JPS60913B2 - 折曲げ加工が可能なプリント合板の製造方法 - Google Patents

折曲げ加工が可能なプリント合板の製造方法

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JPS60913B2
JPS60913B2 JP55029869A JP2986980A JPS60913B2 JP S60913 B2 JPS60913 B2 JP S60913B2 JP 55029869 A JP55029869 A JP 55029869A JP 2986980 A JP2986980 A JP 2986980A JP S60913 B2 JPS60913 B2 JP S60913B2
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plywood
paper
printed
adhesive
layer
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JP55029869A
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稔 山口
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HAMADA Manufacturing
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HAMADA Manufacturing
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合板に木目柄等を貼着した化粧合板の表面化粧
層に、可操性に富んだ樹脂接着剤と樹脂塗料を塗布して
、表面化粧層に柔軟性を持たせ、合板に貼着する木目柄
等、種々の模様を施した印刷紙に引裂き強度の強い性質
を付与して、化粧合板にV字状の折曲げ加工を可能とし
たことを特徴としたプリント合板の製造方法に関するも
のである。
従来「V字状の折曲げ加工をして製作されるキャビネッ
ト等は、主に塩化ビニル樹脂オーバーしイ合板が使用さ
れていたが、この種のものは折曲げ加工性には優’れて
いるもの〉、塩化ピニル樹脂シート(以下塩ビシートと
云う)と合板との接着に長時間にわたる庄締を要するの
で、生産性が悪くしかも物性的に耐シンナー強度が弱い
、又塩ビシートは近時衆知の様に、石油製品の高謄に伴
い非常に高価なものとなり、コスト的に対応出来なくな
る等の欠点が生じた為、本発明者は従来のプリント合板
に於ける表面イq隆層に可操性を付与して、木目柄等を
施したプリントシートを保護し、引裂き強度を強めるこ
とにより折曲げにより表面化舷層が割れたり、切離れす
ることなくV字状の折曲げ加工を可能とし、高価な塩ビ
シートに替って安価にして、且つ耐シンナー強度の物性
に優れた表面イa舷層を有するプリント合板を提供する
ことを目的にしたものである。
今本発明に係る一実施例を図面に付き説明すれば下記の
通りである。
図中1はイ財鉾合板で表面イ日鮭層2と合板3とにより
構成されている。
4は合板3の片面に塗布した例えばエチレン酢ビ変性樹
脂接着剤、5は接着剤4の上から重ねて貼着した薄葉紙
、又は混抄紙、6は薄葉紙、又は混抄紙5の表面に塗布
する例えば、一液性高分子ウレタン型ラッカー樹脂麹消
透明クリヤー塗料、7は薄葉紙、又は濃抄紙5の上面か
らェンポス加工を施したェンポス凹部、8は薄葉紙、又
は混抄紙6の表面に木目柄等を施した印刷模様。
尚、表面化粧層2は接着剤4と薄葉紙、又は混抄紙5と
塗料6により形成されている。次に本発明に係る第2実
施例を図面第2図に付き説明すれば、合板3の片面に塗
布した例えばエチレン酉乍ビー変性樹脂接着剤4に薄手
の薄葉紙、又は薄手の混抄紙5′を重ねて貼着し、更に
その上面に前記同様にして接着剤4と木目模様等の印刷
をしてある薄手の薄葉紙、又は薄手の混抄紙5′を重ね
合わせ、即ち、接着剤4層と薄葉紙、又は泥抄紙5′層
を複層にして、その上面からェンボス凹部7加工を施し
、例えば一液性高分子ウレタン型ラッカー樹脂艶消透明
クリヤー塗料6を塗布して表面化粧層2を形成してある
尚、図面第3図に於ける9はV字状の溝部で、化粧合板
1のV字状に折曲げる加工に伴う切欠部分である。本発
明品は上記の様な構造であるから、今その一実施例を示
せば、合板3の片面に15夕/R2量のエチレン酢ビ変
性樹脂接着剤4をスプレツダーロールで均一に塗布し、
半乾燥状態にした後木目柄等、種々の模様を印刷してあ
る秤量23夕/力の薄葉紙、又は秤量30夕/あの梶抄
紙5をラミネーターロールで貼着し、その上からェンボ
スロールにてェンボス加工を施した後に、一液性高分子
ウレタン型ラッカー樹脂艶消透明クリヤー6をロールコ
ーターで15夕/R2の割合で塗布する。こうして出釆
た化粧合板1を、400 〜60qoの熱風乾燥炉で3
分間セッティング乾燥させた後、100ooの熱風乾燥
炉で3分間乾燥すれば、可榛性に富み、引張り応用に対
して強く、折曲げ加工に通した化粧合板1を得た。この
様にして得た化粧合板1を図面第3図に図示する様に、
合板3の部分をカッターで表面化斑層2を残してV字状
の溝9を切削し、之を図面第4図に示す様に折曲げ加工
をすれば、折曲げ箇所の表面化舷層2にヒビ割れが生じ
たり切離れすることなく、塩ビシートを表面化糠層にも
った従来の塩化ビニル樹脂オーバーレイ合板でV字状の
折曲げ加工をしたのと同程度の結果が表れた。即ち、本
発明の目的である化粧合板の接着層を含む表面化班層に
薄葉紙、又は混抄紙等が持っている紙の柔軟性を損なわ
ずに補強をして、引張り強度を強め「化粧合板の表面化
粧層に可裸性を付与して、V字状の折曲げ加工を可能と
したもので、従来のプリント合板の表面化舷層に比較し
て、約3倍程度の可榛・性に富んだ厚みを持たせV字状
の折曲げ加工が可能となり、キャビネット等を製作する
時に、高価な塩ビシートを貼着した化粧合板を使用する
ことなく、合板と薄葉紙、又は泥抄紙との圧締時間も短
か〈生産性に優れ、且つコスト的に安価なプリント合板
を提供するものである。尚、第2実施例に示す様に接着
層と紙層とを複層にして、合板3に貼着する紙の厚みを
薄くすることによってコストダウンが可能で、より安価
なプリント合板を提供することが出来るものであるが、
第3実施例に示す様に、表面化粧層に接着剤とクラフト
含浸紙と印刷紙とを用いるときは、表面化粧層の引張り
強度は飛躍的に増大し、本発明の目的とする折曲げ加工
が最も安全、確実となり、然もクラフト含浸紙を用いる
ことにより接着剤及び塗料の使用量が大幅に節減される
ものである。尚、上記一実施例に於て、化粧層の厚みが
100ミクロンの複合層で引張り強度5.5k9N、伸
度5.3%の物性(JISP8113により測定)が得
られた時に、折曲げ時の応力に耐える強度を持った表面
化粧層を得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及至第2図は本発明の一実施例により製造された
化粧合板の構造体を示す一部拡大斜視図、第3図は同上
折曲げ加工方法の断面図、第4図は同上の加工方法によ
り折曲げた状態を示す斜視図、第5図は本発明に係る製
造方法の第3実施例の斜視図である。 図中、1は化粧合板、2は表面イQ鉾層、3は合板又は
パーチクルボード。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合板又は、パーチクルボード等の片面に塗布した被
    膜の抗張力が100kg/cm^2以上で破壊伸びが3
    0%以上の物性の酢酸ビニル樹脂接着剤に種々の摸様を
    印刷した薄葉紙又は混抄紙を貼り合わせてエンボス加工
    を施した表面化粧層に被膜の抗張力が150kg/cm
    ^2以上で破壊伸びが30%以上の物性のウレタン系樹
    脂塗料を塗布して熱風乾燥させることを特徴とした折曲
    げ加工が可能なプリント合板の製造方法。 2 表面化粧層が接着剤と薄葉紙又は混抄紙とを交互に
    重ね合わせて複層にしてある特許請求の範囲第1項記載
    の折曲げ加工が可能なプリント合板の製造方法。 3 表面化粧層が接着剤とクラフト紙等の含浸紙と印刷
    紙とを重ね合わせてなる特許請求の範囲第1項記載の折
    曲げ加工が可能なプリント合板。
JP55029869A 1980-03-10 1980-03-10 折曲げ加工が可能なプリント合板の製造方法 Expired JPS60913B2 (ja)

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