JPS609365Y2 - 分離潤滑装置のチエツクバルブ取付構造 - Google Patents
分離潤滑装置のチエツクバルブ取付構造Info
- Publication number
- JPS609365Y2 JPS609365Y2 JP2202580U JP2202580U JPS609365Y2 JP S609365 Y2 JPS609365 Y2 JP S609365Y2 JP 2202580 U JP2202580 U JP 2202580U JP 2202580 U JP2202580 U JP 2202580U JP S609365 Y2 JPS609365 Y2 JP S609365Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- check valve
- cylinder
- crankcase
- mounting structure
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、分離潤滑装置のチェックバルブ取付構造に関
する。
する。
一般に、オイルポンプによって潤滑オイルをシリンダの
吸気孔側に供給する分離潤滑装置は、オイルポンプの流
出口と吸気孔側の吐出口との間のオイル通路にチェック
バルブを配設している。
吸気孔側に供給する分離潤滑装置は、オイルポンプの流
出口と吸気孔側の吐出口との間のオイル通路にチェック
バルブを配設している。
従来、上記チェックバルブは、シリンダの吸気孔と吸気
管との接続部にバンジョーボルトによって、或は圧入に
よって取付は固定されている。
管との接続部にバンジョーボルトによって、或は圧入に
よって取付は固定されている。
しかしながら、この従来の取付構造にあっては、取付は
圧入時にチェックバルブを破損したり、又取付は後にお
いてもチェックバルブは直接外部に突出していると共に
、この突出したコネクタ部にオイルポンプを連通ずるパ
イプを接続しているのでチェックバルブを破損してしま
う虞れがあった。
圧入時にチェックバルブを破損したり、又取付は後にお
いてもチェックバルブは直接外部に突出していると共に
、この突出したコネクタ部にオイルポンプを連通ずるパ
イプを接続しているのでチェックバルブを破損してしま
う虞れがあった。
更に、従来のチェックバルブの取付は固定は、バンジョ
ーボルトを用いたり、圧入手段を用いる等の手数を要し
ていた。
ーボルトを用いたり、圧入手段を用いる等の手数を要し
ていた。
本考案は上述した点に鑑みてなされたもので、シリンダ
とクランクケースとの合わせ面にチェックバルブを埋込
み、このチェックバルブをシリンダとクランクケースと
によって挟持固定し、前記チェックバルブの吐出口をシ
リンダの吸気孔内に突出し且つ流入口をクランクケース
壁内に形成てオイルポンプ側と連通ずるオイル通路内に
挿入したことにより、上記チェックバルブはシリンダと
クランクケースとの合わせ面に挾み込まれて容易に取付
は固定され、従来のバンジョーボルトや圧入手段等を不
要とした分離潤滑装置のチェックバルブ取付構造を提供
することを目的とする。
とクランクケースとの合わせ面にチェックバルブを埋込
み、このチェックバルブをシリンダとクランクケースと
によって挟持固定し、前記チェックバルブの吐出口をシ
リンダの吸気孔内に突出し且つ流入口をクランクケース
壁内に形成てオイルポンプ側と連通ずるオイル通路内に
挿入したことにより、上記チェックバルブはシリンダと
クランクケースとの合わせ面に挾み込まれて容易に取付
は固定され、従来のバンジョーボルトや圧入手段等を不
要とした分離潤滑装置のチェックバルブ取付構造を提供
することを目的とする。
又、本考案の他の目的は、上記のようにチェックバルブ
をシリンダとクランクケースとの合わせ面に挾み込んで
取付けることにより、取付は時及び取付は後のチェック
バルブの破損を防止した分離潤滑装置のチェックバルブ
取付構造を提供するにある。
をシリンダとクランクケースとの合わせ面に挾み込んで
取付けることにより、取付は時及び取付は後のチェック
バルブの破損を防止した分離潤滑装置のチェックバルブ
取付構造を提供するにある。
更に、本考案の他の目的は、チェックバルブの吐出口を
シリンダの吸気孔内に直接突出し配設することにより、
チェックバルブの吐出口をピストン及びシリンダ摺動面
に近接させることができ、シリンダ内壁面へのオイル廻
りを良好にした分離潤滑装置のチェックバルブ取付構造
を提供するにある。
シリンダの吸気孔内に直接突出し配設することにより、
チェックバルブの吐出口をピストン及びシリンダ摺動面
に近接させることができ、シリンダ内壁面へのオイル廻
りを良好にした分離潤滑装置のチェックバルブ取付構造
を提供するにある。
次に本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
装着孔１は、シリンダ壁２内の縦方向に形成され、クラ
ンクケースとシリンダの合わせ面１７から吸気孔３に貫
通している。
ンクケースとシリンダの合わせ面１７から吸気孔３に貫
通している。
この装着孔１は中途に係合段部４を有し、クランクケー
ス合わせ面１７側の径を大きく形成している。
ス合わせ面１７側の径を大きく形成している。
一方、通路穴５は、クランクケース壁６内の縦方向に形
成され、シリンダ合わせ面１７に開口して上記シリンダ
壁２の装着孔１に連通している。
成され、シリンダ合わせ面１７に開口して上記シリンダ
壁２の装着孔１に連通している。
この通路穴５は、その開口の径を装着孔１のクランクケ
ース合わせ面１７側の径に比し狭少に形成してチェック
バルブ受は部７としている。
ース合わせ面１７側の径に比し狭少に形成してチェック
バルブ受は部７としている。
又、上記通路穴５にはコネクタ８が接続され、このコネ
クタ８はクランクケース壁６から外側に突出して図示し
ないオイルポンプに連通ずるパイプ９が接続されている
。
クタ８はクランクケース壁６から外側に突出して図示し
ないオイルポンプに連通ずるパイプ９が接続されている
。
チェックバルブ１０は、クランクケース合わせ面１７側
からシリンダ壁２の装着孔１内に挿入され、その吐出口
１１を吸気孔３内に突出していると共に、鍔１２を係合
段部４に係合させている。
からシリンダ壁２の装着孔１内に挿入され、その吐出口
１１を吸気孔３内に突出していると共に、鍔１２を係合
段部４に係合させている。
さらにこのチェックバルブ１０は、上記鍔１２をＯリン
グ１３を介してクランクケース壁６に形した通路穴５の
チェックバルブ受は部７に当接させ、シリンダ壁２とク
ランクケース壁６とによって挟持固定されている。
グ１３を介してクランクケース壁６に形した通路穴５の
チェックバルブ受は部７に当接させ、シリンダ壁２とク
ランクケース壁６とによって挟持固定されている。
又、チェックバルブ１０の流入口１４は、クランクケー
ス壁６の通路穴５内に挿入されている。
ス壁６の通路穴５内に挿入されている。
チェックバルブ１０は、第２図に示すようにボール１８
がバネ１９によって流入口１４側に付勢され、オイルポ
ンプからの圧力が加わると、バネ１９に抗してボール１
８が上へ押圧されてオイルが吐出口１１側へ流出するよ
う構成されている。
がバネ１９によって流入口１４側に付勢され、オイルポ
ンプからの圧力が加わると、バネ１９に抗してボール１
８が上へ押圧されてオイルが吐出口１１側へ流出するよ
う構成されている。
尚、図中符号１５はピストン、１６はコネクティングロ
ッドを示す。
ッドを示す。
而かして、本考案取付構造に拠れば、チェックバルブ１
０を取付けるシリンダ壁２の装着孔１及びクランクケー
ス壁６の通路穴５は、いずれも合わせ面側に開口してい
るので、その加工が容易である。
０を取付けるシリンダ壁２の装着孔１及びクランクケー
ス壁６の通路穴５は、いずれも合わせ面側に開口してい
るので、その加工が容易である。
そして、チェックバルブ１０は、上記シリンダ壁２の装
着孔１とクランクケース壁６の通路穴５内に埋込まれ、
シリンダ壁２とクランクケース壁６とに挟持固定される
ので、その取付けが容易である。
着孔１とクランクケース壁６の通路穴５内に埋込まれ、
シリンダ壁２とクランクケース壁６とに挟持固定される
ので、その取付けが容易である。
さらに、チェックバルブ１０の吐出口１１が、シリンダ
の吸気孔３内の直接突出されてピストン及びシリンダ摺
動面に近接し、シリンダ内壁面へのイル廻りが良好であ
る。
の吸気孔３内の直接突出されてピストン及びシリンダ摺
動面に近接し、シリンダ内壁面へのイル廻りが良好であ
る。
本考案は上述した様に、シリンダとクランクケース合わ
せ面にチェックバルブを埋込み、このチェックバルブを
シリンダとクランクケースとによって挟持固定してなる
ので、パンジヨウボルトや圧入手段が不要でチェックバ
ルブの取付けが容易であり、又取付時及び取付後におけ
るチェックバルブの破損が防止できる。
せ面にチェックバルブを埋込み、このチェックバルブを
シリンダとクランクケースとによって挟持固定してなる
ので、パンジヨウボルトや圧入手段が不要でチェックバ
ルブの取付けが容易であり、又取付時及び取付後におけ
るチェックバルブの破損が防止できる。
而かもチェックバルブの吐出口が直接シリンダの吸気孔
内に突出しているので、シリンダ摺動面へのオイル廻り
が良好である等の効果を有する。
内に突出しているので、シリンダ摺動面へのオイル廻り
が良好である等の効果を有する。
第１図は本考案の一実施例を示す断面図であり、第２図
はチェックバルブの断面図である。 図中符号１は装着孔、２はシリンダ壁、３は吸気孔、５
は通路穴、６はクランクケース壁、１０はチェックバル
ブ、１１はチェックバルブの吐出口、１４はチェックバ
ルブの流入口を示す。
はチェックバルブの断面図である。 図中符号１は装着孔、２はシリンダ壁、３は吸気孔、５
は通路穴、６はクランクケース壁、１０はチェックバル
ブ、１１はチェックバルブの吐出口、１４はチェックバ
ルブの流入口を示す。
Claims (1)
- オイルポンプによって潤滑オイルをシリンダの吸気孔に
供給して混合気と混合させ機関各部を潤滑する２サイク
ルエンジンの分離潤滑装置において、給油用チェックバ
ルブをシリンダとクランクケースとの合わせ面によって
挟持固定し、前記チェックバルブの吐出口をシリンダの
吸気孔内に突出させ、且つクランクケース壁内に形成し
たオイルポンプ側と連通ずるオイル通路内に前記チェッ
クバルブの流入口を挿入したことを特徴とするチェック
バルブ取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2202580U JPS609365Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | 分離潤滑装置のチエツクバルブ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2202580U JPS609365Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | 分離潤滑装置のチエツクバルブ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56124212U JPS56124212U (ja) | 1981-09-21 |
| JPS609365Y2 true JPS609365Y2 (ja) | 1985-04-03 |
Family
ID=29618153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2202580U Expired JPS609365Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | 分離潤滑装置のチエツクバルブ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609365Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-21 JP JP2202580U patent/JPS609365Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56124212U (ja) | 1981-09-21 |
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