JPS61108202A - 誘電体基板およびその製造法 - Google Patents

誘電体基板およびその製造法

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JPS61108202A
JPS61108202A JP23079584A JP23079584A JPS61108202A JP S61108202 A JPS61108202 A JP S61108202A JP 23079584 A JP23079584 A JP 23079584A JP 23079584 A JP23079584 A JP 23079584A JP S61108202 A JPS61108202 A JP S61108202A
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polyethylene
dielectric
glass cloth
base material
copper foil
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JP23079584A
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Kazuyoshi Shibagaki
柴垣 和芳
Motohiro Akamatsu
赤松 基弘
Kanji Kawakami
川上 寛二
Matsuro Kanehara
松郎 金原
Mitsuru Motoue
満 本上
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/32Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyolefins
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
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    • HELECTRICITY
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    • H05K1/03Use of materials for the substrate
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    • HELECTRICITY
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/02Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
    • H05K3/022Processes for manufacturing precursors of printed circuits, i.e. copper-clad substrates

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  • Waveguide Aerials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はマイクロ波受信平面アンテナの作製に用いる誘
電体基板訃よびその製造法に関する。
(従来の技術) マイクロ波受信平面アンテナとしてはシート状誘電体基
材の片面に電解銅箔から成るパターン状のストリップ導
体が、他面に電解銅箔から成る地導体が各々積層され、
更に所望により地導体上に一紬強化プラスチック板或い
はアルミニウム板等から成る補強体を設けた構造を有す
るものが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) マイクロ波受信平面アンテナは、動作利得が高いことの
他1誌電率および誘電正接の小さなことが要求される。
この平面アンテナにおける動作利得はストリップ導体お
よび地導体により、また誘電率および誘電正接は誘電体
基材によって各々左右される。
従って、平■アンテナの特性を向上させるためには、ア
ンテナ作製に用いられる偽電体基板の構成要素である誘
電体基材およびf!@箔両者についての検討が必要であ
る。
また%誘電体基板としては、基材とその両面に接合され
る銅箔との接着性についても配線が必要である。
ところで、誘電体基板における基材としてはプラスチッ
ク層内にガラスクロスを埋設せしめたものが有り、これ
らは(a)ガラスクロスにエポキシ樹脂粉末全散布塗工
し、次いでこの散布塗工を施したガラスクロス同志を積
層する方法、或いは(b)ガラスクロスにフッ素樹脂デ
イスバージョンヲ浸漬塗工して乾燥し1次いでこの浸漬
塗工を施したガラスクロス同志を積層する方法により得
られている。
しかしながら、JIS  C6481に基づく試験試料
を作製し、これらの誘電率および誘電正接を1MHzで
測定してみると、前記(a)法によって得られる誘電体
基材は比vj′wL率が約4〜5.誘電正接が約0.O
1〜0.03で# fi 、 (b)法によって得られ
る誘電体基材板1#比誘電率が約2.2〜2.8.@電
正接が約0.001〜0.003であシ、これら両特性
には未だ改善すべき余地がめる。
上記(a)法における誘電体基材では、プラスチック成
分として誘電率、誘電正接の大きなエポキシ樹脂を用い
ている為、誘電体基材としての両特性が小さくならない
。その反面、(b)法による誘電体基材ではプラスチッ
ク成分としては誘電率、誘電正接ともに非常に小さなフ
ッ素樹脂を用いているものの5価格的には高価であシ、
その上、ガラスクロスへのディスパージョン浸漬塗工後
の乾燥、焼成温度が350〜400℃と非常に高く、同
様に。
誘電体基材のプレス成形にも高温度が必要であシ、設備
的にも非常に高価となるため、使用用途も限られたもの
となっている。
これら従来法によって得られる誘電体基材の誘電率、誘
電正接が充分でない他の理由としては。
誘電体基材においてガラスクロスを構成する繊維束内部
への樹脂の浸透が不充分でめシ、樹脂の浸透していない
部分が不均一に点在することに帰因していることも考え
られる。
従って5本発明の目的の1つは、誘電率およびS*止接
の小さな誘電体基板を提供することにある〇 一方、アンテナの動作利得を左右する銅箔についてはそ
の改善の方法について、米だ具体的な提案はなされてい
ないのが現状である。
従って、本発明の他の目的は、動作利得の良好なアンテ
ナを作製し得る誘電体基板′f:提供することにある。
(間順点?解決するだめの手段) 本発明者達は、先ず、誘電体基材のWN電率pよび誘電
正接を改良すべく、檀々検討の結果、ガラスクロスの内
部にポリエチレンを含浸せしめると共にポリエチレンに
より該クロス表面ヲ覆わしめ、更にこのポリエチレンを
架橋せしめることにょル、その目的が達せられることを
見出した。
次に、Ffj電体基材の両面に接合せしめられる銅箔に
ついて、検討の結果、従来用いられている電解銅箔よシ
も表面凹凸の小さな圧延鋼箔を用いることによシ、得ら
nるアンテナの動作利得が向上することを見出した。
ところで、誘電体基板は誘電体基材の両面に銅箔を接合
せしめた構造を有するものであるが、上記圧延鋼箔を用
いた場合には両者の接合強度が小さいという新たな問題
が生じた。
本発明者達はこの問題についても更に検討を重ね、架橋
せしめた超高分子量ポリエチレン(以下、UHPEと称
す)を介して誘電体基材と圧延鋼箔を接合せしめること
によシ、充分な接着強度が得られることをも見出した。
から成る誘電体基材の両面に、架橋されたUHPE層を
介して圧延銅箔が接合されていることを特徴とする誘電
体基板である。
本発明において用いられる誘電体基材1l−j、厚さが
通T41約30〜200μ集のガラスクロスの内部にポ
リエチレンが含浸されると共に、このクロス表向にはポ
リエチレン薄層が形成され、しかもクロスの内部訃よび
表面上に存在するポリエチレンが架橋されているもので
ある。
このポリエチレンの架橋度は、ポリエチレンとガラスク
ロスとの腎着力向上効果、基材と圧延鋼箔との間に介在
ぜしめらiLるU)IPE @との接着力。
或いは基材t−2枚以上重ね合わせ、これらを接合せし
める場合における基材同志の接着力等を考慮し、′fル
分率(測定法は後述)を10%以上好ましくは20〜9
0%とする。
誘電体基材の構成材料としてのポリエチレンは。
低密度、中密度或いは扁密度ポリエチレンのいずれも使
用できる。
この誘電体基材はその一枚を用い、その両面に架@ U
l(PE鳩を介して圧延鋼箔を接合して本よく。
或いは該基材の2枚以上を重ね合わせ、この重ね合わさ
れた基材の両m1に架橋U)IPE層を介して圧延鋼箔
を接合してもよい。
誘電体基材と圧延銅箔を接合させるための架橋UHPE
#ij:、ハイセックスミリオン(三片石油化学社製)
、ホスタレンGUR(ヘキスト社製)等の商品名で市販
されているUHPEによ多形成できる。
UHPE層の架橋度は、誘電体基材および圧延銅箔との
接着力を大きなものとする次め、そのyル分率を30〜
100%とするのが好適である。
UHPEはその分子量が約50”万以−ヒ(粘度法によ
る測定値)であり、一般のポリエチレンのそれが約lO
万以下であるのに比べ大きな値を示すものである。
第1図は本発明に係るVj′HL体基板を示し、ガラス
クロス1と、該クロスlの内部に含浸し且つその表面を
覆う架橋ポリエチレン7112から成る誘電体基材が2
枚重ね合わされてお9、この重ね合わされた基板の両面
には、厚さ約20〜200μ常 の架橋UHPE層3を
介して厚さ約20〜200μ常 の圧延鋼箔4が接合一
体化せしめられている。5は基材間の接着をよシ強固に
するための*tmポリエチレン層である。
本発明は上記の如く%誘電体基材の両面に圧延@泊を接
合せしめておシ、この基板から得られるアンテナは動作
利得が向上している。これは従来用いられていた電解銅
箔に比べ、圧延鋼箔の表面粗さが小さいためである。
銅箔の表面粗さを小さくすると動作利得が向上すること
は、前記した如く1本発明者達が複々検討の結果、見い
出したことであるが1本発明者達はこのことを理論的に
も解明したので、以下に説明する。
1111泊表面粗さ金考慮した場合の鯛損失α′Cは下
記(1)式によって表わされる。
a’c = acC1+−tan  i 1.4 (A
)2) ) −−−−−−−il1π      S ところで、銅箔表面の凹凸を模式的に示すと第2図のと
29でるる0第2図に示す銅箔Kにνいては、誘電体J
−に対応する表面に微小な凹凸が連続状に存在している
図中qは銅箔表面に2ける倣細な凹凸の山と谷の垂直距
離の平均値を示し、pザ同様に隣接する山と山または谷
と谷の水平距離の平均値を示している。
△ニー3−  −−−−−i2+ 2、題− 8= −(cIL) −−−−−−+31σRs ここで、σは導電率、Rgは表面抵抗であり、Rsは下
記(4)式で示される。
上記(4)式中のμOは透磁率、fは周波数である0次
に、(4)式’(r 13+式に代入し、(5)式を得
る。
(5)式に銅の物性値a=5.81XlO(Ω ・cI
IL)を代入し、μを真空透磁率μ0=4πX 10−
 ’(Henr)’、m )とみなし、史Kfには放送
衛星に使用される代表値として11.95GHzを用い
ると% 8=0.605(μ講)となる。
ところで、電解銅箔におけるps  qO値は、表面粗
さ計、電顧等の測定結果からは、qは1〜10μ” s
 Pは10〜30μ講程度である。同様に、圧延鋼箔の
接着処理面側のqは0.2〜1.0μ惰、pは15〜3
0μmと推測される0 そこで、電解銅箔における一例として、q=5μ悔を用
いると、△=1.443μs、従って、α′C=1.9
2αC1同様に、圧延鋼箔の一例として1 q−0,5
0μ講を用いると、△=、、0.144μ講、α′C二
1.05αCとなる。 これら結果より、明らかに銅箔
表面の凹凸が小さい程、銅損失は小さい事が理論的にも
実証される駅である。
本発明の誘電体基板を用いて平面アンテナを作製するに
は1例えば片面側の圧延&#箔をそのままj111導体
とし、他面側の圧延鋼箔をエツチングして所定パターン
のストリップ導体を形成する方法による。
本発明はこのような誘電体基板の製造に際して杜、ガラ
スクロスの肉面にポリエチレンフィルムを配置して加熱
加圧することにより、ポリエチレンをガラスクロスに含
浸せしめると共にポリエチレンフィルムとガラスクロス
を熱圧着せしめて誘電体基材を得1次いで該基材におけ
るポリエチレンを架橋し、その後肢基材の両面に電子線
照射により架橋せしめた一一一一一一■LID(Paフ
ィルムを介して圧延銅箔を重ね合わせて加熱加圧するこ
とにより、基材と圧延鋼箔を接合せしめることを特徴と
するものである。
本発明の製造法に2いては、先ずガラスクロスの両面に
ポリエチレンフィルムが配置され、これらが加熱加圧さ
れる。この加熱加圧はガラスクロスの両面にポリエチレ
ンフィルムを重ね合わせ、これらをラミネーションプレ
ス機によシ加熱加圧する方法或いはガラスクロスの14
Tkiにポリエチレンをフィルム状に溶融押出しし、次
いでこれを圧延ロール間に通して加熱加圧する方法等に
よジ行なうことができる。
ことに用いられるポリエチレンフィルムは低密度、中密
度或いは高密度ポリエチレンから形成されるフィルムの
他、前記したり)IP¥−一一一1−一から形成される
フィルムも使用できる0これらポリエチレンフィルムの
厚さは約20〜250μ駕が実用的である。
ポリエチレンフィルムとガラスクロスを加熱加圧する際
の作業条件は、温度がポリエチレンの溶融温度以上であ
り、圧力は約3〜50’9/cd程度。
加熱加圧時間は約5〜60分粉度に設定さ扛る。
このようにガラスクロスのllIj面にポリエチレンフ
ィルムを配置して加熱加圧することにより、ポリエチレ
ンはガラスクロスに含浸せしめら扛ると共にポリエチレ
ンフィルムとガラスクロスがM圧着せしめられ誘電体基
材が得ら扛る。
この誘電体裁材は次にその構成成分であるポリエチレン
が架偏される。ポリエチレンの架橋は電子線のような放
射&を約0.5〜20 Mrad WA射したり。
予じめポリエチレンフィルム中に配合せしめられたシラ
ン化合物、ラジカル発生剤、シロキサン縮合触媒の加熱
加圧反応により行なうことができる。
この架橋は主としてポリエチレンとガラスクロスとの密
着力を向上させるために行なわれるもので、このように
ポリエチレンの架橋せしめられた誘電体基板は、これに
応力が作用して変形したようなjJ%合でも、ポリエチ
レンとガラスクロスとの界面剥離を生じ難い特徴を有す
る0ポリエチレンの架橋は前記した如く、ゲル分率が通
常10%以上になるように行なうが、好ましくは20〜
90%である0 との゛ゲル分率の測定は次の方法による。誘電体基板の
銅箔tエツチング等で全面除去した後、充分に水洗し、
乾燥させる。これより一定量の小片(X、V)を切口0
1この試料全105℃キシレン中(試料に対して200
〜boo倍量程度の童とする)で、24時間還流後、f
I別し、充分に乾燥させて不溶のゲル分量(Y、9) 
’ik求める。ついで、これをルツボ中で灰化させガラ
スクロスのみの重量(2,9)を求め、下記式によp算
出する。
また、架橋ポリエチレンフィルムまたは架橋U)iPE
フィルムの場合は上述の灰化処理は必要なく、z=0に
相当する。
このように本発明においては誘電体基材におけるポリエ
チレンが架橋されるのであるが、かような積層前の核基
材の架橋は基材の厚さ方向に2けるlA摘度を均一にで
きる利点がある0これに反し、誘電体基材の所定枚数を
接合せしめて誘電体とし。
その後ポリエチレンを放射線架橋したような場合は、誘
電体の放射M源側表面から反対面に行くにつれてポリエ
チレンの架橋度が斯減するので、ポリエチレンとガラス
クロスとの密着力が場所によって不均一になるような不
都合を生ずるので好ま1、〈ない。
本発明においては、上記のようにしてポリエチレンが架
橋せしめられた誘電体基材の両面に、予じめ架橋せしめ
られたUHPEフィルムを介して圧延銅箔が重ね合わさ
れ、加熱加圧することにより、UHPEフィルムを接着
jIlとして誘電体基材と圧延鋼箔が接合される。
この際、誘電体基材は1枚で用いてもよいが。
所定厚みになるように2枚以上を重ね合わせて用いるこ
とができる。葦だ%誘電体基材を2枚以上重ね合わせて
用いるときは、基材間に接着性材料、例えば架橋ポリエ
チレンフィルム(ゲル分率20〜100%)を介在させ
ることができる。
誘電体基材と圧延鋼箔とを接合させるためのUHPEフ
ィルムは、厚ざが通常20〜200μ講 で69、電子
線の照射によシ架橋されている。
UHPEフィルムの架橋度は接着性の観点から、ゲル分
率が約30〜100%になるように行なうのが好ましい
ものである。而して、上Hビゾル分率を有シ得られる。
誘電体基材と圧延銅wiを架橋UHPEフィルムを介し
て接合する際の作業条件は、誘電体基材を構成するポリ
エチレンの架橋度、  UHPEフィルムの架W度等に
応じて適宜設定できるが、通常は温度145〜200’
に、圧力5〜30”ll/cd %710熱加圧時間5
〜60分である。
このようにして得られるm電体基板は、ガラスクロスを
構成する一紬束内にポリエチレンが充分に浸透して&9
.この誘電体基板は、後述の実施例からも明らかである
が、誘電率と誘電正接が共に小さく、絶縁材料として有
用である0この理由は必らずしも明らかではないが、ガ
ラスクロスの両面にポリエチレンフィルムを配置して加
熱加圧した際、ポリエチレンが#融し、この浴融ポリエ
チレンに圧力が作用することにより、ポリエチレンのガ
ラスクロスの繊維果肉への含浸が促進されるためと推論
される。
(実施例) 以下、実施例によシ本発明を更に詳細に説明するO 実施例1 厚さ100μmのガラスクロスの両面に、密度0.92
のポリエチレン(三片ポリケミカル社製、#J品品名ミ
ラシン2フから成る50μmのポリエチレンフィルムラ
配置し、ラミネーションプレス機により、温度165℃
、圧力10kg/dの条件で10分間加熱加圧し、ポリ
エチレンをガラスクロスの内部に含浸せしめると共にポ
リエチレンフィルムとガラスクロスを熱圧着せしめて、
厚さ145μ惰の誘電体基材を得る。
次に、この誘電体基材に6.5 Mradの電子線を照
射してポリエチレンを架橋せしめる(ゲル分率55%)
〇 一方、これとは別に分子量約100万のUHPg(三片
石油化学社製、商品名ハイゼツクスt’)オン240M
)から成形された厚さ130μ飢のU)fPNシートに
s 3Mradの電子線を照射して架橋する(ゲル分率
98%)。
その後、ポリエチレンを架橋せしめた誘電体基材2枚を
重ね合わせ、この重ね合わされた基材の両面に前記の架
橋UHPEフィルムおよび厚さ35μ禦の片面処理圧延
鋼ff1(日本鉱業社製、AN−20)を順次配置せし
める。なお、前記誌電体基材間には、密度0.92の前
記ポリエチレンから成形し、5 M radの電子線魚
射によp架橋せしめた厚さ200μ毒、yル分率48%
のフィルムを介在せしめた。
次いで、これらをラミネーションプレス機によシ、温度
170℃、圧力15Kg/−の条件で30分間加熱加圧
し、基材同志2よび基材と銅箔を接合せしめて誘電体基
板(試料番号1)を得た。
この#Jf、電体基板の比誘電率、誘電正接、該基板に
おける圧延鋼箔と架橋Ul(PE層との間の接着力あ・
よび動作利−4を測定して得た結果を、下記第1表に示
す。
比穂亀軍および誘電正接の測定糊波数はIMHzでりる
〇 葦だ、嵌着力は温度25℃、剥離速度50龍/mlnの
条件で、180°ビーリング法によシ測定したO 動作利得の測定に際しては%誘電体基板における一方の
#l箔をエツチングしてパターン形成してマイクロ波受
信平面アンテナを得、このアンテナの動作利得(G)を
測定した。このアンテナは446X 436 d h素
子数:16菓子×32列とした。
この測定には儂準アンテナと比較する方法を用いた。
第3図に示す如く1発信機(CW発fM)に送信アンテ
ナ6を接続し、一方受信機に利得Gs(dBi)の標準
アンテナ7を接続し、送信波はI KHzのAM変調を
かけ、送信アンテナを適当に回転させることによシ、垂
面・水平偏波を送信して、411準アンテナの振幅比を
測定する。次に、標準アンテナに代え、平面アンテナを
受信機に接続し、同様の操作により、平面アンテナの振
幅比を測定する。
平面アンテナの動作利得G(dBi)は次式で求められ
る。
G=Ga+(平面アンテナの振幅比(dB))−〔標準
アンテナの振幅比(dB))+(円墳波に対する補正(
dB)) 上記式中の円偏波に対する補正値は3 dB  でめる
0 なお、第1表に示す動作利得は11.95 GHzO時
の値である。
実施例2 U)IPEフィルムに対する電子線照射量を第1表に示
すように設定する以外は全て実施例1と同様に作粟し、
試料番号2〜4のWs誘電体基板得た。
これら誘電体基板の特性を第1表に示す。
参考例1 圧延鋼酒に代え、厚さ35μ悔の電解銅箔(古河サーキ
ットフォイル社l1lj、 TTAI )を用いる以外
は全て実J)[! ?!I 1 o場合と同様にして、
試料番号5の誘電体基板を得た。この誘電体基板の特性
を第1;121c、:to  第1表 (発明の効果) 本発明は上記のように構成され、実施例からも判るよう
に、圧延鋼箔を用いているので、同一パターンのアンテ
ナを作製して電解鋼箔系のアンテナと比較すると動作利
得の高いアンテナを得ることができ、また該銅箔と誘電
体基材を架@ LJHPEにより接合しているので両者
間の接着力が大きい特徴がある。更に、ガラスクロスに
ポリエチレンを含浸せしめると共に表面を覆って誘電体
基材としているので、誘電率、mt正接が小さいという
特徴もめる。
また1本発明の製造法に2いては、ガラスクロスの両面
にポリエチレンフィルムを配置し、これを加熱加圧して
誘電体基材を得るようにしたので、ガラスクロス内への
ポリエチレンの浸透が6%且つ充分にでき、また誘電体
基材の構成成分であるポリエチレンを架橋し、その後基
材同志を接合せしめるようにしたので、ポリエチレンフ
ィルムとガラスクロスとの密着力が向上するという特徴
を有する。
【図面の簡単な説明】
めるO

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラスクロスと、このガラスクロスに含浸され且
    つ表面を覆う架橋ポリエチレン層とから成る誘電体基材
    の両面に、架橋された超高分子量ポリエチレンMを介し
    て圧延銅箔が接合されていることを特徴とする誘電体基
    板。
  2. (2)ガラスクロスの画面にポリエチレンフィルムを配
    置して加熱加圧することにより、ポリエチレンをガラス
    クロスに含浸せしめると共にポリエチレンフィルムとガ
    ラスクロスを熱圧着せしめて誘電体基材を得、次いで該
    基材におけるポリエチレンを架橋し、その後該基材の画
    面に電子線照射により架橋せしめた超高分子量ポリエチ
    レンフィルムを介して圧延銅箔を重ね合わせて加熱加圧
    することにより、基材と圧延銅箔を接合せしめることを
    特徴とする誘電体基板の製造法。
  3. (3)誘電体基材を2枚以上重ね合わせて用いる特許請
    求の範囲第2項記載の誘電体基板の製造法。
JP23079584A 1984-10-31 1984-10-31 誘電体基板およびその製造法 Pending JPS61108202A (ja)

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JPS61108202A true JPS61108202A (ja) 1986-05-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997017199A1 (de) * 1995-11-05 1997-05-15 Moderne Maschinen-Apparate-Werkzeuge Ag Laminatmaterial für leiterplatten sowie verfahren zu seiner herstellung

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51144265A (en) * 1975-06-06 1976-12-11 Kayaba Ind Co Ltd Load measurement device
JPS5315911U (ja) * 1976-07-20 1978-02-09

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