JPS609488B2 - 動物用駆虫剤組成物 - Google Patents

動物用駆虫剤組成物

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JPS609488B2
JPS609488B2 JP50072616A JP7261675A JPS609488B2 JP S609488 B2 JPS609488 B2 JP S609488B2 JP 50072616 A JP50072616 A JP 50072616A JP 7261675 A JP7261675 A JP 7261675A JP S609488 B2 JPS609488 B2 JP S609488B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D235/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings
    • C07D235/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D235/04Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles
    • C07D235/24Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached in position 2
    • C07D235/30Nitrogen atoms not forming part of a nitro radical
    • C07D235/32Benzimidazole-2-carbamic acids, unsubstituted or substituted; Esters thereof; Thio-analogues thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規化合物、5−プロピルチオー2−ペンズィ
ミダゾールカルバミン酸メチルェステルを活性成分とす
る動物用駆虫剤組成物ならびに駆虫法に関する。
この化合物は米国特許第3574845号に開示されて
いる化合物の上位概念に包含される。
すなわち、該米国特許明細書第1欄、第1図にはRが水
素、R′が低級アルキル、XおよびX′が酸素、Yが水
素およびZが低級アルキルチオとあり、同第1棚末行に
は「低級アルキル」が1〜8個の炭素原子を有するとし
て定義されている。しかし、該米国特許の化合物におけ
る好ましい基にはこのアルキルチオ基は含まれていない
。該明細書に開示されているもっとも近似する化合物は
5−メチルチオ−2ーカルポエトキシアミノベンズイミ
ダゾール(第2欄67行)またはそのオキシ同族体(第
3欄3餅庁)である。この第1の化合物は、本発明の化
合物が5位に2個、カルボアルコキシに1個のメチレン
基を有することにより異なり、第2の化合物は硫黄でな
く酸素を有する点で本発明の化合物と異なる。本発明者
らはこの新規駆虫剤が前記米国特許に開示されているよ
うな胃腸の寄生虫に対してのみならず動物の腕虫に対し
ても非常に活性であるという予期せぬ事実を見出した。
これらの寄生虫はジクチオカウリダエ(Dictyoc
a地dae)、メタストロンギリダエ(Metas口o
ngylidae)、プロトストロンギリダ工(Pro
tostrongyli舷e)およびフィラ。ィディダ
ヱ(Filaroidi船e)科に属するもので、特に
ジクチオカウルス(Dictyo−caul雌)属のも
のは羊、牛および馬に広く寄生する。これらは通常の駆
虫剤に対して特に抵抗する。メタストロンギルス(Me
tastrongylus)は豚において重要で、プロ
トストロンギス(Pmtostmn鋤1瓜)は羊および
山羊で、フィラロィデス(Fjlaroides)は猫
および犬において重要である。
ある種の腕虫は豚におムナぬインフルエンザウイルスの
媒介者であることが報告されている。羊におけるつぎの
研究は、前記米国特許に開示されているオキシ同族体(
0xibendazole)および/またはメチルチオ
同族体と比較した本発明のプロピルチオ化合物の予期せ
ぬ活性を示すものである。
不必要な線虫類を除くため、31頭の敏感な子羊にチア
ベンダゾール水素(66雌/kg)、ついでレバミゾー
ル水薬(7.5の9/k9)を用いて駆虫した。
検便によりこれらのテスト動物に寄生虫のいないことを
確認し、体を清潔に保ち、アルファルファ額粒で飼育し
、水を自由に与えた。各子羊につぎのごとくフィラリア
状幼虫を経口的に感染させた。へモンクス(比emon
ch聡) 500/頭2日間ネマトジルス(Nem
atodir船) 350/頭2日間ジクチオカウル
ス(Dictyocaul聡)600/頭2日間感染さ
せた幼虫は該三種の寄生虫を一種ごとに供給動物に糞便
中で培養して得た。
24日目に、ストール(SOil)変法を用いて卵数を
測定して明らかに感染したことを確認した。
糞をベルマンナィズ(舷ermannize)してジク
チオカウルス(Dictyocaul雌)の幼虫を回収
した。感染させた羊は対照群および処理群および処理群
の2群に分けた。これらの羊は殺し、標準的な蟻虫学的
方法によって処理して第1表の結果を得た。表1表 この寄生虫回収の結果から、該プロピルオキシ化合物は
15mg′k9の用量で肺虫、ジクチオカウルス(Di
ctyoca山us)に対しては全く効果がなく、へモ
ンクス(Haemonchus)およびネマジルス(N
ematodir船)に対しては各々98%および80
%の効果があることがわかる。
該メチルチオ化合物は5奴′k9の用量で胃腸の寄生虫
に対して非常にわずかの効果しかなく、肺虫に対しては
何ら効果のないことがわかる。本発明のプロピルチオ化
合物は全ての用量でへモソクス(HaemonCh船)
およびネマトジルス(Namatodir瓜)に対し非
常に高い効果を示すことがわかる。また、肺虫に対して
も2.5M/k9で51.4%、5雌/k9で83.2
%および10の9/kgで94.2%の効果がある。子
羊における以前の研究において、カルボキシメチルセル
ロース溶液中5%懸濁液として10の9/k9の用量で
水薬を投与したところジクチオカウルス・フイラリア(
Dictyocaulusfjlaria)は100%
駆虫され、同機に羊において5雌/k9の用量で水薬を
投与したところネマトジルス・スパジゲル(Namat
odir瓜spathiger)では99.5%駆虫さ
れ、これに比し、通常のチァベンダゾール(50雌/k
g)では89%、レバミゾール(7.5の9′k9)で
は98%であった。
同機の水薬を羊に対して5の9/k9の用量で投与した
とこのへモンクス・コントータス(Haemonchu
sconのrt船)に対しては卵を100%減少し、幼
虫は99.7%駆虫し、これに比しチアベンダゾール(
50のo/k9)では各々65.8%および84.2%
であった。マウスのアスカリス・スウム(船caris
suum)の回遊世代に対し、飼料に0.05%添加し
た場合、平均的な姉障害は感染対照群の2.7から1.
5に減少し、該プロビルチオ化合物処理群では死亡した
ものがなかったのに比べ、感染対照群は10匹中、3匹
が生き残ったのみであった。他の研究においては、4頭
の子羊を該プ。ピルオキシ同族体の10%水薬(30の
タ′k9)で処理したがジクチオカウルス(Djcty
ocaul雌、腕虫)では何ら効果がなかった。これら
のテストの群群は米国特許庁に請求すれば入手できる。
これらの結果は本発明の活性成分が胃腸および腕という
2つの異なった部位における蟻虫に対して二元的な効果
を与えるということを示している。
該活性成分、5−プロピルチオ−2−ペンズイミダゾー
ルカルバミン酸メチルェステルはカルボメトキシシアナ
ミドと4リプロピルチオ−oーフェニレンジアミンまた
はその酸付加塩を、通常、水性アセトン、水、ピリジン
ー水、エタノールあるいは種々の水相溶性溶媒混合液の
ような該反応体が可溶の水相溶性溶媒中で反応させて製
造できる。
該反応はおよそ室温から該溶媒混合液の沸点までの温度
でよく行なわれ、必要によりアルカリを加えともよい。
別法として、該ジァミンを臭化シアンと反応させて中間
体、2−アミノ−5ープロピルチオベンズィミダゾール
を得、ついでこれをクロロギ酸メチルと反応させて所望
の化合物が得られる。
この反応は前記と同じ反応であるが2つの異なった工程
で行なわれる。つぎに本発明化合物の具体的な製造例を
あげる。
3−クロロー6−ニトロアセトアニリド−6.65夕、
プロピルメルカプタン3.2泌、50%水酸化ナトリウ
ム5.6夕および水100叫を混合し、一夜加熱還流す
る。
この混合液を冷却し、炉過し、所望の2−ニトロ−5−
プロピルチオアニリンを得、エタノール、ついでへキサ
ンーエーテルから再結晶する。融点69.5〜71.y
C、N.M.R.(CDC13)40%このアニリン2
.5夕を濃塩酸1.9の‘、エタノール100の【およ
び5%パラジウム−炭素で水素添加して4−プロピルチ
オ−o−フェニレンジァミン塩酸塩を得る。50%水酸
化ナトリウム2.5の‘の水5の【混合液をシアナミド
1.9夕、クロロギ酸メチル22夕、水3.5泌および
ァセトン3の‘の混合液に10qo以下で45分間を要
して加えpHを6.5以上にあげ、等モル量のジアミン
の100の【エタノール溶液を加える。
混合液を約85qoに加熱して容易に揮発する溶媒を追
い出し、水を少量加えてこの温度を1.虫時間保持する
。生成物、5ープロピルチオー2−ペンズィミダゾール
カルバミン酸メチルェステルを分離し、洗総して無色の
結晶を得る。融点208〜2100○、N.M.R.お
よびT.L.C一致本発明の駆虫法は対象動物に5ーブ
ロピルチオ−2−ペンズィミダゾールカルバミン酸メチ
ルェステルの有効かつ非議性量を経口投与することから
なる。
対象となる動物は、もっとも一般的には豚、羊、牛また
は馬であるがその他ペットなどいずれの動物もこの新規
な方法に付すことができる。該対象動物は米国特許第3
574845号に開示されているタイプの胃腸の寄生虫
に感染したものか、好ましくは腕虫に感染したものでも
よい。実際、この新規方法は同一の用量で胃腸および腕
の寄生虫にこ元的に効果がある。投与法は、丸薬、錠剤
、水薬、トップ・ドレッシングなどの通常用いられる駆
虫用の経口投与法のいずれでもよい。
体重の少ない動物は数の9以下の範囲の単位用量で治療
し、羊または牛のような反すう動物のごとき体重の多い
動物は数夕までの範囲のそれに比例した多い単位用量で
治療する。好ましくは、単位用量を1〜5回、好ましく
は1〜2回投与して駆虫するか、場合により毎日投与す
る。従って、投与する成分の量は対象動物の体重による
が、通常、1用量当り約1〜100の9/k9、好まし
くは約5〜15の9′kgとする。
この方法は感染動物の治療として用いられるほか、幾分
低用量を用いて寄生虫の感染の可能性のある動物の予防
にも用いることができる。
もっとも有利には、本発明の方法は好ましくは羊、牛ま
たは馬において、腕虫、例えば、ジクチオカウリダェ(
Dictyoca山idae)の感染の治療または予防
の目的でこの蚤口投与を行なうことからなる。後記のご
とく、腕虫感染に対する効果に加え、本発明の該5−プ
ロピルチオベンズイミダゾールカルバミン酸ェステルは
もっとも有用な総合的な駆虫剤としての性質を有してい
る。すなわち、該化合物は成虫形および非成虫形を含め
、溢血動物の胃腸の寄生虫に対し広範な効果を示す。特
に、該化合物は経済的に重要な動物の腸管の種々の蟻虫
感染に対し、宿主動物の体には低毒性でかつ高い活性を
有する。例えば、該化合物は実験用のマウスの駆虫に広
く用いられ、とりわけ、シフアシア・オブベラータ(S
yphaciaobvelata)およびアスピクラリ
ス・テトラプテラ(Aspiecularis teU
aptera)(いずれもマウス蟻虫)、ネマトスピロ
ィデス・デュビウス(Nemaのspiroides、
d肋is、マウス銅虫)およびァスカリス・スゥム($
carissuum)の回遊世代に有効である。
他の敏感な嫌虫には犬に寄生するトキソカラ・カニス(
Toxocaracanis)がある。
また、この宿主の寄生虫にはアンシロストマ・カニウム
(Ancylostomacanium)、トリクス・
ブルピス(Trichuris vulpis、鞭虫)
およびフィサラプテフ・エス・ピイ(Physalap
terasp.)がある。該化合物はアスカリス・スウ
ム(Ascanssuum)の回避世代のような豚の寄
生虫に対して効果があり、寄生虫性肺炎の予防に有効で
ある。羊および牛における敏感な胃腸の寄生虫にはへモ
ンクス・コ ントー タ ス(Haemoncusc
ontoれus)、オステルタギア・エス・ピイ(瓜t
erはgiasp.)、トリコストロンギルス・ェス・
ピイ(Trichosrongyl雌 sp.)、ネマ
トジルス・エス・ピイ(Nematodimssp.)
、トリクリス・オビス(Trichurisovis)
、コーベリア・エス・ピイ(Coopenasp、)お
よびストロンギロイデ ス・パ ピ ロ サ ス(St
ron幻loidespapillos瓜)があり、ブ
ノストマム・エス・ピイ(Bunostomumsp.
)、チヤベルテイア・エス・ピイ(Chabenias
p.)およびオエソフアゴストマム・ヱス・ピィ(0e
sopha籾stomumsp.)は羊の他の重要な寄
生虫である。実際には、通常、該活性プロピルチオ化合
物を、非毒性の獣医用または飼料担体と共に処方して本
発明の駆虫剤組成物とする。
該担体は飼料担体に基づく通常の飼料組成物あるいは該
活性成分用の経口投与用容器、例えば、硬または欧ゼラ
チンカプセルでよく、また、通常、薬剤の製造に用いら
れる医薬上許容される稀釈剤または賭形剤でもよい。例
えば、トウモロコシ澱粉、白陶土、乳糖、ショ糖、リン
酸カルシウム、ゼラチン、ステアリン酸タルク、ステア
リン酸マグネシウム、デキストリン、寒天、ペクチンま
たはアカシアが挙げられる。液体担体の例としては落花
生油、オリーブ油、ゴマ油および水が挙げられる。
同様に、担体または稀釈剤にはモノステアリン酸グリセ
リルまたはジステアリン酸グリセリンの単独またはワッ
クスと併用のような遅延物質を包含する。種々の薬剤形
が用いられト固体担体を用いる場合、米国特許第381
2255号に記載されているような錠剤、硬ゼラチンカ
プセル入り、岩塩状魂、水薬もしくは緑食用粉末、飼料
または通常の動物用飼料担体と混合したトップ・ドレッ
シングとすることができる。
固体担体の量は広範に変えることができるが、好ましく
は非飼料担体は約25の9〜約3夕とする。液体担体を
用い場合、歌ゼラチンカプセル、アンプル入りまたは懸
濁液とすることができる。該組成物は多くの場合、経口
投与に適した形とされ、そのため液剤形、例えば、水、
落花生油のような油または他の液体中の乳液、溶液もし
くは懸濁液とすることができる。
該組成物は所望の投与法に適した投与単位形とすること
が有利である。
例えば、経口投与用には、該投与単位形は懸濁液、トッ
プ・ドレッシング、錠剤、粉末パッケージ、丸薬または
カプセル入り粉末とすることができる。各投与単位形中
の活性成分の量は治療用投与に1個以上の投与単位形が
必要とするようにする。錠剤を用いる場合、得られた錠
剤をメタクリル酸メチルでコートして腸溶皮、すなわち
、胃液には実質的に不落であるが腸液には実質的に可溶
な皮膜を形成させてもよい。
得られた組成物は治療または予防のため、通常1日1〜
5回対象動物に経口投与される。
つぎに実施例を挙げて本発明の駆虫剤組成物を説明する
が、これに限定されるものではない。
実施例 1牛用丸薬 5ープロピルチオー2−ペンズイミダゾールカルバミン
酸メチルェステル 0.15タリン酸カ
ルシウム 2.5タトウモロコ
シ澱粉 0.54タタルク
0.14夕アラビアガ
ム 0.15タステアリン
酸マグネウム 0.5タリン酸カルシウ
ムおよび駆虫剤化合物をよく混合し、この混合物を60
メッシュ以下の粒径にする。
澱粉の半量を水性ペーストとして加え、得られた混合物
を額粒化する。この額粒を10メッシュのスクリーンに
通し、110〜1300F(43〜54こ0)で約8時
間乾燥する。乾燥した物質を16メッシュのスクリーン
に通す。グアーガムおよび残りの澱粉を加え、完全に混
合し、残りの成分を加えてよく混合し、丸薬とする。ス
テアリン酸マグネシウム、タルクおよびアカシアガムは
10メッシュ以下の粒径とする。実施例 2 主用水薬 重量部 5ープロピルチオ−2ーベンズイミダゾールカルバミン
酸メチルェステル 60白胸士(英国
) 35.5トラガカントガ
ム(U.S.P.) 3.0ラウロィル硫
酸ナトリウム 1.5水この固形成分を
よく混合し、水分散・性粉末を得る。
この粉末は10.5タノ水5の‘の濃度で直接水と混合
することができる。実施例 3 羊用水薬 5ープロピルチオー2−ペンズイミダゾールカルバミン
酸メチルェステル 2夕0.1N塩酸溶液
全量1のこ調整本明細書に記載はこれ
まで5−プロピルチオー2−ペンズィミダゾールカルバ
ミン酸メチルェステルに限ってきた。
この化合物の構造の新規な部分は該プロピルチオ基であ
り、この基が胃腸の蟻虫に対する駆虫効果を強め、肺虫
に対する独特の効果を与えるものである。公知のごとく
、前記米国特許では他のカルバミン酸ヱステル、例えば
メチル、エチル、プロピルのような炭素数1〜8の低級
アルキル、フリル、ベンジルなどのェステルにかえるこ
とができる。また、他のアシル基、例えばアセチル、プ
。ピルのような低級アルカノィル、ベンゾィル、フロィ
ルなどで2−アミノを置換できる。さらに、1または3
位の環窒素原子の1つまたは両方をNーアシル化もしく
はアルキル化もできるが、ほとんど効果を増大させるこ
とはできない。5ープロピルチオー2−ペンズイミダゾ
ールカルバミン酸メチルェステルを用いる本発明の方法
および組成物は、反すう動物、特に牛および羊の条虫(
festodes)にも適用できる。
例えば10および15の9′k9の用量で、羊のモニェ
ジア(Moniezia)およびアピテリイナ(Avi
tellina)を完全に抑制できた。主において、フ
ァスシオフ・ヘパチカ (Fasciolahepat
ica)のメタセルカリア300を人為的に感染させた
後、50の9/k9の用量で銅条虫を完全に駆虫できた
。つぎに本発明の実施の態様を列挙する。
○} 5ープロピルチオー2−ペンズイミダゾールカル
バミン酸メチルヱステル。
■ 宿主動物にして有効かつ非毒性の、投与単位当り約
1〜100の9/k9の範囲から選ばれる量の5ープロ
ピルチオー2ーベンズイミダゾールカルバミン酸メチル
ェステルを獣医用もしくは飼料担体中に均一に分散して
あることを特徴とする動物用駆虫剤組成物。
【31該範囲が約5〜15の9/k9である前記‘2ー
項の組成物。
‘4’肺虫駆虫用の前記■項の組成物。
【5} 反すう動物の肺虫駆虫用の前記【2}項の組成
物。
‘61 力ルボメトシシアナミドを4−プロピルチオー
oーフェニレンジアミンまたはその酸付加塩と反応させ
ることを特徴とする5ープロピルチオ−2ーベンズィミ
ダゾールカルバミン酸メチルェステルの製法。
‘7’カルボメトキシシアナミド自体と4ープロピルチ
オ−o−フェニレンジアミンを反応させる前記‘6}項
の製法。
■ 反応を酸溶媒中で行なう前記側項の製法。
■ シアトミドとクロロギ酸メチルから得られるカルボ
メトキシシアナミドと4ープロピルチオ−oーフェニレ
ンジアミンを反応させる前記{6)項の製法。【10
水性アセトン溶媒中加熱して反応を行なう前記側項の製
法。
oD 臭化シアンと4−プロピルチオ−o−フェニレン
ジアミンを反応させて2−ァミノ−5ープロピルチオベ
ンズィミダゾールを得、ついで談2ーアミノ化合物をク
ロロギ酸メチルと反応させる2工程からなる前記■項の
製法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 有効成分として5−プロピルチオ−2−ベンズイミ
    ダゾールカルバミン酸メチルエステルを含有することを
    特徴とする動物用駆虫剤組成物。
JP50072616A 1974-06-19 1975-06-14 動物用駆虫剤組成物 Expired JPS609488B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US480646 1974-06-19
US480646A US3915986A (en) 1974-06-19 1974-06-19 Methyl 5-propylthio-2-benzimidazolecarbamate

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Publication Number Publication Date
JPS5112936A JPS5112936A (ja) 1976-01-31
JPS609488B2 true JPS609488B2 (ja) 1985-03-11

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ID=23908789

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50072616A Expired JPS609488B2 (ja) 1974-06-19 1975-06-14 動物用駆虫剤組成物
JP59209002A Granted JPS60120871A (ja) 1974-06-19 1984-10-03 5−プロピルチオ−2−ベンズイミダゾ−ルカルバミン酸メチルエステルの製法

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JP59209002A Granted JPS60120871A (ja) 1974-06-19 1984-10-03 5−プロピルチオ−2−ベンズイミダゾ−ルカルバミン酸メチルエステルの製法

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CY (1) CY1039A (ja)
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DK (1) DK135716B (ja)
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