JPS6096448A - 難燃性サンドイツチパネルの製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に関するものである。更に詳しくは、ウレタン変性ポリ
インシアヌレートフォームを芯材とし難燃フォームノぐ
ネルを製造するに際し表面材として特殊なガラス長繊維
マットを使用し、サンドイッテパネルの断熱性、軽量性
を損うことなく、特に耐燃焼性を改良することを目的と
したものである。

一般にポリウレタン７オームサンドイツチパネルは軽量
であシ、シかも断熱性、遮音性において優れた性質を発
揮し、建築物の内装材、天井材等に多く使用されている
。しかしこのポリウレタンフォームは非常圧燃えやすい
という欠点を有しておシ，従って近年難燃性を必要とす
る分野では、ポリウレタンフォームの代わシにウレタン
変性ポリイソシアヌレート７オームが用いられる様にな
った。このウレタン変性ポリインシアヌレート７オーム
はポリウレタン７オームに比べて耐熱性、耐燃焼性の点
で性能が高く評価されていることは公知の事実である、 しかし、ポリイソシアヌレート７オーム金芯材とした場
合でもＪＩ８Ａ１３２１の如き試験方法では、発煙性（
ＯＡ）、温度時間面積（Ｔｄθノ、残炎等すべての点で
難燃２級Ａ（準不燃）に合格するのは困難である。耐燃
焼性を改良するために、表面材の改良、あるいは芯材で
あるウレタン変性ボジインシアヌレートフォームの改良
が試みられておシ、芯材であるポリイソシアヌレートフ
オームの改良としては、発煙量を減らす（％開閉５６−
１４７８１８）＋燃焼時の亀裂を抑制する（特開昭５６
−１５１７１４）等の提案があるが、どれもＪＩＳＡ１
３２１　における難燃２級Ａについてナベての点で合格
するものではない。表面材の改良については、燃焼性は
現状維持のままツクネルの軽量化、強度の増大を主たる
目的としておシ、決め手となるものはない。非常に厚い
表面材（例えば厚さ９ＩＩＪ＋の石責板）を使用すれば
燃焼性は改良できるが、パネルの重量が著しく増大して
フオーム、ｅネルの利点の一つが失なわれてしまう。

本発明者らは、このウレタン変性ポリインシアヌレート
７オームを芯材とし１表面材を貼着してなる難燃性サン
ドイッチパネルにおいて、特殊なグラスウールマット全
表面材として使用することにより軽量性、断熱性全損わ
ずに、耐燃焼性を著しく改良できることを見出した。

即ち本発明は、ウレタン変性ポリイソシアヌレートフオ
ームを芯材とし、この芯材の表面、裏面にそれぞれ表面
材、裏面材を貼着してなるサンドイッチパネルにおいて
、該芯材の表面材として任意の厚さ、好ましくは４〜８
Ｉｕのガラス長繊維積層体の表面を不織布で被覆しニー
ドル加工の上樹脂戸々インダーを施したマットを使用し
、該芯材と該表面材とをウレタン変性ポリイソシアヌレ
ート７オームの自己接着により一体化したことを特徴と
する難燃性サンドイッチノぞネルの製造法に関するもの
である。

ここでこのガラス長繊維積層体の表面を不織布で被覆し
、ニードル加工の上樹脂−々インダーを施したマツトド
いうのは、「スー７ぞ一７エルトン」という名称で市販
されているものであシ、白色で非常に柔軟性に富むマッ
トである。

本発明は、難燃性サンドイッチパネルの表面材として前
述し九様なグラスウールマット即ちスー／Ｒ−７：ｆ：
、ルトンヲ使用し、ポリインシアヌレート７オームの自
己接着性によシ一体成形することによ、！１１、ＪＩＳ
Ａ１３２１　に規定される難燃２級Ａに到底合格し得な
かったウレタン変性ポリづソシアヌレートフオームサン
ドイツテノぞネルの防火性が軽量性を大きく損うことな
く著しく改善されることになシ、従来技術からは到底想
起し得ないまさに画期的なことと言える。

次に本発明について更に詳しく述べる。

ここでウレタン変性ポリインシアヌレート７オームとい
うのは、有機ポリイソシアネート、ポリオール、界面活
性剤、発泡剤等を三量化触媒の存在下、反応発泡せしめ
て得られるものである。ここで使用できる有機ポリイソ
シアネートとは２個以上のインシアネート基を同一分子
中に結合した有機化合物であって、脂肪族系、芳香族系
及びそれらの変性物も包含される。脂肪族ポリインシア
ネートとしては、−＼キサメチレンジイソシアネート、
イソホロンジインシアネート、ジシクロヘキシルメタン
ジイソシアネート等がある。芳香族ポリイソシアネート
としては、トリレンジイソシアネー）（２，４及び／又
は２．６異性体）ジフェニルメタンジイソシアネート、
ナフタレンジイソシアネート、ポリフェニルメタンポリ
イソシアネート等が挙げられる。又このポリイソシアネ
ート（７）　一部ｆウレタン、♂ウレット、アロファネ
ート、カルゼジイミド、オキサゾリドン、アミド、イミ
ド、イソシアヌレート等に変性したものも使用できる、 本発明に使用することのできるポリオールとしては、少
なくとも２個の水酸基を有する化合物の１種又は２種以
上の混合物であシ、エチレングリコール、プロピレンク
リコール、１．４−７”ｆｉンジオール、グリセリン、
ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール、トリメチ
ロールプロパン、ソルビトール、シュガー等の多価アル
コール又はこれらのアルキレンオキシド付加物、ジェタ
ノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノール
アミン又はこれらのアルキレンオキシド付加物、エチレ
ンジアミン、ジエチレントリアミン、トリレンジアミン
尋のアルキレンオキシド付加物、Ｘ）カルゼン酸と前記
多価アルコールとの反応によって作られる液状の末端ヒ
ドロキシポリエステル、その他フェノールとホルムアル
デヒドとの縮合から得られるフェノール樹脂又はこのア
ルキレンオキシド付加物等が挙げられる。

これら有機ポリイソシアネートとポリオールとを骨格と
して触媒、発泡剤、界面活性剤及び他の添加物を使用し
て、ポリイソシアヌレート７オームを製造する際、難燃
性や、熱安定性のすぐれた７オームｔ　ｍる危めに、ウ
レタン結合に比べて、イソシアヌレート環構造を多く生
成させる必要がある。そのためには、Ｎ０Ｏ１０Ｈ当量
比は２〜１０でなければならず、特に好ましくは３〜８
である。

本発明に使用することのできる触媒としては、三量体生
成触媒単独、又はウレタン結合生成触媒、尿素結合生成
触媒、ビウレット結合生成触媒等との併用でもよい。三
量体生成触媒としては、２゜４．６−）リス（ジメテル
アミノメチルンフェノール、Ｎ、Ｎ’　、Ｎ’−）リス
（ジメチルアミノプロピル）−８−へキサヒドロトリア
ジン等の第３級アミン類、１．８ジアザビシクロ（５，
４，０）ウンデセン−７の有機醗塩類、酢酸カリウム、
プロピオン酸カリウム、カプリル酸カリウム、２−エチ
ルへキサン酸カリウム、安息香酸カリウム等のカルゼン
酸のアルカリ金属塩、カルゼン酸以外の弱酸のアルカリ
金属塩、無機塩基等を挙げることができる。また、ウレ
タン結合、尿素結合及びビウレット結合の生成触媒とし
ては一般にポリウレタンフォーム展進時使用できる触媒
はすべて使用可能である。これらを大別すると第三級ア
ミンと有機金属化合物とに分けられ、第三級アミンとし
ては、例えばトリエチルアミン、モノエタノールアミン
、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、トリエ
チレン・ジアミン、テトラメチルプロパンジアミン、テ
トラメチルへキサメチレンジアミン、ジメチルシクロヘ
キシルアミン等、又有機金属化合物としては、例えばジ
ブチル錫ジラウレート、ジブチル錫シア七テート、スタ
ナスオクトエート等がある。勿論これらを１種類使用し
ても、又２種類以上使用してもよい。これらの使用量は
系の反応性を考慮して決めるべきである。

本発明に使用することのできる発泡剤としては、大別す
ると、不活性低沸点溶剤と、反応性発泡剤との２種類に
なる。不活性低沸点溶剤としては塩弗化アルカンが一般
に使用され、具体例として、塩化メチレン、トリクロロ
フロロメタンジクロロジフロロメタン、ジクロロモノフ
ロロメタン、ジクロロテトラフロロエタン、ジブロモモ
ノフロロメタン等が使用でき、反応性発泡剤としては、
水が挙げられる。

本発明に使用することのできる界面活性剤としては、ポ
リウレタンフォーム創造用として効果のあるものは全て
使用できる５例えば、ポリオキシアルキレンアルキルエ
ーテル、ポリオキクアルキレンアルキルアミ−エーテル
等のポリオキシアルキレン系のもの、オルガノポリシロ
キサン、シロキサンオキシアルキレンコポリマー等のシ
リコーン系のものが挙げられる、 このようにして得られるウレタン変性ポリイソシアヌレ
ート７オームは難燃剤を特に使用しなくても充分な難燃
性全盲するが必要に応じて離燃剤を使用することもでき
る。例えば、トリクレジルホヌフエート、トリス（り四
ロプロビル）ホスフェート等のリン酸エステル類、三酸
化アンチモン、アルミナ、オキシ塩化アンチモン等の金
属酸化物、塩化物が使用できる。

本発明に使用することのできる裏面材としては、不燃性
材料はすべて使用でき、更に詳しく述べると鉄板、アル
ミ板、などの金属板、鉄箔、アルミ箔などの金属箔、石
膏板−、ノｑ−ライト板などの無機質不燃材料などかあ
シ、用途に応じて紙、プラスチックシート、合板などを
使用することもできる。

本発明による難燃フオームサンドイッチパネルは、軽量
でわ）、かつ耐燃焼性に優れた性質を示すものであシ、
従来から利用されてい欠番種建築物、容器等の保温、保
冷、断熱、遮音等は勿論のこと特に通常の難燃ポリウレ
タンフォームパネルでは利用することのできない地域例
えば、高層ビルや防火地域における外壁材等としても利
用することができる。

本発明を以下実施例によって更に詳しく説明する。

実施例１ 内面積２２Ｘ２２３、深さ２５ｍのアルミ製凹型（型温
４０℃）内に、厚さ８鰭のスーツぐ一７エルトンｔ　２
２　Ｘ　２２　ｃｒｎに切断して置いた５次いでとのス
ーツぞ一７エルトン上に下記組成のＡ液、　Ｂ液を液温
２０℃で高速攪拌機（４０００ｒ、ｐ、’ｍ　）で５秒
間混合して得九発泡体原液を３ｏｆ素早く注入し裏面材
として厚さ０．５關の鉄板（２２Ｘ２２５１１）を置き
、その上に上蓋をのせ、ハンドクランプで固定した。そ
のｔｔｓｏ℃の恒温乾燥器で、３０分間キュアーの後、
脱型し、得られ九２５闘厚のサンプルは一晩デジケータ
ー内で乾燥の１ＪＩ８Ａ１３２１　付加試験を行なった
。結果を第−表に示す。

組成 ■　Ａ　液　重量部 ポリエーテルポリオール　Ａ　１７．７（三洋化成工業
裂；　ＰＰ−２００） ポリエーテルポリオール　Ｂ５．３ （旭電化工業製；０Ｍ−２９４） 触媒　１．１ （日本ポリウレタン工業息目キャタリストＬＢ）界面活
性剤　□、□ （日本二二カ展；　Ｌ−５４２０） トリクロロフロロメタン　２７．０ ■Ｂ液 ポリフェニルメタンポリイソシアネート　１００．０（
日本ポリウレタン工業製；ミリオネートＭＲ−１００）
実施例２ 実施例１と同様の方法で厚さ４ｕのスーパーフェルトン
を使用し実施例１と同じ原液を使用して添加量を４０９
とし２５ｍ厚のサンプルを得ＪＩ８Ａ１３２１　付加試
験を行なった。結果上第−表に示す、 比較例１ 実施例１と同じ原液、同様の方法で、スーパー７エルト
ンの代わシに、厚さ０．５　Ｕｌの鉄板を表面材とし、
原液の添加量３０ｆとして厚さ２５藺のサンプルを得、
燃焼試験を行なった・ 比較例２ 比較例１と同じ原液、同じ方法で鉄板を表面材とし、原
液の添加量４０ｔとして２５ＩＩｊ厚のサンプルを得、
燃焼試験を打力った。結果ｔ−第−表に示す。

第　−表 上表によシ明らかなように、本発明方法によるサンドイ
ッチパネルは、発煙性、濃度時間面積及び残炎のいずれ
においても優れた成績を示した。

すなわち本発明方法にょシ製造され良サンドイッチパネ
ルはＪＩＳＡ１３２１に規定される難燃２級Ａに十分に
合格する製品である、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ウレタン変性ポリインシアヌレート７オームを芯材とし
   、この芯材の表面、裏面にそれぞれ表面材、裏面材を貼
   着してなるサンドインチパネルにおいて、該芯材の表面
   材として、厚さ４〜８藺のガラス長繊維積層体の表面を
   不織布で被覆しニードル加工の上樹脂−々インダーを施
   したマットを使用し、該芯材と、該表面材とをウレタン
   変性ポリイソシアヌレート７オームの自己接着によシ一
   体化したことを特徴とする難燃性サンドイッチパネルの
   製造法。