JP2000241281A - 熱陰極電離真空計 - Google Patents
熱陰極電離真空計Info
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Abstract
ESD現象の発生を抑制することで、従来実施されてい
たガス出し操作を不必要とし、測定誤差を低減し、測定
精度を向上させる。 【解決手段】 この熱陰極電離真空計は、グリッド54と
フィランメント55とイオンコレクタ56を内蔵するB−A
型真空計等であり、圧力測定中に、常時、電流源12によ
って、グリッドに対して0.5mW/mm2 から10m
W/mm2 の電力を供給し、グリッドを通電加熱するよ
うに構成される。
Description
し、超高真空の測定に適した熱陰極電離真空計に関す
る。
の一例を説明する。この熱陰極電離真空計は、10-10
Torr程度までの超高真空の圧力測定に使用できるB−A
型真空計である。図5において、容器51は、一端開口
部51aを介して、真空チャンバを形成する容器52に
接続されている。容器51の内部空間は真空チャンバの
内部空間と連通している。容器51の内部には、絶縁体
の端壁53に固定されたグリッド(陽極)54とフィラ
メント(陰極)55とイオンコレクタ56が配置され
る。グリッド54はコイル形態に形成され、ほぼ円筒状
の形状を有する。フィラメント55はグリッド54の外
側に配置され、線状のイオンコレクタ56はグリッド5
4の中心軸の位置に配置される。グリッド54の2つの
端子54a,54b、フィラメント55の2つの端子5
5a,55b、イオンコレクタ56の端子56aは端壁
53から外部へ引き出される。これらの端子は端壁53
に気密に固定されている。
は、バイアス電圧を与えるための第1直流電源57と第
2直流電源58の並列回路が切替えスイッチ59を介し
て接続されている。スイッチ59の切替えによってグリ
ッド54へ印加されるいずれかのバイアス用直流電源が
選択される。第1直流電源57は圧力測定時のバイアス
用電源であり、第2直流電源58は、圧力測定中断時に
おける後述する「ガス出し」時のバイアス用電源であ
る。さらに、端子54aと端子54bの間にはスイッチ
60を介して「ガス出し」に用いられる電流源61が接
続されている。イオンコレクタ56の端子56aとアー
スの間には電流計62が接続されている。フィラメント
55の端子55aとアースの間にはバイアス用の直流電
源63が接続され、さらに端子55aと端子55bの間
にフィラメント55を加熱するための電流源64が接続
されている。
は熱電子を発生する。フィラメント55から発した熱電
子は、フィラメント55とグリッド54の電位差によっ
て加速され、グリッド54に向かって飛来する。その
間、熱電子が、空間中のガス分子と衝突すると、ガス分
子はイオン化され、アース電位に保持されたイオンコレ
クタ56によって集められる。その結果、イオンコレク
タ56ではイオン電流が流れ、当該イオン電流の電流値
が電流計62によって測定される。B−A型真空計の容
器51内の圧力が高いほど、熱電子とガス分子の衝突頻
度が大きく、そのため、電流計62で測定される電流値
が圧力に比例することになる。従って、電流計62で測
定されるイオン電流値に真空計特有の感度係数を乗じる
ことにより圧力値を表示することが可能となる。
容器51の内部の汚れ、特にグリッド54の表面に吸着
されるガス分子によって、測定された圧力値に測定誤差
が生じるという不具合があった。すなわち、グリッド5
4の表面に吸着されたガス分子が、フィラメント55か
ら放出された熱電子によってグリッド表面上でイオン化
され、かかるイオンがイオンコレクタ56に流れ込んで
イオン電流として検出され、実際の値よりも圧力が高く
表示され、測定誤差となるのである。この現象は「Elec
tron Stimulated Desorption (ESD)による測定誤差」と
して知られている。この現象は、図6のB部に示される
ように、ガス出し終了後に(A部)、一旦低下した圧力
測定値が次第に上昇するということでわかる。
力測定の或る段階、一般的に、測定の誤差の要因が圧力
測定に影響を与え始める圧力領域に達した段階で、一定
の短い時間の間、グリッド54の表面上に吸着したガス
分子を強制脱離させ、いわゆる「ガス出し」と呼ばれる
操作が通常行われていた。このガス出しは、グリッド表
面における吸着ガス分子を脱離させるための操作であ
る。かかるガス出しの操作には二種類の方法がある。
流源61によりグリッド54に電流を流し、グリッド5
4を発熱させて吸着ガス分子を脱離させる方法である
(グリッド通電方式)。第2の方法は、スイッチ59を
第2直流電源58側に接続し、通常の圧力測定時よりも
高いバイアス電圧(一般的には500V)をグリッド5
4に印加し、さらにフィラメント55の加熱用電流源6
4の電力を高める方法である(電子衝撃方式)。第2の
方法によれば、フィラメント55から通常の圧力測定よ
りも多くの電子を取出し、通常の圧力測定よりも高い電
圧で加速して熱電子をグリッド54にぶつけ、電子衝撃
エネルギによってグリッド54を加熱してグリッドから
吸着ガス分子を脱離させる。
において、グリッド54の表面におけるESD現象の発
生を抑制し、従来実施されいた「ガス出し操作」を不必
要とした、測定誤差を低減させ測定精度を向上させた信
頼性の高い熱陰極電離真空計を提供することを目的とす
るものである。
(請求項1に対応)に係る熱陰極電離真空計は、上記目
的を達成するため、被測定真空チャンバに連通状態で接
続された容器の内部に、例えば、コイル状の筒形グリッ
ドと、当該グリッドの外側に位置するフィランメント
と、グリッドの中心軸に位置する線状イオンコレクタを
備え、圧力測定時に、グリッドは第1正電位に保たれ、
フィラメントは第1正電位よりも小さい第2正電位に保
たれると共に通電・加熱されるように構成され、さら
に、圧力測定中に、常時、グリッドに対して0.5mW
/mm2 から10mW/mm2 の電力を供給することを
特徴とする熱陰極電離真空計である。
して圧力測定中に、常時、所定範囲の小さい電力を供給
したため、グリッド表面が必要以上に活性化されるのを
防ぎ、グリッド表面にガス分子が吸着するのを阻止でき
る。
陰極電離真空計は、上記目的を達成するため、被測定真
空チャンバに連通状態で接続された容器内のグリッドと
フィランメントとイオンコレクタに対して当該容器の外
部に設けられ、少なくとも圧力測定時、グリッドを第1
正電位に保つ第1電源と、フィラメントを第1正電位よ
りも小さい第2正電位に保つ第2電源と、フィラメント
を加熱する第3電源と、イオンコレクタに流れるイオン
電流を測定する電流計からなる給電・測定回路を有し、
さらに、圧力測定中、常時、グリッドに対して0.5m
W/mm2 から10mW/mm2 の電力を供給する第4
電源を備えるように構成される。
を添付図面に基づいて説明する。
図1で、図5で説明した要素と実質的に同一の要素には
同一の符号を付している。本実施形態による電離真空計
は、超高真空を測定できるB−A型真空計であり、熱陰
極電離真空計の一例を示している。
1aを介して、真空チャンバを形成する容器52に連通
状態で接続されている。容器51の内部には、絶縁体の
端壁53に固定されたグリッド(陽極)54とフィラメ
ント(陰極)55とイオンコレクタ56が配置され、グ
リッド54はコイル形態であって円筒状の形状を有し、
フィラメント55はグリッド54の外側に配置され、線
状のイオンコレクタ56はグリッド54の中心軸の位置
に配置される。グリッド54の2つの端子54a,54
b、フィラメント55の2つの端子55a,55b、イ
オンコレクタ56の端子56aは気密に固定された端壁
53から外部へ引き出される。
は、バイアス電圧を与えるための直流電源11が接続さ
れている。さらに端子54aと端子54bの間には電流
源12が接続されている。イオンコレクタ56の端子5
6aとアースの間には電流計62が接続され、フィラメ
ント55の端子55aとアースの間にはバイアス用の直
流電源13が接続され、さらに端子55aと端子55b
の間にフィラメント加熱用の電流源14が接続されてい
る。かかる給電・測定回路によって、グリッド54は直
流電源11によって例えば約180Vの正電位に保持さ
れ、フィラメント55は直流電源13によって例えば約
45Vの正電位に保持されている。またフィラメント5
5は電流源14によって通電・加熱されているが、この
とき電流源14によって供給される加熱電力はフィラメ
ント55の熱電子による電子放出電流が比較的小さくな
るように設定されている。通電・加熱されたフィラメン
ト55は熱電子を発生し、この熱電子は、フィラメント
55とグリッド54の電位差によって加速され、グリッ
ド54に向かって飛来する。その間、熱電子が、空間中
のガス分子と衝突すると、ガス分子はイオン化され、ア
ース電位に保持されたイオンコレクタ56によって集め
られる。その結果、イオンコレクタ56ではイオン電流
が流れ、当該イオン電流の電流値が電流計62によって
測定される。電流計62で測定されるイオン電流値に真
空計特有の感度係数を乗じることにより圧力値が表示さ
れる。
てグリッドの単位表面積(mm2 )あたり0.5〜10
mW/mm2 の範囲の電力を圧力測定中に常時供給する
ように設定されている。電流源12は、グリッド54を
適度の活性化状態で常時加熱するための電源であり、グ
リッド表面にガス分子が必要以上に吸着されるのを防止
する電源である。
よる、小電力による常時加熱の方法について説明する。
0.5〜10mW/mm2 の範囲の電力が供給され、グ
リッド54は加熱された状態にある。従来の通常のグリ
ッドのガス出しを行うためにグリッドに供給された電力
は約15mW/mm2 であるので、本実施形態による供
給電力は十分に小さい電力である。0.5〜10mW/
mm2 の範囲に含まれる電力をグリッド54に供給すれ
ば、グリッド54の表面は必要以上に活性化されること
はない。すなわち、かかる比較的小さい電力をグリッド
54に供給し続けることにより、グリッド表面に入射す
るガス分子はエネルギを与えられて短時間でグリッド表
面から脱離することになり、その結果、グリッド表面に
おけるガス分子の吸着量を、所望の少ない状態に保つこ
とが可能となる。このため、低圧力領域でフィラメント
55からの電子放出電流を低くしても、ESD現象によ
る圧力測定誤差を小さく抑えることができる。
範囲は、実験で得られた図2と図3に示すデータに基づ
いて、最適な供給値の範囲として見出されたものであ
る。図2と図3は脱ガス電力とESDによる測定誤差
(圧力指示値の増加分)の関係を示す。ここで脱ガス電
力は、電流源12によってグリッド54に供給される電
力の意味である。図2では電子放出電流が0.4mAの
グラフ21が示され、図3では電子放出電流が0.1m
Aと1mAのグラフ31,32が示されている。これら
のグラフから明らかなように、グリッド54に供給する
電力は、0.5mW/mm2 以上であることが望まし
く、かつ10mW/mm2 を越えると効果が減少するこ
とが判る。
常時供給される加熱電力は、従来の通常のガス出し用の
電力に比較して十分に小さいものであるので、大きな電
力のグリッド加熱電源を必要としない。また従来の通常
のガス出し時にように一時的に急激な圧力上昇(図6の
A部で示した圧力上昇)がないので、圧力測定を妨げる
ことがなく、測定対象である真空チャンバへの影響も生
じない。さらに、低圧力領域でESDによる測定誤差を
小さくするためにフィラメント55において高い電子放
出電流を用いる必要もない。加えて、従来のガス出しの
ように、ガス出し終了後に圧力指示値が上昇するという
不具合も生じない。
定の際に、従来のようなガス出しのためのスイッチをオ
ン・オフする操作が不要になるので、操作を簡単化でき
るという利点を有する。
を備える熱陰極電離真空計を2つ用いて、第1の熱陰極
電離真空計は本発明による構成(小電力による常時加
熱)を備え、第2の熱陰極電離真空計は従来の構成(大
電力による一時的加熱)を備え、実際の真空チャンバに
おけるポンプダウン時の圧力測定を同時に行いながら、
それらの効果の比較を行ったデータを示す。図4におい
て、グラフ41が第1の熱陰極電離真空計の測定結果
(小電力による常時加熱)、グラフ42が第2の熱陰極
電離真空計の測定結果(大電力による一時的加熱による
通常ガス出し)をそれぞれ示している。
mWの電力でグリッドの通電加熱を行った。このとき、
グリッドの単位表面積(mm2 )のあたりの加熱電力は
2mW/mm2 となる。第2の熱陰極電離真空計では、
圧力降下中の適当な時点において2回それぞれ9分間ず
つ1.2Wの電力でグリッドを通電加熱した。このと
き、グリッドの単位表面積(mm2 )のあたりの加熱電
力は12mW/mm2 となる。
計による測定結果(グラフ42)は、ガス出し時に大き
な圧力上昇を示し、さらに排気の最終過程で、第1の熱
陰極電離真空計に比較して高い圧力を示す。これに対し
て第2の熱陰極電離真空計による測定結果(グラフ4
1)は、前述のESD現象による測定誤差が少なく、よ
り真に近い圧力を示している。
よれば、熱陰極電離真空計において、圧力測定中、常
時、グリッドに所定範囲の電力を供給して加熱し、グリ
ッド表面を所望の活性化状態に保つため、グリッド表面
のガス分子の吸着量を少ない状態に保つことができ、そ
の結果、ESD現象の発生を抑制することができるた
め、測定誤差の少ない圧力測定を行うことができる。従
来のように一時的ガス出しための大きな電力の加熱電源
を必要とせず、また一時的な大電力によるガス出しに起
因する急激な圧力上昇がない。さらに被測定真空チャン
バの圧力の監視を連続的に行うことができる.加えて、
グリッドを活性化しても被測定真空チャンバに影響を与
えることがなく、低い電子放出電流での動作でもESD
現象による測定誤差の少ない圧力測定を行うことができ
る。
例を示すグラフである。
の例を示すグラフである。
のガス出し方法を比較して示したグラフである。
る。
ラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 被測定真空チャンバに連通状態で接続さ
れた容器の内部に、グリッドと、当該グリッドの外側に
位置するフィランメントと、前記グリッドの内側に位置
するイオンコレクタを備え、圧力測定時、前記グリッド
は第1正電位に保たれ、前記フィラメントは第1正電位
よりも小さい第2正電位に保たれると共に通電・加熱さ
れるように構成された熱陰極電離真空計において、 圧力測定中、常時、前記グリッドに対して0.5mW/
mm2 から10mW/mm2 の電力を供給することを特
徴とする熱陰極電離真空計。 - 【請求項2】 被測定真空チャンバに連通状態で接続さ
れた容器内のグリッドとフィランメントとイオンコレク
タに対して設けられ、圧力測定時、前記グリッドを第1
正電位に保つ第1電源と、前記フィラメントを第1正電
位よりも小さい第2正電位に保つ第2電源と、前記フィ
ラメントを加熱する第3電源と、イオンコレクタに流れ
るイオン電流を測定する電流計とからなる給電・測定回
路を備えた熱陰極電離真空計において、 圧力測定中、常時、前記グリッドに対して0.5mW/
mm2 から10mW/mm2 の電力を供給する第4電源
を備えることを特徴とする熱陰極電離真空計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04803299A JP4339948B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 熱陰極電離真空計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04803299A JP4339948B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 熱陰極電離真空計 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000241281A true JP2000241281A (ja) | 2000-09-08 |
JP2000241281A5 JP2000241281A5 (ja) | 2006-05-18 |
JP4339948B2 JP4339948B2 (ja) | 2009-10-07 |
Family
ID=12791985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04803299A Expired - Lifetime JP4339948B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 熱陰極電離真空計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4339948B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7165458B2 (en) | 2002-06-13 | 2007-01-23 | The Boc Group Plc | Vacuum gauge |
JP2011513709A (ja) * | 2008-02-21 | 2011-04-28 | ブルックス オートメーション インコーポレイテッド | 高圧力動作用に設計された動作パラメータと形状とを有する電離真空計 |
US9927317B2 (en) | 2015-07-09 | 2018-03-27 | Mks Instruments, Inc. | Ionization pressure gauge with bias voltage and emission current control and measurement |
KR102139933B1 (ko) * | 2020-05-04 | 2020-07-31 | 홍승수 | 서미스터 센서를 이용한 진공게이지 및 가스 리크 검출기 일체형 검출장치 |
CN112629747A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-04-09 | 尚越光电科技股份有限公司 | 一种用于高腐蚀性蒸汽压监测的离子真空计 |
-
1999
- 1999-02-25 JP JP04803299A patent/JP4339948B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
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JP2011513709A (ja) * | 2008-02-21 | 2011-04-28 | ブルックス オートメーション インコーポレイテッド | 高圧力動作用に設計された動作パラメータと形状とを有する電離真空計 |
US8648604B2 (en) | 2008-02-21 | 2014-02-11 | Brooks Automation, Inc. | Ionization gauge with operational parameters and geometry designed for high pressure operation |
US9404827B2 (en) | 2008-02-21 | 2016-08-02 | Mks Instruments, Inc. | Ionization gauge with operational parameters and geometry designed for high pressure operation |
US9927317B2 (en) | 2015-07-09 | 2018-03-27 | Mks Instruments, Inc. | Ionization pressure gauge with bias voltage and emission current control and measurement |
KR102139933B1 (ko) * | 2020-05-04 | 2020-07-31 | 홍승수 | 서미스터 센서를 이용한 진공게이지 및 가스 리크 검출기 일체형 검출장치 |
CN112629747A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-04-09 | 尚越光电科技股份有限公司 | 一种用于高腐蚀性蒸汽压监测的离子真空计 |
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---|---|
JP4339948B2 (ja) | 2009-10-07 |
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