JPS6093459A - 直描型平版印刷原版の製版法 - Google Patents
直描型平版印刷原版の製版法Info
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- JPS6093459A JPS6093459A JP20179283A JP20179283A JPS6093459A JP S6093459 A JPS6093459 A JP S6093459A JP 20179283 A JP20179283 A JP 20179283A JP 20179283 A JP20179283 A JP 20179283A JP S6093459 A JPS6093459 A JP S6093459A
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- roller
- modified silicone
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2017—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
- G03G15/2025—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with special means for lubricating and/or cleaning the fixing unit, e.g. applying offset preventing fluid
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は電子写真転写方式を利用した直播型平版印刷原
版の製版法に関する。
版の製版法に関する。
従来技術
一般に同一原稿から少量のコピーを得る場合は普通紙複
写機（レーザープリンター、ファクシミリ等に内蔵され
るものも含む）を用いて電子写真法に従って予め電子写
真感光体上に形成された親油性トナー画像（熱定着性の
ものと圧力定着性のものと２種ある）を普通紙上に転写
定着する電子写真転写方式（この場合は普通紙複写法）
が採用されるが、多量のコ＆−％得る場合は所要時間や
コストの関係から直播型平版印刷原版（耐水性支持体上
に親水性の画像受理層を設けたもの）に同様な電子写真
転写方式によりトナー画像を形成し、水性不感脂化液で
不感脂化処理後、これを印刷版として平版印刷を行なう
いわゆるコピー・アンド・プリンティングが採用されて
いる。一方、電子写真転写方式における定着法としては
熱定着性トナー画像に対しては熱ローラ−、熱輻射又は
熱雰囲気によ、る熱定着法及び圧力定着性トナーに対し
ては圧力ローラーによる圧力定着法が採用されているが
、このち熱ローラー又は圧力ローラーによる定着法が画
像品質、エネルギー効率及び装置の容積等゛の点から主
流になりつ＼ある。この熱口−ラー又は圧力ローラー（
以下、これらを定着用ローラーという）による定着法は
トナー画像を転写した転写シート（普通紙又は印刷原版
）を１対の熱ローラー又は圧力ローラー間に通してトナ
ー画像を溶融又は加圧することにより定着するという方
法である。この方法では定着時に主としてトナー画像の
溶融又は加圧によっｔ生じた粘着力によるトナー画像の
オフセットや転写シートの巻付きを防止するため、一般
に特公昭４２−１４１１９号に記載されるように、定着
時にトナー画像と接する側のローラー表面には離型剤と
してシリコーン油が供給塗布される。
写機（レーザープリンター、ファクシミリ等に内蔵され
るものも含む）を用いて電子写真法に従って予め電子写
真感光体上に形成された親油性トナー画像（熱定着性の
ものと圧力定着性のものと２種ある）を普通紙上に転写
定着する電子写真転写方式（この場合は普通紙複写法）
が採用されるが、多量のコ＆−％得る場合は所要時間や
コストの関係から直播型平版印刷原版（耐水性支持体上
に親水性の画像受理層を設けたもの）に同様な電子写真
転写方式によりトナー画像を形成し、水性不感脂化液で
不感脂化処理後、これを印刷版として平版印刷を行なう
いわゆるコピー・アンド・プリンティングが採用されて
いる。一方、電子写真転写方式における定着法としては
熱定着性トナー画像に対しては熱ローラ−、熱輻射又は
熱雰囲気によ、る熱定着法及び圧力定着性トナーに対し
ては圧力ローラーによる圧力定着法が採用されているが
、このち熱ローラー又は圧力ローラーによる定着法が画
像品質、エネルギー効率及び装置の容積等゛の点から主
流になりつ＼ある。この熱口−ラー又は圧力ローラー（
以下、これらを定着用ローラーという）による定着法は
トナー画像を転写した転写シート（普通紙又は印刷原版
）を１対の熱ローラー又は圧力ローラー間に通してトナ
ー画像を溶融又は加圧することにより定着するという方
法である。この方法では定着時に主としてトナー画像の
溶融又は加圧によっｔ生じた粘着力によるトナー画像の
オフセットや転写シートの巻付きを防止するため、一般
に特公昭４２−１４１１９号に記載されるように、定着
時にトナー画像と接する側のローラー表面には離型剤と
してシリコーン油が供給塗布される。
従来、この柚のシリコーン油としては最も一般的なジメ
チルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等
の親油性シリコーン油が使用されている。このような親
油性シリコーン油は普通紙転写法で用いても大きな障害
とはならないが、コピー・アンド・プリンティングで用
いた場合は次のような大きな障害が生じる。即ち平版印
刷原版に電子写真感光体上のトナー画像を転写定着する
際、定着過程で親油性シリコ−□ン油が原版の親水性画
像受理層面に付着してその親水性を阻害する結果、製版
後の印刷原版を不感脂化処理してもシリコーン油の付着
した部分は不感脂化液をはじくため、不感脂化が充分性
なえない。その結果、これを印刷版として平版印刷に供
すれば、印刷物に地汚れを生じることになる。更に印刷
を繰返すうちに、湿し水供給用ローラーのように印刷機
の親水性を要する部分に親油性のシリコーン油が次第に
移行付着して印刷物の地汚れはますますひどくなる。ま
た親油性シリコーン油の使用は定着装置の保守や清掃作
業の際、有機溶剤による洗浄を必要とするので、作業上
及びコスト上、好ましくない。
チルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等
の親油性シリコーン油が使用されている。このような親
油性シリコーン油は普通紙転写法で用いても大きな障害
とはならないが、コピー・アンド・プリンティングで用
いた場合は次のような大きな障害が生じる。即ち平版印
刷原版に電子写真感光体上のトナー画像を転写定着する
際、定着過程で親油性シリコ−□ン油が原版の親水性画
像受理層面に付着してその親水性を阻害する結果、製版
後の印刷原版を不感脂化処理してもシリコーン油の付着
した部分は不感脂化液をはじくため、不感脂化が充分性
なえない。その結果、これを印刷版として平版印刷に供
すれば、印刷物に地汚れを生じることになる。更に印刷
を繰返すうちに、湿し水供給用ローラーのように印刷機
の親水性を要する部分に親油性のシリコーン油が次第に
移行付着して印刷物の地汚れはますますひどくなる。ま
た親油性シリコーン油の使用は定着装置の保守や清掃作
業の際、有機溶剤による洗浄を必要とするので、作業上
及びコスト上、好ましくない。
しかも親油性シリコーン油は帯電防止能がない、ため、
定着時に原版の巻付きを生じることがあり、洗浄時の有
機溶剤の使用とも相まって作業性の改善が望才れていた
。
定着時に原版の巻付きを生じることがあり、洗浄時の有
機溶剤の使用とも相まって作業性の改善が望才れていた
。
目 的
本発明の目的は電子写真転写方式を利用するにも拘わら
ず、得られる印刷版を平版印刷に供しても印刷物に殆ん
ど地汚れを与えず、ま、た定着時にトナー画像のオフセ
ットは勿論、原版の巻付きも全く起こらず、しかも定着
装置の保守や清掃作業が水洗ですみ、従って作業性に優
れ、且つ経済的な直播型平版印刷原版の製版法を提供す
ることである。
ず、得られる印刷版を平版印刷に供しても印刷物に殆ん
ど地汚れを与えず、ま、た定着時にトナー画像のオフセ
ットは勿論、原版の巻付きも全く起こらず、しかも定着
装置の保守や清掃作業が水洗ですみ、従って作業性に優
れ、且つ経済的な直播型平版印刷原版の製版法を提供す
ることである。
構成
本発明の製版法は耐水性支持体の片面又は両面に親水性
の画像受理層を設けた直播型平版印刷原版の画像受理層
上に、電子写真法に従って予め電子写真感光体上に形成
されたトナー画像を転写し、ついでこれを、定着時に前
記画像受理層と接する側のローラー表面に親水性変性シ
リコーン油を塗布した１対の定着用ローラー間に通して
定着することを特徴とするものである。
の画像受理層を設けた直播型平版印刷原版の画像受理層
上に、電子写真法に従って予め電子写真感光体上に形成
されたトナー画像を転写し、ついでこれを、定着時に前
記画像受理層と接する側のローラー表面に親水性変性シ
リコーン油を塗布した１対の定着用ローラー間に通して
定着することを特徴とするものである。
本発明はこのように従来の電子写真転写方式を利用した
製版法の定着過程において親油性シリコーン油の代りに
親水性変性シリコーン油を用いたものである。この親水
性変性シリコーン油は従来の親油性シリコーン油とは異
なり、離型性の他、帯電防止作用も備えているので、オ
フセット防止能ばかりでなく、ローラーへの巻付防止能
も優れている上、水と相溶性があるので、原版の不感脂
化処理も充分に行なうことができる等の特長を有してい
る。このような親水性変性シリコーン油きしては親、水
性、従って水と相溶性のあるものは全て使用でき、例え
ば夫々下記一般式で示されるアルコール変性シリコーン
油、エポキシ・ポリエーテル変性シリコーン油、ポリエ
ーテル変性シリコーン油が挙げられる。
製版法の定着過程において親油性シリコーン油の代りに
親水性変性シリコーン油を用いたものである。この親水
性変性シリコーン油は従来の親油性シリコーン油とは異
なり、離型性の他、帯電防止作用も備えているので、オ
フセット防止能ばかりでなく、ローラーへの巻付防止能
も優れている上、水と相溶性があるので、原版の不感脂
化処理も充分に行なうことができる等の特長を有してい
る。このような親水性変性シリコーン油きしては親、水
性、従って水と相溶性のあるものは全て使用でき、例え
ば夫々下記一般式で示されるアルコール変性シリコーン
油、エポキシ・ポリエーテル変性シリコーン油、ポリエ
ーテル変性シリコーン油が挙げられる。
アルコール変性シリコーン油：
エポキシ・ポリエーテル変性シリコーン油：ポリエーテ
ル変性シリコ−油： ＰＯＡ （上式中Ｒ、ＩＩ′はアルキル基、ＰＯＡはポリオキシ
アルキレン基、”ｅ’／ｅ”は自然数で、Ｘが１００に
対してｙ及び２は夫々３〜２０程度である。） なおこれらの親水性変性シリコーン油は重合度５〜２０
０程度、粘度４０〜４００００８程度（２５℃で）の低
揮発性液体であるか、特に粘度が１００〜３５００程度
のものが好ましい。いずれも市販品として容易に入手で
きる。
ル変性シリコ−油： ＰＯＡ （上式中Ｒ、ＩＩ′はアルキル基、ＰＯＡはポリオキシ
アルキレン基、”ｅ’／ｅ”は自然数で、Ｘが１００に
対してｙ及び２は夫々３〜２０程度である。） なおこれらの親水性変性シリコーン油は重合度５〜２０
０程度、粘度４０〜４００００８程度（２５℃で）の低
揮発性液体であるか、特に粘度が１００〜３５００程度
のものが好ましい。いずれも市販品として容易に入手で
きる。
本発明に用いられるその他の材料はいずれも従来と同じ
でよい。
でよい。
即ち直播型平版印刷原版は従来と同じく耐水性支持体の
片面又は両面に親水性の画像受理層を設けたものである
。なお耐水性支持体としては耐水性紙（スチレン−ブタ
ジェン共重合体のような親油性樹脂又はこれに後述する
ような無機顔料を加えた組成物で片面又は両面を表面処
理した紙）やポリエステルフィルムのような耐水性プラ
スチックフィルムが使用される。また親水性画像受理層
は親水性樹脂及び耐水化剤を主成分とし、必要あればこ
れに無機顔料を添加したもので、親水性樹脂きしてはＰ
ＶＡ 、澱粉又はその誘導体、ゼラチン、水溶性セルロ
ース誘導体、？リビニルビロリドン／〆７７７等か、耐
水化剤としてはアミノ樹脂初期縮合物、グリオキザール
等が、また無機顔料としてはクレー、酸化チタン、酸化
亜鉛、硫酸バリウム、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウ
ム等が使用される。
片面又は両面に親水性の画像受理層を設けたものである
。なお耐水性支持体としては耐水性紙（スチレン−ブタ
ジェン共重合体のような親油性樹脂又はこれに後述する
ような無機顔料を加えた組成物で片面又は両面を表面処
理した紙）やポリエステルフィルムのような耐水性プラ
スチックフィルムが使用される。また親水性画像受理層
は親水性樹脂及び耐水化剤を主成分とし、必要あればこ
れに無機顔料を添加したもので、親水性樹脂きしてはＰ
ＶＡ 、澱粉又はその誘導体、ゼラチン、水溶性セルロ
ース誘導体、？リビニルビロリドン／〆７７７等か、耐
水化剤としてはアミノ樹脂初期縮合物、グリオキザール
等が、また無機顔料としてはクレー、酸化チタン、酸化
亜鉛、硫酸バリウム、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウ
ム等が使用される。
次にトナー画像を形成するための電子写真感光体として
は一般のセレン又はセレン合金系感光体が使用される。
は一般のセレン又はセレン合金系感光体が使用される。
本発明では転写過程前に予めこの感光体上に通常の電子
写真法に従って帯電、露光及び現像を行なうことにより
、トナー画像を形成しておく。
写真法に従って帯電、露光及び現像を行なうことにより
、トナー画像を形成しておく。
定着用の熱ローラー又は圧力ローラーも従来使用されて
いる一般的なものでよい。即ちこの種のローラーはトナ
ー画像を有する転写（この場合は平版印刷用原版）の少
くとも一画像と接する側のローラー表面にシリコーンゴ
ム、弗累＃４脂等の離型性材料を被覆し、且つ互いに加
圧により相接する１対の金属ローラーよりなり、史に熱
ローラーの場合は少くとも離型性材料を被覆した側のロ
ーラーにヒーターが内蔵されている。なお熱ローラーは
熱定着用トナー画像の定着に、また圧力ローラーは圧力
定着用トナー画像の定着に用いられる。また熱ローラー
を用いた場合、その表面温度は一般に１２０〜２００℃
の範囲に制御される。
いる一般的なものでよい。即ちこの種のローラーはトナ
ー画像を有する転写（この場合は平版印刷用原版）の少
くとも一画像と接する側のローラー表面にシリコーンゴ
ム、弗累＃４脂等の離型性材料を被覆し、且つ互いに加
圧により相接する１対の金属ローラーよりなり、史に熱
ローラーの場合は少くとも離型性材料を被覆した側のロ
ーラーにヒーターが内蔵されている。なお熱ローラーは
熱定着用トナー画像の定着に、また圧力ローラーは圧力
定着用トナー画像の定着に用いられる。また熱ローラー
を用いた場合、その表面温度は一般に１２０〜２００℃
の範囲に制御される。
本発明の転写過程及び定着過程も、定着過程で親油性シ
リコーン油の代りに親水性変性シリコーン油を用いる他
は従来と同じである。即ち転写過程は予め前述のように
してトナー画像が形成された電子写真感光板のトナー画
像面に直播型平版印刷原版の画像受理層面を重ね、原版
側からコロナ放電を施すことにより行なわれる。
リコーン油の代りに親水性変性シリコーン油を用いる他
は従来と同じである。即ち転写過程は予め前述のように
してトナー画像が形成された電子写真感光板のトナー画
像面に直播型平版印刷原版の画像受理層面を重ね、原版
側からコロナ放電を施すことにより行なわれる。
次に定着過程はこうして画像受理層面にトナー画像が転
写された原版を、定着時に前記画像受理層と接する側の
ローラー表面に予め親水性変性シリコーン油を塗布した
１対の定着用ローラー間に通すことにより行なわれる。
写された原版を、定着時に前記画像受理層と接する側の
ローラー表面に予め親水性変性シリコーン油を塗布した
１対の定着用ローラー間に通すことにより行なわれる。
即ち熱ローラーの場合はトナー画１＆＋（この場合は熱
定着性）は溶融（及び若干の加圧）により、また圧力口
−ラーの場合はトナー画像（この場合は圧力定着性）は
加圧により画像受理層上に定着される。
定着性）は溶融（及び若干の加圧）により、また圧力口
−ラーの場合はトナー画像（この場合は圧力定着性）は
加圧により画像受理層上に定着される。
なおこれらローラーへの親油性変性シリコーン油の塗布
手段も従来と同じく、多孔質部材やアプリケーターロー
ラー等が用いられる。塗布量は８４版の面積当り１〜ｉ
ｏｎｍｒ、好ましくは１０〜４０１ｎｆ程度が適当であ
る。
手段も従来と同じく、多孔質部材やアプリケーターロー
ラー等が用いられる。塗布量は８４版の面積当り１〜ｉ
ｏｎｍｒ、好ましくは１０〜４０１ｎｆ程度が適当であ
る。
次に本発明の定着過程を、親水性変性シリコーン油の塗
布手段として多孔質部材を用いた添付図の例で説明する
。図は本発明方法で用いられる定着装置の１例で、受皿
１６に入れられた親水性変性シリコーン油１５は含浸に
より多孔質部材１７を通って、互いに加圧により相接す
る１対の定着用ローラー１３．１４の一方のローラー１
３の表面に供給塗布される。こ＼で定着用ローラー１３
がヒーターを内蔵する熱９−ラーであれば、このヒータ
ーによりローラー１３表面は同時に所定温度に加熱され
る。次にこのような状態の定着用ローラー１３．１４間
に、トナー像１２が転写された直播型平版印刷原版１１
を通すと、原版ｌｌ上のトナー像１２は定着用ローラー
１３．１４によって溶融又は加圧定着され、製版が完了
する。
布手段として多孔質部材を用いた添付図の例で説明する
。図は本発明方法で用いられる定着装置の１例で、受皿
１６に入れられた親水性変性シリコーン油１５は含浸に
より多孔質部材１７を通って、互いに加圧により相接す
る１対の定着用ローラー１３．１４の一方のローラー１
３の表面に供給塗布される。こ＼で定着用ローラー１３
がヒーターを内蔵する熱９−ラーであれば、このヒータ
ーによりローラー１３表面は同時に所定温度に加熱され
る。次にこのような状態の定着用ローラー１３．１４間
に、トナー像１２が転写された直播型平版印刷原版１１
を通すと、原版ｌｌ上のトナー像１２は定着用ローラー
１３．１４によって溶融又は加圧定着され、製版が完了
する。
効 果
以上のように本発明の製版法は従来と同じく電子写真転
写方式を利用するにも拘わらず、定着過程で水と相溶性
のある親水性変性シリコーン油を用いたので、得られる
印刷版の不感脂化処理を充分に行なうことができ、従っ
て印刷物の地汚れを防止できる上、水洗いＫよる定着装
置の保守や清掃が可能となり、作業性及びコストの点で
有利である。才た皓、水性変性シリコーン油は帯電防止
能も備えているので、従来の親油性シリコーン油を用い
た場合に比べて定着時に原版の巻付きが少なくなり、作
業性がいっそう向上する。
写方式を利用するにも拘わらず、定着過程で水と相溶性
のある親水性変性シリコーン油を用いたので、得られる
印刷版の不感脂化処理を充分に行なうことができ、従っ
て印刷物の地汚れを防止できる上、水洗いＫよる定着装
置の保守や清掃が可能となり、作業性及びコストの点で
有利である。才た皓、水性変性シリコーン油は帯電防止
能も備えているので、従来の親油性シリコーン油を用い
た場合に比べて定着時に原版の巻付きが少なくなり、作
業性がいっそう向上する。
実施例１
添付図と同様な定着装置を備えた市販の普通紙複写機を
用いて下記条件で製版を行なった。
用いて下記条件で製版を行なった。
ＩＦ描型平版印刷原版：
耐水性紙の片面にクレー１０重量一部、炭酸カルシウム
３０重量部、ＰＶＡ２０ｆｆｉ負部及びメラミ、ン樹脂
１０重量部よりなる親水性画像受理層を設けたもの。
３０重量部、ＰＶＡ２０ｆｆｉ負部及びメラミ、ン樹脂
１０重量部よりなる親水性画像受理層を設けたもの。
電子写真ｉ光体：
セレン感光体
トナー画像形成用トナー：
熱定着性トナ一
定着用ローラー
ローラー１３（表面はシリコーン樹脂で被覆されている
）にヒーターを内蔵した熱ローラーで、ヒーターにより
ローラー１３の表面温度を１５０〜１７０℃に維持する
。
）にヒーターを内蔵した熱ローラーで、ヒーターにより
ローラー１３の表面温度を１５０〜１７０℃に維持する
。
親水性変性シリコーン油：
粘度１２ｏｃｓ（２ｓ℃で）のポリエーテル変性シリコ
ーン油 前記シリコーン油のローラー１３への塗布量＝３０ｔＦ
ｌｆ／ Ｂ４ 版の面積 次にこうして得られた平版印刷版の画像受理層面に不感
脂化液を適用して非画像部を不感脂化した後、これを印
刷版として市販のオフセット印刷機にかけて印刷を行な
ったところ、地汚れのない良好な画像品質を有する印刷
物が５００枚以上得られた。なお製版（定着）時、トナ
ー画像のオフセットや原版の巻付きは全く見られなかっ
た。
ーン油 前記シリコーン油のローラー１３への塗布量＝３０ｔＦ
ｌｆ／ Ｂ４ 版の面積 次にこうして得られた平版印刷版の画像受理層面に不感
脂化液を適用して非画像部を不感脂化した後、これを印
刷版として市販のオフセット印刷機にかけて印刷を行な
ったところ、地汚れのない良好な画像品質を有する印刷
物が５００枚以上得られた。なお製版（定着）時、トナ
ー画像のオフセットや原版の巻付きは全く見られなかっ
た。
丈だ以上のようなコピー（普通紙複写機による製版）曇
アンド・プリンティング（オフセット印刷機による印刷
）、Ｈｓｏｏ回以上繰返しても印刷物の画像品質は良好
に維持され、また地汚れの発生もなかった。
アンド・プリンティング（オフセット印刷機による印刷
）、Ｈｓｏｏ回以上繰返しても印刷物の画像品質は良好
に維持され、また地汚れの発生もなかった。
一方、比較のためポリエーテル変性シリコーン油の代り
にジメチル？リシロキサン（親油性シリコーン油）を用
いた他は同様にして製版し、印刷を行なったところ、印
刷物には最初から地汚れが生じ、またコピー・アンド・
プリンティングを繰返すうち、地汚れはますますひどく
なった。なお製版時、トナー画像のオフセットは見られ
なかったが、原版の巻付きが生じることがあった。
にジメチル？リシロキサン（親油性シリコーン油）を用
いた他は同様にして製版し、印刷を行なったところ、印
刷物には最初から地汚れが生じ、またコピー・アンド・
プリンティングを繰返すうち、地汚れはますますひどく
なった。なお製版時、トナー画像のオフセットは見られ
なかったが、原版の巻付きが生じることがあった。
冥施例２
親水性変性シリコーン油として粘度３２０Ｃ８、（２５
℃で）のアルコール変性シリコーン油を用いた他は実施
例１と同じ方法で製版し、印刷を行ない、更にコピー・
アンド・プリンティングを繰返したところ、実施例１と
同様に良好な結果が得られた。
℃で）のアルコール変性シリコーン油を用いた他は実施
例１と同じ方法で製版し、印刷を行ない、更にコピー・
アンド・プリンティングを繰返したところ、実施例１と
同様に良好な結果が得られた。
実施例３
親水性変性シリコーン油として粘度３５００Ｃ８（２５
℃で）のエポキシ・ポリエーテル変性シリコーン油を用
いた他は実施例１と同じ方法で製版し、印刷を行ない、
更にコピー・アンド・プリンティングを繰返したところ
、実施例１と同様に良好な結果が得られた。
℃で）のエポキシ・ポリエーテル変性シリコーン油を用
いた他は実施例１と同じ方法で製版し、印刷を行ない、
更にコピー・アンド・プリンティングを繰返したところ
、実施例１と同様に良好な結果が得られた。
実施例４
親水性変性シリコーン油として粘度３００．０８（２５
℃で）のポリエーテル変性シリコーン油を用いた他は実
施例１と同じ方法で印刷し、製版を行ない、更にコピー
・アンド拳ゾリンティングを繰返したところ、実施例１
と同様に良好な結果が得られた。
℃で）のポリエーテル変性シリコーン油を用いた他は実
施例１と同じ方法で印刷し、製版を行ない、更にコピー
・アンド拳ゾリンティングを繰返したところ、実施例１
と同様に良好な結果が得られた。
実施例５
直播型平版印刷原版として耐水性紙上にクレー３０重賞
部、酸化亜鉛４０重量部、水酸化アルミニウム３０重量
部、ＰＶＡ ３０重量部及びグリオキザール１０重量部
よりなる親水性画像受理層を設けたものを用いた他は実
施例１と同じ方法で製版し、印刷を行ない、更にコピー
・アンド・プリンティングを繰返したところ、実施例１
と同様に良好な結果が得られた。
部、酸化亜鉛４０重量部、水酸化アルミニウム３０重量
部、ＰＶＡ ３０重量部及びグリオキザール１０重量部
よりなる親水性画像受理層を設けたものを用いた他は実
施例１と同じ方法で製版し、印刷を行ない、更にコピー
・アンド・プリンティングを繰返したところ、実施例１
と同様に良好な結果が得られた。
実施例６
トナー画像用トナーとして圧力定着性トナーを用い、且
つ定着用ローラーとして圧力ローラー（ローラー１３に
はヒーターを内蔵せず）を用いた他は実施例１と同じ方
法で製版し、印刷を行ない、更にコピー・アンド・プリ
ンティングを繰返したところ、実施例１と同様に良好な
結果が得られた。
つ定着用ローラーとして圧力ローラー（ローラー１３に
はヒーターを内蔵せず）を用いた他は実施例１と同じ方
法で製版し、印刷を行ない、更にコピー・アンド・プリ
ンティングを繰返したところ、実施例１と同様に良好な
結果が得られた。
図は本発明の定着過程で使用される一例の定着装置であ
る。 １１・・・直播型平版印刷原版 １２・・・トナー画像
、 １３．１４・・・定着用ローラー １５・・・親水
性変性シリコーン油１６・・・受 皿 １７・・・多孔
質部材）１４− ＝］シ１１
る。 １１・・・直播型平版印刷原版 １２・・・トナー画像
、 １３．１４・・・定着用ローラー １５・・・親水
性変性シリコーン油１６・・・受 皿 １７・・・多孔
質部材）１４− ＝］シ１１
Claims (1)
- １ 耐水性支持体の片面又は両面に親水性の画像受理層
を設けた直播型平版印刷原版の画像受理層上に、電子写
真法に従って予め電子写真感光体上に形成されたトナー
画像を転写し、ついでこれを、定着時に前記画像受理層
と接する側のローラー表面に親水性変性シリコーン油を
塗布した１対の定着用ローラー間に通して定着すること
を特徴とする直播型平版印刷原版の製版法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20179283A JPS6093459A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 直描型平版印刷原版の製版法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20179283A JPS6093459A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 直描型平版印刷原版の製版法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6093459A true JPS6093459A (ja) | 1985-05-25 |
Family
ID=16447005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20179283A Pending JPS6093459A (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 直描型平版印刷原版の製版法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6093459A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63374A (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-05 | Ricoh Co Ltd | 直描型平版印刷用インキ |
| JP2013017995A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Xerox Corp | 放射線硬化可能なゲルインクのレベリングおよび放射線硬化可能なゲルインクの基板に直接的なデジタル印刷のための方法ならびに疎水性表面を有する加圧部材を有する装置およびシステム |
-
1983
- 1983-10-27 JP JP20179283A patent/JPS6093459A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63374A (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-05 | Ricoh Co Ltd | 直描型平版印刷用インキ |
| JP2013017995A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Xerox Corp | 放射線硬化可能なゲルインクのレベリングおよび放射線硬化可能なゲルインクの基板に直接的なデジタル印刷のための方法ならびに疎水性表面を有する加圧部材を有する装置およびシステム |
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