JPS6110014A - メタロホスホアルミネ−ト及びその合成方法 - Google Patents

メタロホスホアルミネ−ト及びその合成方法

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JPS6110014A
JPS6110014A JP60114417A JP11441785A JPS6110014A JP S6110014 A JPS6110014 A JP S6110014A JP 60114417 A JP60114417 A JP 60114417A JP 11441785 A JP11441785 A JP 11441785A JP S6110014 A JPS6110014 A JP S6110014A
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metallophosphoaluminate
organic
crystalline
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reaction mixture
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JP60114417A
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ボン バルモス ローランド
エリツク ジエラード デローアン
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ExxonMobil Oil Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は合成の結晶性メタロホスホアルミネート類(m
etallophosphoaluminates )
及びその合成方法に関する。
〈従来の技術〉 燐酸アルミニウムは、例えば米国特許第4,310,4
40号及び第4385.994号で開示されている。燐
酸アルミニウム物質は電気的中性の格子を持ち、そして
従ってイオン交換物質として、あるいは触媒成分として
は有効では無い。
微孔性燐酸アルミニウムは式: %式%) 〔但し、Rは燐酸アルミニウム中に捕捉され、そして結
晶化テンプレート(template )の役を果して
いる有機アミン又は第四級アンモニウム塩であり、X及
びyは微孔性の空隙を満たすのに必要なR及びH,Oの
量を示している〕によって典型化される組成を有する。
これらの物質のアルミニラ/燐の原子比が約1であるた
めに、これらは実質的にイオン交換性を示さず、骨格構
造の燐上の正の電荷はアルミニウム上の対応する負の電
荷によってバランスさせられており、 AlPO4= (Al0i ) (po; )となって
いる。
〈発明の課題と構成〉 本発明の目的は、そのかなりのものが微孔性及び触媒活
性を有し、そのすべてがイオン交換特性を示しそして容
易に触媒活性を有する物質に変換出来る、新規なis類
の結晶性メタロホスホアルミネートを折供することであ
る。
第一の態様では、本発明り無水の状態で次式:%式% r但し1、Qは原子価qのカチオンであり、Tけ原子価
tのアニオンであり、そしてM11ゲルマニウム、バナ
ジウム、アンチモン及び硼素から選けれた原子価mの、
アルミニウム及び燐以外の一種又は二種以−ヒの元素で
あるか、あるいは該一種又は二種以上の元素と珪素との
組合わせであり、x、y、i及びjは関係式: %式%() を満足する数である〕の組成を有する結晶性メタロホス
ホアルミネートであり、且つ少なくとも約0.002m
eq/fのイオン交換能を有することを実質上有する該
結晶性メタロホスホアルミネートである。
第二の態様では、本発明は無水の状態で次式:%式%: 〔但し、Aは有機指向剤であり、VはAのモル数であり
、Qld原子価qのカチオンであり、Tは原子価tのア
ニオンであり、そしてMは原子価mの、アルミニウム及
び燐以外の一種又は二種以上の元素であって、ゲルマニ
ウム、バナジウム、アンチモン及び硼素から選ばれたも
のあるいは該一種又は二種以上の元素と珪素との組合わ
せであり、X、y、  i及びjは関係式: j−j=y−x−1−(4−m)(x+y)を満足する
数である〕の組成を有することを実質上有する結晶性メ
タロホスホアルミネートであり、而して少なくとも約0
.002 me q/ 9−のイオン交換能を有する該
結晶性メタロホスホアルミネートの合成方法に於て、a
、液体の有機相及び液体の水相より成る反応混合物であ
って、而して次の関係: (A)a ” (QVqO)b: (A1z03) c
 : (P20Jd: (MOrrl/、)e:(溶媒
)f:(アニオン源)g: (HtO)h〔但しa、 
b、  (!、 d、 e、 f、 g及びhu次の諸
関係二a/(c+d+e)は4より小であり、b/(c
+d+e)は2より小であり、e/(c+a)は2より
小であり、 f/(c+d+e)は0.1乃至15であり、g/(c
+d+e)は2より小であり、且っh/(c+d+e 
)は3乃至150である、を満足する数であり;溶媒は
実質上水と混り合わない有機溶媒である〕で諸成分又は
その源を含有し、且つ該反応混合物の当初の調製に際し
て、AItos、P、0.及びMOm/!の一つの源を
有機相中に分散又は溶解させである該反応混合物を調製
し、 b、毎時5℃乃至200℃の速度で反応混合物を80℃
乃至300℃の温度に加熱し、 C1反応混合物を攪拌して有機相及び水相を緊密に混ぜ
合わせ、 d6 攪拌している反応混合物を、結晶性メタロホスホ
アルミネートの結晶が形成される迄、80℃乃至300
℃の該温度及び2乃至9のpHに保持し、且つe、結晶
性メタロホスホアルミネーH−混合物から回収すること
を実質上有する該結晶性メタロホスホアルミネートの合
成方法である。
く態様の詳述〉 本発明のメタロホスホアルミネートはアルミニウムと燐
の原子数が非アルミニウム金属(+もしある時には珪素
)〔以後、より特定的に規定され”M”として表現され
る〕の原子数より大である、即ちAI+P>Mである組
成を有することを実質上有する。この物質はその結晶構
成及びその骨格の四面体のTc総計(Total )の
略〕−サイト上の電荷分布に鑑みて1メタロホスホアル
ミネート(rnetallo−pho sphoalu
minate )”と呼ばれる。その個有の(特徴的な
)組成は、無水の状態で、そして合成したま\で(“合
成したま\”とは反応混合物より分離回収して、洗浄、
乾燥した状態であって、か焼、イオン交換等の処理を施
していない状態を指す)次式: 〔但し、AHメタロホスホアルミネートの合成で使用さ
れた有機指向剤から生じ、そしてメタロホスホアルミネ
ートの微孔性空隙を満たしている吸蔵された有機物であ
り(この物質はか暁で除去可能である)、VはAのモル
数であり、Qは原子価qのカチオンであり、Tは原子価
tのアニオンであり、そしてMはGe、■、sb及びB
より成る群から選ばれた原子価mの一種又は二種以上の
元素、その組合わせ及びそれらとStとの組合わせであ
る。便宜上、二種以上の元素Mがメタロホスホアルミネ
ート中に存在する場合にはmViMの加重平均原子価を
示すものとする。
換言すると、Ge、 V、 Sb又はBであり且つ原子
価nを持っているNで、kが元素Nを規定する指標であ
りs”がNの量であり、そして8が存在した場合のSi
の量を示しているとすると、rkのすべてと8がErk
十8−1の関係を満足させており、 M=ΣrkNk” sstとなる。
mが元素Nk(nk+)及びSi(+4)の原子価の加
重平均であり、 m=Σrknk+48 となることを理解されたい。
記号x、y、i及びjは数Zについての次の関係:z 
= i −j z=y−x+(4−m)(x+y) (上式中で、2は−1より大で+1より小な数である)
を満足する数である〕となる。2が0より大なる場合に
はメタロホスホアルミネートは酸性触媒としての期待さ
れる用途を持っているカチオン交換体としてもっばら働
く。か\る触媒はアルミノシリケート・ゼオライトとは
異なっている酸強度分布(スペクトル)を有しており、
それが色々の接触プロセスで役立つ。ゼロより低い2の
値では、アニオン交換特性が卓越し、そして、か\る物
質に塩基触媒反応についての活性を与える。これらの物
質はMの種として遷移金属イオンを含有出来るので、当
業界で知られている他の遷移金属触媒組成物同様に触媒
性を発揮出来る。それらは、金属及び金属酸化物に対す
る新規な種類の触媒担体も提供し、そしてそのイオン交
換能のために特に興味を引く。
この点については、他の相持金属触媒と同じく触媒的な
フレキシビリティ−を示す。収着特性は微孔性メタロホ
スホアルミネートが分子形状選択的であることを示唆し
ており、そしてこの事はゼオライトの触媒作用の分野で
当業界で知られている様に数多くの接触プロセスで有利
なものとなり得る。
いずれにしても、メタロホスホアルミネートは少なくと
も0.002meq/Pのイオン交換能を示す。
元素RIItj、、+2乃至+5に変化するその酸化数
、及び(酸素アニオン、0−″の結晶イオン半径に対す
る元素Mの結晶イオン半径の比として定義されている)
そのイオン1半径比(Radius Ratio )”
によって特徴付けられる。
元素の結晶イオン半径はシー・アール・シー・ハンドブ
ック・オプ・ケミストリー・アンド・フィジックス(C
RCHandbook of Chemistry a
nd Physics )、第61版、シー・アール・
シー・プレス・インコーホレーテッド(CRCPres
s、 Inc、)、1980年のF−216及びF−2
17頁に示されている。半径比の決定では、同一の方法
で測定されたM原子及び酸素アニオン(0−”)の結晶
イオン半径を使用する必要がある。
従って、本発明で有用な元素(M)は次の性状を示す。
M   原子価  半径比 B     +3   0.17 Ge    +2   0.55 Ge    +4   0.40 Sb    +3   0.57 V     +3   0.56 V     +4   0.48 V     +5   0.45 有機成分を例えばか暁により除去したメタロホスホアル
ミネートの組成は次式: %式% 合成したま\では、一般に本発明の結晶性メタロホスホ
アルミネートは構造的なアルミニウム、燐及び非アルミ
ニウム、非燐元素Mを有し、1より小で0より大であり
、そし、て通常0.02乃至0.95の範囲のM/(A
I+P)原子比を示す。
か\る物質の燐/アルミニウム原子比は、合成したま\
では、0.01乃至100.0に変ることが見出されよ
う。燐酸アルジニウムは1の燐/アルミニウム原子比を
示し、そして元素Mが無いことが良く知られている1、
また燐置換されたゼオライト組成物は、時には1アルミ
ノシリコホスフエート(aluminosilicop
hosphatcツバゼオライトと呼ばれており、通常
1より大なるそし−C一般的に0.66乃至8.0の珪
素/アルミニウム原子比、及び1より小で通常O乃至1
の燐/アルミニウム原子比を有【7ている。
固体を除く、二相合成反応混合物系から本発明のメタロ
ホスホアルミネートを製造することによって、本発明の
合成条件下では通常は水相に不溶あるいは水相中では不
安定な一種又は二稈以上の反応物を有機相中に溶液で保
持することを可能にしている。か\る方法が必要とされ
るメタロホスホアルミネートの製造を容易にしている。
更に、有機又は無機指向剤の存在下で無機合成を実施す
ることによって、結晶性メタロホスホアルミネートに対
して微孔性を賦与することが出来る。そのテンプレート
の役割の外に界面活性剤としても作用することが出来る
。それは試薬を含有している有機相及び無機相の共分散
を助長することが出来る。
本発明の合成方法では、反応混合物は元素M、燐及びア
ルミニウムの語源、A3又は二種以上の指向剤、及び上
で規定された様な有機溶媒を含有する。
酸化物及び有機成分で示した、二相合成混合物の総括的
モル組成は: (A)B : (Qt/qO)b: (Alton)(
、: (PzOs)(1: (MOm/*)e:(溶媒
)f:(アニオン源)g” (HtO)h乃至15であ
り、g/(c+d+e )H2より小であり、そしてh
/(c+d+e)は3乃至150である〕である。
反応混合物を注意深く毎時5℃乃至200℃の速度で8
0℃乃至300℃の温度迄加熱して、そして所望のメタ
ロホスホアルミネートの結晶が形成される迄、通常5時
間乃至500時間、この温度範囲内に保持する。結晶化
時には反応混合物のpHを2乃至9に維持すべきである
。これは添加する塩基の濃度を調節することによって達
成できる。
所望のメタロホスホアルミネートの結晶化後、同上物を
含有する反応混合物を濾過して結晶を回収し、例えば水
を用いて洗浄し、次に例えば25℃乃至150℃に常圧
で加熱することKより乾燥する。
有用なアルミニウムの源には、非限定的な例として、既
知の形態のアルミニウムの酸化物又は水酸化物、有機又
は無機の塩及び化合物が包含される。有用な元素Mの源
には、非限定的な例として、既知の形態の非アルミニウ
ム、非燐元素、例えば金属、その酸化物又は水酸化物又
は塩、アルコキシ又は他の有機化合物が包含される。有
用な燐の源には、非限定的な例として、既知の形態の亜
燐酸及び酸化物(酸化燐)、燐酸塩及び亜燐酸塩、及び
燐の有機誘導体が包含される。
有機溶媒は使用される結晶化条件下で、実質上水と混り
合わない如何なる有機液体ともなシ得る。非限定な例に
はアルコール例えば5乃至約10個の炭素原子のアルカ
ノールを含めた有機ヒドロキシ化合物、フェノール及び
ナフトールが包含される。有機溶媒としては極性有機化
合物が好ましい。
反応混合物の有機相は燐、アルミニウム、及び元素M成
分の少なくとも一つの源を含有し、残りの成分は水相に
含有されている。
有機指向剤は好ましくは、有機モノ−、ジ−及びボIJ
−アミン及び次式: %式% 〔但しR又FiR’は1乃至20個の炭素原子のアルキ
ル、1乃至20個の炭素原子のヘテロアルキル、アリー
ル、ヘテロアリール、3乃至6個の炭素原子のシクロア
ルキル、3乃至6個の炭素原子のシクロヘテロアルキル
、又はそれを組合わせたものであり:Eは四配位元素(
例えば窒素、燐)又は脂環式、複素脂環式又は複素芳香
族構造中のへテロ原子(例えばN、0、S、 3e、 
p、 As等)でアシ;そしてXはアニオン(例えば弗
化物、塩化物、臭化物、沃化物、水酸化物、酢酸塩、硫
酸塩又はカルボン酸塩(イオン)である〕を有する有機
オニウム化合物より成る群から選ばれる。Eが脂環式、
複素脂環式、又は複素芳香族構造のへテロ原子の時には
、か\る構造祉: 〔但し、R’は1乃至20個の炭素原子のアルキル、1
乃至20個の炭素原子のヘテロアルキル、アリール、ヘ
テロアリール、3乃至6個の炭素原子のシクロアルキル
又は3乃至6個の炭素原子のシクロヘテロアルキルであ
る〕であっても良い。指向剤は反応混合物の有機相及び
水相に(両方ともに)始めから出現出来る。
特に好ましい指向剤には、アルキルが1から3個の炭素
原子であるアルキルアミン及び、Rが1から4個の炭素
原子のアルキルであり、R’が1から6個の炭素原子の
アルキルであり、Eが窒素でありそしてXがハロゲン化
物又は水酸化物である上で規定されたオニウム化合物が
包含される。
これらの非限定的な例には、ジ−n−プロピルアミン、
テトラプロピルアンモニウムハイドロオキサイド、テト
ラエチルアンモニウムハイドロオキサイド及びテトラプ
ロピルアンモニウムブロマイド、及びヘキサメチル−ヘ
キサンジアンモニウム・ハイドロオキサイド又はブロマ
イドが包含される。適当な組成の無機の水酸化物又は塩
も指向剤として使用出来て、その非限定的な例にはKO
H,NaOH1CsOH,Ca(OH)*、NaC1及
びCsBrが包含される。
本発明の合成方法のより特定的な例示では、水相は燐及
びアルミニウム試薬、例えば燐酸及びアルミナを含有す
る。
溶媒としてヘキサノールを用いる有機相tま元素M例え
は金属、源、例えばテトラ−オルトアルコキシドを含む
。有機指向剤例えばテトラアルキルアンモニウムハイド
ロオキサイド又はアミンは水相及び有機相をエマルショ
ン化して界面を最適化する界面活性剤と17ても作用す
る。元素Mは、その有機化合物の加水分解及び界面を通
過しての水相中への(分解)生成物の移動によって、合
成中に逐次的にゲルに供給される。
メタロホスホアルミネートの核生成及び結晶化のために
、元素M、アルミニウム及び燐を同時に利用できる様に
する必要があるので、この三元素のすべての供給速度を
t1ソ等し、〈せねばならぬ。この事は、H3PO3と
Al、O,の間の中和反応と有aM化合物の加水分解が
一致(協奏)する必要があることを意味する。従って、
アルミナ−燐酸混合物を予備熟成させることが大切であ
る。より更に重要なのは元素供給速度であり、これは諸
因子例えば界面の大きさ、温度、水相のpH1及び有機
溶媒の及びM試薬の濃度及び特性によって変る。
巾広い範囲の条件にわたって実施した数多くの合成から
の情報を要約すると、本発明の方法によるメタロホスホ
アルミネートの結晶化は二段階で起る。第一段階は比較
的低い温度で短時間でのM−P−AI=含有ゲルの形成
と、それに伴ってMの加水分解と移動を行わせしかも燐
酸アルミニウムの生長の防止である。第二段階はより高
い温度でのゲルからのメタロホスホアルミネートの結晶
化に関するものである。
元素Mの加水分解及び移動速度は、先に説明した様に、
界面の大小によって制御されるので、元素Mのとり込み
には混合を増加させる方が有利と考えられる。先に述べ
た様に、pHけ重要な合成の変数である。メタロホスホ
アルミネートの形成が進行している時には、中性付近又
は中性より大きい(即ち約6以上の、9の最高値迄の)
pH値を維持すべきである。メタロホスホアルミネート
の塩基安定度は、燐酸アルミニウムとゼオライトのそれ
の中間と考えられるので、約8又は8より僅かに大きい
pH値が好ましい。
元素M、例えば金属、試薬の加水分解によって果されて
いる主要な役割と、それを本発明の方法中で制御する必
要性避けるために)、ナ1とんと一定のpHを持ってい
る必要がある。この事は、他の試薬を添加する前に、燐
酸中でのアルミナの予備熟成によって達成出来、それは
合成混合物の当初のpHを5−7に上昇させる。
より高いpH値(pH=8又Fi8以上)を達成、維持
するために、有機ハイドロオキサイドの部分的分解後で
さえも、無機塩基を添加しても良い、これらは指向剤と
しての役割もつとめることが出来る。
本発明の方法により製造されたメタロホスホアルミネー
トは、モレキーラー・シーブ又はその他の骨格構造であ
ろう、その場合、それらは特有の(特徴的な)X線粉末
回折パターンを示す明確な職別出来る結晶構造を有する
従って、本発明によって製造されたゲルマノホスホアル
ミネート(germanophosphoalumin
ate )は、MCM−12と呼ばれている、表1に示
す様な%微的な(個有の)X線粉末回折パターンを示す
明確な職別出来る結晶構造を有するモレキュラー・シー
ブでおる。
表  1 11.80±0.2  vs 6.77±〇、05       w 5.88±0.05  m 4.48±0.05  vs 4.20±〇、05  vs 3.96±0.03  va 3.42±0.03  m 3.07±0.03  w 2.97±0.02  w 2.59±0.02  w な(個有の)X線回折パターンを示すモレキーラー・シ
ーブでおる。
表  2 6.31±0.15−m 4.47±0.05   m 3.65±0.03  vs 3.16±0.03       w 2.83±0.02   W 2.58±〇、02   W 本発明によって製造されたアンチモノホスホアルミネー
) (antimonophosphoalumjna
te )は、MCM−14と呼ばれている、表3に示す
様な特徴的な(個有の)X線粉末回折パターンを示す明
確な職別出来る結晶構造を有するモレキュラー・シーブ
である。
表  3 格子面d−間隔(A)   相対強度 11.80±0.2      s −m表  3(続
き) 格子面d−間隔(A)   相対強度 6.84±0.05       m 5.91±0.05m−w 4.46±0.05       s 4.21±0゜05       vs3.96±0.
03       vs3.41±0.03     
  m 3.07±0.03       m 2.96±0.02       m 2.66±〇、02       m 258±0.02       w 本発明によって製造されたバナドホスホアルミネート(
vanadophosphoaluminate )は
、MCM−13と呼ばれている、表4に示す様な%微的
な(個有の)X線粉末回折パターンによって合成したま
\の姿で識別確認されるモレキュラー・シーブである。
表  4 ii、so±0.2w 表  4(続き) 7.25±0.1       m 5.35±0.13 5.20十0.1        m 4.89±0.1       m 4.80±0.1       m 4.46±0.1m−8 4,25±〇、1        vs3.90±0.
05       vs3.69±0.05     
   m3.61±0.05        m3.0
4±0.05        m2.92±0.03 
       m2.86±0.03        
m276十〇、03        m 265十〇、03       m 2.59±0.03       w 本発明によって製造されたポロボスボアルミネート(b
orophosphoaluminate )は、MC
M−15と呼ばれている、表5に示す様な行数的な(個
有の)X線粉末回折パターンを示す明確な識別出来る結
晶構造を有するモレキュラー・シープである。
表  5 格子面d−間隔(A)   相対強度 11.80±0.28 6.82±0.01       m 5.90±0.05      m 4.47±0.05       s 4.25±0.05      vs 3.95±0.03      vs 3.07±0.03       m 2.97±〇、03      m 2.66十〇、02      m 2.59±002      W 上のX線回折データは銅のに一α照射線を用いる理学X
線装置を用いて集めた。度(0)で表した2θ(但しθ
けブラッグ角)を用いるピークの位置は0゜02°の2
θ間隔及び各ステップについて1秒のカウント時間での
ステップ走査によって求めた。オングストローム単位(
A)で測った格子面間隔、d及びバックグランドを差引
いたラインの相対強度、I/I。(但しI。は最強の線
の強度の上である)をプロフィール・フィッテング法(
profile fittingroutine )を
用いて導いた。相対強度は記号vs−極めて強い(75
−100%)、S=強い(50−74%)、m=中位(
25−49係)及びW=弱い(0−24%)を用いて示
しである。特定のメタロホスホアルミネートの種々のカ
ヂオン型は格子面間隔に若干の僅かなシフト及び相対強
度に変化はあるが、実質上同一のパターンを示す。特定
の試料の元素M/アルミニウム及び燐/アルミニウム比
並びに熱履歴の度合いによってその他の変化が起る。
かなシのメタロホスホアルミネー)fl四面体的K(酸
素によって)配位されたM、P及びAI原子を含む骨格
構造を持つ微孔性物質である。それらは、ゼオライトの
それに類似したイオン交換、酸性及び触媒の特性を示す
。(ゼオライト等とは)異なるその酸強度分布(aci
d strengthspectrum)のために、高
過ぎるあるいは低過ぎる酸性度が望捷しからざる二次反
応を生じる酸触媒転化反応に対する触媒として将来性の
ある興味あるものである。例えば、骨格構造のAIに結
合する酸性度は四価の非アルミニウム金属による燐の1
1を換によ−〕て持込壕れる。、反対に、骨格構造のP
に結合する塩基性度は骨格構造のAIを四価の非−アル
ミニウム金属で置換した時に生ずる。
本発明によって合成されたメタロホスホアルミネートは
、金属成分例えば銀、タングステン、バナジウム、モリ
ブデン、レニウム、クロノ1、マンガン、又は例えば水
素化−脱水素又は酸化機能が必要とされる場合には第■
族金属例えば白金又はパラジウム、と緊密に組合わせて
触媒としても使用出来る。か\る成分は組成物中にイオ
ン交換して、その中に含浸して、又は緊密にそれと物理
的に混合して、入れることが出来る。か\る成分は、例
えば白金の場合を例にとると、結晶を白金々属含有イオ
ンを含んでいる溶液で処理することによって、その中又
はその上に含浸させることが出来る。従って、適当な白
金化合物には塩化白金酸、塩化白金及び白金アミン錯体
を含有する種々の化合物がある。
合成したま\のメタロホスホアルミネートの当初のカチ
オン又はアニオンは、当業界周知の方法に従って、他の
カチオン又はアニオンとのイオン交換によって少なくと
も一部分置換出来る。好ましい置換カチオンには、金属
イオン、水素イオン、水素前駆体例えばアンモニウム、
イオン及びその混合物が包含される。特に好ましいカチ
オンには水素、稀土類金属及び元素の周期律表の第1I
A、IIIA、IVA、IB%IIB、IIIB、IV
B、VIB族及び第VIII族の今風が包含される。
典型的なイオン交換の方法は、合成の結晶性メタロホス
ホアルミネートを所望の一梯又は二種以上の置換イオン
の塩と接触させることである。カチオンのか\る塩の例
にはハロゲン化物例えば塩化物、硝酸塩及び硫酸塩が包
含される。
本発明によって製造されたメタロホスホアルミネートは
熱処理によって他の形態に都合良く変換させることが出
来る。熱処理は一般的には、これらの形態の一つを少な
くとも350℃の温度に、少なくとも1分間及び普通に
は20時間を越えない間、加熱することによって実施さ
れる。熱処理は減圧でも行うことが出来るが、便利さの
点で常圧が望ましい。熱処理は約1000℃迄の温度で
実施出来る。
熱処理した生成物はある種の炭化水確転化反応の触媒作
用で殊に有効である。
更に、メタロホスホアルミネートは、吸着剤、イオン交
換体と[7て、又は有機化合物転化プロセスの触媒とし
て使用する場合には、いずれも少なくとも部分的に脱水
すべきである。この事は、空気又は不活性雰囲気例えば
窒素等、中で200℃乃至600℃の範囲の温度に、そ
して常圧、減圧又は加圧下で、30分乃至48時間加熱
することによって実施出来る。単にメタロホスホアルミ
ネートを真空中に置くことによって、室温で脱水するこ
とも出来るが、充分な脱水率を得るにはより長い時間が
必要である。従ってメタロホスホアルミネートの所望の
脱水あるいは熱処理の度合いに応じて、1分間乃至48
時間200℃乃至1000℃の温度で加熱処理すると良
い。
本発明に依って製造されたメタロホスホアルミネートの
結晶は極めて様々の粒子サイズに成型出来る。一般的に
言うと、粒子は粉末、顆粒あるいは成型品、例えば2メ
ッシュ(タイラー)の篩は充分に通過しそして400メ
ツシユ(タイラー)の篩に留る粒子サイズを有する押出
成型品、の形態に出来る。組成物を、例えば押出成型に
依って、成型する場合には、結晶を乾燥前に押出成型す
るかあるいは部分乾燥して押出成型することが出来る。
多くの触媒の場合には、メタロホスホアルミネートを有
機転化プロセスで使用される温度及び他の諸条件に抵抗
性を有する他物質と複合させることが望ましい。か\る
物質には、活性及び不活性物質及び合成あるいは天然産
ゼオライト並びに無機物質例えば粘土、シリカ及び/又
は金属酸化物がある。後者は天然産のものでも、あるい
はゲル秋沈澱の形でも、あるいはシリカ及び金属酸化物
の混合物を含んだゲルであっても良い。メタロホスホア
ルミネートと組合わせての活性な物質の使用は、ある種
の有機転化プロセスでは触媒の転化率及び/又は選択率
を改善する傾向がある。不活性な物質は所定の反応で転
化量を制御する稀釈剤として適切に働くので、反応の速
度を制御する他の手段を利用すること無く、生成物を経
済的且つ規則的に得ることが出来る。これらの物質は生
産的な操業条件下での触媒の破砕強度を改善するために
天然産粘土、例えばベントナイト及びカオリン中に包含
させても良い。該物質、即ち粘土、酸化物等は触媒のバ
インダーとして働く。商業生産上の使用では触媒が粉末
状物質に崩壊するのを防止するのが望着しいので、良好
な破砕強度を有する触媒を提供するのが望ましい。これ
らの粘土バインダーは通常、触媒の破砕強度を改善する
目的にだけ使用されている。
本発明のメタロホスホアルミネートと複合出来る天然産
粘土には、モンモリオナイト及びカオリン族が包含され
、この族にはサブベントナイト、及びデキシー、マクナ
ミー、ジョージャ及びフロリダ白土として一般的に知ら
れているカオリンあるいは主要鉱物成分がハロイサイト
、カオリナイト、ジツカイト、ナクライト、あるいはア
ナウキサづトであるその他の鉱物が包含される。か\る
粘土は採掘したま\の粗製の状態でも、か焼して酸処理
あるいは化学変性したものでも使用出来る。本発明の結
晶と複合のために有用なバインダーには無機酸化物、特
にアルミナ又はシリカも包含される。
前述の物質以外に、メタロホスホアルミネートは多孔性
マトリックス物質例えば燐酸アルミニウム、シリカ−ア
ルミナ、シリカ−マグネシア、シリカ−ジルコニア、シ
リカ−トリア、シリカ−ベリリア、シリカ−チタニア並
びに三元組成物例えばシリカ−アルミナ−トリア、シリ
カ−アルミナ−ジルコニア、7リカーアルミナーマグネ
シア及びシリカ−マグネシア−ジルコニアと複合出来る
。微粉砕した結晶性メタロホスホアルミネート物質と無
機酸化物ゲル・マ) IJソックス相対比率は、複合物
の約1乃至約90重量%の範囲の、及びより普通には、
特に複合物がビード又は押出成型品の形態で製造される
時には、複合物の約2から約80重i%の範囲の、結晶
含量で大巾に変り得る。
な水素化成分を含有しているのだが、370℃乃至54
0’C(7)温度、790乃至7000kPa(100
乃至101000psiの、好ましくは1480乃至4
930kPa(200乃至700 psig)の圧力、
0.1乃至10の、好ましくは0.5乃至4の液空間速
度、及び1乃至20の、好ましくは4乃至12の水素/
炭化水素モル比を使用して改質原料を改質出来る。水素
化成分例えば白金がある場合には本発明のメタロホスホ
アルミネートの一種又は二種以上より成る触媒はn−パ
ラフィンの水素化異性化()・イドロアインメリゼーシ
1ン)にも使用出来る。か\る水素化異性化は90℃乃
至375℃の、好ましくけ145℃乃至290℃の温度
で、0.01乃至2の、好ましくけ0.25乃至0.5
0至480℃の温度を用いるオレフィン又は芳香族の異
性化に使用出来る。かかる触媒は軽油の流動点降下のた
めにも使用出来る。この反応は10乃至30の液空間速
度で、そして425℃乃至595℃の温度で実施される
。本発明のメタロホスホアルミネートより成る、金r4
例えば白金を含有している触媒を利用して達成出来るそ
の他の反応には、水素化−脱水素反応及び脱硫反応、オ
レフィン重合(オリゴメリゼーション)及びその他の有
機化合物転化、例えはアルコール(例えばメタノール)
又はエーテル(例えばジメチルエーテル)の炭化水素へ
の転化、及びアルギル化剤(例えばエチレン)の共存下
での芳香族(例えばベンゼン)のアルキル化が包含され
る。
本発明をより完全に説明するために以下の実施例を示す
実施例中で、梯々の吸着剤の収着能力(収着性)を比較
するために吸着データが示されている時は、常に以下の
様にして測定した: か焼しである吸着剤の秤量した試料を、乾燥窒素と混合
した25℃での吸着質の平衡蒸気の流通流と接媒させた
吸着質は水蒸気、n−ヘキサン、2−メチルペンタン、
キシレンあるいはシクロヘギサン蒸気であった。試料の
温度は120℃としたオルト−キシレン及び60℃とし
て水以外は90℃に保った。重量法で測定した重量増加
をか焼:(空気中20℃/minで450℃)した吸着
剤100y−当りの?数での試料の吸着能に変換した。
アル2・1−値を測定する場合には、アルファー値が標
準触媒と比較したその触媒の接触分解活性の大略の指標
であり、それは(単位時間当り触媒容積当シのn−ヘキ
サン転化反応速度の)相対速度庁数を示すことに注目さ
れたい。
アルファー値は高活性シリカ−アルミナ分解触媒の活性
を1(速度定数= 0.0165ec−’ )のアルフ
ァーにとって基準としている。ゼオライ)H2SM−5
の場合には、1のアルファー値を与えるのに僅か174
ppmの四面体的に配位されたAl、O,が必要なだけ
である。アルファー試験は米国特許第3,354,07
8号及びザ・ジャーナル・オブ・キャタリシ/((Th
e Journal of Catalysis)、第
4巻、第522−529頁(1965年8月)に記載さ
れている。
イオン交換能を試験した時には、メタロホスホアルミネ
ートのアンモニウム型の温度をプログラム制御した(昇
温)分解中に発生する気態のアンモニアをスルファミン
酸の溶液を用いて滴定することに依り測定している。こ
の方法はジ−・チー・カー(G、T−Kerr )及び
ニー・ダブリュー・ケエスタ−(A−W−Cheste
r)によってサーモシミ力・アクタ(Thermoch
imica Acta )、第3巻、第113−124
頁(1971年)に記載されている。
実施例1 121のGe (OCzHe入及び60 Pi −ヘキ
サノールよシ成る有機相、及び23.1 F H3PO
3(85%)、 1101AI20.3751’TEA
OH(40チ)及び71y−の水より成る水相を用いて
二相合成反応混合物を調製した。この反応混合物は全体
として、原子係で10.8%Ge 45%P及び44.
2%A1、を含む組成を有していた。有機相中の指向剤
はエトラエチルアンモニウムハイドロオキサイド(TE
AOH)であった。
反応混合物毎時50℃の速度で130℃に加熱してその
温度に24時間保った。次にこれを180℃に加熱して
、その温度に144時間保持した。この時間中800 
rpmで回転攪拌させることによって混合を行った。当
初及び最後のpHはそれぞれ6.5及び7であった。
結晶性生成物を濾過により反応混合物から分離し、水洗
して80℃で乾燥した。生成物結晶性ゲルマノホスホア
ルミネートは原子幅で0.1.%Ge、 49.35%
P1及び50.64%A1を含んでいる組成を有してい
た。合成したままのゲルマノホスホアルミネートの試料
を次にX線分析にかけた。その結果、表6に示す個有の
回折線を示す結晶性モレキュラー・シープであることが
判明した。
表  6 11.7908 7.491 77.436.8111
 12.987 11.725.8997 15.00
4 32.034.461?  19.883 73.
684.2249    21.010   77.7
93.9501    22.490  100.00
3.5911    24.772    6.073
.41?7    26.050   52.923.
0678    29.084   1B、002.9
554    30.216   24.282.65
63    33.714    7.712.580
4    34.737   21.87実施例2 実施例1の結晶性ゲルマノホスホアルミネートの一部を
、空気中、450℃で4時間か焼して、次にX線分析し
た。
その結果を表7に示す。
表  7 11.6198    7.602   9426表 
 7(続き) 6.7252    13.154   25.205
.8292    15.187   10.874.
4056    20.139   29.824.0
399    21.984   15.053.92
76    22.621   100.003.62
55    24.533    5.173.370
7    26.420   35.813.0865
    28.904   18.653.0349 
   29.406   12.042.9222  
  30.567   22.282.6595   
 33.672    6.65実施例3 実施例1のゲルマノホスホアルミネートの一部を実施例
2に記載した様にか暁して、IM N’HcN(hの水
溶液を用いてアンモニウム交換させた、アンモニアの発
生から測定したイオン交換能(容量)は1.25meq
154であると測定された。
実施例4 実施例3でのアンモニウム交換させたMCM−12物質
の一部を不活性な窒素雰囲気中でデニボン熱重量分析装
置(DuPont Thermogravimetri
c Aanalyer )で10℃/minの速度で1
000℃に加熱した。重量減少を測定し、発生ガスを稀
スルファミン酸で滴定した。重量対温度及び滴定液量対
温度の曲線をプロットし、最大のアンモニア脱離の温度
を数値データから読取った。
比較のために、米国特許第4,440,871号の実施
例9に記載のとおり製造した’5APO−5”の同量を
、MCM−12(実施例3)と正確に同一の方法でか焼
してアンモニウム交換させ、これも上記の様に処理して
最大のアンモニア脱離の温度を求めた。結果は: 物質    TPADピーク、Tmax’CCM−12 5APO−5230 繰返して比較したが同一の結果が得られた。
実施例5 実施例3の生成物をアルファー試験にかけたところ、0
.6のアルファー値を持っていることが判明した。
実施例6 実施例3のか焼しであるゲルマノホスホアルミネート生
成物の試料を収着特性について評価して、そのモレキュ
ラー・シーブ性を確認した1、重量係の結果は次の通り
であった: ヘキサン(90℃):2.87係 水  (60℃):0.59% 実施例7 12 PGe(0CtHn)a及び60 Pi −ヘキ
サノールより成る有機相、及び23.1 PH3PO4
(85係)、10 PA1*Oi、31 P TMAO
H(2s%)及び709−の水より成る水相を用いて二
相合成反応混合物を調製した。反応混合物は全体として
原子類で10.8%Ge、45%p and 44.2
%AIを含む組成を有していた。指向剤はテトラメチル
アンモニウムハイドロオキサイド(TMAOH)であっ
た。
反応混合物を50℃/hrで130℃に加熱して、その
温度に24時間保持した。次にこれを180℃に加熱し
て、そこに144時間保持した。この時間中、800r
pmで回転攪拌することにより混合を行った。当初及び
最終のpHは7.5であった。
p過によって結晶性生成物を反応混合物から分離し、水
洗して次に80℃で乾燥した。生成物結晶性ゲルマノホ
スホアルミネートは原子類で4.4%Ge、50.0%
P、及び45.6%AIを含んでいる組成を有していた
。合成したままのゲルマノホスホアルミネートの試料を
次にX線分析にかけた。それは、表8に示す回折線を7
Fす結晶性モレキュラー・シーブであることが明らかと
なった。
表  8 6.3046 14.036 48.144.4609
 19.887 43.853.9898 22.26
3 7.523.6431 24.413100.00
3.4258 25.988 68.733.3699
 26.427 10.943.1550 28.26
2 17.002.8242 31.655 15.5
12.5780 34.769 22.07実施例8 実施例7の結晶性ゲルマノホスホアルミネートの一部を
空気中、450℃で4時間か焼して、次にX線分析した
結果を表9に示す。
表  9 6.3051 14.034 71.434.4604
 19.889 43.553.9902 22.26
1 6.60!6431 24.413100.003
.4255 25.990 57.803.1556 
28.257 18.112.8241 31.656
 17.762.5784 34゜765 24.57
実施例9 実施例7のゲルマノホスホアルミネートの一部を、実施
例8に記載された如くか焼して、1MNH4N01の水
溶液を用いてアンモニウム交換させた。この生成物は0
.6のアルファー値とアンモニアの発生から測定して0
.405meq/yとなるイオン交換能を有しているこ
とが明らかとなった。
実施例10 ゲルマニウム試薬t105’sbα)CzHs)mと交
換して、実施例1の合成を繰返した。当初及び最終のp
Hfl 7.5であった。得られた結晶性アンチモノホ
スホアルミネートは原子チで10.2チSb、47.0
循P及び42.8係AIの組成を有しており、そして表
10に示す個有の回折パターン金示した。
表  10 11.7773    7.500   36.846
.8081    12.993    6.066.
4249   13.771   14.985.89
32   15.021   1?。474.4565
   19.907   39.724.2346  
 20.961   61.283.9485   2
2.499   56.023.5998   24.
712    3.183.4047   26.15
2   19.913.2167   27.710 
  100.00表  10(続き) 3.0683     29.078    10.1
22、.9517     30.254    14
.992.7879     32.079    4
1.422.6560     33.717    
 5.292.5752     34.809   
 13.39実施例11 実施例10の結晶性アンチモノホスホアルミネートの一
部を空気中、450℃で4時間か焼して、次にX線分析
した。結果を表11に示す、。
表  11 11.8868    7.431   17.874
.3356   20.468   31.164.1
185   21.559   100.003.95
70   2Z450   21.24表  11(続
き) 3.4380    25.894   25.403
.0728    29.035   64.022.
9475    30.299   21.98Z65
32    33.755   13.83実施例12 実施例10の結晶性アンチモノホスホアルミネートの一
部を実施例11の記載の様にか焼して、LM NH,N
o、の水溶液を用いてアンモニウム交換させた。アンモ
アの発生で測定したイオン交換能は1.3 meq /
 、li’であった。
実施例13 実施例12のアンモニウム交換しであるアンチモノホス
ホアルミネー)MCJi−14物質を実施例4の熱重量
分析にかけて、次の結果を得た: 物質    TPADビーク、Tmax℃MCM−14
180 SAPO−5230 比較を再び実施して、同一の結果を得た。
実施例14 実施例12の生成物をアルファー試験で試験したところ
0.6のアルファー値を有してた。
実施例15 実施例12のか焼しである生成物アンチモノホスホアル
ミネートの試料を収着特性について評価し、モレキュラ
ー・シープ性であることを確認した。重量係で示した結
果は次の通りであった: ヘキサン(90℃):0.60チ 水  (60℃):3.28% 実施例16 ゲルマニウム試薬を7. Of BCOCxHs)sと
交換して、実施例1の合成を繰返した。当初及び最終の
pHは7であった。得られた生成物結晶性ポロホスホア
ルミネートは原子係で0.1%B149.7%P及び5
0.2%AIの組成を有しておシ、表12のX線回折パ
ターンを示した。
表  12 11.7017    7.549    69.43
6.7721   13.062    14025.
8747    15.068     27.614
.4422   19.971    55.764.
2632    20.819     62.634
.1992    21.140    100.00
3.9345    21580     95.21
3.6375    24.451      7.4
03.5738    24.894      6.
753.1480    2&327      3.
873.0559    29.199     19
.6719492    30.281     17
.97表  12(続き) 2.6463    33.846    6.422
.5746    34.817   14.01実施
例17 実施例16の結晶性ポロホスホアルミネートの一部を空
気中、450℃で4時間か暁して、次にX線分析した。
結果を表13に示す。
表  13 11.8989    7.423   100.00
6.8705   12.874    19.456
.9525   14.871    7.754.5
020   19.703     :1934.18
19   21.228    48.753.961
9   2Z422    59.253.4390 
  25.886    7.78表  13(続き) 3.0?15    29.048   11.612
.9808    29.952   15.362.
6591    33.677    5.082.6
015    34.446   14.22実施例1
8 実施例16の結晶性ポロホスホアルミネートの一部を実
施例17に記載した様にか焼して、IM NH4NO3
の水溶液を用いてアンモニウム交換させた。アンモニア
の発生から求めたイオン交換能は0.257 meq/
Pであった。
実施例19 実施例18の生成物をアルファー試験にかけたところ、
0.2のアルファー値を有することが明らかとなった。
実施例20 実施例18のか焼しである生成物ポロホスホアルミネー
トの試料を収着特性について評価して、そのモレキコラ
ー・シープ性を確認した。重量係での結果は次の通りで
あった。
ヘキサン(90℃):1.31% 水  (60℃):0.42係 実施例21 実施例18のアンモニウム交換したMCM−15生成物
を実施例4の熱重量分析にかけたところ、最大のアンモ
ア脱離の温度は150℃であった。
実施例22 ゲルマニウム試薬を12゜OF VOα)CxHJsと
交換して、実施例1の合成を繰返した。当初のpHが6
.5、最終のpHが7.5であった。得られた結晶性バ
ナドホスホアルミネートは原子%テt、2%v、529
%P及び45.9%AI(7)組成を有しておシ、その
X線回折パターンを表14に示した。
表  14 11.7702     7.505     9.2
97.2493    12.199    11.9
75.3449    16.572    75.0
15.2002    17.037    13.6
84.8924    18.117    27.6
54.7983    18.475    33.9
34.4613    19.885     4.8
14.2583    20.843    83.2
83.9109    22.718   100.0
03.6903    24.096    41.4
53.6184    24.582    21.7
53.4359    25.910     8.4
93.3905    26.263     9.6
33.2255    27.632     6.0
43.1834    28.006     9.5
33.0399    29.356    91.5
72.9122    30.675    56.4
12.8673    31.167    52.7
22.7598    32.413    17.9
62.6364    33.976    15.3
62.5745    34.819    15.8
8実施例22の結晶性バナドホスホアルミネートの一部
を空気中、450℃で4時間か焼して、次にX線分析し
た。
結果を表15に示す。
表  15 11.8727    7.440    8.795
.1882   17.076    35.684.
3101   20.590   100.004.0
891   21.716    78.263.94
91   22.495    30.563.857
3   23.038    15.573.5869
   24.801    45.723.0458 
  29.298    16.012.9156  
 30.638    9.632.8746    
 31.086      5.132.6258  
 34.117    4.44実施例24 実施例22からのMCM−13生成物の一部を実施例2
3の様にか焼して、IM NH4NO3の水溶液を用い
てアンモニウム交換させた。アンモニアの発生から求め
たイオン交換能は0.79meq/7であった。
実施例25 実施例24からのアンモニウム交換しであるMCM−1
3物質の一部を不活性の窒素雰囲気中でデュポン熱重量
分析装置で10℃/m i n、の速度で1000℃に
加gした。重量減少を記録し、そし7て発生したガスを
稀スルファミノ酸で滴定した。重量対温度及び滴定液量
対温度の曲#をプロットし、最大のアンモア脱離の温度
を数値データから読取った。
比較のために、米国特許第4,440,871号の実施
例9に記載された方法でつくった同(tの5APO−5
”をMCM−13(実施例3)と正確に同一の方法でか
暁してアンモニウム交換させて、さらに上記の様に処理
して、最大のアンモア脱離の温度を求めた。
結果Vi=   物質  TPADピー久Tmax’C
MCM−13182 SAPO−5230 であった。比較を繰返したが同一の結果が得られた。
実施例26 実施例24の生成物をアルファー試験にかけたところ0
.2のアルファー値を有していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、無水の状態で次式: Q^q^+_i_/_q:(AlO^−_2)_1_−
    _x:(PO^+_2)_1_−_y:(MO^m^−
    ^4_2)_x_+_y:T^t^−_j_/_t〔但
    しQは原子価qのカチオンであり、Tは原子価tのアニ
    オンであり、そしてMはゲルマニウム、バナジウム、ア
    ンチモン及び硼素から選ばれた原子価mの一種又は二種
    以上の元素であるか、あるいは該元素と珪素との組合わ
    せであり、x、y、i及びjは関係式: i−j=y−x+(4−m)(x+y) を満足する数である〕の組成を有する結晶性メタロホス
    ホアルミネートであり、且つ少なくとも約0.002m
    eq/gのイオン交換能を有することを特徴とする該結
    晶性メタロホスホアルミネート。 2、無水の状態で次式: A_v:Q^q^+_i_/_q:(AlO^−_2)
    _1_−_x:(PO^+_2)_1_−_y:(MO
    ^m^−^4_2)_x_+_y:T^t^−_j_/
    _t〔但し、Aは有機指向剤であり、そしてvはAのモ
    ル数である〕の組成より成る特許請求の範囲第1項記載
    のメタロホスホアルミネート。 3、元素Mがゲルマニウムであり且つ本明細書の表1に
    示した個有のX線回折パターンを実質上有する特許請求
    の範囲第1項記載のメタロホスホアルミネート。 4、元素Mがゲルマニウムであり且つ本明細書の表2に
    示した個有のX線回折パターンを実質上有する特許請求
    の範囲第1項記載のメタロホスホアルミネート。 5、元素Mがアンチモンであり且つ本明細書の表3に示
    した個有のX線回折パターンを実質上有する特許請求の
    範囲第1項記載のメタロホスホアルミネート。 6、元素Mがバナジウムであり且つ本明細書の表4に示
    した個有のX線回折パターンを実質上有する特許請求の
    範囲第1項記載のメタロホスホアルミネート。 7、元素Mが硼素であり且つ本明細書の表5に示した個
    有のX線回折パターンを実質上有する特許請求の範囲第
    1項記載のメタロホスホアルミネート。 8、無水の状態で、次式: A_v:Q^q^+_i_/_q:(AlO^−_2)
    _1_−_x:(PO^+_2)_1_−_y:(MO
    ^m^−^4_2)_x_+_y:T^t^−_j_/
    _t〔但しAは有機指向剤であり、vはAのモル数であ
    り、Qは原子価qのカチオンであり、Tは原子価tのア
    ニオンであり、そしてMはゲルマニウム、バナジウム、
    アンチモン及び硼素から選ばれた原子価mの一種又は二
    種以上の元素であるか、あるいは該元素と珪素との組合
    わせであり、x、y、i及びjは関係式: i−j=y−x+(4−m)(x+y) を満足する数である〕の組成を有することを特徴とする
    結晶性メタロホスホアルミネートであり、而して少なく
    とも約0.002meq/gのイオン交換能を有する該
    結晶性メタロホスホアルミネートの合成方法に於て; a、液体の有機相及び液体の水相より成る反応混合物で
    あって、而して次の関係: (A)_a:(Q_2_/_qO)_b:(Al_2O
    _3)_c:(P_2O_5)_d:(MO_m_/_
    2)_e:(溶媒)_f:(アニオン源)_g:(H_
    2O)_h〔但し、a、b、c、d、e、f、g及びh
    は次の諸関係; a/(c+d+e)は4より小であり、 b/(c+d+e)は2より小であり、 e/(c+d)は2より小であり、 f/(c+d+e)は0.1乃至15であり、g/(c
    +d+e)は2より小であり、且つh/(c+d+e)
    は3乃至150である、を満足する数であり;溶媒は実
    質上水と混り合わない有機溶媒である〕で諸成分を含有
    し、且つ該反応混合物の当初の調製に際して、Al_2
    O_3、P_2O_5及びMO_m_/_2の一つの源
    を有機相中に分散又は溶解させた該反応混合物を調製し
    :b、毎時約5℃乃至200℃の速度で反応混合物を8
    0℃乃至300℃の温度に加熱し、 c、反応混合物を攪拌して有機相及び水相を緊密に混ぜ
    合わせ、 d、反応混合物を80℃乃至300℃の温度及び2乃至
    9のpHに(結晶性メタロホスホアルミネートの結晶が
    形成される迄)保持し、且つ e、メタロホスホアルミネートを回収することを特徴と
    する該結晶性メタロホスホアルミネートの合成方法。 9、メタロホスホアルミネート生成物を加熱して物質A
    を除去する工程を更に含む特許請求の範囲第8項記載の
    方法。 10、有機指向剤が有機モノ−、ジ−又はポリアミン或
    いは次式: R_4E^+X^−又は(R_3E^+R^1E^+R
    _3)2X^−〔但し、Rは1乃至20個の炭素原子の
    アルキル、1乃至20個の炭素原子のヘテロアルキル、
    アリール、ヘテロアリール、3乃至6個の炭素原子のシ
    クロアルキル、3乃至6個の炭素原子のシクロヘテロア
    ルキル、又はその組合わせであり;Eは四配位元素又は
    脂環式、ヘテロ脂環式又はヘテロ芳香族構造のヘテロ原
    子であり;そしてXはアニオンである〕を有するオニウ
    ム化合物である特許請求の範囲第8項又は第9項記載の
    方法。 11、有機化合物の転化方法に於て、該有機化合物を転
    化条件下で、無水の状態で次式: Q^q^+_i_/_q:(AlO^−_2)_1_−
    _x:(PO^+_2)_1_−_y:(MO^m^−
    ^4_2)_x_+_y:T^t^−_j_/_t〔但
    しQは原子価qのカチオンであり、Tは原子価tのアニ
    オンであり、そしてMはゲルマニウム、バナジウム、ア
    ンチモン及び硼素から選ばれた原子価mの一種又は二種
    以上の元素であるか、あるいは該元素と珪素との組合わ
    せであり、x、y、i及びjは関係式: i−j=y−x+(4−m)(x+y) を満足する数である〕の組成を有する結晶性メタロホス
    ホアルミネートであり、且つ少なくとも約0.002m
    eq/gのイオン交換能を有することを特徴とする該結
    晶性メタロホスホアルミネートを必須成分とする触媒と
    接触させることを特徴とする有機化合物の転化方法。
JP60114417A 1984-05-30 1985-05-29 メタロホスホアルミネ−ト及びその合成方法 Pending JPS6110014A (ja)

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US615482 1984-05-30
US615488 1984-05-30
US615391 1984-05-30
US718326 1985-04-01
US718269 1985-04-01
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US615496 1996-03-11

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