JPS61105369A - 変速機の歯車箱調圧装置 - Google Patents

変速機の歯車箱調圧装置

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JPS61105369A
JPS61105369A JP22570584A JP22570584A JPS61105369A JP S61105369 A JPS61105369 A JP S61105369A JP 22570584 A JP22570584 A JP 22570584A JP 22570584 A JP22570584 A JP 22570584A JP S61105369 A JPS61105369 A JP S61105369A
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JP
Japan
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gear box
grease
gear
pressure regulating
pleaser
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Pending
Application number
JP22570584A
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English (en)
Inventor
Koichi Kodama
児玉 幸一
Yukio Chihara
千原 幸雄
Mikihiko Oriki
幹彦 大力
Ryoichi Yamamoto
良一 山本
Yasuyuki Miyanaga
宮永 靖享
Shusuke Masuzawa
増沢 秀典
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61105369A publication Critical patent/JPS61105369A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/027Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for venting gearboxes, e.g. air breathers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は歯車変速機の歯車箱内調圧装置に係り、特にグ
リース潤滑に用いて好適な歯車箱の調圧装置に関する。
〔発明の背景〕
一般に歯車変速機は運転すると、歯車のかみあい等によ
って摩擦熱が発生し、歯車箱内は圧力が上昇する。この
圧力上昇は軸封部から外部へ尚滑剤が洩れる原因の1つ
となっていた。
そこで、歯車箱にフリーザを設け、内部圧力を低減する
ことが従来から行われている。(実開昭51−1485
51号公報、実開昭56−54368号公報) これらは潤滑剤が粘度の低い潤滑油を対象としており、
この潤滑油よシ粘度の高いグリースを使用した場合につ
いての配慮は開示されていない。
つまり、潤滑油はグリースに比べて粘度が低いため、歯
車に付着する量も少ない。したがって、歯車箱内の潤滑
油はプリーザを通り外部へ漏洩することがない。
しかし、近年歯車の潤滑剤としてグリースが使われるよ
うになってきた。第44図は従来の歯車変速機の要部断
面図である。ここで100は歯車ケーゾング、200は
エンドブラケット、340は歯車、400 f′i歯車
 340を固定した出力軸、600は出力軸400を支
承する軸受、800はプリーザである。
歯車840が回転すると、この歯車840 K付着した
グリースは上部へかき上げられ図中矢印で示すように、
プリーザ800側へ流れる。
プリーザ800の中央には円柱状の空間8QOdと、こ
の空間800dと外部とを連通ずる通気孔800eが設
けである。したがって、順次矢印のごとく流れるグリー
スは空間800dに入り込むと上部へ押し上げられ、通
気孔800eから外部へ漏洩する欠点があった。
これらの欠点を防止するためKはプリーザ800と歯車
840との距離を大きくすればよいが、その分歯車箱1
00の容積が大きくなり実用的ではなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は粘度の高いグリースなどの潤滑剤が歯車
箱内から外部へ流出することがなく、ml清の信頼性が
烏い歯車変速機を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、複数個の歯車と、これら歯車を潤滑す
るグリースとを内部に有する変速機の歯車箱において、
歯車箱内の圧力上昇を低減すると共(グリースが外部へ
漏洩するのを抑制できる調圧装置を設けたことにある。
このような構成にすれば、歯車のかみ合いKより発生し
た摩擦熱で歯車箱内の圧力が上昇するのを防止すると共
に、歯車箱内のグリースの減少を防止できる。
また、本発明の好しい実施態様は調圧装置にプリーザを
用い、このプリーザを歯車箱内のグリースが外部へ流出
するのを防止する構成にしたことKある。このような構
成にすれば、グリースが歯車箱外へ流出しないので、歯
車箱内の潤滑剤が減少するのを防止することができる。
本発明の他の好しい実施態様は調圧装置として中空の弾
性体を設け、この弾性力で、歯車箱内の圧力上昇を減圧
させることにある。
このような構成にすれば、歯車室内と外部とが完全に遮
断できると共に、内部圧力の上昇を防止できるので、歯
車箱内へ塵埃等が侵入することがない。
〔発明の実施例〕 ” 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は歯車変速機の要部を切断して示す断面図である。
ここで歯車変速機は変速部Gと駆動部Mとから成ってい
る。変速部Gは歯車ケース1とエンドブラケット2とか
らなる歯車箱IGと、この両車箱IG内に位置する歯車
31.32.33.34と、これら歯車31.32.3
3.34を潤滑するグリースとを有している。4は変速
機の出力軸、5は駆動機軸、6.6′は軸受、7.7′
はグリースが歯車箱IGの外側へ流出するのを防ぐ軸封
材例えばオイルシールである。
このような歯車変速機を運転すると、歯車31132.
88.84のかみ合いによって#!擦熱が発生する。こ
の摩擦熱によって歯車箱IG内の温度は上昇し、内部圧
力が^くなる。ここで、本発明は歯車箱IG内の圧力上
昇を抑制する調圧手段を設けたことにあり、該調圧手段
は前記グリースが外部へ流出しない構成にしたことにあ
る。
つぎに、この調圧手段罠ついて洩々の一実施例を説明す
る。まず調圧手段として、フリーザ装置を用いた場合を
説明する。
第1の実施例を第2図に示す。プリーザ8は鍔部8aと
、この鍔部8aの一側面から伸びる外側円筒8bと内側
円筒8cとを有しており、内側円筒8cの空間8dと、
鍔部8aの外側とを連通ずる通気孔8eを有している。
外側円筒8bは鍔部8a側の他端が外側円筒8bの中心
軸線8fに対して鋭角の角度θを有している。
このようなプリーザ8を歯車箱IGの上部罠取付けて外
側円筒8bは筒長の長い側を歯車34に近い側へ位置さ
せる。位置の調車は鍔部8aの外表面に凸又は凹部8g
を設けて目印とすれば容易である。
このような構成にすれば、歯車841C付着し、かき上
げられたグリースはプリーザ8の筒長の長い部分に当た
シ落下する。つまシ、グリースは内側円筒8cの空間8
dへ廻り込むことがなく、通気孔8eから外部へ流出す
ることがない。
したがって、歯車のかみ合いによる摩擦熱で歯車箱IG
内の温度が上昇してもプリーザ8によシ圧力が調圧され
シール部からグリースが流出することがない。このため
、歯車箱IG内のグリースが減少することがなく、潤滑
の信頼性が高い変速機を得ることができる。
第2の実施例は第3図に示すようにプリーザ8の外側円
w8bに外径が先端へ近づくにつれ小さくなる傾斜部8
gを設けたことにある。このようなプリーザ8にすれば
傾斜部8gは全周にあるので、ねじ込み程度が外側円筒
8bの位置に制限されることかない。このため、プリー
ザ8のねじ込みは歯車ケース1の外表面と鍔部8aの間
に配置したパツキン9に適正な押圧力を与えるように調
整できる。
第3の一実施例は第4図に示すようK、プリーザ8を中
間座8hと、キャップ8iと、曲円板8jとから構成し
、歯車ケースlの上部に取り付けたものである。更に詳
しく説明すると、プリーザ8の中間座8hは中心に貫通
孔を有しており、外周にキャップ取付用のねじ8にと歯
車ケース1へねじ込むねじ8Lとを有している。゛キャ
ップ8iは中間座8hの上面空間と外部とを連通ずる通
気孔8eを有し、内面に曲円板8jを支持する支持棒8
j′が固定されている。
このように構成したプリーザ8はキャップ81と中間座
8hとのねじ込み深さを調整できるので、中間座8hの
外側円筒8bの端部と曲円板8Jとの隙間jを適正にす
ることができる。また歯車変速機の輸送時あるいは停止
時等に前記隙間lを閉じることによシ歯車箱内へ水や塵
埃等の侵入を防止することができる。
第4の一実施例は第5図に示すようK、プリー吏 ザ8の筒長を外側円筒より内側円筒8cが長くなるよう
に構成したことにある。
このような構成にすれば、歯車に付着したグリースは1
ず外側円筒8bに衝突して勢いが弱められ落下し、更に
内側円筒8cに当たり勢いが弱わめられ下部へ落下する
。したがって、内側円筒8cの空間8dをグリースが上
昇することがなく、グリースが外部へ流出することもな
い。
なお、中央に設けた棒8Nは設けなくてもよい。
第5の一実施例を第6図に示す。プリーザ8は外側円筒
8bに外周から内周へ向うにつれ断面が小さくなる円錐
孔8fを設けたことにある。このような構成にすれば、
歯車に付着したグリースはプリーザ8に衝突し円錐穴8
fの入口から出口へ流れるとき増速され内側へ飛び出す
。したがって、グリースは外側円筒8bの内壁に付着す
ることがなく落下するので、通気孔8eから外部へ流出
することがない。なお円錐穴8fは外側円筒8bの周方
向に複数個設けることにより、プリーザ8の取付位置を
自由に設定できる。
第6の一実施例を第7図に示す。プリーザ8は中間座8
hとギャップ81とからなシ、中間座8hの内壁に返し
ツバ8pを設けたことにある。このような構成にすれば
、歯車に付着したグリースは中間座8hの内壁に沼って
押し上げられても返しツバ8pで方向転換され下部へ落
下する。
第7の一実施例を第8図に示す。プリーザ8は外側円筒
8bと内側円筒8cとを有し、内側円筒8cの中間部に
は中央に通気孔8e’を有し下部へ突出する中間壁8Q
を有している。内側円筒8cは中間壁8Qの下部近傍に
グリース逃し孔8Rを複数個有している。
このような構成にすれば、内側円筒8cの内壁に治って
上ったグリースは中間壁8Qに当たりグリース逃し孔8
Rから外周へ押し出される。そして、さらにグリースは
外側円筒8bと内側円@8cとの間を通シ下部へ落下す
る。したがって、グリースは通気孔8e′、8eを通り
外部へ流出することかない。なお中間壁8Qは内側円筒
8cと別部材で構成してもよい。
第8の一実施例は第9図に示すように、プリーザ8が中
間座8hと、上部を覆うキャップ8iとからなり、中間
座8hの内側に通気性の弾性体例えばスポンジ10など
を配置したことにある。このような構成にすれば、グリ
ースが中間座8hの内壁に漬って押し上げられてもスポ
ンジ10で止められ、高圧の空気のみがスポンジ10を
通り外部へ放出される。
第9の一実施例は第10図、第11図に示すように、プ
リーザ8が円筒状の本体8′と、この本体8′の円筒部
外周を覆う弾性体11とからなっている。本体8′は内
周と外周を連通ずる通気孔12を有している。このよう
なプリーザ8を歯車ケース1に固定すれば、歯車に付着
したグリースは本体8′内へ侵入しても、弾性体11で
通気孔12が覆われているのでプリーザ8の外側へ流れ
ることがない。歯車箱IG内の温度が上昇すれば弾性体
11はふくらんで圧力上昇を抑制することができる。
第10の一実施例は第12図に示すように、プリーザ8
が球状をなした本体8′と取付部8Sとからなっている
。8eは頂部に設けた通気孔である。
このようなプリーザ8は本体8′が上部へ向うにつれて
拡大しているので取付部8Sから浸入したグリースの勢
いが弱められる。したがって、T14部に設けた通気孔
8eまでグリースか達することがない。なお本体8′は
球状に限らず、例えば第13図に示すように略逆円錐状
であってもよい。
第11の一実施例は第14図に示すように、外表面の凹
溝12と、この凹溝12の中央にねじ孔18とを有する
歯車箱lGと、ねじ部14と円筒部15とを有したプリ
ーザ8と、前記凹溝12の内周面と円筒部15の外周面
との間に配置したシール部材16とから構成し走ことK
ある。シール部材16は第1図に示すオイルシール7.
7′より低い圧力で空気が漏洩するようKする。
このような構成圧すれば、グリースはねじ部14で遮断
され、ねじ孔18とねじ部14とのわずかな隙間からエ
アのみ抜ける。歯車箱IG内の圧力が高くなると、第1
図に示すオイルシール7.7′よりシール部材16が早
く開放するので、グリースは回転軸4.5に沿って外部
へ流出することがない。なおプリーザ8と歯車ケースl
とはねじ結合で構成せず第15図に示すように、シール
材16の内周でプリーザ8を押圧させ保持させてもよい
このようにすれば、プリーザ8とシール部材16とを歯
車ケース1へ取り付ける作業が容易となる。
第12の一実施例は第16図に示すように、プリーザ8
が筒状をなす本体8′と、筒内周と微少隙間を有して上
下に摺動するグリース連べい板17と、このグリース連
へい板を下側へ押圧する弾性体18とから構成される。
このようなプリーザ8を歯車箱IGの上部に取り付ける
と、通常はグリース連へい板17が弾性体18によって
下側へ押圧されているのでグリースがグリース連へい板
17の上部へ流れ込むことがない。歯車箱IG内の圧力
が高くなるとグリース連へい板17は弾性体18の弾性
力に抗して押し上げられる。そして遮へい板17がプリ
ーザ8の内周壁に設けた凹部19まで上がると圧力空気
は順次この凹部19、遮へい板17の上部空間、プリー
ザ8の穴20とロツ1121との隙間22を通シ外部へ
放出される。
このような構成にすれば、菌車箱IG内の圧力が低い時
、ロッド21の端部21aとプリーザ8の外表面とが押
圧され接触しているので、外部から歯車箱IG内へ水や
塵埃等が浸入することがない。
第13の一実施例は第17図に示すように、プリーザ8
が重り23を用いて調圧作用を行うものである。これを
更に詳しく説明すると、車り23の一端にはロッド21
を連結し、支点24を止り230重心よりロッド21側
に設ける。ロッド21の他端には円板25が設けられて
おり、この円板25はプリーザ8の筒部端面と当接する
つぎに作用を説明する。歯車alGの内部圧力が低い場
合、本体8′内を上下に移動できるグリース連へい板1
7は重υ23の重さで下部へ押圧され、このとき、支点
24を中心にロッド21は上昇して円板25と本体8′
の筒部端面とが当接した状態となっている。この状態か
ら歯車箱IG内の圧力が上昇すると、グリース遮へい板
17は重り23の重力に抗し上部へ押し上げられるため
、ロッド21は下降する。したがって、圧力の高い内部
空気はロッド21と本体♂の隙間22より外部へ放出さ
れることになる。
第14の一実施例は第18図に示すように、歯車ケース
1とエンドブラケット2とを固着するボルト26部分で
内部の高圧空気を外部へ逃がすことにある。同図におい
て、ボルト26に近接した歯車ケース1に空気逃し溝2
7を設け、ボルト26の外周には歯車ケース1とエンド
ブラケット2との間にパツキン9を挟んだととKある。
このような構成にすれば、歯車箱IG内の圧力が高くな
ると、空気は順次空気逃し溝27、歯車ケース1とエン
ドブラケット2との隙間b1エンドブラケット2とボル
ト26の隙間、ザガネ28の間を通り外部へ放出される
。このため、簡単な構成で歯車箱IG内の圧力上昇を抑
制することができる。
なお、空気逃し溝27は第19図に示すように、エンド
ブラケット2の端面およびインロー面を連通ずるように
設けてもよい。このとき、空気逃し溝27はグリースが
流れ出さずかつ、外部から水やa埃の侵入しない個所に
設けることか肝要である。
つぎに、歯車箱IGの外側に、この函車箱IGの内部と
連通ずる空気室を設けた場合について説明する。なお実
施例の111番号は飢宜上前記実施例から続く連続番号
とする。
麦 第15の一実施例は第20図に示すように、$1遅速G
と駆動部Mとの間に空気室29を設け、該空気室29と
歯車箱IG内とを微少隙間gで遅速させると共に、空気
型29の上部にプリーザ8を取シ付けたことにある。な
お、プリーザ8は躬りボルトを兼用したものでもよく、
またi21図に示すように簡単な形状でもよい。
このような構成にすれば、歯車31の歯すじに漕って駆
動機M側へ勢よく流れるグリースは微少隙間gで勢いを
抑制されると共に、グリース内の空気の気泡とグリース
基油とが分離することになる。したがって、空気室29
の上部に設けたプリーザ8からグリースが流れ出ること
がない。また、30はエンドブラケット2に設けた給油
孔である。
この給油孔5OFi歯車31によシ送られたグリースを
軸受6′へ補給することができるので軸受6′の潤滑を
向上することができる。
第16の一実施例を!22図に示す。プリーザ8は変速
機の出力軸4を支承する軸受6と軸封材7との間に位置
する歯車ケース1に設けたもので、軸封空間40と外部
とを連通ずる。
41はグリースカラであり、軸受6の潤滑剤が歯車箱I
G内の空間へ流れ出さないようにするものである。なお
軸受6がシールド形である場合はグリースカラ41は設
けなくてもよい。
このような構成にすれば、軸封空間40は歯車箱IG内
の空間と連通し、かつ歯車箱IG内のグリースが軸受6
またはグリースカラ41で遮断されて入り込−!麿い。
したがって、グリースはプリーザ8の通気孔8eから外
部へ漏洩することがない。
第17の一実施例は第23図に示すように、エンドブラ
ケット2に空気室29を形成し、この空気室29の下部
に歯車箱IG内と連通ずる通気孔42を設け、上部に外
部と連通ずる通気孔43を設け、この通気孔43にプリ
ーザ8を取り付けたことにある。第24図は第23図の
へ視図である。
このような構成にすれば、歯車34に付着してかき上げ
られたグリースがエンドブラケット2の壁面に沿って下
落し、空気室29内へ侵入しても空気室29内を上部へ
上昇することがない。なお、空気室29はエンドブラケ
ット2で一体に形成しないで別部材で囲って形成しても
よい。
つぎに調圧手段として弾性部材を用いた場合の一実施例
を説明する。
第18の一実施例は第25図に示すように、歯車箱lG
内の空間に、内部空間44を有した袋状の弾性部材45
を設け、エンドブラケット2に前記内部空間44とモー
ドル内部46とを連通ずる調圧孔47を設けたことにあ
る。
このような構成にすれば、歯車箱IG内の圧力が上昇す
ると、弾性部材45は内部空間44の容積を小さくする
ように変形し、内部内シ44内の空気がモードル内部4
6へ移動する。モードル内部46は軸受48全通して軸
貫通部で外部を連通している。したがって、歯車箱IG
内およびモードル内部46共に圧力上昇が過大となるこ
とがない。また歯車箱IG内と歯車箱IG外とが直接通
気孔で連通ずることがないので、歯車箱IG内へ異物が
侵入することがなく、歯車箱IG内のグリースの#I滑
性能が低下することもない。
なお弾性部材45は第26図または第27図に示すよう
に、内部空間44と歯車箱IGの外部とを連通させても
よい。また弾性部材45は第28図に示すように、歯車
ケース1の外側に設けてもよい。弾性部材45を歯車箱
IG内に設けると、弾性部材45は外力によって破損す
る心配がなく、また歯車箱lG外に設けると、弾性部材
の取付が容易となる。
つぎに調圧手段としてフリーザを設け、このプリーザヘ
ゲリースの侵入を防止する構成について説明する。
第29図は変速機の要部断面図であり、第30図は第2
9図のc −c’断面図である。ここで49はエンドブ
ラケット2に間延したグリース抑止板である。このグリ
ース抑止板49は歯車34の外周面と微少隙間δ、を有
し、かつ側面と微少隙間δ2を有して配置されている。
8はプリーザである。
このような構成にすれば、歯車84の回転によシ、この
歯車84に付着しかき上げられるグリースはグリース抑
止板49によりかき落される。したがって、歯車箱lの
上部に取り付けたフリーザ8ヘゲリースが侵入すること
がない。また、かき落されたグリースはIl!1Ill
#に必要な摺動面およびかみ合い面へ補給されるので有
効に使われることKなる。
つぎに、 pl圧手段としてフリーザを用い、このプリ
ーザが遠心力により開閉し弁作用を行うものについて説
明する。
第31図は変速機の要部断面図である。ここで、歯車箱
IG内へのぞむ駆動機軸5は通気孔50・を有している
。この通気孔50は一側が歯車箱IG内に1他側がモー
ドル内または外部へ連通する。
通気孔50には所定回転数以下で閉じ、所定回転数を越
えると開くフリーザ8が取り付けられている。
なお、前記所定回転数は運転によって上昇する歯車箱I
G内の圧力と軸封材7.7′の封止性能との比較で適当
に決定すればよい。
このような構成にすれば、停止時および歯車箱IG内の
圧力が低い低速回転時はフリーザ8が閉じているので、
歯車箱IG内へ異物が侵入することがなく、また輸送時
などで変速機の方向に制限を受けることがない。
つぎに遠心力で開閉することができるプリーザ8の実施
例を第32図乃至第36図によシ説明する。まず第32
図に示すプリーザ8は内周面が円錐状をなしており、そ
の底部および頂部に通気孔51.52を有し、内部には
栓53を頂部側へ引つ張る弾性体54と、弾性体54の
弾性力に抗し栓58を底部側へ引っ張る振り子55を有
している。
撮り子55は所定の回転数を越えると、弾性体54の弾
性力に抗し柱53を底部側へ移動させる。栓53が底部
側へ移動すると、プリーザ8の内周面と栓58との間に
隙間が生じ通気孔51と通気孔52が連通ずる。第33
図は通気孔51を栓53の外周と対向するフリーザ側部
に設けたもの。第34図は橙53の移動を許容範囲内に
抑制するストッパー56を設けたもので、振り子55の
拡がシ過ぎるのを防止することができる。第35図はフ
リーザ8を円筒状に形成したもので、周MtK通気孔5
1と、側壁に通気孔52とを有し、栓53が凹部58a
を有している。所定の回転数以下で図のように栓53は
外周で通気孔51を閉じる。
所定の回転数を越えると第36図に示すように栓58が
振り子55で引っ張られ移動し、通気孔51゜52が連
通ずる。このような構成にすればプIJ−ザ8の内周面
、栓53の外周を直円状に形成できるので、これらの製
作が容易となる。
つぎに、歯車箱内の調圧手段としてプリーザを有し、か
つ取り付は方向に制限を受けない変速機について説明す
る。
第37図は変速機の要部断面図であり、第38図は側面
図である。歯車箱IGには6個の開閉可能なプリーザ8
1〜86を設ける。これらのプリーザ81〜86の歯車
箱1への取り付けは上部に第1のプリーザ811出力軸
4側に第2のプリーザ82、下部に第3のプリーザ83
、出力軸4と反対側に位置するエンドブ2クツ)2に第
4のプリーザ84、出力軸4側から見て左右に第5、゛
第6のプリーザ85.86を位置させる。
これらのプリーザ81〜86は後で詳述するように通気
孔の開閉が調節できる構成とする。以上のように、6個
のプリーザ81〜86を歯車箱IGの各方向に配置して
取り付けると、変速機の取り付は方向をユーザーが自由
に選ぶことができる。
つまり上部に位置するプリーザのみを開とし、他のプリ
ーザを閉に調整することにより、プリーザからグリース
が漏れ出ることがない。例えば出力軸4が上向きの場合
第2のプリーザ82を開とし、第1および第3乃至@6
のプリーザを閉とする。
このような構成圧すれば、ム速機をあらゆる角度(方向
)にセットできる効果がある。
つぎに通気孔の開閉が可能なプリーザについて更に詳し
く説明する。
第39図はプリーザ8の一実施例である。プリーザ8は
中間座8hとキャップ8iとからなり、キャップ8五が
中間座8hに対して回転可能に係合している。キャップ
81の通気孔8eは回転位置により中間座8hに設けた
通気孔8e’と連通ずる。回転位置の調整はキャップ8
1と中間座8hとに適宜合せマーク等を施すことにより
つまみ8xを回し、容易に合せることができる。
第40図は他のプリーザの一実施例であり、プリーザ8
は中間座8hとボルト状の栓57とから構成される。橙
57はねじ部57aと、軸方向へ伸びる切欠溝57bと
を有している。中間座8hは前記切欠溝57bと連通可
能な通気孔8eを有している。このような構成にすれば
市販のボルトを追加々工することにより簡単に栓57を
形成することができる。
つぎに第41図に基づいて歯車箱IG内の調圧手段とし
て駆動部Mのエンドブラケット2、lの固着手段を兼用
した場合について説明する。駆動部Mはフレーム58の
内側に固定子59を有しており、フレーム58の両側に
は軸受60.61を支承するエンドブラケット2、りが
配置されている。
エンドブラケット2、zは通しボルト62によりフレー
ム58に固着される。ここで通しボルト62は内部に通
気孔62aを有している。この通気孔62aは歯車箱I
G内と外部とを連通ずる。なお、中空の通しボルト62
は上側に位置するものに用いる。
このような構成にすれば、歯車箱IG内は通気孔62a
によって外部と連通しているので、温度が上昇しても圧
力が上昇することがない。
なお、歯車箱lG内には第42図に示すように、エンド
ブラケット2に通しボルト62の上部を囲むツバ63を
形成したり、第43図に示すように、エンドブラケット
2の壁面より通しボルト62の端部を突出させ構成する
。このような構成にすればグリースが通気孔62aの内
部へ入り込むことがない。
〔発明の効果〕
本発明によると、複数個の歯車と、これら歯車を潤滑す
るグリースとを収納する歯車箱において、歯車箱内の圧
力上昇を調整する調圧手段を設け、この調圧手段をグリ
ースが外部へ漏洩しないように構成したので潤滑の信頼
性が低下するのを抑制する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す変速機の要部断面図、第
2図乃至第17図は第1図のプリーザのそれぞれ変形例
を示す断面図、第18図および第19図は本発明の実施
例を示すプリーザのない変速機の要部断面図、第20図
乃至第24図は本発明の他の実施例を示す変速機の要部
断面図、第25図乃至第28図は本発明の更に他の実施
例を示す変速機の要部断面図、第29図は本発明の異な
る実施例を示す変速機の正面要部断面図、第30図は第
29図の側面断面図、第31図は本発明の更に異なる実
施例を示す変速機の要部断面図、第32図乃至第86図
は第31図のプリーザのそれぞれ変形例または動作を説
明する断面図、第37図、第38図は本発明の別の実施
例を説明するもので、それぞれ正面要部断面図、側面要
部断面図、第39図、第40図は第37図のプリーザの
変形例を示す断面図、第41図は本発明の更に別の実施
例を示す主に駆動部の上半分断面図、第42図は第41
図のD視図、第43図は第42図の変形例を示す安部断
面図、第44図は従来の変速機の要部断面図である。 1は歯車ケース、IGは歯車箱、4は出力軸、5は駆動
機軸、7、?’はシール部材であるオイルシール、8は
調圧手段としてのプリーザ、31.32.33.34は
歯車、44は内部空間、45は調圧手段としての弾性部
材、49はグリース抑止板、53は栓、第 1 図 1t5 り 図 羊72  +211        羊/3 1ZI滞
 /q121 第 2021 ”tl  2.s  v 羊3q 口          $xttrt2t2 
 〆2a 第44 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数個の歯車と、これら歯車を潤滑するグリースと
    を収納する歯車箱において、歯車箱内の圧力上昇を減圧
    する調圧手段を設けたことを特徴とする変速機の歯車箱
    調圧装置。 2、前記調圧手段が前記歯車箱に設けたフリーザであり
    、該フリーザが前記グリースの通過を阻止する阻止手段
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    変速機の歯車箱調圧装置。 3、前記調圧手段が内部空間を有する袋状の弾性部材で
    あり、該弾性部材を前記歯車箱内に配置し、前記内部空
    間と前記歯車箱の外部とを連通させたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の変速機の歯車箱調圧装置。 4、前記調圧手段が内部空間を有する袋状の弾性部材で
    あり、該弾性部材を前記歯車箱外に配置し、前記内部空
    間と前記歯車箱の内部とを連通させたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の変速機の歯車箱調圧装置。
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