JPS609964A - 袋帯地の界切線矯正方法 - Google Patents

袋帯地の界切線矯正方法

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JPS609964A
JPS609964A JP11966783A JP11966783A JPS609964A JP S609964 A JPS609964 A JP S609964A JP 11966783 A JP11966783 A JP 11966783A JP 11966783 A JP11966783 A JP 11966783A JP S609964 A JPS609964 A JP S609964A
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木村 喜三郎
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KIMURA SOUGEI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の除去、並びに風合をよシ良くさせる等のために整理加
工がなされている。その整理加工工程において、従来ネ
ックとされてーた,彎曲した見切線の矯正を、ほぼ完べ
き4直線状に矯正処理し、みごとな見栄えに仕上げるこ
とができるようにした袋帯地の見切線矯正方法に関する
ものである。
袋帯の製織において、従来の製織技術によって袋帯地の
見切線を直線に縁上げるために種々に研究努力は4され
ているが.未だ製織技術面においては開示されていない
のが現状でめつ友だけで々く、製織技術上では不可前祝
されている。従って、製織された袋帯地において、前記
見切線が彎曲等して不正状態となって織上げられること
は止むを得ないこととされている。
ところで、製織された袋帯を消費者或いは関保者か、本
仕立てするに当力、大抵、見切線に沿って裏側に折込ん
で仕立てるものであるが、その見切線が彎曲しているた
めに4当然ではるるか、その折込んだラインが彎曲して
、その状態のたれ先や手先が形成されてしまう欠点があ
る。又、彎曲した見切線に沿わないで折込んだラインを
直線にした場合は4界切線の一部が裏側に入ってしまい
、見切生地の一部が出たまkになる欠点がある。更に又
、関西仕立ての場合のように、見切線が全部外に出るよ
うに、見切線よシ外側の見切生地の中程を折込んだ場合
、その折込んだラインが直線であるために、これと平行
とはならない見切線の彎曲状態が非常に目立つものでア
フ、これ又大きな欠点である。
そもそも、帯は、審美感あふれる見栄えの良さが高いウ
ェイトを占めるものでメジ、中でも袋帯にあっては、更
にそれに格調と気品等が強く要求されるものである。そ
のためには、袋帯■見切線が正整状態即ち、直線状(帯
幅に平行)で良好な見栄えのものに形成されていること
が望まれることは当然のことである。
そういう事情下においてL袋帯地の整理加工工程におい
て研究、努力はなされているが、袋帯地が特有の分厚い
生地であることと、硬さがあるためなどから、未だ満足
な仕上がフのものが得られるものは開示されていないも
のである。
従来の見切線矯正方法としては、見切線側端方の両耳を
クリップ等で挾んでその幅方向におじで両側(両耳部)
から引っ張ることによって彎曲した見切線を直線にしよ
うとするものであるが、これは熟練全姿するだけでなく
1手間がかVハ耳つシ或いは耳たるみ等の不都合な現象
が発生し、又経時によって、元の彎曲状に近す見切線と
なることが多論もので必る。
又、他に、彎曲した見切線が直線となるまで手操作で縦
、横、m%斜めにと引っ張シの作業全繰返光して、はぼ
直線となった状態でプレスをかける方法もめるが、これ
とても、熟練を要するだけでなく7手間がかS−シ、風
合を悪くする割に、満足すべき直線状に矯正することは
望めないものである。
なお、自動布目検知装置なるもの、或いは、ビンホイル
を用いた布目矯正装置等があるが、これらの殆んどは、
光電透過方式で布目を検知し、矯正ロール等を連動させ
て矯正するものであシ、主として薄地の製織品等を対象
としたもので、袋帯地のような縫取シが多い厚地には光
が透過しない等から、対象に4らず、又、ビンホイル式
のものも、分厚くて幅方向においても硬い袋帯地に対し
ての矯正は不可能である。
袋帯地の場合2前記したことでもめるが、見切線はほぼ
完べきに直線状が要求されるものでおるが、上記せる従
来仕法のものは、熟練を要し、非常に手間がか11非能
率的で不経済でかついろ騒ろな不都合が発生するばかシ
でなく、なお満足できないものでめるために、殆んど実
用化されていないのが現状である。
上記種々に記述したように、袋帯の見切線は満足すべき
状態のものではなぐ、非常に見苦しくて、見劣〃するも
のであることは止むを得々いことが実情である。
そこで、本発明者は、永年の帯織物地の整理加工に専従
する間に、研讃を重ね、製織された袋帯地において、前
述せる児切線の矯正が極めて簡単な技術的原理によって
4はぼ完べきにできるように見切線の矯正ができて、し
かも、非常に風合良好で、格調、気品をもたせられる袋
帯に仕上げられるよ、うに、袋帯地整理加工上、画期的
な矯正方法を開発したものである。
しかも、本発明による袋帯地は、その製織工程において
、帯幅にわたる紐状体を織込むことによシ、自動的かつ
必然的に見切線と同線条状に織上げられることによシ、
従来の製織処理と何等変ることなく作れるので、経済的
にも何等間覇のない袋帯地である。
本発明の要旨とするところは、次のとおフである。
たれ先部と手先部の一方又は両方の端方に弓な夛状等の
暖曲線状に界U線(3)を設けて製織して得た帯地の前
記見切線(3)よフも端方寄り部に該見切線と同線条状
に生ト也厚より太目の柔軟材等による紐状体を織込む等
して付装せしめ、この帯地における前記両端方部の紐状
体よフも内側帯フ部を、少なくとも一面部に帯幅方向の
、極〈緩やかな曲線、或いは直線等の切条孔を設けた細
筒体のその切条孔に挟入せしめ、切条孔が極く緩やかな
曲線の場合、該曲線の条孔の曲線とは対称に、袋帯地に
おける彎曲した見切線を対置せしめて挟入し、挟入した
状態で保持しつつ、蒸気等で加熱し々がら帯地の長手中
央方向に張力を加えることによ!11端方部も長手中央
方向に、殊に切条孔が極く緩やかな曲線の場合、切条孔
に抗して滑シ出し、そして分厚い紐状体が細筒体に支え
受け止められる間に次第に曲線状の見切線が直線状に矯
正されることを特徴とする袋帯地の見切線矯正方法に係
るものである。
次に、本発明の詳細な説明する。
図面に示すように、袋帯地(イ)のたれ先部(1〕と手
先部(2)のそれぞれの端(1′)&(2′)が約/c
rn程度以上内側(紋がある側)の生地部に生地厚よシ
も太目の紐状体(1イ)、(2イ)が付装されている。
この紐状体は、繊維、合成樹脂、こより状紙等でもよく
、合成樹脂製の例えばビニールの場合、材質的に柔軟々
なかにも適度の硬さを有しているのと、又、糸等と絡み
合ってよれることもないために製織上扱い易く又、整理
加工における樹脂加工或いは浸み落し用溶剤等を吸収す
ることが々いため、乾燥1しが生じない等から最も適し
ている。
上記せる袋帯地(イ)に対し、本発明の目標たる袋帯地
の整理技術段階において矯正を実施するものである。
組織や柄、模様等の影響で、帯地全体の両耳が彎曲した
シ、帯地全体が菱形状になったフ、或いはしわ様の凹凸
等が発生することが往々にして8D、これらの難欠点の
除去、矯正、更には風合の良化のために、従来からなさ
れる整理加工工程において同時にほぼ完べきな見切線の
矯正処理加工を自動的に実施することを実現したものが
本発明でるる。
さて1袋帯地(イ)のたれ先部(1)1或いは手先部(
2)の一方又は両方の端方部の矯正用膨出横条紐状体(
1イ)、(2イ)′f:適宜器具を用いて挟入したる上
、外方向にテンションをかける(引っ張る)と、生地の
紋方向(袋帯地の長手方向における中央方向)に滑シ出
されて紐状体が器具の、袋帯地の内方部側端壁に当止す
るかたちで保持されて、弓なフになっていたのが、袋帯
地長手方向と直角状の直線状に矯正されるように彦る。
そして、更に、同様のテンションをかける(引っ張る)
と、矯正用の紐状体が器具内において引っ張られた方向
に抗してその逆の部分に当止するかたちで密接し、袋帯
地は更に同方向にテンションをかけられる(引っ張られ
る)と、その近辺がずれ込むようになって、弓なシにな
っていた見切線(3)が矯正用紐状体と同じように又は
弓なフ状の切条孔によシ元の逆の弓な9状となって紐状
体の影響を受けて、直線状に矯正されるようになる。
上記のとおシの上記仕法で施すことによって合理的、必
然的に見切線の矯正を施し得られることが特色である。
即ち、上記のように、袋帯地における彎曲界切線と同線
条に紐状体を形成したものを本発明仕法によフ実施する
場合、前記見切線の彎曲の大小に拘らず、器具の切条孔
は常にほぼ一定の緩曲線又は直線でよく、例えば、紐状
体が大きく彎曲していれば、その分だけ大きく、切条孔
によシ矯正され、見切線もその紐状体の影響を大きく受
けることに4つて、直線に矯正されるものでib、従っ
て、他の布目矯正方法とは全く異シる顕著な点である。
又、従来は、複数の帯地t−1七〇界切生地の端をミシ
ンで縫着連結して整理加工機にかけていたが、ミシンに
代えて本発明仕法によシ、たれ先と他の布地の手先と全
連結して整理加工機にかけることによ勺、従来とは全く
同様の工程で、非常に能率的かつ自動的に界切線の矯正
を実施できるものである。
しかして、本発明において、その界切線矯正のための器
具は、例えば、はぼ帯地幅或いはそれよりも稍長いスリ
ム外管体の一面部の長手方向全長にわたる弓な1状等の
、緩曲線状の紐状体の厚みよシも狭い間隙で、生地厚よ
シも広い切条孔を設けてなるもの、或いは同様にスリム
な管体の相対向する面部の一方或いは両方を長手方向全
長にわたシ同じ弓fiJ)状等の緩曲線状に形成しその
緩曲線状面部に長手方向全長にわたる、紐状体の厚みよ
シも狭い間隙で生地厚よシも広い切条孔を設けてなるも
の等が考えられ1これらの切条孔部に本発明における紐
状体を設けた袋帯地の端方部を該紐状体を管体内に挟入
して界切線と相対向させて保持しつつ、前記したるよう
彦、袋帯地の外側方向にテンションをかける(引っ張る
)作動を施すことによシ、既述せるように、合理的、必
然的な「矯正」が埒はぼ完べきに実施し得られるもので
ある。
上記のとおフであるから4本発明によると。
従来、ネックとされていた袋帯地における界切線の見苦
しいことから、格調と気品の良さの点で今一つとされて
いた点を、簡易な作業によシ解消できることでa5J)
、しかも、みごとな見栄えの袋帯地に輪環仕上げができ
るものであシ、そのことはまさに画期的なことであって
、実効性に富む矯正方法で、工業的価値は大きいもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は袋帯地(処理前)の展延外観説明図であシ、第
2図は同S−8矢視部断面略示拡大説明図である。 特許出願人 有限会社 木村創芸 手続補正書(方式) 1.事件の表示 E faj r 年特 許 m@//りA67 号2、
発明の名称 袋帯地の見切線矯正方法3、補正をする者 事件との関係 特 許 出願人 住所(居所) 氏名<s粉 有限会社 木 村 創 芸(拒絶理由通知
の日付 昭和 年 月 日)(発送日)6、補正の対象
 明ms 特許庁審査官 殿 1、事件の表示 昭和if年特 許 願 第1/9ご乙7 号2・発明の
名称 袋帯地の見切線矯正方法3、補正をする者 事件との間際 特 許 出願人 住所(居所)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 たれ先部と手先部の一方又は両方の端方に弓11フ
    状等の緩曲線状に見切線を設けて製織して得た帯地の前
    記見切線よりも端方寄〕部に該見切線と同線条状に生地
    厚よ)も太目の紐状体を織込む等して付装せしめ、この
    帯地における前記前端方の紐状体よシも内側帯ル部を、
    少なくとも一面部に帯幅方向の切条孔を設けた細筒体の
    その切条孔に挟入せしめて保持しつつ適宜仕法により、
    適宜蒸気等で加熱等し壜から、帯地の長手中央方向に張
    力を加えることによシ、端方部も長手中央方向に切条孔
    に抗して滑)出し、そして太目の紐状体が細筒体に支え
    受け止められる間に次第に見切線が直線状に矯正される
    こと?特徴とする袋帯地の見切線矯正方法。 2 細筒体に設ける切条孔が撞く緩やかな曲線によるも
    のである、特許請求の範囲第1項記載の袋帯地の見切線
    矯正方法。 8 特許請求の範囲第2項の場合における切条孔を袋帯
    地における彎曲した見切線とは対称状にさせて挟入せし
    めて保持する、特許請求の範囲第1項記載の袋帯地の見
    切線矯正方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047921A (ja) * 1983-08-26 1985-03-15 Tokyo Tatsuno Co Ltd 温度補正付流量測定装置

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