JPS61107799A

JPS61107799A - 印刷配線板の取付構造

Info

Publication number: JPS61107799A
Application number: JP22784684A
Authority: JP
Inventors: 勝村　肇
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-10-31
Filing date: 1984-10-31
Publication date: 1986-05-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は印刷配線板の取付構造に係り、小形電子機器の
筐体内部に印刷配線板を複数枚取り付ける場合に特に良
好な印刷配線板の取付構造に関する。

［発明の技術的背景］従来、小形電子機器に複数枚の印刷配線板を取り付ける
場合には、第６図に示すような取付＃Ｌ進が用いられて
いた。

図中、１は電子機器の筐体であり、２及び３は印刷配線
板である。

印刷配線板２，３にはネジ挿入用の穴部５が所定の箇所
に穿設されており、この穴部５の位置に対応して、筐体
１のベース４にも複数の穴部が設けられている。

この印刷配線板２，３を筺体１に取り付ける場合には、
■第６図に示す如く、一端側にメネジが形成され、他端
側にはオネジ小・形成されたスペーサ４，７ｂを用い、
まずネジ８を前記筺体１の穴部に挿入し、このネジ８に
スペーサ７ａを螺合させ、次にスペーサ７ａのオネジに
印刷配線板２の穴部５を嵌め、次にスペーサ７ｂにスペ
ーサ７ａのオネジと螺合させ、次にスペーサ７ｂのオネ
ジ６に印刷配線板３の穴部５を嵌め、オネジ６にワッシ
ャ９を挿入し、最後にナツト１０をオネジ６に螺合する
ことにより行うか、■印刷配線板２．３を間隔を開けて
取り付けるに十分な長さのオネジ（図示せず）を用い、
このオネジを筐体１の穴部に挿入し、このオネジに■と
同様め順序でスペーサ（図示せず）と印刷配線板２，３
を順次挿入し、最後にフット（図示せず）を螺合するこ
とにより行なわれる。

［背景技術の問題点］しかしながら、上記した従来の取付構造にあっては、印
刷配線板を複数段に重ねて取り付ける場合に、各段ごと
に複数個のスペーサを必要とするため、印刷配線板を取
り付けるための部品点数が多くなっていた。また、複数
のスペーサを取り付け、あるいけ印刷配線板に形成され
た複数の穴部にオネジを通ザ作業は多くの工数を要し、
特に小形電子機器の筐体内部に印刷配線板を取り付ける
場合のように、内部スペースの狭い場所でこれらの作業
を行なうことは容易ではなかった。

［発明の目的］本発明は、上記従来の欠点に鑑みてなされたちのであり
、複数枚の印刷配線板を容易に取り付けることかでき、
しかも印刷配線板の取り付けに必要な部品点数も減少さ
せることができる印刷配線板の取付構造を提供すること
を目的とする。

Ｕ発明の概要］そこで、本発明の印刷配線板の取付構造にあっでは、切
欠部を有する一対の取付具と、この一対の取付具が夫々
の切欠部で印刷配線板を挟持できる距離を開けて取り付
けられたベース基板とを具備し、前記一対の取付具を撓
ませ前記切欠部間を広げることにより印刷配線板を前記
切欠部で挟持させ、印刷配線板が取り付けられた状態の
前記ベース基板を電子機器の筐体内部に取り付ける構成
としたことにより上記目的を達成している。　　　　　
　・・′［発明の実施例］以下、本発明の一実施例につき第１図乃至第５図を参照
して詳）ホザる。

図中、１１は印刷配線板、１２はベース基板。

１３及び１４は取付具である。

取付具１３は、ベース基板１２に固定される基部１６と
、このす部１６に対して約９００折り曲げられた保持部
１７とで構成されている。そして保持部１７の両辺は、
さらに折り曲げられて舌片１８が形成され、舌片１８の
先端には、印刷配線板１１の板厚よりも若干大きい溝巾
の切欠部１９が形成されている。

取付具１４は、ベース基板１２に固定される基部２０と
、この基部２０に対して約９０’折り曲げられた保持部
２１と、後述する筐体４１に固定される固定片２２とで
構成されている。固定片２２は、筺体４１に固定片２２
を固定したときに、ベース基板１２が筐体４１の底面部
（後述４５）と所定の間隔を有するように、基部２０と
所定の間隔を聞けて並行して形成されている。また、保
持部２１の両辺は、さらに折り曲げられて舌片２４が形
成され、舌片２４の先端には、印刷配線板１１の板厚よ
りも若干大きい溝巾の切欠部２５が形成されている。

上記取付具１３，１４は第２図に示す如く、基部１６．
２０がネジ２７で固定されることにより、ベース基板１
２に取り付けられる。この場合に、取付具１３，１４は
、夫々の切欠部１９．２５で前記印刷配線板１１を挟持
できるように、切欠部１９．２５を対向させた状態で、
所定の距離を聞けて取り付けられる。

印刷配線板１１の取付具１３．１４への取り付けは、取
付具１３，１４及びベース基板１２の弾性力を利用して
行なわれる。すなわち、これらの弾性力を利用して、取
付具１３．１４間を押し広げ、切欠部１９．２５を離間
させた状態で、印刷配線板１１を切欠部１９，２５に挿
入し、第１図に示す如く、印刷配線板１１を切欠部１９
，２５で挟持させる。この場合に、第３図に示す如く、
印刷配線板１１の対向する両辺には、取付具１３１４の
板厚よりも大きい溝巾の切り欠け３０が、前記切欠部１
９．２５と対応するように設けられている。そのため、
切欠部１９．２５で印刷配線板１１を挟持した場合には
、切り欠け３０に舌片１８．２４が入り込み、印刷配線
板１１は横方向に移動することなく、その所定の箇所を
取付具１３．１４に保持される。

ところで、一般に、小形電子機器の筐体にあっては、前
面は、ツマミ類或いは操作表示等が設けられた前面パネ
ルとされ、後面は、接続用のコネクタ類を取り付ける後
面パネルとなっている。本実施例では、前記取付具１３
は前面パネルを、取付具１４は後面パネルを兼ねる構成
となっており従って、取付具１３にはスイッチ類を取り
付けるための穴部３３．取付具１４にはコネクタ類を取
り付けるための穴部３４が穿設されている。このように
、取付具１３，１４は前、後面パネルを兼ねることによ
り、筐体内部のスペースの有効利用及び印刷配線板の取
り付けだけのために必要な部原　　　　品点数を減少さ
せることができる。また、同様な理由から、本実施例で
は、ベース基板１２として印刷配線板が用いられている
。従って、切欠部１９．２５を一段形成するだけで２枚
の印刷配線板が実装される。

次に、第１図に示す如く、ベース基板１２．取付具１３
，１４及び印刷配線板１１が一体に組み立てられた基板
組立４０の取り付けにつき説明する。

第４図は基板組立４ｏを電子機器の筐体に組み込む手順
を説明した分解斜視図であり、第５図は基板組立４０が
組み込まれた状態の電子機器の筐体を説明する第４図Ｖ
−Ｖ線断面図である。

これらの図において、４１は電子機器の筐体であり、４
２は、筐体４１の上部を覆うカバーである。

筺体４１の後面部４３には開口部４４が形成されており
、後面部４３に対向する前面側は間口した状態となって
いる。また、底面部４５の前面側には舌片４６が突出し
て形成され、側面部４７の前面側内壁には、前記した取
付具１３の基部１６の両端を支持する支持部４９が設け
られている。

一方、カバー４２は、上面部５２と前面部５３とで略り
字形状に形成されている。上面部５２の裏面には、係合
部５５が設けられており、カバー４２を、第４図に示す
矢印ａ方向から、前記筺体４１に取り付けた場合に、係
合部５５が後面部４３に当接する構成となっている。ま
た、前面部５３には開口部５６が穿設され、その先端は
上面部５２と並行するように折り曲げられ、前記舌片４
６と嵌合する凹部５８を有する位置決め部５９が形成さ
れている。

前記基板組立４０は、第４図矢印す方向から、筐体４１
の底面部４５に載置される。そして、固定片２２の両端
がネジ６０により底面部４５に固定され、かつ基部１６
がネジ６１１．：より支持部４９に固定されることによ
り、基板組立４０は筺体４１に固定される。この場合に
、筐体４１には間口部４４が設けられているため、取付
具１４は、この間口部４４から覗ける状態となり、後部
パネルとしての役割を果たす。次に、カバー４２が、そ
の上面部５２と位置決め部５９とにより筐体４１の側面
部４７の上下を挟むようにして、矢印ａ方向から筐体４
１に取り付けられる。そして、係合部５５がネジ６３に
より後面部４３に固定される。

この場合に、前記舌片４６と凹部５８とは嵌合した状態
となるため、カバ〜４２は筐体４１０所定位置に固定さ
れる。また、取付具１３は、前記間口部５６から覗ける
状態となり、前面パネルとしての役割を果すことができ
る。

［発明の効果］以上説明したように、本発明の取付構造にあっては、一
対の取付金具で印刷配線板を挾持させ、取付金具が取り
付けられているベース基板を筐体に固定することにより
、印刷配線板を筐体に取り付けることができるため、複
数枚の印刷配線板を取り付、ける場合には、単に取付金
具に形成する切欠部を増加すれば良い。従って、複数枚
の印刷配線板を筐体に取り付ける場合であっても、印刷
配線板の取り付けに要する部品点数を増加させることな
く、容易に取り付けることができる。しかも一対の取付
金具を電子機器の前・後面パネルとして用い、ベース基
板を印刷配線板で構成するならば、単に印刷配線板の取
り付けのためのみの用途しかない部品点数はさらに減少
し、かつ筐体内部のスペースを有効に利用することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の取付Ｗｉ造を説明する図で
あり、第１図はベース基板。取付具及び印刷配線板が一
体に組み立てられた基板組立を説明する斜視図、第２図
はベース基゛板への取付具の取りｆ」けを説明する斜視
図、第３図は取付具と印刷配線板の係合状態を説明する
部分拡大斜視図、第４図は電子機器の筐体に基板組立を
組み込む手順を説明した分解斜視図、第５図は筐体内部
に基板組立が組み込まれた状態を説明する第４図のＶ−
Ｖ線断面図である。また、第６図は従来の印刷配線板の
取付構造を説明する斜視図である。１１・・−印刷配線板１２・−・ベース基板１３・・・取付具（前面パネル）１４−・・取付具（後面パネル）１９．２５・・−切欠部４１・・・電子機器の筐体４２・・・電子機器のカバー代理人　弁理士　　本　１）　崇第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）印刷配線板を挿入できる切欠部が設けられた一対
の取付具と、電子機器の筐体内部に取り付けられ、前記
一対の取付具が前記夫々の切欠部で印刷配線板を挟持で
きる距離を開けて、かつ夫々の切欠部が互いに離間する
方向に撓むことができる状態で取り付けられたベース基
板とを具備することを特徴とする印刷配線板の取付構造
。
（２）一対の取付具の一方は電子機器の前面パネル、他
方は後面パネルを構成することを特徴とする特許請求の
範囲第（１）項記載の印刷配線板の取付構造。
（３）ベース基板は印刷配線板であることを特徴とする
特許請求の範囲第（１）項又は第（２）項記載の印刷配
線板の取付構造。