JPS61106970A - 燃料供給制御システム - Google Patents

燃料供給制御システム

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JPS61106970A
JPS61106970A JP16738085A JP16738085A JPS61106970A JP S61106970 A JPS61106970 A JP S61106970A JP 16738085 A JP16738085 A JP 16738085A JP 16738085 A JP16738085 A JP 16738085A JP S61106970 A JPS61106970 A JP S61106970A
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JP
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fuel
valve
pressure
conduit
injection
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Application number
JP16738085A
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English (en)
Inventor
トーマス・ジヨセフ・ウイツチ
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United Technologies Diesel Systems Inc
Original Assignee
United Technologies Diesel Systems Inc
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Filing date
Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M63/00Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
    • F02M63/06Use of pressure wave generated by fuel inertia to open injection valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M45/00Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship
    • F02M45/02Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship with each cyclic delivery being separated into two or more parts
    • F02M45/04Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship with each cyclic delivery being separated into two or more parts with a small initial part, e.g. initial part for partial load and initial and main part for full load
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M55/00Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
    • F02M55/02Conduits between injection pumps and injectors, e.g. conduits between pump and common-rail or conduits between common-rail and injectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/20Varying fuel delivery in quantity or timing
    • F02M59/36Varying fuel delivery in quantity or timing by variably-timed valves controlling fuel passages to pumping elements or overflow passages
    • F02M59/366Valves being actuated electrically

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、燃料供給1iIIIjシステムに係り、特に
圧縮点火機関に使用される燃利供給−111111シス
テムに係り、更に詳細には圧縮点火機関のためのソレノ
イド制御弁により制御される燃v1供給1.II al
lシステムに係る。
背景技術 圧縮点火機関、即ちディーゼル機関への燃料の供給及び
その制御に於ては、中シリンダ又は複シリンダ型の定容
積ポンプにより、圧縮点火機関のシリンダに関連する一
つ又はそれ以上の燃料噴射装置へ燃料流の間欠的なパル
スを供給することが従来より行われている。圧縮点火機
関へ燃料を供給することに関する二つの主要な変量は、
燃#1噴射の開始タイミング及び各シリンダへ噴射され
る燃料の噴射時間、即ち噴tA量である。従来の大抵の
ポンプに於ては、特に直接噴射機関へ高圧(即ち100
00psi  (690bar )以上)ニテ燃料のパ
ルスを供給し得る複シリンダ型のインライン燃料ポンプ
に於ては、燃料噴射のタイミング及び噴IIIの制御は
、ポンプピストンと関連しラックj”11   □1よ
。、−0□□□16−により行われている。また燃料噴
射の開始タイミングに対する追加の調節はタイミングカ
ムの調節により行われている。かかる燃料ポンプに於て
噴仔1タイミング及び噴()J量を制御する能力を有す
る手段により、ポンプの複雑さ、[1、コストが実質的
に増大されている。
燃料ポンプのための機械的噴射タイミング及び噴側吊制
御装置がそれらの機能をソレノイド制御弁に置換えるこ
とによって単純化され又は排除されIζディーゼル機関
のための秤々の燃料供給システムが近年「11示されて
いる。かかるシステムの一つの例が米国特許第3.85
1.635号に開示されている。この米…特轟1に於て
は加圧された燃F1流の間欠的なパルスを発生1°る単
純化されたポンプを使用づる燃11供給システムであっ
て、ソレノイド制御弁の制御により、燃料流のパルスが
燃1p1噴躬装置をバイパスし、又は燃料噴射装置へ供
給され、これにより噴射装置が開弁されて機関内へ燃料
が111射されるよう構成された燃料供給システムが開
示されている。この場合ソレノイド制御弁は常開型の6
のであり、燃料l1lI制が開始される時点に於て閉弁
され、燃料が噴射される時間の開閉弁状態に維持される
ようになっている。ポンプと燃料噴射装置との間の導管
内に於I)るソレノイド制御弁、即ちバイパス弁の正確
な位置は、その閉弁によって対応する燃料噴射装置が開
かれる限り重要ではないものと思われる。
ソレノイド制御弁により制御される燃料噴射システムの
より最近の例として米国特許第4,258.674号に
開示されたシステムがある。この米国特許に於ては、単
純化されたポンプが燃料噴射弁へ加圧された燃料流の間
欠的なパルスを供給 ・し、燃料噴射弁は燃料噴射のタ
イミング及び時間を制御するソレノイド駆動式サーボ弁
を含む燃料噴射システムが開示されている。燃料噴IJ
4vR置に関連するサーボ弁は、通常の状態に於ては、
燃料噴射弁の互に対向する一対の圧力面に平衡化圧力を
与える作用をなす第一の位置にある。サーボ弁がその第
二の位置に駆動されると、燃料噴射弁より流体圧バラン
スが解除され、これにより大きい方の圧力に応答して燃
料噴射弁が開弁じ得るよう一5= になる。更に上)ホの米国特許第4,258,674月
に於ては、ポンプのポートが閉じられることににつ°(
発生された流体圧力パルスがポンプと閉弁状態の4)−
−ボ弁ど燃料噴射弁との間の導管内に於て反青し、これ
により大きい圧力の定常波が発生される液圧状況が開示
されている。サーボ弁を開弁じて燃r1噴射が行われる
ようにすべくソレノイド制御弁がその第二の位置へ駆動
されると、燃料噴射弁に於ける圧力はポンプのみによっ
て与えられるn−力よりも幾分か高くなる。かかる現象
は、導管内の圧力パルスの反響の数が高速状態に於てよ
りも低速状態に於て高いので、速醍に依存する現象であ
ると言われている。
発明のff1l示 ディーゼル機関に於ける燃焼プロセスは圧縮点火による
ものであるので、燃料が最初に噴射されたwRffil
とその燃料が実際に燃焼し始める瞬間との間には或る遅
れが存在する。かかる遅れは一般に着火遅れとして知ら
れている。如何なる種類のディーゼル機関にも実験的に
求められる着火遅れ特性が存在する。更に燃焼されるべ
き全ての−の燃料を急激に噴射することを回避すること
が望ましい。何故ならば、全ての鍋の燃料を急激に噴射
することにより過剰に圧力が増大され、これに起因して
騒音が発生され、またvs閏の部品に応力が発生され、
NOxが増大されるからである。
従ってパイロット噴射として知られている比較的少量の
燃料をまず噴射し、次いで主燃料噴射を行うことが望ま
しい。パイロット噴射の開始時点と主燃料噴射の開始時
点との間の時間が機関の着火遅れに実質的に対応してい
る場合には、パイロット噴射の燃料が燃焼し始めている
時に主燃料噴射の燃料が噴射されるので、燃料プロセス
が向上され又は最適化される。パイロット噴射を含む燃
料噴射の好ましいプログラムは、パイロット噴射より所
定の時間、即ち着火遅れに実質的に等しい時間後に主燃
料噴射が行われるようスケジュール制御するプログラム
である。
本発明の主要な目的は、圧縮点火機関へ燃料を供給する
改良された燃料供給システムを提供り”ることである。
この目的には、パイロット噴射の燃料及び主燃料噴射の
燃料の両方を機関へ供給する燃料供給システムを提供す
ることが含まれている。
本発明の他の一つの目的は、圧縮点火機関のための燃料
供給システムであって、パイロット噴射の開始時点どそ
の後の主燃料噴射の開始時点との間に所定の遅れを与え
るよう構成された燃料供給システムを提供することであ
る。この目的には、前記所定の遅れが或る特定のa関の
着火遅れに実質的に対応するよう前記所定の遅れを与え
るよう構成された燃料供給システムを提供づることが含
まれている。
本発明の更に他の一つの目的は、直接噴射式圧縮点火機
関へ比較的高い圧力の燃料を供給し得る間欠作動型、即
ちジャーク型ポンプを使用する数段された燃料供給シス
1テムを提供することである。
この目的には、甲純で経済的な機械的構成の上述の如き
ポンプを含む燃料供給システムを提供することが含まれ
ている。
本発明は、所定の着火遅れ特性を有する圧縮点火機関へ
の燃料の供給を制御する燃料供給システムを提供するも
のである。定容積ポンプ、典型的には複プランジャ式イ
ンラインポンプが供給源より燃料を受け、燃料流の間欠
的な加圧されたパルスを発生する。導管がポンプ室より
分岐点まで延在しており、分岐点には常閉の燃料噴射装
置が作動的に接続されている。燃料噴射装置をバイパス
して燃料を流し得るよう、常開型のソレノイド制御式バ
イパス弁が導管の前記分岐点に接続された入口ポートを
有している。バイパス弁に信号が与えられると、該バイ
パス弁は迅速に閉弁し、燃料噴cJA装置に於ける燃料
圧を第一のljI飼装冒間弁レベルまで急激に増大させ
、これによりパイロット燃料が噴射される。次いで所定
−の液圧遅れの後、燃料噴射装置に於ける燃料圧が第一
のレベルよりも高い第二のレベルまで急激に増大し、こ
れにより主燃料噴射が行われる。導管の長さは液圧遅れ
を決定し、機関の着火遅れ時間と所定の時間的関連を有
するよう選定される。好ましい実施例に於ては、液圧遅
れは着火遅れ時、、間と実質的に対応している。
バイパス弁は開弁方向及び閉弁方向の何れにも迅速に応
答し、また制御信号の開始時点及び継続時間はシステム
の作動中に調節可能である。
ポンプにより供給される補充燃料の一部は開弁状態のバ
イパス弁を流れる燃料の逆流によって与えられる。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
発明を実施するための最良の形態 第1図は圧縮点火機関、即ちディーゼル機関10のため
の本発明による燃料供給システムを示す解図である。本
発明を説明する目的で、機関10は1シリンダ当り約1
Qの容積を有する4シリンダ自然吸気式中型ディーゼル
機関であるものとする。バイパス弁及び噴射装置組立体
14へ燃料流の間欠的な、即ち周期的なパルスを与える
べく、比較的高圧の4シリンダ式インライン燃料ポンプ
12が劃10により駆動されるようになっている。ポン
プ12は直接噴射が可能であるよう15ooops+ 
 <約1000bar)もノ圧力の燃料パルスを供給し
得るものである。本発明の燃料供給システムは種々の構
成のディーゼル機関との関連で使用されてよいものであ
り、ポンプ12はそれぞれ機関に組込まれた個々のユニ
ットポンプにて構成されたものであってもよい。
燃料は供給ポンプ18により燃料タンク16の如き供給
源より吸引される。供給ポンプ18は連続的に作動する
型式のものであり、公知の要領にてポンプ12と関連付
けられていてよく、また電気的に駆動され又は機関10
若しくはポンプ12よりの機械的動力により駆動される
単体のポンプであってもよい。供給ポンプ18は約45
psi(3bar)の比較的低圧にて燃料を連続的に供
給する。供給ポンプ18より吐出された燃料はフィルタ
20を通過し、しかる後低圧供給導管22へ流入する。
低圧供給導管22は場合によっては後)雪    ′″
4146如4ドI、i−’:ye’j;に66(7)t
”1ivT6よい。低圧供給導管22は枝管24により
示されている如くインラインポンプ12内の四つのポン
プシリンダまで延在している。また低圧供給導管22μ
対応ηる噴射装置組立体1/lまで延在する別個の枝管
23を含んでいる。更に低圧供給導管22は低圧逆1に
弁26又はAリフイスを経て燃料タンク16に接続され
でいる。
ポンプ12の各シリンダは対応する燃料導管30の一端
を構成する出目28を含んでいる。各燃料導管30は対
応する噴射装置組立体14へ燃料の高圧のパルスを供給
するに適したものである。
各燃料導管30はパイロットパルスの始端と主燃料パル
スの始端との間に所要の液圧遅れを与えるJ:う選定さ
れた所定の長さのものであり、液圧遅れは後に詳細に説
明りる如く機関の特性としての着火遅れに対応すること
が意図されでおり、このことは本発明にとって重要な事
柄である。
第1図乃至第3図に於て、各バイパス弁及び噴射装置組
立体14は噴射ノズル32とバイパス弁34とを含んで
いる。噴射ノズル32及びバイバ     )ス弁3/
1は図示の目的で第2図に於ては豆に独立したハウジン
グ内に収容されているが、これらは第3図に示されてい
る如く共通のハウジング内に配置されてもよく、またか
くして共通のハウジング内に収容されることが好ましい
。各バイパス弁34は一対のポート36及び38を含ん
でおり、ポート36は高圧撚Il+導管30に直接接続
されており、ポート38は低圧供給導管22の枝管23
に接続されている。バイパス弁34はソレノイドコイル
44が励磁されることにより電磁気的に駆動されるよう
アーマチュア42と連結された弁要素40を含んでいる
。ソレノイドコイル44は甲−の導線45により示され
た一対の導線を経て供給される信号電流により励磁され
るようになっている。ソレノイドにより駆動される弁要
素710は第2図に於て解図的に示されている如く、ば
ね46により常開状態に置かれている。コイル7!I4
が導線45より適当な信号が与えられることによって励
磁されるとバイパス弁34が迅速に閉弁され、逆に電流
の通電停止の如き適当な信号によりバイパス弁が迅速に
再度開弁されるようになっている。
燃料噴射ノズル32は、ノズルボディ52内に収容され
、ばね54によって弁座56と係合した状態に付勢され
たニードル弁要素50を含んでいる。弁室58内の燃料
圧がばね54の付勢力に打克つに十分な値になると、弁
要素50は公知の要領にて弁座56より上昇し、これに
よりノズルオリフィス60を経て機関内へ直接燃料が噴
射される。弁要素50を開弁駆動し機関10へ燃料を供
給覆るための燃料は、高圧燃料導管30の延長部30’
 を経て弁室58へ供給される。
第2図は対応する導管30内を流れる燃料流の加圧され
たパルスの発生源として作用するインラインポンプ12
内のポンプ室62の一つを解図的に示している。燃料流
の加圧されたパルスを発生Jべく、ピストン、即ちプラ
ンジp64がポンプ室62内を往復動するようになって
いる。各プランジャ64の往復動は、シャフト67に装
着され機関10により直接又は間接的に駆動されるカム
66によって行われるようになっている。ポンプ12は
その大部分が幾つかのポンプ製造会社の何れかより市販
されている型式のものであってよい。
しかしかかるポンプは、ポンプ吐出及びポンプ供給弁を
制御するための制御ラックや制御機構が必要ではないの
で、修正されなければならない。更に作動中にカム66
のタイミングを調節する手段も必要ではない。第2図に
於ては、プランジャはそのストロークの最下端にある状
態にて示されており、低圧供給源に連通ずる導管24へ
のポートはそれが閉ざされた状態にて示されている。プ
ランジャ64がカム66によって上方へ駆動されると、
後に説明する如く、燃料がバイパス弁34を経てバイパ
スされ、又は噴射ノズル32を経て噴射されるよう、プ
ランジャはポンプ室62内の燃料を加圧して高圧の燃料
導管30を経て吐出する。
プランジャ64がそのストロークの最、に端に近付くと
、プランジャに設けられた流通ボア68が第2図に於て
仮想線にて示されている如く供給導管24と整合し、こ
れにより燃料が何れかの方向へ流れ得るようになる。
プランジャ64がそのストロークの最上端にある場合に
は、流通ボア68が供給導管24と整合することにより
、小さい容積のポンプ室62が燃料にで完全に充填され
、吸入スト[1−りが開始される。プランジャ64が下
方へのストロークを開始り−ると、流通ボア68は導管
24との整合より解除され、これによりポンプ室62内
に負圧が発生される。本発明の一つの局面によれば、ポ
ンプ室62にはその出口に供給弁が設けられおらず、バ
イパス弁34はかかる作動段階に於てflit弁し、こ
れにより燃料が対応する低圧供給枝管23を経て逆流し
、また対応する高圧燃13+導管3oを経て逆流し得る
ようになり、これによりプランジャ64がイのストロー
クの最下端に到達した時点で対応するポンプ室62が燃
料の完全なチャージにて充填されることが確保される。
曲型的には、ポンプ室62内の燃料チャージの大部分く
即ち75〜80%)は導管30内の上)本の如き燃料の
逆流により供給される。第1図の枝管23に於ける実線
及び破線の矢印は、何れかの方向への起り得る燃料の流
れ(逆方向への流れが三つ、順方向への流れが一つ)を
示すために使用されている。
劃10への燃料噴射の開始及び終了の一般的なタイミン
グは、対応する導線45を経て対応するソレノイド制御
弁34へ制御信号を供給する電子制御装置70により決
定される。一般に、電子制御装置70は速麿、負荷、温
度の如き検出された機関運転パラメータに応答し、これ
により或る予め定められた制御プログラムに従って制御
信号を出力する。バイパス弁34は常開型のものである
ので、導線45を経て供給される電気信号により与えら
れる制御は、一般に、コイル44を励磁することによる
バイパス弁3/1の閉弁、及びコイル44の消磁による
バイパス弁の再開弁を含んでいる。バイパス弁34が開
弁されている間は、枝管23及び高圧燃料導管30を軽
て燃料がバイパス弁を何れかの方向へ通過1−る。枝管
23及び高圧燃料導管30の容量は、バイパス弁34が
開弁している場合に該バイパス弁内を流れる燃料の圧力
がプランジャ64がその上方へのストロークにある場合
に於ても比較的低い値となるような容量である。従って
対応する噴射ノズル32へ通ずる導管証長部30′内に
現れる燃料圧はばね54のばね力に打克って噴射ノズル
を開弁させるに必要な敷居値にりも一般に低い値である
しかしバイパス弁34が閉弁され、プランジャ67Iが
その上方へのストロークにある場合には、導管30及び
延長部30′内の燃料の圧力は増大1ノ、ばね54の付
勢力に打克ち、これにより燃料が機関内へ噴射され1q
るようになる。バイパス弁34の急激な閉弁によって発
生される流体力を無視りれば、導管30内の燃料圧はカ
ム66の外形にJ:り制御されるプランジャ64のスト
ロークににって決定される。燃料圧はプランジャの」一
方へのストローク過程に於て増大し、その増大率は噴射
ノズル32が開弁すると僅かに変化する。
本発明によれば、対応するプランジャ64のポンプ(、
、lr−i )スミ−ローフ過程に於てバイパス弁34
が迅速に閉弁すると、バイパス弁への入口ポート36に
於l′Jる燃料の流れがすぐに停止され、その結果その
領域に於ける燃料の圧力が急激に且十分に十稈覆る。水
導管内に於Gプるかかる現象は「水ハンマ」として知ら
れており、本発明の説明の目的で、かかる現象を「燃料
ハンマ」と呼ぶこととする。導管30内の燃料圧が急激
に増大することは、導管延長部30′が導管30の全長
に比して短く、バイパス弁の入口ポート36に近接して
いるので、バイパス弁の入口ポート36の領域に於てす
ぐに発生し、またしかる後まもなく噴射ノズル32の領
域に於て発生する。かかる燃料圧の急激な上昇は、燃料
圧が噴射ノズル32に於けるばねの付勢力に打克ら、こ
れにより機関10内への燃料噴射が開始される程度にま
で上昇する。
更に本発明によれば、バイパス弁34に於ける導管30
内の燃料の圧力の急激な上昇は、導管延長部30′が導
管30と連通ずる接続部30aまで導管延長部30#の
短い距離に亙り伝わり、次いで導管30に沿ってポンプ
12の出口28及びポンプ室62まで伝わり、ポンプ室
62内に於て)、、、    Elj m ’ia h
 1: * * 30 ′″’tQ Z T、 fJl
 m / 7. )Iy 32”0けて戻される。バイ
パス弁34の閉弁はプランジャ62の圧縮ストローク中
に発生するので、第5図に示されCいる如き圧力軌跡が
生じる。
第5図に於て、ポンプ12のポンプ室62の出口28に
於ける圧力が時間の関数として破線にて示されている。
横軸は或る機関運転条件に於けるクランク角又はポンプ
カム角に置換えられてもよいが、横軸が時間である場合
の方が本発明の原理がより適正に説明される。
第5図の実線の軌跡は噴射ノズル32に於番プる導管延
長部30′内の燃料の圧力を示しノでいる。
ポンプ12に於【プる圧力は、プランジャ64がその圧
縮ス1〜ロークを開始し、バイパス弁34が開弁状態に
維持されると、h間1oどIIとの間にて非常に緩やか
に上昇する。時点t1に於ては、制御信号がIJ線45
に与えられ、バイパス弁34が迅速に閉弁される。噴射
ノズル32に於ける導管延長部30’内、より詳細には
噴射ノズルの弁室58内の燃料圧は1000psi  
(69bar )より時点12に於けるレベル(11弁
の敷居値圧力TI+ 、を越えでいる)まで急激に増大
する。時点tfと12との間の遅れは、バイパス弁34
の応答時間と導管延長部30’の長さに比例する液圧遅
れとにより主として決定される。一般に導管延長部30
′は比較的短い、、図示の実施例に於ては、噴射ノズル
32が開弁する時点の燃料圧は約4000psi  (
276bar ) テあり、かカル初11[力の燃料パ
ルスは約5000psl  (345bar )(7)
圧力を有している。その場合、噴射ノズル32の弁要素
50は開弁じており、燃料パルスはプランジャ64がそ
の上方へのストロークを継続している間導管30に沿っ
て上流側方向へ移動している状態にあるので、機関10
の着火遅れ(TO>に実質的に対応するよう11116
11される液汁遅れ(HD)の間に於ては、噴射ノズル
32に於ける導管延長部30’内の燃料圧はほとんど変
化しない。
かかる液圧遅れ1−IDの時間が時点11!より時点t
eまでとして第5図に示されており、この時間は導管3
0のポンプ12と分岐点30aとの間の長さしにより決
定される。この液圧遅れHDの時間は、バイパス弁34
が急激に閉じられることによって発生された圧力パルス
が分岐点30aよりポンプ12まで導管30の長さLを
移動し、ポンプ12より分岐点30aまで導管30の長
さLを戻る方向へ移動するに要する時間により主として
決定される。導管延長部30′の長さは液圧遅れHDの
長さには影響しない。何故ならば、初期圧力パルスが導
管延長部30′に沿って移動している間にも初期圧力パ
ルスはポンプ12へ向けて移動しているからである。か
くして或る特定の型式又はクラスのm関10が試験され
、約1ミリ秒の着火遅れTDを有することが解れば、第
5図の時点t2より時点toまでの液圧遅れHDの間隔
も約1ミリ秒であることが望ましい。負型的には、通常
の圧力状態での液体燃料媒体内に於ける圧力パルスの移
動速度は4000 ftl sea士数100ft/s
ec  (12201前後)の範囲である。従って導管
30内に於ける圧力パルスの速度が約4000ft/s
ea  (12201/sec )であるものと仮定す
れば、導管30の長さ1−は所要の着火遅れに対応する
液圧遅れを与え得るよう予め選定されてJζい。時間、
距離、速度についての基本式T=D/V ここに王は移動時間であり、 ■は速度であり、 Dは移動用1llItである を使用することににす、移動時間Tが所望の液圧遅れを
表わす1−IDに置き換えられてよく、移動用HDが導
管30の2倍の長さ、換言すれば噴射ノズル近傍に於て
発生しポンプまで移動ししかる後噴射ノズルへ戻るパル
スの往復移動距離を表わす2[に置き換えられてよい。
かかる表現を使用すれば、距離りは約4ft(1,21
1)でなければならず、従って導管の長さLは約2N(
0,gm >でなければならない。
各導管30は同一の長さ1−を有してぃな【プればなら
ない。組成及び圧力の結果として燃料のW’i而が変動
することにより生じる比較的僅かな変動を無視すれば、
圧力パルスの速度は4000 「t/sec  (12
20m /sea )の一定値であるものと考えられる
。他方種々の型式の機関の着火遅れは約0.5ミリ秒か
ら1ミリ秒を僅かに越える範囲ぐある。かくして着火遅
れが望ましい0.5ミリ秒である場合には、導管の良さ
Lは約1ft(0,3R1)でな【プればならない。長
さ1が短くならなければならないほど、導管30の各噴
射ノズルまでの長さ1−が約1ft(0,3+n )を
越えないよう、ポンプ12は噴射ノズル32により近づ
かなければならない。逆に導管の長さLが比較的長いこ
とが必要とされる場合には、このことは導管を湾曲させ
又は波形にすることによって受入れられてよい。
次に第5図に示されている如き噴射ノズル32に於ける
燃料圧力の分析について説明する。液汁遅れが終了づる
時点18に於ては、反射された圧力パルスが戻ること及
びプランジ1764により与えられる圧縮…が急激に増
大することにより、燃料の圧力が二次的に大きく増大す
る。かかる燃料圧力の二次的な増大は比較的急激ぐあり
月大きく、従つ【噴射ノズル32に於ける燃料圧は約4
000〜5000psi  (276〜345bar 
)より約12000〜13000psi  (827〜
896bar)まで増大する。燃料供給の初期段階は時
点[2に於て始まるパイロット燃料パルスを与えること
を特徴としているが、上述の二次段階は機関内に於て発
生する燃焼の大部分を可能ならしめる主燃料パルスを与
えるものである。パイロット燃料パルスは機関内に於て
空気と混合され着火温度若しくは着火温度に近いmiに
まで昇温され、パイロット燃料パルスに続く主燃料パル
スは燃料の燃焼プロセスを最適化する。燃料の大部分は
主燃料パルスの過程に於て噴射され、燃料の約25〜3
5%の部分がパイロット燃料パルスの過程に於て噴射さ
れる。
主燃料パルスは時点t4に於てバイパス弁34が再度開
弁されることによって終了され、導管延長部30″及び
30’を通過するに必要な短い時間の後、噴射ノズル3
2に於ける燃料圧は時点【6に於て約3000psl 
 (207bar )の閉弁敷居値The以下に急激に
低下し、燃料噴射が終了される。ポンプ室62に於ける
燃料圧も急激に低下するが、かかる燃料圧の低下は導管
30の長さの結果として僅かに遅れる。主燃料パルスを
或る特定のクランク角又はカム角と或る予め定められた
相互関係を有する時点t!1に於て開始させたい場合に
は、バイパス弁34の閉弁は、時点【2が時点taの所
望の瞬間よりも所定の液圧遅れHD分だけ速い時点とな
るようタイミングが取られなければならない。かかる液
圧遅れHDは導管30の長さLにより決定され、時点I
Iの所望の時点は決定可能であり、時点t3に対し実質
的に一定である。勿論これらの時点のクランク角又はカ
ム角は速度に応じて変化する。
本発明によれば、バイパス弁a4は第5図に於ける時点
t1と時点t2との間に於て燃料圧を急激に上昇させ得
るよう、できるだけ迅速に弁要素40を閉弁駆動し得る
ものであることが望ましい。
またバイパス弁34は燃料噴射を急激に終了させるため
にはその弁要素40を迅速に開弁駆動し得るものである
ことが望ましい。更にシステムの流体力学的構造を中純
化するためには、バイパス弁34及び噴射ノズル32は
できるだけ互いに近接して配置されることが好ましい。
噴射ノズル32との一体的な組合せに於て第3図及び第
4図に示されたソレノイド駆動圧力補助型のバイパス弁
34を使用することは、かかる目的に特に適している。
第3図に於て、高圧燃F1導管30は噴射ノズル32の
ノズルボディ52に作動的に接続されており、ノズルボ
ディ内に分岐点30aが設けられており、該分岐点より
導管延長部30′が弁室58まで延在しており、ま半導
体延長部30″がバイパス弁34へ向けて延在している
。導管延長部30″はノズルボディ52の上面74の中
央に設けられた孔までノズルボディ内を上方へ延在して
いる。ソレノイド駆動式のバイパス弁34はノズルボデ
ィ52のすぐ上方に配置されており、弁カバー76の7
ランジを貫通して延在しノズルボディ52の対応するフ
ランジとねじ係合する一対の保1     持ボルトの
如き手段によりノズルボディと一体的’    l、T
 31! M c!□工い。。7、イア、2□□1□1
7カバー76の互いに隔置され軸線方向にnいに対向す
る而の間であって円筒形のカラー77内に形成されたハ
ウジング4:ヤビティ内に配置されており、カラー77
の両端は弁カバー76の周り及びノズルボディ52の上
端の周りに延在【ノている。
棒状又番よスピンドル状の弁座部材、即ち弁座スピンド
ル37がノズルボディ52の上面74と弁カバー76と
の間に軸線方向に延在している。弁座スピンドル37は
入口ポート36の少なくとも一部を郭定する上方へ延在
する南孔を含んでいる。
弁座スピンドル37はポート36が導管延長部30“の
1:端と整合されるよう配置されている。弁座スピンド
ル37の下端は、該スピンドルの肩部に下方へ作用し目
カバー76の下面に、F方へ作用する一つ又はそれ以上
の■ばね78により、ノズルボディ52の上面74と実
質的に液密的に係合するよう付勢されている。弁座スピ
ンドル37を同心状に位置決めすること及び冊ばね78
を弁座スピンドル上に保持することは、弁座スピンドル
の一1端より延在しカバー76の下面に設けられたノJ
ウンタボア内へ1c人するパイロットピン79により確
保されるようになっている。冊ばね78は、弁座スピン
ドル37をノズルボディ52の−L面74と実質的に固
定的に液密的に係合した状態に維持すべく、弁座スピン
ドルに対し200〜300ボンド(91〜136kg)
の下向きの力を作用する。
弁座スピンドル37はその下方部のほぼ全てに亙り一定
の直径を有しており、下方部の上方に直径の大きい領域
を有している。この直径の大きい領域に於ては、弁座ス
ピンドル37の下方部の直径よりも大きい直径を有する
環状の制御■ツジ80が形成されている。かかる制御エ
ツジを郭定し、また弁座スピンドルに近接して小さい高
圧プレナム81′を郭定すべく、弁座スピンドル37に
は制御エツジ80よりすぐ下方の位置に環状リセス81
が形成されている。一つ又はそれ以上の半径方向ボア3
6’がリセス81より軸線方向ボー1−36まで半径方
向内方へ延在しており、これによりポート36とプレナ
ム81′とが流体的に連通接続されている。
ソレノイド駆動式のバイパス弁34に於ては、可動の弁
要素は、弁座スピンドル37の下方部の周りに配置され
l該下方部に対し密に接触して軸線方向に相対摺動し得
る大きさに形成された円筒形のスリーブよりなる弁スリ
ーブ140である。
弁スリーブ140の内径は、その長さの大部分に亙り、
弁座スピンドル37の下方部の外径よりも極く僅かに大
きく1制御エツジ80の直径よりも幾分か小さい。他方
弁スリーブ140の外径は制御エツジ80の直(¥より
も大きく、上端近傍の内径より外径への遷移領域には弁
が閉弁された場合に制tIITツジ80と接触する上方
へ傾斜した、即ら逆転された切頭円錐面82が設けられ
ている。
弁スリーブ140の内面の一部及び切頭円鉗面82の一
部は弁座スピンドル37に設けられたリセス81と共働
してプレナA81’を郭定している。
弁スリーブ140にはその下端近傍に於て、ねじ係合に
より、好ましくは弁スリーブ140に設けられたリセス
に嵌込まれアーマチコアを弁スリーブの肩部と固定的に
係合した状態に保持するスナツブリング83により、環
状のアーマチュア42が連結されている。アーマチュア
が運動する場合に於ける流体の抵抗を低減すべく、複数
個のブリード孔84がアーマチュア42を貫通して軸線
方向に延在している。
一体的な一部としてソレノイドコイル44を含む環状の
ステータ85が、弁スリーブ140を囲繞し1弁スリー
ブより半径方向外方へwAlされている。ステータ85
はカバー76の下面に当接して配置されており、環状の
スペーサ87によりノズルボディ52の上面74より所
定の距離にて隔置された状態に維持されている。コイル
44との電気的接続は一対の端子45により行われるに
うなっている。
弁スリーブ140のストローク長さは、図示の閉弁位置
に於ては切頭円錐面82が制御エツジ80と接触するこ
とにより決定され、第4図に於て破線にて示された全開
位置に於て(,1弁スリーブの下端がノズルボディ52
の上面74と接触することによって決定される。アーマ
チュア42の弁スリーブ140上に於ける軸線方向の位
置は、コイル44が励磁され、第2図に示されている如
く弁が閉弁された場合に、アーマチュア42とステータ
85との間に約0.0041nch(0,10m+n)
の小さい空隙が残されるよう予め選定されている。
弁スリーブ140のストローク長さは弁が全開状態にあ
る場合に於ける空隙の間隔を決定し、図示の実施例に於
ては空隙の間隔は約0.01inch(0,25+ni
+)である。開弁状態及び閉弁状態に於番ノる空隙の間
隔の調節は、弁スリーブのストローク良さの調節及び/
又は弁スリーブ140上に於&プるアーマチュア42の
位置及び/又はスパー1ノ87の高さを制御することに
よって行われる。
ステータ85の半径方向内側の上面は円錐形に傾斜され
(おり、切頭円錐形のスピルディフレクタ90を含んで
いる。スピルディフレクタ90よりも上方であって弁カ
バー76の下面よりも下方の領域は低圧プレナムを郭定
しており、該プレナムはカバー76に設けられた一つ又
はそれ以上の傾斜したボア3B’を介して大きい中央ボ
ア38と連通しており、該ボアは弁に関連する低圧のド
レーンポートを郭定している。
次にバイパス弁34の作動について説明する。
バイパス弁は常開型のものであるが、第3図及び第4図
に於てはその閉弁位置にて示されている。
弁スリーブ140がその閉弁位置にあり、従ってその下
端がノズルボディ52の上面74に接触しているものと
仮定すれば、制御エツジ80と弁スリーブ140の而8
2との間には間隙、即ち制御オリフィスが存在し、燃料
は該オリフィスを経て差圧に応じ何れかの方向へ自由に
流通する。例えばポンプ12が圧縮ストロークの過程に
ある場合の如く、導管延長部30”内の燃料圧が比較的
高い場合には、開弁状態のバイパス弁は燃料を順方向へ
バイパスする作用をなし、燃料をドレーンポート38を
経て枝管23へ排出し、更には低圧導管22へ排出する
。これに対しプランジャ64がその下方へのストローク
過程にあり、従ってポンプ室62内を燃料にて充填して
いる過程にある場合には、燃料はポート38へ流入しポ
ート36より流出することにより逆方向へ流れる。
コイル44が励磁されると、その結果生じる電磁力にに
リアーマヂュア42が迅速に、F方へ吸引され、遂には
弁スリーブ140の而82が弁座スピンドル37の制御
エツジ80に接触し、これにより燃料がバイパス弁を通
過して何れの方向へ流れることも閉止される。コイル4
4が励磁状態に軸持されている限り、バイパス弁は第4
図に示された閉弁位置に維持される。
励磁信号がコイル44より解除されると、二つの力が弁
スリーブ140に作用して該スリーブを迅速に開弁させ
る。第一には、導管延長部30″内の圧力がポート38
の領域内の圧力よりもかなり高いものと仮定でれば、そ
の結果生ずる液圧ににリバイパス弁が開弁される。第二
に、弁座スピンドル37及び弁スリーブ140は垂直に
配向されており、従って重力がバイパス弁の開弁を補助
する。!Itf型的には、バイパス弁34をrIn弁す
ることが必要である瞬間に於ては、導管延長部30″内
の燃料圧は数千psi  (1psi =0.069b
ar )程度であるが、ポート38に於ける燃料圧は1
00psi  (6,9bar )以下である。かかる
差圧は弁スリーブ140の幅の狭い環状の部分(弁スリ
ーブの内周面より弁座スピンドル37の制御エツジ80
との接触点まで半径方向外方へ延在している部分)に軸
線方向下方へ作用する。弁スリーブ140及びアーマチ
ュア42の残りの部分、即ち制御エツジ80と而82と
の間の制御オリフィスより半径方向外方の部分は、開弁
方向及び閉弁方向の力が釣合った低圧領域にある。図示
の実施例に於ては、弁スリーブ140の内仔は0.23
6インチ(61111)であり、制御エツジ80の直径
は0.252インチ(6,4m1ll)である。
閉弁信号が与えられた瞬間より弁が閉じられるまでの時
間が予測可能な均一な時間となることを確保するために
は、弁スリーブ140は次の閉弁位置信号がソレノイド
コイル44に与えられるまで全開位置に維持されること
が望ましい。開弁方I・、“1 向への何らかの付勢力が維持されていない場合には、機
関振動の弁スリーブ140の軸線に沿う成分ににす、特
にポンプサイクルの低圧状態の間に弁スリーブ140が
振動、即ちチャタリングされることがある。to力の影
響はそれほど大きくはなく、従って1ボンド(0,45
kO)又はそれ以上の力の液fful勢力が採用される
。弁スリーブ140及びアーマチコア42の軸線方向へ
面する領域の大部分は、それらに作用覆る圧力が軸線方
向に釣合いがどられた状態にあるが、弁がfffl弁し
ている場合に正味の開弁液圧付勢力を受ける部分が弁ス
リーブ140及び/又はアーマチコア42に存在するJ
:う注意が払われる。このことは、図示の実施例に於−
では、弁スリーブ140の下端於ける軸線方向に而した
領域が平滑であり■全体に亙りノズルボディ52のWW
Jな上面と液体が介在することなく接触した状態になる
ことによって達成される。弁スリーブ140をその開弁
位置へ付勢する作用をなす液圧力は□、低供給圧、即ち
25〜50ns((1,7〜3.4bar )と、圧力
が平衡化されていない領域の面積、即ち約0.066平
方インチ(0,43am9>との積である。かかる液圧
力は1ポンド(0,45ko)以上であり、好ま1ノく
ない弁の振動を実質的に排除する。
上述の如き種々の特徴を有するソレノイド駆動式のバイ
パス弁は1ミリ秒又はそれ以下の時間の内に開弁位置よ
り閉弁位置へ駆動され得るものであり、逆に1ミリ秒又
はそれ以下の時間の内に全開位置より全開位置へ駆動さ
れ得るものである。
何れの場合に於ても、弁スリーブ140の運動を補助し
又は制御する機械的付勢手段は必要ではない。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説
明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内にて伯の種々の実施例が可能であ
ることは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が採用された4シリンダ式内燃機関の完
全な燃料供給システムを示す概略構成図である。 第2図は本発明の燃料供給システムの賛部をlil純化
された態様にて示す解団である。 第3図は本発明によるソレノイド駆動式のバイパス弁を
含む燃料噴射弁を一部破断して示す正面図である。 第4図は第3図に示されたソレノイド駆動式のバイパス
弁の要部をその一部を破断して示す解団である。 第5図はクランク角の関数として噴射装置に於ける燃料
圧及びポンプに於ける燃料圧を示すグラフである。 10・・・ディーゼル機関、12・・・燃料ポンプ、1
4・・・バイパス弁及び噴射装置組立体、16・・・燃
料タンク、18・・・供給ポンプ、20・・・フィルタ
、22・・・低圧供給導管、23.24・・・枝管、2
8・・・出口、30・・・燃FII導管、30’ 、3
0”・・・導管延長部、32・・・噴射ノズル、34・
・・バイパス弁、36・・・ポート、37・・・弁座ス
ピンドル、38・・・ポート(中央ボア)、40・・・
弁要素、44・・・ソレノイドコイル、45・・・導線
、46・・・ばね、50・・・弁要素。 52・・・ノズルボディ、54・・・ばね、56・・・
弁座。 58・・・弁室、60・・・ノズルAリフイス、62・
・・ポンプ室、64・・・プランジ1−.66・・・カ
ム、67・・・シャフト、68・・・流通ボア、70・
・・電子制御−1ニツ1へ、7/I・・・、i−面、7
6・・・弁カバー、77・・・カラー、78・・・(f
llばね、79・・・パイロン(−ビン、80・・・制
御11ツジ、81・・・すl?ス、811・・・高圧プ
レナム、82・・・切頭円錐面、83・・・スJ゛ツl
リング。 84・・・ブリード孔、85・・・ステータ、87・・
・スペーサ、90・・・スピルディフレクタ、1/10
・・・弁スリーブ 特許出願人  ユナイテッド・チクノロシーズ・ディー
ゼル・システムズ・ インコーホレイテッド 代  理  人   弁理士   明  石  昌  
毅(方 式) 手続補正綱 1、事件の表示 昭和60年特許願第167380号2
、発明の名称 燃料供給制御システム3、補正をする者 事4’Fとの関係  特許出願人 住 所  アメリカ合衆国7サブー1−セツツ州、スプ
リングフィールド、メイン・ストリート 3664名 
称  −1−ナイテツド・テクノ11シーズ・ディー1
fル・システムズ・イン::1−ボーイー1ツド4、代
即人 居 所  〒104東京都中央区新川1丁目5番19目
茅場町長岡ビル3階 電話551−4.171昭和60
年10月9 F’、l (flit和60年10 Fi
l 29日発送)6、補正のえ1象 図面(拓1凹ン 7、補正の内客 別紙の通り

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 燃料供給源より燃料噴射装置を備えた少なくとも一つの
    シリンダを有する圧縮点火機関への燃料の供給を制御す
    る燃料供給制御システムであって、前記機関は或る予め
    定められた着火遅れ時間を有し、前記燃料噴射装置は常
    閉位置へ付勢された燃料供給制御システムにして、 前記燃料供給源より燃料を受け且燃料流の間欠的な加圧
    されたパルスを発生する定容積ポンプ装置と、 前記ポンプ装置より分岐点まで延在し前記燃料噴射装置
    に作動的に接続され半導体装置と、電気制御信号に応答
    し開弁位置と閉弁位置との間に迅速に運動するバイパス
    制御弁装置であって、前記分岐点に於て前記導管装置に
    作動的に接続された第一のポートと比較的低圧の領域へ
    通ずる第二のポートとを有し、前記導管装置内の前記燃
    料流の加圧されたパルスは前記制御弁装置が開弁してい
    る時には前記燃料噴射装置を有効にバイパスし、前記制
    御弁装置が迅速に閉弁する時には前記燃料噴射装置に於
    ける前記パルスの圧力が前記燃料噴射装置の付勢力に打
    勝ってパイロット噴射を発生する第一のレベルまで急激
    に増大し、前記着火遅れ時間と或る予め定められた時間
    的関連を有する或る予め定められた液圧遅れ時間の後に
    前記第一のレベルよりも高い第二のレベルまで急激に増
    大して主燃料噴射を発生するよう構成されたバイパス制
    御弁装置と、 前記導管装置は前記パイロット噴射の開始時点と前記主
    燃料噴射の開始時点との間の時間を前記予め定められた
    液圧遅れ時間とし得るよう予め選定された或る特定の長
    さを有することと、 を含む燃料供給制御システム。
JP16738085A 1984-08-14 1985-07-29 燃料供給制御システム Pending JPS61106970A (ja)

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