JPS6096618A - 硬化スルホン酸樹脂組成物および粒状物 - Google Patents

硬化スルホン酸樹脂組成物および粒状物

Info

Publication number
JPS6096618A
JPS6096618A JP20414083A JP20414083A JPS6096618A JP S6096618 A JPS6096618 A JP S6096618A JP 20414083 A JP20414083 A JP 20414083A JP 20414083 A JP20414083 A JP 20414083A JP S6096618 A JPS6096618 A JP S6096618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin composition
methylpropanesulfonic acid
sulfonic acid
cured
acid resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20414083A
Other languages
English (en)
Inventor
Takushi Miyakai
宮廻 拓志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP20414083A priority Critical patent/JPS6096618A/ja
Publication of JPS6096618A publication Critical patent/JPS6096618A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、硬化スルホン酪樹脂紹成物およびその粒状物
に関するものである。
「産業上の利用分野] スルホン酸基を有する樹脂は、合成繊維の染色性、吸湿
性、吸水性、導電性等の改質剤としての用途、あるいは
高分子凝集剤、粘度調整剤、紙力増強剤、顔料結合剤、
分散剤、防錆剤、塗料、接着剤、コーティング剤、医療
用ポリマー、メッキ添加剤、潤滑剤、洗剤および界面活
性剤等の原料としての用途において有用と期待され、一
部ではすでに商品化されている。
[従来技術] 2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸と
エチレングリコールジメタクリレートとの架橋重合体(
重合比95:5、分子量10〜1000万)は、コンタ
クトレンズとしての眼球表面に対する親和性が従来のレ
ンズに比べて改善されていると報告されている。ただし
、この架橋重合体は重合体の生成と架橋反応が同時にお
こるため任、(、の形態の成形体としてiQることか困
難な場合もあり、その利用に制限がある。
そこで本発明者は種々検討した結果、付加重合により製
造した2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸および/または2−メタクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸から誘導される基を10モル%以」
−構成繰り返し単位として含む付加重合体が、エポキシ
化合物により架橋されて硬化スルホン酸樹脂組成物とな
ることを見いだし本発明に到達した。
[発明の目的] 本発明は、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸および/または2−メタクリル7ミl”−2−
メチルプロパンスルホン酸から誘導される基を構成繰り
返しI′li位として10モル%以北含む付加重合体が
エポキシ化合物により架橋されてなる硬化スルホン酸樹
脂組成物を提供するものである。
本発明の硬化スルボン耐樹脂組成物は、硬化性スルホン
酸樹脂に硬化剤を添加することにより製造することがで
きるため、硬化剤の添加早により硬化度を所望の程度に
応して調整することかできるとの利点がある。また、本
発明の硬化スルホン酸樹脂組成物は硬化温瓜が低いため
種々の用途に用いやすいとの利点もある。
またさらに、本発明の硬化スルホン酸樹脂組成物は容易
に粒状物とすることもできるとの利点もある。
[発明の構成] 本発明の硬化スルホン酸樹脂組成物の製造に用いられる
スルホン酸樹脂は、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸および/または2−ヌククリルアミド
−2−メチルプロパンスルホン酪から誘導される基を構
成繰り返し単位として10モル%以上(好ましくは50
%以上、さらにIIfましくは70モル%以上)含む硬
化性の付加重合体である。この硬化性付加重合体は、ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸または2
−メタクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸の
単独重合体もしくはそれらの共重合体でもよい。あるい
は、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸または2−メタクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸の一方もしくは両方と他のモノマーとの共重合
体であってもよい。
後者の共重合体を11)るときに用いられる千ツマ−の
例としては、スチレン、酢酸ビニル、アクリロニトリル
、エチレン、プロビレンン、インブチレン、ブタジェン
、イソプレン、メチルビニルエーテル、エチルビニルエ
ーテル、アクリル酎、アクリル酩エステル、メククリル
醇、メタクリル酩エステル、アクリルアミド、メタクリ
ルアミド、N−ビニルピロリドン、’21!化ビニル等
があげられる。ただし付加重合体か共重合体である場合
には、その構成繰り返し中位の10モル%以1r、(&
I’ましくは50モル%以1−さらに好ましくは70モ
ル%以上、特に好ましくは90モル%以」二)か2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸および/
または2−メタクリルアミ[・−2−メチルプロパンス
ルホン酸から誘導される基でなければならない。これら
の中独重合体および)!、重合体は公知の方法により製
造することができる。
硬化剤は公知のエポキシ化合物から選択することができ
る。エポキシ化合物の具体例については「エポキシ樹脂
Jプラスチック材料講座1.橋本邦之編著、(日刊工業
新聞社1968年発行)に詳しく記載されており、たと
えば、ハロゲン化ビスフェノール型、レゾルシン型、ビ
スフェノールF型、テトラヒドロキシフェニルメタン型
、ノボランク型、ポリグリコール型、グリセリントリエ
ーテル型等の各種のエポキシ化合物を使用することがで
きる。
そのようなエポキシ化合物の例としては、次に示す化合
物(ただし、Rは1.2−エポキシエチル基を表わす)
を挙げることができる。
ReO20(CH2) n 0CH2R[n−2,4,
6] !1゜ RCH20CH20CH20CH2R CH3 RCH20(CH2) 20(CH2) 20CH2R
H3 エポキシ化合物(硬化W11 )の添加量は、l便化ス
ルホン酸樹脂の用途および所望の硬化度にあわせて変動
させるが、 n’;tには、硬化性スルホン酪樹脂に対
して1.25屯量%以」−1Ifましくは5〜50重量
%の範囲から選択される。
本発明の硬化スルホン酎樹脂組成物は、硬化性スルホン
酪樹脂とエポキシ化合物とを接触させながら加熱するこ
とにより製造することができる。
その際の加熱温度は樹脂の組成およびエポキシ化合物の
種類などにより異なるが、一般には20〜200°Cの
温度範囲、好ましくは3.0−120℃の温度範囲から
選択される。
前述のように本発明の硬化スルホン酸樹脂組成物は、そ
の製造時に用いるエポキシ化”合物の添加量を調節する
ことにより、所望の硬化度の硬化スルホン醇樹脂として
得ることができる。従って、用途にあわせて種々の硬化
度とすることにより、各種の成形体および積層構造体な
どに成形することができる。
4、シに、硬化性スルホン酪樹脂(2−アクリルアミI
s’ −2−メチルプロパンスルホン酸および/または
2−メタクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
から誘導される基を構成繰り返し単位として10モル%
以」二含む伺加重合体)とエポキシ化合物の11合物を
、たとえば水などの溶媒に滴状に分if& したのち、
この分散液を加熱することにより硬化スルホン酸樹脂組
成物の粒状物を容易に製造することができる。この点を
更に詳しく述べる。
すなわち、まず硬化性スルホン酎樹脂とエポキシ化合物
とを、アセI・ン、メチルエチルケトン、インブチルケ
トン、メタノール、エタノール、ブタノール、ベンゼン
、トルエン、キシレン、メチレンクロリド、エチレンク
ロリド、クロロホルム、水あるいは」二記の溶媒から黄
ばれる二種以1−の溶媒の組合せからなる115合溶媒
などに溶解し、この溶液を、界面活性剤(例、Fテシル
ベンゼンスルホン酪ナトリウム、ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル等)を含む水に分散することによ
り、硬化性スルホン醇樹脂とエポキシ化合物とからなる
粒径が0.5〜30gmの微粒相を調製する。なおここ
で用いられる溶媒の佛点は、のちの工程における溶媒の
留去を容易にするため、30〜80°Cの範囲にあるこ
とが好ましい。 なお界面活性剤とともに保1.((コ
ロイド(例、ゼラチン、ポリビニルアルコール″S)を
バ存させておくと、分散および微粒化が容易となるなど
の利点がある。
微粒相が生成したら、その分散液を加熱することにより
硬化スルホン酸樹脂組成物の微粒子成形体が生成する。
この加熱温度は、40〜120 ′0の範囲から選ぶこ
とが、分散媒の除去を同時におこなえるので好ましい。
生成した粒状物は、たとえば濾過操作により分1牧媒か
ら分離され乾燥される。粒状物の粒径は製造条件により
異なるが、通常は0.5〜30ルmである。
未硬化のスルホン酸樹脂組成物微粒子が分散している分
散液を支持体または他の層の上へ塗布等の方?)、によ
り適用し、ついでスルホン酸樹脂組成物が硬化する温度
に加熱して分散媒を蒸発させて除去することにより、ス
ルホン酪樹脂組成物微粒子相互が点接触状の接触を保ち
ながら架橋接着され、硬化したスルホン酪樹脂微粒子が
相互に点接触状に接着固化した連続空隙含有粒状構造体
層を作ることができる。このようにして、作られた連続
空隙含有粒状構造体層は特開昭55−90859号公報
に記載の多層分析要素の液体の分析または輸送用の粒状
構造物層として用いられるほかに多層分析要素の多孔性
試薬層等として用いることができる。
また、本発明の硬化スルホン酸樹脂組成物は多層積層構
造体の形態どして、イオン交換11り、シアンフィルム
用パイングー、+(n fl’j、分析スライj・用多
層分析要素のパインター、ハロゲン化銀感光材料用バイ
ンダー、磁性テープ用バインダーなどの各種の用途に用
いることもできる。
たとえば、本発明の硬化スルホン酸樹脂組成物を含む一
体型多層積層構造体は、ます透明支持体(セラチン下塗
りを施すこともできる)1−に、硬化性スルホン酎樹脂
と硬化剤との4昆合物を含む溶液を塗布し、この塗ノ1
】物を硬化温瓜範囲のなかから適宜選ばれた温瓜におい
て加熱処理することにより硬化スルホン酸樹脂組成物層
を形成する6そして所望により、さらに多層積層構造体
の用途に応じて、別層を一つ以り積層することちり能で
ある。。
以上のように、本発明の硬化スルホン酸樹脂組成物は、
その組成を変えることによりその硬化度を目的にあわせ
て調整することができるので、硬化スルホン酸樹脂組成
物を成形体として使用する場合には、その用途に応じて
種々の硬化度の硬化スルホン酩樹脂を含む一体型の積層
構造体あるいは粒状物を形成することが可能となる。
以下に本発明の実施例を示す。
[実施例1]1・状6 ヒ1 の−パ告10 重%%の
ポリ−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酪(硬化性スルホン酸樹脂)溶液に、第1表に示した
エポキシ化合物を硬化性スルホン酪樹脂重量に対して1
0重量%添加したのち、50°Cにて30分間放置する
ことにより硬化性スルホン酸樹脂組成物溶液を得た。各
々の硬化性スルホン酸樹脂組成物溶液の粘度を測定した
結果を第1表に示す。
第1表 硬化性スルホン酸樹脂組成物溶液の粘度添力「シたエポ
キシ化合物 溶液粘度 エチレングリコール ジグリシジルエーテル 45cp ネオペンチルグリコール ジグリシジルエーテル 52cp ブタンジオール ジグリシジルエーテル 50cp ヘキサンジオール ジグリシジルエーテル 51Cp 無(比較例) 28cp 厚さが180ルmのセラチン下塗りが施されているポリ
エチレンテレフタレート(P E T)フィルム支持体
の上に」−記の硬化性スルホン酸樹脂組成物溶液を厚さ
が10ルmとなるように塗布し。
これを60℃において15分間加熱した。
次にこの樹脂組成物層の上に厚さ5ルmの二酸化チタン
層(平均粒110.4,4tmの二酸化チタン10重量
部に対してバインダーとしてのアガロースが1玉量部加
えられて形成された層)を形成した。
この層状物を60°Cで15分間加熱し、二酸化チタン
層表面の状態を目視により観察したが、ひび割れの現象
は見られなかった。すなわち、樹脂組成物層は加熱によ
っても収縮することがないところから、充分硬化した硬
化スルホン酸樹脂層となっていることが判明した。
なお、比較のために、エポキシ化合物無添加のlO0玉
量のポリ−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酪溶液(溶液粘度:28Cp、第1表参照)を硬
化性スルホン酩樹脂溶液のかわりに使用する以外は上記
と同様にして支持体上に樹脂層を形成し、さらに二酸化
チタン層を形成して層状物を得た。この層状物を同じく
、60°Cで15分間加熱したところ二酸化チタン層の
表面には多数のびび割れが発生した。すなわち。
このエポキシ化合物フ!!1、添加ポリ−2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸樹脂層は加熱に
より容易に収縮し、たとえば一体型層状構造体の構成材
料としては不充分な点があることが確認された。
[実施例2〕 八・冒IIし、1′−のパ告硬化剤とし
てブタンジオールジグリシジルエーテルを使用し、硬化
性スルホン酎樹脂重量に対する硬化剤の添加量を変える
ことにより硬化度の異なるスルホン酸樹脂組成物層を形
成した以外は、実施例1と同様の方法により、PETフ
ィルム支持体、スルホン酸樹脂組成物層(またはスルホ
ン酎樹脂層)および二酸化チタン層からなる一体型の積
層体を得た。
この一体型積層体を40℃の温水に浸清し、この温水の
温度を40℃/30分の’jl’ 11a速度で上y1
させることにより、二酸化チタン層がPETフィルム支
持体から剥離する水温を測定した。
第2表 二酸化チタン層の剥離温度 0 1.25 2.5 5.0 10.0剥敲温度(’
C) 44 84 85 87 87第2表に示された
結果は、硬化剤を添加した場合には二酸化チタン層の剥
離温度は高いが、硬化剤無楕加の場合には、その剥離温
度が低いことを示している。
[実施例3コ 層状(1ヒ、の・′に 酸化チタン層を形成しなかった以外は、実施例2と同様
の方法により、PETフィルム支持体とスルホン酸樹脂
組成物P:3(またはスルポン酸樹脂層)からなる一体
型の積層体を得た。
この一体型積層体を40°Cの温水に浸漬し、この温水
の温度を40°c/30分の昇温速度で上昇させること
により、該樹脂層がPETフィルム支持体から剥離する
水温を測定した。
第3表 樹脂層の剥離温度 0 1.25 2.5 5.0 +0.0剥f1に温度
(’(り 42 B? 、70 72 72なお、硬化
剤無雄加の場合には、樹脂層は剥離ではなく低温(42
°C)で温水中に溶解して消失したが、硬化剤添加のも
のは、温水中に溶解することなく、またその2’l 陣
l 71シ度も高いことが確認された。
[実施例4 ] A”li’ lcMl ” の・パ′
1.0gの2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酩嗜メククリル酪n−ブチル共屯合体(モル比2
0二80.「ηコ0.31)をブタンジオールジグリシ
ジルエーテル0.3gとともに、メチレンクロリF’ 
5 m 51とメタノール0゜5m文との混合溶媒に溶
かしたものを、蒸留水100mMにドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム0.5g、ゼラチン0.5gを溶か
した分散媒中に激しく攪拌しながら徐々に添加して、粒
状物を形成した。この粒状物を含む試料を60°Cにお
いて15分間加熱することにより、共重合体組成物(粒
状物)の硬化およびメチレンクロリドとメタノールの除
去を行なった。
次に、この粒状物を遠心分離操作により集め、これをノ
に留水50mMに分散させ、プロナーセCでセラチンを
分解させて粒状硬化物を得た。
なお」−記の硬化粒状物をアセトン・メタノール(1:
 1)の混合溶媒中に分散させて、粒状物の状態の変化
を観察したが、粒状物は溶解などのような異常な挙動を
示さなかった。
ゼラチン下塗り層を有する無色透明のポリエチレンテレ
フタレートCPET)フィルム支持体(厚さ180IL
m)の上に下記の各層を順次塗布形成することによりア
ミラーゼ活性定量用多層分析黄素を製造した。
(1)呈色反応層 先柾亙皿遣 2−メトキシ−5−テI・ラテシル オキシカルポニルベンゼンジアソ ニウムテトラフルオロボレート 50mg2−アクリル
アミド−2−メチルプロ パンスルホン耐重合体(20%水溶液、25°Cの粘度
:2500cps)400mgジエチレングリコール ジグリシジルエーテル 30mg 蒸留水 1mJlj メタノール 3ml アセトン 1mm 見立亙遣 均−に溶解して調製した上記の塗布液を60°CでPE
T支持体1:に塗布したのち、これを乾燥して呈色反応
層を形成した。乾燥後の呈色反応層の厚さは4ルmであ
った。
(2)拡散防止層 蒸留水50mJLと二酩化チタン微粉末80gとをホモ
ジナイザーを用い混合分散させ、ついでアカロース3%
水溶液300 gとP−ノニルフェノキシグリセリンO
,’5gを添加して均一な分散液とした。 この分散液
を呈色反応層の上に塗布して乾燥することにより拡散防
止層を形成した。乾燥後の拡散防止層の厚さは6gmで
あった。
(3)基質層 澱粉に反応性カプラー2−[8−ヒドロキシ−3,6−
ビス(ナトリウムスルホナト)−1−ナフチルアミノ]
−4,6−ジクロロ−s−トリアジンを平均18:1(
Ei粉中のグルコース単位数:反応性カプラー分子数)
の割合で結合させたカプラー澱粉10gとp−ノニルフ
ェノキシグリセリン(25%水溶液)2gとをpH7の
0.2M燐酸カリウム緩衝液に溶解し、得られた溶液を
拡散防止層の一ヒに塗布し乾燥することにより基質層を
形成した。乾燥後の基質層の厚さは2.8ルmであった
(4)多孔性展開層 ノロ(質層を水で湿らせ、この」二に、厚さ150ルm
、平均孔径3.Opmのメンブランフィルタ−(FM−
300:富十写J″Lフィルルム■製)を軽く圧力をか
けて接着して多孔性展開層とした。
このようにして得られた多層分析要素をPETフィルム
側から観測したところ、二酩化チタン微粉末含有拡散防
止層は平滑で、ひび割れなどの異常現象は見られなかっ
た。
[多層分析要素の評価] 上記のアミラーゼ活性室liY用多層分析要素の展開層
の上にアミラーセ溶液(新鮮なヒI・唾液を7%アルブ
ミン含有生理食In水で希釈することにより得た1、5
00U/iの活性値を有するもの)10gMをスポント
したのち37°C−c15分間インクベーションした。
発色は高い光学′I:を度を示し、上記の多層分析要素
はアミラーゼ活性室!IV用多層分析要素として有利に
用いることができることが確認された。
特許出願人 富士写真フィルム株式会社代理人 弁理士
 柳 川 泰 男

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1゜2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
    酸および/または2−メタクリルアミド−2−メチルプ
    ロパンスルホン酸から誘導される基を構成繰り返し単位
    として10モル%以上含む伺加重合体かエポキシ化合物
    により架橋されてなる硬化スルホン酪樹脂組成物。 2゜−]二記エポキシ化合物が多価エポキシ化合物であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の硬化ス
    ルホン酪樹脂組成物。 3゜」二記付加重合体が、2−アクリルアミド−2−メ
    チルプロパンスルホン酸および/または2−メタクリル
    アミド−2−メチルプロパンスルポン酸から誘導5れる
    基をa成繰り返し単位として70モル%以上含むことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の硬化スルホン酸
    樹脂組成物。 4゜上記付加重合体が、実質的に2−アクリルアミド−
    2−メチルプロパンスルホン酸および/または2−メタ
    クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸から誘導
    されるノ、(からなる構成繰り返し単位のみから構成、
    されていることを!l¥徴とする特許請求の範囲第第3
     tn記載の硬化スルホン酊樹脂組成物。 5、.2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
    ン酸および/または2−メタクリルアミド−2−メチル
    プロパンスルホン酸から誘導される基を構成繰り返し単
    位としてlOモル%以」二含む付加重合体がエポキシ化
    合物により架橋された硬化スルホン耐樹脂M1成物より
    なる粒状物。 6゜」:記粒状物が相−11−に点接触状に接触して架
    橋接着されて連続空隙含41粒状構造物を形成している
    特許請求の範囲第5 ffrに記載の粒状物。
JP20414083A 1983-10-31 1983-10-31 硬化スルホン酸樹脂組成物および粒状物 Pending JPS6096618A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20414083A JPS6096618A (ja) 1983-10-31 1983-10-31 硬化スルホン酸樹脂組成物および粒状物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20414083A JPS6096618A (ja) 1983-10-31 1983-10-31 硬化スルホン酸樹脂組成物および粒状物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6096618A true JPS6096618A (ja) 1985-05-30

Family

ID=16485495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20414083A Pending JPS6096618A (ja) 1983-10-31 1983-10-31 硬化スルホン酸樹脂組成物および粒状物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6096618A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0472153A1 (en) * 1990-08-20 1992-02-26 Fuji Photo Film Co., Ltd. A silver halide color photographic material
EP0476604A1 (en) * 1990-09-18 1992-03-25 Fuji Photo Film Co., Ltd. A silver halide color photograhic material
EP0480292A1 (en) * 1990-10-02 1992-04-15 Fuji Photo Film Co., Ltd. A silver halide color photographic material

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0472153A1 (en) * 1990-08-20 1992-02-26 Fuji Photo Film Co., Ltd. A silver halide color photographic material
US5298374A (en) * 1990-08-20 1994-03-29 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide color photographic material
EP0476604A1 (en) * 1990-09-18 1992-03-25 Fuji Photo Film Co., Ltd. A silver halide color photograhic material
US5378594A (en) * 1990-09-18 1995-01-03 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide color photographic material
EP0480292A1 (en) * 1990-10-02 1992-04-15 Fuji Photo Film Co., Ltd. A silver halide color photographic material
US5200307A (en) * 1990-10-02 1993-04-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Sliver halide color photographic material

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ma et al. A novel sequential photoinduced living graft polymerization
US5137633A (en) Hydrophobic membrane having hydrophilic and charged surface and process
JP5350327B2 (ja) 空間的に制御された改質多孔膜
US20110033663A1 (en) Superhydrophobic and superhydrophilic materials, surfaces and methods
JPS6110407A (ja) 耐引かきコ−テイングを有する光学レンズの製造法およびそれによつて得られたレンズ
CA1255249A (en) Methods of forming multilayer coated film
JP2019516073A (ja) 親水性コーティングを備えたマイクロチャネルを有するマイクロ流体デバイス
JPS63230336A (ja) 高分子ブレンドから形成した塗膜を有する物品
JPH0321902B2 (ja)
Chen et al. Self-assembly of pillars modified with vapor deposited polymer coatings
JPS6096618A (ja) 硬化スルホン酸樹脂組成物および粒状物
US3250642A (en) Applying subbing layer onto olefin polymeric films by graft polymerization using ultra-violet radiation
TW200525003A (en) Non-leaching adhesive system and its use in a liquid immersion objective
JP3711666B2 (ja) 偏光板用保護フィルムおよびそれを用いた偏光板
JPS6096633A (ja) 硬化スルホン酸樹脂組成物および粒状物
JPS5938105B2 (ja) 樹脂被覆シ−ト
CN117062859A (zh) 聚合物膜
JP2006117742A (ja) 光硬化性樹脂組成物及びそれを用いた積層体の製造方法
Kartsev et al. Omniphobic Photoresist‐Assisted Patterning of Porous Polymethacrylate Films
JPS63278840A (ja) 防曇性シ−ト
JP2005041916A (ja) 光重合性組成物およびそれを用いてなるシート
JPS63287577A (ja) 転写シ−ト及び転写方法
JPS6232109A (ja) メタリルアルコ−ル単位を含む共重合体
JPS5994756A (ja) 写真用支持体
TW202340341A (zh) 離子交換膜之製造方法及其再生水系統