JPS609390B2 - 半導体装置の出力回路 - Google Patents
半導体装置の出力回路Info
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- JPS609390B2 JPS609390B2 JP51086735A JP8673576A JPS609390B2 JP S609390 B2 JPS609390 B2 JP S609390B2 JP 51086735 A JP51086735 A JP 51086735A JP 8673576 A JP8673576 A JP 8673576A JP S609390 B2 JPS609390 B2 JP S609390B2
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 5
- 238000003491 array Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shift Register Type Memory (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Communication Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一次元または二次元の複数個の情報をもつ半
導体装置からの並列出力信号を一連の時系列信号として
取り出す半導体装置の出力回路に関するものである。
導体装置からの並列出力信号を一連の時系列信号として
取り出す半導体装置の出力回路に関するものである。
従来、電荷転送装置あるいはイメージセンサーのごとく
一次元または二次元の多数の情報が半導体装置の並列出
力信号として現われている場合、この並列出力信号を一
連の時系列信号として得る方法として各々の並列出力信
号端子に設けられた開閉ゲートを、シフトレジスタ等で
構成した走査回路によって順番に開くことにより一連の
時系列信号を得るという方法が一般的に考えられる。
一次元または二次元の多数の情報が半導体装置の並列出
力信号として現われている場合、この並列出力信号を一
連の時系列信号として得る方法として各々の並列出力信
号端子に設けられた開閉ゲートを、シフトレジスタ等で
構成した走査回路によって順番に開くことにより一連の
時系列信号を得るという方法が一般的に考えられる。
しかし、この方法の一つの問題点は、走査回路の走査速
度がかなり高速になるという点である。例えば、前記走
査回路を二相クロックで駆動するシフトレジスタで構成
した場合を考えると、この走査回路の駆動周波数は、並
列出力信号の時系列信号としての周波数と同じ周波数が
必要であるということになる。今、一例として、ビデオ
信号の−水平期間(IH期間)、63.5仏秒このうち
の走査期間内に50の固位の並列信号を一連の時系列信
号として取り出す場合を考えると、上記のシフトレジス
タによる走査回路の駆動周波数は10MHZ程度という
ことになる。この例の様に多数の並列出力信号をビデオ
信号として処理する場合には、ここに示した方法による
と非常に高速で駆動される走査回路すなわちシフトレジ
スタを設計する必要があるわけであるが、並列出力信号
の数が多くなればなるほど出力バスラィンに接続される
容量成分が増大することにより、シフトレジスタの高速
化は困難になってくる。上述のような不都合さを解決す
る一方法として、第1図に示したように、例えば四列の
出力サプライン列に一旦分割して入力しておき、この四
列の出力信号サブラィン列を順次切り換えることにより
一連の時系列出力信号を得る方法が考えられる。
度がかなり高速になるという点である。例えば、前記走
査回路を二相クロックで駆動するシフトレジスタで構成
した場合を考えると、この走査回路の駆動周波数は、並
列出力信号の時系列信号としての周波数と同じ周波数が
必要であるということになる。今、一例として、ビデオ
信号の−水平期間(IH期間)、63.5仏秒このうち
の走査期間内に50の固位の並列信号を一連の時系列信
号として取り出す場合を考えると、上記のシフトレジス
タによる走査回路の駆動周波数は10MHZ程度という
ことになる。この例の様に多数の並列出力信号をビデオ
信号として処理する場合には、ここに示した方法による
と非常に高速で駆動される走査回路すなわちシフトレジ
スタを設計する必要があるわけであるが、並列出力信号
の数が多くなればなるほど出力バスラィンに接続される
容量成分が増大することにより、シフトレジスタの高速
化は困難になってくる。上述のような不都合さを解決す
る一方法として、第1図に示したように、例えば四列の
出力サプライン列に一旦分割して入力しておき、この四
列の出力信号サブラィン列を順次切り換えることにより
一連の時系列出力信号を得る方法が考えられる。
第1図において、半導体装置10より出力される並列出
力信号a,b,c,d,e,f,g,h,.・・・・・
w,×,y,zは、走査回路11において、11a,1
1e,……11wとしてそれぞれ“1 0……0”,“
0 1 0……0”なるように“1”信号を順次送って
いく走査によってゲート列16を開閉して、それぞれ出
力信号サブラィン列12〜15に一旦入力され、ゲート
列17を構成するMOSトランジスタの入力キヤパシタ
とサブラインの容量とによって保持される。
力信号a,b,c,d,e,f,g,h,.・・・・・
w,×,y,zは、走査回路11において、11a,1
1e,……11wとしてそれぞれ“1 0……0”,“
0 1 0……0”なるように“1”信号を順次送って
いく走査によってゲート列16を開閉して、それぞれ出
力信号サブラィン列12〜15に一旦入力され、ゲート
列17を構成するMOSトランジスタの入力キヤパシタ
とサブラインの容量とによって保持される。
その後、走査回路18によりゲート列17を開閉して、
出力端子19に一連の時系列信号を得る方式である。こ
の例においては、走査回路18の走査周波数は一連の時
系列出力信号の周波数と同じく、高速駆動が要求される
が、ビット数が四ビットで良く、出力バスラインの容量
も小さく、実現は可能であることはいうまでもない。ま
た、走査回路11の走査周波数は、上述したような一本
の出力バスラィンに読み出す方式に比べて、4分の1の
周波数でよく、ライン容量も減少するので、走査回路の
設計はかなり楽になることがわかる。しかし、第1図に
示した方式は次に示すような欠点をもつ。
出力端子19に一連の時系列信号を得る方式である。こ
の例においては、走査回路18の走査周波数は一連の時
系列出力信号の周波数と同じく、高速駆動が要求される
が、ビット数が四ビットで良く、出力バスラインの容量
も小さく、実現は可能であることはいうまでもない。ま
た、走査回路11の走査周波数は、上述したような一本
の出力バスラィンに読み出す方式に比べて、4分の1の
周波数でよく、ライン容量も減少するので、走査回路の
設計はかなり楽になることがわかる。しかし、第1図に
示した方式は次に示すような欠点をもつ。
すなわち、並列信号を出力信号サブラィン列に入力した
場合の入力信号の立上り特性が一連の時系列出力信号に
影響を及ぼし、出力信号にクロック信号よりも低周波の
周期的ノイズとなって現われる。このことを第2図を用
いて説明する。第2図において、A,Bは走査回路11
の各段の11a,11eの出力信号を表わし、C〜Fは
それぞれ出力信号サブラィン12〜15における信号波
形を示してある。ここで、簡単のため並列信号のうちの
a,b,c,dおよびe,f,g,hはそれぞれ等しい
信号として示す。一般にC〜Fに示したように、出力信
号サブラィン列に入力された信号は、ライン容量その他
の影響により、立上りが鈍る特性を示すのが普通である
。今、G〜Jに示したような波形を走査回路18の各段
18一1〜18−4にそれぞれ印加すると、出力端子1
9に得られる時系列出力信号はKに示したような信号に
なる。ここで、第1図には示してないが、第2図Kはゲ
ート列17が閉じられるとりセットされて零に戻る信号
として書いてある。前にも書いたようにa,b,c,d
,及びe,f,g,hは同レベルの信号であるにもかか
わらず、出力信号は第2図Kのa,b及びe,fに対応
する信号に示されたように、出力信号サブラィン列12
,13に信号a,b及びe,fを入力した時の入力信号
の立上り特性による影響を含み、これが出力信号におけ
るクロック周波数の4分の1周波数の周期的ノイズとな
るとともに、正しい時系列出力信号が得られないという
ことになる。このことをより詳細に説明すると、第3図
のAなる映像出力信号に対応して、Bなる同一レベル電
圧の信号が得られる場合において、Cなる時系列信号が
出力端子に得られ、信号以外にDなる周期的なノイズが
存在することになる。
場合の入力信号の立上り特性が一連の時系列出力信号に
影響を及ぼし、出力信号にクロック信号よりも低周波の
周期的ノイズとなって現われる。このことを第2図を用
いて説明する。第2図において、A,Bは走査回路11
の各段の11a,11eの出力信号を表わし、C〜Fは
それぞれ出力信号サブラィン12〜15における信号波
形を示してある。ここで、簡単のため並列信号のうちの
a,b,c,dおよびe,f,g,hはそれぞれ等しい
信号として示す。一般にC〜Fに示したように、出力信
号サブラィン列に入力された信号は、ライン容量その他
の影響により、立上りが鈍る特性を示すのが普通である
。今、G〜Jに示したような波形を走査回路18の各段
18一1〜18−4にそれぞれ印加すると、出力端子1
9に得られる時系列出力信号はKに示したような信号に
なる。ここで、第1図には示してないが、第2図Kはゲ
ート列17が閉じられるとりセットされて零に戻る信号
として書いてある。前にも書いたようにa,b,c,d
,及びe,f,g,hは同レベルの信号であるにもかか
わらず、出力信号は第2図Kのa,b及びe,fに対応
する信号に示されたように、出力信号サブラィン列12
,13に信号a,b及びe,fを入力した時の入力信号
の立上り特性による影響を含み、これが出力信号におけ
るクロック周波数の4分の1周波数の周期的ノイズとな
るとともに、正しい時系列出力信号が得られないという
ことになる。このことをより詳細に説明すると、第3図
のAなる映像出力信号に対応して、Bなる同一レベル電
圧の信号が得られる場合において、Cなる時系列信号が
出力端子に得られ、信号以外にDなる周期的なノイズが
存在することになる。
この周期的ノイズは、この例ではクロツク周波数の4分
の1の周波数であるため、フィル夕で完全に除くことは
できず、この信号を画像として処理する場合には、周期
的に違うレベルの信号が画面上に現われることになる。
また、このような周期ノイズが現われる原因については
、前述のような理由においてであるが、半導体装置にお
いては、並列出力信号レベルに制限があること及びゲー
ト列16の大きさに制限があることにより、大きな問題
となり、この発明による改善が必要となるのである。本
発明は上述したような欠点を改善した半導体装置の並列
信号出力回路を提供することを目的とする。すなわち、
本発明によれば、半導体装置からの並列信号を、並列信
号の時系列信号としての周波数よりも少ない周波数で出
力信号サブラィンに入力し、しかも出力信号サブラィン
列に入力された信号の立上り特性とは全く無関係に、一
連の時系列信号として得ることが可能となる。
の1の周波数であるため、フィル夕で完全に除くことは
できず、この信号を画像として処理する場合には、周期
的に違うレベルの信号が画面上に現われることになる。
また、このような周期ノイズが現われる原因については
、前述のような理由においてであるが、半導体装置にお
いては、並列出力信号レベルに制限があること及びゲー
ト列16の大きさに制限があることにより、大きな問題
となり、この発明による改善が必要となるのである。本
発明は上述したような欠点を改善した半導体装置の並列
信号出力回路を提供することを目的とする。すなわち、
本発明によれば、半導体装置からの並列信号を、並列信
号の時系列信号としての周波数よりも少ない周波数で出
力信号サブラィンに入力し、しかも出力信号サブラィン
列に入力された信号の立上り特性とは全く無関係に、一
連の時系列信号として得ることが可能となる。
本発明による出力回路方式の概要を説明すると、複数個
の並列信号をまず時系列にm個(mZIなる整数)ずつ
に分割し、分割されたm個ずつの信号を順次にn・m列
(nと2なる整数)設けられた出力信号サプラィン列に
読込み、その後に前記出力信号サブラィン列からのそれ
ぞれの信号を順次、その信号の次のm個の信号が出力信
号サブラィン列へ謙込まれる期間あるいはそれ以降の期
間に、出力端へ読み出すことによって一連の時系列信号
を得るというものである。
の並列信号をまず時系列にm個(mZIなる整数)ずつ
に分割し、分割されたm個ずつの信号を順次にn・m列
(nと2なる整数)設けられた出力信号サプラィン列に
読込み、その後に前記出力信号サブラィン列からのそれ
ぞれの信号を順次、その信号の次のm個の信号が出力信
号サブラィン列へ謙込まれる期間あるいはそれ以降の期
間に、出力端へ読み出すことによって一連の時系列信号
を得るというものである。
以下、本発明による並列信号の出力回路の実施例につい
て説明を行なう。
て説明を行なう。
第4図には、四列の出力サブラィン列を有する場合の本
発明の一実施例を示した。
発明の一実施例を示した。
ここで、半導体装置20の並列出力は第6図に示すよう
な転送クロック◇・,02 で駆動されるBBD転送列
によって出力される並列出力信号とする。なお、本実施
例は上述の概要の説明においてm=2,n=2とした場
合に当たる。第4図において、半導体装置20より出力
される並列出力信号a,b,c,d,e,f,g,h,
….・・W,×’y’Zは、走査回路21において、2
1a,21c,21e,21g,……21w,21yと
して、それぞれ“1000・・・…00’’,“110
0…・・・00’’,“0110・・・・・・00’’
,“00110・・…・00’’というように“11”
信号を順次送っていく走査によってゲート列26を開閉
して、それぞれ出力信号サプラィン列22〜25に一旦
入力される。その後、走査回路28によりゲ−ト列27
を開閉して、出力端子29に一連の時系列信号を得る方
式である。第4図において、ゲート列26およびゲート
列27としては、一例としてMOSゲートを示したが他
の構造の開閉ゲートでもよいことはもちろんである。
な転送クロック◇・,02 で駆動されるBBD転送列
によって出力される並列出力信号とする。なお、本実施
例は上述の概要の説明においてm=2,n=2とした場
合に当たる。第4図において、半導体装置20より出力
される並列出力信号a,b,c,d,e,f,g,h,
….・・W,×’y’Zは、走査回路21において、2
1a,21c,21e,21g,……21w,21yと
して、それぞれ“1000・・・…00’’,“110
0…・・・00’’,“0110・・・・・・00’’
,“00110・・…・00’’というように“11”
信号を順次送っていく走査によってゲート列26を開閉
して、それぞれ出力信号サプラィン列22〜25に一旦
入力される。その後、走査回路28によりゲ−ト列27
を開閉して、出力端子29に一連の時系列信号を得る方
式である。第4図において、ゲート列26およびゲート
列27としては、一例としてMOSゲートを示したが他
の構造の開閉ゲートでもよいことはもちろんである。
また、走査回路21としてシフトレジス夕を用いること
ができる。この場合は、“1”信号を連続して2つだけ
入力した後、この“11”信号を順次シフトするように
動作させればよい。この場合のシフトレジスタは第7図
に例として示した1ビットの簡単なディジタルダイナミ
ックシフトレジスタで構成することができる。さらに、
走査回路28としてはリングカウンタあるいはシフトレ
ジスタを用いることができることは明らかである。リン
グカウンタを用いる場合は、“1”信号をリング状に順
次シフトさせればよく、またシフトレジスタを用いる場
合は、“1”信号を1つだけ入力して後、“1”信号を
順次シフトさせ、走査回路28の出力側を入力側に接続
しておけば、“1”信号が所望の通りリング状にシフト
される。この場合の構成例を第8図に示した。第8図に
おける各段のSR,,SR2,SR3,SR4はクロッ
ク01,?2 、ドレイン電極およびGNDラインさら
にリセット端子をもつものとする。なお、同図の実施例
においては、走査回路28のビット数は四ビットである
。第4図の実施例においては、走査回路28を走査させ
る周波数は、一連の時系列出力信号の周波数すなわちデ
ータ・レートと等しく、高速駆動をさせる必要があるが
、ビット数が四ビットでよいことと出力バスラィンの容
量が小さいこととを考えると、実現はそれほど困難でな
いことはいうまでもない。
ができる。この場合は、“1”信号を連続して2つだけ
入力した後、この“11”信号を順次シフトするように
動作させればよい。この場合のシフトレジスタは第7図
に例として示した1ビットの簡単なディジタルダイナミ
ックシフトレジスタで構成することができる。さらに、
走査回路28としてはリングカウンタあるいはシフトレ
ジスタを用いることができることは明らかである。リン
グカウンタを用いる場合は、“1”信号をリング状に順
次シフトさせればよく、またシフトレジスタを用いる場
合は、“1”信号を1つだけ入力して後、“1”信号を
順次シフトさせ、走査回路28の出力側を入力側に接続
しておけば、“1”信号が所望の通りリング状にシフト
される。この場合の構成例を第8図に示した。第8図に
おける各段のSR,,SR2,SR3,SR4はクロッ
ク01,?2 、ドレイン電極およびGNDラインさら
にリセット端子をもつものとする。なお、同図の実施例
においては、走査回路28のビット数は四ビットである
。第4図の実施例においては、走査回路28を走査させ
る周波数は、一連の時系列出力信号の周波数すなわちデ
ータ・レートと等しく、高速駆動をさせる必要があるが
、ビット数が四ビットでよいことと出力バスラィンの容
量が小さいこととを考えると、実現はそれほど困難でな
いことはいうまでもない。
また、走査回路21を走査させる周波数は、一本の出力
バスラィンに読み出す方式の2分の1の周波数、すなわ
ち並列信号の一連の時系列信号としての周波数の半分の
周波数となり、また走査回路21のビット数も一本の出
力バスラィンに出力する方式の2分の1のビット数で実
現され、しかもライン容量も減少するので、走査回路の
設計はかなり余裕をもつて行なうことが可能である。ま
た、第4図に示した実施例によれば、並列信号を出力サ
ブラィン列22〜25に入力した場合の入力信号の立上
り特性とは全く無関係に「一連の時系列出力信号を得る
ことができる。
バスラィンに読み出す方式の2分の1の周波数、すなわ
ち並列信号の一連の時系列信号としての周波数の半分の
周波数となり、また走査回路21のビット数も一本の出
力バスラィンに出力する方式の2分の1のビット数で実
現され、しかもライン容量も減少するので、走査回路の
設計はかなり余裕をもつて行なうことが可能である。ま
た、第4図に示した実施例によれば、並列信号を出力サ
ブラィン列22〜25に入力した場合の入力信号の立上
り特性とは全く無関係に「一連の時系列出力信号を得る
ことができる。
このことを第5図を用いて説明する。第5図には第4図
の各端子における信号波形を示してある。A,B,C,
Dは走査回路21の各段21a,21c,21e,21
gの出力信号を表わし、E,F,G,日はそれぞれ出力
信号サブライン列22,23,24,25における入力
信号波形を示してある。ここでは簡単のため、並列信号
のうちのa,b,c,dおよびe,f,g,hはそれぞ
れ等しい信号としてある。各信号波形は同図に示される
ように、出力信号サブラィン列に入力された瞬間にはラ
イン容量等の影響により、立上りが鈍る特性を持つ。し
かし、1〜Lに示したようなタイミングをもつ波形を走
査回路28の各段28−1,28一2,28一3,28
−4にそれぞれ印加すると、出力端子29に得られる時
系出力信号はMに示したような信号となる。なお、第4
図には回路構成としては示してないが、第5図Mの波形
はゲート列27が閉じられるたびに、リセットされて一
旦零に戻る信号として示してある。第5図Mでもわかる
ように、この時系列出力信号は、元の並列信号を出力信
号サブラィン列に入力した時の信号の立上り特性の影響
を全く含んでおらず、完全に正しい時系列出力信号とな
っている。これは、第5図にも示されたように出力サプ
ラィン列に入力された信号を順次パルス1〜Lによって
、時系列出力信号として読み出すタイミングよりも、走
査の一周期前にはA〜Dで示したようなパルス・タイミ
ングで、並列信号のうちの所望の信号を所望の出力信号
サブライン列にあらかじめ入力しておくという方法の効
果でもある。また、第4図に示したような構成において
、走査回路21として’‘1”信号の連続して出力され
ないシフトレジスタを用いて動作することも可能である
。
の各端子における信号波形を示してある。A,B,C,
Dは走査回路21の各段21a,21c,21e,21
gの出力信号を表わし、E,F,G,日はそれぞれ出力
信号サブライン列22,23,24,25における入力
信号波形を示してある。ここでは簡単のため、並列信号
のうちのa,b,c,dおよびe,f,g,hはそれぞ
れ等しい信号としてある。各信号波形は同図に示される
ように、出力信号サブラィン列に入力された瞬間にはラ
イン容量等の影響により、立上りが鈍る特性を持つ。し
かし、1〜Lに示したようなタイミングをもつ波形を走
査回路28の各段28−1,28一2,28一3,28
−4にそれぞれ印加すると、出力端子29に得られる時
系出力信号はMに示したような信号となる。なお、第4
図には回路構成としては示してないが、第5図Mの波形
はゲート列27が閉じられるたびに、リセットされて一
旦零に戻る信号として示してある。第5図Mでもわかる
ように、この時系列出力信号は、元の並列信号を出力信
号サブラィン列に入力した時の信号の立上り特性の影響
を全く含んでおらず、完全に正しい時系列出力信号とな
っている。これは、第5図にも示されたように出力サプ
ラィン列に入力された信号を順次パルス1〜Lによって
、時系列出力信号として読み出すタイミングよりも、走
査の一周期前にはA〜Dで示したようなパルス・タイミ
ングで、並列信号のうちの所望の信号を所望の出力信号
サブライン列にあらかじめ入力しておくという方法の効
果でもある。また、第4図に示したような構成において
、走査回路21として’‘1”信号の連続して出力され
ないシフトレジスタを用いて動作することも可能である
。
この場合は第9図に示したようなクロックタィミングで
動作させればよい。すなわち、第9図A〜Dで示したク
ロックでa〜zの並列出力信号を出力サブライン列に入
力して、、ホールドされた信号を1〜Lなる前記A〜○
なるクロック信号より1周期間遅れたタイミングで出力
バスラィン29に一連の時系信号として読み出すという
方式である。なお、上述の実施例では、四列の出力信号
サブライン列によって本発明が構成される場合を示した
が、本発明の効果は二列以上の出力信号サブラィン列を
有する構成において期待できる。
動作させればよい。すなわち、第9図A〜Dで示したク
ロックでa〜zの並列出力信号を出力サブライン列に入
力して、、ホールドされた信号を1〜Lなる前記A〜○
なるクロック信号より1周期間遅れたタイミングで出力
バスラィン29に一連の時系信号として読み出すという
方式である。なお、上述の実施例では、四列の出力信号
サブライン列によって本発明が構成される場合を示した
が、本発明の効果は二列以上の出力信号サブラィン列を
有する構成において期待できる。
一例として、第10図には六列の出力信号サブラィンに
よって本発明が構成される場合の一実施例を示した。こ
れは、第4図の場合と比べてm=3,n=2の場合にな
る。第10図において、半導体装置30より出力される
並列出力信号a,b〜zは、走査回路31において、3
1a〜31zとして、それぞれ“1000……00”,
“1100……00’’,“0110……00’’,“
00110…・・・00’’というように“1r信号を
順次送っていく走査によりゲート列36を開閉して、そ
れぞれ出力信号サブラィン列42〜47に一旦入力され
る。その後走査回路38により、ゲート列37を開閉し
て出力端子39に一連の時系列信号を得るという方式で
ある。同図に示した並列信号の処理方式によれば、走査
回路31を走査させる周波数は、一本の出力バスラィン
に読み出す方式の3分の1の周波数、すなわち並列信号
の一連の時系列信号としての周波数の3分の1の周波数
となり、走査回路31のビット数も一本の出力バスラィ
ンに出力する方式の3分の1のビット数で表現できる。
しかも、第4図の構成で示したのと全く同じ理由で、時
系列出力信号には全くえの並列信号を出力信号サブラィ
ン列に入力した時の信号の立上り特性の影響を含んでお
らず、正しい時系列出力信号が得られる。なお、本発明
を何列の出力信号サブラィン列を有する構成で実現する
かは、並列信号のビット数、多出力信号サブラィン列を
走査すべき周波数の程度と、各出力サブラィン列の出力
を切り換える走査の周波数の程度、等の条件によって定
められるべきものである。
よって本発明が構成される場合の一実施例を示した。こ
れは、第4図の場合と比べてm=3,n=2の場合にな
る。第10図において、半導体装置30より出力される
並列出力信号a,b〜zは、走査回路31において、3
1a〜31zとして、それぞれ“1000……00”,
“1100……00’’,“0110……00’’,“
00110…・・・00’’というように“1r信号を
順次送っていく走査によりゲート列36を開閉して、そ
れぞれ出力信号サブラィン列42〜47に一旦入力され
る。その後走査回路38により、ゲート列37を開閉し
て出力端子39に一連の時系列信号を得るという方式で
ある。同図に示した並列信号の処理方式によれば、走査
回路31を走査させる周波数は、一本の出力バスラィン
に読み出す方式の3分の1の周波数、すなわち並列信号
の一連の時系列信号としての周波数の3分の1の周波数
となり、走査回路31のビット数も一本の出力バスラィ
ンに出力する方式の3分の1のビット数で表現できる。
しかも、第4図の構成で示したのと全く同じ理由で、時
系列出力信号には全くえの並列信号を出力信号サブラィ
ン列に入力した時の信号の立上り特性の影響を含んでお
らず、正しい時系列出力信号が得られる。なお、本発明
を何列の出力信号サブラィン列を有する構成で実現する
かは、並列信号のビット数、多出力信号サブラィン列を
走査すべき周波数の程度と、各出力サブラィン列の出力
を切り換える走査の周波数の程度、等の条件によって定
められるべきものである。
上述したように、本発明によれば、並列信号の時系列信
号としての周波数よりも少ない周波数で並列信号を出力
信号サブライン列に入力でき、しかも出力信号サブラィ
ン列に入力された信号の立上り特性とは全く無関係に、
一連に時系列出力信号を得ることができる半導体装置の
出力回路が実現できる。
号としての周波数よりも少ない周波数で並列信号を出力
信号サブライン列に入力でき、しかも出力信号サブラィ
ン列に入力された信号の立上り特性とは全く無関係に、
一連に時系列出力信号を得ることができる半導体装置の
出力回路が実現できる。
第1図は半導体装置の出力回路の一構成図、第2図A〜
Kは第1図の各端子における信号波形図、第3図A〜D
は第1図の回路における動作説明図、第4図は本発明の
一実施例にかかる半導体出力回路の回路構成図、第5図
A〜Mは第4図の各点の信号波形図、第6図は第4図の
半導体装置の一例であるBBD転送列の構成図、第7図
は走査回路の一例であるシフトレジスタの要部構成図、
第8図は走査回路に用いるリングカウンタの構成図、第
9図は本発明の出力回路における他のタイミング図、第
10図は本発明の他の実施例にかかる同出力回路の構成
図である。 20,30・・・・・・半導体装置、a〜z・・・・・
・並列信号、21,31・・・・・・シフトレジスタよ
りなる走査回路、22〜25,42〜47・・・・・・
出力サプライン列、26,27,36,37……MOS
ゲート回路、28,38・・・・・・走査回路。 繁1図 第2図 繁3風 繁4図 嫌5図 繁6図 節7図 繁8図 繁9図 第10隣
Kは第1図の各端子における信号波形図、第3図A〜D
は第1図の回路における動作説明図、第4図は本発明の
一実施例にかかる半導体出力回路の回路構成図、第5図
A〜Mは第4図の各点の信号波形図、第6図は第4図の
半導体装置の一例であるBBD転送列の構成図、第7図
は走査回路の一例であるシフトレジスタの要部構成図、
第8図は走査回路に用いるリングカウンタの構成図、第
9図は本発明の出力回路における他のタイミング図、第
10図は本発明の他の実施例にかかる同出力回路の構成
図である。 20,30・・・・・・半導体装置、a〜z・・・・・
・並列信号、21,31・・・・・・シフトレジスタよ
りなる走査回路、22〜25,42〜47・・・・・・
出力サプライン列、26,27,36,37……MOS
ゲート回路、28,38・・・・・・走査回路。 繁1図 第2図 繁3風 繁4図 嫌5図 繁6図 節7図 繁8図 繁9図 第10隣
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 半導体装置から出力される複数個の並列信号を時系
列にm個(m≧1なる整数)ずつの組信号に分割し、分
割されたm個ずつの組信号を順次にn・m列(n≧2な
る整数)設けられた出力信号サブライン列に読込み、こ
のn・m列の出力信号サブライン列より順次信号を読出
すことによつて一連の時系列信号を得るに際し、前記分
割されたm個ずつの組信号を順次にm列の出力信号サブ
ライン列に読み込むための第1のゲート回路と、前記サ
ブライン列からのそれぞれの信号の読出しを、前記サブ
ライン列への信号読込み後に順次に行なうための第2の
ゲート回路とを備え、一つの組のm列の出力信号サブラ
イン列からのあるm個の組信号の読出しを、該m個の組
信号と時系列的に次のm個の組信号の該出力信号サブラ
イン列とは別の組の出力信号サブライン列への読込み期
間あるいはそれ以降の期間に行なうことを特徴とする半
導体装置の出力回路。 2 第1のゲート回路を、それぞれの並列信号と対応す
る前記n・m個の出力信号サブライン列との間に接続さ
れたn・m個のゲート回路の繰り返しからなるゲート回
路群と、このゲート回路群のうちの連続するm個のゲー
ト回路を同時に順次駆動する走査回路とにより構成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体
装置の出力回路。 3 第2のゲート回路を、前記出力信号サブライン列に
読込まれた信号を保持し、それぞれの列の信号を順次出
力信号として読出すn・m個のゲート回路の繰り返しか
らなるゲート回路群と、このゲート回路群を順次駆動す
る走査回路とにより構成したことを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の半導体装置の出力回路。 4 走査回路を連続してn個(n≧2なる整数)の出力
を生ずるシフトレジスタで構成したことを特徴とする特
許請求の範囲第2項に記載の半導体装置の出力回路。 5 サブライン列に読込まれた信号を順次出力信号とし
て読出すゲート回路群をMOSトランジスタによつて構
成したことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の
半導体装置の出力回路。 6 走査回路をリングカウンタあるいはシフトレジスタ
によつて構成したことを特徴とする特許請求の範囲第3
項に記載の半導体装置の出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51086735A JPS609390B2 (ja) | 1976-07-20 | 1976-07-20 | 半導体装置の出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51086735A JPS609390B2 (ja) | 1976-07-20 | 1976-07-20 | 半導体装置の出力回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5312261A JPS5312261A (en) | 1978-02-03 |
JPS609390B2 true JPS609390B2 (ja) | 1985-03-09 |
Family
ID=13895072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51086735A Expired JPS609390B2 (ja) | 1976-07-20 | 1976-07-20 | 半導体装置の出力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609390B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62125295U (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-08 | ||
JPH04126778U (ja) * | 1991-05-01 | 1992-11-18 | フアミリー株式会社 | 音響臨場感体感装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5813076A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光電変換装置 |
US4524443A (en) * | 1983-12-22 | 1985-06-18 | Sperry Corporation | High speed solid state multiplexer |
JPS6123475A (ja) * | 1984-07-11 | 1986-01-31 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 固体撮像装置 |
JPS62152228A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-07 | Yokogawa Electric Corp | 並列/直列変換回路 |
-
1976
- 1976-07-20 JP JP51086735A patent/JPS609390B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62125295U (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-08 | ||
JPH04126778U (ja) * | 1991-05-01 | 1992-11-18 | フアミリー株式会社 | 音響臨場感体感装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5312261A (en) | 1978-02-03 |
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