JPH025606Y2 - - Google Patents

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JPH025606Y2
JPH025606Y2 JP5523684U JP5523684U JPH025606Y2 JP H025606 Y2 JPH025606 Y2 JP H025606Y2 JP 5523684 U JP5523684 U JP 5523684U JP 5523684 U JP5523684 U JP 5523684U JP H025606 Y2 JPH025606 Y2 JP H025606Y2
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JP5523684U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 配電盤にはモザイクパネルと称し、全体を縦横
基盤目状に区画して所定の大きさの格子枠とし、
多数の桝路のうち、所定位置の桝路に必要な計器
を装着し、それ以外の桝路にはそれぞれプラスチ
ツクまたは金属製のタイルと称する盲蓋を装着し
盤面を構成するものがある。
そして、所望の形状、大きさの格子枠を構成す
るために、一定の大きさ、例えば縦横10〜15に区
画された一定寸法の格子ブロツクを金属やプラス
チツク材で予め成型しておき、これを任意数組み
合せて一体的な大きな格子枠とすることが行なわ
れている。
本考案は、このような格子枠の構造に関するも
のである。
〔従来技術〕
従来の格子ブロツクは第6図に示すように、一
定の大きさの格子ブロツクAの4隅を特殊なボル
トBで固定するようにしていた。
〔従来技術の欠点および考案が解決しようとする問題点〕
従来のものでは、完成された格子枠において、
必然的にボルトの固定間隔が大きくなり、格子ブ
ロツクの撓みや歪によつて完成された盤面に段差
を生じることがあつた。
また、全体的な連結強度の点から、より大きな
ボルトを使用する必要があり、ボルト挿通用の孔
を構成するため、格子ブロツクAの4隅に大きな
肉部を設けなければならない。従つて、この肉部
が特定の桝路C(第6図)に喰み出してしまい、
該桝路Cへの計器類の装着が困難になるという難
点があつた。
さらに、複数の桝路の大きさに相当する大きな
計器を装着する場合は一部区画壁を切除して使用
するが、一旦切除した格子ブロツクを別に使用す
る場合、例えば計器類の配置を変えようとする場
合、区画壁を切除した格子ブロツク自体を取替る
必要がある。また、盤面全体の大きさの関係上、
一部の格子ブロツクを切断する必要がある場合、
格子ブロツクどうしを連結できない部分が生じる
という欠点があつた。
本考案はこのような欠点を解消する格子枠の構
造を案出したものである。
〔考案の構成〕
格子ブロツクには、桝路を構成する区画壁の各
交点に連結用の筒部を形成し、かつ格子ブロツク
の上下及び左右の側端部には該筒部が2分割され
た形状に、また4隅には4分割した形状に現われ
るようにし、複数のものを組合せたときに一つの
筒部を形成せしめる。
連結用の筒部の内周縁には環状突部を設けると
ともに、ボルトのボルト頭、およびナツトに前記
環状突部が嵌合する筒部を形成しておくことによ
り、ボルトを螺着するだけで隣接する格子ブロツ
クが連結されるようにしたものである。
以下、本考案の構成を実施例である添付の図面
に基づいて詳細に説明する。
一定の大きさとした格子ブロツク1は、縦横の
区画壁2,3によつて基盤目状に区画し、多数の
桝路4,4を形成し、複数個の格子ブロツクを組
合せることによつて、より大きな格子枠を構成す
るものである。そして、第1図に示すように、格
子ブロツク1には区画壁2と3とが交わる全ての
部分に連結用の筒部5を設けている。
縦、横の区画壁2,3は全て厚みとしてある
が、外周部分の区画壁2′,3′は他の区画壁の厚
み1/2であつて、組合せたときに隣接する格子ブ
ロツクの区画壁2′,3′とで、他の区画壁2,3
と同じ厚みとなるようにしてある。
従つて、周辺の区画壁2′,3′と他の区画壁
3,2、とが交わる部分は連結用の筒部が半分に
縦断された筒部5′となる。同じ理由で、周辺の
縦の区画壁2′と横の区画壁3′とが交わる部分、
即ち、格子ブロツク1の4隅には1/4に縦断され
た形の筒部5″が形成される。
筒部5は連結用のボルト6を孔5aに貫通した
際、ボルト頭6a及びナツト7が突出しないよう
に座5b付きとするとともに、筒部の内周縁、つ
まり孔5aの端縁には環状突部8を形成する。一
方連結用のボルト6のボルト頭6aおよびナツト
7の内面は、螺着した際前記環状突部8が嵌入さ
れるべき短筒部6b,7aとしてある。
〔作用〕
複数の格子ブロツク1,1を縦、横連続的に配
列した場合、格子ブロツクの上下左右の周辺の区
画壁2′,3′は隣接する格子ブロツク2′,3′と
の組合せによつて、他の区画壁2,3と同じ厚み
となり、全体として一定のピツチの格子枠を構成
する。
そして、周辺の区画壁2′,3′と他の区画壁
3,2との交点部分は、1/2に縦断された筒部
5′が組合されて筒部5と同じ形状に、また4隅
の部分では4つの格子ブロツクの隅が突き合され
て、つまり1/4の筒部5″が4個組合されて筒部5
と同じ形状となる。
そして、これらを連結するには、格子ブロツク
の隅部が4つ突き合された部分に、表面から連結
用のボルト6を挿入し、裏面にナツト7を嵌め込
み螺着すると、1/4の環状突部である8″が突き合
されて完全な環状となつた突部が、格子ブロツク
の表裏両面においてボルト頭の短筒部6bとナツ
トの短筒部7aとに嵌合して固定される。(第2
図) 同じように、格子ブロツクの側辺と側辺が隣接
する筒部5′においてもボルト6とナツト7とに
よつて固定する。この場合は前記場合と違い2つ
割のものを連結することになる。
隣接する格子ブロツク1,1の側辺での固定
は、全ての区画壁の交点で固定してもよいが、桝
路の大きさ等によつては第3図に示すように1つ
おきに固定するようにしてもよい。換言すれば、
連結用の筒部を形成するのは、区画壁2と3の交
点の1つおき、あるいは2つおきというようにし
ても良い。
このようにして一定の大きさの格子ブロツクを
四方に連続して行けば、所定の大きさの格子枠を
完成することができる。
もつとも、格子ブロツクは必ずしも同じ大きさ
のものを4隅で一致させる必要は無く、例えば、
最小の格子ブロツクの2倍、3倍の大きな格子ブ
ロツクを用い、特定の連結位置は一つの側辺と2
つの隅部の組合せでボルト止めするようにしても
よい。
複数の桝路の大きさに相当する計器類を装着す
る場合は第3図に示すように、一部の区画壁を切
除して大きな桝路4′とする。
一部の区画壁を切除する場合、第4図に示すよ
うに、切除された区画壁の先端部分には連結用の
筒部も切断された状態で一緒に取除かれる。
従つて、一旦一部の区画壁を切除した格子ブロ
ツクを新たに使用する場合、第4図に示す如く切
除された区画壁と同じ大きさの区画壁を嵌め込
み、第5図に示すように、嵌め込んだ区画壁の先
端部分において、ボルト止めすることによつて、
切除前の格子ブロツクと同じ状態とすることがで
きる。
〔考案の効果〕
本考案モザイクパネル用格子枠によれば、複数
の格子ブロツクを区画壁の間隔ごとの任意位置で
固定することができるため、比較的大きな格子ブ
ロツク、あるいは撓み易い材質の格子ブロツクで
あつても、全体を強固に連結し、従来のように接
続部分に段差を生じるようなことが無いととも
に、固定手段はボルト、ナツトを締め込むだけで
他の部品等を必要とせず極めて容易である。そし
て、連結部分の構造は、比較的小径のボルトを挿
入する筒部を形成するだけであり、これを可及的
に小さなものとし、全ての桝路の形状が同じであ
つて、特定の桝路のみが計器などの取付けに支障
を来すような恐れが無いという特長を有する。
また、区画壁の一部を切除した場合、切除した
ものと同じ形状の区画壁を容易に装着することが
できるため、例えば、計器類の配置を変更するよ
うな場合であつても、従来のように格子ブロツク
自体を取替る必要は無い。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図ないし第5図は本考案モザイ
クパネル用格子枠の実施例を示すもので、第1図
は格子枠を構成する格子ブロツクの一部分のみの
斜視図、第2図は格子ブロツクの連結部分の断面
図、第3図はモザイクパネル用格子枠の一部分の
みの正面図、第4図は切除した区画壁の正面図、
第5図は第4図の区画壁を装着した状態の正面
図、第6図は従来のモザイクパネル用格子枠の一
例を示す一部分のみの正面図、である。 1……格子ブロツク、2,3……区画壁、4…
…桝路、5……筒部、6……ボルト、6a……ボ
ルト頭、7……ナツト、6b,7a……短筒部、
8……環状突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全体を縦横の区画壁によつて基盤目状に区画し
    た所定の大きさの格子ブロツクを連結して、格子
    枠を形成するものにおいて、格子ブロツク1の区
    画壁2と3の交点部分に連結用の筒部5を設ける
    とともに、周辺の区画壁2′,3′は上記区画壁お
    よび連結用の筒部を2分割した形状とし、複数の
    格子ブロツク1,1を組合せた際、周辺の区画壁
    は隣接する格子ブロツクの区画壁とで他の区画壁
    と同じ厚みとなるようにし、かつ連結用の筒部を
    形成せしめ、該筒部の表裏両端部にはそれぞれ外
    方に突出する環状突部8を設けるとともに、連結
    用のボルト6のボルト頭6aおよびナツト7には
    上記環状突部が嵌合し得る短筒部6b,7aを形
    成し、格子ブロツク1の表裏両面において、隣接
    する複数の格子ブロツクの環状突部をボルト6お
    よびナツト7に係合せしめ、これを連結すること
    を特徴とするモザイクパネル用格子枠。
JP5523684U 1984-04-13 1984-04-13 モザイクパネル用格子枠 Granted JPS60166202U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5523684U JPS60166202U (ja) 1984-04-13 1984-04-13 モザイクパネル用格子枠

Applications Claiming Priority (1)

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JP5523684U JPS60166202U (ja) 1984-04-13 1984-04-13 モザイクパネル用格子枠

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Publication Number Publication Date
JPS60166202U JPS60166202U (ja) 1985-11-05
JPH025606Y2 true JPH025606Y2 (ja) 1990-02-09

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5523684U Granted JPS60166202U (ja) 1984-04-13 1984-04-13 モザイクパネル用格子枠

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5121758B2 (ja) * 2009-03-06 2013-01-16 株式会社ケー・シー・シー・商会 モザイク式表示パネルにおけるグリッド連結構造

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Publication number Publication date
JPS60166202U (ja) 1985-11-05

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