JPS6090750A - 逆反射性シーテイングおよびその製造方法 - Google Patents

逆反射性シーテイングおよびその製造方法

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JPS6090750A
JPS6090750A JP59196482A JP19648284A JPS6090750A JP S6090750 A JPS6090750 A JP S6090750A JP 59196482 A JP59196482 A JP 59196482A JP 19648284 A JP19648284 A JP 19648284A JP S6090750 A JPS6090750 A JP S6090750A
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proportion
polar solvent
laminated sheet
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D5/00Processes for applying liquids or other fluent materials to surfaces to obtain special surface effects, finishes or structures
    • B05D5/06Processes for applying liquids or other fluent materials to surfaces to obtain special surface effects, finishes or structures to obtain multicolour or other optical effects
    • B05D5/061Special surface effect
    • B05D5/063Reflective effect
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00605Production of reflex reflectors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/12Reflex reflectors
    • G02B5/122Reflex reflectors cube corner, trihedral or triple reflector type
    • G02B5/124Reflex reflectors cube corner, trihedral or triple reflector type plural reflecting elements forming part of a unitary plate or sheet

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の利用分! この発明は逆反射性シーテイング、特に、現在、ハイウ
ェー標識、道路標識、その他類似のものに広く用いられ
ている逆反射性シーテイングに関する。
1遺糞 連邦政府は2つの1次型式の逆反射性シーテイング、即
ち、ガラスビー+4および立方体コーナ((Cube 
−Coner)型のものを許可している。そのような認
可シーテイング材料は米国連邦ハイウェー管理運輸局に
より刊行された“FP−79”と題する仕様書に見い出
される。現在、仕様書PP−79は多くの州立ハイウェ
ー局によって譲り受け規格として採用されており、それ
には立方体コーナ型の逆反射型ノーティノブに見合った
最小限の仕様が記されている。そこに含まれろ指定の特
性は逆反射性、色、+A llの可撓性、耐ひび割れ性
および耐風化性に関4−るらのである。
〜r方体コーナーシ?!リフレクタ−索−Flj視角2
゜かつ入射角O0でガラスビード型リフレクタ−素子よ
りも高い円台強度を呈する。しかしながら、この発明の
出願人の知るとごろでは、市販品において071述のF
P −79仕様書に記述されるクラスrllBのシーテ
イングに対する要求事項に見合うシーテイング材本−1
を満足に供給し得る者が唯れもいない、。
解−44−μ・1ρ□−ラ1に−づS碑々×1この発明
の第1の目的は、」二連の所定の仕様に見合うとともに
、本明細書において開示される新規な方法に基づいて経
済性および商品性価値のある独特なシーテイング製品を
提供することにある。
逆反射性は根本的に全内部反射の原理により立方体コー
ナー型リフレクタ−素子を介して達成される。一般に、
立方体コーナー素子の各面に他の材料によって生成され
るどのような面接触も当該リフレクタ−素子の反射性能
に有害な効果を持たらすことはよく知られている。
しかしながら、上記素子の全面が金属化あるいは鏡面化
されると、その場合、逆反射は全内部反射に依存するよ
りもむしろ鏡面化された各面からの鏡反射によって達成
される。通常、金属化は昼光条件下で灰色がかった色あ
るいは黒色に着色せしめられるとともに、また、一般に
非金属化立方体コーナー型素子と比べて夜間条件下で反
射力を低減せしめられる。
この発明は、概略、逆反射シーテイング構造の製造方法
および装置7こ関するものであり、特に、その裏面に精
細なあるい精緻な繰り返し逆反射パターンが設けられる
上部熱可塑性シートと、該形成パターンを保護するバッ
クコーティングと、該熱可塑性シート」二の形成パター
ンを被覆するように上記バックコーティングを接着する
とともに形成パターンと積層シートの両者の逆反射性能
を保存しかつ強化する中間層とを含む可撓性の積層シ1
5− 一ティング構造の製造方法および装置に関するものであ
る。更?こ、詳(7くは、この発明は立方体コーナー型
逆反射性積層シーテイングの製造に適用できるものであ
る。
リフレクタ−および逆反射性材料を設計する技術におい
て、語”立方体コーナー”あるいは”三面体”あるいは
”四面体”は相互に直角を成す3つの面を構成する構造
又はパターンを表現する技術であると認識されるが、何
ら各面のサイズおよび形状あるいは立方体コーナー素子
の光軸の配向が特殊なものに限定するものではない。立
方体コーナ〜の各面は所要の角度反射応答性および採用
された立方体形成技術に応じて他のものと比ベザイズお
よび形状が相違しているものと思われる。
立方体コーナー型リフレクタ−の先行例はスヂムソン(
Stimson)に付与された米国特許第1,906.
655号およびヒースレイ(HeasIey]こ付与さ
れた米国特許第4,073,568号に見られる。スチ
ムソンは複数の立方体コーナー型リフレクタ−素子から
成る前面および逆光反射面を含む16− 反射光りフレフタ−を示しており、その各素子は表面か
らそこに衝突する光が全て内部反射するようにした相互
に垂直な3つの面を備えている。ヒースレイは方形六面
体を形成した立方体コーナー型リフレクタ−を記述して
いる。
可撓性シーテイング形態をした方体コーナー反射性能の
恩恵を得ることが長い間要望されてきた。
上述したように、そのようなシーテイングはハイウェー
標識および道路標識、マーカー、並びにそれ等と類似の
ものを製作する場合に有利なものであり、その場合、平
坦な硬い支持表面に装着された高反射性の基板に種々の
図形がシルクスクリーン法あるいは他の方法で印刷され
、描写される。
可撓性の逆反射性シーテイングは、そのような基板とし
て使用した場合、ロールに巻回したままで貯蔵しかつ出
荷することができるとともに、所定の適用に必要な所望
の形状およびサイズに容易に切断あるいは他の方法で形
成することができる。
このシーテイングの反射性は、記号、マーカーおよびそ
れと類似のものに車のヘッドライトからの光を反射させ
るものであり、永続性光源を要することなく記号あるい
(」マーカーを照明して運転者が判読し得るようになっ
ている。
そのような逆反射性シーテイングの製造は、可撓性を有
する熱可塑性シーテイング」貞こそのサイズを非常に小
さくした精密な立方体コーナーパターンを形成するよう
にした装置および方法により実施されてきた。好ましく
は、そのようなシーテイングは自己接着性積層体の形態
に組立てられるようにしてもよい。
その他、逆反射性の熱可塑性材木」をシートの形態で製
造する要望があった。ノヤンガーセン(、Iunger
sen)にイ」与された米国特許第2,310,790
号、第2,380,447号および第2,484゜75
7号は、従来公知のガラス製リフレクタ−の種々の欠点
および脆性の低いかつ可撓性のあるシート形態の反射性
材料を提供する際の種々の固有の利点を記述しかつ教示
している。そのように示唆しているにもかかわらず、ジ
ャンガーセンがその特許に開示しているような製品を実
際に商品化したかどうかは全く分らない。
ローランド(Rowland)に付与された米国特許第
4.244,683号および第4,332,847号に
、立方体コーナー型逆反射性シーテイングを連続したノ
ン−ストップ工程で製造する願望が表示されてはいるが
、ローランドによって採択された方法は”半連続性”工
程(上記特許第4,244,683号 第2欄、18〜
34行、および」−記特許第4,332,847号第2
欄、26〜38行)であり、その理由は多分当該方法で
は型プレートを頻繁に位置換えする必要があることによ
るものと言われている。
デブリーズ(Devries)等に付与された米国特許
第3,187,068号に、反射媒体としてカプセルに
入れたガラスミクロスフェアを利用する反射性シーテイ
ングの連続的製造法が開示されている。
デブリーズ等はそのようなシーテイングに加圧活性化接
着層を適用して選定した表面に該シーテイングセグメン
トを付着させるようにすることを記述している。
19− カーニヤ(Courneya)に付与されノコ米国特許
第3.649,352号に、ビーズ化したソーティング
構造が記載されている。該シーテイングの一部分が加熱
されたときに反射性を有するようになり、かつ、該シー
テイングは他の物体に貼着できるように加圧活性化接着
層を含んでいる。
パルムクイスト(P almquist)等の特許第2
,407.680号は可撓性シート体中に反射性素子と
17てガラス微粒体あるいはビーズを含有したものを利
用することを教示している。また、タング(Tung)
等の米国特許第4,367.920号に反射性素子とし
てガラス微粒体を用いた積層シート構造が記述されてい
る。
反射性ラミネート(積層)シーテイングの形成に共通す
る問題点は、用途に応じて選定された反射性素子の所要
の逆反射性能を保存した状態で各薄層を互いに強固に接
着する方法を見い出すことにある。この問題をガラス微
粒体によって解決しようとした先行例がマツケンジー(
Mckenzie)に付与された米国特許第3,190
,178号に開示さ20− れている。そこでは、カバーシート又はフィルムが裸の
ガラス微粒体を確実に被覆し、これは、該ガラス微粒体
を当該カバーシートに接触させて埋設するように当該材
料の一部分に加圧する型部材を用いて行われる。このよ
うに型部材は出来上ったシーテイング構造上に個別のセ
ルを形成する各グリッドと一緒に格子パターンを生成す
る。各セルにおいて、微粒体とカバーシート間に空間が
維持され、入射光がカバーシートおよび空間を通過して
埋設された微粒体によって逆反射される。
ホルメン(Holmen)等の米国特許第3,924゜
929号は、一体的に立方体パターンを形成している起
立壁又は隔壁を有する立方体コーナー型上部硬質シート
を開示している。隔壁は当該各立方体コーナー素子とし
て上部シートから隔離して起立するとともに、個々のセ
ルから成る規則正しい幾何学的模様を形成するように伸
延している。各セルを充填するために粒子バッキングが
用いられ、各隔壁を連結部材として作用させながら、バ
ックシートが上記上部シートの背面に取り付けられる。
ホルメン等は可撓性のバック部側に結合された各固定領
域を形成する可成り大きな立方体コーナー素子を用いて
いる。
マクグラス(McGraLh)の米国特許第4,025
゜159号に、立方体コーナー型シーテイングの裏側に
ギヤリャーフィルン、を強制的に接触させる型を用いて
、立方体コーナー型逆反射性ノーティングに関する細胞
質概念が記述されている。そこでは、キャリヤーフィル
ムを放射によって硬化処理し、該フィルン・を当該立方
体コーナー型シーテイングに結合12、上記マツケンン
ーの方法におけると同様、形成さイ1だ各セル(jキャ
リヤーフィルムと立方体=1−ナー型シートの裏面との
間に延在する空間を包含している。エアーセル構造は明
らかに当該各立方体コーナー素子の金属化処理を省略化
したハーメデック封止セルを提供しようとしたものであ
り、逆反射性を強化した空気/熱可塑性材f:1の接続
を提供っするものである。
成形あるいはエンボス加工された立方体コーナー型逆反
射性シーテイングを組み合わせて当該立方体パターンの
一部分として含まれるグイあるいは一体成形した隔壁も
しくは壁を用いる必要性もなく、シーテイングの反射性
能を保護しかつ強化している自己接着性積層体を形成す
ることを教示するものは今だ存在しない。更に、」二連
したDOT r’P−79仕様書における所定の要望事
項を強化しかつ適合させるとともに当該材料に立方体コ
ーナー素子の包囲領域による利点を得られるようにした
ものは今だに存在しない。
Iq棲成 熱可塑性シートあるいはウェブの裏側に逆反射性立方体
コーナー型パターンが形成される。疎水性顆粒材料、例
えばシランにより処理されたソリ力等を含む液状ビヒク
ルあるいは溶媒から成る薄層が上記ウェブの裏側にスク
リーン印刷により選定した部位を残して顆粒材料が存在
しないようにしたパターンをもって付着される。次いで
、ウェブを乾燥して溶媒を追い出し、その後、該顆粒材
料パターン上に水性バックコーティングが付着され、そ
のバックコーティングの一部分が当該つ工23− ブの顆粒の存在しない各部位で熱可塑性ウェブと直接接
触するようにされる。その後、上記バックコーティング
は乾燥あるいは硬化され、その上に感圧あるいは加熱活
性化接着剤等の接着層を付着する。このような手順にに
リパターン化したウェブ材料を積層体に組合せることが
できる。この積層体は精密な立方体コーナーパターンの
逆反射性を保護している活性化接着層を含んでいる。
この発明の好ましい実施例においては、疎水性シリカ混
合物の薄層がエンボス加工された熱可塑性ウェブの裏面
にダイヤモンド状パターンを形成するように被覆あるい
は拡張させられ、その後、乾燥される。次いで、上記シ
リカ層」二に水性バックコーティング混合物あるいは調
合剤を付着させて該ソリ力を包装するとともに熱可塑性
ソートと接触させ、そこではソリ力が沈着されないよう
にする。次いで、バックコーティングを加熱して乾燥お
よび/又は硬化什しめて連続フィルムを形成する。次に
、感圧あるいは加熱活性化接着剤を硬化バックコーティ
ング層に付着させるとともに、24− 当該積層体が目的物に取り付けられる際に除去される剥
離シートにより該接着層を保護するようにする。
完成された積層体は道路あるいはハイウェー標識等の支
持表面に取り付けられるように切断し、切削されあるい
は他の方法で成形される。その後、種々の図形あるいは
他の符号等が積層体の最上面に塗料で描かれ、印刷され
、シルク−スクリーン印刷され、あるいは他の方法で付
着させられる。
このようにして、迅速かつ容易に高い逆反射性を有する
最終製品が製造される。
以下に、この発明を、添付図面とともに説明する。
寒剃剋 第3図において符号]Oは、本発明の薄層ラミネートを
形成するのに使用される立方体コーナー型逆反射性の熱
可塑性ウェブの断片部を示すものである。第3図に見ら
れるように、立方体面+4゜16.18によって特色付
けられた立方体コーナー反射材の逆反射性および反復性
パターンを好ましくは浮き彫りするごとで形成1刀こウ
ェブ形状において、透明熱可塑性相から形作った柔軟な
逆反射性シーテイング月2の部分の背面が描かれている
。上記ソーティングの好ましいl形態において、ノー1
−12 iJそこに添加され、浮き彫りの前には、前面
および背面ど平行でかつ初めは約0.006インヂ厚み
であるLJV抑制材または吸収祠を備えた衝撃減縮性ア
クリル材から形成されている。
シーテイング12に形成される立方体コーナーパターン
は、正確で繊細に詳細なパターンに形成されている。例
えば、第2図に示すように、立方体コーナーパターンが
ソート12に/ef−き彫りされる深さは、0.003
38インチ(寸法X)とすることができる。第3図の寸
法Yで示すように、ノー 1−12に形成されろ立方体
は、上記した」:うなXで示した深さに対して(」、約
0.0072インヂの距離だi−J離1−で間隔を置く
ことができろ。第1図に示した立方体パターンはシート
12の面に垂直な光軸で形成された立方体を表イつして
おり、本発明の薄層ラミネ−1・の逆反射性ウェブを形
成する時には他の型およびパターンを利用することもで
きる。
第1図において符号20は、以下に詳述する本発明の好
ましい形態に従って製造された逆反射性薄層ラミネート
22製のロールを示すものである。
ここに示すように、ラミネート22はコア24に巻かれ
ている。熱可塑性ウェブ26は前面または表面28と背
面または裏面30とを備えており、第3図に示すような
立方体コーナー型逆反射性パターンを浮き彫りしている
。熱可塑性ウェブ26は約6ミル(0,006インチ)
の厚みとすることができる。
熱可塑性ウェブ26の背面30に接合されているのは、
バックコーティングまたはフィルム32である。本発明
の好ましい形態において、バラフコ−1〜フイルム32
と背面30との間には、以下に述べるようにして、耐水
性粒状シリカ材34が装入されている。
本発明の好ましい実施例によると、粘着層36は、現在
既知の方法で離型シート38に接合され27− るとともに、その後、完成したラミネート22を形成す
る」;うに養成したバックコートフィルム32に接合さ
れており、感圧性または感温性粘着層36は、そこに浮
き彫り1.た立方体コーナーパターンの逆反射性を保全
するように、シーテイング12に適用される。離型シー
ト38は、ラミネート22を設定表面へ適用するのが望
まれるまで、粘着層36を保護するために使用される。
第4図(J1第3図に示したタイプの逆反射性シーティ
ングラミネ−1・を製造するだめの装置および連続−1
、程の好ましい配置を図式的に示すものである。
立方体コーナーを浮き彫りした熱可塑性ウェブの背面側
に粘着剤を直接塗布すると、逆反射能力の望ましくなく
かつ許容できない損失が生じる。
これは浮き彫りした熱可塑性ウェブ26の表面側と粘着
層とが接触することから生じる。すなわち、浮き彫りし
たパターンによって形成された谷間が充填され、適当な
逆反射を生じるために物質量に形成される界面の屈折率
が余りにも接近し、それ28− で透明フィルムは、光の逆反射を有効ならしめるための
全内部反射の現象をもはや利用できなくなる。この問題
を解決するためには、立方体コーナーパターンの実質部
が背壁と立方体コーナー材間の空隙を密封していなけれ
ばならないか、または粘着層(または他の粘着材)の強
い接着用の位置を設ける一方形成済ウェブの逆反射性を
保全するように立方体コーナー材は裏打ちされていなけ
ればならない。上記の保護がなくかつ上記の取り付は位
置がなければ、逆反射性浮き彫りウェブの有効性はきわ
めて危くかつ削減してしまう。
偶然にも、耐水性粒状剤を使用すると上記の保護が与え
られることを発見した。上記粒状材間に、キシレン処理
ガラス粒子、粉末状シリコンゴムおよびシラン処理シリ
カを配置する。
本発明の一部として、原理的にシランと処理されたアモ
ルファスシリカから成る耐水性シリカ混合物は、浮き彫
りしたパターンによって形成された谷間を満たすように
使用する時、最も実際的な目的のために形成されたパタ
ーンの逆反射性を保全することが発見されている。くり
返すが、この効果がどのようにして得られるかは従来正
確には知られていなかった。才なイつち、浮き彫りした
熱可塑性ウェブの背面と粒状物とが点接触すると、おそ
ら(iJq方体コーナーパターンの背面側と充分な空隙
を保全することによって、パターンの逆反射性を保全す
るように作用することが理論づけられた。しかしながら
、本発明は、使用されるシリカ粒子が、例えばポルメン
等による米国特許第3.924,929号の如き従来特
許に開示されている粒子よりもかなり微細である場合で
ずら屯越した結果が得られる。
−に記ンリカを使用すると、低コスト、打効性、および
形成の容易性および正確さの如き有益性が得られる。さ
らに、従来一般に使用されてきたガラスヒーズタイプに
比較してさえフィルムの外観を改外したフィルムにユニ
ークな色彩および反射特性を与える。
ポルメン等の参照文献に関して上述したように、剛性の
造形された曲面パターンの一部として直立壁部または隔
壁を付与することによって反射損失の問題を解決しよう
と試みられており、隔壁では、本発明に使用されるノリ
カ粒子以」二に大きな粒子サイズを有する粒状化合物を
適用するための個々のポケットを形成する。」1記の試
み、とりイつけ本発明に利用される立方体コーナータイ
プの浮き彫りパターンに関する不利益さけ明らかである
。硬い隔壁を使用すると、セルのサイズおよび形状を限
定してしまう。最初の型わくに形成された以外のセルサ
イズを要求する逆反射性シーテイングの各タイプ用には
セパレート型イつくが形成されねばならない。セルサイ
ズなる用語によって意味するものは、粒状裏張り材用の
単一のポケットを形成するように壁部によって結合され
るかまたは閉鎖された領域である。
上記隔壁を微細でかつ正確に製せられた比較的硬い型わ
くパターンに形成すると、本発明に示されたような詳細
な程度は、形成具から形成済熱可塑性ウェブを取り除く
ことに関して問題が生じるかもしれない。これはとりわ
け隔壁または壁部が、 31− 立方体コーナーパターンの深さよりも大きい距離に型わ
くへ内方に伸張している場所で、問題があるかもしれな
い。
本発明の好ましい実施例は、耐水性ソリ力、有機溶媒お
よび濃厚剤を使用する耐水性シリカ混合物の混合を含ん
でおり、この混合物は、所望パターンにおける形成済熱
可塑性ウェブの背面側に、液状で塗布される。この方法
および生成物の1つの有益性は、浮き彫りしたウェブを
形成するのに使用した工具を変えることなく、パターン
を好都合に変えてフィルムの反射能力を有効に変えるこ
とができる点にある。その後、部分的に被覆しまたは印
刷した熱可塑性ウェブは、混合物を形成するために使用
された溶媒を取り除く乾燥オーブンに通され、熱可塑性
シート」−のパターンが乾燥される。熱可塑性ウェブに
シリカを塗布したパターンは、シリカの全くない熱可塑
性ウェブ」二の選択された部分または位置に残る。
第5図において、符号40はこのように選択されたパタ
ーンを一般に示すものである。各ランチ32− −または行路42は、熱可塑性ウェブ26の背面におい
てシリカが付着していない領域を表わしている。各平方
形またはひし形状領域44は、熱可塑性ウェブ26の表
面においてシリカ混合物が付着した領域を表わしている
第6図において、シリカ混合物によって被覆された領域
の実際の割合は、各ランナーまたは行路42の厚みまた
は巾、およびランナーによって結合された領域を有する
セル44を伴ないシリカの付着のために選択されたパタ
ーンによって決まることを示しており、46によって部
分的に示した浮き彫り逆反射パターンによって入射光の
受け入れおよび逆反射用に充分有用であることを示して
いる。
第4図において、熱可塑性ウェブ26は、連続工程にお
いて関連する形成機(図示せず)から直接引き出すこと
ができ、または浮き彫りウェブ26が巻き上げられる分
離供給リール(図示せず)から引き出すことができるこ
とを示している。要すれば、ウェブ26は、むき出しに
なった背面30を残し前面28と同空間にわたる裏張り
ソー)・(図示せず)によって保持されていてら3I−
い。
ここでウェブ26に言及する時には、ウェブ26で形成
された薄層ラミネートおよび−1−記の裏張りシートを
も含めていることに注意されたい。
ウェブ26は、例えば動力ローラーによって、ソリカ混
合物塗布ステーション48に引き出される。ここで図式
的に示すように、シリカ混合物をウェブ26に塗布する
好ましい手段および方法は、その外周部に載置されたス
クリーン印刷ローラ50と、シリカ混合物を塗布するの
に望ましい形状またはパターンを!テえるように形成さ
れたメタルスクリーンとを使用して達成するごとができ
る。
混合物は、スクリーン印刷ドラムの内部から熱可塑性つ
、−ブ26の背面30へ加圧下に送り出される。図示す
るj−うに、ウェブ26は、アイドルローラ52に」;
ってスクリーン印刷ドラム50と裏張りドラト54間の
行路へ向(Jられる。
塗布ステーション48でシリカ混合物を塗布するのに利
用される装置の好ましい形態は、オランダ国ボックスメ
ルンのストック・ブラバン) B V社によって製仕ら
れたドラムプリンターから成り、そのタイプは、(ソル
クスクリーンの如き)光抵抗パターンが載置できる電気
形成メツシュスクリーン付きのドラムを備え、そこでの
スクリーンパターンは、約0.096インチル0.30
0インチ範囲のひし形セルサイズと、約0.010イン
チル約0.050インチのランナーまたはセル壁厚みを
与える。セルの形状、セルのパターン反復およびランナ
ー厚みにおける変形は、スクリーン印刷ドラム50」−
に用いられる印刷スクリーンを変更することによって達
成できる。また、ウェブの一定巾は種々のサイズのもの
であってよく、使用される印刷スクリーンは兼用式のl
]のものでもよい。
好ましい形態において、シリカ混合物は、西ドイツ国フ
ランクフルトのデグサ(Degussa)社の顔料部に
よって製せられ商品名ジベルナツト(Sjpernat
)D I Oとして市販されているような耐水性シリカ
から作ることができる。混合物の好ましい成分は、シラ
ン処理した二酸化ケイ素(S + 02)約35− 98%、酸化ナトリウノ、(Na、O)0.8%、三酸
化硫黄(SO3)0.8%、非極性脂肪族炭化水素溶媒
担体、極性溶媒、および所望および要求により濃厚剤を
含む混合物中耐水性シリカである。良好に使用される脂
肪族非極性炭化水素溶媒の1つは石油スピリットであり
、加工可能な混合物は、非極性情材として、有機アルコ
ール、好ましくはブタノールを使用して作ることができ
た。粘土をベースとした採炭性濃厚剤もまた、浮き彫り
した熱可塑性ウェブ上にシリカスラリーの良く定義され
たスクリーン印刷パターンを作るために変移量で使用す
ることができる。
溶媒と濃厚剤の特有の組み合わせは、正確なパターン中
にシリカを満足できる付着および保持するのに重要であ
る。微粒子材をスクリーン印刷するには一般に、樹脂ま
たは他の結合剤を使用して付着粒子を所定位置に保持す
る必要がある。しかしながら熱可塑性ウェブ」二での反
作用効果や反射性のために樹脂または結合剤はこの場合
には使用できない。
36− 他の重要な考慮点は流動学、または印刷スクリーンへ強
制されるときのシリカスラリーの流動特性である。スラ
リーは衰弱していなければならず、またはスクリーン開
口部に向けられるときには希薄でなければならない。そ
の後、充分な粘性が回復して、良好な水準の品質および
外観特性を有する良好に形成されたパターンを得る。な
お、他の考慮点は、熱可塑性ウェブをおかしたり品質を
落とすことなく前記した品質を得、逆反射パターンを形
成する溶媒賦形剤を使用することである。
ブタノールの如き極性溶媒を使用すると、スラリーに、
増大した固形物(シリカ)濃度を維持することができる
。しかしながら、上記溶媒は、ウェブを形成するために
使用される熱可塑性材と反応する。石油スピリットの如
き非極性溶媒は浮き彫りウェブを保全し、作用しないで
、満足できるシリカパターンを提供する。したがって、
極性および非極性溶媒のブレンド混合物は、反射性を弱
めることなくウェブを退化させることなく固形分を充分
に保持するのに有用であることが判明した。
好ましくは、i]水性シリカは約15〜約35重爪%の
範囲の割合で存在1−1非極性溶媒担体は約40〜約7
0重量%の範囲の量で存在12、極性溶媒は約10〜約
30重晴%の範囲の量で存在し、濃厚剤は約2〜約8重
M%の範囲の量で存在することができる。シリカ混合物
を形成する好ましい一例は、シベルナッl−D I O
耐水性シリカ20重量%、石面スピリy l□ 56重
里%、ブタノール20重量%、濃厚剤4重量%から成る
。上記の割合ではウェブを保全オるととらに有用なシリ
カパターンを与えることが判明した。
シリカ混合物を塗布後、ウェブ26は、生成シリカパタ
ーンが加熱される加熱オーブン56を通過し、ラミネー
トの立方体コーナー材の熱歪曲が生じる点に、ウェブ2
6を加熱することなく有機溶媒を除去する。
乾燥後、シリカは、ウェブ26の背面30」−で立方体
コーナー祠に、おそらくは静電力およびシリカ粒子の物
理的内部かみ合いによって、機械的に保持される。
それで、ウェブ26が混合物塗布ステーション48を出
た時、最初に調節されたラミネート58の形状をしてい
る。ずなわち、ウェブ26は、エレメントの一部でスク
リーン化したシリカ混合物の正確に形成したパターンと
、まださらされている立方体コーナー材の被覆されてい
ない部分とを有する立方体コーナー材を備えている。調
節されたラミネート58が乾燥オーブン56を出ると、
シリカ混合物中に存在する溶媒が除去されシリカ自体は
養生されるかまたはスクリーン上のパターンに乾燥され
ている第2の調整ラミネート構造物60となる。
第2調整ラミネート60はその後、裏張り塗布ステーシ
ョン62に入る。水をベースにした裏張りコーティング
を施すといくつかの結果が得られる。第1に、シリカが
スクリーン化または沈着していない領域は、裏張りコー
ティング部と浮き彫りしたまたは形成した熱可塑性ウェ
ブの背面30間に直接接触し、それで液状に裏張りした
混合物の付いた湿ったウェブ26が得られる。第2に、
39− 裏張りコーテイング材層は熱可塑性ウェブ26に形成さ
れたシリカパターンを重ね合イっせ、有効に塗布された
時、印刷したまたはスクリーン上のシリカパターンを乱
さないかまたは壊さない。第3に、裏張りはその後、乾
燥しまたは養生して熱可塑性ウェブ26に強く取り付い
て平坦で滑らかかつ一体化した表面を与え、そこへ感圧
また感温性粘着剤層の如き別の層が有効にかつ常套的に
適用され、ソリカバターンを保護または包み込むことが
できる。驚くべきかつ予期しなかった結果は、立方体コ
ーナーパターンに液状裏張りすることによってシリカが
透過するのが防市されることである。」;記したように
、そのような透過は最終的なラミネートの反射性に不利
益に影響する。
バックコーティング混合物を第2調整ラミネート60へ
適用するには、噴霧、ローラ当て、ゴムローラ当て等の
如き多数の方法で行うことができる。裏張りが適用され
る方法は、なかんずく、バックコートの正確な形成、お
よび乾燥後にシリカパターンによって耐えることのでき
る圧力または力40− によって決定される。
図示のために、裏張り塗布ステーション62は、1つの
ノズルまたは一連のノズル等であってもよい塗布手段6
6と連通ずる供給ヘッダーまたはタンク64を備えてい
ることで特色付けられる。シリカパターンを損傷しない
で塗布した後、バックコーティングをさらに均質に拡げ
るために、調節ブレード68の如き器具を使用すること
ができる。
プラテン70は、裏張り塗布中に第2の調整ラミネート
60を保持する。
塗布後、第3の調整ラミネート72は、バックコート材
を加熱養生する乾燥オーブン74に入り、第1図に示し
たようなバックコート層32が得られる。
裏張りを好結果に使用するには、裏張り形成がいくつか
の特に重要な作業パラメータに合致することが要求され
る。その1つに、乾燥したシリカパターンそれ自体は乱
されずにシリカパターンによって形成された比較的狭く
かつ浅いランナーが充填される等の流れ特性をバックコ
ーティングが備えていることである。これは、バックコ
ーティングがシリコンパターンを乱さずに適用できるこ
とを確実にするように、バックコーティングの粘性は注
意深く制御しなければならないことを意味する。他の特
徴は、バックコーティングが塗布シリカに透過できない
かまたは相互作用しないでシリカと立方体コーナーパタ
ーン間の界面に達することにある。さらに別の要求は、
バックコーティングが乾燥した時に要求される柔軟性お
よび頑強さを有していてラミネートにおける使用に耐え
ることである。理想的には、バックコーティングは、」
二記ラミネートで作られた物品の日中視覚を増進する色
彩が施こされているべきである。
好ましいバックコーティングはいくつか利用されている
。それぞれ、水様性または水をベースにした重合性混合
物またはシステム、白色化剤、変形剤、最終粘性を調節
するのに使用する濃厚剤およびl)H調節化合物を含ん
でいるのが一般的な特徴である。
第1に好ましいバックコーティング形成は以下の実例1
で得られる。
J1 1、DP−101、アクリル/ウレタンコポリマー約3
4%と水66%から成る水様性重合性系 69,7%〜
79.7% 2、tJcD−1060Q、固形公約72%を含む予め
分散した白色化剤(二酸化チタニウム) 21.5%〜
23.5% 3、Ba1ab3017A、変形剤 084%〜0.6% 4、CP−15(水中50%)、粘性調節用アクリル/
ベース化濃厚剤 1.5%〜2.5% 5、アンモニア(28%水溶液)、9.0〜10゜0へ
のI)H調節剤 θ〜0.3% 前記混合物は、水様性アクリル/ウレタンコポリマー系
に静かに攪拌しながら変形剤を添加して形成される。そ
の後、要すれば、白色化剤とアンモニアを静かに攪拌を
続けながら加える。その後、ブレード速度を増大させな
がら濃厚剤を加え、混43− 合物全体を調節速度で約30分間攪拌する。」二記操作
用に好ましい混合物は、米国カリフォルニア・ベルのメ
イヤーズ・エンジニアリング社によって製せられ、商品
名”550”として市販されている。
DP−101は、米国マザチューセッツ・ウィルミング
トンのポリビニル・ケミカル・インダストリース社の商
品名である。正確な成分は不明であるが、ポリビニル・
ケミカル・インダストリース社は、前記したバックコー
ト形成に利用した特定のウレタン/アクリルコポリマー
樹脂にのみ上記の商品名DP−101を付けている。U
CD−1060Qは、米国イリノイ・ランシングのユニ
バーザル・カラー・ディスパーンョン社の商品名であっ
て、水をベースにした系用の分散生成物を確認するため
に使用される。Ba1ab 3017−Aもまた商品名
バブルブレーカ(bubble breaker)を確
認するものであって、米国ニューヨークのビトコ・ケミ
カル・コーポレイション社の有機部の製品である。CP
−15はローム・アンド・バー44− ス(Rohm and Haas)社の商品名であって
、アクリルをベースにした濃厚剤である。
第2のバックコーティング材の形成は以下の実例2で得
られる。
実例2 1、エマルジョン E−1829、水様性重合性アクリ
ルエマルジョン 42.1%〜62.1% 2、水 2.2%〜[2,2% 3、エチレングリコール、抗脱皮流動改善剤1.5%〜
2.5% 4、UCD l060Q、予め分散した白色化剤(二酸
化チタニウム) 26.2%〜36.2% 5、 5yloid 169、ブロック化を防止するた
めの二酸化ケイ素平坦化剤 3.2%〜5.2% 6、 ジメチルアミノ エタノールI)H調節溶媒0.
3%〜05% 7、Ba1ab 3017A、変形剤 0.6%〜10% 8 、Texanol溶媒、フィルン、形成改善用合体
溶媒 1.4%〜16% 9、CP−15(水中50%)、粘性調節用アクリルベ
ース化濃厚剤 0〜1.6% 前記バックコーティングは水様性系に静かに混合しなが
ら変形剤を加えて製せられ、その後、水、抗脱皮剤、予
め分散した白色化剤およびアミンを連続的に静かに混合
しながら加える。その後、合体剤を加える。その後、プ
レート速度を増大し、濃厚剤を加えて粘性を所望レベル
に調節し、その後、生成混合物を調節速度で30分間攪
拌する。
エマルション(Emulsion)E−1829は、米
国ペンシルバニア・フィラデルフィアの〔1−ム・アン
ド・ハース社の商品名であって、アクリルエマルジョン
溶剤用のものである。5yloidは米国メリーラント
′・バルチモアのダビッドソン・ケミカル社・WR,ブ
レース部門の商品名であって、二酸化ケイ素平坦化剤用
のムのである。T exanolは、米国テネンー・キ
ンゲスポートのイーストマン・ケミカル・プロダクト社
の商品名であって、合体剤の確認に使用される。
第2図において、シリカ34とバックコーティング32
との両者を塗布後、浮き彫りした熱可塑性ウェブ26の
一部の断面を示している。図示するように、熱可塑性ウ
ェブの背面30は76で示した一連の谷間を設けている
。谷間76は、第1図に示した立方体コーナーパターン
が熱可塑性ウェブ26に浮き彫りされる時にウェブ26
に見られる立方体コーナー材を図式的に表わしている。
シリカ層34が塗布される時、隣接する立方体コーナー
材間の谷間76が充填され(スクリーンパターンがむき
出したウェブ26を残して)、本発明の好ましい実施例
では、充分量のシリカ34が塗布され、第2図の寸法A
で特色付けられているように、熱可塑性ウェブ26の浮
き彫り表面上、約0.0001〜約0003インチの距
離を伸張している。同様にして、バックコート層32は
、シリカ層34の上方、約0.002〜約0.004イ
47− ンヂの厚みBに塗布されている。ランナーまたは行路4
2が形成されている場所では、各ランナーは、第2図に
示すような全深さCに、好ましくは約0006インチに
、各谷間76の床を下方向に伸びてぬらずバックコート
材から成る。本発明の好ましい実施例では、各ランナー
は0001インチ深さであり、第2図の寸法で特色付け
られているように、00I5インヂijをしている。
ここで図示した実施例において、塗布したソリカバター
ンの各分離材は、第2図の寸法で特色付けられた平方形
の各辺の長さをした形状に平方形をしている。−に記し
たように、逆反射に利用可能な表面領域の割合は、第2
図および第6図に示したように寸法りおよびEを調節す
ることによって調節できる。ここで例えば、寸法りが0
.0 + 5インヂ、寸法Eが0200インヂであれば
、逆反射に利用可能な有効表面は84%である。寸法り
が002フインヂ、寸法Eが0.138インチであれば
、生成シート表面の約70%が逆反射特性を保持してい
る。寸法りが0.029インチ、48− 寸法Eが0.096インチであれば、生成シート全表面
の約55%が逆反射性を保有する。
それで、生成ラミナーシートが光源へ入射光を戻す程度
は、浮き彫りした立方体コーナーパターンを得るために
使用した型わく寸法または特徴を変化するよりもより容
易でかつ有効に、熱可塑性ウェブ26上に形成された実
際の立方体コーナータイプパターンとは独立して調節で
きる。
第4図において、第4の調節されたラミネート84が乾
燥オーブン74を出た後、感圧性または感温性粘着層3
6は生成ラミネート84を取ることで適用でき、バック
コーティング38に直装置いてもよい粘着層36で予め
被覆した裏張りまたは離型シート38が第1図に示した
ような完成したラミネート22を生成するステーション
を越えて引き出すことができる。最終的には使用時に、
キャリヤーシートは皮むきされ、完成ラミネート22の
受光面と同じ前面28がむき出しにされる。
以上、0.004インチを有する第2図の寸法Xで特色
付けられる深さを備えた立方体コーナー浮き彫りパター
ンに関して前記の実例および好ましい実施例を説明した
。変化する深さおよび変化する寸法のパターンを利用す
ることができ、塗布されるシリカの深さについて論議し
た寸法、およびそれにより形成されるランナーのl]お
よび深さは、本発明の範囲内で変えることができるのは
明らかである。
完成したシートは反射ソーティング用の明細書F’P−
79と合致するような物理特性をHしていて、その反射
性も異なるスクリーンパターンを利用することによって
容易に変えることができる。
さらに、存在するラミネートバックコーティングによっ
て達成される白色化は、完成材の昼光美観を実質的に増
大させる。シリカ、バックコーティングまたは粘着剤の
乾燥および養生中のラミネートの加熱も、フィルlい用
に選択された初期の器具おにび材料の特性に従って、ラ
ミネートの最終的反射性能に影響があるかもしれない。
以上説明したシリカパターンはひし形状パターンを示す
一連の平方形であるが、他のセルサイズおよび形状であ
っても、性能または外観のために有効であると思われる
ものは何でも、本発明の範囲内で可能であることは明ら
かである。
種々特有の好ましい実施例につき説明1.たが、これら
の実施例は開示のためのみに示したものであり、当該技
術分野の専門家には本発明の範囲内で種々の変形を容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の逆反射性ソーティングの1つの好まし
い形態を完全な構造として斜視図的にまた1部を拡大し
て図式的に示した説明図、第2図は第1図の2−2線に
沿った断面図、第3図は本発明の1つの形態から成る反
射シーテイングの形成表面を示す拡大断片的平面図、第
4図は本発明の好ましい形態に利用される工程および装
置の図式的および記号的説明図、第5図は本発明のシリ
カ層を適用するのに使用されるスクリーンパターンの1
形態の部分的平面図、第6図は本発明のシーテイングの
個々のセルの部分的拡大平面図である。 51− 10・・・ウェブ、12・・・シーテイング、14,1
”6,18・・立方体面、20・・ロール、22・・・
ラミネート、24・・・コア、26・・・ウェブ、28
・・・前面、30・・・背面、32・・・バックコート
フィルム、34 シリカ材、36・・・粘着層、38・
・・離型シート、40・・・パターン、42・・・ラン
ナー、44・・・平方形またはひし形状領域、46・・
・浮き彫り逆反射パターン、48・・ステーション、5
0・・・スクリーン印刷ローラ、52・・アイドルロー
ラ、54・・・裏張りドラム、56・・・加熱オーブン
、58・・・ラミネート、60・・・ラミネート構造物
、62・・ステーション、64・・・供給ヘッダーまた
はタンク、66・・・塗布手段、68・・・調節ブレー
ド、70・・・プラテン、72・・・ラミネート、74
・・・乾燥オーブン、76・・・谷間、82・・・生成
ラミネート、A、D、E、X、Y・・・寸法、B・・・
厚み、C・・・全深さ特許出願人 アメレース・コーポ
レイション代 理 人 弁理士 前出 葆 ほか1名5
2− 手続補正書(師) 昭和59年10月12日 特許庁長官 殿 2発明の名称 逆反射性シーテイングおよびその製造方法3、補正をす
る者 4代理人 5、補正命令の日付:自発 手続補正書(睦) 昭和59年10月16日 漉( 特許庁長官 殿 1 事件の表示 昭和59年特許願第196482 号 2発明の名称 逆反射性シーテイングおよびその製造方法3補正をする
者 4、代理人 5、補正命令の日付二自発 明細書 1、発明の名称 逆反射性シーテイングおよびその製造方法2、特許請求
の範囲 (1)受光しかつ透光する第1面および該第1面と間延
の第2飢(備えた熱可塑性ウェブを含久、逸第2面に逆
反射性パターンを形成VK比較的可撓性を有する逆反射
性積層シート構造において、上記第2L粒扱材料層を付
着旦て上記逆反射性パターンの選定部分を被覆するとと
もに該形成性パターンに当該粒状材料を排除した部分工
逗忙させる一方、 丸鼾第2胆バックコーティング材料を付着盗−すて上記
粒間材料を被覆し、該バックコーティング材料を上記i
tパターZ豫部に接触支止かつそこに固着8tすること
により腹第2唾閂バックコーティング層との間片上記粒
μs材料を包装支4ことを特徴とする逆反射性シーテイ
ング。 (2)粒板材料が規則前かつ繰り返しパターン?なるよ
うに付着ghた特許請求の範囲第1項に記載の逆反射性
ソーティング。 (3)粒間材料が個別に規則用9離間した各パターン素
子を形成するように付着開用、これ等のパターン素子力
月二記粒扱材料を排除した隣1o形成パター>1jtf
lf、軒より包囲され4特許請求の範囲第1項に記載の
逆反射性ソーティング。 (4)粒間材料が疎水性である特許請求の範囲第1項に
記載の逆反射性シーテイング。 (5)粒間材料が疎水性シリカである特許請求の範囲第
4項に記載の逆反射性シーテイング。 (6)粒間材料が約18ナノメートル(10−’m)の
粒径を有する特許請求の範囲第1項に記載の逆反射性シ
ーテイング。 (7)粒状−材料層が駐蜂幌疎水性粒扱材料、極性溶媒
および非極性溶媒から成るスラリーによat成され、上
記極性溶媒および非極性溶媒が熱可塑性ウェブに十分に
明瞭なパターンで上記疎水性粒板材料を付着材−る割合
をもって存在するようにV友特許請求の範囲第1項に記
載の逆反射性シーテイング。 (8)粒抜材料が疎水性シリカである特許請求の範囲第
7項に記載の逆反射性シーテイング。 (9)極性溶媒が脂肪族アルコールである特許請求の範
囲第7項に記載の逆反射性シーテイング。 (10)極性溶媒がブタノールである特許請求の範囲第
7項に記載の逆反射性ソーティング。 (11)非極性溶媒が石油スピリットである特許請求の
範囲第7項に記載の逆反射性シーテイング。 (12)極性溶媒がスラリーの約10〜30%容量存在
するとともに非極性溶媒が上記スラリーの約40〜70
%容量存在する特許請求の範囲第9項又は第10項に記
載の逆反射性シーテイング。 (13)極性溶媒がスラリーの約15%容量存在する特
許請求の範囲第9項又は第1O項に記載の逆反射性シー
テイング。 (14)スラリーが約15〜35%の疎水性杭抜材料、
約lO〜30%の極性溶媒および約40〜70%の非極
性溶媒から組成される特許請求の範囲第7項に記載の逆
反射性シーテイング。、 (I5)スラリーがチキソトロープ性増粘剤である特3
− 許請求の範囲第7項に記載の逆反射性シーテイング。 (16)バックコーティングが主として数隻ソ二泄水性
け1−から成る特許請求の範囲第1項に記載の逆反射性
シーテイング。 (17)バックコーティングが主割合のアクリル/ウレ
タンコポリマーを含む特許請求の範囲第16項に記載の
逆反射性シーテイング。 (18)バックコーティングが主割合のポリマー性アク
リル水性媒質系を含む特許請求の範囲第16項に記載の
逆反射性シーテイング。 (19)バックコーティングが基本的に、(a)約69
〜80%の割合のアクリル/ウレタンコポリマーの水性
媒質エマルジョン、(b)約21〜24%の割合の白化
剤、(C)約0.4〜0.6%の割合の脱泡剤、(d)
約1 、5〜2.5%の割合のアクリル丞増粘剤、およ
び (e)約1.3%城下優剤命のpH調節剤から構成され
る特許請求の範囲第16項に記載の4− 逆反射性シーテイング。 (20)バックコーティングが基本的に、(a)約42
〜62%の割合の水性媒質ポリマー性アクリル系社料、 (b)約2〜12%の割合の水、 (c)約1.5〜2.5%の割合の皮張り防止剤、(d
)約5〜36%の割合の白化剤、 (e)約3〜5%の割合の艶直剤、 (f)約0.3〜0,5%の割合のpu調節剤、(g)
約0.6〜1.0%の割合の脱泡剤、(h)約1.0〜
1.6%の割合の歌合剤、および(i濃3,6%肝の割
合の増粘剤 から構成される特許請求の範囲第16項に記載の逆反射
性シーテイング。 (21)逆反射性パターンが立方体コーナー型反射素子
アレイである特許請求の範囲第1項、第6項、第19項
、又は第20項に記載の逆反射性シーテイング。 (22)立方体コーナー素子アレイが所定の間隔先μユ
で規則的に繰り返される特許請求の範囲第21項5− に記載の逆反射性ソーティング。 (23)受光しかつ透光する第1飢杆よび該第1眸ζ同
延の第2叫剣有する熱可塑性ウェブ、」二記第2面に精
緻に形成された繰り返し逆反射性パターン、 上記第2@は掠抜旦判鼾N閣司すて上記胆道反射性パタ
ーンの選定部分を被覆するとともに該脛戚パターン掠潰
111及杯判遺ト1漸彦−残存させた粒板材利層、 上記第2飢屯付着盗婁て上記粒抜材料を被覆す4什ツク
コ一テイング材料層、 上記形pターンの残部と接触点ス左上記バックコーティ
ング材利、 クコ−ティング材料との間で上記杭抜材料を包装するよ
うにし、 上記バックコーティング材料と間延に適用bt=接着剤
層、および 上記接着剤層に離脱可能に装着した剥離シート6− から構成したことを特徴とする逆反射性積層シート構造
。 (24)第2面−仁規則咋ケ繰り返しパターンをもって
粒状材料を付着8ttッ該規則峰ケ繰り返1.パターン
が選垣橡何学吟形状q悶則眞イq離間した個別qパター
ン素子を含み、これ等のパターン素子カ月二記載状材料
を排除した」−記パターン9隣樟部分により包囲される
特許請求の範囲第23項に記載の逆反射性積層シート構
造。 (25)バックコーティング材料を付着今一スて粒扱祠
料と形婢(↑ターンの残ケ部とを被覆ず4特許請求の範
囲第23項に記載の逆反射性積層シート構造。 (26)粒セぐ材料が規則前線り返してン不状に付着−
1よる特許請求の範囲第23項に記載の逆反射性積層シ
ート構造。 (27)上記アレイが方形パターン素子から成り、これ
等のパターン素子がそれ等の間【9粒状材料を排除した
連続状のパスを形成する特許請求の範囲第26項に記載
の逆反射性積層シート構造。 (28)粒状材料が約18ナノメートル(10−9m)
の1− 粒径を有する特許請求の範囲第23項に記載の逆反射性
積層シート構造。 (29)粒4&+才利が疎水性ノリ力である特許請求の
範囲第23項に記載の逆反射性積層シート構造。 (30)バックコーティングが主割合の水性媒質アクリ
ル−ウlノタンー1ポリマーを含む特許請求の範囲第2
3項に記載の逆反射性積層ノート構造。 (31)バックコーティングが主割合のポリマー性アク
リル水性媒質系(4利を含む特許請求の範囲第23項に
記載の逆反射性積層シート構造。 (32)バックコーティングが基本的に疎水性払抜材料
、極性溶媒および非極性溶媒を含む特許請求の範囲第2
3項に記載の逆反射性積層シート構造。 (33)疎水性粒V…11が疎水性ノリ力である特許請
求の範囲第32項に記載の逆反射性積層シート構造。 (34)極性溶媒が脂肪族アルコールである特許請求の
範囲第32項に記載の逆反射性積層シート構造。 (35)極性溶媒がブタノールである特許請求の範囲第
32項に記載の逆反射性積層シート構造。 8− (36)非極性溶媒が石油スピリットである特許請求の
範囲第32項に記載の逆反射性積層シート構造。 (37)逆反射性積層シート構造を製造するにあたり、
(a)逆反射性パターンを有する熱可塑性材料から(b
)」―記アレイの一部分として上記粒μs材料を排除し
た複数のパスを形成する工程、 (C)バックコーティング材料層を適用して上記粒状材
料を被覆するとともに上記各パスを充填する工程、およ
び (d)上記バックコーティング材料を硬化gfで火牡エ
ンボス加工した面一と硬化バックコーティング材料との
間に上記粒状材料を包装する工程から構成したことを特
徴とする方法。 (38)受光しかつ透光する第1利よび該第1唾友同延
の第2皿全備えた熱可塑性ウェブを含むとともに、該第
2胆逆反射性パターンを形成見り比較的可撓性を有する
逆反射性積層シート構造において、 第2叫←付着さ倶−て上記形成パターンの選定部籾層、 第2叫←付着さす°て1−記載1に制別を被覆するバッ
クコーティング111層であって、1−記形成パター包
装するバックコーティング+−,41土層、および上6
り艮戚lメFイを一良四t4≦一点方−(−1−記逆反
射性ウェブの第1面ムら反射された入射光量を調節する
手段 を具備することを特徴とする逆反射性積層シート構造。 (39)反射調節手段が各パスの大きさおよび形状を定
めて」−記ウェブの第2血仲おける選定部分を被覆する
手段を含む特許請求の範囲第38項に記載の逆反射性積
層シート構造。 (40)粒μs材料が個別の規則的に離間した素子アレ
ーl〇− イを形成するように付着交れ、これ等の色素子が各パス
により包囲され4!!i−許請求の範囲第39項に記載
の逆反射性積層シート構造。 (41)アレイの各素子が方形状である特許請求の範囲
第40項に記載の逆反射性積層シート構造。 (42)各栓内が矩形状である特許請求の範囲第40項
に記載の逆反射性積層シート構造。 (43)アレイの各素子が一辺約0.200インチの方
形面を有する一方、各パスが約0015インチの幅を有
する特許請求の範囲第40項に記載の逆反射性積層シー
ト構造。 (44)各素子が一辺約0.138インチの方形面を有
する一方、各パスが約0.12フインチの幅を有する特
許請求の範囲第40項に記載の逆反射性積層シート構造
。 (45)各素子が一辺約0.096インチの方形面を有
する一方、各パスが約0029インチの幅を有する特許
請求の範囲第40項に記載の逆反射性積層シート構造。 (46)熱可塑性ウェブに適用または接触させるための
水性バックコーティングであって、 (a)約69%γ80%の書Q、Aのアクリル/ウレタ
ンコポリマーの水性媒質エマルジョン、(h)約21%
γ24%の割合の白化剤、(c)約0.4%ご−06%
の割合の脱泡剤、(d)約1.5%γ2.5%の比率の
アクリル性増粘剤、および (e)約0.3%以下の割合−のp tr調節剤を含む
=々−全特□召水□ζ二リニル−バックコーチ・イング
。 (47)ハ可塑性つェブ來荀俸に適用または橡煎遂刃“
−るための水性バックコーティングであって、(a)約
42%ご一62%の割合の水性媒質ポリマー性アクリル
系、 (b)約2%=12%の割合の水、 (c)約1.5%γ2.5%の割合の皮張り防;1−剤
、(d)約5%工36%の剋今の白化剤、(e)約3%
で5%の割合の艶消剤、 (f)約0.3%γ0.5%の割合のpr−r調節剤、
(g)約0.6%−1,0%の割合の脱泡剤、(h)約
1.0%γ16%の別命−の酢含溶媒、および (D3.0%以下の前金p増粘剤 を含むζζ+特ma↓泰バックコーティング。 (48)エンボス7Jl’iIした熱可塑性ウェブに適
用するための疎水性杭抜材料のスラリーであって、疎水
性シリカからなる固体、極性溶媒および非極性溶媒を含
むことを特徴とするスラリー。 (49)極性溶媒がスラリーの約15%二30%1ヶ在
し、非極性溶媒が約40%ニアo%1存在する特許請求
の範囲第48項拍記載の構造体。 (50)極性溶媒が脂肪族アルコールである特許請求の
範囲第48項拍記載の構造体。 (51)極性溶媒がブタノールである特許請求の範囲第
48項拍記載の構造体。 (52)非極性溶媒が石油スピリットである特許請求の
範囲第48項ぢ記載の構造体。 3、発明の詳細な説明 発明の利用分野 この発明は逆反射性シーテイング、特に、現在、ハイウ
ェー標識、道路標識、その他類似のものに広く用いられ
ている逆反射性シーテイングに関する。 技術背景 連邦政府は2つの1次型式の逆反射性シーテイング、即
ち、ガラスビードおよび立方体コーナ((Cube −
Corner))型のものを許可している。そのような
認可シーテイング材料は米国連邦ハイウェー管理運輸局
により刊行された“FP−79”と題する仕様書に見い
出される。現在、仕様書F’P−79は多くの州立ハイ
ウェー局によって譲り受け規格として採用されており、
それには立方体コーナ型の逆反射型シーテイングに見合
った最小限の仕様が記されている。そこに含まれる指定
の特性は逆反射性、色、材料の可撓性、耐ひび割れ性お
よび耐候性に関するものである。 立方体コーナー型リフレクタ−素子は視角2゜かつ入射
角0°でガラスビード型リフレクタ−素子よりも高い固
有強度を呈する。しかしながら、この発明の出願人の知
るところでは、市販品において前述のF P −、79
仕様書に記述されるクラス14− ITrBシーテイングに対する要求事項に見合うシーテ
イング材料を満足に供給し得る者が唯れもいない。 解決しようとする課題 この発明の第1の目的は、上述の所定の仕様に見合うと
ともに、本明細書において開示される新規な方法に基づ
いて経済性および商品性価値のある独特なシーテイング
製品を提供することにある。 逆反射性は根本的に全内部反射の原理により立方体コー
ナー型リフレクタ−素子を介して達成される。一般に、
立方体コーナー素子の各面に他の材料によって生成され
るどのような面接触も当該リフレクタ−素子の反射性能
に有害な効果を持たらすことはよく知られている。 しかしながら、上記素子の全面が金属化あるいは鏡面化
されると、その場合、逆反射は全内部反射に依存するよ
りもむしろ鏡面化された各面からの鏡反射によって達成
される。通常、金属化は昼光条件下で灰色がかった色あ
るいは黒色に着色されるとともに、また、一般に非金属
化立方体コーナー型素子と比べて夜間条件下で反射力を
低減せしめられる。 この発明は、概略、逆反射シーテイング構造の製造方法
および装置に関するものであり、特に、その裏面に精細
なあるい精緻な繰り返し逆反射パターンが設けられる」
−即熱可塑性シーI・と、該形成パターンを保護するバ
ックコーティングと、該熱可塑性シート上の形成パター
ンを被覆するように上記バックコーティングを接着する
とともに形成パターンと積層シートの両者の逆反射性能
を保存しかつ強化する中間層とを含む可撓性の積層シー
テイング構造の製造方法および装置に関するものである
。更に、詳しくは、この発明は立方体コーナー型逆反射
性積層シーテイングの製造に適用できるものである。 リフレクタ−および逆反射性材料を設計する技術におい
て、語”立方体コーナー”あるいは”三面体”あるいは
”四面体”は相互に直角を成す3つの面を構成する構造
又はパターンを表わすものであると認識されるが、何ら
各面のサイズおよび形状あるいは立方体コーナー素子の
光軸の配向が特殊なものに限定されるものではない。立
方体コーナーの各面は所要の角度反射応答性および採用
された立方体形成技術に応じて他のものと比ベザイズお
よび形状が相違しているものと思われる。 立方体コーナー型リフレクタ−の先行例はスチムソン(
Stjmson)に付与された米国特許第1,906.
655号およびヒースレイ(i−reasley)に付
与された米国特許第4,073,568号に見られ反射
光りフレフタ−を示しており、その各素子は □表面か
らそこに衝突する光が全て内部反射するようにした相互
に垂直な3つの面を備えている。ヒースレイは方形六面
体を形成した立方体コーナー型リフレクタ−を記述して
いる。 可撓性シーテイング形態をした方体コーナー反射性能の
恩恵を受けることが長い間要望されてきた。上述したよ
うに、そのようなシーテイングはハイウェー標識および
道路標識、マーカー、並びにそれ等と類似のものを製作
する場合に有利なものであり、その場合、平坦な硬い支
持表面に装着された高反射性の基板に種々の図形がシル
クスクリーン法あるいは他の方法で印刷され、描写され
る。そのような基板として使用しようとする場合、可撓
性の逆反射性シーテイングはロールに巻回したままで貯
蔵しかつ出荷することができるとともに、所定の適用に
必要な所望の形状およびサイズに容易に切断しあるいは
他の方法で成形することができる。このシーテイングの
反射性は、記号、マーカーおよびそれと類似のものに車
のヘッドライトからの光を反射させるものであり、永続
性光源を要することなく記号あるいはマーカーを照明し
て運転者が判読し得るようになっている。 そのような逆反射性シーテイングの製造は、可撓性を有
する熱可塑性シーテイング上にサイズの非常に小さい精
密な立方体コーナーパターンを形成するようにした装置
および方法により実施されてきた。好ましくは、そのよ
うなシーテイングは自己接着性積層体の形態に組立てる
ようにしてもよい。 その他、逆反射性の熱可塑性材料をシート形態で製造す
る要望があった。ジャンガーセン(Jungersen
)に付与された米国特許第2,310,790号、第2
,380,447号および第2,484,757号は、
従来公知のガラス製リフレクタ−の種々の欠点および脆
性の低いかつ可撓性のあるシート形態の反射性材料を提
供する際の種々の固有の利点を記述しかつ教示している
。そのように示唆しているにもかかわらず、ジャンガー
センがその特許に開示しているような製品を実際に商品
化したかどうかは全く分らない。 ローランド(Rowland)に付与された米国特許第
4.244,683号および第4,332,847号に
、立方体コーナー型逆反射性シーテイングを連続したノ
ン−ストップ工程で製造する願望が表示されてはいるが
、ローランドによって採択された方法は“半連続性”工
程(」−記特許第4.244.,683号 第24II
l1118〜34行、および上記特許第4,332,8
47号第2欄、26〜38行)であり、その理由は多分
当該方法では型プレートを頻繁に位置換えする必要があ
ることによるものと言われている。 デブリーズ(1)evries)等に付与された米国特
許第3,187,068号に、反射媒体と12でカプセ
ルに入れたガラスミクロスフェアを利用する反射性ソー
ティングの連続的製造法が開示されている。 デブリーズ等はそのようなシーテイングに加圧活性化接
着層を適用して選定した表面に該シーテイングセグメン
トを付着さ■るようにすることを記述している。 カーニヤ(c ourneya)に付与された米国特許
第3.649,352号に、ビーズ化したシーテイング
構造が記載されている。該シーテイングの一部分が加熱
されたときに反射性を有するようになり、かつ、該シー
テイングは他の物体に貼着できるように加圧活性化接着
層を含んでいる。 バルムクイスト(P almquist)等の特許第2
,407.680号は可撓性シート体中に反射性素子と
してガラス微粒体あるいはビーズを含有したものを利用
することを教示している。また、タング(T ung)
等の米国特許第4,367.920号に反射性素子とし
てガラス微粒体を用いた積層シート構造が記述されてい
る。 反射性ラミネート(積層)シーテイングの形成に共通ず
る問題点は、用途に応じて選定された反射性素子の所要
の逆反射性能を保存した状態で各薄層を互いに強固に接
着する方法を見い出すことにある。この問題をガラス微
粒体によって解決しようとした先行例がマツケンジー(
Mckenzie)に付与された米国特許第3,190
,178号に開示されている。そこでは、カバーシート
又はフィルムが裸のガラス微粒体を確実に被覆し、これ
は、該ガラス微粒体を当該カバーシートに接触させて埋
設するように当該材料の一部分に加圧する型部材を用い
て行われる。このように型部材は出来上ったシーテイン
グ構造上に個別のセルを形成する各グリッドと一緒に格
子パターンを生成する。各セルにおいて、微粒体とカバ
ーシート間に空間が維持され、入射光がカバーシートお
よび空間を通過9I− して埋設された微粒体によって逆反射される。 ホルメン()(01men)等の米国特許第3,924
゜929号は、一体的に立方体パターンを形成している
起立壁又は隔壁を有する立方体コーナー型上部硬質シー
トを開示している。隔壁は当該各立方体コーナー素子と
して一ヒ部シートから隔離して起立するとともに、個々
のセルから成る規則正しい幾何学的模様を形成するよう
に伸延している。各セルを充填するために粒子バッキン
グが用いられ、各隔壁を連結部材として作用させながら
、バック(裏張り)シートが」1記上部シートの背面に
取り付けられる。ホルメン等は可撓性のバック部材に結
合された各固定領域を形成する可成り大きな立方体コー
ナー素子を用いている。 マクグラス(McGrath)の米国特許第4,025
゜159号に、立方体コーナー型シーテイングの裏側に
キャリヤーフィルムを強制的に接触させるようにした型
枠を用いて、立方体コーナー型逆反射性シーテイングに
関する細胞質概念が記述されている。そこでは、キャリ
ヤーフィルムを放射によつ22− て硬化処理し、該フィルムを当該立方体コーナー型シー
テイングに結合し、上記マツケンジーの方法におけると
同様、形成された各セルはキャリヤーフィルムと立方体
コーナー型シートの裏面との間に延在する空間を包含し
ている。エアーセル構造は明らかに当該各立方体コーナ
ー素子の金属化処理を省略化したハーメチック封止セル
を提供しようとしたものであり、逆反射性を強化した空
気/熱可塑性材料の接続を提供つするものである。 成形あるいはエンボス加工された立方体コーナー型逆反
射性シーテイングを組み合わせて当該立方体パターンの
一部分として含まれるグイあるいは一体成形した隔壁も
しくは壁を用いる必要性もなく、シーテイングの反射性
能を保護しかつ強化している自己接着性積層体を形成す
ることを教示するものは今だ存在しない。更に、上述し
たり。 T FP−79仕様書における所定の要望事項を高めか
つ適合させつつ、当該材料に立方体コーナー素子の包囲
領域による利点を付与するようにしたものは今だに存在
しない。 多脚の即 熱可塑性シートあるいはウェブの裏側に逆反射性立方体
コーナー型パターンが形成される。上記ウェブの裏側に
スクリーン印刷により粒状[イ利の排除された選定部分
を残存させたパターンとなるように疎水性粒状材料、例
えば、シランにより処理されたシリカ等を含む液状ビヒ
クルあるいは溶媒から成る薄層が付着される。次いで、
ウェブを乾燥して溶媒を追い1旧7、その後、該粒状材
料パターンに水性バックコーティングが111着され、
そのバックコーティングの一部分が当該ウェブの粒状材
料を排除(7た熱可塑性ウェブの各部分と直接接触させ
られる。その後、上記バックコーティングは乾燥あるい
は硬化され、その−にに感圧あるいは加熱活性化接着剤
等の接着層を付着する。このような手順によりパターン
化したウェブ材料を積層体として組立てることができろ
。この積層体は精密な立方体コーナーパターンの逆反射
性を保護している活性化接着層を含んでいる。 この発明の好ましい実施例においては、疎水性シリカ混
合物の薄層がエンボス加工された熱可塑性ウェブの裏面
にダイヤモンド状パターンを形成するように被覆あるい
は拡張させられ、その後、乾燥される。次いで、上記シ
リカ層上に水性バックコーティング混合物あるいは調合
剤を付着させて該シリカを包装するとともに熱可塑性シ
ートと接触させ、そこではシリカが全く付着しないよう
にする。次いで、バックコーティングを加熱して乾燥お
よび/又は硬化せしめて連続フィルムを形成する。次に
、感圧あるいは加熱活性化接着剤を硬化バックコーティ
ング層に付着させるとともに、当該積層体が目的物に取
り付けられる際に除去される剥離シートにより該接着層
を保護するようにする。 完成された積層体は道路あるいはハイウェー標識等の支
持表面に取り付けられるように切断され、切削されある
いは他の方法で成形される。その後、種々の図形あるい
は他の符号等が積層体の最」二面に塗料で描かれ、印刷
され、シルク−スクリーン印刷され、あるいは他の方法
で付着させられる。 このようにして、迅速かつ容易に高い逆反射性を有する
最終製品が製造される。 以下に、この発明を、添付図面とともに説明する。 実施例− 第3図において符号10は、本発明の薄層ラミネートを
形成するのに使用される立方体コーナー型逆反射性の熱
可塑性ウェブを概括的に示すものである。第3図に見ら
れるように、好ましくはエンボス加工により透明な熱可
塑性材料から立方体面14,16.18によって特色付
けられる立方体コーナー反射材の逆反射性および反復性
パターンを形成するウェブ体を形成した柔軟な逆反射性
シーテイング12の一部分の背面が描かれている。 上記シーテイングの好ましいl形態において、シート1
2は添加されたLJ V (紫外線)抑制剤あるいは吸
収剤を含む改良耐衝撃性アクリル材料から形成され、エ
ンボス加工(浮き彫り)する以前には平行な前面および
背面を有しその初めの肉厚が約0゜006インチとされ
るる。 シーテイング12に形成される立方体コーナーパターン
は、正確かつ精緻なパターンに形成されている。例えば
、第2図に示すように、立方体コーナーパターンがシー
ト12に浮き彫りされる深さは0.00338インチ(
寸法X)とされる。第3図の寸法Yで示ずように、シー
ト12に形成される各立方体は、」−記したようなXで
示した深さに対して約0.0072インチ離間して配置
される。第1図に示した立方体パターンはその光軸をソ
ート12の面に垂直にした立方体を表わしており、本発
明の薄層ラミネートの逆反射性ウェブの形成時、他の型
およびパターンを利用することができる。 第1図において符号20は、概括的に、以下に詳述する
本発明の好ましい形態に従って製造された逆反射性薄層
ラミネート(積層体)22製ロールを示す。ここに示す
ように、ラミネート22はコア24に巻かれている。熱
可塑性ウェブ26は前面または表面28と背面または裏
面30とを備えており、該背面30に第3図に示すよう
な立方体コーナー型逆反射性パターンが浮き彫りされて
いる。熱可塑性ウェブ26は約6ミル(0,006イン
チ)の厚みとすることができる。 熱可塑性ウェブ26の背面30に接合されているのは、
バックコーティングまたはフィルム32である。本発明
の好ましい形態において、パックコートフィルン、32
と背面30との間には、以下に述べろようにして、疎水
性粒状シリカ祠34が装入されている。 本発明の好ましい実施例において、粘着層36が、現在
既知の方法で離型シート38に接合され、その後、完成
ラミネート22を形成するように硬化バックコートフィ
ルム32に接合されている。 この完成ラミネート22はそこに浮き彫りされた立方体
コーナーパターンの逆反射性を保全するようにシーテイ
ング12に付着させた感圧性または感熱性粘着層36を
含んでいる。離型シート38はラミネート22が所望に
所定表面へ適用されるまで粘着層36を保護するために
使用される。 ゛第4図は、第3図に示したタイプの逆
反射性ンーティングラミネートを製造するための装置お
上び一連の工程の好ましい配置を図式的に示すものであ
る。 浮き彫りした熱可塑性ウェブの背面側に直接粘着剤を塗
布すると、逆反射能力に望ましくないかつ許容できない
損失が生じる。これは、浮き彫りした熱可塑性ウェブ2
6の表面側と粘着剤とが接触することから生じる。すな
わち、浮き彫りパターンによって形成された谷間が充填
され、当該物質量に形成された各界面の屈折率が適当な
逆反射を生じるためには余りにも接近し、よって、透明
フィルムは光の逆反射を有効ならしめるための全内部反
射現象をもはや利用できなくなるからである。この問題
を解決するために、立方体コーナーパターンの実質的部
分が背壁と立方体コーナー素子間を空隙を介してハーメ
チックシールするか、または粘着層(または他の粘着材
)を強固に固着せしめている開成形ウェブの逆反射性を
保護するように各立方体コーナー素子をは裏打ちしなけ
ればならない。そのような保護がなくかつそのような−
9,9−+++ 固着がなければ逆反射性浮き彫りウェブの有効性がきわ
めて脆くかつ低下してしまう。 偶然にも、疎水性粒状剤を使用すると」1記の保護が与
えられることが分かった。そのような粒状材料としてキ
シレン処理ガラス粒子、粉末状シリコンゴムおよびシラ
ン処理シリカがある。 本発明において、原理的にシランで処理されたアモルフ
ァスシリカから成る疎水性シリカ混合物は、浮き彫りし
たパターンによって形成された谷間を充填するのに用い
たとき、最も実際的な目的のために形成されたパターン
の逆反射性を保全することが分かった。くり返すが、こ
の効果が何故得られるかは正確に知られていない。すな
わち、浮き彫り熱可塑性ウェブの背面への粒状物の点接
触が、おそら(は立方体コーナーパターンの背面側に充
分な空隙を保持することによってパターンの逆反射性を
保持するように作用するものと理論づけられている。し
かしながら、本発明は、使用されるシリカ粒子が、例え
ばホルメン等による米国特許第3,924,929号の
如き先行特許に開30− 示されている粒子よりもかなり微細であるにもかかイつ
らず卓越した結果を得ることができる。 上記シリカを使用すると、低コスト、有用性、および成
形の容易性および正確さの如き利点が得られる。さらに
、従来一般に使用されてきたガラスピーズタイプと比較
してフィルム外観を可なり改善したフィルムに対しユニ
ークな色彩および反射特性を付与する。 ホルメン等の参照文献に関して上述したように、硬質の
成形された前面パターンの一部として、本発明に使用さ
れるシリカ粒子以上に大きな粒子サイズを有する粒状化
合物を適用すべく個々のポケットを形成する直立壁また
は隔壁を設けることによって反射損失の問題を解決しよ
うとする種々の試みが行なわれてきた。そのような試み
、とりわけ本発明に利用される立方体コーナータイプの
浮き彫りパターンに関する種々の欠点が明らかにされて
いる。硬質隔壁の使用はセルのサイズおよび形状を限定
してしまう。最初の型枠に形成する以外のセルサイズを
必要とする逆反射性シーテイングのタイプ毎にセパレー
ト型枠を形成せねばならない。 語“セルサイズ″′とは粒状裏張り飼料用の単一ポケッ
トを形成するように各壁部によって境界を成しまたは区
分される領域を意味する。 この発明において示されるような精度をもって微細にか
つ正確に製作された比較的硬い型枠パターンによってそ
のような隔壁を形成することは、また、成形具から形成
熱可塑性ウェブを取り出すことに関する問題を惹起する
。これはとりわけ隔壁または各壁部が立方体コーナーパ
ターンの深さよりも大きい距離を6って型枠内方に伸延
している場所において問題となる。 本発明の好ましい実施例は、疎水性シリカを使用する疎
水性シリカ混合物、有機溶媒および増粘剤を混合するこ
とおよびこの混合物を、所望のパターンに形成された熱
可塑性ウェブの背面側に液状の形態で塗布することを含
む。この方法および製造物の1つの利点は、浮き彫りウ
ェブを形成するのに使用した工具を変更することなく、
パターンが好都合にフィルムの反射能力を変更できる点
にある。その後、部分的に塗装されまたは刻印された熱
可塑性ウェブは乾燥オーブンに通して、混合物を形成す
るために使用された溶媒を取り除かれ、熱可塑性シート
」二のパターンが乾燥される。 シリカが塗布された熱可塑性ウェブにおけるパターンは
熱可塑性ウェブ−Lにシリカを排除した選択部分または
領域を残存させる。 第5図において、符号40はこのように選択されたパタ
ーンを概括的に示す。各ランナーまたはパス42は熱可
塑性ウェブ26の背面においてシリカが付着していない
領域を表わしている。各方形またはダイヤモンド形状領
域44は熱可塑性ウェブ26の表面においてシリカ混合
物が付着した領域を表わしている。 第6図において、シリカ混合物によって被覆された領域
の実際の割合は各ランナーまたはパス42の厚みまたは
幅および各ランナーによって境界を成す領域を有するセ
ル44を具備するシリカ付着用の選択パターンによって
定められ、符号46によって部分的に示す浮き彫り逆反
射パターンに33− よって入射光を受けかつ逆反射するのに充分利用される
。 第4図において、熱可塑性ウェブ26は、連続工程をも
って当該成形機(詳細を図示せず)から直接引き出しま
たは浮き彫りウェブ26が巻き取られる分離供給リール
(詳細を図示せず)から引き出すことができる。所望で
あれば、ウェブ26は背面30を露出させたままで萌面
28と間延の裏張りシート(詳細を図示せず)によって
支持するようにしてもよい。 本明細書においてウェブ26というときは、ウェブ26
で形成された薄層ラミネートおよび上記バックコーティ
ングシートを含んでいることに注意しなければならない
。 ウェブ26は、例えば、動力ローラーによってシリカ混
合物塗布ステージeン48に引き出される。ここで図式
的に示すように、シリカ混合物をウェブ26に塗布する
好ましい手段および方法は、その外周部に装着されたス
クリーン印刷ローラ50と、シリカ混合物を塗布するの
に望ましい形状34− またはパターンを与えるように形成されたメタルスクリ
ーンとを使用して達成することができる。 混合物は、スクリーン印刷ドラムの内部から熱可塑性ウ
ェブ26の背面30へ加圧下で送り出される。図示する
ように、ウェブ26はアイドルローラ52によってスク
リーン印刷ドラム50とバックコーティングドラム54
との間のパスへ指向させられる。 塗布ステーション48でシリカ混合物を塗布するのに利
用される装置の好ましい形態は、オランダ国ボックスメ
ルンのストック・ブラバントBV社によって製作された
ドラムプリンターから成る。 この型式の機械は(シルクスクリーンの如き)フォトレ
ジストパターンの装着可能な電気板メタルスクリーン付
きのドラムを備え、そのスクリーンパターンは約0.0
96インチル0.300インチの範囲のダイヤモンド形
セルサイズと厚さ約0゜01010インチル、050イ
ンチのランナーまたはセル壁とされる。セルの形状、セ
ルの繰り返しパターンおよびランナー厚みを種々に変更
するには、スクリーン印刷ドラム50−1−に用いられ
る印刷スクリーンを変更することに」;って達成できる
。また、ウェブの一定幅は種々のサイズのものであって
よく、使用される印刷スクリーンは互換性のある幅寸法
のものでもよい。 好ましい形態において、シリカ混合物は、西ドイツ国フ
ランクフルトのデグザ(1)6gussa)社の顔料部
によって製造される商品名ジベルナツト(Sipern
at)D I Oとして市販されているような疎水性シ
リカから作ることができる。混合物の好ましい成分は、
シラン処理1.た二酸化ケイ素(S+Op)約98%、
酸化すl・リウム(Na、0)0.8%お上び三酸化硫
黄(SQ、)0.8%を含む混合物の疎水性シリカ、非
極性脂肪族炭化水素溶媒担体、極性溶媒並びに所望らし
くは所要の増粘剤である。使用に好都合な非極性脂肪族
炭化水素溶媒の1つに石油スピリットがあり、加工可能
な混合物は非極性溶媒として有機アルコール、好ましく
は、ブタノールを使用して生成したものである。種々の
量の粘土系チキソトロピー性(採炭性)増粘剤がまた 
゛浮き彫り熱可塑性ウェブ上にシリカスラリーから成る
良好なスクリーン印刷パターンを作成するために使用さ
れる。 溶媒と増粘剤との特有な組み合わせは精密にかつ正確に
パターン中にシリカを満足に付着しかつ保持するのに重
要である。微粒子材をスクリーン印刷するには、一般に
、樹脂または他の結合剤を使用して付着粒子を所定位置
に保持する必要がある。しかしながら熱可塑性ウェブ上
での反作用効果や反射性のため1こ樹脂または結合剤は
この場合には使用できない。 他の重要なことは印刷スクリーンに強制的に通される際
のシリカスラリーの流動学または流動特性を考慮するこ
とである。スクリーン開口に通されるときにはスラリー
は“緩和“あるいは希釈化されていなければならず、そ
の後、充分な粘性が回復して良好な水準の品質および外
観特性を有するように良好に形成されたパターンを保持
するようにする。なお、他の考慮点は逆反射性パターン
が形成される熱可塑性ウェブを破壊したり品質を劣化さ
せることなく前記した品質の得られる溶媒ビヒクル(賦
形剤)を使用することである。 ブタノールの如き極性溶媒を使用すると、スラリーに、
増大した固形物(シリカ)濃度を維持することができる
。しかしながら、」二足溶媒はウェブを形成するために
使用される熱可塑性材と反応する。石油スピリットの如
き非極性溶媒は浮き彫りウェブを保護するものの満足で
きるシリカパターンを提供するように作用するものでな
い。したがって、極性および非極性溶媒のブレンド混合
物は、ウェブの反射性を弱めることなくかつウェブを劣
化させることなく固形分を取り扱うのに充分に有用であ
ることが判明した。 好ましくは、疎水性シリカは約15〜約35重量%の範
囲の割合、非極性溶媒担体は約40〜約70重量%の範
囲の量、極性溶媒は約10〜約30重量%の範囲の屑、
増粘剤は約2〜約8重量%の範囲の量とされる。シリカ
混合物の好ましい配合の一例は、ジベルナツトDIO疎
水性シリカ20重量%、石油スピリット56重量%、ブ
タツー−′A11− ル20重量%および増粘剤4重量%である。上記の割合
は有用なシリカパターンを提供する一方で該ウェブを保
護することが判明した。 シリカ混合物の塗布後、ウェブ26は加熱オーブン56
を通過させられ、そこで生成シリカパターンが加熱され
てラミネートの立方体コーナー素子の熱歪曲が生じる温
度までにウェブ26を加熱することなく有機溶媒が除去
される。 乾燥後、シリカは、ウェブ26の背面30における各立
方体コーナー素子に機械的に保持され、それは、おそら
く各シリカ粒子間の静電力および物理的内部かみ合いに
よるものと考えられる。 このようにして、ウェブ26が混合物塗布ステーション
48を出た時に1次調整ラミネート58の形態とされる
。すなわち、ウェブ26は各素子領域を遮蔽するシリカ
混合物の精緻な形成パターンと露出した立方体コーナー
素子の非被覆部分とから成る複数の立方体コーナー素子
を備える。調整ラミネート58が乾燥オーブン56を出
ると2次調整ラミネート構造60となり、そこではシリ
カ混合物中に存r[する溶媒が除去されてシリカ自体が
スクリーン印刷パターンの形態に硬化または乾燥される
。 その後、2次調整ラミネート60はバックコーティング
(裏張り)塗布ステーション62に入る。 水性バックコーティングを施すといくつかの効果が得ら
れる。第1に、シリカが遮蔽または沈着していない領域
がバックコーティング部と浮き彫りしたまたは他の方法
で形成した熱可塑性ウェブ26の背面30と直接接触し
、このようにして液状バックコーティング混合物の(=
Iいた“湿り”ウェブ26が得られる。第2に、バック
コーティング制別層は熱可塑性ウェブ26に形成された
シリカパターンを被覆し、有効に塗布すれば、印刷また
は遮蔽シリカパターンを構部したりあるいは破壊し)こ
りしない。第3に、裏張りは、その後、乾燥されあるい
は硬化されて熱可塑性ウェブ26に強固に強く取り付け
られ、そこへ感圧性または感熱性接着剤等の別の層が有
効にかつ簡単に適用され、平坦で滑らかにかつ一体化し
た表面が得られ、よって、シリカパターンを保護するよ
うに被覆または包み込む。驚くべきかつ予期しなかった
ことは、立方体コーナーパターンに対する液状バックコ
ーティングによってシリカの透過を防止することである
。上記したように、そのような透過は最終組み立てラミ
ネートの反射性に悪影響を与える。 バックコーティング混合物の2次調整ラミネート60へ
の適用は噴霧、ローラ当て、スキーズ式、その他これと
同類の方法等、種々の方法で行うことができる。裏張り
を適用する方法は、なかんずく、バックコートの正確な
形成、および乾燥後にシリカパターンが耐えることので
きる圧力または力にしたがって決定される。 図示のために、バックコーティング塗布ステーション6
2は1つのノズルまたは一連のノズルあるいはそれと同
類の塗布手段66と連通ずる供給ヘッダーまたはタンク
64を備えているという特徴がある。調節ブレード68
の如き器具を使用すれば塗布後にシリカパターンを損傷
しないでバックコーティングをより均質に延在させるこ
とができる。プラテン70は裏張り塗布時2次調整ラミ
ネート60を保持する。 塗布後、3次調整ラミネート72はバックコート材料を
加熱硬化する乾燥オーブン74に入り、第1図に示した
ようなバックコーティング層32が得られる。 バックコーティングを有効に使用するには、バックコー
ティング形成がいくつかの特に重要な作業パラメータに
合致することが要求される。その1つは、バックコーテ
ィングが乾燥したシリカパターン自体を構部することな
く、該シリカパターンによって形成された比較的狭いか
つ浅いランナーが充填されるような流動特性を有するこ
とである。 これは、バックコーティングが確実にシリコンパターン
を構部することなく適用できるように、該バックコーテ
ィングの粘性を注意深く制御しなければならないことを
意味する。他の特徴は、バックコーティングが塗布シリ
カを透過できないかまたはそれと相互作用を行わないで
該シリカと立方体コーナーパターンとの界面に到達させ
ることにある。さらに別の要求は、バックコーティング
が乾燥された時、所要の柔軟性および強靭性を有してい
てラミネートの耐用性を有することである。 理想的には、バックコーティングは、また、」1記ラミ
ネートから作られた物品の昼間時の可視性を増大する色
彩を施こしてもよい。 幾つかの好ましいバックコーティングが使用された。こ
れらは、一般的にそれぞれ、水性媒質または水性ポリマ
ー性混合物またはシステム、白色化剤、脱泡剤、最終粘
性の調節に使用する増粘剤およびpI−T調節成分を含
んでいる特徴がある。 以下に第1の好ましいバックコーティング形成例を実例
1として示す。 実例1 1、 アクリル/ウレタンコポリマー約34%と水66
%から成る水性媒質性ポリマー系D’P−10169,
7%〜797%2、固形公約72%を含む予備分散白色
化剤(二酸化チタニウム) UCD−1060Q21.
5%〜23,5% 3 脱泡剤 Ba1ab30 ] 7 Ao、4%〜0
6% 4、 アクリル系粘性調節用増粘剤 CP−15(水5
0%)1.5%〜2.5% 5、pH9,0〜10.0に調節するアンモニア(28
%水溶液) 0〜0.3% 前記混合物は、水性媒質アクリル/ウレタンコポリマー
系に静かに攪拌しなから脱泡剤を添加して形成される。 その後、所望であれば、白色化剤とアンモニアを静かに
攪拌を続けながら加える。 その後、ブレード速度を増大させながら増粘剤を加え、
混合物全体を調節速度で約30分間攪拌する。好ましい
そのような処理用混合物は、米国カリフォルニア・ベル
のメイヤーズ・エンジニアリング社によって製造され、
商品名”550”として市販されるものがある。 DP−101は米国マサチコーセッッ・ウィルミングト
ンのポリビニル・ケミカル・インダストリース社の商品
名である。成分の詳細は不明であるが、ポリビニル・ケ
ミカル・インダストリース社は、前記バックコート形成
に利用される特定のウレタン/アクリルコポリマー樹脂
にのみ上記の商品名DP−101を付けている。UCD
−1060Qは、米国イリノイ・ランシングのユニバー
サル・カラー・ディスパーンョン社の商品名であって、
水性系分散生成物を確認するために使用される。Ba1
ab 3017−Aもまたバブルブレーカ(bubbl
e breaker)の商品名であって、米国ニューヨ
ークのビトコ・ケミカル・コーポlノイション社の有機
部門の製品である。CP−15はローム・アンド・ハー
ス(Rohm and Haas)社の商品名であって
、アクリル系増粘剤である。 以下に、第2のバックコーティング形成例を実例2とし
て示す。 実例2 11、水性媒質ポリマー性アクリル系エマルジョン エ
マルジョンE−1829 42,1%〜62.1% 2、水 2.2%〜12.2% 3、皮張り防止流動改善剤 エチレングリコール、 1
.5%〜25% 4、予備分散白色化剤(二酸化チタニウム)UCD+0
60Q 26.2%〜362%5、 ブロック化防止用
酸化ケイ素艶消剤5yloid I 69 3.2%〜
52%6、 ジメチルアミノ エタノールpH11節溶
媒0.3%〜0.5% 7、脱泡剤 Ba1ab 3017A O16%〜10% 8、 フィルム形成改善用融合溶媒 Texanol溶
媒 14%〜16% 9、粘性調節用アクリルペース系増粘剤 CP−15(
水50%)0〜1.6% 前記バックコーティングは水性媒質(水輸送)系材料に
静かに混合しなから脱泡剤を加えて製造され、その後、
水、皮張り防11−剤、予備分散白色化剤およびアミン
を連続的に静かに混合しながら加える。その後、融合剤
を加える。その後、ブレード速度を増大し、増粘剤を加
えて粘性を所望レベルに調節し、その後、生成混合物を
調節速度で346− 0分間攪拌する。 エマルジョン(Emulsion)
E−1829は、米国ペンシルバニア・フィラデルフィ
アのローム・アンド・ハース社の商品名であって、アク
リル系エマルジョンビヒクルである。5yloidは米
国メリーランド・バルチモアのダビッドソン・ケミカル
社・W、R,ブレース部門の商品名であって、二酸化ケ
イ素艶消剤である。Texanolは、米国テネシー・
キンゲスポートのイーストマン・ケミカル・プロダクト
社の商品名であって、融合剤に使用される。 第2図において、シリカ34とバックコーティング32
との両者を塗布後の浮き彫り熱可塑性ウェブ26の一部
断面を示す。図示するように、熱可塑性ウェブの背面3
0は概括的に76で示す一連の谷間を含んでいる。谷間
76は、第1図に示す立方体コーナーパターンが熱可塑
性ウェブ26に浮き彫りされた時に該ウェブ26に表れ
る各立方体コーナー素子を図式的に表わしている。シリ
カ層34の塗布時、隣接する立方体コーナー素子間の谷
間76が充填され(スクリーンパターンがつニブ26を
露出させる場所を除く)、本発明の好ましい実施例では
、第2図中、寸法Aで示すようにシリカ34が熱可塑性
ウェブ26の浮き彫り表面に約0.0001〜約0.0
03インチの間隔をもって延在するように十分に塗布さ
れる。同様にして、バラフコ−1・層32がシリカ層3
4−1−に約0.002〜約0.0(L4インヂの17
みBをもって塗布される。各ランナーまたはパス42が
形成されている場所では、各ランナーは、第2図に示す
ような全深さC1好ましくは約0.006インチをもっ
て各谷間76の床と結合するように下方向に伸延するバ
ックコート材から成る。本発明の好ましい実施例では、
各ランナーは0.001インチの深さとされ、第2図に
示すように、0015インチ程度の幅寸法を有している
。 ここで図示した実施例において、塗布シリカパターンの
個別の各素子は、第2図に示すような大きさの方形の1
辺の長ざを有している。」一連したように、逆反射に利
用可能な表面領域の割合は、第2図および第6図に示す
ような寸法りおよびEに調節することによって調節でき
る。ここで、例えば、寸法りが0.015インチ、寸法
Eが0.200インチであれば、逆反射利用可能な有効
表面は84%である。寸法りが0.02 フインチ、寸
法Eが0.138インチであれば、生成シート表面の約
70%が逆反射特性を保有する。寸法りが0.029イ
ンチ、寸法Eが0.096インチであれば、生成シート
全表面の約55%が逆反射性を保有する。 このように、生成積層シートが光源へ入射光を戻す度合
は、熱可塑性ウェブ26に形成された実際の立方体コー
ナー型パターンと独立に調節することができる。この場
合、浮き彫り立方体コーナーパターンの製造に使用した
型枠寸法または形態を変化させるよりもより容易かつ有
効な方法で行われる。 第4図において、4次調節ラミネート84が乾燥オーブ
ン74を出た後、該生成ラミネート84を取り出すとと
もにバックコーティングあるいは剥離シート38に接着
剤36が予め塗布されるステーションに引き出すことに
より感圧性または感熱性接着剤層36が取り付けられて
生成ラミネート84とされる。該層36はバックコーテ
ィング38に直接積層されて第1図に示すような完成ラ
ミネート22とされる。最終的に、使用時、キャリヤー
シートは剥離され、完成ラミネート22の受光面として
の前面28が露出される。 以上、」二連した各実施例および好ましい実施例は第2
図における深さ寸法Xを0.004インチとする立方体
コーナー浮き彫りパターンについての説明であることに
注意しなければならない。深さおよび寸法を種々に変化
させたパターンを利用することができ、検討された塗布
されるシリカの深さ寸法およびそれにより形成されるラ
ンナーの幅および深さ寸法は本発明の精神およびその範
囲内で種々に変えることができることは明らかなことで
ある。 」二足完成シートは反射性シーテイングの仕様書FP−
79を満足する物理的特性を有し、その反射性も種々の
スクリーンパターンを利用することによって容易に変化
させることができる。さらに、積層バックコーティング
を設けることによって達成される白色化は、完成品の昼
光美観を実質的に増大させる。ソリ力、バックコーティ
ングまたは接着剤の乾燥および硬化時におけるラミネー
トの加熱は主要器具およびフィルムに選定された材料の
特性に応じて当該ラミネートの最終的な反射性能に影響
を与える。 以」二に説明したシリカパターンはダイヤモンド形状パ
ターンを示すようにした一連の方形体とされるが、所要
の性能または外観を呈するとともに本発明の精神および
範囲内のものであれば他のセルザイズおよび形状として
もよいことに注意しなければならないる。 種々の好ましい実施例につき説明したがこれらは実施例
としてのみ開示するものであり、当該技術分野の専門家
には本発明の精神およびその範囲を逸脱することなく種
々に容易に変形することができる。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の逆反射性シーテイングの1つの好まし
い形態の完全構造体の部分拡大斜視図、第2図は第1図
の2−2線断面図、第3図は本発明の一実施例の反射ソ
ーティングの形成表面を示す拡大部分平面図、第4図は
本発明の好ましい一実施例に用いることのできる工程お
よび装置説明図、第5図は本発明のシリカ層の適用に使
用されるスクリーンパターンの1形態の部分平面図、第
6図は本発明のソーティングの各セルの部分拡大平面図
である。 10・・・ウェブ、I2・・・ソーティング、14,1
6.18・・・立方体面、20・・・ロール、22・・
・ラミネー1−124・・コア、26・・・ウェブ、2
8・・・前面、30・・・背面、32・・・バックコー
トフィルム、34・・ソリ力付、36・・・粘着層、3
8・・離型シート、40・・・パターン、42・・・ラ
ンナー、44・・・平方形またはひし形状領域、46・
・・浮き彫り逆反射性パターン、48・・・ステーショ
ン、50・・・スクリーン印刷ローラ、52・アイドル
ローラ、54・・・裏張りドラム、56・・・加熱オー
ブン、58・・・ラミネート、60・・・ラミネート構
造物、62・・・ステーション、64・・・供給ヘッダ
ーまたはタンク、66・・・塗布手段、68・・・調節
ブレード、70・・・プラテン、72・・・ラミネート
、74・・・乾燥オーブン、76・・谷間、82・・・
生成ラミネート、A、D、E、X、Y・・・寸法、B・
・・厚み、C・全深さ特許出願人 アメレース・コーポ
レイション代 理 人 弁理士 青白 葆 ほか1名手
続補正書(睦) 昭和59年10月17日 昭和59年特許願第196482 号 2発明の名称 逆反射性シーテイングおよびその製造方法3、補正をす
る者 ニューヨーク、フイツク・アベニュー555番名称 ア
メレース・コーポレイション 4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)受光しかつ透光する第1面部および該第1面と間
    延の第2面部を備えた熱可塑性ウェブを含むとともに、
    第2面に逆反射性パターンを形成せしめた比較的可撓性
    を有する逆反射性積層シート構造において、 第2面部に顆粒材料層を付着せしめて上記逆反射性パタ
    ーンの選定部分を被覆するとともに該逆反射性パターン
    の選定部分を除いた残部における顆粒材料を排除する一
    方、 第2面部にバックコーティング材料を付着せしぬで上記
    顆粒材料を被覆し、該バックコーティング材料を上記パ
    ターンの残部に接触せしめかつそこに固着せしめること
    により上記第2面部とバックコーティング層との間で上
    記顆粒材料を包装せしめたことを特徴とする逆反射性シ
    ーテイング。 (2)顆粒材料が規則正しいかつ繰り返しパターンをも
    って付着せしめられた特許請求の範囲第1項に記載の逆
    反射性シーテイング。 (3)顆粒材料が個別に規則正しく離間した各パターン
    素子を形成するように付着せしめられ、これ等のパター
    ン素子が上記顆粒材料を排除した形成パターンの残部の
    境界部により包囲されるようにした特許請求の範囲第1
    項に記載の逆反射性シーテイング。 (4)顆粒材料が疎水性である特許請求の範囲第1項に
    記載の逆反射性シーテイング。 (5)顆粒材料が疎水性シリカである特許請求の範囲第
    4項に記載の逆反射性シーテイング。 (6)顆粒材料が約18ナノメートル(10−’m)の
    粒径を有する特許請求の範囲第1項に記載の逆反射性シ
    ーテイング。 (7)顆粒材料層が疎水性顆粒材料、極性溶媒および非
    極性溶媒から成るスラリーにより1次的に形成され、上
    記極性溶媒および非極性溶媒が熱可塑性ウェブに十分に
    明瞭なパターンをもって上記疎水性顆粒材料を付着せし
    める割合で存在せしめた特許請求の範囲第1項に記載の
    逆反射性シーテイング。 (8)顆粒+41:1が疎水性シリカである特許請求の
    範囲第7項に記載の逆反射性シーテイング。 (9)極性溶媒が脂肪族アルコールである特許請求の範
    囲第7項に記載の逆反射性シーテイング。 (10)極性溶媒がブタノールである特許請求の範囲第
    7項に記載の逆反射性ノーティング。 (11)非極性溶媒が石油スピリットである特許請求の
    範囲第7項に記載の逆反射性シーテイング。 (12)極性溶媒がスラリーの約10〜30%容量存在
    するとともに非極性溶媒が上記スラリーの約40〜70
    %容量存在する特許請求の範囲第9項又は第1O項に記
    載の逆反射性ン=ティング。 (13)極性溶媒がスラリーの約15%容量存在する特
    許請求の範囲第9項又は第10項に記載の逆反射性シー
    テイング。 (14)スラリーが約15〜35%の疎水性顆粒材料、
    約10〜30%の極性溶媒および約40〜70%の非極
    性溶媒から組成される特許請求の範囲第7項に記載の逆
    反射性ソーティング。 (15)スラリーがチキソトロープ性増帖剤である特許
    請求の範囲第7項に記載の逆反射性シーテイング。 (16)バックコーティングが主として水性重合体系か
    ら成る特許請求の範囲第1項に記載の逆反射性シーテイ
    ング。 (17)バックコーティングが主割合のアクリル/ウレ
    タンコポリマーを含む特許請求の範囲第16項に記載の
    逆反射性シーテイング。 (18)バックコニティングが主割合のポリマー性アク
    リル水性媒質系を含む特許請求の範囲第16項に記載の
    逆反射性ソーティング。 (19)バックコーティングが基本的に、(a)約69
    〜80%の割合のアクリル/ウレタンコポリマーの水性
    媒質エマルジョン、(b)約21〜24%の割合の白化
    剤、(c)約0.4〜0.6%の割合の脱泡剤、(d)
    約1.5〜2.5%の割合のアクリル性増帖剤、および 3−− (e)高々約0.3%のlll I−1調節剤から構成
    される特許請求の範囲第16項に記載の逆反射性ソーテ
    ィング。 (20)バックコーティングが基本的に、(a)約42
    〜62%の割合の水性媒質ポリマー性アクリル系、 (b)約2〜12%の割合の水、 (c)約1.5〜2.5%の割合の皮張り防止剤、(d
    )約5〜36%の割合の白化剤、 (e)約3〜5%の割合の艶出剤、 (f)約0.3〜0.5%の割合のI)H調節剤、(g
    )約0.6〜1.0%の割合の脱泡剤、(h)約1.0
    〜1.6%の割合の合着剤、および(i)高々約3.6
    %の割合の増粘剤 から構成される特許請求の範囲第16項に記載の逆反射
    性シーテイング。 (21)逆反射性パターンが立方体コーナー型反射素子
    列から成る特許請求の範囲第1項、第6項、第19項、
    又は第20項に記載の逆反射性シーテイング。 4− (22)立方体コーナー素子列が規則正しく所定の間隔
    を有する特許請求の範囲第21項に記載の逆反射性シー
    テイング。 (23)受光しかつ透光する第1面部および該第1面部
    と間延の第2面部とを有する熱可塑性ウェブ、上記第2
    側部に精緻に形成された繰り返し逆反射性パターン、 上記第2面部に付着せしめて上記逆反射性パターンの選
    定部分を被覆するとともに該逆反射性パターンの選定部
    分を除いた残部における顆粒材料を排除した顆粒材料層
    、 上記第2面部に付着せしめて上記顆粒材料を被覆するよ
    うにしたバックコーティング材料層、上記形成されたパ
    ターンの残部と接触する上記バックコーティング材料、 上記残部において上記第2面部と固着せしめられ、それ
    により該第2面部とバックコーティング材料との間で上
    記顆粒材料を包装するようにしたバックコーティング材
    料、 上記バックコーティング材料と間延に適用甘しめた接着
    剤層、および −1−記接着剤層に離脱可能に固定せしめた剥離シート から構成したことを特徴とする逆反射性積層シート構造
    。 (24)第2面部に規則正1.い繰り返しパターンをも
    って顆杓祠利を01着せ1.めろ一方、該規則正しい繰
    り返しパターンが選定された幾何学形状の個別の規則1
    丁1.<離間したパターン素子を含み、これ等のパター
    ン素rがI−記顆粒(1本−1を排除した1−記パター
    ンと連続ずろ部分により包囲される特許請求の範囲第2
    3項に記載の逆反射性積層シート構造。 (25)バックコ−ティング材制を付着せしめて顆粒祠
    ネミ1と形成されたパターンの残部とを被覆するように
    した特許請求の範囲第23項に記載の逆反射性積層シー
    ト構造。 (26)顆粒材料が規則i1Eしく繰り返し列状に付着
    せ1、められる特許請求の範囲第23項に記載の逆反射
    性積層ソート構造。 (27)上記アレイが方形パターン素子から成り、これ
    等のパターン素子がそれ等の間で顆粒材料を排除した連
    続状のパスを形成する特許請求の範囲第26項に記載の
    逆反射性積層シート構造。 (28)顆粒材料が約18ナノメートル(10−”m)
    の粒径を有する特許請求の範囲第23項に記載の逆反射
    性積層シート構造。 (29)顆粒材料が疎水性シリカである特許請求の範囲
    第23項に記載の逆反射性積層シート構造。 (30)バックコーティングが主割合の水性媒質アクリ
    ル−ウレタンコポリマーを含む特許請求の範囲第23項
    に記載の逆反射性積層シート構造。 (31)バックコーティングが主割合のポリマー性アク
    リル水性媒質系を含む特許請求の範囲第23項に記載の
    逆反射性積層シート構造。 (32)バックコーティングが基本的に疎水性顆粒材料
    、極性溶媒および非極性溶媒を含む特許請求の範囲第2
    3項に記載の逆反射性積層シート構造。 (33)疎水性顆粒材料が疎水性シリカである特許請求
    の範囲第32項に記載の逆反射性積層ソート構造。 7− (34)極性溶媒が脂肪族アルコールである特許請求の
    範囲第32項に記載の逆反射性積層シート構造。 (35)極性溶媒がブタノールである特許請求の範囲第
    32項に記載の逆反射性積層シート構造。 (36)非極性溶媒が石油スピリットである特許請求の
    範囲第32項ノこ記載の逆反射性積層シート構造。 (37)逆反射性積層シート構造を製造するにあたり、
    (a)逆反射性パターンを有する熱可塑性材料から成る
    ウェブの一方側に規則的かつ反復性のアレイ状に付着せ
    しめた顆粒材料を適用する工程、(b)」−記アレイの
    一部分として」1記顆粒材料を排除した複数のパスを形
    成する工程、 (C)バックコーティング材料層を適用して上記顆粒材
    料を被覆するとともに」二記各パスを充填する工程、お
    よび (d)上記バックコーティング材料を硬化せしめてエン
    ボス加工し5た」−記側部と硬化バックコーティング材
    料との間に上記顆粒材料を包装する工程から構成したこ
    とを特徴とする方法。 (38)受光しかつ透光する第1面部および該第1面8
    一 部と間延の第2面部を備えた熱可塑性ウェブを含むとと
    もに、該第2面部に逆反射性パターンを形成せしめた比
    較的可撓性を有する逆反射性積層シート構造において、 第2面部に付着されて上記形成パターンの選定部分を被
    覆するとともに該形成パターンの選定部分を除いた残部
    における顆粒材料を排除した顆粒材料層、 第2面部に付着されて上記顆粒材料を被覆するバックコ
    ーティング材料層であって、上記形成パターンの残部に
    該バックコーティング層を接触せしめかつそこに固着せ
    しめることにより上記第2面部とバックコーティング層
    との間で上記顆粒材料を包装するバックコーティング層
    、および上記逆反射性ウェブの第1面部から反射された
    入射光量を調節して上記形成パターンを不変にせしめる
    手段 から構成したことを特徴とする逆反射性積層シート構造
    。 (39)反射調節手段が各パスの大きさおよび形状を定
    めて−(1記ウェブの第2面部にお(」る選定部分を被
    覆する手段を含む特許請求の範囲第38項に記載の逆反
    射性積層シート構造。 (40)顆粒材ネ1が四則の規則的に離間した素子アレ
    イを形成するにうに付着せしめられ、これ等の素子が各
    パスに、にり包囲されるようにした特許請求の範囲第3
    9項に記載の逆反射性積層ソート構造。 (伺)アレイの各素子が方形状である特許請求の範囲第
    40項に記載の逆反射性積層シート構造。 (42)アレイの各素子が矩形状である特許請求の範囲
    第40項に記載の逆反射性積層シート構造。 (43)アレイの各素子が一辺約0.200インチの方
    形面を有する一方、各パスが約0015インチの幅を有
    する特許請求の範囲第40項に記載の逆反射性積層シー
    ト構造。 (44)各素子が一辺約0.138インヂの方形面を有
    する一方、各パスが約0.12フインチの幅を有する特
    許請求の範囲第40項に記載の逆反射性積層シート構造
    。 (45)各素子が一辺約0.096インチの方形面を有
    する一方、各パスが約0029インチの幅を有する特許
    請求の範囲第40項に記載の逆反射性積層ンー)・構造
    。 (46)熱可塑性ウェブに適用または付着するための水
    性バックコーティングであって、 (a)約69%ないし約80%の比率のアクリル/ウレ
    タンコポリマーの水性媒質エマルジョン、(b)約21
    %ないし約24%の比率の白化剤、(c)約0.4%な
    いし約0.6%の比率の脱泡剤、(d)約1.5%ない
    し約2.5%の比率のアクリル性増帖剤、および (e)約063%以下の比率のl)H調節剤を含む、バ
    ックコーチインク。 (47)支持性熱可塑性ウェブに適用または付着するた
    めの水性バックコーティングであって、(a)約42%
    ないし約62%の比率の水性媒質ポリマー性アクリル系
    、 (b)約2%ないし約12%の比率の水、(c)約1.
    5%ないし約2.5%の比率の皮張り防止剤、 I 1− (d)約5%ないし約36%の比率の白化剤、(e)約
    3%ないし約5%の比率の艶消剤、(f)約0.3%な
    いし約0.5%の比率のpH調節剤、 (g)約0.6%ないし約1.0%の比率の脱泡剤、(
    h)約1.0%ないし16%の比率の凝集溶媒、および (i) 3 、0%以下の比率の増粘剤を含む、バック
    コーティング。 (48)エンボス1.た熱可塑性ウェブに適用するため
    の疎水性粒子材料のスラリーであって、疎水性シリカか
    らなる固体、 極性溶媒、および 非極性溶媒 を含む、スラリー。 (49)極性溶媒がスラリーの約15%ないし約30%
    の量で存在し、非極性溶媒が約40%ないし約70%の
    量で存在する、特許請求の範囲第48項記載の構造。 (50)極性溶媒が脂肪族アルコールである、特許請1
    2− 求の範囲第48項記載の構造。 (51)極性溶媒がブタノールである、特許請求の範囲
    第48項記載の構造。 (52)非極性溶媒が石油スピリットである、特許請求
    の範囲第48項記載の構造。
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