JPS6097Y2 - オイルフイルタ−の装着装置 - Google Patents
オイルフイルタ−の装着装置Info
- Publication number
- JPS6097Y2 JPS6097Y2 JP5716480U JP5716480U JPS6097Y2 JP S6097 Y2 JPS6097 Y2 JP S6097Y2 JP 5716480 U JP5716480 U JP 5716480U JP 5716480 U JP5716480 U JP 5716480U JP S6097 Y2 JPS6097 Y2 JP S6097Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- valve
- oil
- annular chamber
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は農用トラクタのパワーステアリングや油圧リフ
トにオイル（作動油）を供給する油圧系路の途中等に配
置するオイルフィルタの装着装置に関するもので、オイ
ルフィルター装着部の部品点数を減し、しかもオイルの
通過面積を大きくすることを目的としている。
トにオイル（作動油）を供給する油圧系路の途中等に配
置するオイルフィルタの装着装置に関するもので、オイ
ルフィルター装着部の部品点数を減し、しかもオイルの
通過面積を大きくすることを目的としている。
先ず実施例を説明する。
第１図は本考案を農用トラクタに適用した場合を示す縦
断面図で、フィルター接手１はブラケット２を介してミ
ッションケース（図示せず）に固着されており、内部に
後方（図の右方）のオイルフィルター３に向い開口した
環状室４を備え、環状室４はオイル入口５の部分から吸
入管６をへてリヤアクスルケース底部の油溜（図示せず
）に連通している。
断面図で、フィルター接手１はブラケット２を介してミ
ッションケース（図示せず）に固着されており、内部に
後方（図の右方）のオイルフィルター３に向い開口した
環状室４を備え、環状室４はオイル入口５の部分から吸
入管６をへてリヤアクスルケース底部の油溜（図示せず
）に連通している。
フィルター接手１は環状室４を形成するように環状室４
を貫通する出口筒７を一体に備え、出口筒７のフィルタ
ー側突出部７ａの外周にはバルブ８のボス筒９がボス筒
９の長手方向への摺動のみ自在に嵌合し、ボス筒９の内
周に設けた環状段部１０とストッパーリング１１の間に
戻しばね１２が縮設されている。
を貫通する出口筒７を一体に備え、出口筒７のフィルタ
ー側突出部７ａの外周にはバルブ８のボス筒９がボス筒
９の長手方向への摺動のみ自在に嵌合し、ボス筒９の内
周に設けた環状段部１０とストッパーリング１１の間に
戻しばね１２が縮設されている。
１３はスナップリング、１４はＯリングである。
環状室４の開口部にはバルブ８と対向する位置に平坦か
つ環状の弁座１５が設けてあり、弁座１５の外周縁から
フィルター３側へ環状の受座１６が突出している。
つ環状の弁座１５が設けてあり、弁座１５の外周縁から
フィルター３側へ環状の受座１６が突出している。
ボス筒９は外周にねじ１７を有する。
第２図の１８はバルブ８の回り止め用のピンである。
オイルフィルター３は有底筒状のケース１９と、ケース
１９の開口前端部に嵌めた環状の底板２０と、ろ紙エレ
メント２１と、ろ紙エレメント２１の位置決め用ばね２
２を備え、底板２０の中央に設けた筒状部２３の内周の
雌ねじ２４がボス筒９のねじ１７に螺合し、底板２０は
ゴムリング２５を介して受座１６に圧接し、ボス筒９は
ストッパーリング１１に圧接しており、その時環状室４
はバルブ８の外周の通路（外径Ｄｉ）２６と底板２０の
孔２７をへてケース１９内の室２８に連通している。
１９の開口前端部に嵌めた環状の底板２０と、ろ紙エレ
メント２１と、ろ紙エレメント２１の位置決め用ばね２
２を備え、底板２０の中央に設けた筒状部２３の内周の
雌ねじ２４がボス筒９のねじ１７に螺合し、底板２０は
ゴムリング２５を介して受座１６に圧接し、ボス筒９は
ストッパーリング１１に圧接しており、その時環状室４
はバルブ８の外周の通路（外径Ｄｉ）２６と底板２０の
孔２７をへてケース１９内の室２８に連通している。
ろ紙エレメント２１は多孔板からなる内筒２９と環状の
端板３０，３１を一体的に備え、端板３１の中央の孔３
２はリリーフばね３３の弾力を受けたリリーフバルブ３
４により通常閉塞されている。
端板３０，３１を一体的に備え、端板３１の中央の孔３
２はリリーフばね３３の弾力を受けたリリーフバルブ３
４により通常閉塞されている。
３５は多孔板からなるリリーフバルブケースである。
出口筒７内のオイル出口通路３６（内径Ｄ２ ）はオイ
ルポンプの吸込口（図示せず）に接続する。
ルポンプの吸込口（図示せず）に接続する。
エンジンが起動してオイルポンプが作動すると、オイル
ポンプ吸込口に生ずる負圧により通路３６内のオイルは
矢印Ａ方向に吸出される。
ポンプ吸込口に生ずる負圧により通路３６内のオイルは
矢印Ａ方向に吸出される。
同時に入口通路５内のオイルは環状室４、通路２６、孔
２７をへて室２８内に入り、ろ紙エレメント２１を外周
から矢印Ｃ方向に通過してオイル出口通路３６へ入る。
２７をへて室２８内に入り、ろ紙エレメント２１を外周
から矢印Ｃ方向に通過してオイル出口通路３６へ入る。
ろ紙エレメント２１に目詰りが生じた時、室２８内のオ
イルは矢印Ｃ′で示すようにリリーフバルブ３４を押し
開き、オイル出口通路３６へ達する。
イルは矢印Ｃ′で示すようにリリーフバルブ３４を押し
開き、オイル出口通路３６へ達する。
従来は例えば第３図のように、環状室４′の開口端縁に
弁座リング１５′を内向きフランジ状に取り付け、出ロ
筒り′上に摺動自在に嵌合したバルブ８′を戻しばね１
２′によりオイルフィルター３′側へ付勢し、オイルフ
ィルター３′を出ロ筒７′外周のねじ１７′に螺着して
いない時にバルブ８′が弁座リング１５′に着座して環
状室４′を閉塞するように構成している。
弁座リング１５′を内向きフランジ状に取り付け、出ロ
筒り′上に摺動自在に嵌合したバルブ８′を戻しばね１
２′によりオイルフィルター３′側へ付勢し、オイルフ
ィルター３′を出ロ筒７′外周のねじ１７′に螺着して
いない時にバルブ８′が弁座リング１５′に着座して環
状室４′を閉塞するように構成している。
ところがその場合はバルブ８′をばね１２′によリフィ
ルター３′側へ付勢している関係上、弁座リング１５′
は環状室４′の出口開口縁から内向きフランジ状に配置
しなければならず、弁座リング１５′の内径Ｄ′１がど
うしても小さくなり、弁座リング１５′とバルブ８′の
間の通路２６′の有効面積が小さくなる。
ルター３′側へ付勢している関係上、弁座リング１５′
は環状室４′の出口開口縁から内向きフランジ状に配置
しなければならず、弁座リング１５′の内径Ｄ′１がど
うしても小さくなり、弁座リング１５′とバルブ８′の
間の通路２６′の有効面積が小さくなる。
又通路２６′の有効面積を成る程度確保するためには出
口筒７′の内径Ｄ′２も小さくなり、結局流路抵抗が増
大する不具合があった。
口筒７′の内径Ｄ′２も小さくなり、結局流路抵抗が増
大する不具合があった。
又従来は出口筒７′がフィルター接手１′の本体とは別
部材て構成されているため、部品点数が増し、ねじ部３
８の加工やオイルシール３９も必要となり、コスト高に
なる欠点があった。
部材て構成されているため、部品点数が増し、ねじ部３
８の加工やオイルシール３９も必要となり、コスト高に
なる欠点があった。
これに対し本考案においてはフィルター接手１にオイル
入口通路５へ連通しかつフィルター３側へ開口した環状
室４と、環状室４の中央を貫通しフィルター側へ突出し
た出口筒７を一体に設け、出口筒７のフィルター側突出
部７ａの外周に環状室４の開口端を囲む弁座１５に対し
フィルター３側から閉勝手に弾圧されたバルブ８のボス
筒９を突出部７ａより脱出しない範囲内でボス筒９の長
手方向への摺動のみ自在に嵌め、バルブボス筒９の外周
に設けたねじ１７にオイル入口孔２７を有するフィルタ
ーケース底板２０の中央の雌ねじ２４を螺合してフィル
ター装着時のみにバルブ８を弁座１５より引離すと共に
、フィルターケース底板２０の外縁部を弁座１５を囲む
受座１６に液密状に圧着させるようにしているので、次
のような効果を有する。
入口通路５へ連通しかつフィルター３側へ開口した環状
室４と、環状室４の中央を貫通しフィルター側へ突出し
た出口筒７を一体に設け、出口筒７のフィルター側突出
部７ａの外周に環状室４の開口端を囲む弁座１５に対し
フィルター３側から閉勝手に弾圧されたバルブ８のボス
筒９を突出部７ａより脱出しない範囲内でボス筒９の長
手方向への摺動のみ自在に嵌め、バルブボス筒９の外周
に設けたねじ１７にオイル入口孔２７を有するフィルタ
ーケース底板２０の中央の雌ねじ２４を螺合してフィル
ター装着時のみにバルブ８を弁座１５より引離すと共に
、フィルターケース底板２０の外縁部を弁座１５を囲む
受座１６に液密状に圧着させるようにしているので、次
のような効果を有する。
バルブ８（第１図）は戻しばね１２の弾力により環状室
４を通常開じる方向（矢印Ｆ方向）に付勢されているた
め、環状室４の開口縁より外方へ延びる弁座１５を設け
ればよくなり、バルブ８を囲む通路２６の外径Ｄ１は充
分大きくなり通路２６の有効面積を充分大きくとること
ができる。
４を通常開じる方向（矢印Ｆ方向）に付勢されているた
め、環状室４の開口縁より外方へ延びる弁座１５を設け
ればよくなり、バルブ８を囲む通路２６の外径Ｄ１は充
分大きくなり通路２６の有効面積を充分大きくとること
ができる。
又オイル出口通路３６の内径Ｄ２も大きくすることがで
きるため、オイルフィルター装着部における流路抵抗を
可及的に小さくすることができ、消費動力も低減し、作
動も円滑になる。
きるため、オイルフィルター装着部における流路抵抗を
可及的に小さくすることができ、消費動力も低減し、作
動も円滑になる。
しかもバルブ８はスナップリング１３等によリフィルタ
ー接手１のフィルター側突出部７から脱出しないように
、フィルター接手１側の付属部品としてフィルター接手
１に常備されているので、オイルフィルター３にバルブ
を設ける必要がなくなり、一般に使い捨てにされるオイ
ルフィルター３のコストを大幅に下げることができる。
ー接手１のフィルター側突出部７から脱出しないように
、フィルター接手１側の付属部品としてフィルター接手
１に常備されているので、オイルフィルター３にバルブ
を設ける必要がなくなり、一般に使い捨てにされるオイ
ルフィルター３のコストを大幅に下げることができる。
又フィルター接手１は出口筒７を一体に備えているため
、出口筒を別に備えた従来構造等に比べて部品点数が減
少し、加工も容易になり、コ不トも低減する。
、出口筒を別に備えた従来構造等に比べて部品点数が減
少し、加工も容易になり、コ不トも低減する。
第１図は本考案による装着装置の縦断面図、第２図は第
１図と異なる部分の断面部分図、第３図は一つの従来例
を示す一部縦断左側面図である。 １・・・・・・フィルター接手、３・・・・・・オイル
フィルター、４・・・・・・環状室、５・・・・・・オ
イル入口通路、７・・・・・・出口筒、７ａ・・・・・
・フィルター側突出部、訃・・・・・バルブ、９・・・
・・・ボス筒、１７・・・・・・ねじ、２４・・・・・
・雌ねじ。
１図と異なる部分の断面部分図、第３図は一つの従来例
を示す一部縦断左側面図である。 １・・・・・・フィルター接手、３・・・・・・オイル
フィルター、４・・・・・・環状室、５・・・・・・オ
イル入口通路、７・・・・・・出口筒、７ａ・・・・・
・フィルター側突出部、訃・・・・・バルブ、９・・・
・・・ボス筒、１７・・・・・・ねじ、２４・・・・・
・雌ねじ。
Claims (1)
- フィルター接手１にオイル入口通路５へ連通しかつフィ
ルター３側へ開口した環状室４と、環状室４の中央を貫
通しフィルター側へ突出した出口筒７を一体に設け、出
口筒７のフィルター側突出部７ａの外周に環状室４の開
口端を囲む弁座１５に対しフィルター３側から閉勝手に
弾圧されたバルブ８のボス筒９を突出部７ａより脱出し
ない範囲内でボス筒９の長手方向への摺動のみ自在に嵌
め、バルブホス筒９の外周に設けたねじ１７にオイル入
口孔２７を有するフィルターケース底板２０の中央の雌
ねじ２４を螺合してフィルター装着時のみにバルブ８を
弁座１５より引離すと共に、フィルターケース底板２０
の外縁部を弁座１５を囲む受座１６に液密状に圧着させ
るようにしたことを特徴とするオイルフィルターの装着
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5716480U JPS6097Y2 (ja) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | オイルフイルタ−の装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5716480U JPS6097Y2 (ja) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | オイルフイルタ−の装着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56159106U JPS56159106U (ja) | 1981-11-27 |
| JPS6097Y2 true JPS6097Y2 (ja) | 1985-01-05 |
Family
ID=29651671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5716480U Expired JPS6097Y2 (ja) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | オイルフイルタ−の装着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6097Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0419221Y2 (ja) * | 1985-09-27 | 1992-04-30 |
-
1980
- 1980-04-24 JP JP5716480U patent/JPS6097Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56159106U (ja) | 1981-11-27 |
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