JPS6092501A - 既設グ−スアスフアルト舗装の現位置改良工法 - Google Patents

既設グ−スアスフアルト舗装の現位置改良工法

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JPS6092501A
JPS6092501A JP19870583A JP19870583A JPS6092501A JP S6092501 A JPS6092501 A JP S6092501A JP 19870583 A JP19870583 A JP 19870583A JP 19870583 A JP19870583 A JP 19870583A JP S6092501 A JPS6092501 A JP S6092501A
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JP
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asphalt
asphalt pavement
aggregate
booth
existing
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JP19870583A
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English (en)
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茂 山崎
畑 博昭
草薙 直博
隆 井上
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TAISEI DOURO KK
Original Assignee
TAISEI DOURO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は既設ブースアスファルト舗装の現位置における
改良工法に関する。
ブースアスファルトは高温時(二おける混合物の流動性
を利用して流し込み、フィニッシャやコテで平らに敷均
す。その物性は不透水性で防水効果が大きく、低温時に
ひび割れしにくく、耐摩耗性・に優れているため橋面舗
装、就中鋼床版橋梁に防錆を目的として多く用いられて
いる。
またこのブースアスファルト舗装は無空隙のアスファル
ト混合物であるため、その性状は使用する曝青材料に影
響されるところが大であり夏期高温時にはわだち掘れ現
象が生じゃすい。そのため昨今新設されるブースアスフ
ァルト舗装には60℃の粘度を高めたブローン7′スフ
アルド、アスファルトと相溶性がよく、軟化点を60℃
以上とする熱可塑性樹脂、あるいはトリニダツドレーキ
アスファルト等を使用した改質アスファルトを用いて耐
流動性を高めているが、かかる改良がなされていない以
前のアスファルトによって製造された既設ブースアスフ
ァルト舗装は、わだち掘れが多く、その修繕は急を要す
るところに至っている。これらの原因は、ホイールトラ
ッキング試験の結果からも、ブースアスファルトの耐流
動性不足にあることは明らかであって、これが修繕方法
は既設ブースアスファルト舗装を撤去し、新規のブース
アスファルトを舗設する開所打撲工法が最も好ましいと
されていた。
この打撲工事は、鋼床版上C二おける既設ブースアスフ
ァルトの撤去手段としてますカッタで基盤の目状に切り
込みを入れて、ついでブレーカで祈り取り、発生材は廃
棄処分する方法をとるものであって、それ以外に効果的
な方法がないO この撤去手段は人力(=依るところが大きく、施工能率
があがらない上にブレーカによる破砕時に騒音が発生し
、市街地など人家密集地域檻二おける工事はかかる公害
問題によシ非常に困窮を極めることも頻々であシ打撲ζ
二よって発生する既設ブースアスファルトの舗装塊の処
分シ二ついても、その処分地の確保に多くの問題が生じ
ている。
本発明はこれらの実情に鑑みてなされ、無騒音、無公害
かつ省資源にかかる既設ブースアスファルト舗装の耐流
動性の改良法を捺供することを目的としているものであ
る。即ち既設ブースアスファルト舗装面に粒径が6 m
l−20mmである多孔質の人工骨材を1平方メートル
当り5#〜10#の範囲で撒布し、この人工骨材の上方
から路面加熱機C二で、既設ブースアスファルト舗装面
が270℃以上になるまで加熱し、転圧機(:てこの人
工骨材を舗装体中に圧入してなる既設グ・−スアスファ
ルト舗装の現位置改良工法に係る。
上記構成になるこの発明によれば、既設ブースアスファ
ルト路面に生じたわだち掘れを修繕する方法としてブレ
ーカ破砕することなく、人工骨材、ブースアスファルト
路面を加熱し、ローラコンパクタ或いは鉄輪ローラ等に
よって骨材を圧入するだけで完全な改良工事をすること
ができ、従来のブースアスファルト打撲工事と比較した
場合工事費においては画期的な低コストでしかも短期間
に施工することができ、かつブースアスファルトを廃棄
処分することもない優れた効果効能を有している。
本発明の加熱温度について詳述すれば、路面加熱機とし
てL−P−G型赤外線ヒータを用い人工骨材の上部から
加熱し既設ブースアスファルトの舗装面を250℃、2
70℃、300℃となるように変化させローラコンパク
タの線圧を16、8 k?/cmとして行なった圧入試
験の結果、250℃加熱の場合、第1図に示すように骨
材8はブースアスファルト9層中に処分の−から処分の
−までしか圧入できず、簡単C:剥離して骨材は飛散し
てしまうことが判明した。
次に270℃加熱の場合は第2図に示すように骨材8表
面が少し出ている状態できれいにグースアスファル)9
1−中に圧入でき通常の交通高圧による外力以上の大き
な力を加えても、骨材は剥離することはなかった。同様
1:300℃の場合も試験を行なったが骨材の全部が埋
没して良好な圧入結果が得られた。このことは人工骨材
の表面が水硬性多孔質材料によって被覆されているため
ブースアスファルトとの接着性が高いことを証明してい
る。
以下本発明の詳細な説明する。
実施例 既設ブースアスファルト舗装面t−L−P−G型赤外線
ヒータで加熱し、路面下2センチメートルの部位で11
0℃に加熱し粒径6ミリメードルから20ミリメートル
までの人工骨材(大阪セメント製、特許公報昭57−2
2350号)t−10#/WIの撒布量で敏布し、線圧
16.8#/crnで圧入し、養生期間を0日、7日、
28日と変化させてホイールトラッキング試験(アスフ
ァルト舗装要綱昭和53年版)を行なった結果を耐流動
性を表わす動的安定度(D−8回/ mm ) で表わ
すと第1表に示すとおシである。
第 1 表 人工骨材圧入によるD−8の測定値 但し試験温度60℃荷重6.4 Af / cdこれに
よると骨材の添加@0りまシ既設グースアスファルトの
DeSが110回/鵡であったものが人工骨材を圧入す
ることによってD−8がミロの平均で1037〜147
0回/膿(二増加し、従来のものCニルしてはるかに耐
流動性が改良されたことが判る。また施工後の日変化に
よるDeSを測定したがD−8が増加したとは認めがた
い。このことは既設ブースアスファルト中に含まれてい
るアスファルトの中の軽質油の一部が人工骨材の被覆部
を形成している水硬性多孔質材料に吸着され、その為耐
流動性、耐わだち掘れ性が改良されたとみるべきであり
、その吸着は高温状態で骨材を圧入する段1昔でほぼ完
了するためと思われる。
アスファルトの老化を測定する方法として、針入度試験
(JISK2530)と軟化点試験(JISK2531
)があるが、低膜グースアスファルトからアスファルト
のみを抽出してこれらの試験を行なった結果を第2表に
示す、 このことから加熱によるアスファルトの老化は針入度、
軟化点の値がほとんど変らない事から、もしあってもご
く少ないと考えられ、本工法が既設グースアスファルト
ヲ劣化させることなく耐流動性を改良する工法であるこ
とが実証された。
一方、ポータプルスキッドレジスタンステスターで計る
滑り抵抗性をみてみると、湿潤時従来のもので通常摩擦
係数は0.2のところ本工法のものにおいては0.45
〜0.50 に向上している。
更にブースアスファルトに対する圧入骨材の接着性は通
常5〜6 jcf / cmのところ本工法のものは8
.9 jcl / cmと著しい向上を示している。
比較例 比較例として従来のプレコードチツビング工法を行ない
本願工法の優位性を確かめた。
既設ブースアスファルト舗装面ftL−P@G型赤型線
外線ヒータ面が250℃、290℃、300℃となるよ
う加熱し、骨材として高槻型の硬質砂岩の5号砕石(2
0〜13 mm )、6号砕石(13〜10脳)を用い
、何れの骨材も骨材の重量比で1重ik%のアスファル
トと1重量−のフィラーとでプレコートしておき撒布量
を変化させて圧入した。これヲ60℃Cてホイールトラ
ッキング試験(アスファルト舗装要綱−昭53年版)を
行ない耐流動性を表わす動的安定[(D−8)で結果を
表わすと第3表のとおシである。
※のみ撒布量は5#/−とし、これ以外は10#/m’
とした。5 Ay / m”以下では効果が低く、10
19/−以上は従らに飛散するのみであつだ。
既設ブースアスファルトのD−8は110回/燗であっ
たから本比較例C二おいては耐流動性が向上したとはい
いがたい。
本発明が適用不能か否かの一つの条件として既設ブース
アスファルトの破壊形態が、わだち傭れ又は流動のみで
あるか、あるいは鋼床版との剥@を伴っているかどうか
を調査する必要がある。もし鋼床版との剥離が生じてい
ればカッタによる前処理なしに人力でその部分を簡単に
除去することができる。
騒音を発することもなく改質グースアスファルトi二よ
って部分打換が可能であシ、剥離していない部分は本工
法を採用して施工すればよい訳である。
前記実施例からみて、従来のブースアスファルト打撲工
法と比較すれば 1、縦設グースアスファルト舗装を基盤の目状Cニカッ
トする必要がないこと λ ブレーカにて折り取ることがないこと3、折り取っ
た既設ブースアスファルト舗装の廃材を処分することが
ないこと、むしろ資源を活用できること 4、 工期が短縮できること 5、 人工骨材の上部から路面を加熱してもアスファル
トは劣化しないこと。
6、 骨材を新規に使用すること、 などが挙げられる。
以上を総括すれば無騒音、無公害であり更に工期の短縮
、工事費の削減、省資源等著しい効果がある工法といえ
る。
なお、この発明は前記構成に限定されるものではない。
加熱方法はL−P・G加熱方式、灯油加熱方式に捉われ
ることなく、加熱回数、骨材4vIL布回数とも1回に
て圧入しない部分が生ずれば2回とすることもある。骨
材の撒布方法は小規模の場合は人力の手撒きでもよいが
、大規模に施工する場合はチップスグレツダヲ用いる方
カヨい。骨材の撒布量は既設ブースアスファルトのD@
8の値、既設グースアスファル)中のアスファルト含有
量、針入度、軟化点等を検討して1dt当り5#から1
0#を適宜選択して使用する。これらを踏まえて実施工
程例を示すと次のとおりである。
1、 骨材撒布、チップスプレッダ使用、撒布量5#/
− λ 路面加熱、大型ヒータ使用、加熱速度1.5怖/分
、 3、骨材撒布、人力による撒きむら修正、撒布量2#/
i、 4、 圧入、ロードローラ 5、 路面加熱、小型ヒータ使用、加熱速度1.5m/
分、 6、 圧入、小型ローラ、 7、 小部分の圧入、清掃、人力 かかる+連の工程で大面積の施工も十分対応することが
できる。
上記工法に使用される骨材は、水硬性多孔質材料を被覆
した人工骨材を使用する。
該多孔質人工骨材は特許公報昭57−22350号に記
載されているもののうち、特1ユ粒径は6m〜20mの
範囲を限定して使用する65酬以下のものにあっては既
設ブースアスファルト舗装に対して表皮部分にのみ圧入
されるため、施工後の耐流動性の改良効果が大粒径骨材
よりも劣るためである。骨材粒径の選択は施工場所、広
さ、既設ブースアスファルト舗装の柔らかさ等に合致す
るよう検討して行ない、粒径20mm〜10wn、13
tnm 〜10mm、13mm 〜6mm等単独または
混合して使用する。
なお上記では既設ブースアスファルト舗装面の改良工法
について詳述したが、本工法は既設ブースアスファルト
舗装面のみに限定して使肝されるものではなく、種々な
面C;応用ができることは勿論である。、特に新設ブー
スアスファルト舗装面についても応用することができ、
例えば新設舗装面C:対する加熱温度250℃のときに
ローラコンパクタの線圧f 18.5 H/cm、或い
は20 kV/Cmで人工骨材を圧し込んでも効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係り、第1図は250℃で加熱した実施
例を示す路面断面図、第2図は270℃で加熱した実施
例を示す路面断面図、第3図は本発明工法実施工程図で
ある。 1・・・骨材撒布工程 2・・・ヒータ加熱工程3・・
・骨材撒布工程 4・・・圧入工程5・・・ヒータ加熱
工程 6・・・圧入工程7・・・小部分の圧入及び路面
調整 8・・・人工骨材 9・・・既設ブースアスファルト第
3図 (1) +2) (3) (4) (5) (6) (7)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)既設ブースアスファルト舗装面に粒径が6鴫〜2
    0Mである多孔質の人工骨材を1平方メートル当り5#
    〜10#の範囲で%tt布し、該人工骨材の上方から路
    面加熱機にて前記既設ブースアスファルト無芸面が27
    0℃以上になるまで加熱し、転圧機にて前記人工骨材を
    既設ブースアスファルト舗装体に圧入して、人工骨材と
    前記既設ブースアスファルト舗装体との接着性を高め、
    すベシ抵抗性を改良すると共に耐流動性を向上せしめる
    既設ブースアスファルト舗装の現位置改良工法。
  2. (2) 前記人工骨材は高炉鉱叶を核とし表面に水硬性
    多孔質材料で被覆層を形成してなることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の既設ブースアスファルト舗装
    の現位置改良工法。
JP19870583A 1983-10-24 1983-10-24 既設グ−スアスフアルト舗装の現位置改良工法 Pending JPS6092501A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05239803A (ja) * 1992-02-28 1993-09-17 Yabuhara Sangyo Kk コンクリート化粧方法

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JPS5211629A (en) * 1975-07-16 1977-01-28 Jitsuto Oiru Gorudon E Doriibu Method of finishing road surface
JPS57187402A (en) * 1981-05-14 1982-11-18 Osaka Cement Production of asphalt paved flow resistant oil absorbable cured material
JPS5858306A (ja) * 1981-09-30 1983-04-06 大成道路株式会社 瀝青質舗装体の再生工法並びにその装置

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