JPS6099174A - 導電性塗料組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は４４．電性塗料組成物、特に、沈降安定性に優
れた導１１イ性塗１ｉ）組成物に関する。

従漱１ν術 アクリル４ｔｔｊ脂などの合成樹脂に導電性を１　＊す
るために、＜１月ハ１粉末などの導電性粉末をＮｏ導電
ＰＩ：塗料をこオ口こ塗＜ｇする方法が知られている。

このような／８重性塗料を塗布するには塗料ＩＱ液が醪
へ１１で希釈され、低粘度化して用いられる。塗料を希
釈４−ると４ｆｒ４脂と導電性粉末との間に化上の差が
あるため１両所は速ヤ？１に分離する。塗料を均ｒ（４
に保つために撹拌し端ける必要があり、これは実作椿ヒ
著しく不便である。

特公昭５６−１４７３１０号公報には銀粉末などの導電
性粉末を含むエポキシ樹脂系導電性接着剤が開示されて
いる。この接着剤にはシランカップリング剤が含まれる
ため樹脂と導電性粉末との間に分離が生じにくい。しか
もシリカ粉末やアルミナ粉末の存在により接着剤のチキ
ントロピー性が向上し、その請来、妾着剤を高粘度にし
ている。それゆえ、この１片着削では耐脂と釜覇粉末と
の分離が生じにくい。

このような、シランカップリング剤と、シリカ粉末やア
ルミナ粉末などを導電性粉末を含む塗料に加えても、希
釈すると、４電性粉末が凝集してしまっ−Ｃ均質な塗料
にならない。したがって、これを塗布して碍られる塗膜
の導電率にもバラツキが生じる。

発明の目的 本発明の目的は、塗装時に必要な粘度において樹脂と４
電材とが分離しに（い導電性塗料組成物を提供すること
にある。本発明の慣の目的は、導′ｉｂ性に優れしかも
導電率にバラツキのない塗膜を形成しうる４重性塗料組
成物を揚供することにある。

発明の要旨 本発明（゛よ、導？Ｂ汁粉末を含む導電性塗料にスチレ
ン−マレイン酸共＠会誘導体、シランカップリング削お
よびシリカ粉末またはアルミナ粉末５：＋ＪＩｌえれば
、塗料に陰まれる導電性粉末のｔＶＦ集が効果的に６万
止されるとの発明者の知獄にもとづいて守成された。そ
れゆえ９本発明の導市性塗れ組成物は、バインダー１封
脂、導電性粉末、スチレン−マレイン酸共中合誘導体、
シランカ・ツブリング剤およびシリｈ粉末またはアルミ
ナ粉末を含有し、そのことにより上記目的が達成される
。

スチレンニーマレイン酸共＠合誘導体はＦ記の一般式の
基を（Ｔ　している。

（Ｉｔは水素もしくは炭素数１〜２０の炭素と水宰とを
含有する基である。ただし、誘導体のなかの几に水素が
必ず存在する。）本発明組成物に含有される導電性粉末
の素材としては１例えば、ニッケル、桐、銀などの全縮
やカーボンが挙げられる。これらの導電性粉末は。

好ましくは、バインダー困脂１００重量部に対して１５
０ｉ＠ｆｉｔ°ｇ１１〜９００重伺部の割合で含有され
る。

１５０１眼部以下では安定した導電性が得られず。

９００　虫悄部以上では塗膜の強度が低下する。

スチレン−マレイン酸共屯合誘導体のマレイン酸成分の
末端はそれぞれカッリングおよびカルボン酸アルキルエ
ステルなどの形１襟となっていることが望ましい。これ
は完全な半エステルの形で存在しなくてもカルボン酸が
全体の約３害１１〜８割を占めていればよい。この共重
合体およびシランカップリング剤は、それぞれ、塗料組
成物全体の０．１〜４．０喧皺係の割合で含有される。

０．１重量係を下まわると充分な沈降防止効果が得られ
ず。

４．０Ｉｔ％を越えると沈降安定性が悪くなる。この共
重合体の分子量は、好ましくは、　１０α０００以下で
ある。導電性粉末の素材がニッケルのとき。

この共重合体の分子量が１００，０００以上であるとニ
ッケル粉末の分散が悪くなる。シランカップリング剤は
導電性粉末とバインダー樹脂とをカップリングさせ、こ
れにより導電性粉末の凝集を防止する。シリカ粉末また
はアルミナ粉末は塗料組成物のチキソトロピτを高める
ために加えられる。これにより塗料は全体として粘度が
上がる。これら粉末は組成物全体の０．１〜４．０重量
係の割合で含有される。０．１重量係を下まわると充分
な沈降防止効果が得られず、４．０重量係を上まわると
塗膜の導電性が低下する。

上記共重合誘導体、シランカップリング剤、およびシリ
カ粉末もしくはアルミナ粉末は、それぞれ、単独で塗料
に加えられても導電性粉末の沈降防止には充分な効果を
奏しえない。

これらを同時に含有させることにより生じる分子間同士
の水素結合など種々の相乗効果により充分な沈降防止作
用が発揮される。

実施例 以下に本発明を好適な実施例について説明する。

実例例１ ポリメチルメタクリレート（直斌平均分子斌４００００
）　２０重量部およびスチレン−マレイン酸共点合誘導
体（川原油化■製ＳＭＡ−１４４０：重量平均分刊ｉ１
１６００：共重合組成モル比１：１）（Ｌ７重量部をト
ルエン５０Ｊｊｉ量部に溶解した。これにシランカップ
リング剤としてｒ−グリシドキシグロピルトリメトキシ
シフンｋａｄｉｆｉ部、導電性粉末としてニッケル粉末
８０重量部、および平均粒径１２−１１のシリカ粉末２
．４重量部を加えてインペラー分散機を用いて攪拌し、
塗料原液を調′製しムこの原液はトルエンを加えてフォ
ードカック＃４で１５秒となるように希釈して濃度調整
を行なった。希釈液を内径１５−の試験’ｆｌＫ高さ１
２０−となるように入れ、１時間−放置したところ金属
粉が沈降し上部に透明Ｍ２と粉末含有層３ができた。

この透明層の高さｈｉの全体の晶さｈｏに対する割合（
沈降率）をめた。

ｈｉ 沈降率−（ｈＯＸ　１００）％ さらに、上記希釈液をスプレー塗部し、得られた塗膜の
体ｆＲ固＊’　Ｊｕｌ抗率を渭１定した。その結果をＦ
表に示す。

黒、−１ シランカッシリング剤としてγ−（２−アミノ：ｒ−７
−ル）−丁ミノプロピルトリメトキシシランを加えたこ
と」−ノ外は実施例１と同様である。

実帆町 ４′４ｉ性粉末とし’ｒｍ’粉末を用いたこと１９外は
実、施例１と同様′ＣＪ＞る。

叱較仔１１１ シランカッシリング剤を加えなかったこと以’Ａは実施
例１と同様である。

比較１１１２ スチレン−マレイン酸共重合誘導体を加えな力）ったこ
と以外は実施例１と同様である。

−ｊ、ｊニー１９月１ シラン力・ツブリング剤を加えなかったことり外は【ヒ
軸側２と同様である。

歩！１μ スチレン−マレイン酸共重合誘導体の代わりにメタクリ
ル酸メチル−メタクリル酸共重合体（重量平均分子ψ７
５００　；共重合組成モル比４：１）を用いたこと以外
は実施例１と同様である。

（Ｌ肝Ｏ）・ 発明の効果 本発明の塗料組成物は、このように、スチレン−マレイ
ン酸の共嘆合誘導体、シランカップリング剤およびシリ
カ粉末を含有する。そのため、含有される導電性粉末が
シランカップリング剤によりバインダー樹脂にカップリ
ングされると同時に溶媒中で分子間水素結合など種々の
相乗効果が生じる。したがって、塗料組成物に溶剤を加
えて希釈し塗布する場合にも導゛け性粉末が分１１女さ
れて光分な沈降防止作用が発揮される。導電性粉末の沈
降が防止されるため、塗装時に塗料を攪拌する必要が少
なくなり、塗装の作業性が向上４−る。さらに、形成さ
れた塗装は高い導ｔＲ率を有し、しかもその導電率には
バラツキがない。塗料原液を長期間保存する場合にも導
ｉｔ主粉末が分離したり固化することがないため、四分
数が著しく容易である。

【図面の簡単な説明】

１菌は沈降率の測定法を示す説明図である。 ■・・・試験管、２・・・導電性粉末を含まない層、３
・・・導電性粉末を含む層。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、□“バ□イジダー樹脂、導゛電ｉ粉末、′溶剤、シ
   ラシカツブ゛リンメ剤、′シリカ粉末もしくはアルミナ
   粉末゛、および下記の一般式で表わされる基を有するス
   チレシーマレイン酸共眞合誘導体を含有する？ｈ′市性
   冷性塗料組成 物Ｒは水素□もしぐは炭素数１パ〜’２０の主とシて゛
   炭゛素１と水素よ□りなる基であ□る。ただし。 誘導体のなかのｉｔに水素が必ず存在する。）′２．　
   前゛記バイ′ソダー４☆１′ＩＩ旨がアクリル系樹脂で
   ある゛特許請求の範囲第１′項に記載の組成物。 ３、　前記層重性粉末の素材がニッケルである特許請求
   の範囲第１項に記載の組成物。 ４、　前記導電性粉末の素材が銅である特許請求の範囲
   第１川に記載の組成物。 ５、　前１１シ１１：　１１合体の分子量が１００．０
   ００以Ｆである時ｉｔ’Ｆ請求のＪｉｉ１囲第１項第１
   項の組成物。 ６、　前ｉ己シランカップリングｉ’ｔｌｌ　＃（γ−
   グリシド１−シプロビルトすメトキシシランである特許
   ）・請求のｉｎ＋）　Ｉノ１ト８　ｉ　、ｌｌ’Ｊに記
   載の組成物。