JPS6091542A - 電界放射形電子銃 - Google Patents
電界放射形電子銃Info
- Publication number
- JPS6091542A JPS6091542A JP58199073A JP19907383A JPS6091542A JP S6091542 A JPS6091542 A JP S6091542A JP 58199073 A JP58199073 A JP 58199073A JP 19907383 A JP19907383 A JP 19907383A JP S6091542 A JPS6091542 A JP S6091542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron gun
- temperature
- heating
- anode
- field emission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/02—Details
- H01J37/04—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement, ion-optical arrangement
- H01J37/06—Electron sources; Electron guns
- H01J37/073—Electron guns using field emission, photo emission, or secondary emission electron sources
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は電界放射形電子銃に係り、特に電子銃室と陽極
の加熱脱ガス手段を備え、超高真空全容易に得ることが
出来る電界放射形電子銃に関するものである。
の加熱脱ガス手段を備え、超高真空全容易に得ることが
出来る電界放射形電子銃に関するものである。
電界放射電子銃において、放射電子銃を安定させるため
には、電子銃室内’(i=10−1O’porr以上の
超高真空にすることと、放射電子が衝突することによっ
てガス放出をし、真空低下を起さぬよう各都電極表面を
清浄にすることが必要である。このため、従来から電子
銃室を超高真空ポンプで排気し、排気の過程で電子銃室
壁と内部電極とを加熱脱ガスする方法をとっていた。
には、電子銃室内’(i=10−1O’porr以上の
超高真空にすることと、放射電子が衝突することによっ
てガス放出をし、真空低下を起さぬよう各都電極表面を
清浄にすることが必要である。このため、従来から電子
銃室を超高真空ポンプで排気し、排気の過程で電子銃室
壁と内部電極とを加熱脱ガスする方法をとっていた。
しかし、この電子銃は、原理上、第1陽極が高電圧側に
位置しているため、電気絶縁と同時に熱絶縁構造となっ
ており、しかも電界放射電子が最初に多量に衝突するた
め最も加熱脱ガスすべき電極が最も脱ガスできない構造
となっており、電子流の安定性を悪くする最大の要因と
なっていた。
位置しているため、電気絶縁と同時に熱絶縁構造となっ
ており、しかも電界放射電子が最初に多量に衝突するた
め最も加熱脱ガスすべき電極が最も脱ガスできない構造
となっており、電子流の安定性を悪くする最大の要因と
なっていた。
本発明の目的は、上記した欠点をなくシ、効率的な超高
真空排気を行ない、安定な電界放射電流を大量に得るこ
とができる電界放射形電子銃を提供することにある。
真空排気を行ない、安定な電界放射電流を大量に得るこ
とができる電界放射形電子銃を提供することにある。
本発明は、陽極温度を常に周囲の温度より高く保つ手段
を新たに設けたものである。
を新たに設けたものである。
第1図に本発明の一実施例を示す。第1図において、電
子銃室は第1の真空室1(陰極3を有する陽極室)と第
2の真空室11(陽極6.10を有する陽極室)とから
構成され、各室は各々独立ノ真空、N/、’14.15
で超高真空に排気される構造になっている。陰極室1の
空壁4の一部には絶縁体2を介して陰極3や陽性6の加
熱体8、さらに温度測定子9のリード線が接続され、そ
れぞれ真空外部の高圧電源18やタイマー19、加熱電
源20及び温度測定回路21に接続されている。
子銃室は第1の真空室1(陰極3を有する陽極室)と第
2の真空室11(陽極6.10を有する陽極室)とから
構成され、各室は各々独立ノ真空、N/、’14.15
で超高真空に排気される構造になっている。陰極室1の
空壁4の一部には絶縁体2を介して陰極3や陽性6の加
熱体8、さらに温度測定子9のリード線が接続され、そ
れぞれ真空外部の高圧電源18やタイマー19、加熱電
源20及び温度測定回路21に接続されている。
また電子銃室1.11自体は、室壁4を外部加熱体16
、タイマー22、電源23で加熱できる構造となってい
る。17は加熱体16による加熱時の温度測定子、24
は測定回路である。また、18は陰極3や陽極6への電
圧を供給する電源であり、12は陽極室壁である。
、タイマー22、電源23で加熱できる構造となってい
る。17は加熱体16による加熱時の温度測定子、24
は測定回路である。また、18は陰極3や陽極6への電
圧を供給する電源であり、12は陽極室壁である。
以上の構成において、電界放射形電子銃の場合最も超高
真空を必要とするのは、陰極室1であり、また最もきれ
いな(ガス26の吸着の無い)表面を必要とするのは陽
極6の陰極3に向いている側の表面7である。何故なら
、陰極3より放射された電子25により表面に吸着した
ガス26がたたきだされ、真空を悪化させるからである
。
真空を必要とするのは、陰極室1であり、また最もきれ
いな(ガス26の吸着の無い)表面を必要とするのは陽
極6の陰極3に向いている側の表面7である。何故なら
、陰極3より放射された電子25により表面に吸着した
ガス26がたたきだされ、真空を悪化させるからである
。
以上の理由のために、電子銃室は外部より加熱体16で
加熱し、かつ陽極6も加熱体8で加熱して、加熱時に発
生するガスを真空ポンプ14および15で排気する構造
になっている。しかし、この加熱方法には一つの問題が
ある。すなわち、加熱体16および8の温度が単にほぼ
同一であれば問題がないが、どちらかの温度が高い場合
、高い温度に加熱された部分から発生したガスは、低い
温度の部分に吸着してしまい、低い温度の表面は結果と
してきれいな表面が得られなくなるという点である。特
にこの問題は、加熱体への通電を終了した後の全体が冷
却する過程で発生することが多い。すなわち、これは加
熱された室壁4や、陽性6の熱容量の相違により、冷却
速度に差があることにより生ずる。
加熱し、かつ陽極6も加熱体8で加熱して、加熱時に発
生するガスを真空ポンプ14および15で排気する構造
になっている。しかし、この加熱方法には一つの問題が
ある。すなわち、加熱体16および8の温度が単にほぼ
同一であれば問題がないが、どちらかの温度が高い場合
、高い温度に加熱された部分から発生したガスは、低い
温度の部分に吸着してしまい、低い温度の表面は結果と
してきれいな表面が得られなくなるという点である。特
にこの問題は、加熱体への通電を終了した後の全体が冷
却する過程で発生することが多い。すなわち、これは加
熱された室壁4や、陽性6の熱容量の相違により、冷却
速度に差があることにより生ずる。
そこで、本発明は、熱容量の小さい陽性8を加熱する時
間と、室壁を加熱する時間とに差をつけるためにそれぞ
れの加熱電源20.23にタイマ19.22t−設ける
槽数としている。そして、陽性6の温度をT2とし、電
子銃室壁4の温度をT1としたとき、常に冷却時の温度
がTl <T2となる条件にタイマ19.23を働かせ
て制御する方式としたものである。これにより、最もき
れいな表面を必要とする陽性6表面へのガス吸着は防ぐ
ことができる。第2図は、加熱温度とタイマー19.2
2の動作時間関係を図示したものである。
間と、室壁を加熱する時間とに差をつけるためにそれぞ
れの加熱電源20.23にタイマ19.22t−設ける
槽数としている。そして、陽性6の温度をT2とし、電
子銃室壁4の温度をT1としたとき、常に冷却時の温度
がTl <T2となる条件にタイマ19.23を働かせ
て制御する方式としたものである。これにより、最もき
れいな表面を必要とする陽性6表面へのガス吸着は防ぐ
ことができる。第2図は、加熱温度とタイマー19.2
2の動作時間関係を図示したものである。
この場合、陽性6の表面温度を測定するための測定子9
と、電子銃室壁4の温度を測定する測定子17を設け、
各々測定回路21.24の出力により加熱電源20.2
3の出力制御し、常にT1くT2の条件を保持するよう
に制御すれば、さらに優れた効果を得ることができる。
と、電子銃室壁4の温度を測定する測定子17を設け、
各々測定回路21.24の出力により加熱電源20.2
3の出力制御し、常にT1くT2の条件を保持するよう
に制御すれば、さらに優れた効果を得ることができる。
同様に、タイマ19.22のタイマ時間を制御すること
によってもさらに優れた効果を得ることができる。
によってもさらに優れた効果を得ることができる。
以上の説明から明らかなように本発明によれば、超高真
空排気を効率的に行ない、安定な電界放射電流を大量に
得ることができる。
空排気を効率的に行ない、安定な電界放射電流を大量に
得ることができる。
第1図は本発明による電界放射形電子銃の一実施例を示
す図、第2図は電子銃室壁と陽極の温度及び加熱時間を
示す図である。 1・・・陰極室、3・・・陰極、4・・・電子銃室壁、
6゜10・・・陽極、8.16・・・加熱体、9,17
・・・温度測定子、14.15・・・真空ポンプ、18
・・・高圧電源、19.22・・・タイマー回路、20
.23・・・加熱電源、21.24・・・温度測定回路
、25・・・電子線、26・・・吸着ガス。 代理人 弁理士 高橋明夫
す図、第2図は電子銃室壁と陽極の温度及び加熱時間を
示す図である。 1・・・陰極室、3・・・陰極、4・・・電子銃室壁、
6゜10・・・陽極、8.16・・・加熱体、9,17
・・・温度測定子、14.15・・・真空ポンプ、18
・・・高圧電源、19.22・・・タイマー回路、20
.23・・・加熱電源、21.24・・・温度測定回路
、25・・・電子線、26・・・吸着ガス。 代理人 弁理士 高橋明夫
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電界放射電子銃室と該電子銃室の加熱手段、電子銃
内電極と該電極の加熱手段とを備えた電界放射形電子銃
において、前記各加熱手段を、電子銃室温度が電子銃内
電極温度より常に低くなる条件に制御する制御装置を設
けたことを特徴とする電界放射形電子銃。 2、前記制御装置は前記条件に各加熱時間を制御するタ
イマを有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の電界放射形電子銃。 3、前記制御装置は電子銃室の温度測定子と電極の温度
測定子を有し、これら測定子の出力信号により各加熱手
段を制御することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の電界放射形電子銃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58199073A JPS6091542A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | 電界放射形電子銃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58199073A JPS6091542A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | 電界放射形電子銃 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6091542A true JPS6091542A (ja) | 1985-05-22 |
Family
ID=16401651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58199073A Pending JPS6091542A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | 電界放射形電子銃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6091542A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5698855A (en) * | 1995-07-17 | 1997-12-16 | Nec Corporation | Electron gun assembly with improved heat resistance |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5291643A (en) * | 1976-01-28 | 1977-08-02 | Hitachi Ltd | Field emission type electron gun |
JPS57189440A (en) * | 1981-05-18 | 1982-11-20 | Hitachi Ltd | Field emission electron gun |
-
1983
- 1983-10-26 JP JP58199073A patent/JPS6091542A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5291643A (en) * | 1976-01-28 | 1977-08-02 | Hitachi Ltd | Field emission type electron gun |
JPS57189440A (en) * | 1981-05-18 | 1982-11-20 | Hitachi Ltd | Field emission electron gun |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5698855A (en) * | 1995-07-17 | 1997-12-16 | Nec Corporation | Electron gun assembly with improved heat resistance |
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