JPS609982Y2 - レコ−ドプレ−ヤ− - Google Patents
レコ−ドプレ−ヤ−Info
- Publication number
- JPS609982Y2 JPS609982Y2 JP13801678U JP13801678U JPS609982Y2 JP S609982 Y2 JPS609982 Y2 JP S609982Y2 JP 13801678 U JP13801678 U JP 13801678U JP 13801678 U JP13801678 U JP 13801678U JP S609982 Y2 JPS609982 Y2 JP S609982Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- cabinet
- record player
- player
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はレコードプレーヤーに関するものである。
レコードプレーヤーの音響特性に与える大きな要因とし
てハウリングの問題がある。
てハウリングの問題がある。
ハウリングとはスピーカーからの音響出力が振動や音圧
を媒体としてプレーヤーにフィードバックされることに
より生ずる一種の発振現象で、ノ\ウリングが生ずれば
音質が悪化することは言う迄もないが、ハウリングが生
ずるに至らないまでも音質が悪化してS/Nや過渡現象
の悪化等の問題を生ずることがある。
を媒体としてプレーヤーにフィードバックされることに
より生ずる一種の発振現象で、ノ\ウリングが生ずれば
音質が悪化することは言う迄もないが、ハウリングが生
ずるに至らないまでも音質が悪化してS/Nや過渡現象
の悪化等の問題を生ずることがある。
ハウリングの要因にプレーヤーのキャビネットが挙げら
れ、キャビネットはスピーカーからの音圧で振動させら
れないことが必要である。
れ、キャビネットはスピーカーからの音圧で振動させら
れないことが必要である。
ところで従来のキャビネットの材料としてはアルミニウ
ムを主体としたもの、合成樹脂を主体としたもの、ハー
ドボードやパーチクルボード等の木を主体としたもの等
があったが振動特性、経年変化、寸法精度、加工性、外
観等プレーヤーキャビネット材としての要求に対しては
一長一短があり完全と迄に至らなかった。
ムを主体としたもの、合成樹脂を主体としたもの、ハー
ドボードやパーチクルボード等の木を主体としたもの等
があったが振動特性、経年変化、寸法精度、加工性、外
観等プレーヤーキャビネット材としての要求に対しては
一長一短があり完全と迄に至らなかった。
又ゴムは対数減衰率が大きく振動特性は優れているが強
度剛性が小さく又経年変化が大きく湿度変化に弱い等の
理由によりキャビネット材としては実用には至らなかっ
た。
度剛性が小さく又経年変化が大きく湿度変化に弱い等の
理由によりキャビネット材としては実用には至らなかっ
た。
本考案は斯かる問題に対処すべく為されたもので、スピ
ーカーの音圧により共振しにくいキャビネットを構威し
、ハウリングを改善できるようにすることを目的とする
。
ーカーの音圧により共振しにくいキャビネットを構威し
、ハウリングを改善できるようにすることを目的とする
。
以下本考案を実施例を示す図面に基づいて説明する。
先ず第1実施例を示す第1図及び第2図に基づき説明す
ると、1はプレーヤーキャビネット、2はプレーヤー全
体を支持して防振の役割りを果たすインシュレーター、
3はターンテーブル、4は該ターンテーブル3上に載せ
られたターンテーブルシート、5はアームベース、6は
該アームベース5に回転可能に支持されたピックアップ
アーム、7はカートリッジ、8はダストカバーである。
ると、1はプレーヤーキャビネット、2はプレーヤー全
体を支持して防振の役割りを果たすインシュレーター、
3はターンテーブル、4は該ターンテーブル3上に載せ
られたターンテーブルシート、5はアームベース、6は
該アームベース5に回転可能に支持されたピックアップ
アーム、7はカートリッジ、8はダストカバーである。
前記ターンテーブル3はモータ9のシャフト9aに取り
付けられて回転するようになっており、モータ9及び前
記アームベース5は鉄板より成る基体10上に取り付け
られている。
付けられて回転するようになっており、モータ9及び前
記アームベース5は鉄板より成る基体10上に取り付け
られている。
又この基体10の下側には前記インシュレーター2が取
り付けられると共に該基体10は前記モータ9及びアー
ムベース5の取付部を除いて全面がゴムの被覆体11で
覆われている。
り付けられると共に該基体10は前記モータ9及びアー
ムベース5の取付部を除いて全面がゴムの被覆体11で
覆われている。
このとき前記インシュレーター2は被覆体11から下方
に突出している。
に突出している。
前記基体10と被覆体11とによりプレーヤーキャビネ
ットを構成している。
ットを構成している。
次に第2実施例を示す第3図に基づいて説明する。
この実施例は前記第1実施例のものにおいて被覆体11
の上面に化粧用基体12を取り付けたものである。
の上面に化粧用基体12を取り付けたものである。
前記2つの実施例において前記基体10.12の材料と
しては鉄等の金属、合成樹脂、木材等剛性を有する材料
が使われる。
しては鉄等の金属、合成樹脂、木材等剛性を有する材料
が使われる。
従ってプレーヤーキャビネット1は前記剛性材料から成
る基体10とゴムの被覆体11にて構成されていて基体
10で強度を持たせ、ゴムの被覆体11て振動吸収を行
なうようにした構成であり、斯かるキャビネット1を有
するレコードプレーヤーのハウリング特性を第4図に示
す。
る基体10とゴムの被覆体11にて構成されていて基体
10で強度を持たせ、ゴムの被覆体11て振動吸収を行
なうようにした構成であり、斯かるキャビネット1を有
するレコードプレーヤーのハウリング特性を第4図に示
す。
即ちプレーヤーに20〜2000Hz迄音圧出力レベル
(SPL)90dB与えた場合のピックアップ出力特性
を示しており、レベルが高い程ハウリングに弱いことが
判る。
(SPL)90dB与えた場合のピックアップ出力特性
を示しており、レベルが高い程ハウリングに弱いことが
判る。
第4図Aは本考案におけるキャビネットを有するレコー
ドプレーヤーのハウリング特性、Bは従来のキャビネッ
トを有するレコードプレーヤーのハウリング特性である
。
ドプレーヤーのハウリング特性、Bは従来のキャビネッ
トを有するレコードプレーヤーのハウリング特性である
。
以上説明したように本考案によれば、ターンテーブルを
回転支持するモータとピックアップアームのアームベー
スとを剛性を有する材料から戒る基体に直接取り付け、
これを粘弾性材料から成る被覆体により、前記モータお
よびアームベースの周辺のみを除いて周囲全体を覆うと
いう合理的な構成としたので、最も振動を防止すべきタ
ーンテーブルおよびピックアップの振動防止と、キャビ
ネットの強度低下の防止とを共に達威し得る。
回転支持するモータとピックアップアームのアームベー
スとを剛性を有する材料から戒る基体に直接取り付け、
これを粘弾性材料から成る被覆体により、前記モータお
よびアームベースの周辺のみを除いて周囲全体を覆うと
いう合理的な構成としたので、最も振動を防止すべきタ
ーンテーブルおよびピックアップの振動防止と、キャビ
ネットの強度低下の防止とを共に達威し得る。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は第1実施
例におけるレコードプレーヤーの側面図、第2図は同縦
断面図、第3図は第2実施例の縦断面図、第4図はピッ
クアップの出力特性図である。 1・・・・・・プレーヤーキャビネット、3・・・・・
・ターンテーブル、5・・・・・・アームベース、6・
・・・・・ピックアップアーム、9・・・・・・モータ
、10・・・・・・基体、11・・・・・・被覆体。
例におけるレコードプレーヤーの側面図、第2図は同縦
断面図、第3図は第2実施例の縦断面図、第4図はピッ
クアップの出力特性図である。 1・・・・・・プレーヤーキャビネット、3・・・・・
・ターンテーブル、5・・・・・・アームベース、6・
・・・・・ピックアップアーム、9・・・・・・モータ
、10・・・・・・基体、11・・・・・・被覆体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ ターンテーブルを回転支持するモータとピックアッ
プアームのアームベースとが直接取り付けられた金属等
の剛性を有する材料から戒る基体と、前記モータおよび
アームベースの周辺のみを除いて前記基体の周囲全体を
包むゴム等の粘弾性材料から成る被覆体とにより構威さ
れたキャビネットを備えたレコードプレーヤー。 2 被覆体は、上面に化粧材が取り付けられた構成とし
た実用新案登録請求の範囲第1項記載のレコードプレー
ヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13801678U JPS609982Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | レコ−ドプレ−ヤ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13801678U JPS609982Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | レコ−ドプレ−ヤ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5557113U JPS5557113U (ja) | 1980-04-18 |
JPS609982Y2 true JPS609982Y2 (ja) | 1985-04-06 |
Family
ID=29110777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13801678U Expired JPS609982Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | レコ−ドプレ−ヤ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609982Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-06 JP JP13801678U patent/JPS609982Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5557113U (ja) | 1980-04-18 |
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