JPS61109446A - モ−タ用周波数発電機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はブラシレスモータ等に利用することができるモ
ータ用周波数発電機の改良に関する。

（ロ）従来の技術 従来、この種のモータ用周波数発電機は、例えば駆動コ
イルの巻かれたステータ側鉄心歯に導線を複数ターン巻
いて発電コイルを形成し、その発電コイルに径方向空隙
を介して対向するように多極マグネットを回転自在（二
装置してなる構成が知られている（例えば米国特許第５
２６４５５９号公報参照）。

しかしながら、このようなモータ用周波数発電機にあっ
ては、スロットに発電コイルの導線を１巻きにくいので
、組立作業が煩雑である。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明は、このような従来の問題点を解決するためにな
されたもので、構造が簡単で組立作業性の良好なモータ
用周発数発電機を提供する。

に）問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は１回転自在に支持
された環状の多極マグネットと、この多極マグネット（
二向けて磁性体製の第１の突極を所定のピッチでステー
タ側に配列してなる＠１の突極列と、前記多極マグネッ
トに向けた磁性体製の第２の突ｆＭ　’ｃ　ｎｉｌ記ピ
ッチと同ピッチで前記第１の突極列と間隔をおいて平行
にステータ側に配列された第２の突極列と、前記第１お
よび第２の突極列の間に配置さ詐た発電コイルとを備え
、前記第１の突極および前記第２の突極が互いに周方向
（二ずれて配置されてなるモータ用周波数発電機であ、
　　る。

（ホ）作　用 このような手段により、第１の突極列と第２の突極列間
に巻溝が形成されて発電コイルが巻装構成されるととも
に、多極マグネットの回転に伴って第１と第２の突極間
を通る磁束が斜めとなって発電コイル（二その磁束が斜
交し、発電コイルには多極マグネットの回転の応じた周
波数の信号が出力される。

（へ）実施例 以下本発明の詳細な説明する。

第１図および第２図は本発明のモータ用周波数発電機の
一実施例を示す要部平面図および縦断面図である。

両図）二おいて１円板状の第１の鉄板（１）の周縁には
所定のピッチで第１の究極（２）が複数形成され、これ
らの第１の突極（２）（二よって第１の突極列（３）が
構成されている。

この第１の鉄板（１）には、この第１の鉄板（１）より
も小径の第２の鉄板（４）を挾んで第１の鉄板（１）と
同径の第３の鉄板（５）が軸方向に重ねられている。

この＄３の鉄板（５）の周縁には、第１の突極（２）と
同じピッチで第２の突極（６）が形成され、これら第２
の突極（６）によって第２の突極列（７）が構成されて
いる。

しかも第１の突極（２）および第２の突極（６）は１周
方向に少しずれて部分的に重なるように配置されている
。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｌ）な
お、第１〜第３の鉄板（１）、（４１、（５）は、軸受
部（８）　ｌ’：支持されている。

そして、第１の突極列（３）と第２の突極列（７）の間
には、導線が収められてループ状の発電コイル（９）が
形成されている。すなわち、第１の突極列（３）と第２
の突極列（７）間（二巻溝が形成され、この巻溝に発電
コイル（９）が形成されている。

軸受部（８）に回転軸（１（ｌを挿入して回転自在に支
持されたロータ（１１１には、前記第１および＄２の突
極列（３１，（７）の外周を囲むよう（＝環状の多極マ
グネットα２が取付けられている。この多極マグネット
は第３図に示す如く、軸方向に着磁され、囲周方向に父
互異極になる如く着磁される。

このようなモータ用周波数発電機は、ロータ（１１１が
回転すると、第１の究極（２）が多極マグネットα■の
上方の磁極に対向し、第２の究極（６）が多極マグネツ
）（１２＋の下方の磁極に対向しており、多極マグネツ
）ＩＩＺからの磁束が、第１の突極（２）および第２の
突極（６）間を通るが、その場合第３図に示すよう（二
、第１の突極（２＋および第２の突極（６）が斜めに配
置されて部分的に重なっているので、多極マグネット（
１７Ｊからの磁束が斜めに通る。

そのため、第１の突極（２）と第２の究極（６）間（二
装置された発電コイ／ｌ／（９）（二磁束が斜交して起
電力が生じ１発電コイル（９）にはロータ任Ｂの回転速
度に応じた周波数の信号が得られる。

また１部分的に重なる第１の突極（２）および第２の突
極（６）を１組とし、この組が多極マグネット任２の各
磁極に対して（２ｎ＋１）（ｎは整数３個づつ対応する
ように配置されていれば、以下のような利点を有する。

すなわち、多極マグネット（１７Ｊの１個の磁極がある
組から隣の組に対応する角度で回転すると、発電コイル
（９）の出力端（二は１サイクルの出力が現れる。そし
て、多極マグネットａ’ａが毎秒１回転する毎（二１１
発ミコイル９）から磁極数×（１／２）×（２ｎ＋１　
）ＨＥの出力が生じる。

そのため、従来のように多極マグネットの磁極に対して
１個の発電木線を対応させてなる発電コイルを用いる場
合に比べ、多極マグネットａｚの磁極数の（（２ｎ＋１
）／２）倍の周波数の出力を得ることができる。

なお、上述した本発明にあっては、＠１の突極列（３）
および第２の突極列（７）を円板状の鉄板から形成した
が、単に磁性体製の突極のみを配列して構成してもよい
し１発電コイル（９）の導線を配置できるような間隔を
設けるようにして第１の突極（２）および第２の究極（
６）を一体内に形成して構成することも可能である。

次に、本発明のモータ用周波数発電機をブランレスモー
タ：二相いた場合を第４図に示す。

図において、ステータヨーク（１３には駆動回路を形成
する回路基板Ｑ４１を重ねるとともに軸受部（８）を取
付け、回路基板ａ４の上方に上述した第１図に示すよう
彦モータ用周波数発電機を配置し、その第１〜第３の鉄
板（１）、（４）、　（５）の突極（２）、（６）に予
め駆動コイルα９を巻いて形成したものである。

このブラシレスモータは、駆動コイルａ５を切り換え駆
動することによりロータ（Ｉｌｌが回転し、これに伴っ
て発電コイル（９）から発電力が得られる。この場合に
、多極マグネット〔２は、モータ駆動磁極として第５図
に示すように１周方向に交互異極Ｃニなる如く着磁され
ており、この着磁を図示の如く斜めにするときには、そ
の隣接磁極間の境目で軸方向に異極が対峙すること（二
なり、多極マグネツ）０．２１１−第５図に示すような
発電機用の軸方向着磁を設ける必要がない。

（ト）発明の詳細 な説明したように本発明のモータ用周波数発電機は、第
１の突極列（３）と第２の突極列（７）間に導線を収め
て発電コイル（９）を構成するので１発電コイル（９）
を形成し易く１作業性が良好となる。

また、第１および第２の究極（２＋、（６１の組が多極
マグネット（１２の各磁極（二対して（２ｎ＋１）側対
応して配置されている場合【二ば、各磁極（二対して１
組を配置する場合に比べ、簡単：：発電コイル（９）か
らの出力信号の周波数を高くすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明のモータ用周波数発電機の
一冥施例を示す要部平面図および半断面図、第３図は第
１図のモータ用周波数発電機の動作を説明する図、＠４
図は第１図に示すモータ用周波数発電機を用いたブラシ
レスモータを示す半断面図、第５図は多極マグネットの
異なる実施例を示す部分展開図である。 （１）、（５）・・・第１および第３の鉄板、（２）・
・・第１の突極、（３）・・・第１の突極列、（６）・
・・第２の突極、（７）・・・第２の突極列、（９）・
・・発電コイル、＋１１１・・・ロータ、［ｔり・・・
多極マグネット、（１５１・・・駆動コイル。 以上

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転自在に支持された多極マグネットと、この多
   極マグネットに向けた磁性体製の第１の突極を所定のピ
   ッチでステータ側に配列してなる第１の突極列と、 前記多極マグネットに向けた磁性体製の第２の突極を前
   記ピッチと同ピッチで前記第１の突極列と間隔をおいて
   平行にステータ側に配列された第２の突極列と、 前記第１の突極および前記第２の突極が周方向に互いに
   ずれて配置されてなることを特徴とするモータ用周波数
   発電機。
2. （２）第１の突極とこれに近接する第２の突極を１組と
   し、この組が多極マグネットの各磁極に対して（２ｎ＋
   １）組対応して配置されてなる特許請求の範囲第１項記
   載のモータ用周波数発電機。