JPS6090769A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPS6090769A
JPS6090769A JP20068483A JP20068483A JPS6090769A JP S6090769 A JPS6090769 A JP S6090769A JP 20068483 A JP20068483 A JP 20068483A JP 20068483 A JP20068483 A JP 20068483A JP S6090769 A JPS6090769 A JP S6090769A
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JP
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ink
remaining
recording
chamber
pressure
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JP20068483A
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Yasuhiko Tanaka
康彦 田中
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17566Ink level or ink residue control

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  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インクの残量監視装置もしくは圧力制御装置
を備えた例えばインクジェット記録装置やペンレコーダ
の如きインクを記録体上へ付着せしめることによって画
像を形成する記録装置ICIM+するものである。
〔従来技術〕
インクを記録体上へ付着せしめることによって画像を形
成するものとして、インク壺からインクをペン先に供給
し、データを記録するペンレコーダや、インクをノズル
から噴射して記録体上にインクドツト画像を形成するイ
ンクジェット記録装置がある。例えばインクジェット記
録装置は、インクがインク容器からインク供給管を通じ
て、内部にノズルと圧力室を有した記録ヘッドに供給さ
れ、該圧力室の圧力変化によってノズルからインクを飛
翔させ、記録体に付着させ記録画像を形成するというも
のである。
これらの記録装置は、供給すべきインクが不足すると、
ペン先や記録ヘッドは記録動作をしているにもかかわら
ず記録体にインクが十分与えられないため画像がかすれ
たり、画像の一部に抜けを生じたり1あるいは全く記録
されないことになる。
また記録ヘッドがノズルから気泡を吸引して印字不能に
陥り、パージなどを行なって回復動作をせねばならなく
なる。泡の吸引の程度がひどいときは、パージ動作を何
度も繰り返さねば回復しないため、大変な労力を要する
従って1従来は、目視によってインク壺やインク容器あ
るいはインク供給径路のインクの残量を知り1適宜イン
クを補充している。しかしながら目視によるインクの残
量監視は、めんどうでミスがあるので特にインク残量の
監視が重要なものでは、自動的にインクの残量が監視で
きるインク残量監視手段を備えていたものもある。
例えばこのようなものとして、第1図に示した如き構成
の記録装置がある。図に於いて、1は透光性のインク容
器、2はインク供給管、3はインク中の不溶物を除去す
るフィルタ、4は記録ヘッド、5はフィルタ3及びイン
ク供給管2から成るインク供給径路、6は紙などの記録
体、7は円筒状のプラテンである。インク容器1のイン
クはインク供給径路5を通って記録ヘッド4に供給され
記録ヘッドからプラテン7上の記録体6に付着せしめら
れ画像が形成され、インク容器1内のインクの液面(イ
ンク面)の高さは、インクの消費に伴って下がる。この
記録装置の残量監視装置は、透光性のインク容器1を挾
んで光源8と光検出器9を対向して配置し、該光検出器
が該光源からの光を検知したか否かによってインクの残
量が所定量以下になったことを検知するものである。
即ち、インク面が光源8と光検出器9よりも高いインク
が所定量以上の場合、光源からの光はインクによって逅
らt’Lk光検出aK届かないが、インクが消費され、
インク面が、光源8と光検出器9よりも下がったインク
が所定量以下の場合、光はインクによって辿られること
なく光検出器に届きインク残量不足が検知される。
或いは、特開昭52−130330号公報に開示された
如きインク残量検知装置(監視手段)を備えた記録装置
がある。この記録装置は内部はインクで充満された可撓
膜で構成された袋を有し、この袋の中に2本の電極を設
けたインク容器を有している。このようにすると・イン
クの消費に伴ない上記袋は、しぼんでいくので、両電極
間に存在するインクの量は減少し、それに応じて両電極
間の抵抗値が変化する。この抵抗値の変化知よって、イ
ンクの残」を監視している。このインクの残量を監視す
る手段は、インクが空気、特に外気に触れることが好マ
1−〈ない密閉型のインクジェット記録装置に於いて特
に有用なものである。
しかしながら、以上の2つの従来のインク残量手段を備
えた記録装置は、以下の如き欠点を有していた。
ヴ) いずれもインク容器にインク残量監視手段を備え
ているため1インク供給管内にインクが残っていてもイ
ンク残量不足を検知してしまい、前記供給径路内のイン
クが無駄となる。
あるいは空気に触れることが好ましくない密閉型の記録
装置に於いては、前記供給管内にインクが残ってしまう
が、このような場合においてもインク容器にインク残量
監視手段を備えているため、記録ヘッドからの距離が遠
く、供給径路の途中の管路等によって発生する圧力損失
(液体抵抗)があるため、記録ヘッドに最適7j圧力等
の条件を与えるインクの残量を正確に監視できない。即
ちインク残量−ζ一 監視手段が記録ヘッドから遠いためインクの残量監視が
正確に行われないというものである。
(イ)後者は1インク密閉型記録装置であるためインク
容器も密封されている必要があり、容器ごと交換な÷要
する使い捨てのカートリッジになっているが、このよう
な使て捨てのカートリッジに電極等の高精度な部品を組
み込んでおり、これらの部品をカートリッジとともに廃
棄しなければならず経済的でない。また、組込の電極と
プIJンタ本体の電極との間で、着脱容易且つ良好な導
通を持たせるために高精度の加工が要求される等がある
以上の如く、簡便で、正確にインクが無駄なくインクの
残量監視は、これまで不可能であった。
前述のインク残量監視手段が記録ヘッドから遠いところ
Kあるためインクの残量監視が正確に行なわれないとい
う従来技術の欠点を解決するために、インク容器を記録
ヘッドに近づけてインク供給径路の長さを短くするとい
うことも考えられる 6− が、こうすると体積の大きいインク容器をプラテンや走
行するヘッドやキャリジのそばに配置しなければならな
くなり、自づとインクタンクや記録ヘッドの大きさ形状
、配置が制御され、スペースの点で好ましくない。また
このようにしても、前述の他の欠点即ち高精度の部品を
インクカー) +7ツジととも圧廃棄しなければならな
いという欠点は解決されないのである。
またこれらのインク残量監視が正確にできないという欠
点と、高精度の部品をインクカートリッジとともに廃棄
しなければならないという欠点の両方を解決するために
記録ヘッド上にインク残量監視手段を設けたものとして
特開昭55−73561号が挙げられるが、記録ヘッド
が移動する際の加速度の影響があり、このインク残量監
視手段は該加速度の影響をうけ、残量監視が不正確であ
った。
また、インク残量不足を検知した際は、既にノズル内に
空気が混入していて、残量不足検知が有効に働かないと
いう欠点を有していた。
〔発明の目的〕
本発明は、以上の点1fC@又なされたもので従来技術
の欠点を克服し1高信頼性〜高精度で且つ簡便で安価な
インク残量監視手段を備えた記録装置を提供することを
目的とする。
〔発明の構成〕
本発明は、インク容器から記録ヘッドにインクを供給し
、該インクをノズルから吐出せしめて画像を形成する記
録装置において、前記記録ヘッドのインクを供給する径
路に、壁面の少なくとも一部分が可撓性部材から成るイ
ンク室を設け、該インク室内に少なくとも2個の電極を
備え、該電極間のインクのインピーダンスに基づいてイ
ンクの残量を検知するように構成したことを特徴とする
記録装置にある。
〔実施例〕
以下、本発明を、インクを用いて記録する記録装置のう
ちインクジェット記録装置及びペンレコーダについて図
を参照にして説明する。
第2図は本発明に係るインクジェット記録装置の一実施
例を示す概略図である。fIX3図(A) 、 (B)
は前記インクジェット記録装置の記録ヘッド及びインク
供給系の要部の概要を示す垂直断面図及び水平断面図で
ある。
これらの図に示す前記インクジェット記録装置は、イン
ク容器10と1記録ヘツド加と、フィルター21とヤイ
ンク供給管4等を含むインク供給系と、記録ヘッド加及
び記録紙Pの駆動機構とから構成されている。図におい
てPは記録紙、田は記録紙Pを給送する円筒状のプラテ
ンである。プラテン久はモータM1等によって駆動され
て間欠回転して記録紙Pを搬送するとともに、記録ヘッ
ド加と記録紙Pとの間隔の保持の役目を果たす。記録ヘ
ッド30は、キャリジ列上に搭載されたガイドパニ5に
案内されてモータ鵬の駆動力によってワイヤまたはベル
ト等の動力伝達手段がを介してプラテン羽の軸方向と平
行して記録紙Pの表面と記録ヘッド加のノズル31とが
一定間隔を保ちながら左右に直線往復運動する。記録ヘ
ッド加は、この左右直線移動中に後述するようにノズル
31から記録紙Pに向けてインク滴を噴射し、記録紙P
上にドツト 9− マトリクス状の文字2図形等を形成する。そしてインク
供給管nは、その一部を記録装置の本体n(一部のみ図
示)に固設されたレール四に弱く挾まれた状態でU字型
に曲げられヘッドが十分移動できるようにされている一
方、あの中点に近い位置Jよりインク容器10側のイン
ク供給径路が揺動するのを防止されている。さらに位置
Jのそばに設けられた固定部材29によって固設されて
おり、インク供給径路全体が記録ヘッド(資)に追従し
て揺動するのを確実に防止されている。この固定部材四
はインク供給管nが上記の如くU字型に曲げられていな
い装置においても、インク供給径路の揺動を防止する上
で有用である。インク供給系周辺についてさらに詳述す
る。
第2図及び第3図の実施例でインクカートリッジ10の
筐体の上方の蓋12には小孔12 Aが明いて外気と流
通し、インク消費に伴ない空気容積が変化できるように
なっており、インクを静水圧で記録ヘッド園へ送ること
ができる。インクは蓋12の開放によって、またはイン
クカートリッジの交換に10− よって補給ができるようになっている。インク容器10
内のインクは、インク供給径路の供給管四の先端に設け
た中空針22Aとインク容器10の受け部により流体的
に連結され、更にフレキシブルなインク供給管n1フイ
ルター21を介して、記録ヘッド30に供給される。
該記録ヘッド蜀は、インク滴を噴射する複数のノズル3
1と、該ノズルを連通ずる同数の圧力室友と、該各圧力
室32にインクを分配共通する共同インク室33と、該
共同インク室間にインク容器からのインクを導入する結
合手段34、および該結合手段34と共同インク室圧連
通するインク残量監視手段句とから構成されている。
記録ヘッド内に供給されたインクは、先ずインク残量監
視手段初な経て共同インク室おに入り、ここから更に記
録されるドツトマトリクス状の文字のたて方向の画素に
対応する複数のノズル31より内方(インク供給系内の
こと)にはインク容器10からのインクで満たされてい
る。
一方記録ヘッド圏内の前記圧力室32の壁の一部は可撓
性となっていて、その外壁面には電子パルス発生器具に
電気的に接続された圧電変換素子35が接着されている
。該圧電変換素子あは、前記パルス発生器あから電気信
号を受けると変形し圧力室32内の液圧、を変動させる
電気1機械変換素子で、例えばピエゾ電気クリスタル、
高分子圧電体フィルム等が用いられる。
上記の構成をなすインクジェット記録装置においては、
電子パルス発生0父からの電気信号により圧電変換素子
おは圧力室32の内方に急激に撓2LAこのため生ずる
圧力重犯の容積の急激な減少は内部のインクをノズル3
1からインク滴として放出飛翔させ、対向して相対移動
する記録紙上に到達させてドツト画偉を記録する。
インク容器10と記録ヘッド寞の位置関係特に高さの関
係は、非記録時には、記録ヘッド内にインクが満たされ
、しかも記録ヘッド(9)のノズル31からインクが漏
出しないように1また記録時にはノズル31からインク
が正常だ噴射し、消費されたインクが正常に供給される
ように、記録ヘッド圏内の静水圧、ノズル31先端にお
けるインクの表面張力等を考慮して決められろ。そして
通常は、ヘッド30内のインク圧が僅かに負圧になる程
度となるように設定される。
しかしインク供給系にインク供給用弁を備えている方式
においては、このような静水圧を考慮した配置は特開必
要としない。
一方、インク残量−視手段佃は、第3図に示すように記
録ヘッド加の上で、前記結合手段あと共同インク室33
との間、もしくは棺4図に示すように共同インク室33
上に設置する。
第5図は、第3図の構成の記録ヘッド30及びインク残
量監視手段句な示す劇視図である。
以下、本実施例のインク残量監視装置40について、第
3図fA) 、 (B)、第5図及び第6図を用いて詳
しく説明′fる。第6図(a)はインク残量監視装置4
0の要部の垂直方向の断面の概略図で、第6図(b)は
水平方向の断面の概略図である。
これらの図において、インク残量監視装置40は、記録
ヘッドIの基体を構成するベースプレート3613− とカバースリップ37とによって形成されたインク流路
の一部に設けられる。ベースプレー)36は、前記ノズ
ル31、圧力室32、共同インク室お、およびインク流
路あが所定深さに形成され、更にインク流路間の中間部
には隔壁41に仕切られ、その両側に凹部42を形成し
ている。該凹部42には少なくとも2つの電極(説明を
簡単にするため以下では、電極43X143Y02つと
する)が固設されている。
一方、カバースリップ37には前記凹部42に対応する
位置に一定開口径の開口祠があけられ、該開口44は可
撓膜(ダイヤスラム)の如き可撓性部材必を部材−スリ
ップ37に接着することによって密封状に掩められてい
る。かくしてインク残量監視装置旬のインク室46はベ
ースプレー)36の凹部42と、カバースリップ訂の開
口材と、可撓性部材45とか。
ら構成され、インクがインク流路間より供給・充填され
る。
このインク残量監視装置初は、インク室46内のインピ
ーダンスを測定することによってインクの残量を監視で
きるように構成されている。
−14= インク室46内の両電極43XI43Yは、リード線4
7を介して後に説明する第12図の如き電気回路に接続
されている。両電極43X+43Yの接液面の形状は、
強電界が発生したり抵抗成分の増大を避けろため、なる
べく曲率の大きい部分が無いなめらかな凸状となってい
る。
両電極間には、隔壁41が設けであるので後述するよう
に動作が確実に行なえるように構成されている。
そして可撓性部材45は、インクの残量が減少するにし
たがって、第6図(a)の一点鎖線で示した45A破線
で示した45 Bの如く中央からへこんで変形してゆく
が、隔壁41を第8図(a) 、 (b) 、 (e)
の51如く、この可撓性部材45の変形形状に実質的に
合致させておくとインクの残量が不足になって可撓性部
材45が撓んで凹んだとき、両電極43X、43Y間の
インクを媒介とした導通が十分遮断され、動作の確実性
を高めることができる。
尚、第8図(a)はインク残量監視装置の平面図、第8
図(b)はA−A’断面図、第8図(c)はB−B’断
面図である。
可撓性部材45は、膜状であるのが好ましく、ノクイト
ンゴム、ブチルゴム、弗素ゴム、シリコンゴム、ニトリ
ルゴムなどのゴムや、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ナイロン、ポリ塩化ビニリデン等の樹脂膜や、これらア
ルミ蒸着、金鍍金などを施したもの、またアルミ箔、ス
テンレスダイヤフラムなどの金属薄板も良い。またこれ
らをラミネートしたものでもよい6.(例えばポリエチ
レンとポリ塩化ビニリデンとをラミネートする等)。
勿論、空気が透過しない材質が良くまた、少なくとも接
液する面はインクを変質させず、また膜もインクに侵さ
れないものでなければならない。
インク残量監視装置40は、第7図に示すようK。
記録ヘッドXから取りはずし可能にユニット化してもよ
い。これは記録ヘッド凹の側面又は背面の結合手段Uに
着脱自在となしたものである。
また、可撓性部材45を支持板吟な用いてユニット化し
、前記ベースプレートあ、カバースリップ37から成る
記録ヘッド(資)から容易に取り換え可能にすると、可
撓性部材41がいたんだ場合、取り換えが簡単で、比較
的安価となる。
次に、第6図に示したインク残量監視装置40の動作を
第2図に示した静水圧インク供給系の記録装置に適用し
た場合匠ついて説明する。
インク残量監視装置40のインク室46は、インク供給
系のインク残量が十分である場合は、常にインク室46
内のインクに正圧がかかつて1可撓膜45が比較的短時
間で十分にふぐらみ、また該インク残量が十分でない場
合は、所定以下の負圧(絶対値が所定以上の負圧)が加
わって、可撓膜45がへこんでゆくようにするとよい。
インク供給系にインク供給用弁を有していない静水圧供
給系に関しては、インク室46を含む記録ヘッド頷をイ
ンクカートリッジ40より0cIL乃至50 crIL
−、好ましくはOα乃至20cjILだけ低位に配置し
て正常な印字状態では常に正圧がかかるようtこしてお
ぐとよい。即ち、インクの残量不足に陥ったときには、
ノズル31表面のインクがノズル内圧吸いこまれる前に
1インク室46内の圧力が十分に負圧に低下′fること
が必要である。もしくは、インク室46は1常時若干負
圧になるようにしておき、一旦可撓膜45がへこんで残
量が動作した後は、パージなどで一時的にインクを加圧
し【可撓膜45を十分にふくらませてもよい。(可撓膜
45は材質や厚さ、曲率にもよるが、一定程度(例えば
−5CILH!0)以下の負圧をかけないとへこみはじ
めないので) このように構成しているためインク残量が十分である時
の非印字状態(インクジェット記録装置に関する実施例
における印字状態とは、インクが記録ヘッドのノズルか
らインク滴を放出飛翔させ、対向した記録体(紙)上に
到達させ、画像を形成記録している状態をいう)では、
インク室46内には1正圧又はわずかの負圧が印加され
可撓性部材45はふくらみきった状態にある。
このインク残量が十分である時に印字状態にすると、イ
ンク供給系路内における圧力損失のためインク室46内
に印加される圧力は、若干減少するが、それでもなお該
圧力が正圧を維持するようにもしくは、少なくとも可撓
膜45が変形しない程度 18− の微弱な負圧知収まるよう上記圧力損失に相当する高さ
分だけ低位置に配置することが望ましい。
こうするごとにより、印字状態でもインク残量が十分で
あるときは可撓性部材45は、ふくらみきった状態とな
る。そしてインクが消費され、インクカートリッジ部内
のインクが殆んで無くなりもはやインクの送出が困難と
なったとする。しかし、この後も印字を続行するとイン
クの消費は続き、ノズル31の毛管現象による吸引力(
以下毛管力という)でインクカートリッジ10からイン
ク残量監視装置40を経てヘッドへとインクは吸引され
ていくので、インク残址監視装置偵内のインク室46内
のインク圧は徐々知低下してゆく。
やがてインク室側内のインク圧は一定程度以下の負圧と
なり、更に続けて低下してゆくと、可撓性部材45が第
6図の一点鎖線45 Aの如くへこんでゆく。
あるところまでへこむと、可撓性部材45は、第6図の
破!!45Bの如く隔壁41に強く接し、両電極43X
、43Y間の抵抗値は急激に増大し、実質的に、導通が
断たれることとなる。
この状態を電気的に検知して記録装置の印字動作を停止
させ、及び/あるいはインク残量が不足している旨の警
報を、ランプ点灯、ブザー等によって使用者に知らしめ
る。勿論実質的に導通が断たれる前になめらかな抵抗値
の変化を追って所定値以上になったことを検知し、これ
によって警報を発したり印字動作を停止させてもよい。
もしくは抵抗値の変化を追ってゆきインク不足の警報を
発するレベルfなる前に予告警報を発生するとなお良い
ところで、これらの図に開示した可撓性部材45は、弓
形断面のドーム状となすとよいし、また曲率は小さい方
が圧力特性、温度特性が安定し良い。
また、十分圧大きな負圧をかけた時に始めて残量が動作
した方がよいときは該ドームの曲率は大きくするとよい
。そして隔壁41を第8図(a) + (bl + (
c)の51の如き形状にしておけば可撓性部材45は、
隔壁51にぴったりと密着し、上記抵抗値の増大は、さ
らに急激なものとなり、実質的に導通が断たれることを
検知することを明確なものにすることができるので動作
の確実性が増すことは既に述べたが、底面51をこのド
ーム状の可撓性部材の中心線に対し下にへこんだドーム
状の回転体の形状とし、この回転体の一部を切り取る形
で電極の入る溝をつくると隔壁の上端面が好ましい形状
のものとなる。なお、底面51の形状は、可撓膜45が
、負圧のために変化してゆくときの途中の第8図(c)
の底面のように周辺は上へふくらみ、中央が下へ凹んだ
滑らかな形状にしておくと、抵抗値変化を早めに検出で
きるので好都合である。
第9図はインク残量監視装置40の結合手段57をイン
ク室46の底部に設けたものであるが、液圧検出動作は
前述と同様である。
第10図に示すインク残量監視装置印は、記録ヘッド加
の右端近くに設けられ、記録ヘッド加とインクカートリ
ッジ10との相対的な高さを調節つまみ61 Kよって
調整可能に構成されている。61&は、上記高さのおお
まかな調整用のつまみで、61bは微調整用のつまみで
ある。62は、上記高さを調整した後これを固定するロ
ック体である。
インクカートリッジの高さを調整するのに調整用つまみ
を使用したが、そのかわりとして電気的手段も使用でき
る。例えば、欲する適切なインクカートリッジの高さを
デジタル的に指定して高さを調整するような場合1実際
のインクカートリッジの高さをデジタルエンコーダで出
力し、指定されたデジタル値とエンコーダから出力され
た笑際の高さのデジタル値とを周知のデジタルコンパレ
ータで比較することによって、該インク室の高さをモー
タで調整するような調整手段がある。
このように、インク残量監視装置ωの高さは、調整用つ
まみ61によって調整でき、インク室46の高さもそれ
に応じて調整されるので該インク室に印加される圧力(
インク室内のインクに印加される圧力)の調整ができる
。従ってインク残量が許容最少インク残量(ノズルから
の正常な噴射を妨げない範囲に記録ベルト内の圧力を保
つのに必要な最少のインク残量)になった時点で、可撓
性部材45が隔W41(第8図の場合は51)に強く接
するように上記高さを調整できる。あるいは、許容最少
インク残量となる少し前に可撓性部材45が隔壁41に
強く接するように上記高さを調整できる。
従って本実施例では、インク供給系は、外気と接触しな
いようにして構成されているため、インク残量不足の警
告がされた時点でもインク供給径路にはインクが残って
おり、前述したように供給径路内に全くインクを残さな
いわけではないが、記録へ、ド(資)の共同インク室3
3の近い位置にインク残量監視装置旬が配置されている
ので、インク残量監視装置物のイ′°ンク室46内のイ
ンク液圧は、従来のインクカートリ、ジ内にインク残量
監視装置を設けた構成やインク供給管区の中間に設けた
ものに比して、極めて正確に記録ヘッド内のインク圧と
対応しており、インク残量監視装置は、高精度に許容最
少インク残量を検知することができるようになった。
以上の静水圧供給系は、生としてインクカートリッジ内
のインクが正圧で供給されるものであったが、インクカ
ートリッジを記録ヘッドより低い位置罠設置し、記録へ
、ド内のインクの液圧を大気圧に比し負圧となす記録方
式においても、本発明のインク残量監視手段は適用可能
である。
この形式によるインク残量検出方法を第6図を用いて説
明する。インクカートリ、ジは記録へ。
ドやインク供給系内の気泡・インク凝固・不純物を排除
するパージ手段として液圧加圧装置を有している。非記
録時に該インクカートリッジを交換装着すると、これに
応動してマイクロスイッチ等の検出手段により信号が発
せられ、前記液圧加圧手段によりインクカートリ、ジ内
のインクの液圧が上昇せしめられ、この加圧インクがイ
ンク供給管ηを通って記録へ、ド内に給送され、前記イ
/り残量監視手段荀のインク室46に入る。これによっ
てインクカートリッジ交換前にインク残量不足のため今
迄凹んで45Bの位置形状をなす可撓性部材45は、こ
の加圧インクによって押圧され膨み、45Aの位置から
更に最初の凸状面(コンベックス)に復帰する。前記加
圧インクは更に共同インク室お、圧力室32を経てノズ
ル31が記録へ、ド外に放出される。以上の加圧過程が
一定時間行なわれた後、前記加圧装置は動作を停止し、
インクカートリ、ジ内のインクの液圧は最初の静水圧に
復帰する。記録へ、ド内のインク液圧はこれによって再
び負圧に復帰するが、インク残量監視装置40の可撓性
部材45は一定しベル以下、(たとえば−10cIIL
・Hヨ・10以下)の負圧がかからない限り凸状面を維
持し、前述の正圧をなす静水圧供給系と同様の動作を行
なう。
第11図は記録へラド閏の共同インク室33又はインク
流路の一部に2個の可撓性部材を有するインク残量監視
手段を設けた記録へ、ドの概略図である。図において上
方の監視手段70はインク残量不足の近いことを警告す
るためのもので、この時点でインクカートリッジを交換
しインクを補充する。
下方の監視手段図は、前記警告にも拘らずインクが補充
されず、更にインク残量が減少して最早正常の記録が達
成できない状態を予め検知して記録装置を緊急停止させ
るためのものである。これら2個の監視手段によって安
定した記録が遂行されることを特徴とするものである。
以上、静水圧供給系について説明したが、加圧供給系に
ついてもほぼ同じ構成でよい。ただ、イーが− ンク残量監視装置のインク室の高さが静水圧系ではノズ
ルより低いことが望まれるが、加圧供給系を用いた記録
装置においては、特にこの配慮は不要である。しかし、
この加圧供給系の場合にも、インクタンクから加圧供給
されたインクをバルブ装置により負圧に調整して、記録
ヘッドの圧力室内に供給し、該バルブと該圧力室とな連
通するインク流路中に前記監視装置を設置するときには
、許容最少インク残量を検知できる高さ、あるいは、許
容最少インク残量になる少し前に検知をできる高さに配
置されれば良いことは勿論である。
次に第12図の電気回路を用いて、本実施例のインクの
インピーダンスの測定手段を説明する。
第12図の電気回路は、インク残量監視装置切内に設け
られた電極43X 、 43Y間のインクのインピーダ
ンス、特に抵抗Rk検知して、インク残iな監視する回
路の一例である。
上記インピーダンスのうち抵抗R成分は、両電極間43
X 、 43Y間のインクの量即ち、インク室46内の
インク量Qとともに第13図のように変化する。
すなわち、インク残量が十分なときは、可撓膜45がふ
くらんでいるので、Rは変化せず可撓膜45がへこんで
インクを媒介とした導通が実質的に断たれる少し前から
急に増大する特性をもつ。この抵抗変化を検知してイン
ク残量を監視すれば良いのである。
さて、101は、振幅5vの矩形波信号を供給する発振
器である。もちろん発振器101からは正弦波や、他の
振幅の矩形波などを発振しても↓い。
C1は発振器101の後に設けられ、インクの充電や電
気分解等のインクの劣化を招く発振器101からの信号
の直流(DC)成分を除去する。
C1によってDC成分を除去されたこの信号は、一方は
、サーミスタTI(を介してインク残量監視装置390
両電極43X 、 43Y間に印加され、も5一方は、
抵抗R1、半固定抵抗RAかも成る抵抗対へ印加される
インクは一般に温度とともにその抵抗値が変化するが、
上記サーミスタT)(とじてプリンタの動作温度範囲に
おけるインクの温度による抵抗変化と略同−の特性(B
定数、R定数が略同−)をもつものを使用することによ
り、インクの温度特性は補償される。
サーミスタTf(と両電極43X 、 43Y間の中間
点にの電圧と抵抗R1とインクの種別による差異を補正
する半固定抵抗RAの中間点りの電圧をそれぞれコンパ
レータ102へ印加する。該コンパレータ102はサー
ミスタTHの抵抗値と両電極43X。
43Y間の抵抗値Rの比と、抵抗値R,,RAの比によ
ってそれぞれ決まなに点とL点との電圧VK、 VLを
比較しVx −Vr、 > Oノドきv、ヲ出力し、V
TJ−VK<OのときV、を出力する。但し第10図の
実施例の場合V=Oとする。
即ち、インクの抵抗がある値以上になるとvlを出力し
、これを用いてインク残量不足を検知できる。コンパレ
ータ102の出力は、電解コンデンサC8と抵抗R4か
ら成る積分器でノイズ成分を除去された後、制御部10
3へ導かれインクの残量不足が該制御部に認識される。
これにより制御部103から印字停止の指令を行なう。
9q − また同時に、LEDなとの警報灯を点灯させる。
本図の如く発振器104を用いて警報灯105を点滅さ
せると、オペレータの注意な換起でき、より効果的であ
る。
第14図は、第12図に示された回路K R,、、RB
からなる抵抗値を増やしコンパレータ106を設はイン
クの残量にまだ若干の余裕がある時に、予告警報を出す
ように構成された回路である。抵抗R11、RBはイン
ク残量不足警報が出される値より若干低めのインクの抵
抗を検知するように定められている。
即ち第稔図の電気回路は、しきい値が1つであるのに対
して、第14図のそれは2つであることを特徴としてい
る。
また、警報灯は、予告警報を発するときは、連続点灯さ
せ、インク残量不足警報を発するときは点滅させると1
個のIJD (表示灯)で予告警報、不足警報の両方の
働きを兼用できる。
次に第12図、第14図の電気回路のかわりに、第15
図に示したようなインクのインピーダンスの変−(9)
− 化のうち主としてインピーダンスZの位相角arg(z
)を検知する電気回路を使用した実施例について説明す
る。
インク残量監視装置40内のインク室46内のインク残
iQが減少したときにインピーダンスの位相の遅れ(印
加電圧に対する電流の遅れ)が減少してゆく様子な第1
6図に示す。このようにインク残量をarg (z)に
基づいて検出できるので第14図に示したような電気回
路が利用できる。
この電気回路は、2組の抵抗対筺では、第10図と同じ
である。但し第12図のサーミスタTHのかわりに通常
の抵抗器Rを使用しているが、もちろんサーミスタTH
を使用しても良い。
さて抵抗対からの信号は、コンパレータ141 。
142を介してANDゲート143で比較される。コン
パレータ141 、142は、ゼロクロスデテクタとし
て働く。(以下ゼロクロスデテクタ141 、142と
いう。)発振器101は、第17図にPで示された正弦
波形電圧信号を供給する。
ゼロクロスデテクタ141の出力は、インクのインピー
ダンスの位相成分の遅れarg(z)のために第15図
Aのように信号Pより0乃至π々の遅れψを有する矩形
ゼロクロスデテクタ142の出力は、信号Pと同じ位相
のBで示す波形となる。従って、瓜ゲート143の出力
は、第17図の信号Cの波形となる。
これを(ダイオードD14)、抵抗R14、コンデンサ
C12、オペアンプ144から成る積分器もしくはピー
クホールド回路で検波して、インク残量に対応する信号
vDを得る。
第18図には、信号Cを検波して得た7℃の波高値とイ
ンク室46内のインク残量との関係を示した。
このvDの波高値を一定のインク室45内のインク残量
Q、に対応する電圧v1の基準電圧を有するコンパレー
タ144を通すことによりインクの残量がQ。
としてCPUにg識される。
本実施例では、上記インク残量Q+以下に到達した時ハ
、インク供給系内のインクの残量が不足しているとみな
し、インク補給(インクカートリッジ交換)のため、警
報灯147を点灯させるよつにしである。
勿論、第17図の信号Cのパルス巾をCPUで直接基準
パルスでカウントしてインク量とパルス幅に基づいて上
記警報等を行なうこともできる。この場合、カウント値
を何らかの方法で平均化、たとえば、CPU自身で、加
算と割算をして平均化するとか、又は、一定時間(たと
えば1 sec )の間のパルス幅合計値で判断すると
かすることにより、ノイズ的な変動成分を除去し、誤動
作しないようにすると猶良い。
次に第6図(A)、(B)に示し念インク残量監視装置
を改良した実施例について説明する。
第19図には、インク室46内のインク残量が一定のと
きのインクの色(Yはイエロー、Mはマゼンンタ、Cは
シアン、Kは黒をあられす)や温度によるインピーダン
スの抵抗成分の変化を示しであるが、図かられかるよ5
K、温度が上昇するKっれて上記抵抗成分は低下する傾
向があり、また色によっても抵抗成分は異なる。このた
め第9図の回路では、サーミスタTHを用いて温度補償
を行ない、牛固定抵抗Rムを用いてインク毎にインクの
種類に応じてインクの特性補償を行なっている。
これに対し、インク残量監視装置を第頷図の如く構成し
、電気回路として第21図の如きものを用いることによ
りインクの温度による特性と種類による特性の違いを半
固定抵抗などの格別の調整機構を設けることなく補償す
ることが出来るようにした。
即ち本実施例のインク残量監視装置は、第加図にその概
要が示されているように電極を3つ使用し、そのうち一
対の電極K、インクの特性の補償機能なもたせることに
より上記の補償を可能ならしめている。本実施例では、
電極93X 、 93Yの間隔は狭(するが、これらの
間に隔壁91を設け、また電極93X 、 93Zの間
隔は広くとるが隔壁は股げない。可撓性部材45は第6
図(&)、(b)のようにインク残量が減少するにつれ
て隔壁に密着するよ5に構成されている。
このように構成することKよって、電極93X。
932間の抵抗成分は、インクの温度特性及び種類の特
性に応じて変化する。一方、電極93X 、 93Y間
のインクの抵抗成分は温度やインクの種類に応じても変
化するが、可撓性部材45のふくらみ具合により、より
大きく変化する。このため第21図のように両抵抗成分
な直列に接続すれば、コンパレータ191に印加される
電圧(■端子)については、温度やインクの種類による
変化はほぼ除去され(補償され)、インク残量の変動に
応じた変化のみが現れることになる。こうして結局イン
クの特性の違いを補正できる。
以上の原理に基づき第21図の回路を用いたときのイン
ク残量監視の動作を説明する。インク残量が十分なとき
は、可撓性部材45は既述のようKふくらみきっており
、電極93X 、 93Y間の抵抗は、91X 、 9
32間のそれに比べ十分低い状態にある。
これに対して、インク残量が不足してくると、該可撓性
部材はへこんで隔壁にほぼ密着し、電極93X 、 9
3Y間の抵抗は急激に増大し、実質的に導通が断たれる
。即ち電極93X 、 93Y間の抵抗は93X 、 
932間の抵抗に比べ十分高い状態になる。
シカし、可撓性部材45がへこんでインク室46の厚み
が小さくなるので電極93X 、 932間の抵抗も若
干増大するが93X 、 93Y間の抵抗の変化の方が
これより遥かに太きい。
電極93X 、 93Y 、 93Zを第21図の電気
回路のa′。
b、cの各点にそれぞれ接続することKよりコンパレー
タ191の出力はインク残量が十分であるときはLOW
 、不足するとHIGHとなる。(但し電圧V、=O)
。この出力をCPU 161 K入力しこれにより印字
動作を停止したり、インク残量不足警報を出したりする
。また第12図で説明したようにもう一つの基準電圧設
定する抵抗対を設は予告警報を出すこともできる。
以上の実施例では、インクのインピーダンスのうち抵抗
成分Rや位相成分arg (z)を中心に述べてきたが
、この他インクの種類によっては、インピーダンスの絶
対値1z1やインダクタンスしゃキャパシタンスCを測
定したものや、これらを合成したものでもインク残量監
視装置を40や匍を基本構成とすることによってインク
の残量を監視できることは勿論である。
またインクのインピーダンスを検知するためインクに印
加する電圧は、DC成分を除去した矩形波(その微分波
形を含む)や正弦波を中心に述べてきたが、その他の周
期的、又はランダムな波形でもよい。
また上記電圧は、連続的に印加せずに例えば所定時間毎
に、または印字動作中のみ、または所定字数や行数印字
毎に、間歇的に印加することKより電力の消費量を低減
し、また電流がインクに与える影響を低減することがで
きる。さらにこのようにして、インクに印加される電荷
の総量な極く少なく出来るとインクへの影響も少なくな
るので直流成分を除去しないでもよくなる。
ここまでは、インクの残量が十分であるとき、インク残
量監視装置内のインク室内の圧力が正圧(このときノズ
ルは負圧の場合もある)となる構成のインク残量監視装
置について説明したが別の構成について第6図を用いて
以下に説明する。ここでは、第6図のインク室46の可
撓性部材45は前述の如く球面状のドーム型が好ましい
が、この球面の曲率な一定以上に大きくするとインク室
46内の圧力が負圧になると直ちに陥没して変形をおこ
さず、ある値以上(絶対値)の負圧になったと館に変形
を起すようKなる。ここでどの程度の負圧がかかったら
この変形をおこすかは、主に可撓性−あ− 部材の材料(材質及び厚さ)のスティフネス及び上記球
面の曲率によって決まる。筐た開口の大きさRや可撓性
部材の固定部分の構造にもいくらか左右される。
尚、可撓性部材の形状は球面状でなくとも楕円体面や台
形面などの形状でもある値以下の負圧がかかったときに
変形をおこすように設計できることは勿論である。
このよ5に構成することにより可撓性部材は、インク室
妨内に負圧がかかると直ちに変形をおこすわけでなく、
所定の負圧がかかったときに変形をおこす。従って、該
インク室は、ヘッドIと同じ高さ若しくは同じ高さより
高い位置に配置することができるといった設計上の自由
度が増すことになる。
記録ヘッド内に設けるインク残量監視装置としては、以
上第6図乃至第21図を用いて説明したものの他に、例
えば記録ヘッドに接続したユニット内にインク溜りを設
は内部に市販のシリコンダイヤフラム式、たとえば米国
ハネウェル社150 P C型や、そのセンサーチップ
のみをヘッドに直接取付けたもの、や金属ダイヤフラム
たとえばデジタル血圧計用の圧力センサー式等の検知装
置を配置し、該圧力検知装置によって検知された圧力に
基づいてインクの残量を監視することもでき本発明者は
、好結果を得ている。
以上の実施例では、本発明をインクジェット記録装置を
用いて説明したが、他のインクによって画像を形成する
記録装置についても本発明は適用できる。
1Ic22図は、本発明のインク残量監視装置欠相いた
ペンレコーダの実施例の概略図である。図に於いて20
1はインク容器、202はインク供給径路、203は記
録ヘッドであり、先端は、ペン先204となっており、
ここから記録液(インク)でプラテン205上の紙Pに
画像(線)が記録される。
206は、インク供給管の過度の揺動を防ぐ固定部材で
ある。
インク残量監視手段は、前記記録ヘッド203の内部又
は記録ヘッド203に隣接して設けられる。
インク容器、インク残量監視装置は、本出願明細書で既
述されたものが適用されている。しかしこれらに限られ
なくとも良い。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明では、記録ヘッド
にインク残量監視装置を設けたので、記録のためのイン
クを吐出するノズルに直結した圧力室に直接連通する共
同インク室やインク流路内にインク残量監視装置がある
ため、インク許容残量を検知する精度に優れ、インク残
量監視、警報、制御が正確かつ安定して動作できてその
効果は大きい。また本発明のインク残量監視装置は小型
Φ軽量であるから、記録ヘッド内に装着して記録ヘッド
を高速に移動して高速記録を行なう場合にも、加速度の
杉響を実質的に受けることは殆んどない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のインク残量監視装置を備えた記録装置
の概略図。 第2@は本発明に係るインクジェット記録装置の斜視図
、第3図(2)、a3〕、第5図、第64しく8) 4
1− は本発明のインク残量監視装置の垂直断面、水平した記
録ヘッドの他の実施例を示す断面図および斜視図、第8
図、第9図は本発明のインク残量監視装置の他の実施例
を示す断面図である。 第12図、第14図、$ 15図、第21図は、本発明
のインク残量監視装置に用いられる電気回路の概要図で
ある。第20団111・他→υ旧巾ホV乎面図tハ”断
面図、第13図、第16図、第18図、第19図はイン
ク残置とインピーダンスの変化を示す図である。 第17図はインクのインピーダンスのうち、位相成分を
説明する1こめの図である。 第22図は、本願発明のインク残量監視装置を備えたペ
ンレコーダの概略図である。 10.201・・・インク容器、 30.203・・・
記録ヘッド、40.60,70,80.90・・・イン
ク残量監視装置、22、202・・・インク供給管、4
1 、51 、91・・・隔壁、i・・・可撓性部材、
 46・・・インク室、43X 、43Y 、93X 
、93Y 、93Z ・・・電極42− 黍191]

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インク容器から記録ヘッドにインクを供給し、該インク
    をノズルから吐出せしめて画像を形成する記録装置にお
    いて、前記記録ヘッドのインク供給径路に、壁画の少な
    くとも一部分が可撓性部材から成るインク室を設け、該
    インク室内に少なくとも2個の電極を備え、該電極間の
    インクのイ:/ビーダンスに基づいてインクの残量を検
    知するように構成したことを特徴とする記録装置。
JP20068483A 1983-10-25 1983-10-25 記録装置 Pending JPS6090769A (ja)

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JP20068483A JPS6090769A (ja) 1983-10-25 1983-10-25 記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63317352A (ja) * 1987-06-22 1988-12-26 Canon Inc インク残量検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63317352A (ja) * 1987-06-22 1988-12-26 Canon Inc インク残量検出装置

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