JPS6092146A - ２本の後車軸をもつリヤエンジン型大型バスのリタ−ダ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 長距離走行を行う大型バスには、フェード等の支障を生
じることなく任意の時間だけ制動を行い得るリターダの
付設が望ましい。リターダは、変速機または駆動輪車軸
に組込んで設けられるか、或いはプロペラシャフトの延
長部に駆動連結されるシー・　−−ハ　−　−、、Ｌ　
ｌ−ｌ　イモル１．−）　ｒ　ム　７　赤　・市七往竺
Ｉγ　玄目込んでリターダを設けるには従来の変速機等
に大幅の設計変更を加えることが必要となるのに対し、
プロペラシャフトの延長部に駆動連結させてリターダを
設ける場合には、駆動輪車軸に僅かの構造変更を加える
と共にリターダの駆動軸を付設すればよい。このため、
製造台数が少ない大型バスには市場より供給されるリタ
ーダを取付けるのが有利である。

本発明は、後車軸が駆動輪車軸と遊動輪車軸とより成る
２軸形式のリヤエンジン型大型バスに、次の諸条件、す
なわち、 ａ、リターダに関係をもたない従来の変速機および駆動
輪車軸をそのｉｔ使用する、ｂｌ　客室内空間を狭める
条件を伴うことなくリターダを設ける、 ０％　’）ターダの重量が車輪荷重の分布に悪影響を及
ぼさないようにする、 と云う条件の下に独立のユニットとしてのリターダを設
けることを意図するもので、本発明によるリターダ装置
を図について説明すれば次の如くである。

図において、（１）は駆動輪車軸、（２）は遊動輪車軸
、（３）は変速機、（４）はリターダである。遊動輪車
軸（２）はその途中部をＵ字形に彎曲させられた部分（
５）とされ、リターダ（４）は遊動輪車軸（２）の彎曲
にょシ拡大された空間内に配置されている。リターダ（
４）の上記配置に関連して、プロペ２シヤフトは変速機
＋３１とリターダ（４）との間の部分（６ａ）とリター
ダ（４）と駆動輪車軸（１）との間の部分（６ｂ）とよ
シ成るものとされる。リターダ（４］のコントロールユ
ニット（７）およびそれを動作させるために運転室に設
けられたスイッチ（８）については従来のリターダの場
合と同様である。なお、（９）は圧縮空気タンクに連な
る流路、Ｕαａｎは機関の冷却系に連なる冷却水流路で
ある。

リターダには流体式のものと電気式のものとがあるが、
外形寸法の割に制動力が大きい流体式の採用が望ましい
。

上記本発明によるものは、さきに指摘したａ、ｂ。

Ｃの条件を満足するもので、変速機（３）および駆動輪
車軸（１）にはリターダ（４）の設置に関係をもたなか
った従来のものがそのｌｆ、ま使用され、デッドスペー
スとも言うべき空間を利用しつつ設けられたリターダ（
４）は客室の床面の高さを従来のままとして設けられる
と共に、車輪荷重の分布に悪影響を及ぼさないものであ
る。見方を変えて言えば、本発明によるものは、変速機
にリターダが組込まれた形式のもののリターダを取出し
てそれを従来利用されていなかった空間内に移動させる
ことを意図し、この移動を可能にする如く、遊動輪車軸
に彎曲部を設けると共にプロペ２シヤフトを二つの部分
に分割しているものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明によるリターダ装置の要部を示す図面である
。 （１）・・・駆動輪車軸　（２）・・・遊動輪車軸　（
３）・・・変速機１４）・・・リターダ　（５）・・・
遊動輪車軸の彎曲部　（６ａ）（６ｂ）・・・フロヘラ
シャフトの部分　（７）・・・コントロールユニット（
８）・・・スイッチ　（９）・・・圧縮空気タンクに連
なる流路　叫αト・・冷却水流路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 駆動輪車軸と変速機との間にある遊動輪車軸に途中部を
   Ｕ字形に彎曲させた形状を与え、遊動輪車軸の彎曲によ
   り拡大された空間にリターダを配置し、変速機よりリタ
   ーダに至る部分とリターダより駆動輪車軸に至る部分と
   より成るプロペラシャフトを設けたことを特徴とする、
   ２本の後車軸をもつリヤエンジン型大型バスのリターダ
   装置。