JPS6098880A - 回転駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は熱エネルギを機械的な運動のエイ・ルキに変換
する装置に関し、具体的には温水、温風のような低温熱
エイ・ルギから機械的な回転運動のエネルギを取り出す
ことのできる回転、駆動装置、例えば感温フェライトを
用いた熱磁気モータに関する。

背景技術 熱エネルギを運動エネルギに変）Ａする装置として一般
に内燃機関、蒸気（：（モ関がろる。内燃機関は機関内
に燃料を送って燃焼させ、このときの熱エネルギによる
燃焼気体の熱膨張を利用して機械的な往復運動を惹起さ
せるものであり、機関内での引火、爆発燃焼の（４１係
から装置が大がかりとなりがちである。蒸気（；（関は
熱源として高温高圧の蒸気を使用するので大きな動力が
得られ、効率のよい機械的な大型動力Ｕとして使用され
ている。しかし蒸気機関は熱源としての蒸気全発生させ
る大型の燃焼装置ｔ（］ｌ−別屈特別に設ける必要があ
り、既に使用済みの廃熱キ１の低温エネルギは、１Ｉ（
（＞常、蒸気機関の熱源としては使用できない。このよ
うな低温エイ・ルギは蒸気機関にあっては熱−力変換す
るまでもなくそのまま廃棄される。

低温熱エネルギを利用して回転駆動力を得る装置として
、従来、永久磁石と感温磁性体を組み合せ、両者間の磁
気的吸引力を利用ｊ〜で感温磁性体を回動させるように
した熱磁気モータが知られている。これば第１図に概略
を示すように、回転ドラム１の外周部に感温フェライト
板２を複数個周方向に１ｌｌＩＬ隔して取り付け、集熱
部に温水３を引き入れ、この温水３内に感温フェライト
板２の一部かりるようにし、さらに温水内の感温フェラ
イト板に対面するようにして該温水内に固定永久磁石４
を設置したものである。感温フェライト板２は温水３の
温度よりも低いキューり点を何するものを使用する。温
水３の外部にある感温フェライト板２は磁性を示すので
永久磁石４によって吸引され温水内に入って磁性を失な
い、温水から出ていく。このようにして回転ドラムｌが
感温フェライト板２とともに回転する。したがって温水
などの低温エネルギで簡易に回転の運動エイ・ルギが得
られるが、この構造では回転ドラム１の回転は永久磁石
４と感温フェライト板２間の吸引力のみによってなされ
るので、回転トルクが充分でなく、特に低速の場合にＶ
よスムーズな回転が１０られない欠点があった。

発明のＩＭ示 （目的） 本発明は、温排水、温風などの低温熱エネルギを利用し
て充分な回転トルクでしかもきわめてスムーズな連続回
転をもたらし得る回転駆動装置を提供することを目的と
する。

本発明の他の目的ｉ、ｊ’、、　１ｕｆｆ造が簡単でコ
ンパクトに構成でき、また７１１に動に際（〜での騒音
あるいは有害な廃棄物等を発生せず、したがって原子力
覚、Ｌ所等の温排水によるローカルエイルギ発電、記録
計器などの低速１１’−！ＩＩＩＪ　ＩＩ’Ｘに用いて
有用な回転駆動装置を提供することにある。

（構成） 本発明による回転、駆動装置は、可動磁石の外面に感温
磁性体が固ノγｆされて成る感温素子と、外周部に前記
感温素子が複数個取り付けられた回転ドラムと、前記複
数個の感温素子の一部が入シ込む集熱部と、前記集熱部
内ＶｃｃＬ置さｔ′Ｌだ固定磁石とを有して構成され、
前記ロエ勤磁石および前記固定磁石は、前記集熱部内で
前記感温磁性体を介（−同じ極性の面が対面するように
両磁石の極性の向きが設定されている。前記感温磁性体
は、前記集熱部内の温度より低いキューり点をもち、前
記集熱部の夕１部で磁性を示し、該集熱部内で磁性を失
い。

したがって前記集熱部の近傍でかつ該集熱部の外部に位
置する感温素子が前記固定磁石によって吸引されて前記
集熱部内に人９、該集熱部内では非磁性体となるので前
記可動磁石が前記固定磁石によって反発されて前記集熱
部外へ送シ出され、このようにして磁気的な吸引力と反
発力とによって回転ドラムが一方向ンこ迂続回転される
。

（効果） 所望の特性をもつ感温磁性体２選足することにより、「
−温から低温址で広い範囲の熱工不ルキを利用できる。

特に６■水、ｌ晶ｊ虱などの低温エネルギは容易て得ら
れ、従来このような低温エネルギはそのま２１亮棄され
るかあるいは熱エネルギ自体としてのみ利用される場合
が多かったが、本発明のようにこれ全集ｎｓ　Ｂｌｉに
導入することにより：１犯４山エネルギに有効利用でさ
省エイ・ルギ対策となる。

特に本発明では、可動ＩＱ石、感温磁性体Ｐよび固定イ
社石を組み合拷ることにより、吸引力および反発力を同
時に利用ｌ−で回転ドラムを回転させるので、回転トル
クが向上し、捷ｌこ作動がきわめて円？ｉ？となる。パ
ワーの・；すｉい低速回転、駆動装置ｉ’ｊとしてすぐ
れ、装置の幇１′雄も簡略でコンバク）・て千１４成さ
れ得る。装置α運転にイ、トなう排ガス、その他有害廃
棄物の発生がなく　！’、１１’↑もない。

発ゆ］の実施形培； 次に、不発開音、図面を参照しながら、好適な実施例に
ついて１況明する。

第２図は、本発明の一実施例に係る回転駆動装置の部分
的な１１凡略図である。この実施例では低温エネルギと
して温水全利用し、これを装ｆｉｆｆ内の集熱部に引き
入れるようにしてめる。温水３の上方近傍ＶＣ回転ドラ
ム１が軸支され、この回転ドラム１の外周部に、複数個
の感温素子５が周方向に等間隔で設けられている。感温
素子５は可動の永久磁石６の外ｔＴｎに感温フェライト
部材７が固着されて構成される。依叔個ある感温索子５
の一部および回転ドラムｌの一部分は、図示のように温
水３内に浸っている。温水３内にはさらに、固定永久磁
石４が回転ドラム１の垂直中心線から片側の水面近くに
かつ感ｊｎ弓殻子より上方位ｉｔｓに浸ムソされている
。この場合、可動永久磁石６と固定永久磁石４は温水内
で同じ極性どおしく図示の例ではＮ杓ど〉シ）が対向す
るように配置されている。感温フェライト部祠７は温水
の温度より低いキュリ一点をイコし、温水３の外ｉ；Ｂ
　Ｖ（めるときｖｉ性を示し、温水３内に入ると磁性を
失うという４．′ｌ・ｔ′Ｌ：ｉもつ。

したがって温水３外でしかも該温水の水門近くにりる感
温フエライ／ｌ一部材７は水面下の固定永久磁石４に吸
引されて可動永久磁石６とともて温水内て入り、温水内
では非磁性材の感温フェライト部材７を間にはさんだ状
態で可動永久磁石６と固定永久磁石４との間に反発力が
生じ、可動永久磁石６が前記吸引の」揚台と同じ回１云
方向で回動し、温水３外に押し出され、感温フェライト
部拐７が再び磁性全回徂し、このザイクルを繰り返しな
がら回転ドラム１が連わ“し的に回転駆動される。回転
ケ止めるには回転ドラムの回ｌ販出力軸に適当なブレー
キ装置などが設けら）してよいが、６・清水の温度が低
下したときは自ＩＩＩＪＪ的Ｐこ１す１転停止する。

本発明では固定永久磁石とドラム側の感温素子との間の
磁気的な吸引力と反発力とを利用しているので可動磁石
を用いない吸引力のみの場合と比べ同じ素子数でよりス
ムーズな回転動作が得られまた大きな回転トルクが１４
ｔられる。

本発明により、低温エネルギから遅紗的な回転運動が得
ら才りるので、回１匹ドラムの出力軸を他の装置６−に
連結して回転心るいは往イリ連動させることができ、捷
た出力佃ｌ企でｌへ１１Ｌ１幾にノ里結することによっ
て例えば原子力先１［εＩＪＩ等の１．１．λ排水によ
るローカルエイ・ルギ発市に通用でき、首だ、その低速
性、円滑性に層目して各種丁−業計器類の低速駆動源に
利用できる。なお、集熱部に導入される熱媒体としては
温水ばかりでなく温排風、熱風などを４４人するように
構成でき、また集熱部に対して他の感温素子通過位置に
ｔ汁却部を設けることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の数引力のみ全利用した熱磁気モーフの概
ｉ洛図、ε「５２図は本発明の実施例に係る回転駆ｊｊ
ｉｌ　ＯＡ直の部分的な側面断面図である。 °１・・回１１：ヘドラム、　３・・温水、４・・固定
磁石、　５・・・感温光子、６・・・可動イ１μ石、　
７　・感Ｃ１”Ｊ７エライト部制。 代理人　−ｆＰ埋士　歯用２り吉 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 可動磁石の外面に感温磁性体が固着された複数個の感温
   素子と、前記複数個の感温素子が取り付けられた回転ド
   ラムと、前記複数個の感温素子の一部が入り込む集熱部
   と、前記集熱部内に設置された固定磁石とを有し、前記
   感温磁性体は前記集熱部外で磁性を示しかつ該集熱部内
   で磁性を失うように該集熱部の温度より低いキュリ一点
   を有し、さらに前記可動磁石および前記固定磁石は前記
   集熱部内でＡｉＪ記感温磁性体を介し同じ極性の面で対
   面するように両磁石の極性の向きが設定されることを特
   徴とする回転駆動装置な。