JPS6094623A - カ−ドの固定フラツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はカードの固定フラットに関するものである。

従来技術 一般にカードは第１図に示すように、プッシュプレート
１、フィードローラ２、テーカインローラ３、シリンダ
４、回転フラット５、ドツファ６及びドツフィング装置
７からなり、プッシュプレート１とフィードローラ２と
の作用により供給されたラップ（図示しない）をテーカ
インローラ３が梳り、除塵、開繊作用を行いながら順次
シリンダ４に受け渡し、回転フラット５とシリンダ４と
の作用によりテーカインローラ３で除塵されなかった小
さな実カス、葉カス及び短繊維を取り除ききれいな状態
となった繊Ｈ１本１本に分離し、ドツファ６に受け渡し
て再度繊維層に形成しドツフィング装置７によりドツフ
ァ６からウェブとして取出すようになっている。この種
のカードにおいて生産量をあげると開繊作用をなす各部
を通過するｌ１ｉＮ量が増加するため、テーカインロー
ラ３の作用が不充分となり開繊される繊維塊の塊の大き
さが大きくなったり除塵が充分に行われずに繊維がシリ
ンダ４に受け渡され、シリンダ４と回転フラット５間で
大きな塊が充分に開繊されず品質の低下をもたらす。

未開Ｉ！１ＩＩＮが回転フラン＋５に供給されるのを防
ぐため、第２図に示すように予備開繊用の固定フラノｈ
　８を配設したものが提案されている。固定フラット８
はシリンダワイヤに把持された大きな１１１Ｍ塊をメタ
リックワイヤにより梳り、塊を開いて中に含まれる実カ
ス、菓カス等の塵埃を４１Ｎと分離させ予備開繊作用を
行う。そして、固定フラツト８相ｎ間に間隙を設けた状
態で配置した場合には、固定フラノ１−８のメタリック
ワイヤの作用により繊維の拘束から開放され繊維から分
離された塵埃が、シリンダの随伴気流の一部が固定フラ
ット８相ｎの隙間から外部へ放出される放出空気流の作
用により繊維表面から浮き上がる。ところが、従来の固
定フラット８は第３図に示すようにその端部がメタリッ
クワイヤＷの歯先位置より外方位−にあるため繊維表面
から浮き上がった塵埃９は外部へｌＩ文出されることな
く再び固定フラン］−８とシリンダ４との間に送り込ま
れるため固定フラノ］・８には開繊作用はあるが除塵作
用がないという不都合があった。

目的 この発明は前記従来の問題点を解潤するためになされた
ものであって、その目的は固定フラットとシリンダの作
用により開繊された繊維の表面に分離された、葉カス、
実カス等の塵埃を外部へ排出することができる固定フラ
ットを提供することにある。

発明の構成 この発明においては前記の目的を達成するため、固定フ
ラットの少なくとも一方のエツジ先端部をメタリックワ
イヤの歯先とほぼ同一面上に位置するように形成した。

実施例 以下、この発明を具体化した一実施例を第４゜５図に従
って説明する。この実施例の固定フラット８は第４図に
示すように両端部がナイフェツジ状に形成されたメタリ
ックワイヤＷを多数枚重ね合わせた状態でその基端側を
フラットパー１０に当接させ、エンドプレート１１によ
り固定することにより形成される。そしてエンドプレー
ト１１の先端をメタリックワイヤＷのエツジ形状に合わ
１！で折り曲げてクリップすることにより、エツジ部１
２の先端がメタリックワイヤＷの歯先とほぼ同一平面状
に位置するように形成されている。

次にこの固定フラット８をカードに取付けた際の作用を
第５図に従って説明する。複数本の固定フラット８を固
定フラツト８相互間にわずかの隙間（数１ＩＩｌ）が生
じるように配設する。このような状態でシリンダ４が回
転すると、シリンダワイヤど固定フラット８のメタリッ
クワイヤＷとの開繊作用によりｌ１ｌｉ　Ｉｆによる拘
束が開放された塵埃は繊維の表面に分離され、シリンダ
４の回転に伴う随伴気流とともに進行する。そして固定
フラット８の配設間隔に遂すると、外部への放出気流の
作用により外側へ浮き上がり、下流側（第５図の上側）
に配設された固定フラット８のエツジ部１２ａの上面に
あたり１ｌＩｉｔ４１分から分離されて外部へ排出され
る。繊維分進行方向の上流側に設けられた固定フラット
８のエツジ部１２ｂ及び下流側に設けられた固定フラノ
］〜Ｂのエツジ部１２ａとシリンダ表面とのゲージＧ１
．Ｇ２との関係は特に限定は５− ないが、上流側のエツジ部１２１）のゲージＧ１が下流
側のエツジ部１２ａのゲージＧ２より大きい方が好まし
い。

なおこの発明は前記実施例に限定されるものではなく、
例えば、第６図に示すように上流側に配設されるエツジ
部１２ａのみの先端部がメタリックワイヤＷの歯先とほ
ぼ同一平面状にあるように形成したり、第７図に示すよ
うに従来の固定フラット８の端部にナイフェツジ部材１
３をビス１４により固定したり、メタリックワイヤＷの
歯先とエツジ部先端とがほぼ同一円弧面上にあるように
形成するなどこの発明の趣旨を逸脱しない範囲において
各部の形状、構成等を任意に変更することも可能である
。

効果 以上詳述したようにこの発明の固定フラットを使用すれ
ば、上流側に配設された固定フラットのメタリックワイ
ヤの作用により繊維から分離された塵埃が下流側に配設
された固定フラットのエツジ部により１ｌｉＩｉ分から
分離されて外部に排出され６− るため、固定フラン１−が開繊作用と除塵作用との両方
の作用を行うことができるという優れた効果を奏Ｊる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のカードの１甑略側面図、第２図は従来の
予漏間繊装置を示１側面図、第３図は従来の固定フラン
１−のＩＭ造及び作用を承り側面図、第４．５図１、↓
この発明を具体化した一実施例を示すものであって第４
図は固定フラットの側面図、第５図はその作用を説明覆
る側面図、第６．７図は変更例を承１側面図である。 固定フラット８、フラン１〜バー１０、エンドプレー１
１１、−ｒ−ツジ部１２ａ、１２ｂ、メタリックワイヤ
Ｗ０ 特許出願人　株式会ネ］豊ＩＴＩ自動織機製作所代　理
　人　弁理士　恩田博宣 ７− 第４図 区　く１ １フ 綜

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも一方のエツジ先端部をメタリックワイヤ
   の歯先とほぼ同一面上に位置するように形成したことを
   特徴とするカードの固定フラット。 ２、前記エツジ部はメタリックワイヤの端部をナイフェ
   ツジ状に形成するとともに、該メタリックワイヤをフラ
   ットバーに固定するエンドプレートの先端をメタリック
   ワイヤのエツジ形状に合わせて折り曲げることにより形
   成されている特許請求の範囲第１項に記載のカードの固
   定フラット。