JPS61103677A - 溶接電源の出力制御方法とその装置 - Google Patents

溶接電源の出力制御方法とその装置

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JPS61103677A
JPS61103677A JP22484984A JP22484984A JPS61103677A JP S61103677 A JPS61103677 A JP S61103677A JP 22484984 A JP22484984 A JP 22484984A JP 22484984 A JP22484984 A JP 22484984A JP S61103677 A JPS61103677 A JP S61103677A
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capacitor
welding power
output control
consumable electrode
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JP22484984A
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Takaaki Ogasawara
小笠原 隆明
Tokuji Maruyama
徳治 丸山
Masaharu Sato
佐藤 正晴
Yukio Toida
樋田 幸雄
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/06Arrangements or circuits for starting the arc, e.g. by generating ignition voltage, or for stabilising the arc
    • B23K9/067Starting the arc
    • B23K9/0671Starting the arc by means of brief contacts between the electrodes

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、溶接ワイヤを送給しつつ行なう消耗電極式ア
ーク溶接方法に使用する溶接電源の出力制御方法と装置
1こ関し、Vf)こアーク起動時の制御方法と装置に係
るものである。
[従来技術とその問題点1 溶接ワイヤを所定速度で母材に対して送給する溶接にお
いて、アークの起動に際して良好なアークスタートを得
るには、溶接ワイヤと溶接母材との接触後、接触部のツ
ユ〜ル加熱およびアーク加熱を促進することが必要であ
る。しかし、溶接ワイヤに流れる電流の上昇は、第6図
に示すように電源電圧■、インダクタンスし、および抵
抗Rによって決定される。つまり、電源電圧Vが高く、
インダクタンスLと抵抗Rが小さい程急峻な電流上昇を
得ることができる。しかし、電源電圧〜゛を高くした場
合、およびインダクタンスLを小さくした場合には通常
溶接時の電流り・7プルが増加し、作z性が低下する。
また抵抗Rは;8接ワイヤ6の電気抵抗が支配的である
ため、小さくすることは困難である。
従って、近年では第7図に示すようにc溶接電源の出力
端にコンデンサCを設け、アーク起動に際して起動信号
によりサイリスクTl+を導通し、溶接電源からコンデ
ンサCを充電し、溶接ワイヤ6が送給されて、母材7と
接触すると、この接触部を通してダイオードDを介して
コンデンサCの放電電流を溶接ワイヤ6に重畳して上記
接触部での/゛ニール加熱よびアーク加熱を促進し良好
なアークスタートを得ることが試みられた。
しかし、溶接ワイヤ6と母材7の接触直後からコンデン
サCの放電が開始されるので、7−りが発生して安定す
るまでの長い期間放電電流を供給するには、かなり大容
量(たとえば数1000μF程度)のコンデンサCが必
要であった。また、このために放電電流ら非常【こ大き
な電流値になっていた。
一般的に、溶接ワイヤ6への給電は1.δ接トーチの給
電チップの内壁を通して行なわれるが、通電経路は極め
て不安疋である。二のため上述のようなアーク起動を行
なうと、第」0図で示すように、溶接ケーブルから溶接
ワイヤ6を通って母材マに到る経路中に含まれる非常に
小さなインピーダンスによってしか制限されない短絡電
流が通常溶接時の数倍の電流となって流れ、給譚チンブ
と溶接ワイヤとの通電点で溶着を起こし、給電チップの
寿命が短jIi+されるという問題があった。
また、必要以上の電流を印加することにより、アークの
発生には成功しても、そのとき溶接ワイヤ6が燃え上が
り過ぎてスタート直後のビード形状がくびれで不均一に
なったり、さらにはアークか途切れてしまうなどの問題
があった。
また、コンデンサCの電荷は、lδ接クワイヤ6母材7
の接触時にすべて放電されてしまうわけではなく、コン
デンサCの放電中1こアークか発生すると、その7−り
電圧までしか放電され士残された電荷は溶接中に溶接ワ
イヤ6と母材7が短絡したときなど溶接部の電圧が低下
したときに徐々に放電してしまい溶接作業性を低下させ
るといら間問題があった。
[発明の目的1 本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり
、その目的は、アーク;容量iこおいてアーク起動時に
放電させるコンデンサの容量をできる限り小さくし、給
電チップと溶接ワイヤとの78着を防止し、しかも溶接
作業性を低下させることなく良好なアークスタート性を
得る出力制御方法とその装置を提1共することである。
[発明の背景1 この発明は以下に述べる解析にらとずいて成されたしの
で、第8図、第9図に従来の電源を用いた場合のアーク
スタートの成功例と失敗例における電圧と電流波形を示
した。
第8図の波形はまず無負荷電圧が印加され、溶接ワイヤ
と溶接母材とが接触した瞬間に電圧が下降すると同時に
電流が立上り、以後短絡することなくアークに移行する
@9図の失敗例では、成功例と同様に溶接ワイヤと母材
とか接触しrこ瞬間に電圧は下降し、電、Aコは立上っ
て、150μs間はアークを発生したか、以後そのまま
アークを維持することかできず、アーク熱不足により短
絡に移行してしまった。
スタート時の電圧、電流波形を観察してみると、成功時
、および失敗時の殆んどが第8図および第9図に代表さ
れる波形となる。特に第9図の失敗例にみられるように
溶接ワイヤと溶接母材の接触直後に短絡が生してしまっ
た場合には、以後、この接触部からアークが発生するこ
とはなく、接触部とフンタクトチップの通電点との間の
ワイヤか、ノユール熱により溶融し、破断するのを待た
なければならなかった。
溶接ワイヤと母材とが短絡してアークスタートに失敗し
たときの溶接ワイヤと母材の接触から短絡までの時間を
調べてみると殆んどの場合が溶接ワイヤと母材との接触
時点から10 f)μSないし200μ5Lf)間に短
絡が生じているのがわかった。
また、逆にこの間に20 OA以上の電流値があれば殆
んど短絡は生じないこともわかった。
[発明の構成1 この発明はアーク起動に際してコンデンサを充電し消耗
電極と母材とが接触すると前記接触部に前記コンデンサ
の放電電流を供給する消耗電極式アーク溶接電源の出力
制御方法において、アーク起動に際して前記消耗電極と
前記母材が接触してからたとえばタイマ等によって決め
られる所定期間後にオンとなるスイッチを介して前記コ
ンデンサの放電電流を前記接触部に供給することを特徴
とする。
上述の構成により、必要最小限の容量のコンデンサを用
い、溶接ワイヤと母材の接触後たとえば100μsから
200μsの間に短絡を防止できるだけの電流を溶接ワ
イヤに供給するように、:δ接ワイヤと母材が接触して
所定期間後入イノ千等を介してコンデンサを放電し、接
触後100μsから200μsの間;こ放電電流のピー
ク値がくるように制御する。
[実施例1 以下に二の発明を1実施例について図面とともに説明r
る。
第1図において溶接電源3の出力側の非接地側極aには
直流リアクトル4が接続され、この直流リアクトル4の
池の端子Cは図示しない溶接トーチを介して溶接ワイヤ
6に電気的に接続され、溶接電源3の接地fllll極
すは母材7に接続される。
端子Cにはコンデンサ5と抵抗11が接続され、このコ
ンデンサ5と抵抗11の池端は1つに接続され、この接
続点をdとする。この端子dと接地側1ijb間にサイ
リ又り1.2か逆並列接続の形で挿入される。尚サイリ
スタ1の7ノードは端子d(こ接続される。又、非接地
側極aと接地lll1l極す間には無負荷電圧検出器8
が接続される。溶接ワイヤ6はワイヤ送給モータ10に
よって、所定速度で母材7に向かって供給される。起動
信号発生器17の出力端子は溶接電源3の制御入力端子
に接続されるとともに、ワイヤ送給モータ10の駆動回
路9の制御入力端子とAND回路12の入力端子rとに
接続される。AND回路12の池の一方の入力端子eに
は前記無負荷電圧検出器8の出力端子が接続される。A
 N D回路12の出力端子はインバータ回路13の入
力端子に接続されるとともに、デート回路14の入力端
子tこ接続される。
デート回路14の出力端子はサイリスタ1のデートとカ
ソードに接続され、一方、インバータ回路13の出力端
子はワンショット回路15を介してゲート回路16の入
力端子に接続され、このデー)Iii]路16の出力端
子はサイリスタ2のデートとカソードに接続される。
無負荷電圧検出器8は溶接ワイヤ6と母材7間の電圧に
より無負荷電圧を検出すると“H″レベル出力し、無負
荷電圧を検出しなくなると微小時間遅れて“L”レベル
を出力する。772371回路15はH”レベルの入力
に対して所定期間遅れてパルス状の信号を出力する。
まず、アークの起動l二点して起動信号発生器17が溶
接型i!i3とワイヤ送給モータ駆動回路9に起動信号
を出力すると同時にへND回路12の一方の入力端子r
を“H”レベルにし、この起動信号により、溶接電源3
は直流リアクトル4を通して溶接ワイヤ6と母材7の間
に電圧を印加し、ワイヤ送給モータ駆動回路9はワイヤ
送給モータ10を駆動して78接ワイヤ6は母材7に向
って送給される。
このとき、溶接ワイヤ6と母材7どの間に間隔かあれば
無負荷電圧検出器8:二よって無負荷電圧が検出され、
無負荷電圧検出器8は“H”レベルを検出する。この状
態でAND回路12の人力はすべて“H″レベルな1)
、デート回路14;二ON信号を出力する。一方インバ
ータ回路13はA1回路12の“H”レベルの出力を反
転しL”レベルをワンショット回路15に出力するが、
ワンショット回路15はこの“L”レベルの出力には動
作しなし1゜ ON信号を入力されたデート回路14はサイリスタ1に
ゲート信号を与乏る。サイリスタ1が導通すると溶接電
源3より、直流り7クトル4を通してコンデンサ5が充
電される。このとき、サイリスタ1が導通すること1こ
よ1)、溶接ワイヤ6と母材7どの間の電圧か低下する
ので無負荷電圧検出r58は無負荷電圧を検出しなくな
るが、このとき、無負荷電圧検出器8は遅れて出力を“
L゛レベルするので、この間にサイリスタ1に保持電流
以上の電流が流れれば以後、デートがOFFされてもコ
ンデンサ5の充電は行わね、る。従って、非無負電圧検
出に対する遅れはサイリスタ1をONにしてから保持電
流が流れるまでの微小時間でよQ%a やがて溶接ワイヤ6と母材7か接触すると溶接電源3か
ら、直流リアクトルを通しでこの接触部1こ電流が供給
され始め、無負荷電圧検出器8は、前述の微小な遅れの
後、AND回路12に″L″レベルを出力する。AND
回路12は二の“L”レベルの入力によりデート回路1
4にOFF信号を出力し、サイリスタ1のゲートはOF
Fされる。一方、インバータ回路13はAND回路12
の″L″レベルの出力を反転して″1ドレベルをワンシ
ョット回路15に出力する。ワンショット回路15は“
H”レベルの入力に対し、所定MrJ!Tの遅延後、デ
ー1回路16にパルス状のON信号を出力する。
この所定期間は、以後コンデンサ5か放電して、溶接ワ
イヤ6と母材7の接触後100μ5−2()0μSに放
電電流がピークとなるようシこ設けた乙ので、コンデン
サ5とコンデンサ5の放電経路の回路定数より決まり、
0ないし150μs程度でよい8例えば、インダクタン
ス10μH1抵抗50mΩ、コンデンサ5を47【)μ
Fとすると50μs程度でよい。デート回路16のON
信号により、サイリスタ2がONとなり、コンデンサ5
:こ充電されていた電荷が、8接ワイヤ6と母材7の接
触部を通じて放電され、直流リアクトル4を経由する電
流に重畳される。
ワンショット回路15から出力されるパルス状のON信
号は、サイリスタ2がONとなってから保持電流が流れ
るまでの時間が確保されていて、コンデンサ5の放電終
了までに0FFt汽ばよい。
サイリスタ2はコンデンサ5が放電し、保持電流以下と
なったところでOFFとなり、残されたコンデンサ5の
電荷は放電抵抗11を介し放電される。この開のサイリ
スタ1およびサイリスク2のγ゛−ト信号第、を図に示
r。
まtこ、起動信号が発生した時、予め溶接ワイヤ6と母
材7が接触していjこ場合iこは、溶接電a3か電圧を
出力しても無負荷電圧検出器8は無負荷電圧を検出せず
、“L”レベルを出力するため、サイリスク1はONと
ならず、コンテ゛ンサ5への充電は行われず溶接電源3
の出力電流はすべて直流リアクトル4を通して溶接ワイ
ヤ6と母材7に供給し、アークスタート性の低下を防止
する。
本発明による@2の実施例を第2図に示す。
第1図と同じ部分には同一符号を付す。
第1Mと異なる箇所はAND回路12の入力端子eの入
力信号として無負荷電圧検出器8のかわりに接地側極す
と母材7間に挿入した零電流検出器18の出力信号を用
いた所である。
この零電流検出器18は溶接ワイヤ6から母材7を経由
する電流かない場合に“H”レベルを出力し、AND回
路12に出力する。
アークの起動に際して、第1の実施例と同様に起動信号
が発せられ、AND回路12の一方の入力端子[か“I
I”レベルとなり、溶接ワイヤ6と11材7の開に電圧
が印加され、溶接ワイヤ6は母材7に向って送給される
このとき、溶接ワイヤ6と母材7の開に間隔があれば、
溶接ワイヤ6と母材7を通して電流は流れず、零電流検
出器18は、″H″レベルをAND回路12の1四方の
入力端子「に出力する。この状態でAND回路12の人
力はすべて“H″レベルなり、デート回路14に駆動信
号を出力し、サイリスクにON信号を出力する。一方イ
ンバータ回路13はAND回路12のH”レベルの出力
を反転し、′L″レベルとしてワンショット回路15に
出力するが、ワンショット回路15はこの“L”レベル
の出力には動作しない。
駆動信号を入力されたゲート回路14はサイリスタ1に
デート信号を与え、直流リアクトル4を通してコンデン
サ5が充電される。やがて溶接ワイヤ6と母材7が接触
すると溶接電源3から直流リアクトル4を通してこの接
触部に電流が供給され始め、零電流検出器18はAND
回路12に“I、″レベルを出力する。ANr)回路1
2はこの“L”レベルの人力により、ゲート回路14に
OFF信号を出力し、サイリスタ1のデートはOFFさ
れる。一方、インバータ回vt13はAND回路12の
′L″レベルの出力を反転して“H”レベルを7ノン3
ンF回路15に出力する。フンショット回路15は“H
″レベル入力に対し、第1の実施例と同じく所定期間T
の遅延後、デート回路16にパルス状のON信号を出力
する。
デート回路16のON信号によりサイリスタ2がONと
なり、コンデンサ5に充電されていた電荷が溶接ワイヤ
6と母材7の接触部を通じて放電され、直流リアクトル
4を経由する電流に重畳される。また、起動信号が発生
した時、予め溶接ワイヤ6と母材7が接触していた場合
には、溶接電源3が電圧を出力すると同時に溶接ワイヤ
6がら母材7全通して電流が流れるため、零電流検出器
18は“L″レベル出力し、サイリスタ1はONとなら
ず、溶接電fi3の出力電流はすべて直流リアクトル4
を通して溶接ワイヤ6と母材7に供給し、7−クスター
ト性の低下を防止する。
本発明による第3の実施例を第3図に示す。
第1図と異なる箇所について説明する。
溶接電源3の入力側電源1こ接続されたコンデンサ充電
用電源19の出力+極は端子Cに接続され、サイリスタ
1のカソードは直接コンデンサ充電用電源19の出カー
極に接続される。抵抗11は省略される。起動信号発生
器17の出力端子はコンデンサ充電用電源19の制御入
力端子に接続されるとともに、フンショット回路24を
介して駆動回路14の入力端子に接続され、又、遅延回
路25を介してAND回路の入力端子r(こ接続される
電圧検出器20の出力端子は比較器22を介してAND
回路12の入力端子eに接続される。
更に、基準電圧発生器21が設けられ、この出力端子は
比較器22の基準入力端子gに接続される。AND回路
12の出力端子はフンショット回路23を介して駆動回
路16の入力端子に接続される。電圧検出器20は溶接
ワイヤ6とは材7の間の(H圧を検出する。比(!12
器22は電圧検出器20の出力値と基準電圧発生器21
の出力値とを比較し、電圧検出器20の出力値が基準電
圧発生器21の出力値よnも小さくなったら“H”レベ
ルを出力する。
アークの起動に際して起動信号発生器17から起動信号
が発せられると溶接ワイヤ6と母材7の間に電圧が印加
され、溶接ワイヤ6が母材7に向かって送給される。同
時に、ワン/ヨツト回路24が駆動回路14にONパル
スを出力し、サイリスタ1はONとなり、コンデンサ5
が電&19より充電され、サイリスタ1の保持電流以下
となったところでOFFとなる。また遅延回路25は起
動信号を発してから;容量電源3が出力するまでの微小
時間、起動信号発生器17の出力を遅延し、AND回路
12の一方の入力を″H″レベルとする。
やがて、溶接ワイヤ6と母材7が接触すると電圧が低下
し、電圧検出器20の出力値が基準電圧発生器21の出
力値よt)小さくなると比較器22は“H″レベル出力
し、AND回路12の入力は両方とも’H”レベルとな
って条1牛が整い、A N r)回路12はワンン3z
ト回路23に″H゛レベルを出力する。ワンショシF回
路23は駆動回路16にONパルスを出力し、サイリス
タ2かONとな1)、コンデンサ5か溶接ワイヤ6と母
材7の接触部を通じて放電される。コンデンサ5の放電
電流がサイリスタ2の保持電流以下となったところでサ
イリスタ2はOFFとなり、通常溶接に移行する。
また、電圧検出器20のかわりに、溶接ワイヤ6と母材
7の接触部を流れる電流を検出する電流検出器を設け、
この電流検出器の出力値が所定の値以上になったとき、
AND回路12の人力の一方に“H″レベル出力するよ
うにしても同様の動作を行なわせることができる。
また、上述の実施例においては、溶接開始時のみならず
、溶接中の微小なアーク切れに対しても溶接開始時と同
様の回路動作を示すか、微小なアーク切れの場合には溶
接ワイヤ6および母材7がかなり高温に熱せられており
、溶接開始時のようにコンデンサ5の放電電流を供給し
なくとも再アークは容易であって、逆に過大な電流を供
給すると溶接ワイヤ6が燃え上がり作業性が低下する。
従って、溶接条件等によりアーク切れが起こりやすい場
合には第1の実施例における無負荷電圧検出器8に短時
間の無負荷電圧の検出に対しては出力しない遅れ回路を
、また第2の実施例における零電流検出器18には短時
間の零電流の検出に対しては出力しない回路を設けるこ
とにより、微小なアーク切れに対してはコンデンサ3の
充放電は行なわず、溶接ワイヤ6および母材7が冷乏て
しまうような長いアーク切れに対してのみコンデンサ5
の充放電を行なうようにできる。
本発明による実験結果を第5図に示す。
[発明の効果1 以上のように、本発明によれば、消耗電極と母材が接触
した後、アーク再生に最も有効な所定時間後に消耗電極
にコンデンサの放電電流を供給するようにしたので小容
量のコンデンサを用いることができるので、;δ接電源
の小型軽量化とコストグワンカ呵能となる。又、必要最
小限の電流を供給することにより、給電チップと溶接ワ
イヤとの溶着を防止し、溶接ワイヤの燃え上がりによる
ビード形状の不均一化を防止し、また、コンデンサ放電
後に残された電荷が溶接中に放電されるのを阻止するこ
とで溶接作業性の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図はそれぞれ本発明の第1、第2
.第3実施例を示すプロ/り図、第・1図は第り実施例
におけるワイヤと母材のI!lIの電圧と溶接電流とサ
イリスタ1,2のゲート信号時間変化を示すグラフ、第
5図は第1.第2.第3実施例におけるワイヤと母材の
間の電圧と)3接電流を示すグラフ、第6図と第7図は
従来例を示す回路図、第8図と第9図は従来電源を用い
た場合の7−ラスタート成功時と失敗時の電圧と電流を
示すグラフ、第10図は第7図に示した溶接電源を用い
た場合のワイヤと母材の間の電圧と溶接電源を示すグラ
フである。 1、:2 ・サイリスタ、8・・・無負荷電圧検出器、
12・・・AND回路、13・・・インバータ回路、1
4.16・・・駆動回路、 +s、23.2−s・・ワ
ンン3ノド回路、17・・起動信号発生器、18・・・
零電流検出器、19・・・コンデンサ充電用電源、20
・・・電圧検出器、21・・基準電圧発生器、22・・
比較器、25・・・遅延回路。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アーク起動に際してコンデンサを充電し消耗電極
    と母材とが接触すると前記接触部に前記コンデンサの放
    電電流を供給する消耗電極式アーク溶接電源の出力制御
    方法において、アーク起動に際して前記消耗電極と前記
    母材が接触してから所定期間後前記コンデンサの放電電
    流を前記接触部に供給することを特徴とする出力制御方
    法。
  2. (2)所定期間がタイマにより決められることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の溶接電源の出力制御
    方法。
  3. (3)所定期間が消耗電極と母材間の電圧値により決め
    られることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    溶接電源の出力制御方法。
  4. (4)所定期間が消耗電極と母材の接触部を流れる電流
    値により決められることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の溶接電源の出力制御方法。
  5. (5)コンデンサの充電は、アーク起動に際し、予め消
    耗電極と母材とが接触していないときに限り行うことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の溶接電源の出
    力制御方法。
  6. (6)アーク起動に際してコンデンサを充電し、消耗電
    極と母材とが接触すると前記コンデンサの放電電流を供
    給する消耗電極式アーク溶接電源の出力制御装置におい
    て前記コンデンサの放電回路に消耗電極への放電電流を
    制御するスイッチを設けたことを特徴とする溶接電源の
    出力制御装置。
  7. (7)コンデンサの放電回路に設けたスイッチが消耗電
    極と母材とが接触して所定期間後に閉じることを特徴と
    する特許請求の範囲第6項に記載の溶接電源の出力制御
    装置。
  8. (8)消耗電極と母材との接触直後に計時を開始するタ
    イマを設け、計時終了後コンデンサの放電回路に設けら
    れたスイッチを閉じることを特徴とする特許請求の範囲
    第6項に記載の溶接電源の出力制御装置。
  9. (9)消耗電極と母材間の電圧を検出する電圧検出器と
    所定の基準電圧を発生する基準電圧発生器と前記電圧検
    出器と前記基準電圧発生器の出力を比較する比較器を設
    け、前記比較器の出力により、コンデンサの放電回路に
    設けられたスイッチを閉じることを特徴とする特許請求
    の範囲第6項に記載の溶接電源の出力制御装置。
  10. (10)消耗電極と母材との接触部を流れる電流を検出
    する電流検出器を設け、この検出信号が基準設定値に達
    するとコンデンサの放電回路に設けられたスイッチを閉
    じることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の溶
    接電源の出力制御装置。
  11. (11)コンデンサの充電が溶接電源から行われること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の溶接電源の
    出力制御装置。
  12. (12)コンデンサの充電が溶接電源とは別に設けられ
    た電源から行われることを特徴とする特許請求の範囲第
    6項に記載の溶接電源の出力制御装置。
  13. (13)コンデンサの充電回路にスイッチを設けたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の溶接電源の
    出力制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9086163B2 (en) 2010-04-27 2015-07-21 Dresser, Inc. Controlling fluid flow

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