wind power plant and method for erecting a tower for a wind power plant
EP0379383A1 (en) Method of constucting underwater buildings
CN207749908U (zh) 一种全装配轻钢结构的围墙
US3818654A (en) Modular building structure with horizontal vierendeel truss
GB2054814A (en) Cooling tower or chimney
JPS61109844A (ja) ド−ム式屋根の構築工法
CN207847150U (zh) 一种用于结构拆除和复建的临时设施
US3832819A (en) Method of constructing building and apparatus for carrying out said method
CN114941433A (zh) 一种大重量船型采光顶钢结构的施工方法
CN114108920A (zh) 一种etfe膜气枕采光顶用铝合金型材施工工艺
CA1081987A (en) Method for making a reinforced wall or foundation
JP3376478B2 (ja) コンクリート製ドーム屋根の構築法に使用する膜体構造
Kollar Large reticulated steel cooling towers
US3801076A (en) Concrete cooling tower
CN215406759U (zh) 一种抗震剪力墙结构
JP2860680B2 (ja) 高所作業用安全施設
US4137684A (en) Building panel
JP2858891B2 (ja) 大スパンドーム屋根の構築方法
CN211313314U (zh) 一种钢制电梯井主体结构施工作业平台架
JP2840876B2 (ja) コンクリート製ドーム屋根を構築する型枠とその構築法
JP3780552B2 (ja) タンクの解体方法
JPH11100988A (ja) コンクリート構造物における足場の作成方法
Pohl et al. The Construction of Two Prototype Multi-Storey Air-Supported Buildings
EP0014775A1 (en) Building comprising a plurality of similar basic building elements interconnected on the building site, and method of erecting a building such as this