JPS609203B2 - 過給ボイラの構造 - Google Patents
過給ボイラの構造Info
- Publication number
- JPS609203B2 JPS609203B2 JP3644778A JP3644778A JPS609203B2 JP S609203 B2 JPS609203 B2 JP S609203B2 JP 3644778 A JP3644778 A JP 3644778A JP 3644778 A JP3644778 A JP 3644778A JP S609203 B2 JPS609203 B2 JP S609203B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water pipe
- combustion chamber
- gap
- boiler
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は過給ポィラの構造の改良に関するものである。
ガスタービン装置の燃焼器をボィラに層換えた過給ボィ
ラは、｛１｝ 燃焼室圧力が高く、バーナー差圧が大き
くとれるので、火災が小さくなり、鶏射が大きくなる。
ラは、｛１｝ 燃焼室圧力が高く、バーナー差圧が大き
くとれるので、火災が小さくなり、鶏射が大きくなる。
従って燃焼室周壁伝熱面積が小さくなるので、燃焼室を
４・さくできる。‘２１ ガスタービンの出力が圧縮機
の所要動力より大きくなるので、燃焼ガス側圧力損失を
大きくとれる。
４・さくできる。‘２１ ガスタービンの出力が圧縮機
の所要動力より大きくなるので、燃焼ガス側圧力損失を
大きくとれる。
従って燃焼ガス速度を高めることができる。‘３｝ 燃
焼ガスが加圧されているので、接触熱伝達率が大きく、
従って接触伝熱面積を小さくできる。
焼ガスが加圧されているので、接触熱伝達率が大きく、
従って接触伝熱面積を小さくできる。
などの長所がある。
ガスターピン装置に於いては、ボィラ効率を高める為、
ガスタービンの排熱を回収する節炭器を設けるのが普通
であり、この節炭器の燃焼ガスも高速にして伝熱面積を
４・さくすることができる。
ガスタービンの排熱を回収する節炭器を設けるのが普通
であり、この節炭器の燃焼ガスも高速にして伝熱面積を
４・さくすることができる。
然し乍ら、上述の過給ボィラで燃焼ガス速度を高める為
には接触伝熱面に於ける燃焼ガス通路面積を４・さくし
なければならず、水管ボイラの場合には管相互の間隔を
大中に小さくしている。この場合管相互の隙間に燃料の
灰及び煤が付着すると燃焼ガスの圧力損失が激増してガ
スタービンの性能に大きな影響をおよぽし、過給ボィラ
の性能が急速に劣化するものである。本発明はかかる従
来の過給ボィラの欠点を解消する為に、円錐台形に密に
コイル状に巻いた水管とバーナーを設けた天井及び耐火
材の炉底とによつ燃焼室を構成し、前記水管の外側に該
水管を取囲むように円錐台形に密にコイル状に巻いた別
の水管を同心に配して両水管の間に隙間を形成し、燃焼
室の水管を天井と共に上下動可能になして、前記隙間を
拡縦することにより燃焼ガス通路面積を調節可能になし
たことを特徴とする過給ボィラの構造を提供せんとする
ものである。
には接触伝熱面に於ける燃焼ガス通路面積を４・さくし
なければならず、水管ボイラの場合には管相互の間隔を
大中に小さくしている。この場合管相互の隙間に燃料の
灰及び煤が付着すると燃焼ガスの圧力損失が激増してガ
スタービンの性能に大きな影響をおよぽし、過給ボィラ
の性能が急速に劣化するものである。本発明はかかる従
来の過給ボィラの欠点を解消する為に、円錐台形に密に
コイル状に巻いた水管とバーナーを設けた天井及び耐火
材の炉底とによつ燃焼室を構成し、前記水管の外側に該
水管を取囲むように円錐台形に密にコイル状に巻いた別
の水管を同心に配して両水管の間に隙間を形成し、燃焼
室の水管を天井と共に上下動可能になして、前記隙間を
拡縦することにより燃焼ガス通路面積を調節可能になし
たことを特徴とする過給ボィラの構造を提供せんとする
ものである。
以下本発明による過給ボィラの構造の一実施例を図によ
って説明すると、燃焼室１は円錐台形に密にコイル状に
巻いた水管（単列又は複数列）２とバーナー３を設けた
天井４及び耐火材よりなる炉底５によって構成されてお
り、前記燃焼室水管２の外側には該水管２を取囲むよう
に円錐台形に密にコイル状に巻いた水管（単列又は複数
列）６が同心に配されて、水管２との間に隙間７が形成
されている。
って説明すると、燃焼室１は円錐台形に密にコイル状に
巻いた水管（単列又は複数列）２とバーナー３を設けた
天井４及び耐火材よりなる炉底５によって構成されてお
り、前記燃焼室水管２の外側には該水管２を取囲むよう
に円錐台形に密にコイル状に巻いた水管（単列又は複数
列）６が同心に配されて、水管２との間に隙間７が形成
されている。
従って燃焼室水管２の外側と水管６の内側とが接触伝熱
面となっている。前記燃焼室水管２は天井４と共にケー
シング８から吊り金具９によって吊下げられ且つ吊り金
具９の調節によって上下動可能となっている。前記水管
６は炉底５に固定され、該水管６の底部と前記水管２の
底部とは単数又は複数の連絡管１０１こて達通されてい
る。尚連絡管１０及びケーシング１１は吊り金具９によ
って水管２が上下に摺動する時これに追従するように可
榛俵手としての働きをするようにしてある。かかる構造
の過給ボィラに於いて「バーナー３によって吹き込まれ
た燃料は燃焼室１で燃焼して火炎１２及び燃焼ガスを生
じ、燃焼ガスは水管２の底部から矢印の如く水管２と水
管６との間の隙間７に流れ、さらに隙間７から水管６の
上部に流れて過給ボィラより出て図示せぬガスタービン
に行く。
面となっている。前記燃焼室水管２は天井４と共にケー
シング８から吊り金具９によって吊下げられ且つ吊り金
具９の調節によって上下動可能となっている。前記水管
６は炉底５に固定され、該水管６の底部と前記水管２の
底部とは単数又は複数の連絡管１０１こて達通されてい
る。尚連絡管１０及びケーシング１１は吊り金具９によ
って水管２が上下に摺動する時これに追従するように可
榛俵手としての働きをするようにしてある。かかる構造
の過給ボィラに於いて「バーナー３によって吹き込まれ
た燃料は燃焼室１で燃焼して火炎１２及び燃焼ガスを生
じ、燃焼ガスは水管２の底部から矢印の如く水管２と水
管６との間の隙間７に流れ、さらに隙間７から水管６の
上部に流れて過給ボィラより出て図示せぬガスタービン
に行く。
一方、図示せぬ節炭器から出た水は、例えば燃焼室水管
２の上部から入り、その底部からさらに連絡管１０を経
て水管６の底部に入りその上部から出る。
２の上部から入り、その底部からさらに連絡管１０を経
て水管６の底部に入りその上部から出る。
かように運転される過給ボイラに於いて、今伝熱面の汚
れ、特に水管２の外側と水管６の内側の汚れのうち煤吹
きや水洗装置によって除去できない煤や灰の付着による
汚れによって水管２と水管６との隙間７が小さくなると
、ここを流れる燃焼ガスの圧力損失が大きくなり、ガス
タービン入口のガス圧力が低下してガスタービンの出力
が減少するが、この時吊り金具９を調節して水管２を下
降させ、水管６との隙間７を拡げて燃焼ガス通路面積を
大きくすると燃焼ガスの圧力損失が小さくなり、ガスタ
ービン入口のガス圧力が回復してガスターピンの出力が
増大する。
れ、特に水管２の外側と水管６の内側の汚れのうち煤吹
きや水洗装置によって除去できない煤や灰の付着による
汚れによって水管２と水管６との隙間７が小さくなると
、ここを流れる燃焼ガスの圧力損失が大きくなり、ガス
タービン入口のガス圧力が低下してガスタービンの出力
が減少するが、この時吊り金具９を調節して水管２を下
降させ、水管６との隙間７を拡げて燃焼ガス通路面積を
大きくすると燃焼ガスの圧力損失が小さくなり、ガスタ
ービン入口のガス圧力が回復してガスターピンの出力が
増大する。
この場合、ガスタービン入口のガス温度は過給ボイラの
伝熱面の汚れの為に上昇し、週給ボィラに於ける収熱量
は減少するが、ガスタービンの出力が増すので、燃料を
追加することができ、過給ボィラの収熱量は元に戻すこ
とができる。つまり過給ボィラの効率は低下するが、節
炭器での収熱量が増すので、ボィラ全体としての効率は
それほど低下しないものである。以上詳記した通り本発
明の過給ボィラは、煤及び灰の付着による汚れによって
接触伝熱面である燃焼室の水管の外面と外側の水管の内
面との隙間が狭まって燃焼ガスの圧力損失が大きくなり
、ガスタービン入口のガス圧力が低下してガスタービン
の出力が減少した時、燃焼室の水管を下降して、その外
側の水管との隙間を拡げて燃焼ガス通路面積が大きくす
ることができるので、燃焼ガスの圧力損失が減少し、ガ
スタービン入口のガス圧力が復してガスタービンの出力
を増大できるという優れた効果がある。
伝熱面の汚れの為に上昇し、週給ボィラに於ける収熱量
は減少するが、ガスタービンの出力が増すので、燃料を
追加することができ、過給ボィラの収熱量は元に戻すこ
とができる。つまり過給ボィラの効率は低下するが、節
炭器での収熱量が増すので、ボィラ全体としての効率は
それほど低下しないものである。以上詳記した通り本発
明の過給ボィラは、煤及び灰の付着による汚れによって
接触伝熱面である燃焼室の水管の外面と外側の水管の内
面との隙間が狭まって燃焼ガスの圧力損失が大きくなり
、ガスタービン入口のガス圧力が低下してガスタービン
の出力が減少した時、燃焼室の水管を下降して、その外
側の水管との隙間を拡げて燃焼ガス通路面積が大きくす
ることができるので、燃焼ガスの圧力損失が減少し、ガ
スタービン入口のガス圧力が復してガスタービンの出力
を増大できるという優れた効果がある。
また本発明の週給ボィラは、燃焼室の水管及びその外側
の水管の製作において、寸法誤差が生じても、また燃焼
室の水管とその外側の水管の隙間での燃焼ガスの圧力損
失が１００％予想通りとならない場合でも、試運転の際
上記燃焼室の水管とその外側の水管の隙間を修正するこ
とができるので、正常な運転を行うことのできる利点が
ある。
の水管の製作において、寸法誤差が生じても、また燃焼
室の水管とその外側の水管の隙間での燃焼ガスの圧力損
失が１００％予想通りとならない場合でも、試運転の際
上記燃焼室の水管とその外側の水管の隙間を修正するこ
とができるので、正常な運転を行うことのできる利点が
ある。
図は本発明による過給ボィラの構造を示す概略断面図で
ある。 １・・・・・・燃焼室、２・・・…水管、３・…・・バ
ーナー、４・・・・・・天井、５・・・・・・炉底、６
・・・・・・水管、７・・・・・・隙間、８・・・・・
・ケーシング、９・・・・・・吊り金具、１０・・・…
連絡管、１１・・−・・・ケーシング。
ある。 １・・・・・・燃焼室、２・・・…水管、３・…・・バ
ーナー、４・・・・・・天井、５・・・・・・炉底、６
・・・・・・水管、７・・・・・・隙間、８・・・・・
・ケーシング、９・・・・・・吊り金具、１０・・・…
連絡管、１１・・−・・・ケーシング。
Claims (1)
- １ 円錐台形に密にコイル状に巻いた水管とバーナーを
設けた天井と耐火材の炉底とによって燃焼室を構成し、
前記水管の外側に該水管を取囲むように円錐台形に密に
コイル状に巻いた別の水管を同心に配して両水管の間に
隙間を形成し、燃焼室の水管を天井と共に上下動可能に
なして、内、外の水管の間の隙間を拡縮することにより
燃焼ガス通路面積を調節可能になしたことを特徴とする
過給ボイラの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3644778A JPS609203B2 (ja) | 1978-03-29 | 1978-03-29 | 過給ボイラの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3644778A JPS609203B2 (ja) | 1978-03-29 | 1978-03-29 | 過給ボイラの構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54129201A JPS54129201A (en) | 1979-10-06 |
| JPS609203B2 true JPS609203B2 (ja) | 1985-03-08 |
Family
ID=12470057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3644778A Expired JPS609203B2 (ja) | 1978-03-29 | 1978-03-29 | 過給ボイラの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609203B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61138204U (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-27 | ||
| JPS61138203U (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-27 | ||
| JPS61138202U (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-27 | ||
| JPS6237901U (ja) * | 1985-08-26 | 1987-03-06 | ||
| JPS6240801U (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-11 | ||
| JPH0316251Y2 (ja) * | 1985-03-04 | 1991-04-08 | ||
| JPH0322883Y2 (ja) * | 1985-08-13 | 1991-05-20 | ||
| US11330944B2 (en) | 2009-03-13 | 2022-05-17 | Omachron Intellectual Property Inc. | Portable surface cleaning apparatus |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4380215A (en) * | 1981-07-16 | 1983-04-19 | Mendelson Walton L | Liquid fuel-fired water heating tank |
-
1978
- 1978-03-29 JP JP3644778A patent/JPS609203B2/ja not_active Expired
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61138204U (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-27 | ||
| JPS61138203U (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-27 | ||
| JPS61138202U (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-27 | ||
| JPH0316251Y2 (ja) * | 1985-03-04 | 1991-04-08 | ||
| JPH0322883Y2 (ja) * | 1985-08-13 | 1991-05-20 | ||
| JPS6237901U (ja) * | 1985-08-26 | 1987-03-06 | ||
| JPS6240801U (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-11 | ||
| US11330944B2 (en) | 2009-03-13 | 2022-05-17 | Omachron Intellectual Property Inc. | Portable surface cleaning apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54129201A (en) | 1979-10-06 |
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