JPS609497Y2 - 弁装置 - Google Patents

弁装置

Info

Publication number
JPS609497Y2
JPS609497Y2 JP12778278U JP12778278U JPS609497Y2 JP S609497 Y2 JPS609497 Y2 JP S609497Y2 JP 12778278 U JP12778278 U JP 12778278U JP 12778278 U JP12778278 U JP 12778278U JP S609497 Y2 JPS609497 Y2 JP S609497Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
spring
set pressure
potentiometer
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12778278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5545016U (ja
Inventor
文夫 木村
Original Assignee
トキコ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トキコ株式会社 filed Critical トキコ株式会社
Priority to JP12778278U priority Critical patent/JPS609497Y2/ja
Publication of JPS5545016U publication Critical patent/JPS5545016U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS609497Y2 publication Critical patent/JPS609497Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Safety Valves (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は弁装置に係り、例えば都市ガス給送配管途中等
の圧力制御弁を制御するためのパイロット用弁装置にお
いて、そのパイロット設定圧力をポテンショメータによ
り信号として検出しつつ適切に制御するものに関する。
一般に、都市ガス給送配管途中には、その給送圧力を制
御する圧力制御弁と該圧力制御弁の弁開度を制御するた
めのパイロット弁が設けられており、その1例としては
本出願人が先に特願昭50−100973号(特開昭5
2−24326号)1気体圧力制御装置、により提案し
たものがある。
この第1の先願例によれば、パイロット弁の弁部のダイ
ヤプラム膜をコイルばねによって付勢しておき、このコ
イルばね力を可変することにより圧力制御弁に対するパ
イロット設定圧力を可変調整する構成とされている。
このため、コイルばねのばね力は、該コイルばねの一端
に係止させた回動軸のネジ送り量を手動回動操作により
変えて可変調整できるようになっている。
ところで、本出願人が先に特願昭49−23990号(
特公昭54−527号)r″ガス用弁装置ヨにより提案
したものでは、上記パイロット弁の回動軸のネジ送りを
ハンドルによる手動回動操作以外にクラッチ切換えによ
り電動機によっても回転操作しうるようにしている。
この第2の先願例の電動機使用の場合には、回動軸の回
動変位を例えば減速歯車機構等を介してポテンショメー
タに伝達してその抵抗値の可変により上記パイロット設
定圧力を信号として検出して出力させ指示せしめている
しかるに、この第2の先願例において、ポテンショメー
タの指示値が実際の設定圧力と一致していれば問題はな
いが、パイロット弁を組立てる際に用いたダイヤフラム
膜或いはコイルばね等のばね力が正規の値と異なってい
る場合などには、ポテンショメータの指示値が実際の設
定圧力と一致せず使用上不便になることがあった。
このような場合に、上記第2の先願例ではポテンショメ
ータと回動軸との間に設けた減速歯車機構の歯車を交換
してその減速比を可変するか、或いはパイロット弁を分
解してダイヤプラム膜或いはコイルばね等を交換するか
しなければならず、そのための作業が複雑で非常に面倒
である等の欠点を有していた。
本考案は、上記減速歯車機構中にその減速伝達比を調整
的に可変設定しうる可変調整機構を設け、ポテンショメ
ータの指示値を容易に補正して実際の設定圧力と一致さ
せるようにし、上記使用上の不便及び面倒な交換作業を
不要として上記欠点を除去した弁装置を提供することを
目的としたものである。
そのための構成は、ばねの付勢力を変更することにより
設定圧力を可変にしうる弁部と、上記ばねの軸線方向と
同方向に変位して上記ばねの付勢力を調整する変位部材
と、外部から回動操作されその回動量に応じて上記変位
部材を変位させる回動軸と、該回動軸の回動変位を歯車
機構を介して伝達され該回動軸の回動量に応じた信号を
出力するポテンショメータと、該歯車機構中に設けられ
上記ばねの付勢力に基付く設定圧力と上記信号値により
指示される設定圧力値とが一致するようにその回動伝達
比を調整的に可変設定できる回転伝達化可変調整機構と
から構成してなるものである。
次に、その一実施例につき説明する。
第1図は本考案になる弁装置の一実施例の縦断面図、第
2図はそのX−X線に沿う横断矢視図、第3図は設定圧
力とポテンショメータの指示値との関係を示す図である
第1図中、弁装置1は本実施例の場合例えば都市ガス給
送配管中に設けられる圧力制御弁(図示せず)を駆動す
るのに用いられる。
弁装置1の弁部2は、ヨーク3で連結され互いに所定間
隔離間対向する一対のダイヤフラム膜4,5のうちの一
方のダイヤフラム膜4に弁体2aを設け、この弁体2a
が流入口6の開口部に形成した弁座2bに離・着座する
ことにより流入口6と流出ロアとの間を連弾遮断するこ
とができる。
圧力制御弁によって圧力制御された流体の一部は、圧力
検出導管(図示せず)を介して室8内に導入されており
、室8内の圧力に応じて弁部2が開閉され、流出ロアか
ら圧力制御弁のダイヤプラム駆動部(図示せず)に適宜
圧力の流体が供給される。
ダイヤプラム膜5にはコイルばね9の一端部が係止され
ており、このコイルばね9の他端部には摺動体10が係
止している。
この摺動体10は回動軸11の端部に形成したネジ部に
螺合しており、回動軸11の正逆回転により上下方向に
摺動し、ばね9のばね力を可変する。
回動軸11は、操作レバー12を操作してクラッチ機構
13を切換えることにより電動機軸14a或いはハンド
ル軸15aの一方に接続することができ、これにより電
動機14による電動回転及びハンドル15による手動回
転の2態様に選択的に切り換えうる。
ここで、回動軸11を正転して摺動体10を下方に変位
させてばね9を圧縮した場合にばばね9の付勢力が強く
なり、このとき室8内の圧力が一定ならば弁体2aと弁
座2bとの弁開度が大きくなる。
この結果、流出ロアから流出する流体圧溶Pは高くなり
、圧力制御弁に対する設定圧力Psは大とすることがで
きる。
その逆に回動軸11を逆転して摺動体10を上方に変位
させてばね9を伸長した場合には上記流体圧力Pは低く
なり、圧力制御弁に対する設定圧力Psを小とすること
ができる。
16は回動軸11の回動を伝達するための伝達軸で、回
動軸11に固定した大径歯車11aに対し伝達軸16に
固定した小径歯車16aが噛合しており、回動軸11の
回転は増速されて伝達軸16に伝達される。
この伝達軸16には移動体17が取付けてあり、移動体
17は伝達軸16の正逆回転に伴なうネジ送り作用にて
軸線方向に直線移動する。
移動体17の左右の移動限界位置には第2図に示す如く
一対のリミットスイッチ18,19が配設してあり、こ
のリミットスイッチ18゜19からの信号によって移動
体17が移動限界位置に達したときに電動機14の作動
を自動的に停止させることができる。
第2図中、20はポテンショメータで、後述する回転伝
達化可変調整機構21等を介して伝達軸16の回転を伝
達され、その回転量を電圧信号として出力する。
伝達軸16の先端部には例えばゴムローラ等の円盤体2
2が軸方向の取付位置を調整可能に取付けである。
円盤体22の外周部は、伝達軸16と直交する方向に設
けた軸23の円盤体24の下面に当接している。
円盤体24はばね25によって円盤体22に当接する方
向に附勢されているので、円盤体22の回転を伝達され
て回転する。
軸23の他端部には傘歯車26が取付けてあり、この傘
歯車26がポテンショメータ20の入力軸20aに取付
けた傘歯車27に噛合している。
傘歯車26の径は傘歯車27の径よりも小さく、このた
め軸23の回転は減速されて入力軸20aに伝達される
ここで、円盤体22は伝達軸16にピン止め固定してあ
り、ピン22aをゆるめることにより伝達軸16に対す
る取付位置を随意可変することができる。
例えば円盤体22が円盤体24に当接する当接点の位置
が円盤体24の中心から遠く離れた位置になるよう円盤
体22の取付位置をずらしたとすると、円盤体22の一
回転当りの円盤体24の回動変位量が減少するので、そ
れだけ減速比を大とすることができる。
又、これとは反対に円盤体22の当接点の位置を円盤体
24の中心点に近づけた場合、円盤体22−回転当りの
円盤体24の回動変位量が増大するので、それだけ減速
比を小とすることができる。
従って、円盤体22の調整による減速比(回転伝達比)
の変更は連続的に行なうことができる。
尚、本実施例では歯車11a、16a及び傘歯車26.
27が歯車機構を構威し、円盤体22゜24が回転伝達
調整機構21を構成する。
ここで、弁装置1をパイロット弁として実際に配管中に
組み込み、ばね9の圧縮量を調節して圧力制御弁に対す
る設定圧力Psを適宜圧力に設定したとする。
ところが、弁装置1を組立てる際に用いたばね9或いは
ダイヤプラム膜4,5等のばね定数が正規の値と異なっ
ていたために、圧力制御弁の実際の制御圧力とポテンシ
ョメータ20の指示値■との間にずれが生じたとする。
この場合、ポテンショメータ20の指示値■が正確に実
際の設定圧力Psに一致するよう調整する必要がある。
そこで、例えば設定圧力Psとポテンショメータ20の
指示値■との関係が第3図中二点鎖線で示す如くなって
いる場合には、回動軸11の一回転当りの回動量を減速
し過ぎた結果であるから、同図中実線で示した正規の関
係に近づけるために、円盤体22の当接点の位置を円盤
体24の中心点に近づけて減速比を小に設定するとよい
又、これとは逆に、設定圧力Psとポテンショメータ2
0の指示値■との関係が第3図中一点鎖線で示す如くな
っている場合には、円盤体22の当接点の位置を円盤体
24の中心点に近づけて減速比を大に設定すればよい。
上述の如く、本考案になる弁装置は、設定圧力を可変設
定する回動軸の回動変位量をポテンショメータに伝達す
る伝達歯車機構中に回転伝達比可変調整機構を設けた構
成としているため、実際の設定圧力とポテンショメータ
の指示値とがずれているような場合、回転伝達比可変調
整機構を操作して回動軸からポテンショメータに伝達さ
れる回動変位量を適宜可変することにより極めて簡単に
設定圧力がポテンショメータに正しく指示されるよう補
正することができ、これにより従来の弁装置の如く実際
の設定圧力とポテンショメータの指示値とがずれている
場合に、減速歯車機構中の歯車の組み合せと変えてみた
り、或いは弁装置中のばね或いはダイヤプラム膜等を他
のものと交換しなければならない等の面倒な作業を行な
わなくても済む等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる弁装置の一実施例の概略縦断面図
、第2図はそのX−X線に沿う横断矢視図、第3図は設
定圧力とポテンショメータの指示値との関係を示す図で
ある。 1・・・・・・弁装置、2・・・・・・弁部、9・・・
・・・コイルばね、11・・・・・・回動軸、lla・
・・・・・大径歯車、16a・・・・・・小径歯車、2
1・・・・・・回転伝達比可変調整機構、22・・・・
・・円盤体、24・・・・・・円盤体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ばねの付勢力を変更することにより設定圧力を可変にし
    うる弁部と、上記ばねの軸線方向と同方向に変位して上
    記ばねの付勢力を調整する変位部材と、外部から回動操
    作されその回動量に応じて上記変位部材を変位させる回
    動軸と、該回動軸の回動変位を歯車機構を介して伝達さ
    れ該回動軸の回動量に応じた信号を出力するポテンショ
    メータと、該歯車機構中に設けられ上記ばねの付勢力に
    基付く設定圧力と上記信号値により指示される設定圧力
    値とが一致するようにその回動伝達比を調整的に可変設
    定できる回転伝達化可変調整機構とから構成される装置
JP12778278U 1978-09-18 1978-09-18 弁装置 Expired JPS609497Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12778278U JPS609497Y2 (ja) 1978-09-18 1978-09-18 弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12778278U JPS609497Y2 (ja) 1978-09-18 1978-09-18 弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5545016U JPS5545016U (ja) 1980-03-24
JPS609497Y2 true JPS609497Y2 (ja) 1985-04-03

Family

ID=29090859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12778278U Expired JPS609497Y2 (ja) 1978-09-18 1978-09-18 弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS609497Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60249783A (ja) * 1984-05-25 1985-12-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 湯水混合装置
JP5451489B2 (ja) * 2010-03-31 2014-03-26 大阪瓦斯株式会社 圧力制御装置及びその連結方法
JP5444089B2 (ja) * 2010-03-31 2014-03-19 大阪瓦斯株式会社 圧力調整装置
JP5416013B2 (ja) * 2010-03-31 2014-02-12 大阪瓦斯株式会社 圧力制御装置
JP7329261B2 (ja) * 2021-03-29 2023-08-18 株式会社 タイコー レギュレータユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5545016U (ja) 1980-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4050670A (en) Variable force actuator
JPS6330678A (ja) ソレノイド作動パイロツトバルブ
JPS609497Y2 (ja) 弁装置
JPS59120725A (ja) 燃料噴射ポンプ
AU2002352793B2 (en) Pneumatic pressure regulator assembly
US3946985A (en) Valve device for gases
US4301831A (en) Pressure regulating valve with differential pressure response
KR100528169B1 (ko) 공압조절기를 이용한 글로브밸브 개도율 제어장치
US4394873A (en) Fluid valve with compressible channel
JPH0630571U (ja) 流量調整弁
US4545402A (en) Pressure-regulating valve with a force-feedback
CN216714676U (zh) 快速调节式电子压力控制器
CN1573253A (zh) 冷热水混合装置的控制机构
JPH0134826B2 (ja)
JPS6069373A (ja) 流量調整弁の開度制御装置
JPH01229184A (ja) 自動開閉弁
JP3241221U (ja) 半自動切換装置
GB2158616A (en) Hydraulic operated pressure reducing valve
KR200168584Y1 (ko) 압력제어밸브의 원격 압력설정기
JPH02123406A (ja) 圧力制御弁
ITPD990058A1 (it) Gruppo valvolare per la regolazione della portata di un gascombustibile.
US4242054A (en) Hydraulic unit
JPS61127965A (ja) トロイダル形無段変速機
WO2001031257A1 (en) Gas valve having a regulator with independent minimum and maximum adjustments
JP3007722B2 (ja) 電動機操作圧力制御弁