JPS5833009B2 - 真空槽ガス出し装置 - Google Patents
真空槽ガス出し装置Info
- Publication number
- JPS5833009B2 JPS5833009B2 JP51018154A JP1815476A JPS5833009B2 JP S5833009 B2 JPS5833009 B2 JP S5833009B2 JP 51018154 A JP51018154 A JP 51018154A JP 1815476 A JP1815476 A JP 1815476A JP S5833009 B2 JPS5833009 B2 JP S5833009B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum chamber
- filament
- gas
- electrode
- venting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Plasma Technology (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
不発明は真空槽内にプラズマを発生させることにより真
空槽内のガス出しを行う新規な装置に関するものである
。
空槽内のガス出しを行う新規な装置に関するものである
。
一般に真空槽内の真空度を例えば10−8torr以上
の超高真空度に保つ場合には排気を行う前に真空槽内壁
及び真空槽内におかれている部材に吸蔵されているガス
を放出する必要がある。
の超高真空度に保つ場合には排気を行う前に真空槽内壁
及び真空槽内におかれている部材に吸蔵されているガス
を放出する必要がある。
斯かるガス放出を行う装置として真空槽内でグロー放電
を発生させるものが従来広く使用されている。
を発生させるものが従来広く使用されている。
これは真空槽内にアルゴンガス等を導入し、真空槽内を
10 ” torr程度のアルゴンガス雰囲気になした
状態において真空槽とこの真空槽内に設けられた電極と
の間に数KV程度の直流電圧を印加することによりグロ
ー放電を発生させ、その除虫ずる熱及びイオンによるス
パッタリングによって真空槽内壁等を加熱し、ガス放出
を行うように構成したものである。
10 ” torr程度のアルゴンガス雰囲気になした
状態において真空槽とこの真空槽内に設けられた電極と
の間に数KV程度の直流電圧を印加することによりグロ
ー放電を発生させ、その除虫ずる熱及びイオンによるス
パッタリングによって真空槽内壁等を加熱し、ガス放出
を行うように構成したものである。
しかし乍ら斯様な装置においてはグロー放電中に発生し
たイオンが真空槽と電極との間に形成された電界により
加速を受け、この加速されたイオンが真空槽内壁や真空
槽内の部材に衝突し、これらの部材がスパックされるい
わゆるスパッタリング現象が生ずるため、ガス出し装置
としては好ましくない。
たイオンが真空槽と電極との間に形成された電界により
加速を受け、この加速されたイオンが真空槽内壁や真空
槽内の部材に衝突し、これらの部材がスパックされるい
わゆるスパッタリング現象が生ずるため、ガス出し装置
としては好ましくない。
本発明は斯様なスパッタリング現象の発生しないガス出
し装置を提供するもので、以下図面に示した実施例に基
づき詳説する。
し装置を提供するもので、以下図面に示した実施例に基
づき詳説する。
図において1は密閉された真空槽で、排気管2を介して
内部が真空ポンプに連絡している。
内部が真空ポンプに連絡している。
又該真空槽はパイプ3を介してアルゴンガスを満たした
ガスボンベ4に連絡し、リークバルブ5の操作により真
空槽内にアルゴンガスが導入される。
ガスボンベ4に連絡し、リークバルブ5の操作により真
空槽内にアルゴンガスが導入される。
6は真空槽1内におかれたフィラメントで、該フィラメ
ントの両端は真空槽を貫通した電極棒7a。
ントの両端は真空槽を貫通した電極棒7a。
7bに夫々保持されており、該両電極棒間には加熱電源
8が設けである。
8が設けである。
前記電極棒7a、7bと真空槽1との間には碍子9a、
9bが夫々設けてあり、電気的に絶縁されている。
9bが夫々設けてあり、電気的に絶縁されている。
10は絶縁物製支持体11を介して前記真空槽1内に固
定された電極で、該電極と前記フィラメントとの間には
直流電源12が設けられ、電極がフィラメントに対して
30〜50V程度の正の電圧に保たれる。
定された電極で、該電極と前記フィラメントとの間には
直流電源12が設けられ、電極がフィラメントに対して
30〜50V程度の正の電圧に保たれる。
しかして今排気管2を介して真空槽1内を排気した状態
においてリークパルプ5を開放し、真空槽内にアルゴン
ガスを導入することにより内部の圧力を10= tor
r程度のアルゴンガス雰囲気にする。
においてリークパルプ5を開放し、真空槽内にアルゴン
ガスを導入することにより内部の圧力を10= tor
r程度のアルゴンガス雰囲気にする。
この状態において加熱電源8によりフィラメント6を加
熱すると共に直流電源12によりフィラメント6と電極
10との間に30〜50V程度の直流電圧を印加すると
アーク放電が発生し、このアーク放電によりフィラメン
トと電極との間にプラズマが発生する。
熱すると共に直流電源12によりフィラメント6と電極
10との間に30〜50V程度の直流電圧を印加すると
アーク放電が発生し、このアーク放電によりフィラメン
トと電極との間にプラズマが発生する。
このときフィラメント6からは電子が強制的に放出され
ているため、前記アーク放電により生ずるプラズマを多
量に発生させることかできる。
ているため、前記アーク放電により生ずるプラズマを多
量に発生させることかできる。
前記プラズマ中において、イオン・電子対は拡散によっ
て真空槽内壁部分に飛散して消滅するわけであるが、こ
の対の消滅にあたってはエネルギー放出が行なわれるた
め、このエネルギーの一部により真空槽内壁が加熱され
、吸蔵したガスが真空槽内壁から放出される。
て真空槽内壁部分に飛散して消滅するわけであるが、こ
の対の消滅にあたってはエネルギー放出が行なわれるた
め、このエネルギーの一部により真空槽内壁が加熱され
、吸蔵したガスが真空槽内壁から放出される。
又前記真空槽の内壁の電位はプラズマと殆んど同電位に
なるため、プラズマ中のイオンが真空槽内壁に衝突する
ことにより、真空槽内壁がスパッタされることはない。
なるため、プラズマ中のイオンが真空槽内壁に衝突する
ことにより、真空槽内壁がスパッタされることはない。
斯くする事により本発明はスパッタリング現象を発生さ
せることなく真空槽壁の加熱(ガス出し)を行うことが
できる。
せることなく真空槽壁の加熱(ガス出し)を行うことが
できる。
又フィラメントを使用しているため、多量のプラズマを
発生させることができ、従って真空槽内壁を槽内部から
効率よく加熱することができるため、金属ガスケットを
用いた真空槽は勿論、ガラス製の真空槽及びゴム等の熱
に弱いOリングを用いた真空槽に対しても充分なガス出
しを行うことができる等、実用性大なる効果を有する。
発生させることができ、従って真空槽内壁を槽内部から
効率よく加熱することができるため、金属ガスケットを
用いた真空槽は勿論、ガラス製の真空槽及びゴム等の熱
に弱いOリングを用いた真空槽に対しても充分なガス出
しを行うことができる等、実用性大なる効果を有する。
同前述の説明では真空槽内にアルゴンガスを導入したが
、これに限定されることなく不活性ガスであれば何でも
よい。
、これに限定されることなく不活性ガスであれば何でも
よい。
図面は本発明の一実施例を示す構成略図である。
図において1は真空槽、2は排気管、3はパイプ、4は
ガスボンベ、5はリークバルブ、6はフィラメント、7
a及び7bは電極棒、8は加熱電源、9a及び9bは碍
子、10は電極、12は直流電源である。
ガスボンベ、5はリークバルブ、6はフィラメント、7
a及び7bは電極棒、8は加熱電源、9a及び9bは碍
子、10は電極、12は直流電源である。
Claims (1)
- 1 真空槽内にこの真空槽に対して電気的に絶縁された
フィラメントと電極とを夫々設置し、更に該真空槽内に
不活性ガスを導入すると共に前記フィラメントを加熱し
た状態で、前記フィラメントと電極との間に電圧を印加
してアーク放電を生じせしめ、真空槽内にプラズマを発
生させる事を特徴とする真空槽ガス出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51018154A JPS5833009B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 真空槽ガス出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51018154A JPS5833009B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 真空槽ガス出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52101707A JPS52101707A (en) | 1977-08-26 |
JPS5833009B2 true JPS5833009B2 (ja) | 1983-07-16 |
Family
ID=11963686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51018154A Expired JPS5833009B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 真空槽ガス出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833009B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61113436A (ja) * | 1984-11-06 | 1986-05-31 | 松下電器産業株式会社 | 超音波探触子 |
JPS6245005U (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-18 | ||
JPH0218093B2 (ja) * | 1983-09-10 | 1990-04-24 | Terumo Corp |
-
1976
- 1976-02-20 JP JP51018154A patent/JPS5833009B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0218093B2 (ja) * | 1983-09-10 | 1990-04-24 | Terumo Corp | |
JPS61113436A (ja) * | 1984-11-06 | 1986-05-31 | 松下電器産業株式会社 | 超音波探触子 |
JPS6245005U (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52101707A (en) | 1977-08-26 |
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