JPS61106920A - エンジンの吸気制御装置 - Google Patents

エンジンの吸気制御装置

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JPS61106920A
JPS61106920A JP59229091A JP22909184A JPS61106920A JP S61106920 A JPS61106920 A JP S61106920A JP 59229091 A JP59229091 A JP 59229091A JP 22909184 A JP22909184 A JP 22909184A JP S61106920 A JPS61106920 A JP S61106920A
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valve
engine
intake
timing
control device
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Masakimi Kono
河野 誠公
Yuji Takamori
高森 勇治
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B29/00Engines characterised by provision for charging or scavenging not provided for in groups F02B25/00, F02B27/00 or F02B33/00 - F02B39/00; Details thereof
    • F02B29/08Modifying distribution valve timing for charging purposes
    • F02B29/086Modifying distribution valve timing for charging purposes the engine having two or more inlet valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B29/00Engines characterised by provision for charging or scavenging not provided for in groups F02B25/00, F02B27/00 or F02B33/00 - F02B39/00; Details thereof
    • F02B29/08Modifying distribution valve timing for charging purposes
    • F02B29/083Cyclically operated valves disposed upstream of the cylinder intake valve, controlled by external means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B2275/00Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
    • F02B2275/32Miller cycle
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ミラーサイクルにおいてエンジン冷機時に
燃焼性を向上させるエンジンの吸気制御装置に関するも
のである。
(従来技術) ガソリンエンジンやテイーゼルエンジンの熱効率等を向
上させる手段として、いわゆるミラーサイクルがある(
特開昭55−148932号公報参照)。これは、吸気
通路に、下死点の近傍で閉じる吸気弁とは別個にタイミ
ングノくルブを設けて、吸気通路をピストンの下死点手
前の時点でに記タイミングバルブにより閉じることによ
り、この時点から下死点まマは断熱膨張させるものであ
る。 このミラーサイクルを通常のオツトーサイクルと
比較した場合、つぎのような利点がある。
(1)スロットル弁の代りにタイミングバルブを用い、
このタイミングバルブの開弁期間を移行させることによ
りエンジンの回転制御を行なうものであるから、吸気通
路がスロットル弁により絞られて負圧になることがなく
、常時大気圧に保たれるので、ピストンのポンピングロ
スが少ない。
(2)吸気行程の末期で断熱膨張するから、−上死点で
の圧縮圧力が低下する一方で、膨張比は同一に保たれる
ので、出力の低下を抑制しながら1機械負荷(燃焼室の
最大圧力)および熱負荷(燃焼温度)を低減させること
ができる。
ところが、このミラーサイクルでは、上記したように吸
気行程の末期で断熱膨張することから、圧縮気の温度上
昇が抑制される。この様子を第10図に示す。
第1θ図は圧縮気の最高温度を実測した結果を示すもの
で、この図において、タイミングバルブが横軸に示す下
死点BDCよりも手前の時期に閉じられる場合が、ミラ
ーサイクルに相当し、下死点BDCよりも遅れた時期に
閉じられる場合がオツトーサイクルに相当する。この第
1θ図から明らかなように、ミラーサイクルにおける圧
縮気の最高温度は、オツトーサイクルにおけるそれより
も低くなっている。
このように、ミラーサイクルにおいては圧縮気の温度が
低くなることから、特にエンジン冷機時j・jl 、3
や1□カ、a−ytaヶやヵ、あ、。
(発明の目的) この発明は上記従来の欠点を解決するためになされたも
ので、エンジン冷機時には、オツトーサイクルに切り換
えることにより、圧縮気の温度を上昇させて、燃焼性を
向上させたエンジンの吸気制御装置を提供することを目
的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するために、この発明は、エンジンの温
度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段の出力
を受けて作動する吸気導入装置とを設け、この吸気導入
手段により、エンジン冷機時に吸気弁の開弁期間のすべ
てにわたって吸気通路を介して吸気を燃焼室へ導入する
ようにしている。吸気弁は下死点の近傍で閉じるから、
吸気弁の開弁期間のすべてにわたつそ吸気を燃焼室へ導
入することにより、断熱膨張がなくなり、通常のオツト
ーサイクルとなる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。
11 第1図において、11は複数気筒の4サイクルエンジン
で、各気筒に、2つの吸%弁12a、12bと1つの排
気弁13とが設けられている。これら各弁12a、12
b、13は、単一のカム軸14に設けられた各カム15
a、15b、16に連動するロッカーアーム17a、1
7b、18により開閉される。
吸気通路21は、サージタンク22よりも下流側で分岐
して、低回転用の第1分岐通路21aと、高回転用の第
2分岐通路21bとが形成されており、上記第1分岐通
路21aが、低回転用のタイミングで作動する第1吸気
弁12aにより開閉され、第2分岐通路21bが、高回
転用のタイミングで作動する第2吸気弁12bで開閉さ
れる。上記高□回転用のタイミングとは、閉弁時期が低
回転用よりも〃いものを言い、たとえば、下死点通過後
にクランク角度で50°〜70°の時点で閉弁される。
排気通路23は、上記1つの排気弁13で開閉される。
上記第1分岐通路21aには、上記第1吸気弁12aと
は別個に、ロータリバルブからなるタイミングバルブ2
4が、軸受25を介して回転自在に設けられており、こ
のタイミングバルブ24により、第1分岐通路21aが
開閉される。上記タイミングパルプ24は、祷述する移
行手段26を介してタイミングプーリ27に連結されて
おり、このタイミングプーリ27は、歯形ベルト28に
よりクランク軸29の出力プーリ30に連結されて、ク
ランク軸29の繕の回転数で回転する。
一方、第2分岐通路21bを開閉する第2吸気弁12b
には、後述する弁停止装置31が設けられており、エン
ジン冷機時と高負荷高回転時とを除いては、この弁停止
F、装置31が作動して、第2吸気弁12bの作動を停
止させ、第2吸気弁12bを閉弁状態のままkIm持す
る。
上記第1分岐通路21aにおけるサージタンク22の近
傍には、燃料噴射ノズル33が設けられるとともに、こ
の燃料噴射ノズル33の下流側に、噴射された燃料を第
2分岐通路21bにも導くための連通路34が設けられ
ている。また、吸気通路21には、エアフローメータ3
5と、その上流側に位置して補助スロットルバルブ36
とが設けられている。この補助スロットルバルブ36は
、オツトーサイクルのときに吸気量を制御するため、お
よび、ミラーサイクルで低負荷低回転のときに、上記タ
イミングバルブ24だけでは絞り切れない吸気量を適正
に絞るために必要なものである。
上記移行手段26は、第2図に明示するように、タイミ
ングバルブ24(第1図参照)に一体形成された弁軸3
8とタイミングプーリ27の回転軸39とを連結する連
結管40、支持軸41のまわりに回動自在に支持されて
その回動により上記連結管40を軸方向へ移動させるア
ーム42、および、このアーム42に連結された作動ロ
ッド43の進退により上記アーム42を回動させるリニ
アソレノイドバルブ44を有している。
上記弁軸38と回転軸39には、互いに逆方向のねじれ
を持つヘリカルスプラインHが形成され、これらヘリカ
ルスプラインHに、上記連結管40の内面に突設された
突起45.45が係合されている。これにより、回転軸
39の回転力が連結管40を介して弁軸38に伝達され
るとともに、連結管40を軸方向に移動させると、弁軸
38が回転軸39に対して一定方向へ少しずつ回転する
ことにより角変位して、タイミングバルブ24の開弁期
間をクランク角度に対して相対的に移行させる。
上記弁停止ヒ装置31は、第3図に示すように。
第2吸気弁12bを開閉するロッカーアーム17bに設
けられている。このロッカーアーム17bは、2つ割り
になっていて、第1図に示すように、カム側アーム体1
7blと、これを両側から挾む平面3学影のバルブ側ア
ーム体17b2とから構成されており、両アーム体17
bl 、17b2は、それぞれ別個にロッカーシャフト
51に回動自在に装着されている。第4図に示すように
、上記弁停止ト装置31は上記カム側アーム体17bl
に装着されていて、軸孔52に挿入されたプランジャ5
3およびこのプランジャ53に突出方向(右方向)へば
ね力を付加するばね部材54と、プランジャ53のロッ
ク溝55に挿入されるストッププレート56とを備えて
いる。
第4図は、ストッププレート56によりプランジャ53
がロックされた状態を示し、このロック状態では、プラ
ンジャ53の先端部がバルブ側アーム体17b2の当接
部58を右方向へ押すので、カム15bの回転に追従し
たカム側アーム体17blの回動が、プランジャ53を
介してバルブ側アーム体17b2に伝達される結果、第
2吸気弁12bはカム15bに追従して正常に作動する
第5図に示すように、1記ストツププレート56は、小
径のロック用孔61と大径のアンロック用孔62とを有
し、第1図に示すように、ソレノイドバルブ63の作動
ロッド64に連結されて、このソレノイドバルブ63に
より、矢印65.66方向へ進退する。
ストッププレート56が上記作動ロッド64により第5
図の矢印65方向へ進出したとき、アンロック用孔62
がロック溝55に対向して、第4図のプランジャ53が
アンロック状態になる。このアンロック状態では、プラ
ンジャ53は進退自在になるから、ばね部材54のばね
力を第2吸気弁12bの復帰ばね(図示せず)のばね力
よりも充分小さくしておくことにより、カム側アーム体
17blとバルブ側アーム体17b2とが、矢印67方
向に相対回動可能になる。したがって、カム15bに追
従したカム側アーム体17b1の回動が、バルブ側アー
ム体17b2に伝達されなくなり、第2吸気弁12bが
停止して、第2分岐通路21bを閉塞する。この状態が
弁停止装置931の「作動」状態である。
ストッププレート56が、上記ソレノイドバルブ63に
より第5図の矢印66方向へ後退したとき、ロック用孔
61がロック溝55に挿入されて、第4図に示すプラン
ジャ53のロック状態が得られる。この状態で、前述の
ように、第2吸気弁12bは正常に作動する。この状態
が弁停止ト装M31の「不作動」状態である。
第1図の71は制御回路で、エンジン回転数センナ72
からの回転数検出信号aと、エアフローメータ(負荷検
出手段に相当)35からの空気量検出信号(負荷検出信
号に相当)bと、アクセルポジションセンサ73からの
アクセルポジション信号Cと、エンジンのh却水温度セ
ンサ(温度検出手段に相当)74からの温度信号dとを
入力とし、燃料噴射ノズル33へ噴射酸制御信号gを、
補助スロットルバルブ36ヘバルフ開度信号りを、移行
手段26のリニヤソレノイドバルブ44へ開弁期間制御
信号iを、弁停fヒ装置31を駆動するソレノイドバル
ブ63へ弁停止ヒ信号jを、それぞれ出力する。
上記構成において、第1図のエンジン11が運転される
と、回転数検出信号a、空気量検出信号(負荷検出信号
)b、アクセルポジション信号C5および温度信号dが
、制御回路71に入力される。この制御回路71は、上
記回転数検出信号aと空気量検出信号すとに基づいて演
算を行なっ)・・′□; 7、IEい□お1−ッ3およ
ケア3,9ツ□□4□9hを出力し、燃料噴射ノズル3
3と補助スロットルバルブ36とを制御する。
一方、上記制御回路71は、エンジンの運転状態、たと
えばエンジン負荷に関連するアクセルポジション信号C
に基づいて演算を行なって、L記開弁期間制御信号iを
出力し、移行手段26のリニャソし・メイドバルブ44
を制御して、タイミングバルブ24の開弁期間を移行さ
せる。この様子を第6図および第7図により説明する。
まず、第6図に示すように、第1吸気弁12aは上死点
TDCの手前から下死点BDCの直後まで開弁される。
そして、アクセルの踏込量が少ないとき、すなわち、第
1図のアクセルポジション信号Cのレベルが低いときは
、第6図のタイミングバルブ24の開弁期間Tを′クラ
ンク角度の小さい方(左方向)へ、つまり、時間的に早
い方向へ移行させる。この移行は、第1図のりニヤソレ
ノイドバルブ44により連結管40を左方向75へ移動
させることによりなされる。これにより、第:: 6図に示す第1吸気弁12aとタイミングバルブ24の
両方が開弁されている期間が短くなり、それだけ吸気量
が抑制される。
つぎに、アクセルの踏込量が多いとき、すなわち、第1
図のアクセルポジション信号Cのレベルが高いときは、
第7図に示すように、タイミングバルブ24の開弁期間
Tをクランク角度の大きい方(右方向)へ、つまり、時
間的に遅い方向へ移行させる。この移行は、第1図のり
ニヤソレノイドバルブ44により連結管40を右方向7
6へ移動させることによりなされる。これにより、第7
図に□示す第1吸気弁12aとタイミングバルブ24の
両方が開弁されている期間が長になり、それだけ吸気量
が増大する。
上記第6図および第7図は、タイミングバルブ24が第
1吸気弁12aよりも早く閉弁されるミラーサイクルを
示す。
さらに、第1図の制御回路71は、温度信号dを受けて
、この信号dのレベルが所定値具」二のとき、□すなわ
ち、エンジンが暖機状態にあるとき、第1図の弁停止に
信号jを出力する。また、この実施例では、制御回路7
1は、ンンジン回転数センサ72からの回転数検出信号
aと、エアフローメータ35からの空気量検出信号(負
荷検出信号に相当)bとに基づいて演算を行なって、エ
ンジン温度とは無関係に、高負荷高回転領域以外の領域
でも、上記弁停止信号jを出力する。
」−記弁停正装置31のソレノイドバルブ63は上記弁
停止に信号jを受けて作動し、作動ロッド64を矢印6
5方向へ進出させることにより、前述のように弁停止に
装置31を作動させて、第2吸気弁12bにより第2分
岐通路21bを閉塞し、吸気を第1分岐通路21aのみ
から吸入させる。したがって、吸気は、上記第6図およ
び第7図に示したタイミングで作動するタイミングバル
ブ24および第1吸気弁12aにより制御されて、上記
したミラーサイクルとなる。
ところで、このミラーサイクルでは、前述のように、吸
気行程の末期で断熱膨張することから、圧縮気の温度上
昇が抑制される結果、特にエンジン冷機時に燃焼性が低
下する。
そこで、この発明でt4、上記温度信号dのレベルが所
定値以下のとき、すなわち、エンジンが冷機状前にある
とき、上記制御回路71が弁停止信号jの出力を停止す
る。これにより、ただちに弁停止ト装置31が不作動に
なって、第2吸気弁12bが作動し、第1分岐通路21
aばかりでなく、タイミングバルブ24を有しない第2
分岐通路21bからも、第2吸気弁12bの開弁期間の
すべてにわたって、吸気が燃焼室内へ導入される。ここ
で、上記第2分岐通路21bを開閉する第2吸気弁12
bは、下死点を若干越えたタイミングで閉弁されるから
、結局、吸気は、下死点まで燃焼室へ導入され続けるの
で、燃焼室内での断熱膨張がないオツトーサイクルとな
り、第10図で説明したように、圧縮気の温度が上昇す
る。
また、この発明の実施例では、回転数検出信号aと、空
気量検出信号(負荷検出信号に相当)bとを受けて、制
御回路71が作動し、エンジン温度とは無関係に、高負
荷高回転領域でも上記弁停止信号jの出力を停止して、
オツトーサイクルに切り換えている。その理由はつぎの
とおりである。
すなわち、ミラーサイクルにおけるタイミングバルブ2
4の良好な応答性を保ちながら、その開弁期間を大きく
移行させることは、機構的に困難である。そのために、
タイミングバルブ24の開弁期間の移行範囲は、自ら限
度がある。したがって、アクセル踏込量が少ない低負荷
のときに、第6図に示すようにタイミングバルブ24の
閉弁タイミング77を左側へ充分進めて、効率のよいミ
ラーサイクルを得るようにすると、アクセル踏込量の多
い高負荷のときに、第7図に示すタイミングバルブ24
の閉弁タイミング78を右側へ充分遅らせることができ
ない結果、この閉弁タイミング78が、必然的に下死点
BDCよりもかなり手前になる。したがって、高い空気
充填率が要求される高負荷のときでも、第1図の第1分
岐通路21aからタイミングバルブ24を通って燃焼室
に入る吸気の量は充分多くない問題がある。特に、高負
荷で、かつ高回転時には、タイミングバルブ24が〒期
に閉弁することにより、空気充填率が要求値よりも大幅
に低下する。
そこで、この実施例では、高負荷高回転領域でも上記弁
停止信号jの出力を停止して、弁停止ト装置31を不作
動にし、高回転用の第2吸気弁12bを作動させること
により、第1分岐通路21aばかりでなく、タイミング
バルブ24を有しない第2分岐通路21bからも吸気を
燃焼室内へ導入するようにして、空気充填率の向上を図
っている。
つまり、この高負荷高回転のときも、吸気は、第2吸気
弁12bの開弁期間のすべてにわたって吸気通路21を
介して燃焼室へ導入されることになる。ここで、上記第
2分岐通路21bを開閉する第2吸気弁12bは、高回
転用に設定されていて、たとえば、下死点を若干越えた
タイミングで閉弁されるから、結局、吸気は、下死点を
越えた時点まで燃焼室へ導入され続けるので、大量の吸
気が燃焼室内に入ることになり、空気充填率が向上して
、大きな出力が得られるのである。
上記第2分岐通路21bと、これを開閉する第2吸気弁
12bと、弁停止装置31と、この弁停止6 11−装置31を不作動にするためのソレノイドバルブ
63および作動ロッド64とが、この発明の吸気導入装
置を構成する。
第8図は、この発明の第2実施例を示すもので、高回転
用のタイミングで作動する吸気弁12とタイミングバル
ブ24とが設けられた吸気通路21に、バイパス通路8
1が接続されており、このバイパス通路81にシャッタ
バルブ82が設けられている。エンジンが暖機状態のと
き、または高負荷高回転でないときは、上記ソレノイド
バルブ63によりシャッタバルブ82を閉弁状態にして
、ミラーサイクルとし、エンジンが冷機状態のとき、ま
たは高負荷高回転のときは、シャッタバルブ82を開弁
状態にして、吸気を吸気通路21のほかに/ヘイ2フ通
路81からも燃焼室へ導入し、オツトーサイクルとして
、圧縮機の温度上昇および出力の増大を実現する。
この第2実施例では、バイパス通路81と、シャッタバ
ルブ82と、ソレノイドバルブ63とが、この発明の吸
気導入装置を構成する。
第9図は、この発明の第3実施例を示すもので、上記第
1および第2実施例における制御回路71(第1図およ
び第8図参照)の代りに、公知のワックスペレットを用
いて、エンジンの冷機時にオツトーサイクルへの切り換
えを行なう。
第9図において、やはり高回転用のタイミングで作動す
る吸気弁12とタイミングバルブ24とを設けた吸気通
路21に、バイパス通路81が接続され、このバイパス
通路81にシャッタバルブ82が設けられている。この
シャッタバルブ82は公知のワックスペレット85の作
動ロッド86に連結されており、このワックスペレット
85にエンジン冷却水87を導入して、エンジン冷却水
の温度が高いときは、上記ワックスペレット85の膨張
によって、シャッタバルブ82がバイパス通路81を閉
塞し、エンジン冷却水の温度が低いときは、上記ワック
スペレット85の収縮によつ(、−C,、ヤッタ727
.ブ、2カ<7、イ2幻通路、□を開放するように設定
している。
これによれば、エンジンが冷機状態にあるとき、バイパ
ス通路81が開放されて、吸気が吸気通路21のほかに
、バイパス通路81からも燃焼室へ導入されるので、オ
ツトーサイクルとなって、圧縮気の温度が上昇する。
この第3実施例では、バイパス通路81と、シャッタバ
ルブ82と、バイパス通路81と、ワックスペレット8
5とが、この発明の吸気導入装置を構成する。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、エンジン暖機
時にはミラーサイクルとなって、高い熱効率が得られる
一方で、エンジン冷機時には、オツトーサイクルに切り
換えられることにより、圧縮気の温度が上昇し、燃焼性
が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示す概略構成図、第2
図は第1図の要部を示す側面図、第3図  1は同実施
例の縦断正面図、第4図は同実施例の弁停止F装置を示
す縦断正面図、第5図は第4図のV−V線に沿った断面
図、第6図および第7図は弁の開閉タイミングを示す特
性図、第8図はこの発明の第2実施例を示す概略構成図
、第9図は第3実施例を示す概略構成図、第1θ図はエ
ンジン温度を示す特性図である。 11・・・エンジン、12a、12b・・・吸気弁、2
1・・・吸気通路、24・・・タイミングバルブ、26
・・・移行手段、31,63,64,81,82.85
・・・吸気導入装置、74・・・温度検出手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下死点の近傍で閉じる吸気弁とは別個にエンジン
    の吸気通路に配設されてこの吸気通路を開閉するタイミ
    ングバルブと、エンジンの運転状態に応じてこのタイミ
    ングバルブの開弁期間を移行させる移行手段とを備えた
    エンジンの吸気制御装置において、エンジンの温度を検
    出する温度検出手段と、この温度検出手段の出力を受け
    、エンジン冷機時に吸気弁の開弁期間のすべてにわたっ
    て吸気通路を介して吸気を燃焼室へ導入する吸気導入装
    置とを設けたことを特徴とするエンジンの吸気制御装置
JP59229091A 1984-10-30 1984-10-30 エンジンの吸気制御装置 Granted JPS61106920A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59229091A JPS61106920A (ja) 1984-10-30 1984-10-30 エンジンの吸気制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59229091A JPS61106920A (ja) 1984-10-30 1984-10-30 エンジンの吸気制御装置

Publications (2)

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JPS61106920A true JPS61106920A (ja) 1986-05-24
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JPS58167820A (ja) * 1982-03-29 1983-10-04 Shuichi Kitamura 内燃機関の吸気装置

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