JPS61106513A - アミノナフタセン誘導体とその製法 - Google Patents
アミノナフタセン誘導体とその製法Info
- Publication number
- JPS61106513A JPS61106513A JP22992184A JP22992184A JPS61106513A JP S61106513 A JPS61106513 A JP S61106513A JP 22992184 A JP22992184 A JP 22992184A JP 22992184 A JP22992184 A JP 22992184A JP S61106513 A JPS61106513 A JP S61106513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- formula
- general formula
- compound
- hydrogen atom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なアミノナフタセン誘導体お湯
よびその製法に関する。更に詳しくは、下記 (一
般式CI) R1O0HNH−A−Y 〔式中、R1は水素原子、ヒドロキシ基または低級アル
コキシ基を意味する。R2は水素原子または低級アルカ
ノイルオキシ基を意味する。Aは低級ヒドロキシアルキ
ル基、低級アルコキシアルキル基および低級ジメチルア
ミノアルキル基からなる置換基の中から選ばれる1個ま
たはそれ以上の置換基を有し、更に1個またはそれ以上
の低級アルキル基で置換されていてもよいエチレン基を
意味する。Yはヒドロキシル基またはジメチルアミノ基
を意味する。〕 で示されるアミノナフタセン誘導体またはその酸付加塩
、およびその製法に関する。
般式CI) R1O0HNH−A−Y 〔式中、R1は水素原子、ヒドロキシ基または低級アル
コキシ基を意味する。R2は水素原子または低級アルカ
ノイルオキシ基を意味する。Aは低級ヒドロキシアルキ
ル基、低級アルコキシアルキル基および低級ジメチルア
ミノアルキル基からなる置換基の中から選ばれる1個ま
たはそれ以上の置換基を有し、更に1個またはそれ以上
の低級アルキル基で置換されていてもよいエチレン基を
意味する。Yはヒドロキシル基またはジメチルアミノ基
を意味する。〕 で示されるアミノナフタセン誘導体またはその酸付加塩
、およびその製法に関する。
以下に本発明化合物の製造法を説明する。
一般式〔■〕
〔式中、R1およびR2は前記と同じ意味を有する。R
3,R4は低級アルコキシ基を意味するか、またはR3
とR4でエチレンジオキシ基またはオキソ基を意味する
。
3,R4は低級アルコキシ基を意味するか、またはR3
とR4でエチレンジオキシ基またはオキソ基を意味する
。
Xはハロゲン原子を意味する。〕
で示される化合物を一般式(I[[)
%式%([[)
〔式中、Yは前記と同じ意味を有する。R5は水素原子
またはトリメチルシリル基を意味する。AIは前記入と
同じ意味を有するが、ただしそのヒドロキシ基はトリメ
チルシリル基で保護されていてもよい。〕 で示される化合物と反応させて一般式(ff)〔式中、
R1、R2、R3、R4、R5、A/詔よびYは前記と
同じ意味を有する。〕 で示される化合物とし、必要に応じてさらに脱アセター
ル化反応および/または脱トリメチルシリル化反応に付
すことによって前記一般式〔1,〕で示される本発明化
合物を製造することかできる。
またはトリメチルシリル基を意味する。AIは前記入と
同じ意味を有するが、ただしそのヒドロキシ基はトリメ
チルシリル基で保護されていてもよい。〕 で示される化合物と反応させて一般式(ff)〔式中、
R1、R2、R3、R4、R5、A/詔よびYは前記と
同じ意味を有する。〕 で示される化合物とし、必要に応じてさらに脱アセター
ル化反応および/または脱トリメチルシリル化反応に付
すことによって前記一般式〔1,〕で示される本発明化
合物を製造することかできる。
一般式〔■〕で示される化合物と一般式(Ill)で示
される化合物との反応は、通常は、、、i ・I(溶媒の存在下で行われ、アミン化合物(III)
をハロゲン化合物(U)に対して当モル以上を用いるの
がよい。溶媒としては結果的に本反応に対して不活性な
ものならば何でもよいが、ベンゼン、トルエン等の芳香
族系溶媒、ジメチルエーテル、テトラヒドロフラン(T
HF)等のエーテル系溶媒、四塩化炭素、クロロホルム
、ジクロロメタン等のハロゲン化アルキル系溶媒、n−
ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素系溶媒、
ジメチルホルムアミド(DMF)などを単独にあるいは
任意の組み合わせとして用いることができる。また本反
応は一般式(III)で示される化合物が液体の場合に
は溶媒を共存させることなしに行うこともできる。本反
応は一般に一100℃から100℃の間で好適に進行す
る。
される化合物との反応は、通常は、、、i ・I(溶媒の存在下で行われ、アミン化合物(III)
をハロゲン化合物(U)に対して当モル以上を用いるの
がよい。溶媒としては結果的に本反応に対して不活性な
ものならば何でもよいが、ベンゼン、トルエン等の芳香
族系溶媒、ジメチルエーテル、テトラヒドロフラン(T
HF)等のエーテル系溶媒、四塩化炭素、クロロホルム
、ジクロロメタン等のハロゲン化アルキル系溶媒、n−
ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素系溶媒、
ジメチルホルムアミド(DMF)などを単独にあるいは
任意の組み合わせとして用いることができる。また本反
応は一般式(III)で示される化合物が液体の場合に
は溶媒を共存させることなしに行うこともできる。本反
応は一般に一100℃から100℃の間で好適に進行す
る。
脱アセタール化反応条件としては酸性条件下での加水分
解反応、或いはTセトン中での酸性条件下での交換反応
等の通常一般の脱アセタール化反応条件が適用され得る
。
解反応、或いはTセトン中での酸性条件下での交換反応
等の通常一般の脱アセタール化反応条件が適用され得る
。
脱トリメチルシリル化反応は、酸性ないしアルカリ性条
件下、メタノール溶媒中で行う方法などの、通常一般の
方法が適用され得る。
件下、メタノール溶媒中で行う方法などの、通常一般の
方法が適用され得る。
このようにして前記一般式CI)で示される本発明化合
物を製造することができるが、さらに、一般式(I)に
kいてR2が低級アルカノイルオキシ基である化合物は
、これを酸またはアルカリ性条件下での通常一般の加水
分解反応に付すことにより、一般式〔マ〕〔式中、R1
,AおよびYは前記と同じ意味を有する。〕 で示される本発明化合物に変換することができる。
物を製造することができるが、さらに、一般式(I)に
kいてR2が低級アルカノイルオキシ基である化合物は
、これを酸またはアルカリ性条件下での通常一般の加水
分解反応に付すことにより、一般式〔マ〕〔式中、R1
,AおよびYは前記と同じ意味を有する。〕 で示される本発明化合物に変換することができる。
斯くして得られた一般式(ff)で示される化合物は無
機酸または有機酸との酸付加塩とすることができる。酸
の使用量を調節することにより、−酸塩または二酸塩等
、塩中の(ff)と酸のモル比を調節することができる
。無機酸としては、例えば塩酸、臭化水素酸など、有機
酸としては、例えば酢酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸
など、薬理学的に許容される範囲において、任意の酸を
選択することができる。
機酸または有機酸との酸付加塩とすることができる。酸
の使用量を調節することにより、−酸塩または二酸塩等
、塩中の(ff)と酸のモル比を調節することができる
。無機酸としては、例えば塩酸、臭化水素酸など、有機
酸としては、例えば酢酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸
など、薬理学的に許容される範囲において、任意の酸を
選択することができる。
本発明方法の出発原料である前記一般式(II)で示さ
れる化合物のうち、R1が水素原子である化合物は、例
えば以下に示す方法によって製造することができる。す
なわち、公知物質である一般式〔■〕 〔式中、R1は前記と同じ意味を有する。〕で示される
化合物を、必要に応じて通常のアセタール化反応に付す
ことにより、18位カルボニル基を保護し、次いでラジ
カル的ハロゲン化反応に付して7位をハロゲン化するこ
とによって前記原料化合物を製造することができる。
れる化合物のうち、R1が水素原子である化合物は、例
えば以下に示す方法によって製造することができる。す
なわち、公知物質である一般式〔■〕 〔式中、R1は前記と同じ意味を有する。〕で示される
化合物を、必要に応じて通常のアセタール化反応に付す
ことにより、18位カルボニル基を保護し、次いでラジ
カル的ハロゲン化反応に付して7位をハロゲン化するこ
とによって前記原料化合物を製造することができる。
ハロゲン化剤としては、臭素、塩素、N−ブロモこはく
酸イミド、N−クロロこはく酸イミドなどが特に好適に
用いられる。反応は一般に室温以上で進行するが、加温
することにより促進される。また、アゾビスイソブチロ
ニトリル、ベンゾイルパーオキサイド等のラジカル反応
開始剤の添加或は可視光照射等の手段を講じることがで
きる。反応は適当な溶媒中で行なわれる。溶媒は本ハロ
ゲン化反応の進行を妨げるものでなければ何でもよいが
、四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロ
ゲン化アルキル系溶剤、ベンゼ1′。
酸イミド、N−クロロこはく酸イミドなどが特に好適に
用いられる。反応は一般に室温以上で進行するが、加温
することにより促進される。また、アゾビスイソブチロ
ニトリル、ベンゾイルパーオキサイド等のラジカル反応
開始剤の添加或は可視光照射等の手段を講じることがで
きる。反応は適当な溶媒中で行なわれる。溶媒は本ハロ
ゲン化反応の進行を妨げるものでなければ何でもよいが
、四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロ
ゲン化アルキル系溶剤、ベンゼ1′。
・1 ン等の芳香族炭化水素系溶剤、ジエチル
エーテル、THF、ジオキサン、ジグリム等のエーテル
系溶剤、DMF等のアミド系溶剤、n−へキサン、シク
ロヘキサンのような暉肪族炭化水素系溶剤、酢酸、水な
どが単独に或は任意の混合物として用いられる。
エーテル、THF、ジオキサン、ジグリム等のエーテル
系溶剤、DMF等のアミド系溶剤、n−へキサン、シク
ロヘキサンのような暉肪族炭化水素系溶剤、酢酸、水な
どが単独に或は任意の混合物として用いられる。
一方、R2が低級アルカノイルオキシ基である前記原料
化合物は、例えば以下に示す方法によって製造すること
ができる。すなわち化合物(I)とハロゲン化剤とを反
応させることにより次の一般式〔■〕 〔式中、R1は前記と同じ意味を有する。
化合物は、例えば以下に示す方法によって製造すること
ができる。すなわち化合物(I)とハロゲン化剤とを反
応させることにより次の一般式〔■〕 〔式中、R1は前記と同じ意味を有する。
X′はハロゲン原子を意味する。〕
で示される化合物へ導かれる。
ハロゲン化剤としては臭素、N−ブロモこ侵
はく酸イミド、N−クロロこはく酸イミド、ピロリドン
ハイドロトリブロマイド、ピリジンハイドロパーブロマ
イド等が用いられる。
ハイドロトリブロマイド、ピリジンハイドロパーブロマ
イド等が用いられる。
反応溶媒としてはジクロロメタン、クロロホルム、四塩
化炭素、THF、ジエチルエーテル、ベンゼン、トルエ
ン、DMFなトカ用いられる。反応は一般に0℃から1
00℃の間の温度で進行する。
化炭素、THF、ジエチルエーテル、ベンゼン、トルエ
ン、DMFなトカ用いられる。反応は一般に0℃から1
00℃の間の温度で進行する。
このようにして得られた化合物は〔■〕は、溶媒中、次
の一般式〔■〕 R’C00M (9) 〔式中、R6は低級アルキル基を意味し、Mはアルカリ
金属原子またはアルカリ土類金属原子を意味する。〕 で示される化合物と反応させることにより一般式([) 〔式中、R1,R”は前記と同じ意味を有する。〕 で示される化合物へ変換される。
の一般式〔■〕 R’C00M (9) 〔式中、R6は低級アルキル基を意味し、Mはアルカリ
金属原子またはアルカリ土類金属原子を意味する。〕 で示される化合物と反応させることにより一般式([) 〔式中、R1,R”は前記と同じ意味を有する。〕 で示される化合物へ変換される。
「アルカリ金属原子」としてはリチウム、ナ蕊
トリウム、カリウム力、「アルカリ土類金属原子」とし
ては、カルシウムを例として挙げることができる。使用
され得る溶媒としては、ジエチルエーテル、THF、ア
セトン、メチルエチルケトン、DMF、ベンゼン、トル
エンなどを挙げることができる。反応は0℃から100
℃の間で進行する。
ては、カルシウムを例として挙げることができる。使用
され得る溶媒としては、ジエチルエーテル、THF、ア
セトン、メチルエチルケトン、DMF、ベンゼン、トル
エンなどを挙げることができる。反応は0℃から100
℃の間で進行する。
このようにして得られた化合物(II)を前記と同様7
位のハロゲン化反応に付すことによって、一般式(U)
においてR2が低級アルカノイルオキシ基である原料化
合物を製造することができる。
位のハロゲン化反応に付すことによって、一般式(U)
においてR2が低級アルカノイルオキシ基である原料化
合物を製造することができる。
ここで本明細書中で用いられている置換基を表わす用語
の意味について言及しておく。
の意味について言及しておく。
「低級アルコキシ基」は低級アルキルオキシ基を意味し
、「低級アルキル基」としては、例えば炭素数1から4
の直鎖状或は分枝鎖状のアルぷル基を挙げることができ
、さらに具体的にはメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t
−ブチル基等を挙げることができる。従って「低級アル
コキシ基」の具体例としてはメトキシ基、エトキシ基、
n−プロポキシ基、インプロポキシ基、n−ブトキシ基
、イソブトキシ基、t−ブトキシ基等を挙げることがで
きる。
、「低級アルキル基」としては、例えば炭素数1から4
の直鎖状或は分枝鎖状のアルぷル基を挙げることができ
、さらに具体的にはメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t
−ブチル基等を挙げることができる。従って「低級アル
コキシ基」の具体例としてはメトキシ基、エトキシ基、
n−プロポキシ基、インプロポキシ基、n−ブトキシ基
、イソブトキシ基、t−ブトキシ基等を挙げることがで
きる。
「低級アルカノイルオキシ基」における低級アルカノイ
ル基としては、例えば炭素数1から5のアルカノイル基
を挙げることができ、さらに具体的にはホルミル基、ア
セチル基、プロピオニル基、ブチリル基、インブチリル
基、バレリル基ζインバレリル基等を挙げることができ
る。
ル基としては、例えば炭素数1から5のアルカノイル基
を挙げることができ、さらに具体的にはホルミル基、ア
セチル基、プロピオニル基、ブチリル基、インブチリル
基、バレリル基ζインバレリル基等を挙げることができ
る。
「低級ヒドロキシアルキル基」、「低級ア、!(/L/
:l + ′7 /I/す′基」”1び「低級″″″
″アミノアルキル基各々ヒドロキシ基、アルコキシ基ま
たはジメチルアミ7基が置換した低級アルキル基を意味
する。「ハロゲン原子」としては塩素原子、臭素原子お
よび沃素原子を挙げることができる。
:l + ′7 /I/す′基」”1び「低級″″″
″アミノアルキル基各々ヒドロキシ基、アルコキシ基ま
たはジメチルアミ7基が置換した低級アルキル基を意味
する。「ハロゲン原子」としては塩素原子、臭素原子お
よび沃素原子を挙げることができる。
一般式(I)で示される化合物は7位および9位の不斉
炭素の絶対配位の組み合わせとして下式の4通りの可能
性を有している。
炭素の絶対配位の組み合わせとして下式の4通りの可能
性を有している。
RI O0HNH−A−Y
RI O0HNH−A−Y
また、Aで示される部分にさらに1つまたは2つの不斉
中心が生じ得るが、本発明はこれらの全ての異性体を包
含するものである。
中心が生じ得るが、本発明はこれらの全ての異性体を包
含するものである。
一般式CI)で示される化合物畔舅−癌剣として極めて
効力の強いものである。現在臨床で用いられているアド
リアマイシン(以下ADRと略記する。)やダウノマイ
シン(以下DMと略記する。)は強い効力を持つ反面、
致死的な6蔵毒性に代表される強い副作用も有している
。またこれらアンスラサイクリン系抗生物質はその生産
に際し分離・精製が困難とされている。これらの理由か
ら、ADHやDMの化学修飾や或は全合成による新規同
族体の研究、特に糖部分を何らかの形で変換した同族体
の研究が盛んに行われてきた。然しながらこれまでに、
アンスラサイクリンの糖部分が糖以外の置換基に変換さ
れて強い制癌効果を示した同族体の報告はない。例えば
ジャーナル・オン・メディシナル・ケミストリー誌、第
22巻、第922〜926頁によればタウノマイシノン
の7−〇−β−アラニンエステル、7−0−β−アミノ
エチルエーテルはマウスを用いた動物実験においてP2
S5 白血病に対しボーダーライン上の有効性を示すに
過ぎない。
効力の強いものである。現在臨床で用いられているアド
リアマイシン(以下ADRと略記する。)やダウノマイ
シン(以下DMと略記する。)は強い効力を持つ反面、
致死的な6蔵毒性に代表される強い副作用も有している
。またこれらアンスラサイクリン系抗生物質はその生産
に際し分離・精製が困難とされている。これらの理由か
ら、ADHやDMの化学修飾や或は全合成による新規同
族体の研究、特に糖部分を何らかの形で変換した同族体
の研究が盛んに行われてきた。然しながらこれまでに、
アンスラサイクリンの糖部分が糖以外の置換基に変換さ
れて強い制癌効果を示した同族体の報告はない。例えば
ジャーナル・オン・メディシナル・ケミストリー誌、第
22巻、第922〜926頁によればタウノマイシノン
の7−〇−β−アラニンエステル、7−0−β−アミノ
エチルエーテルはマウスを用いた動物実験においてP2
S5 白血病に対しボーダーライン上の有効性を示すに
過ぎない。
本発明に係る化合物(I)はP388腫瘍細胞増殖抑制
試験(in vitro実験)で強い増殖抑制率を示し
、またP2S5 腫瘍細胞を移植したマウスを用いた試
験に射いても大きな地合効果を示した。
試験(in vitro実験)で強い増殖抑制率を示し
、またP2S5 腫瘍細胞を移植したマウスを用いた試
験に射いても大きな地合効果を示した。
このように本発明は合成の困鑵な糖置換基のかわりに入
手の容易なアミノ基をアンスラサイクリンアグリコンの
7位に導入することによって得られる、強力な作用を有
する新規制癌剤を提供するものである。
手の容易なアミノ基をアンスラサイクリンアグリコンの
7位に導入することによって得られる、強力な作用を有
する新規制癌剤を提供するものである。
次に本発明を参考例および実施例によってさらに詳しく
説明するが、本発明は以下の実雄側のみに限定されるも
のでない。
説明するが、本発明は以下の実雄側のみに限定されるも
のでない。
実施例1
7−ブロモ−9−(1−エチレンジオキシ)エチル−6
,9,11−トリヒドロキシ−7,8,9,10−テト
ラヒドロナフタセン−5,12−ジオン(475WII
)を無水ジクロロメタン(50g/)に懸濁し、このも
のへ2−アミノ−2−メチル−1゜3−プパンジオール
(112■)およびビストリメチルシリルアセトアミド
(732W)を無水ジクロロメタン(log/)中へ加
え15分間室温で反応させた反応液を、氷冷却攪拌下加
え同温度で1時間反応した。
,9,11−トリヒドロキシ−7,8,9,10−テト
ラヒドロナフタセン−5,12−ジオン(475WII
)を無水ジクロロメタン(50g/)に懸濁し、このも
のへ2−アミノ−2−メチル−1゜3−プパンジオール
(112■)およびビストリメチルシリルアセトアミド
(732W)を無水ジクロロメタン(log/)中へ加
え15分間室温で反応させた反応液を、氷冷却攪拌下加
え同温度で1時間反応した。
反応終了後、反応液を水(50ttX2)飽和食塩水(
50g/X2)で洗浄し、芒硝乾燥後溶媒を減圧留去し
た。残渣を80%トリフルオロ酢酸(95vtl )に
溶解し、室温10時間反応した。反応終了後減圧濃縮、
残渣にクロロホルム(80gl)および水(80vtl
)を加えIN−画性ソーダにて溶液のpHを約8とし
た。有機層を分岐し、水層をクロロホルム(80g/X
2)で抽出、有機層を合わせて水(50g/X2)、飽
和食塩水(50ttX2)で洗浄後、芒硝乾燥、溶媒を
減圧留去した。残渣をクロマトグラフィー(ジクロロメ
タン:メタノール=9=1)精製すると7−((2−ヒ
ドロキシ−1−ヒドロキシメチル−1−メチル)エチル
コアミノ−9−アセチル−6,9,ll−トリヒドロキ
シ−7,8,9,10−テトラヒドロナフタセン−5,
12−ジオンの橙色結晶(mp、1f37〜189℃;
IRnujO11 、,1axam * 8800 + 1710 *
l 620 。
50g/X2)で洗浄し、芒硝乾燥後溶媒を減圧留去し
た。残渣を80%トリフルオロ酢酸(95vtl )に
溶解し、室温10時間反応した。反応終了後減圧濃縮、
残渣にクロロホルム(80gl)および水(80vtl
)を加えIN−画性ソーダにて溶液のpHを約8とし
た。有機層を分岐し、水層をクロロホルム(80g/X
2)で抽出、有機層を合わせて水(50g/X2)、飽
和食塩水(50ttX2)で洗浄後、芒硝乾燥、溶媒を
減圧留去した。残渣をクロマトグラフィー(ジクロロメ
タン:メタノール=9=1)精製すると7−((2−ヒ
ドロキシ−1−ヒドロキシメチル−1−メチル)エチル
コアミノ−9−アセチル−6,9,ll−トリヒドロキ
シ−7,8,9,10−テトラヒドロナフタセン−5,
12−ジオンの橙色結晶(mp、1f37〜189℃;
IRnujO11 、,1axam * 8800 + 1710 *
l 620 。
585s
NMR(CDCICDCl8−)−11,)δ:1.5
0〜1.80(IH。
0〜1.80(IH。
m)2.10〜2.40(LH,m)、2.40(8H
,S)す 2.70−8.20(4H,m) 、8.40−8.7
0 (8H,,1m)、4.80(IH,bs)7.7
0−7.90(2H。
,S)す 2.70−8.20(4H,m) 、8.40−8.7
0 (8H,,1m)、4.80(IH,bs)7.7
0−7.90(2H。
m)、8.15−8.45(2H,m))が得られた。
このものの塩酸塩の融点は152〜157℃でありた。
実施例2
7−ブロモ−9−(l−エチレンジオキシ)エチル−6
,9,1l−)リヒドロキシー7.8.9.10−テト
ラヒドロナフタセン−5,12−ジオンと8−アミノ−
1,2−プロパンジオールを実施例1と同様に反応させ
7−(2,8−ジヒドロキシプロピル)アミノ−9−ア
セチル−6、9,11−トリヒドロキシ−7,8,9,
10−テトラヒドロナフタセン−5,12−ジオンのs
色結晶(mpe 148−152℃、 IRnu jo
1νmax ’ an−’ :8B20,1710,1620.1585
sNMR(CDCl5+IIV50d6)δ:1.47
〜1.73(LH。
,9,1l−)リヒドロキシー7.8.9.10−テト
ラヒドロナフタセン−5,12−ジオンと8−アミノ−
1,2−プロパンジオールを実施例1と同様に反応させ
7−(2,8−ジヒドロキシプロピル)アミノ−9−ア
セチル−6、9,11−トリヒドロキシ−7,8,9,
10−テトラヒドロナフタセン−5,12−ジオンのs
色結晶(mpe 148−152℃、 IRnu jo
1νmax ’ an−’ :8B20,1710,1620.1585
sNMR(CDCl5+IIV50d6)δ:1.47
〜1.73(LH。
m)、2.10−2.f35(Ll(、rn)、2.8
2(8H,S)。
2(8H,S)。
2.60−8.20(7H,rn)、8.40〜167
(2H。
(2H。
m)4.27(if(、bs)7.68−7.98(2
H。
H。
m)、8.18〜8.28(2H,m)i質量分析(フ
ィールドディソープションマススペクトロメトリーによ
る。以下に同じ。):442(M+1)+)を得た。こ
のものの塩酸塩の融点はl l 2−122℃であった
。
ィールドディソープションマススペクトロメトリーによ
る。以下に同じ。):442(M+1)+)を得た。こ
のものの塩酸塩の融点はl l 2−122℃であった
。
実施例8
7−ブロモ−9−(l−エチレンジオキシ)エチル−6
,9,11−トリヒドロキシ−7,8,9,10−テト
ラヒドロナフタセン−5,12−ジオンと1.1−ジヒ
ドロキシメチル−2−ヒドロキシエチルアミンを実施例
1と同様に反応させ7−(1゜1−ジヒドロキシメチル
−2−ヒドロキシエチル)アミノ−9−アセチル−6,
9゜11−トリヒドロキシ−7,8,9,10−テトラ
ヒドロナフタセン−5,12−ジオンの橙色結晶(mp
、141−144℃;1620.1590; NMR(CDC13−)−DMS Od6)δ:1.4
8〜177(IH*m)s2.18(8Hes)2.1
0〜2.40(IH,m)2.80−8.50(2H,
m)a、’ya(6H,brs) 4.60(IH,
bs)7.70−8.00(2H,m)、8.08〜8
.28(2H,m)i+ 質量分析:472(M−)−1) )を得た。
,9,11−トリヒドロキシ−7,8,9,10−テト
ラヒドロナフタセン−5,12−ジオンと1.1−ジヒ
ドロキシメチル−2−ヒドロキシエチルアミンを実施例
1と同様に反応させ7−(1゜1−ジヒドロキシメチル
−2−ヒドロキシエチル)アミノ−9−アセチル−6,
9゜11−トリヒドロキシ−7,8,9,10−テトラ
ヒドロナフタセン−5,12−ジオンの橙色結晶(mp
、141−144℃;1620.1590; NMR(CDC13−)−DMS Od6)δ:1.4
8〜177(IH*m)s2.18(8Hes)2.1
0〜2.40(IH,m)2.80−8.50(2H,
m)a、’ya(6H,brs) 4.60(IH,
bs)7.70−8.00(2H,m)、8.08〜8
.28(2H,m)i+ 質量分析:472(M−)−1) )を得た。
このものの塩酸塩の融点は157〜159℃であった。
実施例4
7−ブロモ−9−(l−エチレンジオキシ)エチル−6
,9,11−トリヒドロキシ−7,8,9,10−テト
ラヒドロナフタセン−5,12−ジオンと1−ジメチル
アミノ−メチル−2−ジメチルアミノエチルアミンを実
施例1と同様に反応させ7−(l−ジメチルアミノメチ
ル−2−ジメチルアミノエチル)アミノ−9−7セチル
ー6.9.11−トリヒドロキシ−7,8゜9.10−
テトラヒドロナフタセン−5゜12−ジオンの橙色結晶
(mp 224−226℃; IRnu”’ cm=
: 8860 # 1?05 mpmax 1620.1580)を得た。
,9,11−トリヒドロキシ−7,8,9,10−テト
ラヒドロナフタセン−5,12−ジオンと1−ジメチル
アミノ−メチル−2−ジメチルアミノエチルアミンを実
施例1と同様に反応させ7−(l−ジメチルアミノメチ
ル−2−ジメチルアミノエチル)アミノ−9−7セチル
ー6.9.11−トリヒドロキシ−7,8゜9.10−
テトラヒドロナフタセン−5゜12−ジオンの橙色結晶
(mp 224−226℃; IRnu”’ cm=
: 8860 # 1?05 mpmax 1620.1580)を得た。
Claims (2)
- (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素原子、ヒドロキシ基または低級ア
ルコキシ基を意味する。R^2は水素原子または低級ア
ルカノイルオキシ基 を意味する。Aは低級ヒドロキシアルキル 基、低級アルコキシアルキル基および低級 ジメチルアミノアルキル基からなる置換基 の中から選ばれる1個またはそれ以上の置 換基を有し、更に1個またはそれ以上の低 級アルキル基で置換されていてもよいエチ レン基を意味する。Yはヒドロキシル基ま たはジメチルアミノ基を意味する。〕 で示されるアミノナフタセン誘導体またはその酸付加塩
。 - (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素原子、ヒドロキシ基または低級ア
ルコキシ基を意味する。R^2は水素原子または低級ア
ルカノイルオキシ基 を意味する。Aは低級ヒドロキシアルキル 基、低級アルコキシアルキル基および低級 ジメチルアミノアルキル基からなる置換基 の中から選ばれる1個またはそれ以上の置 換基を有し、更に1個またはそれ以上の低 級アルキル基で置換されていてもよいエチ レン基を意味する。Yはヒドロキシル基ま たはジメチルアミノ基を意味する。〕 で示されるアミノナフタセン誘導体またはその酸付加塩
を製造するにあたり、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は前記と同じ意味を有する
。R^3、R^4は低級アルコキシ基を意味するか、ま
たはR^3とR^4でエチレンジオキシ基またはオキソ
基を意味する。 Xはハロゲン原子を意味する。〕 で示される化合物を一般式 んHR^5−A′−Y 〔式中、Yは前記と同じ意味を有する。R^5は水素原
子またはトリメチルシリル基を意 味する。A′は前記Aと同じ意味を有する が、ただしそのヒドロキシ基はトリメチル シリル基で保護されていてもよい。〕 で示される化合物と反応させて一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、A
′およびYは前記と同じ意味を有する。〕 で示される化合物とし、必要に応じてさらに脱アセター
ル化反応および/または脱トリメチルシリル化反応に付
すことる特徴とする前記アミノナフタセン誘導体または
その酸付加塩の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22992184A JPS61106513A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | アミノナフタセン誘導体とその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22992184A JPS61106513A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | アミノナフタセン誘導体とその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61106513A true JPS61106513A (ja) | 1986-05-24 |
Family
ID=16899823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22992184A Pending JPS61106513A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | アミノナフタセン誘導体とその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61106513A (ja) |
-
1984
- 1984-10-30 JP JP22992184A patent/JPS61106513A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2117671C1 (ru) | Производные индолопирролокарбазола, способы их получения и соединение | |
DE3876482T2 (de) | 4-demethoxy-4-aminoanthracycline. | |
JPS63190857A (ja) | 8−置換2−アミノテトラリン類 | |
PL144294B1 (en) | Method of obtaining novel polycyclic aromatic compounds | |
SK284076B6 (sk) | Deriváty benzopyrano[3,4-f]chinolínov, ich použitie a farmaceutické kompozície ich obsahujúce | |
US4322412A (en) | Anthracycline glycosides, their preparation, use and compositions thereof | |
JPS61106513A (ja) | アミノナフタセン誘導体とその製法 | |
HU214869B (hu) | Eljárás 11-helyettesített-20,21-dinoreburnamenin-származékok és a vegyületeket tartalmazó gyógyászati készítmények előállítására | |
EP0381989B1 (en) | New 4'-epi-4'-amino anthracyclines | |
KR100341166B1 (ko) | 안트라사이클린디사카라이드,이의제조방법및이를함유하는약학조성물 | |
JP3068258B2 (ja) | 13−ジヒドロ−3′−(2−アルコキシ−4−モルホリニル)アンスラサイクリン | |
US4730059A (en) | 6'-thiomethylsubstituted spectinomycins | |
US5807835A (en) | 3'-Deamino-4'-deoxy-4'-amino-8-fluoroanthracyclines | |
US5399590A (en) | Quaternary ammonium salts and pharmaceutical compositions containing them | |
HRP950436A2 (en) | 8-fluoro-anthracyclines, processes for their preparation and pharmaceutical compositions containing them | |
US4610986A (en) | Aminonaphthacene derivatives and their production | |
DE3905431A1 (de) | Neue 4-demethyl-4-0-(p-fluorobenzolsulfonyl)anthracyclinglycoside | |
JPH02292295A (ja) | エトポシドの製造方法 | |
US4545936A (en) | Novel aminonaphthacene derivatives and process for preparation thereof | |
JPS58128350A (ja) | 光学活性なアミノナフタセン誘導体とその製法 | |
JPH0343261B2 (ja) | ||
JPS59161340A (ja) | 光学活性なアミノナフタセン誘導体とその製法 | |
JPS58203999A (ja) | グルコ−ス化合物の製造法 | |
JPH0616667A (ja) | ピラゾロ[1,5−aピリジン誘導体の新規製造方法 | |
JPH02304098A (ja) | 細胞増殖抑制活性を有するロードマイシン誘導体 |