JPS61103945A - シリコーン発泡体の製造方法 - Google Patents

シリコーン発泡体の製造方法

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JPS61103945A
JPS61103945A JP60238559A JP23855985A JPS61103945A JP S61103945 A JPS61103945 A JP S61103945A JP 60238559 A JP60238559 A JP 60238559A JP 23855985 A JP23855985 A JP 23855985A JP S61103945 A JPS61103945 A JP S61103945A
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    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
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    • C08J2383/04Polysiloxanes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無81繊維を含有する水性シリコーンエマル
ションから形成されたエラストマー発泡体に関する。
ミューラ−(Hueller )等は、1967年3月
28日発行の米国特許第3.311.115号において
、シガレットフィルターのようなエアロゾ°−ルサスペ
ンションの濾過層として有用な等方性多孔質気泡質発泡
繊維構造を記載している。これらの構造は、フィブリル
化されたセルロース繊維のスラリーを製造し、次いでこ
れらを湿潤強力樹2およ。相容性うヶツウユ結。斉11
□658   ′によって形成される。前記のスラリー
を発泡させ、所望のフィルター形状に注型し、乾燥させ
て泡を破壊し、等方性、気泡質繊維構造中に約1〜20
重口%の凝固したラテックスと相互に結合された繊維を
残す。
モデイク(Hodic )は、1969年2月4日に発
行された米国特許明細間第3,425,967号におい
て、発泡性オルガノポリシロキサン組成物および同組成
物から生成された可撓性発泡体を教示している。彼の発
泡体には、ビニル連鎖停止されたジオルガノポリシロキ
サン、ビニル含有樹脂状コポリマー、液体オルガノ水素
ポリシロキサンおよび硬化性シリコーンエラストマーを
形成するための白金触媒が含まれる。この組成物には、
発泡体形成のための発泡剤、石綿、繊維状チタン酸カリ
ウムから成る部類から選ばれる無機Ill状状物質よび
所望により微細に分割された無機充填剤が含まれる。前
記の無機繊維状物質は、発泡生成物の強度が向上し、硬
化シリコーン発泡体の苛酷な燃焼によって得られる生成
物に予想外に強度を付与すると述べられている。この組
成物は成分の全混合物を80〜180℃のような高めら
れた温度に加熱することによって発泡体に転化される。
モデイク(Hodic )は1980年2月19日発行
の米国特許明細間第4.189,545号において、ビ
ニル含有ポリシロキサン、所望により充填剤、水、水素
含有ポリシロキサンおよび白金触媒から成るシリコーン
発泡体を教示している。この成分は混合すると水素を遊
離し、発泡体を形成しこれが硬化してシリコーンエラス
トマー発泡体を形成する。提案されている所望の充填剤
の中には、ガラス繊維並びに炭素、炭酸カルシウムおよ
び粉砕された石英のような増量用充填剤がある。
サンズ(Sands )は1984年9月25日に発行
された米国特許明細間第4.473.667号において
、水を除去するとエラストマー生成物を得るのに好適な
水性シリコーンエマルションからのシリコーンエラスト
マー発泡体の製造方法を開示している。サンズは機械的
に安定な泡を生成させ、次いで水を除去して硬化エラス
トマー発泡体を形成している。彼は界面活性剤および増
粘剤の適切な利用によって泡を安定化している。
繊維で強化された気泡壁を有する連続気泡のシリコーン
エラストマー発泡体の製造方法が見出された。水を除去
すると周囲温度で硬化してエラストマーフィルムになる
シリコーンエラストマーの水性、水中油型エマルション
と長さ:直径の比が少なくとも10:1である25ミク
ロン未満の直径および10履未渦の長さを有する無機繊
維を混合することによって混合物が製造される。この混
合物中に空気を分散させて泡を形成させる。この泡を、
次いで乾燥させて水を除去すると繊維で強化された気泡
壁を有する発泡体が生成される。
この発泡体は、mlなしで製造された発泡体と比較する
と向上したタフネス(toughness )を有する
導電性繊維を使用すれば得られた発泡体を導電性にする
ことができる。
本発明は、 G’Hi)  100重量部の分散されたシリコーンポ
リマーを供給するのに十分なシリコーンエマルション、
該シリコーンエマルションは周囲温度で乾燥させると硬
化してエラストマーフィルムとなろ水性水中油型エマル
ションとして存在し、該エマルションにシリコーンポリ
マー、界面活性剤、水および所望により充填剤、硬化剤
および増粘剤が含まれ、該エマルションが35〜80重
量%の固形分含量を有するものであり;そして(ii)
  長さ:直径が10:1より大きい比である25ミク
ロン未満の直径およびIC)s未満の長さを有する無機
411115〜50重針%から本質的に成る群から選ば
れる成分を大気圧で一緒にして工程(へ)において安定
な泡を形成することができる安定なエマルションである
混合物を形成し二次いで、 (へ) 前記の混合物中に空気を分散させて安定な泡を
発生させ、同時に泡全体に繊維を分散させ;次いで、 (Q 前記の安定な泡から水を除去し、繊維で強   
 。
化されたシリコーンエラストマーの薄層から成る気泡壁
を有する連続気泡発泡体を生成させることから本質的に
成ることを特徴とするシリコーン発泡体の製造方法に関
する。
シリコーンエラストマーの水性エマルションを製造する
ため多種類の方法が見出されている。これらのエマルシ
ョンの多くは、周囲温度でエマルションから単に水を除
去するだけでシリコーンエラストマーを生成する。
泡から水を除去したときに十分に安定な発泡体が得られ
るかようなエマルションからの泡の製造方法も見出され
た。本発明の方法では、発泡体の気泡壁が無機繊維で強
化された改善された発泡体が得られる。前記のillの
使用によって、該繊維を使用しないときより低密度の発
泡体が得られることも予想外に見出された。
発泡体の製造の際に、導電性繊維を使用することによっ
て導電性発泡体を製造できる。この発泡体の導電性は適
用する圧力によって変化するから、導電性発泡体は、圧
力測定装置および電子スイッチとして使用できる。
本発明の として使用されるエマルションは、エラスト
マーの分散相を含有するエマルションである。周囲温度
で乾燥させたときこのエマルションは、エラストマーを
生成する。エマルション粒子は、水がまだ存在する間、
架橋粒子として水性水中油型エマルション中に存在する
。エマルションから水が除去されてエマルションの乾燥
または硬化の間に粒子間架橋が起こる。
エマルション(i)には、コロイドシリカ、アルカリ金
属珪酸塩、および連続水相中に分散されたオルガノシリ
ケートから成る群から選ばれる物質も含まれる。この物
質が乾燥弾性生成物の強化を行うかおよび(または)エ
ラストマー中の架橋に関与する。この物質の正確な機能
は、本発明で有用な別種のシリコーンエマルションの下
記の論議においてさらに説明する。
本発明の方法において使用されるmtaは、多くはアル
カリ性である水性エマルションによって不利な影響を受
けない無Ia繊維である。繊維はエマルション中に分散
できるように25ミクロン未満の直径および10aI+
未満の長さを有する。直径10ミクロン未満、長さ5厘
未満の繊維が好ましい。繊維の直径が小さく、長さが短
いほど、これらが容易かつ均一にエマルション中に分散
できる。
5ミクロン未満の直径および1顛またはそれ以下の長さ
を有するガラス[が好ましい。約3ミクロンの直径およ
び約1履の艮ざのガラス繊維が非常に良好な機能を果す
ことが見出されている。有用な繊維の最小直径は1ミク
ロンであり、有用な繊維の最小長さは約20ミクロンで
°ある。強化用繊維は、4!維長がそれらの直径より少
なくとも10倍はなければならないから小さい粒状充填
剤ではなく繊維である。
本発明の方法において使用される繊維は、少なくとも2
種の異なる機能を果す。繊維は発泡体の気泡壁の強化用
としての役目をしより靭性のある発泡体にする。繊維は
また、空気が水性エマルションと繊維との混合物中に分
散されたとき比較的安定な泡を生成させる役目をする。
比較的安定な泡は、さらに多くの空気をエマルション中
に混合させ、ビ度が比較的小ざい泡を与える。繊維はま
た泡を安定させる結果、泡が形成された模本が除去され
ている間泡が収縮または破壊されない。
繊維が導電性であれば、得られた発泡体を導電性にでき
る。導電性グラファイト繊維およびニッケル被覆したグ
ラファイト繊維が有用であることが見出されている。銀
および金のようなエマルションによって影響を受けない
他の金属によって被覆されたグラファイトIIAHも有
用である。シランでサイジングされたニッケル被覆グラ
ファイト繊維は、エマルションm中に容易に分散される
直径約4〜20ミクロン、長さ約1〜511uj1のス
テンレス鋼繊維は、エマルション中への適切な分散が比
較的困難である。しなやかなステンレス鋼は、混合の間
に凝集するが、比較的もろいガラスまたはグラファイト
繊維は混合の間に凝集するより破壊される傾向がある。
ステンレス鋼II維は、ニッケル被覆したグラファイト
繊維のように発泡体を導電性にすることはできない。 
          、。
各種の繊維または繊維と粒状充填物の他の種類の混合物
も使用できる。有用な粒状充填剤には、ガラス球、金属
被覆したガラス球シリカ、炭酸カルシウム、粉砕石英、
カーボンブラックおよび金属酸化物のような水性シリコ
ーンエマルションにおいて有用なことが公知のものが含
まれるであろう。
本発明で使用されるエマルシヨン(i)は、独特に有用
であることが見出されている。このエマルションの分散
された粒子は、繊維が添加される前に架橋されているか
ら、繊維はエマルションの連続相中に残り、分散された
ポリマー粒子の部分とはならない。エマルションが乾燥
するに伴い分散されたポリマー粒子および分散されたa
mはますます相互に近づけられる。乾燥フィルムでは、
繊維は繊維間の空間を占有している架橋ポリマー粒子と
相互にランダムに接触しており;架橋ポリマー粒子は、
固体の連続極性相によって相互に結合されているものと
考λ、られてい8゜乾燥生成物のこの独特の形態の成果
は、最終発泡体の気泡壁を強化するための繊維の異常な
効率的利用によるものである。
エマルシヨン(i)は、水の連続相を伴う分散されたエ
ラストマーを有する水性エマルションであり、周囲温度
で乾燥させると硬化してエラストマーフィルムになる。
(i)の好ましいエマルションはシリコーンエマルショ
ン、すなわち、エラストマーがポリジオルガノシロキサ
ンを基剤とするエマルションである。
1980年9月9日にジョンソン(JOhnSOn )
等に発行された米国特許明細書 第4.221,688号に記載されているように7ニオ
ン状に安定化されたヒドロキシル化ポリジオルガノシロ
キサンおよびコロイドシリカの分散相およびpHが9〜
11.5である水の連続相を有するシリコーンエマルシ
ョンが本発明の(i)として使用するのに好ましい゛エ
マルションである。米国特許用l1ll書第4,221
.688号には、前記のエマルションおよびかようなエ
マルションの製造方法が開示されている。ヒドロキシル
化ポリジオルガノシロキサンは、エマルションから水を
除去後に得られる生成物にエラストマーの性質を付与す
る。これらは少なくとも5,000、好ましくは200
.000〜700.000の範囲内の平均分子量をもた
なければならない。ヒドロキシル化ポリジオルガノシロ
キサンの有機基は1基当り7個未満の炭素原子を含有す
る一価炭化水素基および1基当り7個未満の炭素原子を
含有する2−(パーフルオロアルキル)エチル基である
。ヒドロキシル化ポリジオルガノシロキサンが少なくと
も50%のメチル基を含有するのが好ましく、ポリジメ
チルシロキサンが好ましい。ヒドロキシル化ポリオルガ
ノシロキサンは、1分子当り約2個の珪素結合ヒドロキ
シル基を有するものが好ましい。
最も好ましいヒドロキシル化ポリジオルガノシロキサン
は、重合方法およびエマルション中のヒドロキシル化ポ
リジオルガノシロキサンが示されている米国特許明細書
用3.294.725号にフィントレー(Findie
y )等によって記載されているアニオン性エマルショ
ン重合方法によって製造されたものである。ヒドロキシ
ル化ポリジオルガノシロキサンの他の製造方法は、ヒド
ロキシル化ポリジオルガノシロキサンおよびそれらの製
造方法が示されている米国特許明細書 用2,891.920号にハイド(Ilyde)等によ
って記載されている。
前記に引用した米国特許第4.221,688号のエマ
ルションは成分としてコロイドシリカを必要とする。任
意のコロイドシリカが使用でき、好ましいコロイドシリ
カは、水性媒質中で得られるものである。ナトリウムイ
オンで安定化された水性コロイドシリカは、かようなナ
トリウムで安定化されたコロイドシリカを9〜11.5
のpHにするための追加の成分を添加することなく使用
してもpHの要求条件に合致するので特に有用である。
コロイドシリカの好ましい量は、ポリジオルガノシロキ
サンの約100重量部当り1〜25重a%である。
上記に引用した米国特許第4.221.688    
i号のエマルションは、該エマルションの製造とそのシ
リコーンエマルションから周囲条件下で水の除去によっ
てエラストマー生成物が得られるまでの時間を1〜3日
の評容範囲に貯蔵時間を減少させるため有機錫化合物、
好ましくはジオルガノ錫ジカルボキシレートを利用して
いる。ジオルガノ錫ジカルボキシレートは、ポリジメチ
ルシロキサンの各100重量部当り0.1〜2重量部の
量で使用できる。好ましいジオルガノ錫ジカルボキシレ
ートはジオクチル錫ジラウレートである。
上記に引用した米国特許第4,221.688号のエマ
ルションは、アニオン性界面活性剤および水を使用して
1分子当り約2個の珪素結合ヒドロキシル基を含有する
゛ヒドロキシル化ポリジオルガノシロキサンを乳化させ
、コロイドシリカおよび有機錫化合物を添加し、得られ
たエマルションのpHを9〜11.5の範囲に調整する
ことから本質的に成る方法によって製造される。
本発明の として有用な他のエマルションは、1981
年1月13日セーム(Saal) k、発行された米国
特許明lI書第4,244,849号に記載されており
、同特許には前記のエマルション並びにかようなエマル
ションの製造方法が開示されている。このエマルション
には、連続水相とヒドロキシル末端封鎖されたポリジオ
ルガノシロキサンと前記の連続水相中に存在するアルカ
リ金属珪酸塩とのグラフトコポリマーであるアニオン状
に安定化された分散されたシリコーン相から成る。この
エマルションは、8.5〜12の範囲内のpHを有する
。この態様において有用なヒドロキシル末端封鎖された
ポリジオルガノシロキサンは前記したものと同じである
。好適なアルカリ金属珪酸塩は、水性溶液として使用す
るのが好ましい水溶性珪酸塩である。ポリジオルガノシ
ロキサン各100重囲部当り0.3〜30重逗部の最の
珪酸ナトリウムが好ましい。エマルションの製造の間に
、ヒドロキシル末端封鎖されたポリジオルガノシロキサ
ンとアルカリ金属珪酸塩との反応の触媒作用をする有機
錫化合物を添加する。ジオルガノ錫ジカルボキシレート
が好ましい有機錫塩であり、ポリジオルガノシロキサン
各100fliffi部当り0.1〜2重量部で使用さ
れる。好ましいジオルガノ錫ジカルボキシレートは、ジ
オクチル錫ジラウレートである。
これらのエマルションは、ヒドロキシル末端封鎖された
ポリジオルガノシロキサンのアニオン状に安定化された
水性エマルション、アルカリ金属珪酸塩の水性溶液およ
びエマルション中の有機錫塩を、全成分が水中の分散に
分散された粒子として最初に存在するように互に混合す
ることによって好ましく製造される。必要な゛らばエマ
ルションのpHを8.5〜12の範囲に調整する。熟成
によって、珪11とポリジオルガノシロキサンとが分散
された粒子のグラフトコポリマーを形成し、その分散さ
れた粒子中にポリジオルガノシロキサンが架橋されてい
る。このエマルションを乾燥させるとエラストマーが形
成される。
本発明のエマルシヨン(i)として有用な他のエマルシ
ョンは、エマルションおよびその製造方法が開示されて
いる1981年2月3日にライリング(WillinG
 )に発行された米国特許明細門弟4.248.751
号に記載されている。本発明に使用するためには、この
エマルションにコロイドシリカの添加が必要である。こ
のエマルションは、(f)ビニル末端封鎖されたポリジ
オルガノシロキサンと(ロ)珪素結合水素原子を有する
オルガノシリコン化合物とを、水および界面活性剤を使
用して乳化させエマルションを形成し、白金触媒を添加
し、エマルションを加熱して架橋シリコーンエラストマ
ーの分散相を形成し、次いで、コロイドシリカを添加す
ることから成る方法によって生成されたエマルションで
ある。ビニル末端封鎖されたポリジオルガノシロキサン
(0は、トリオルガノシロキシ基を末端基とするポリジ
オルガノシロキサンであり、1分子当り2個のビニル基
を有し、1個より多いビニル基が結合している珪素原子
がないものが好ましい。残余の有機基は、好ましくは6
個またはそれ以下の炭素原子を有するものであり、メチ
ル、エチル、フェニルおよび3,3゜3−トリフルオロ
プロピル基から成る群から選ばl。
れる有機基が好ましく、その基の少なくとも50%はメ
チル基である。ポリジオルガノシロキサンは、25℃で
0.1〜100Pa−sの粘度を持たねばならない。
この態様においては、オルガノシリコン化合物置は、珪
素結合水素原子を含有するものである。
この化合物は、架橋剤として有用な珪素結合水素原子を
含有し、(ロ)の1分子当り平均少なくとも2.1個の
珪素結合水素原子を供給する任意の化合物または化合物
の組合せでよい。かような化合物は、かようなオルガノ
シリコン化合物が示されている1972年10月10日
にボルマンティア(Po1a+anteer)等に発行
された米国特許間m口第3.697,473号に例証さ
れているように当業界において公知である。好ましいオ
ルガノシリコン化合物は、@1分子当り2個の珪素結合
水素原子を含有し、有機基が1〜12個の炭素原子を有
するアルキル基、フェニル、および3.3.3−トリフ
ルオロプロピル基から成る群から選ばれ、1個より多い
珪素結合水素原子と結合している珪素原子がなく、1分
子当り500個より多くない珪素原子を有するオルガノ
シロキサン化合物、(ハ)1分子当り少なくとも3個の
珪素結合水素原子を有し、その有機基が前記のR′で定
義した基から選ばれ、1個より多い珪素結合水素原子と
結合している珪素原子がなく、1分子当り75個より多
くない珪素原子を有するオルガノシロキサン化合物から
本質的に成る混合物である。この混合物は、少なくとも
10%の珪素結合水素原子は(2)または(ハ)に由来
し、(2)と(ハ)との組合せで混合物の100重量%
になるような混合物である。このオルガノシリコン化合
物は、ビニル末端封鎖されたポリジオルガノシロキサン
(0中の各ビニル基に対して化合物(2)中の珪素結合
水素原子が0.75〜1.50で存在するように添加さ
れるのが好ましい。
この態様のエマルションは、前記に引用した米国特許第
4.248.751号に示されたようにポリジオルガノ
シロキサン(f)とオルガノシロキサン化合物(ロ)と
を水と界面活性剤とで乳化させることによって製造され
る。好ましい方法は、重合方法およびこの態様で使用す
ることができるアニオン性乳化剤および界面活性剤が示
されている前記に引用した米国特許用m門弟3,294
,725号に示されている方法である。(f)および仲
のエマルションが製造された後に、白金触媒を添加する
次いで、エマルションを加熱して、成分くf′)および
(2)が白金触媒の存在下で反応するに伴い架橋された
シリコーンエラストマーの分散相が形成される。
架橋ポリマーが形成された後に、好ましくはコロイドシ
リカの水性分散体の形態でコロイドシリカをエマルショ
ンに添加する。コロイドシリカの聞は必須ではなく、エ
ラストマーの100iliffi部当り70重白部まで
のシリカとして添加でき、約25重量部の添加が好まし
い。エマルションが乾燥されると、生成物はコロイドシ
リカによって形成された固体極性連続相中の架橋エラス
トマーの分散された相である。
本発明のエマルション(i)として有用な他のエマルシ
ョンは、1981年6月16日にセーム(Saam)等
に発行された米国特許明細門弟4.273,634号に
記載されており、同特許明細書には、エマルション中に
コロイドシリカが存在する場合には、本発明において有
用なエマルションおよびその製造方法が示されている。
この態様のエマルションは、ポリジオルガノシロキサン
の架橋を容易にするために十分なビニル置換シロキサン
単位を含有し、少なくとも5000の重量平均分子量を
有するヒドロキシル末端封鎖されたポリジオルガノシロ
キサンの安定化された分散体を最初に形成することによ
って製造されたエマルションから成る。好ましい重量平
均分子量は200.000〜700.000の範囲内で
ある。
前記のヒドロキシル末端封鎖されたポリジオルガノシロ
キサンの有機基は、1基当り7個未満の炭素原子を有す
る一価炭化水素基および1基当り7個未満の炭素原子を
有する2−〈パーフルオロアルキル)エチル基である。
前記の基の少なくとも50%がメチル基であるのが好ま
しく、同時に、好ましいポリジオルガノシロキサンがジ
メチルシ    。
ロキサン単位とメチルビニルシロキサン単位とを含有す
るコポリマーであるのが好ましい。ビニル置換シロキサ
ン単位の世は必須ではなく、典型的には約0.03〜0
.06モル%のビニル置換シロキサン単位が好ましい。
安定化された分散体を形成する好ましい方法は、好まし
くは前記に引用した米国特許明細門弟3,294,72
5号の方法によるエマルション重合によってポリジオル
ガノシロキサンを製造することである。
ビニル置換シロキサン単位を含有するヒドロキシル末端
封鎖されたポリジオルガノシロキサンの分散体が製造さ
れた後に、分散されたポリジオルガノシロキサン内にラ
ジカルを形成することによって架橋作用が付与されるよ
うにこれを処理する。
分散体を破壊または凝集させることなく分散体粒子内に
ラジカルを生成できる限りにおいて、ポリジオルガノシ
ロキサンを架橋させるラジカルを生成するための当業界
で公知の任意の方法を本発明において使用することがで
きる。一般に架橋を誘導する基は、ポリジオルガノシロ
キサンの活性化エネルギーによって直接生成させるかま
たは小滴中に溶解させたラジカル生成薬剤の活性化エネ
ルギーによって生成させることができる。
分散されたポリジオルガノシロキサンの活性化エネルギ
ーによって直接ラジカルを生成させる方法は、分散体を
架橋が行なわれるまでγ線のような高エネルギー照射に
曝らすことである。他の方法は、分散体のシリコーン粒
子中に溶解されているラジカル生成薬剤の活性化エネル
ギーによる方法である。好ましいラジカル生成薬剤には
、シリコーンゴムの加硫用として好適である周知の有機
過酸化物が含まれる。ラジカル生成薬剤をエマルション
中溶解させ、次いで、そのエマルションをその薬剤がラ
ジカルを生成する高められた温度に加熱し、ポリジオル
ガノシロキサンを架橋させる。
エマルション中のポリジオルガノシロキサンが架橋した
後、好ましくはコロイドシリカの水性分散体の形態でコ
ロイドシリカをエマルションに添加する。コロイドシリ
カの母は必須ではなく、ポリジオルガノシロキサンの1
001ff1部当り70重缶部まで添加できるが、好ま
しいコロイドシリカの但は約10〜25重a部である。
本発明の(1)において有用な他のエマルションは、1
984年6月26日にヒユーブナ−()luebner
 )およびセーム(Saalll)によって出願され、
同じ謬受入を有し、エマルションおよびその製造方法が
記載されている「ポリジオルガノシロキサンラテックス
−1の題名の米国特許出願用624.545号に記載さ
れている。この方法における架橋ポリジオルガノシロキ
サンの水性エマルションの製造方法は、ヒドロキシル末
端封鎖されたポリジオルガノシロキサンを、3または4
個の加水分解性基を有する加水分解性シラン、式R′0
6H4803H(式中、R′は少なくとも6個の炭素原
子の一価脂肪族炭化水素塁である)の化合物およびR′
08O2oH(式中、R′は上記に定義したのと同じで
ある)から成る群から選ばれる界面活性アニオン性触媒
および水中油型エマルションを形成するための十分な水
と混合する。この混合物を直ちに均質化し、次いで、約
15〜30℃で少なくとも5時間pH5未満で架橋ポリ
マーが形成されるまで重合させる。架橋したポリマーエ
マルションを次いで7より大きいpHに中和し、そして
、1重量部より多いコロイドシリカゾルまたはシルセス
キオキサンの添加によって強化する。
現時点では、周囲温度で乾燥させると硬化してエラスト
マーフィルムになる水性、水中油型シリコーンエマルシ
ョンが(i)のシリコーンエマルションとして使用でき
ると孝えられている。
本発明では、最初にシリコーンエマルション(i)と無
機繊維(ii)とを−緒にして混合物゛を形成する。
エマルション(i)には、追加の界面活性剤、乳化剤、
増粘剤、充填剤および顔料のような少量の他の成分を含
有することができる。エマルションは35〜80重但%
の固形分含最を有する。固形分含mは、2gのエマルシ
ョン試料を空気循環炉中150℃で1時間加熱後に残留
する非揮発性物質の1%である。この試料は直径60J
III+、深さ    1.。
15m+のアルミニウムホイル皿中に入れる。この混合
物をかく拌して繊維を含む成分を均一に分散させ、混合
物全体に空気を分散させて泡を形成させる。空気は混合
物に空気を吹込んで分散させるか、混合装置を使用して
混合またはかく拌によって空気を混合物中に入れる。少
数の物質に対しては手または例えばへらを使用して混合
または分散させることができる。か(拌は、混合物中に
空気を泡立て泡を発生さぜるのに十分はげしくなければ
ならない。回転ビータ−を有する工業用調理型ミキサー
は、繊維の過度の破壊を生ずる大量の剪断がなく良好な
混合作用が付与される。かようなミキサーは、空気を混
合物中で泡立たせ、泡を生成させる。
低剪断力でしかも十分に成分を混合させ、混合物中に空
気を分散させ泡を生成させるミキサーは、混合物中を上
下に移動できる中心軸を有し、その軸には容器とほぼ同
じ寸法の有孔板が取付られているミキサーである。前記
の板と軸とが混合物中を上下するに伴い、混合・物は孔
を通してかく乱しながら流れ、繊維に高い剪断力を与え
ることなく繊維および他の成分を混合し、分散させる。
有孔板がミキサーの表面より上に上昇するように調整す
ることによって空気は混合物中に押込まれ泡を発生させ
る。
繊維が均一に分配され、均一な泡が形成された後に、そ
の泡を所望によって被覆すべき表面または金型中、容器
もしくは空隙に注ぐ。この泡は安定であり、すなわち、
このエマルションの性質および成分のためおよび繊維の
存在のため、混合を停止した後でも泡として残留する。
繊維は泡の気a壁を強化しているようであり、そのため
amが存在しない場合より密度の低い泡が形成できる。
水を除去することによって安定な泡は連続発泡体に転化
される。水は周囲条件で蒸発させることによって最も容
易に除去できる。水はまた安是な泡を熱空気炉中に置く
か、これをマイクロ波エネルギーで処することによって
も除去できる。!l維は泡か水を除去する間も気@壁を
強化するため泡は収縮したりつぶれたりしない。泡が乾
燥した後に得られた連続気泡発泡体は、繊維で強化され
た気泡壁を有する。この発泡体の密度は、繊維自体が高
い密度を有する繊維を含有していてもこれを含まない発
泡体の密度より低い。
本発明の方法によって製造された発泡体は、繊維を含有
しない発泡体より強靭である。この発泡体は一定の空間
を充填するのに要する物質量は少ない。この発泡体は、
強靭かつ良好な耐候性を有するため、コーキング材料と
し有用である。
繊維を使用したときの本発明の方法によって製造された
特別の態様は、導電性である。この方法によって製造さ
れた導電性発泡体は、電磁遮蔽を必要とする接合部の密
封に使用することができる。
この発泡体は圧力によって電導度が変化するから、この
原理に基づいて電気スイッチまたは測定装置を設計する
ことができる。
次の実施例を本発明を説明するために示すが、特許請求
の範囲に適切に記述された本発明の範囲を限定するもの
と解釈すべきではない。部または%で示した分は、重量
部または重量%である。
実施例1 ガラス繊維で強化されたシリコーンエマルションポリマ
ーから製造された発泡体を製造し、そして評価した。
25℃で約Q、QgPa−sの粘度、および約1.2%
のOHMを有するヒドロキシル末端封鎖されたポリジオ
ルガノシロキサン流体100部、水54部およびラウリ
ル硫酸ナトリウムの30%水性分散液4.1部を混合し
て水性エマルションポリマーを製造した。この混合物を
均質化し、次に1.1部のドデシルベンゼンスルホン酸
と混合した。前記のシロキサンの重合を室温で16時間
行った後、0.54部の、水中のジメチルアミンの50
重量%分散液を添加して混合物をアルカリ性にした。こ
れはエマルションAである。
60%のポリマーを有する上記のエマルション2520
g、15%のコロイドシリカを有するコロイドシリカゾ
ル1006gおよび水中のジオクチル錫ジラウレートの
50%分散体30gとを混合して硬化性エマルションで
あるエマルションBt・ を製造した。この硬化性エマルションは、100部の分
散されたエラストマー、10部のコロイドシリカ、1部
のジオクチル錫ジラウレートおよび125部の水の連続
相を含有した。
300gの上記の硬化性エマルション8150重量%の
固形分含量を有するコロイドシリカゾル25.7g、固
形分含量28重量%のアクリル系層粘剤の水性溶液11
.459、ラウリル硫酸ナトリウムの50重は%の水性
溶液9.46gおよび平均直径3.2μ、平均長さ11
重M未満のガラスm維12.84gを混合してガラス繊
維を含有するエマルションであるエマルションCを製造
した。
このエマルションは、シリコーンポリマー100重量部
当り10重量部のガラス!!維を含有した。
この配合物を、容器、軸に取付けられた一連の有孔板を
有する中心軸から成る低剪断ミキサー中に入れた。軸が
上下に移動すると容器の内容物は、有孔板を通して流動
した。この板を300ストロークで動かし、ガラス繊維
を含む全配合物を完全に分散させることにより泡が発生
し、またミキサー中に空気を押込み泡を形成させた。こ
の泡をポリエチレンを被覆した紙上に流延し、乾燥させ
た。
泡を乾燥して得られた発泡体は、158Kg/m3の密
度を有した。発泡体の検査によって気泡壁は、ガラス!
IIIで強化されたシリコーンエラストマーのうすい層
から成っていた。
エマルションCと類似であるが、ガラス1iMの添加さ
れていない比較エマルションを、製造した。
この非強化エマルションを上記のように発泡させ、次い
で乾燥させた。繊維なしのこの発泡体は、194Kg/
TrL3の密g r (T) ”) だ。
発泡体中のmiによって低密度の発泡体が得られた。こ
の発泡体は、aimなしで製造された同様な発泡体と比
較して伸びが小さく強靭であった。
シリコーンポリマー100重足部当り15重足部のガラ
ス繊維を含有するエマルションを上記のようにして製造
した。この強化エマルションを発泡させ、乾燥させて上
記のように発泡体を得た。
この発泡体の密度は153#/77L3であった。
実施例2 得られた発泡体に及ぼす混合時間の影響を評価するため
の実験を行った。
10重量部のガラス繊維を含有するガラス!IN含有エ
マルション試料を実施例1のエマルションCと同様にし
て製造した。この試料を低剪断ミキサー中に入れ、混合
を開始した。板の700ストロークの後に、ミキサーを
停止し、泡の試料を取出し、紙コツプ中に入れた。追加
の試料で混合を続け1000および1500ストローク
で試料を取出した。泡を乾燥させた。得られた発泡体の
密度は次表の通りであった: 混合ストローク      監−−1 70098,26/7FL3 1000       95.0 友1豆ユ ニッケル被覆したグラファイトの繊維を使用して試料を
製造した。
シリコーンポリマー100重量部当り10重量部の繊維
を使用し、カラス繊維をシランでサイズしたニッケル被
覆グラファイト繊維と置換えて実施例1のエマルション
Cと同様にして第1エマルシヨン試料を製造した。繊維
は表示直径8μ、および厚さ0.5μのニッケル被覆を
有するグラファイトIIMであった。繊維の表示長は3
.2B+であった。これらはアメリカンシアナミド社か
ら得られた[サイコムJ  (Cycoi ) MCG
であった。
シリコーンポリマーiooim部当り20重量部の前記
の繊維を含有する第2エマルシヨン試料を製造した。
シリコーンポリマー100重色部当り23重量部の前記
の繊維を使用して第3のエマルション試料を製造した。
各繊維強化エマルションを、実施例1のように発泡させ
、流延し、乾燥させて発泡体を生成させた。各々の密度
および電導度を測定し、その結果を次表に示す。
2    20    181    4.63   
 23    146    2.5宜JJLユ 実施例1のエマルションA100部、実施例1のコロイ
ドシリカゾル58部、ジエチルアミン1部、アクリル系
増粘剤6.4部、実施例1のジオクチル錫ジラウレート
0.3部および珪素−消泡剤0.2部を混合して硬化性
シリコーンエマルションであるエマルションDを製造し
た。このエマルションの固形分含量は約43重」%であ
った。
上記のエマルション04009、実施例3のサイズされ
たニッケルー被覆グラファイト11M12グおよび18
%固形分のナトリウムN−オクタデシルスルフザクシナ
メート界面活性剤1C1を、実施例1に記載の低剪断ミ
キサー中で混合して繊維強化発泡体を製造した。この発
泡体は、100部のシリコーンエラストマー当り7.7
8部の繊維を含有した。この混合物をミキサー中で55
5ストロークで分散させ、そして、発泡さ才た。この泡
の一部をポリエチレン−被覆のクラフト紙上に注ぎ、乾
燥゛させた発泡体(発泡体A)を形成した。得られた弾
性の連続気泡発泡体は、約7.6履の厚さであり、気泡
は約1〜2mの直径であった。この発泡体の密度は31
9Kg/TIL3であった。
上記と同じ方法であるが、23.16gのサイズされた
ニッケル被覆グラファイト繊維(シリコーンエラストマ
ー100部当り15部の繊維)を添加して同様な繊維強
化発泡体0を製造した。この混合物をミキサー中709
ストロークで分散させ、発泡させた。この泡の一部をポ
リエチレン被覆クラフト紙上に注ぎ、乾燥させて8.4
mおよび14m5+の厚さの発泡体(発泡体B)にした
。これらの連続気泡発泡体の密度は246Kg/TrL
3であった。
これらの発泡体は導電性mNで強化されているから、こ
れらの発泡体は導電性であった。中心に直径50.8M
の測定用電極があり、76.2履X102srのプレー
トを有するガード電極構造中に前記の発泡体を置いてそ
の電気抵抗を測定した。
このプレートを、発泡体の表面に加えられる圧力を調整
しかつ測定できる機械の中に置いた。発泡体の体積抵抗
率対加えた圧力は: 率、オーム−α 57   10.500    82−   1338
60    180     5.6   25172
2    90     4.3    133445
    105     3、8    105740
    127     4.9    13であった
14履の厚さであった発泡体Bで2回目の試験を繰返し
たが、その結果は上記に示した値のほぼ1/2であった
友i亘1 実施例4のエマルション0300g、界面活性剤7.5
g、サイズされたニッケルーグラファイトI雑++、′
s’i4グ、および直径約25μを有する銀で被覆され
たガラスピーズ115.8gの混合物をミキサー中50
0ストロークで混合し、成分を分散させ、泡を形成させ
た。この泡を次いでポリエチレン被覆クラフト紙上に注
ぎ、乾燥させて、100部のシリコーンエラストマー当
り、100部の銀被覆ガラス微小球と10部のニッケル
ー被覆グラファイトを有する厚さ約6.4smの連続気
泡発泡体を形成した。この発泡体は約372幻/TrL
3の密度および約2mの平均直径の細孔を有した。
実施例4のように導電率を測定し、次の結果が得られた
: 圧 力    体積抵抗率 pa       ohm−1 57無限 1722      2.2 3445      1.5 5740      1.2 を 友凰亘ヱ 実施例4のエマルションD404.79、実施例4の界
面活性剤4gを、工業用調理型ミキサー中で混合して泡
を発生させて比較発泡体を製造した。この泡を容器中に
注ぎ、乾燥させて発泡体を形成した。この発泡体の密度
は約256Kg/7FL3であった。
同じエマルション0100f7と実施例4の界面活性剤
1.3gとを混合し、実施例1と同じミキサー中の泡の
中に実施例1のガラスIJAHを混合して同様な発泡体
を製造した。乾燥させて発泡体にしたこの泡は約176
八g/TrL3の密度であった。
ガラス1urtの添加は、繊維自体の密度は他のどの成
分より高いにも拘らず比較的低密度の発泡体が得られた
友五旦ユ 実施例4の硬化性シリコーンエマルション3QOg、直
径1μ、長さ40μを有するステンレス鋼1111t2
2.2sおよび直径2μおよび長さ30μを有するステ
ンレス鋼繊維11.69−の混合物をへらで混合した。
次いで、この混合物を実施例1に記載の低剪断ミキサー
中に入れ、ミキサーの300サイクルによって泡立たせ
た。この泡を容器に70履の深さまで注ぎ、乾燥させた
。この泡の密度は約1736/m3であった。導電率は
8,400オーム/αと測定された。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)(i)100重量部の分散シリコーンポリ
    マーを供給するのに十分なシリコーンエマルシヨンであ
    つて、周囲温度で乾燥させると硬化してエラストマーフ
    イルムになる水性水中油型エマルシヨンであり、シリコ
    ーンポリマー、界面活性剤、水および所望により充填剤
    、硬化剤および増粘剤を含み、35〜80重量%の固形
    分含量を有する前記エマルシヨン、及び (ii)長さ:直径が10:1より大きい比である、2
    5ミクロン未満の直径および10mm未満の長さを有す
    る無機繊維5〜50重量部 から本質的に成る群から選ばれる成分を大気圧で組合せ
    て、工程(B)において安定な泡を形成することができ
    る安定なエマルシヨンである混合物を形成し、次いで、 (B)前記の混合物中に空気を分散させて安定な泡を生
    成させ、同時に前記の泡全体に前記の繊維を分散させ、
    次いで、 (C)前記の安定な泡から水を除去して、繊維で強化さ
    れたシリコーンエラストマーの薄層から成る気泡壁を有
    する連続気泡発泡体を生成させることから本質的に成る
    ことを特徴とするシリコーン発泡体の製造方法。
  2. (2)前記の繊維が導電性である特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。
  3. (3)前記のエマルシヨン(i)が、連続水性相と分散
    相から成り、該分散相が1分子当り約2個の珪素結合ヒ
    ドロキシル基を含有するアニオン状に安定化されたヒド
    ロキシル化ポリジオルガノシロキサン、有機錫化合物お
    よびコロイドシリカから本質的に成り、前記のシリコー
    ンエマルシヨンが9〜11.5の範囲内のpHを有する
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  4. (4)前記のエマルシヨン(i)の分散ポリマーにアル
    カリ金属珪酸塩とヒドロキシル末端封鎖されたポリジオ
    ルガノシロキサンとのグラフトコポリマーが含まれ、前
    記のシリコーンエマルシヨンが8.5〜12の範囲内の
    pHを有する特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  5. (5)前記のポリジオルガノシロキサンが、200,0
    00〜700,000の範囲内の平均分子量を有するポ
    リジメチルシロキサンであり、前記のアルカリ金属珪酸
    塩が、ポリジメチルシロキサン各100重量部当り0.
    3〜30重量部の量で使用される珪酸ナトリウムであり
    、そして、有機錫塩も存在する特許請求の範囲第4項に
    記載の方法。
  6. (6)前記の有機錫塩が、ポリジメチルシロキサン各1
    00重量部当り0.1〜2重量部の量で存在するジオル
    ガノ錫ジカルボキシレートである特許請求の範囲第5項
    に記載の方法。
  7. (7)前記のエマルシヨン(i)が、最初に、ポリジオ
    ルガノシロキサンの架橋を容易にするための十分なビニ
    ル置換シロキサン単位を含有し、少なくとも5000の
    平均分子量を有するヒドロキシル末端封鎖されたポリジ
    オルガノシロキサンの安定化された分散体を形成し、次
    いで、該分散体を処理して前記の分散されたポリジオル
    ガノシロキサン内に遊離基を形成させることによつて架
    橋作用を付与し、次いで、コロイドシリカを添加して製
    造されたエマルシヨンである特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。
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