JPS6090720A - ウレタン成形品の製造方法 - Google Patents

ウレタン成形品の製造方法

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JPS6090720A
JPS6090720A JP58198782A JP19878283A JPS6090720A JP S6090720 A JPS6090720 A JP S6090720A JP 58198782 A JP58198782 A JP 58198782A JP 19878283 A JP19878283 A JP 19878283A JP S6090720 A JPS6090720 A JP S6090720A
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JP
Japan
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urethane
mold
weight
molded product
crosslinking agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP58198782A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Nishikawa
和夫 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ウレタン成形品の製造方法に関する。
(従来技術) ポリウレタンはインシアネートとポリオールとの反応(
ウレタン反応)により硬化する熱硬化性プラスチックで
あり、種々の用途に用いられる。弾力性を有するポリウ
レタンフォームの成形品は、たとえば、自動車部品に使
用されている。RIMまたはR−RIMウレタン成形品
の製造方法は、第1図に、図式的に示される。原材料で
あるイソシアネート(ウレタン原液)と発泡剤などの混
合液であるA液と、ポリオール(ウレタン原液)とウレ
タン架橋剤と反応促進用の触媒などの混合液であるB液
は、それぞれ、原料タンク1.2に収容される。射出シ
リング3.4は、それぞれ、A液とB液をミキシングヘ
ッド5に射出する。A?lIとB液の一部は、それぞれ
、熱交換器6,7を経て、原料タンクに戻され、熱交換
により、原料の温度調節に役立たせる。ミキシングヘッ
ド5で急速に混合された液は、」二型8と下型9とから
なる金型10の中のキャビティ11に注入され、ウレタ
ン反応を生じて硬化し、成形される。金型は、反応促進
のため加熱されている。反応後、成形品は、型からはず
される。
ここで、発泡剤は、気泡を生成させるために加えられる
。また、ウレタン架橋剤は、ウレタン反応の密度を高め
、硬さを増加させるために、そして、触媒は、ウレタン
反応を促進しウレタン反応を完了させるために加えられ
る。なお、必要に応じてガラス繊維が、強化のためにウ
レタン原液に混合される。
ところで、軽量化、騒音低減等の目的でウレタン成形品
を、自動車のフェンダあるいは外板などに適用する場合
、成形品の縁部や補強リブ部分、さらには外力が集中的
に作用する部分等において部分的に剛性が不足する問題
がある。これを改善するために、ウレタン反応の密度を
高めて材料自体(成形品全体)の剛性を」−げると、他
方で弾性が不足し、耐衝撃性が不足するという不具合が
ある。
(発明の目的) 本発明の目的は、耐衝撃性を低下させることなく、部分
的に剛性を向上させるウレタン成形品の製造方法を提供
することである。
(発明の構成) このため、ウレタン成形品の製造方法においで、金型に
よって形成されるキャビティ内の一部にウレタン架橋剤
および反応促進触媒のうも少くとも一種を保持し、その
後、キャビティ内にウレタン原液を注入し、硬化させて
、局部的に剛性を高める。
なお、本発明方法は、上記で説明した2液つレタン成形
品に限定されるものでなく、1液つレタン成形品につい
ても適用することができる。
また、本発明では、ウレタン架橋剤と反応促進触媒との
両方をキャビティ内に部分的に保持することが好ましい
か、例えば、ウレタン原液中に混合するウレタン架橋剤
もしくは反応促進触媒がキャビティ内で偏在する場合、
または人為的に偏在させるようにした場合には、ウレタ
ン架橋剤が偏在する部分に反応促進触媒のみを、また反
応促進触媒が偏在する部分にウレタン架橋剤のみを保持
し、該部分のウレタン反応密度を高め、局部的に剛性を
高めることもできる。
(発明の効果) 本発明により、ウレタン成形品において局部的にウレタ
ン架橋剤の濃度が増した部分にて、架橋反応密度が周囲
より高まり、剛性が向上する。また、局部的に触媒の濃
度が増した部分にて、この部分での反応が優先的に促進
され、剛性か向−にす3− る。
(実施例) 本発明による実施例において、第1図に示すように、」
二型8と下型9からなる金型10のキャビティ11内に
は、成形品の剛性を強化すべき部分に該当する部分に、
スチールウールからなるインサート部材21が予め配置
される。このインサート部材21には、ウレタン架橋剤
と触媒と界面活性剤との混合物を予め塗布しである。こ
のウレタン架橋剤の添加量は、剛性を向上すべき部分の
ポリウレタン樹脂i景の0.5〜5重量%であり、触媒
の添加量は、上記のウレタン架橋剤の量の0.5〜1重
量%であり、そして、界面活性剤の量は、上記のスチー
ルウールの量の0.002〜0.01重量%であること
が好ましい。この界面活性剤は、インサー1部材21と
キャビティ11内に注入されるポリウレタン樹脂との密
着性を向上させるためのもので、剥離の防止のために添
加される。次に、原料タンク1,2に夫々収容され、射
出シリンダ3,4で射出されたA液とB液とがミキシン
4− グヘッド5内で混合され、金型10内に注入され、硬化
成形される。第2図は、金型からはずされたウレタン成
形品22を示す。なお、成形品22の厚みは3mmであ
る。こ)して製造されtこ成形品22には、インサート
部材21が埋設されていて、この埋設部分の剛性は、予
め塗布された混合物によるポリウレタン樹脂の剛性の向
」二とインサート部材21自身の剛性と、また、さらに
界面活性剤によるインサート部材21とポリウレタン樹
脂との密着性の向−にとの相乗効果により、下記のよう
に著しく改善される。
曲げ弾性率(曲げモデュラス)の測定は、50m+nの
間隔を隔てた三筒の支持部の」二に成形品を置と、この
三筒の支持部の開の中央部に」二から応力を加え、座屈
時の最大応力をめることにより行われる。比較のため、
本発明による成形品<A)以外に、インサート部材を使
用しない成形品(B)と、予め塗布液を塗布しないイン
サート部材を単に埋設した成形品(C)についても測定
された。
第1の実施例において、RTM原料(ウレタン原液)の
A液は、NCO基含有率が29重量%であるカルボジイ
ミド変性メチレンジイソシアネート(Mr) I )で
あり、一方、B液は分子量が5000であるポリプロピ
レングリフール(PPG)(90重量部)と、ウレタン
架橋剤であるエチレングリコール(10重量部)と、触
媒であるジブチルチンジラウレー)(0,2重量部)と
、発泡剤であるフロン−11(3重量部)との混合物で
ある。スチールウールは、315g/m2のものを30
0X300X0.13+11111の大きさで使用する
。塗布液の組成は、ウレタン架橋剤であるエチレングリ
コールが10C)重量部と、触媒であるノブチルチンジ
ラウレートが0.5重量部と、界面活性剤であるビニル
トリエトキシシラン0.25重量部であり、インサート
部材1つ当りの塗布量は23gである。
本実施例による成形品(A)の曲げ弾性率は、1500
0kg/cm2であった。一方、成形品(B)と成形品
(C)の曲げ弾性率は、それぞれ、2000と4000
kg/cm2であった。
第2の実施例において、RIM原料のA液は、NC○基
含有量が22.8重量%のプレポリマ変性MDTであり
、一方、B液は、分子量が3000のPPG(80重量
部)と、ウレタン架橋剤である1゜4−ブタンジオール
(20重量部)と、触媒であるジブチルチンジラウレー
トとトリエチレンジアミン(どちらも0.1重量部)と
、発泡剤であるフロン−11(2重量部)との混合物で
ある。スチールウールは、471 g7m2のものを2
00X200X0,18mmの大きさで使用する。塗布
液の組成は、ウレタン架橋剤である1、4−ブタンジオ
ールが10 (1重量部と、触媒であるトリエチレンジ
アミンが1重量部と、界面活性剤であるN−β(アミノ
エチル)γ−アミ/プロピルトリメトキシシランが0.
4重量部であり、インサート部材1つ当りの塗布量は1
0gである。
本実施例による成形品(A)の曲げ弾性率は、2000
0 kg/cm”であった。一方、成形品(B)と成形
品(C)の曲げ弾性率は、それぞれ、4000と700
 (l kg/ 0m2であった。
第3の実施例において、RI M原料のA液は、7− NC○基含有量が29重量%であるカルボッイミド変性
MDI(97重量部)と発泡剤である7、ロン−11(
3重量部)との混合物であり、一方、B液は分子量が5
 (l O(1であるPPG(9r)重量部)と、ウレ
タン架橋剤であるエチレングリコール(10重量部)と
、触媒であるジブチルチンジラウレー)((1,2重量
部)と、強化用のミルドガラス繊維(20重量部)との
混合物である。スチールウールは、630g/+n2の
ものを200 X 200 X 0.23mmの大とさ
て使用する。塗布液の組成は、ウレタン架橋剤であるエ
チレングリコールが100重量部と、触媒であるジブチ
ルチンジラウレートが0.8重量部と、界面活性剤であ
るイソプロピルトリ(N−7ミノエチルーアミノエチル
)チタネートが0.76重量部であり、インサート部材
1つ当りの塗布量は10gである。
本実施例による成形品(A)の曲げ弾性率は、2300
0kg/cm2であった。一方、成形品(B)と成形品
(C)の曲げ弾性率は、それぞれ、5000と9000
 kg/era2であった。
8− 以にの3実施例のデータより明らかなように、本発明に
よる成形品(A)は、単にキャビティ内に原液を注入し
て製造される成形品(B)に比べても、さらに、tBに
インサート部材を埋設しただけの成形品(C)に較べて
も、曲げ弾性率は著しく向上した。また、成形品(A)
は、成形品(C)に較べて、変形・面あれなとの表面へ
の影響が小さく、また、インサート部材の量を増すこと
なく十分な剛性を得ることができる。
なお、剛性を強化すべき部分に用いる材料は、ウレタン
架橋剤としては、低分子ジオール類であるエチレングリ
コール・1,4−ブタンジオール・1.6−ヘキサンノ
オール・ジエチレングリコール・トリメチロールプロパ
ン・N−フェニルジエタノールアミンのいずれでもよい
。また、触媒としては、ジブチルチンジラウレート・ス
タナスオクトエート・トリエチレンジアミン・メチレン
ジアミン・N−メチルモル7オリン よい。また、界面活性剤としては、シラン系カップリン
グ剤である、ビニルトリクロルシラン・ビニルトリエト
キシシラン・γ−メタアクリロキシプロピルメトキシシ
ラン・N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリ
メトキシシラン・N−β(アミノエチル)γ−アミノプ
ロピルメチルジメトキシシランと、チタネート系カップ
リング剤であるイソプロピルトリイソステアロイルチタ
ネート・テトライソプロピルビス(ジオクチルホスファ
イト)チタネート・テトラ(2,2−ジアリルオキシメ
チル−1−ブチル)ビス(ジ−トリデシル)ホスファイ
トチタネート・イソプロビルト1バN−アミノエチルー
アミノエチル)チタネートのいずれであってもよい。
また、ウレタン架橋剤および反応促進触媒のキャビティ
内への保持は、各実施例のようにインサート部材に塗布
して保持するようにしなくてもよく、例えば、剛性を高
める部分に相当する金型の四部にウレタン架橋剤および
反応促進触媒を含む液を充填して保持するようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ウレタン成形品の製造方法を示す概略説明図
である。 第2図は、ウレタン成形品の断面図である。 10・・・金型、 11・・・キャビティ、21・・・
インサート部材、22・・・ウレタン成形品。 特許出願人 東洋工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金型によって形成されるキャビティ内の一部にウ
    レタン架橋剤および反応促進触媒のうち少くとも一種を
    保持し、その後、キャビティ内にウレタン原液を注入し
    硬化させ、局部的に剛性を高めたウレタン成形品を得る
    ことを特徴とするウレタン成形品の製造方法。
JP58198782A 1983-10-24 1983-10-24 ウレタン成形品の製造方法 Pending JPS6090720A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7669322B2 (en) 2002-07-25 2010-03-02 Kabushiki Kaisha Honda Lock Process for mounting parts to cable

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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