JPS61102320A - 車両の差動制御装置 - Google Patents

車両の差動制御装置

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JPS61102320A
JPS61102320A JP22348684A JP22348684A JPS61102320A JP S61102320 A JPS61102320 A JP S61102320A JP 22348684 A JP22348684 A JP 22348684A JP 22348684 A JP22348684 A JP 22348684A JP S61102320 A JPS61102320 A JP S61102320A
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JP
Japan
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differential
signal
circuit
vehicle
control
Prior art date
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Application number
JP22348684A
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English (en)
Inventor
Kiyotaka Ozaki
尾崎 清孝
Shuji Torii
修司 鳥居
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K23/00Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for
    • B60K23/04Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for differential gearing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Retarders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は差動制限機構の差動抵抗力を車両の運転状態に
応じて制御する車両の差動制御装置に関する。
(従来技術) 従来の差動制限機構を備えた差動機構としては、例えば
「二ッサ、ンサービス同報」 (昭和56年10月、日
産自動車株式会社発行、第69〜71頁参照)に記載さ
れたものが知られている。
この差動機構は、車両の旋回時等に左右の駆動車輪の回
転差を吸収して円滑な操舵性を確保するものであり、差
動機構に有効な摩擦トルクを発生させることにより差動
機構の差動作用を制限して、例えば片輪が接地を氏抗の
小さなぬかるみ等にはまり空転する場合にも、車両の脱
出を容易するために差動制限機構が設けられている。
この差動制限機構は、差動機構のディファレンシャルケ
ースに嵌合したフリクションプレートと、サイドギヤに
嵌合したフリクションディスクとからなる左右2組の多
板のクラッチ機構により構成されている。各クラッチ機
構には皿状のプリロードスプリング(ディッシュド・フ
リクションプレート)を備え、この付勢力によりクラッ
チ機構に予圧トルクが予め付与されている。さらに、ク
ラッチ機構には、左右2分割されディファレンシャルケ
ース内に左右移動可能にスプライン結合されたプレッシ
ャリングを備えている。このプレッシャリングはその分
割対向面にV字型溝を備え、このV字型溝によりビニオ
ンメートギアのシャフトの両端を支持している。そのた
め、ディファレンシャルケースの公転に伴って、このシ
ャフトとV字型溝の接触面とのカム作用によりプレッシ
ャリングが、      それぞれ左右に移動し、クラ
ッチ機構に押付は力が作用する。この押付は力はエンジ
ンからの入力トルクに比例するトルク比例骨の摩擦トル
クとじてクラッチ機構に付与される。
したがって、左右の駆動車輪の回転差を制限する差動抵
抗力としては、プレッシャリングによるトルク比例骨と
プリロードスプリングによる予圧トルクの組合せにより
設定され、入力トルクが小さくトルク比例骨が小さいと
きには、プリロードスプリングの予圧トルクのみが付与
される構造となっている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、従来においては、クラッチ機構の予圧トルク
がプリロードスプリングの付勢力により予め設定される
とともにトルク比例骨がプレッシャリングのV字型溝の
カム作用により入力トルクに比例して付与され、左右移
動可能へのトランスファトル、り特性が予圧トルクとト
ルク比例骨の組合せにより一義的に決定されてしまう構
造となっていたため、車両が低車速で操舵角が大きくし
かもアクセルペダルの踏代が大きい運転状態時、例えば
、横道から大通りへ低車速状態から急加速旋回する場合
には、入力トルクが急増するのでこの入力トルクに依存
するプレッシャリングの押付は力が増大する。
したがって、差動制限機構の差動抵抗力が増大して左右
の駆動車輪の回転差が制限されることになる。その結果
、この状態での旋回時には、外輪のトルクが減少する一
方内輪のトルクが増大するため・車両のアンダステア傾
向が強化されて操舵性能が悪化するとともにスリップが
発生しやすくなってタイヤの摩耗を促進する不具合を生
じ、さらに急加速に伴うクラッチ機構のクラッチ板間の
すべり音、すなわちチャタ−音を発生するという問題を
有していた。尚、この現象は、比較的路面の摩擦係数が
大きい、例えば摩擦係数μ=0.6〜0.8の乾燥路に
おいて、発生しやすい。
(発明の目的) そこで、本発明は低速状態時に操舵角が大きくしかもス
ロットバルブの開度が大きい運転状態では、差動制限機
構のクラッチ機構に付与される摩擦力を外部手段により
低減するよう制御して左右の駆動車輪の差動を許容する
ことにより、上記問題点を解決することを目的とする。
(問題点の解決手段) 本発明の差動制御装置は、第1図の全体構成図に示すよ
うに、入力部から入力されるエンジンの動力を差動が許
容される2つの出力部を介して左右の駆動車輪に分配し
て伝達する差動機構1と、この差動機構1の入力部と出
力部との間に差動抵抗力を発生して2つの出力部の差動
量を制限する差動制限機構12と、さらに車速か所定値
以下の低車速であることを検出する車速検出手段41、
所定値以上の操舵角を検出する操舵角検出手段43およ
び所定値以上のスロットルバルブの開度を検出するバル
ブ開度検出手段44と、これらの各検出手段からの全て
の検出信号が入力されると制御信号を出力する制御手段
46と、この制御信号に基づいて差動制限機構12の差
動抵抗力を低減するよう動作する油圧駆動手段1日とを
備えた構成であり、操舵角が大で、低車速で、且つアク
セルペダルの踏み込み量が大となる運転時には、差動制
限機構12に付与される差動抵抗力を減少させるもので
ある。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例の車両の差動制御装置は、第2図〜第4図に示
すように、エンジンから入力される動力を差動が許容さ
れる左右の出力部に分配する差動機構1と、左右の出力
部の差動量を制限する差動制限機構12と、高摩擦係数
の路面状態、低車速状態、操舵角およびスロットルバル
ブの開度量をそれぞれ検出する検出手段群40と、各検
出手段から全ての検出信号が出力されたときにのみ、制
御信号を出力するコントローラ(制御手段)46と、制
御信号に基づいて差動制限機構12の差動抵抗力を減少
するよう制御する油圧駆動手段】8とにより構成されて
いる。
上記差動機構1は、第2図に示すように、エンジンの出
力軸に変速機およびプロペラシャフトを介して入力軸(
入力部)2が連結されている。また、この入力軸2の端
部にはドライブピニオン3が嵌着され、ドライブピニオ
ン3と嵌合するようディファレンシャルケース4の外周
に固着されたドリブンギヤ5を備えており、入力軸2の
回転に伴ってディファレンシャルケース4が回転する。
ディファレンシャルケース4内には、ディファレンシャ
ルケース4が回転する軸線に直交する方向にピニオンメ
ートシャフト6が配設されており、このビニオンメート
シャフト6の両端部には一対のビニオンメートギア7 
(一方の図を省略)が回転自在に支持されている。また
、ディファレンシャルケース4内には、上記一対のビニ
オンメートギア7にそれぞれ噛合し互いに同軸上で対向
するよう一対のサイドギア8が、ハウジング9に回転自
在に支持されるとともに左右の駆動軸(出力部)10に
一体回転可能に連結されている。
また、上記差動制限機構12は、ビニオンメートギア7
およびサイドギア8を覆うプレッシャリング13がディ
ファレンシャルケース4内に配設されている。このプレ
ッシャリング13は左右に分割され、第3図に示すよう
に各対向端部に断面正方形状の溝が設けられており、こ
の溝に嵌合し断面が断面正方形状に形成されたピニオン
メートシャフト6の両端部を支持している。
また、ブレ・ノシャリング13の外周に軸線方向に形成
された突起がディファレンシャルケース4の内側に形成
された溝に摺動可能に嵌合し、プレッシャリング13と
ディファレンシャルケース4とは互いに軸線方向(図中
左右方向)に摺動することができる。また、ディファレ
ンシャルケース4内には、ディファレンシャルケース4
と左右のサイドギア8の軸部8aとを連結する多板から
なる左右二組のクラッチ機構14が設けられている。
この各クラッチ機構14は、プレ・ノシャリング13と
ディファレンシャルケース4との間に左右方向(駆動軸
10の軸線方向)に交互に重なるよう配設されたフリク
ションディスク15とフリクションプレート16とから
構成されている。フリクシランディスク15はその内周
に有する突起がサイドギア8の軸部8aの外周の溝に摺
動、可能に嵌合しており、サイドギア8と一体的に回転
できる。他方、フリクションプレート16は、その外周
に有する突起がディファレンシャルケース4の内周の溝
に摺動可能に嵌合されており。
ディファレンシャルケース4と一体的に回転できる構造
である。
上記油圧駆動手段18は、第2図および第4図に示すよ
うに、クラッチ機構14に押付は力を付与する油圧アク
チュエータ19と、この油圧アクチュエータ19に作動
圧油を供給する油圧回路29とにより構成され、左右の
各クラッチ機構14に上記油圧アクチュエータ19がそ
れぞれ連結されている。
油圧アクチュエータ19は、第2図に示すように、リア
クションプレート20、スラストヘアリング21、スペ
ーサ22、ブツシュロッド23およびピストン24とか
らなる。リアクションプレート20は、環状の円板に形
成されてディファレンシャルケース4の両端側の外方に
それぞれ配設され、ディファレンシャルケース4側に突
設すれた複数の突起20 aが、ディファレンシャルケ
ース4に設けられた番孔を遊貫して上記フリクションプ
レート16に当接している。各リアクションプレート2
0は外側面でスラストベアリング21を介してそれぞれ
スペーサ22に支持されている。これらの各スペーサ2
2は環状に形成され、ディファレンシャルケース4を収
納するハウジング9に設けられた環状溝25に軸方向摺
動可能に収納されている。また、ハウジング9には、第
2図中左側に示す片側の環状溝25にのみ一端が開口す
る挿通孔26が駆動軸IOの周方向に複数個形成され、
さらにはこれらの挿通孔26の他端側が開口する環状溝
27が形成されている。環状溝27にはシールリングを
備えた環状のピストン24が挿入され、挿通孔26には
ピストン24とスペーサ22とを連結するブツシュロッ
ド23が遊挿さ□     れている。さらに、ハウジ
ング9にはピストン24を駆動する作動圧油を導入する
この油圧ボート28が設けられている。したがって、こ
の油圧アクチュエータ19の油圧ボート28に作動油圧
が供給されると、ピストン24が移動し、これに伴って
ブツシュロッド23、スペーサ22、スラストベアリン
グ21およびリアクションプレート20を介して図中左
側のクラッチ機構14のフリクションプレート16に押
付は力が付与される。また、第2図中右側に示す他方の
クラッチ機構14ではピストン24により駆動されるブ
ツシュロッド23の移動に伴うハウジング9の反力によ
って、このスペーサ22、スラストベアリング21およ
びリアクションプレート20に押付は力が付与される。
他方、油圧回路29は、第4図に示すようにモータ30
によって駆動される油圧ポンプ31がリザーバタンク3
2からチェック弁33および絞り弁34を介して上記油
圧アクチュエータ19の油圧ボート28に接続され、チ
ェーツク弁33の出力(pすが、リリーフバルブ35を
通じてリザーバタンク32に接続されるとともにソレノ
イドバルブ36を介してリザーバタンク32に接続され
ており、また、チェック弁33の出力側には圧力スイツ
チ37が配設されている。上記モータ30、およびソレ
ノイドバルブ36のソレノイドコイルが後述するコント
ローラ(制御手段)46に接続され、このコントローラ
46からの制御信号によりモータ30およびソレノイド
バルブ36が通電制御される。モータ30の駆動に伴っ
て油圧ポンプ31が作動し、リザーバタンク32からチ
ェック弁羽、絞り弁34を介して油圧ボート28に圧油
が供給される。他方ソレノイドバルブ36は、コントロ
ーラ46からソレノイドコイルに通電されると、油圧ボ
ート28とリザーバタンク32とを導通ずる流路を閉止
し、ソレノイドコイルへの通電が停止された場合には流
路を導通するよう作動する。上記圧力スイツチ37は油
圧ボート28に供給される油圧が設定値に満たなければ
、コントローラ46に信号を送出し、コントローラ46
によってモータ30を駆動する。また、上記リリーフバ
ルブ35が油圧ボート28の供給油圧が設定値より著し
く上昇したときには作動して適宜な設定油圧に保つ構成
となっている。
上記検出手段群40は、第4図に示すように、車速検出
手段41、路面摩擦検出手段42、操舵角検出手段43
およびバルブ開度検出手段44により構成されている。
車速検出手段41は、車速か設定値以下になると検出信
号を出力し、例えば、スピードメータケーブルとともに
回転する磁石の磁束の変化を内蔵したコイルで検出して
車速を検出する車速センサと、この車速センサの検出値
が設定値以下となるとき検出信号を出力する比較回路等
により構成されている。路面摩擦検出手段42はタイヤ
との摩擦力が設定値以上のときに検出信号を出力するも
のであり、例えば、駆動車輪と他の車輪との回転数差を
利用し、これが設定値より小さい場合に高摩煕係数の路
面であると判断して検出信号を出力する構成である。ま
た、操舵角検出手段43は、操舵角が設定角度を超える
と検出信号を出力するものであり、例えば、ステアリン
グシャフトに軸着された磁石とこの磁石の回動に伴って
磁気抵抗を変化させる磁気抵抗素子とからなる変位セン
サにより構成することができる。バルブ開度検出手段4
4は、アクセルペダルの踏込み量に略対応して回動する
スロットルバルブの回動角度が設定値を超えたときに検
出信号を出力するものであり、例えば、キャブレタに配
設されてスロットルバルブが設定角度に達すると接点を
接続するスロノトルスインチ等により構成されている。
上記コントローラ(制御手段)46は、第4図に示すよ
うにアンド回路47と制御回路48とから構成され、上
記各検出手段41.42.43.44がアンド回路47
に入力されている。なお、このコントローラ46はマイ
クロコンピュータを用いて構成している。アンド回路4
7は各検出手段からのすべての検出信号が入力されると
、信号を制御回路48へ出力する。また制御回路48は
アンド回路47からの信号が入力されると、ソレノイド
バルブ36のソレノイドコイルへの通電を停止しこれに
よりリザーバタンク32とチェック弁33の出力側を導
通状態にして油圧アクチュエータ19の油圧ボート2日
の油圧を低下させる。さらに、制御回路48には圧力ス
イツチ37が接続され、この圧力スイツチ37から信号
が入力されるとモータ30への通電を停止し、油圧ボー
1−28の油圧の上昇を防止している。つまり、制御回
路48は、アンド回路47または圧力スイッチ37から
の信号が入力された場合にのみ、ソレノ・Cドパホブ3
6またはモータ30への通電が49止される構成となっ
ている。
次に作用について説明する。
車速か設定値以下になると車速検出手段41からアンド
回路47に検出信号が出力される。また路面の摩擦係数
が設定値以上になると路面摩擦検出手段42から、さら
に操舵角が設定値以上になると操舵角検出手段43から
、また更に、スロットルバルブの開度量が設定値以上に
なるとバルブ開度検出手段44から、それぞれの検出信
号がアンド回路47に入力される。
まず、上記検出信号のうち、一つでも検出信号がアンド
回路47に入力されない運転状態においては、アンド回
路47からは制御回路48への信号が出力されず、した
がって、制御回路48からソレノイドバルブ36のソレ
ノイドコイルへの通電が継続し、ソレノイドバルブ36
の作動によって油圧アクチュエータ19の油圧ボート2
8とリザーバタンク32とを導通ずる流路が閉止される
また、これとともに制御回路48からはモータ30へ通
電され、油圧ポンプ31が駆動される。したがって、油
圧アクチュエータ19の油圧ボート28には、設定され
た油圧が供給され、この油圧によってピストン24が作
動する。このピストン24の作eに伴って、プ・ノシュ
ロソド詔、スペーサ22、スラストベアリング21およ
びリアクションプレート20を介して図中左側のクラッ
チ機構14のフリクションプレート16がフリクション
ディスク15に向は押付けられ、クラッチ機構14の摩
擦力が増大し、差動制限機構12の差動抵抗力が付与さ
れる。つまり、検出手段から検出信号が1つでも出力さ
れない場合には、差動機構の作動が制限されることにな
る。
次に、全ての検出手段41.42.43.44からの検
出信号がアンド回路47に入力される場合、例えば、高
摩擦係数の路上で横路から大通りへ低速走行状態から急
加速旋回する場合には、アンド回路47から一制御回路
48へ信号が出力され、制御回路48によってソレノイ
ドバルブ36のソレノイドコイルへの通電が停止される
。したがって、ソレノイドバルブ36の作動が停止し、
これに伴って油圧アクチュエータ19の油圧ボート28
とリザーバタンク32とが導通され、油圧ポート舘内の
油圧が低下し、ピストン24およびブツシュロッド23
がフリクションプレート16の押付は力を弱める方向に
引戻される。その結果、クラッチ機構14の摩擦力が減
少して、差動制限機構12の差動抵抗力が小さくなって
予圧トルク分だけが付与されることとなり、差動機構1
の差動が許容される。したがって、高摩擦係数の路面上
で低速走行状態から急加速旋回する場合には、内輪の伝
達トルクが小さくなり、アンダステアを強化する傾向を
防止でき、操舵性能の向上およひ内輪のスリップ防止を
図ることができる。
また、この状態ではクラッチ機構の摩擦力が小さくなる
ため、クラッチ板間で生ずるすべり音(チャタ−音)を
低減することができる。尚、本実施例では、路面摩擦検
出手段を用いて、より細い制御を行っているが、この路
面摩擦検出手段は必須とするものではなく、これを省略
しても近時的に制御するこ也は可能である。
(発明の効果) 以上、説明したように本発明によれば、低速走行時に操
舵角が大きくしかもアクセルペダルの踏み込み量が大き
い運転状態時には、クラッチ機構に付与される摩擦力を
低減するよう制御することにより、左右の駆動車輪の差
動が許容され、適切なる車両のアンダステア特性を確保
できるとともに内輪のスリップを防止でき、その結果、
操舵性能の向上およびタイヤ摩耗の減少を図ることがで
きる。さらに、路面の摩擦係数検出手段を組合せると、
制御効果をより高めることができる。また、クラッチ機
構の摩擦力が減少するので、クラッチ板間に生ずるチャ
タ−音を低減することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の差動制御装置の全体構成図、第2図〜
第4図は本発明の一実施例に係り、第2図は差動機構、
差動制限機構および油圧駆動手段を示す継断面図、第3
図は第2図中の■−■矢視拡大断面図、第4図は各検出
手段、制御手段および油圧回路を示す概略構成図である
。 ■−・−差動機構、 2−−−−−人力部(入力軸)、 10−一−−−−出力部(駆動軸)、 12−・−・差動制限機構、 18・−・−油圧駆動手段、 41−・−−m−車速検出手段、 42−−−−一路面摩擦検出手段、 43−−−一操舵角検出手段、 44−−−−−−バルブ開度検出手段、46−−−−−
−制御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入力部から入力されるエンジンの動力を差 動が許容される2つの出力部を介して左右の駆動車輪に
    分配して伝達する差動機構と、この差動機構の前記入力
    部と出力部との間に差動抵抗力を発生して2つの出力部
    の差動量を制限する差動制限機構とを有する車両の差動
    制御装置において、車速が所定値以下のときに検出信号
    を出力する車速検出手段と、操舵角が所定値以上のとき
    に検出信号を出力する操舵角検出手段と、スロットルバ
    ルブの開度量が所定値以上のときに検出信号を出力する
    バルブ開度検出手段とを備え、上記全ての検出手段から
    の検出信号が入力されたときにのみ制御信号を出力する
    制御手段と、この制御手段からの制御信号に基づいて差
    動制限機構の差動抵抗力を減少する油圧駆動手段とを備
    えたことを特徴とする車両の差動制御装置。
JP22348684A 1984-10-23 1984-10-23 車両の差動制御装置 Pending JPS61102320A (ja)

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