JPS61104983A - 液体輸送容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は化学薬剤、化学薬品、油脂類、ワイン原液等の
液体を輸送するための液体輸送容器に関し、とくに容器
内の耐化学特性を確保するための安価な構造を提供する
ものである。

「従来の技術」 従来の液体輸送容器は船舶或いは鉄道車両に積載可能と
する特定の容積をもつコンテナ状に形成し、かつその構
成素材は充分な強度と輸送する液体にたいする耐化学特
性を得るために高品質なステンレス鋼等の板材を用いて
いた。

［発明が解決しようとする問題点Ｊ しかしながら上記従来型の構造によると構造物として充
分な強度と耐化学特性を得るため高品質なステンレス鋼
等の高価な素材を必要とし、製造コストが高価となる欠
点を有し、とくに輸送する液体の種類を変更するときは
容器内を洗浄する必要があり、需要者にとって経済的に
もあまり期待できなかった。

「問題点を解決するための手段Ｊ 本発明は上記従来型の欠点を除去するもので、鋼板等の
硬質素材をもって中空容器を形成し、同容器の一側に液
体給排出口を設け、同容器内には軟質合成樹脂等により
上記液体給排出口にたいする装！ｊＰｉＪを具えた袋状
体を着脱自在に装設してなるものである。

「作用」 鋼板等の硬質素材をもって形成される中空容器により所
要の機械的強度を確保する一方、その内側に着脱自在に
軟質合成樹脂等による袋状体を装着することによって、
輸送する液体にたいする耐化学特性を得るものである。

「実施例」 以下図に示す一実施例にもとずいて本発明を説明すると
、１は鋼板等の硬質素材をもって形成した中空容器で、
同容器１の上部には間開自在な蓋体２を具えた点検口３
を形成し、また必要に応じて吸排気口４を形、成し、下
部には液体給排出口５とそのフランジ６を介してバルブ
７を設ける。一方ポリエチレン等の軟質合成樹脂等によ
り上記液体給排出口５の内ｍりと７ランジ６に対応する
７ランジ８つきの筒状装着部９を具えた袋状体１０を形
成し、間貸状体１０を上記容器１の液体給排出口５もし
くは点検口３を通して容器１内に装設し、装着部９の７
ランジ８をフランジ６の外側に導出してバルブ７ととも
に一体的に固定する。なお吸排気口は必要に応じて袋状
体１０にも設けてもよい。

「発明の効果Ｊ 以上の様な構成により、バルブ７を開き液体給排出口５
内の装着部９を通して外部から供給手段を介して化学薬
剤、化学薬品、油脂類、ワイン原液等の所要の液体を供
給すると、その液体は袋状密着させるとともに液体を容
器１内に充満させることができる。

以上の様に鋼板等の硬質素材をもって形成される中空容
器１により輸送時の！！ＬＪに耐る所要の機械的強度を
確保する一方、その内側に着脱自在に軟質合成樹脂等に
よる袋状体１０を装着することによって、その収容液体
にたいする耐化学特性を得ることができる。これによっ
てステンレス鋼等の６価な素材を用いる必要がなく製造
コストを大幅に低減することができる。とくに袋状体１
０は液体の排出後は収縮し、簡単に取外すことができる
ので、例えば輸送する液体の種類が異なる場合、先に使
用した袋状体１０を取外して新しい袋状体１０に交換す
ることができ、これによって従来型の様な容器内の洗浄
作業をなくすことができ輸送コストを低減できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す液体輸送容器の要部切欠側
面図である。同図中

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鋼板等の硬質素材をもつて中空容器を形成し、同容器の
   一側に液体給排出口を設け、同容器内には軟質合成樹脂
   等により上記液体給排出口にたいする装着部を具えた袋
   状体を着脱自在に装設してなることを特徴とする液体輸
   送容器。