JPS6092557A - 三方取合せジヨイントによるセパレ−タ−の取付方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、各種型枠工事の両面型枠施工時に使用される
三方取合せジヨイントによるセパレーターの取付方法に
関するものである。

通常、この種の型枠工事では建築物等のコーナ一部内側
にハンチがある場合が多いため、両面型枠施工時に、第
４図に一点鎖線で示すようにパネルビーム２１を両面型
枠２２のコーナ一部２３内側のハンチ部分とコーナ一部
２３外側の両直角部近傍とに夫々割付けることが多く、
セパレーターを取付けることができなかった。そのため
、従来は第４図に実線で示すように新たにパネルビーム
２４を両面型枠２２のコーナ一部２３外側の両直角部近
傍に夫々割付け、この各パネルビーム２４に２本の長い
タイボルト２５の一端部を交差させるように取付けられ
ていた。

しかしながら、両面型枠施工時に、タイポル１−２５を
交差状に取付けるために、新たにパネルビーム２４の割
付位置やタイボルト２５の取付位置等を調整しなければ
ならず、作業能率を著しく低下させていた。

本発明は、前述のような問題点を解消すべく創出された
もので、ジヨイント本体の適宜３箇所にセパレーターの
先端部オネジ螺合用のメネジ付き取付部を両面型枠のコ
ーナ一部の角度に対応させて三方へ外向きに夫々配設し
た三方取合せジヨイントを形成し、この三方取合せジヨ
イントを両面型枠のコーナ一部内に配置して、その取付
部に３本の短いセパレーターの先端部を螺合手段にて三
方から取付けることにより、両面型枠施工時に、新たに
パネルビームの割付位置やタイボルトの取付位置等を調
整する手間を省いて、作業能率を著しく向上できるよう
な三方取合せジヨイントによるセパレーターの取付方法
を提供するものである。

以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。

本発明のセパレーターの取付方法に用いられる三方取合
せシミインドＡは、第１図に示すように正方形の板材の
中心を通る３本の所要の中心線１相互が１３５度、９０
度、１３５度間隔の７字形になるよう、その板材の４角
部を適宜に切断した不等辺六角形状のジヨイント本体２
を成形し、このジヨイント本体２の各中心線１が通る縁
部には凹部３を夫々設け、この各凹部３には、内周面に
セパレーター１１の先端部オネジ１２螺合用のメネジ４
が施された取付部５として高ナツトを両面型枠１３のコ
ーナ一部１４の角度に対応させて三方へ外向きに夫々嵌
設するように形成されている。

そして、このような三方取合せジヨイントＡを、第２図
に示すように両面型枠１３のコーナ一部１４内にジヨイ
ント本体２の９０度間隔の各取付部５がコーナ一部１４
の両件側に位置されるよう配置して、通常に両面型枠１
３のコーナ一部１４内側のハンチ部分とコーナ一部１４
外側の両画角部近傍とに夫々割付けられた各パネルビー
ム１５側がら挿入した３本の短いセパレーター１１の先
端部を前記取付部５にメネジ４とオネジ１２との螺合手
段にて三方から取付けるようにするものである。

また、前記取付部５は、ジヨイント本体２の各凹部３に
高ナツトを夫々嵌設するように第１図及び第２図に示さ
れているが、これに限定されることなく、第３図（イ）
に示すように上下面が正方形で他の４側面が長方形の直
方体の一角部を切断したような平面不等辺五角形状のジ
ヨイント本体６を成形し、このジヨイント本体６の一角
部の切断面とこの切断面に隣接しない２側面とに、内周
面にメネジ７が施されたネジ穴を同様に夫々設（プるよ
うにしても良い。

更に、前記取付部５は、第３図（ロ）に示すように３本
の筒体を７字形状に連結したジヨイント本体８を成形し
て、各筒体の連結部分を除いた内周面にメネジ９を施す
ように設ＧＪることも可能である。

本発明は、前述のように両面型枠施工時に、両面型枠１
３のコーナ一部１４に３本のセパレーター１１を、三方
取合せジヨイントＡを介して三方から取付けるようにし
たから、従来のように新たにパネルビーム２４の割付位
置やタイボルト２５の取付位置等を調整することなく、
通常に割付けられるパネルビーム１５を利用して、セパ
レーター１１を取付けできるため、作業能率を著しく向
上させることができる。

しかも、作業能率が著しく向上することと、従来のよう
な長い２本のタイボルト２５が不要になって短い３本の
セパレーター１１で良いこととによって、従来よりはる
かに経済的であり、それに両面型枠１３のコーナ一部１
４に３本のセパレーター１１を三方から取付けできるた
め、両面型枠１３のコーナ一部１４の所定間隔を確実に
且つ堅固に保持することができる。

また、三方取合せジヨイントＡの各取付部５として、内
周面にメネジ４．７．’９が施された高ナツト、ネジ穴
、ネジ筒等のいずれに形成しても、各セパレーター１１
の先端部オネジ１２を確実に螺合できるのは勿論である
。

以上説明したように、本発明によれば、通常に割付けら
れるパネルビームを利用してセパレーターを取付けでき
るので、作業能率を著しく向上できるばかりでなく、従
来よりはるかに経済的であり、それに両面型枠のコーナ
一部の所定間隔を確実に且つ堅固に保持できる等の諸効
果が得られる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は三方取
合せジヨイントの斜視図、第２図はセパレーターの取付
状態の平面図、第３図は三方取合せジヨイントの他の実
施例を示す斜視図で、（イ）は取付部をネジ穴にしたも
の、（ロ）は取付部をネジ筒にしたもの、第４図は従来
のセパレーターの取付状態を示す平面図である。 Ａ・・・三方取合せジヨイント、 １・・・中心線、２，６．８・・・ジヨイント本体、３
・・・凹部、４．７．９・・・メネジ、５・・・取付部
、１１・・・レバレータ−１１２・・・オネジ、１３・
・・両面型枠、１４・・・コーナ一部、１５・・・パネ
ルビーム。 第３図 （ロ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　ジヨイント本体の適宜３箇所にセパレーターの先
   端部オネジ螺合用のメネジ付き取付部を両面型枠のコー
   ナ一部の角度に対応させて三方へ外向きに夫々配設した
   三方取合せジヨイントを形成し、この三方取合せジョイ
   ンｌ〜を両面型枠のコーナ一部内に配置して、その取付
   部に３本の短０セパレーターの先端部を螺合手段にて三
   方から取付けることを特徴としたセパ−ターの取付方法
   。 ２、　取刊部が、高ナツトである特許請求の範囲第１項
   記載のセパレーターの取付方法。 ３、　取付部が、ネジ穴である特許請求の範囲第１項記
   載のセパレーターの取付方法。 ４、　取付部が、ネジ筒である特許請求の範囲第１項記
   載のセパレーターの数句方法。