JPS61105220A

JPS61105220A - 変速機

Info

Publication number: JPS61105220A
Application number: JP22407984A
Authority: JP
Inventors: Takasada Takahashi; 孝貞高橋
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1984-10-26
Filing date: 1984-10-26
Publication date: 1986-05-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、少なくとも前輪を駆動することが可能な変速
機に関するものである。

（ロ）従来の技術縦向きに配置されるエンジンと組合せられて前輪を駆動
可能な従来の変速機としては、例えば実開昭５４−１７
２４３２号公報に記載された第９図に示すようなものが
ある。この変速機は、出力軸９２とファイナルドライブ
ピニオン軸９４とが同心に配置されている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点しかし、このような従来の変速機には、ファイナルドラ
イブピニオン軸９４と変速機の出力軸９２とが同一軸上
に配置されているため、変速機を車両中心に配置すると
ファイナルドライブピニオン軸９４によって駆動される
ファイナルユニー／　ｈ９６がエンジンの真下に配置さ
れることになり。

ファイナルユニット９６を最低地上高が確保される位置
に配置すると、エンジンの位置が高くなるという問題点
があった。エンジン位置が高くなるとエンジンフードも
高くなり、車体設計上の大きな制約となる０本発明は、
上記のような問題点を解決し、エンジン及びエンジンフ
ードの位置を高くする必要のない変速機を得ることを巨
的としている。

（ニ）問題点を解決するための手段本発明は、変速機の出力軸とファイナルドライブピニオ
ン軸とを横方向にオフセットさせることにより、上記問
題点を解決する。すなわち、本発明による変速機は、前
輪駆動用ファイナルユニットを駆動するファイナルドラ
イブピニオン軸が上方から見て変速機の出力軸とオフセ
ットされている。

（ホ）作用上記のような構成とすることにより、前輪駆動用ファイ
ナルユニットをエンジン横部下方に配置することが可能
となり、エンジン位置を高くする必要がなくなる。従っ
て、エンジンフードの位置も低くなり、所望のスタイル
の車体を設計することが可能となる。

（へ）実施例以下、本発明の実施例を添付図面の第１〜８図に基づい
て説明する。

（第１実施例）第１及び２図に本発明の＄１実施例を示す、変速機１０
のケースｌｌ内には、エンジン出力軸と同軸に配置され
る主軸１２、主軸１２と平行に配置される副軸１４、主
軸１２上に配置される歯車群１６、副軸１４上に配置さ
れる歯車群１８、及びシフト装置２０が設けられている
。出力軸である副軸１４には出力用ギア２２が設けられ
ており、出力用ギア２２はアイドラギア２４とかみ合っ
ており、このアイドラギア２４はファイナルドライブピ
ニオン軸２６と一体のギア２７とかみ合っている。ファ
イナルドライブピニオン軸２６の先端にはファイナルド
ライブビニオン２８が一体に設けられており、このファ
イナルドライブピニオン２８はファイナルユニット３０
のファイナルギア３２とかみ合っている。なお、ファイ
ナルドライブピニオン軸２６は上方から見て副軸１４と
オフセットされている。すなわち、ファイナルドライブ
ピニオン軸２６と副軸１４とは横方向に位置がずらしで
ある。この変速機を自動車に搭載した状態を第２図に概
略的に示す、変速機１０はエンジン４０と共に車両中心
に配置されており。

一方ファイナルユニツｈ３０は車両中心からオフセット
された位置に配置されている。車体フロアのトンネル部
４２には変速機部分のみが配置されている。

エンジン４０から変速機ｌＯの主軸１２に入力された回
転力は、歯車群１６及び歯車群１８の所定のギアを介し
て副軸１４に伝達される。シフト装置２０を操作するこ
とにより、前進５速後進１速の変速比を得ることができ
る。副軸１４の回転力は出力用ギア２２、アイドラギア
２４及びギア２７を介してファイナルドライブピニオン
軸２６へ伝達され、これによりファイナルドライブピニ
オン２８が回転し、ファイナルギア３２が駆動される。

第２図に示すように、ファイナルユニット３０の位置が
車両中心からオフセットされるため、ファイナルユニッ
ト３０はエンジン４０の横部下方に配置されることにな
り、エンジン４０の位置を低くすることができる。これ
により車体のエンジン２−ドを低くすることができ、車
体設計上の自由度が増大し、所望の車体形状を得ること
ができる。

（第２実施例）第３図に本発明の第２実施例を示す、この実施例は副軸
１４上の歯車群１８のうちの１つのギア１９をアイドラ
ギア２４とかみ合わせ、ファイナルドライブピニオン軸
２６に回転力を伝達するようにしたものである。こうす
ることによって、ギアが１つ減少し、また変速機の全長
も短くすることができる。

（第３実施例）第４図に本発明の第３実施例を示す、この実施例は副軸
１４を後方に取り出し、４輪駆動用としたものである。

なお、４輪駆動と後輪駆動との切り換えは切換機構４４
を用いて行なう。

（第４実施例）第５図に本発明の第４実施例を示す、この実施例は後輪
駆動用の軸４６を主軸１２と同軸に配置したものである
。４輪駆動と後輪駆動との切り換えは切換機構４４によ
って行なわれる。

（第５実施例）第６図に本発明の第５実施例を示す。この実施例は４輪
駆動と前輪駆動とを切換機構４８によって切換可能とし
たものである。

（第６実施例）第７図に本発明の第６実施例を示す。この実施例は、セ
ンター差動装置５０を設けて常時４輪駆動を可能とした
ものである。

（第７実施例）第８図に本発明の第７実施例を示す、この実施例は、主
軸１２とファイナルドライブピニオン軸２６とをオフセ
ットさせるのに加えて、主軸１２をエンジン出力軸５２
からオフセットさせたものである。

（ト）発明の詳細な説明してきたように、本発明によると、前輪駆動用フ
ァイナルユニットを駆動するファイナルドライブピニオ
ン軸を変速機の出力軸から横方向にオフセットさせたの
で、エンジン及びエンジンフードの位置を低くすること
ができ、車体設計上の自由度が増大するという効果を得
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す図、第２図は第１図
に示した変速機を車両に搭載した状態を示す図、第３図
は本発明の第２実施例を示す図、第４図は本発明の第３
実施例を示す図、第５図は本発明の第４実施例を示す図
、第６図は本発明の第５実施例を示す図、第７図は本発
明の第６実施例を示す図、第８図は本発明の第７実施例
を示す図、第９図は従来の変速機を示す図である。１２−・・主軸、１４＠・・副軸、２６・・・ファイナ
ルドライブピニオン軸、２８・・φファイナルドライブ
ピニオン、３０・・・ファイナルユニット、３２−・・
ファイナルギア。特許出願人　　日　産　自　動　車　株　式　会　社代
理人　　　　　　弁　　理　　士　　　　　宮　　内　
　利　　行第２図

Claims

【特許請求の範囲】自動車に対して縦向きに搭載されるエンジンと組合せて
使用され、前輪駆動用のファイナルユニットへ出力可能
な変速機において、前輪駆動用ファイナルユニットを駆動するファイナルド
ライブピニオン軸が上方から見て変速機の出力軸とオフ
セットされていることを特徴とする変速機。