JPS611009A - 貫通コンデンサ形端子板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は産業用及び民生用電子機器等において電子機器
間を電気的に接続するターミナルとして利用される端子
板に関し、更に詳細に述べれば、外部とはねじ留め方式
で接続されるねじ留め式端子板に関するものである。

（従来例の構成とその問題点） 従来例について第１図ないし第３図によシ説明する。第
１図において、従来のねじ留め式端子板は、頭部１ａに
ねじ孔１ｂを、先端に接続部１ｃをそれぞれ形成した貫
通形端子１が貫通して複数配設された端子板本体２と、
上記の貫通形端子ｌのねじ孔１ｂに合う小ねじ３とから
構成されている。

第２図及び第３図において、上記のねじ留め式端子板を
電子機器（図示せず）の基板４に実装した場合には、貫
通形端子１の頭部１ａで、電子機器内部で発生する電気
的ノイズを小さく押えるために、第２図に示すように基
板４の配線５ａ及び５ｂ上で端子板本体２に近い箇所に
コンデンサ６を入れたり、第３図に示すように、貫通形
端子ｌの接続部１ｃに直かにコンデンサ６を入れたりし
ている。

しかしながら、上記のような方法では、コンデンサ６か
ら端子板外部接続用ネジ部１ｂまでの長さ１１や、コン
デンサ６のリードｈｊ　６　ａ　−６ｂの長さｔ２によ
るインダクタンスのために、充分なノイズ低減効果が得
られず、また、コンデンサ６の取付は方の相異によるノ
イズ低減効果のばらつきも大きいという問題点があった
。

（発明の目的） 本発明は上記の欠点を解消するもので、ノイズのレベル
ｆ低くし、かつ、特性にばらつきがなく押え得るノイズ
低減効果が得られ、また、基板に実装した後に、コンデ
ンサを装着する工数をなくすることのできる貫通コンデ
ンサ形端子板を提供しようとするものである。

（発明の構成） 本発明の貫通コンテ゛ンサ形端子板は、頭部にねじ孔を
、先端に接続部を有する複数個の貫通形端子の円筒形の
それぞれの頭部の外周に誘電体を挾んで円筒形の電極を
配設してコンデンサを構成し、上記の複数個の電極を端
子板の中を通る導線で互いに結び、または接地できるよ
うにしたものである。

（実施例の説明） 本発明の実施例について、第４図により説明する。同図
において、本発明による貫通コンデンサ形端子板は、頭
部１ａにねじ孔１ｂを、先端に接続部１Ｃをそれぞれ形
成した貫通形端子ｌの外周に誘電体７を挾んで円筒形の
電極８を設け、更に、端子板本体の中を通る導線９を鰻
けて、上記の複数個の電極８を相互に結んだり、また接
地できるようにしである。

（発明の効果） 本発明によれば、端子板の端子相互間及び端子板の端子
と電子機器の箱体との間の電気的高周波ノイズを低レベ
ルに押えることができるはかりでなく、端子板の実装工
数を低減する著しい効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のねじ留め式端子板の断面斜視図、第２図
及び第３図は第１図の端子板を実装したときの斜視図、
第４図は本発明の貫通コンデンサ形端子板の断面斜視図
である。 １−・・貫通形端子、ｌａ・・・頭部、Ｉｂ・−・ねじ
孔、１ｃ・−・接続部、２・・・端子板本体、３・・・
小ねじ、４・・・基板、５ａ、５ｂ・・・配線、６−・
・コンデンサ、６ａ、６ｂ−−・リード線、７・−・誘
電体、８・−・円筒形電極、９・−・導線。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 頭部にねじ孔を、先端に接続部をそれぞれ形成した複数
   個の貫通形端子を配設したねじ留め式端子板において、
   貫通形端子の頭部と、その外周に誘電体を挾んで配設し
   た電極との間にコンデンサを構成し、上記の複数個の電
   極を相互に、またはアースに、電極に接続された導線を
   通して結ぶことができることを特徴とする貫通コンデン
   サ形端子板。