JPS61101274A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

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JPS61101274A
JPS61101274A JP22060684A JP22060684A JPS61101274A JP S61101274 A JPS61101274 A JP S61101274A JP 22060684 A JP22060684 A JP 22060684A JP 22060684 A JP22060684 A JP 22060684A JP S61101274 A JPS61101274 A JP S61101274A
Authority
JP
Japan
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paint
coating
ammonia
amine
prepolymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP22060684A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouhei Ozeki
尾関 笙平
Satoshi Endo
敏 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
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Publication date
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Publication of JPS61101274A publication Critical patent/JPS61101274A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の利用分野 本発明は遊離イソシアネート基を有するプレポリマーを
含有する塗料を基体上に吹き付けて塗膜を形成せしめる
ことから成る塗膜形成方法に関する。
従来技術及び解決 べき技術的課題 近年になって、遊離イソシアネート基を含有するプレポ
リマーを含むビヒクルを基材上に塗布し、次いでこのビ
ヒクルを蒸気相の状態にあるアンモニア又はアミンから
なる薬剤で処理するという新規な塗装方法が提案されて
おり、本出願人も特願昭58−180741号等により
かかる技術について特許出願中である。
然しなから、この様な塗装方法は塗膜硬化のために実質
的に何ら熱エネルギーを必要としない点で非常に優れた
ものであるが、これを実施するためには、通温、塗膜形
成室、塗膜硬化室及び後硬化室等が必要であり、設備自
体が非常に大きくなって、設置スペースが犬になるとと
もに設備費が嵩むという問題点がある。
発明の目的 即ち本発明の目的は、遊離イソシアネート基を有するプ
レポリマーを含有する塗料を用いた塗装方法において、
小さな設置スペースで行なうことが可能な塗装方法を提
供するにある。
発明の構成 遊離イソシアネート基を有するプレポリマーを含有する
塗料と、該塗料を硬化促進するためのアンモニア又はア
ミンとを同時に基体に吹き付けて塗膜を形成することを
特徴とする塗装方法が提供される。
発明の好適態様 本発明を以下添付図面に示す具体例に基づいて詳細に説
明する。
本発明方法を好適に実施するための簡易型湿式塗装ブー
スの側面断面を示す第1図及び平面断面を示す第2図を
参照して、この塗装ブースは塗装室1と浄化室2とから
成っている。
塗装室1においては、塗装処理すべき物品(基体)3に
特定の塗料、即ち遊離イソシアネート基含有プレポリマ
ーを含む塗布機構4により噴霧塗布する。基体6は、例
えばコンベア5に懸架されて塗装室1内に連続的に搬入
され、塗布後は出口近傍に設けられた気流吹付機構60
による空気吹付が行なわれた後、室外に搬出される。
本発明方法に用いる塗料は、遊離イソシアネート基含有
プレポリマーを含む塗料であり、後に詳述するアンモニ
ア又はアミン等との接触で硬化が行われるものである。
このような塗料の適当な例は、イソシアネート基末端プ
レポリマーと呼ばれるものであり、例えばポリエステル
ポリオール、水酸基含有アクリル樹脂、水酸基含有ビニ
ル樹脂、アルキド樹脂、ポリアミド等のイソシアネート
基に対して反応性を有するオリゴマー乃至ポリマーをポ
リイソシアネート、例えばトリレンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネート、シクロヘキサンジイ
ソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネートと反
応させ、該イソシアネートをウレタン結合、尿素結合等
を介して、該オリゴマー乃至ポリマーの骨格に結合させ
たものが使用される。勿論、上述したイソシアネート基
に対して反応性のオリゴマー乃至ポリマーと、ポリイソ
シアネートとは、予じめ反応させたものでも、或いは混
合物の形で部分的に反応させたものでもよく、またこの
塗料は複数種の樹脂の混合物であってよい。′、要する
に、本発明においては、アンモニア又はアミン等で硬化
するに足る量の遊離イソシアネート基が含有されている
限り任意の塗料が使用し得ることが了解されるべきであ
る。
遊離イソシアネート基の濃度は、一般に樹脂分100I
l当り10乃至500ミリモル、特に60乃至600ミ
リモルの範囲にあるのが望ましい。
この塗料は、塗装に適した粘度の液体である場合には、
無溶媒塗料としても使用でき、また前記プレポリマーを
幾分溶剤で稀釈した溶液型塗料としても使用できる。勿
論、この塗料には、それ自体公知の塗料配合成分、例え
ば、顔料、可塑剤、界面活性剤、垂れ防止剤、防錆剤等
をそれ自体公知の配合比で配合される。好適な塗料は、
不揮発分濃度が20乃至100重量%で且つ動粘度(フ
ォードカップ#4)が15乃至150秒の範囲のもので
ある。
塗装すべき基体としては、通常の鋼板乃至表面処理鋼板
から形成された基体の他に、熱による塗膜焼付の困難な
木工製品、繊維製品、プラスチック製品、油圧機器製品
、熱容量の大きい鋳造製品等を挙げることカーでき、特
に後者の基体の場合には、熱による焼付が不要であり、
しかも塗膜の硬化が迅速に行われるという点で非常に有
利である。
本発明において重要な特徴は、遊離イソシアネート基含
有プレポリマーを含む塗料と、該塗料を硬化促進するた
めのアンモニア又はアミンとを同時に基体3に塗布する
ことにある。これにより基体6上に形成された塗膜の硬
化を行なうための格別の硬化室等が不要となり、設備自
体が大型化することがなく設置スペース上有利であり、
また設備費の点でも有利となることが理解されよう。
この全科及びアンモニア又はアミンは共に塗布機構4に
よって基体3に噴霧塗布されるが、塗料20は圧縮空気
供給源21を介して塗料圧送タンク22から塗装ガン4
αにより、またアンモニア又はアミン23は圧縮空気供
給源24を介して別の圧送タンク25から塗装ガン4b
により噴霧されれる。この場合塗布機構4は、自動塗装
による時には連動する塗料供給用の塗装ガン4αとアン
モニア又はアミン供給用塗装ガン4bとを並置した様な
ものでもよいが、特に手吹塗装による時には、公知の所
謂双頭ガン等によりそれぞれ塗料及びアンモニア又はア
ミンを同時に噴霧塗布することが好適である。
塗料は前述した様に無溶媒塗料として、或いはプレポリ
マーを溶剤で稀釈した溶液型塗料として使用し得、アン
モニア又はアミンは無溶媒或いは溶液型として使用し得
るが、アンモニア又はアミンを溶液状で使用する場合に
は、均質な塗膜を得るという見地から前述した塗料との
相溶性に優れたものを溶媒として使用することが好適で
ある。
また、このアンモニア又はアミンは噴霧液の状態で吹き
付けする場合に限らず、気相の状態で吹き付けを行なっ
てもよい。
尚、本発明において使用するアミン類として好適なもの
は、−級、二級或いは三級のモノアミン類の他に、多価
アミン類であっても良く、例えばメチルアミン、エチル
アミン、プロピルアミン、ジエチルアミン、トリエチル
アミン、ピペリジン、モルホリン、ピペラジン、エタノ
ールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、ジメチルエタノールアミン、シクロヘキシルアミン
、エチレンジアミン、テトラメチルエチレンジアミン、
エチレントリアミン、等の1種又は2種以上の組み合わ
せを挙げることができる。
浄化室2はフロープレート6により塗装室1と区画され
ており、その底部には液槽7が設けられている。またフ
ロープレート6の上部には樋8が形成されており、この
樋8よりフロープレート6上に余剰の塗料ミスト捕集用
液(以下単に捕集液と呼ぶ。通常水が使用され、油が使
用される場合もある。)が供給され、液膜9が形成され
る。
即ち、余剰塗料ミストはこの液膜9と接触しつつ下方開
口10より浄化室2内に導入され、下方開口10を通過
する際に微粒化される捕集液との気液接触により、捕集
液内へ捕集される。液膜9を形成する捕集液は液槽7に
貯溜されボ′ンプ11及び配管12を介して再び樋8に
供給され、循環使用に賦される。
また、浄化室2内には衝突板13が設けられており、こ
こでの衝突により気流中から捕集液が分離される。衝突
板16の上方にはエリミネータ14が設けられており、
ここでも気液分離が行なわれ、浄化された空気が排気通
路15を介して7ア/16により外気中に排出される。
尚、必要により、排気通路15からの排気中に含まれる
有機溶剤、アンモニア又はアミン等を浄化処理するため
の、例えば活性炭、触媒等により構成される浄化処理機
構(図示せず)を付設しても良い。
浄化室2においては、余剰の塗料及びアンモニア又はア
ミンを含有する排気が捕集液と接触して捕集液中に捕集
されるのである。この場合アンモニア又はアミンは通常
易水溶性であるため、捕集液として水を使用した時には
、アンモニア又はアミンが容易に捕集されるため環境汚
染が有効に防止される。更に余剰の塗料とともにアンモ
ニア又はアミンが捕集されるため、捕集液中に捕集され
た余剰塗料の硬化が迅速に進行し、これにより塗料の粘
看性が失われ、捕集された塗料分が液槽7の底部に沈降
した場合にその処理が容易となるという顕著な利点も達
成されることが理解されよう。
所定の塗膜形成が行なわれた基体3は、気流吹付機構6
0により空気流の吹き付けに供されて塗膜の硬化が更に
促進される。
この気流吹付機構30は、塗装室1の出口側近傍に設け
られており、ブロアー31,32により互いに反対方向
の循環空気流が基体3に吹き付けられる様になっており
、塗膜の硬化が均一に行なわれる様になっている。この
気流吹付機構6oは上述した様な塗膜硬化促進機能以外
にも、有害なアンモニア又はアミンが塗装室1外に排出
されるのを防止す゛るという効果を有している。即ち、
該機構30により形成される空気流がエアーカーテンの
作用をし、アンモニア又はアミンのミストを遮断すると
ともに、基体3に付着しているアンモニア又はアミンを
吹き飛ばし、塗装室1外にそれらが漏洩するのを防止す
るという効果が達成されるのである。
かくして本発明によれば、硬化室等の格別の操作域を設
けることなく塗膜の形成及び硬化を行なうことが可能と
なり、小さな設置スペースで塗装を行ない得るものであ
り、設備コスト上極めて有利となる。また、有害なアン
モニア又はアミンが塗装域外に排出されることも容易に
防止し得、環境保全上極めて望ましいものといえよう。
かかる本発明方法は、特に塗装を小規模で行なう際に有
利に適用される。
また、本発明方法は、既設の塗装ブース?使用して実施
し得るという利点も有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法を好適に実施するための簡易型湿
式塗装ブースの側面断面図、 第2図は、第1図の塗装ブースの平面断面図である。 1は塗装室、2は浄化室、3は基体、4は塗布機構、6
はフロープレート、7は液槽、8は樋、9は液膜、13
は衝突板、14はエリミネータ、30は気流吹付機構を
示す。 特許出願人   トリニティ工業株式会社手続補正書(
吐) 昭和60年 6月18日 特許庁長官  志 賀   学 殿 1、s件の表示 昭和59年特許願第220606号 2、発明の名称 塗装方法 36  補正をする者 事件との関係  特許出願人 4代理人〒105 5、補正命令の日付 な  し 6、補正の対象 (1)明細書第1頁下から4行乃至3行に、rMiイソ
シアネート基を含有するプレポリマーを含むビヒクル」
とあるを、 「 遊離イソシアネート基を有するプレポリマーを含有
するビヒクル」 と訂正する。 (2)仝第2頁下から4行に、#1敲イソシアネート基
・・・・・・・・・」とあるを、 r 本発明によれば、遊離イソシアネート基・・・・・
・・・・・・・・・・」 と訂正する。 (3)仝第3頁11行に、「含有プレポリマーを含む塗
布機構4」とあるを。 「を有するプレポリマーを含有する塗料を塗布機構41 と訂正する。 (4)仝第3頁下から5行乃至4行に、「jJL離イフ
ィンシアネート基含有プレポリを含む塗料」とあるを、 r 遊離イソシアネート基を有するプレポリマーを含有
する塗料」 と訂正する。 (5)仝第5頁末行乃至第6頁1行に、rmglイソシ
アネート基含有プレポリマーを含む塗料」とあるを、 「遊離イソシアネート基を含むプレイ1ツマ−を含有す
る塗料 j と訂正する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遊離イソシアネート基を有するプレポリマーを含
    有する塗料と、該塗料を硬化促進するためのアンモニア
    又はアミンとを同時に基体に吹き付けて塗膜を形成する
    ことを特徴とする塗装方法。
JP22060684A 1984-10-22 1984-10-22 塗装方法 Pending JPS61101274A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22060684A JPS61101274A (ja) 1984-10-22 1984-10-22 塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP22060684A JPS61101274A (ja) 1984-10-22 1984-10-22 塗装方法

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JPS61101274A true JPS61101274A (ja) 1986-05-20

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ID=16753606

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JP22060684A Pending JPS61101274A (ja) 1984-10-22 1984-10-22 塗装方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024053600A1 (ja) * 2022-09-07 2024-03-14 三菱造船株式会社 浮体、浮体のアンモニア処理方法

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JPS5724671A (en) * 1980-07-22 1982-02-09 Mitsubishi Motors Corp Coating method

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