JPH1142653A - パネル材及びその製造方法 - Google Patents

パネル材及びその製造方法

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JPH1142653A
JPH1142653A JP9199964A JP19996497A JPH1142653A JP H1142653 A JPH1142653 A JP H1142653A JP 9199964 A JP9199964 A JP 9199964A JP 19996497 A JP19996497 A JP 19996497A JP H1142653 A JPH1142653 A JP H1142653A
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JP
Japan
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polyurethane foam
thickness
panel
weight
rigid polyurethane
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JP9199964A
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English (en)
Inventor
Koji Shiraishi
耕司 白石
Yuji Tamura
裕司 田村
Harunori Kominami
晴紀 小南
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、面接着性、軽量性、剛性に優れ、
且つ切断加工性、ビス納まり性に優れ塗装の必要のない
パネル材及びその製造方法を目的とする。 【解決手段】 (A)上下の表面材としての2枚のFRP
製成形板と、(B)その間の芯材が注入発泡してなる独立
気泡性の成形密度0.2〜0.5g/cm3の高密度硬
質ポリウレタンフォームとからなり、高密度硬質ポリウ
レタンフォーム(B)の重量割合が全パネル重量の30重
量%〜60重量%の範囲に入るもので、該ポリウレタン
フォーム(B)の繊維強化材を含まない時の曲げ弾性率1
4〜200kgf/mm2で、50%圧縮変形放圧後の
厚みの減少が10%以上のものであることを特徴とする
パネル材及びその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量性、剛性、耐
衝撃性に優れ、且つ切断加工性、ビス納まり性に優れ、
所定サイズへの切り出しの容易なパネル材及びその製造
方法に関するものであり、更に詳しくはトラック、バ
ス、鉄道車輌、貨物コンテナ等の車輌床材用パネル材及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、床材、壁材、天井材等の車輌部材
としては、周知の如く木材が広く用いられてきた。しか
しながら、近年環境保護の観点から南洋材の伐採規制が
強まり、車輌部材においても木材の使用が困難になりつ
つある。又、トラック、バス、鉄道車輌、貨物コンテナ
等の輸送用車輌では、近年輸送効率の向上、法規制強化
への対応の観点から、積載量の増加が求められており、
特にトラックにおいては、平成6年の道路交通法改正を
機に、過積載の取締強化が行われており、車輌部材の軽
量化による積載量の増加は急務となっている。
【0003】そこで、最近では車輌部材にも軽量、高剛
性を目的にアルミハニカム板等が大量に使用されるよう
になってきている。しかし、アルミハニカム板はコスト
が高くなるだけでなく、所定サイズへの切り出しが困難
である、フレームへのビス止めがそのままでは出来ない
という加工性の問題があり、木材に替わる素材として広
く普及するには至っていない。
【0004】更に、車輌用床材として使用しようとする
場合、アルミハニカム板は集中荷重に対して弱く、局所
荷重がかかるとその箇所が凹んでしまい、実用に耐える
ものではなかった。
【0005】この為、一般に合成木材と称される樹脂発
泡体を車輌用床材として用いることも提案されている。
これらは一般に樹脂発泡体内部をガラス繊維等で強化し
剛性を高めているが、充分ではなく、剛性不足をカバー
する為に部材を厚くするのが一般的である。この為、樹
脂発泡体自体の比重は低いにもかかわらず、単位面積あ
たりの重量では必ずしも軽量化は充分ではない。更に、
樹脂発泡体の表面硬度が低く耐久性の面で不利であり、
フレームへの取付時のビスも効きにくいといったビス納
まり性の問題もある。
【0006】また、本願発明者らの発明に係る特開平9-
165899号公報の様にFRP成形板層と硬質ウレタンフォームを用
いた複合ハ゜ネルを提案したが、パネルの機械物性の安定
性、硬質ウレタンフォームと面材との接着性の面で未だ
十分な性能を発揮していないのが実状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、面材との接
着性、物性安定性の問題を解決し、軽量性、剛性、耐衝
撃性に優れ、且つ、所定のサイズの部材を自由に切り出
しできると言う切断加工性、ビス止めできるビス納まり
性に優れる車輌用床材の開発を目的にするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題点に鑑み種々研究の結果、特定の配合のフォームと特
定の繊維強化材の構成を持つFRP製面材とを組み合わ
せることによりにより、本発明を完成するに至ったもの
である。
【0009】即ち、本発明は、(A)上下の表面材として
の2枚のFRP製成形板と、(B)その間の芯材が注入発
泡してなる独立気泡性の成形密度0.2〜0.5g/c
3の高密度硬質ポリウレタンフォームとからなり、高
密度硬質ポリウレタンフォームの重量割合が全パネル重
量の30重量%〜60重量%の範囲に入る(B)が、繊維
強化材を含まない時の曲げ弾性率14〜200kgf/
mm2で、50%圧縮変形放圧後の厚みの減少が10%
以上のものであることを特徴とするパネル材、好ましく
は高密度硬質ポリウレタンフォーム(B)のポリオール
が、ポリエーテルポリオールの混合物で、開始剤がそれ
ぞれ多価アルコール類とアミン類で、アルキレンオキサ
イドを付加したものであること、FRP製成形板(A)
が、繊維強化材としてクロス状繊維強化材を少なくとも
1層用い、マトリックス樹脂として熱硬化性樹脂を用い
たものであること、FRP製成形板(A)の熱硬化性樹脂
がラジカル重合性不飽和樹脂で、繊維強化材が1枚当た
り目付量100〜800g/m2を複数使用し、総目付
量800〜1700g/m2とすること、好ましくはF
RP製成形板(A)の厚みが、0.6〜3.0未満mm/
1枚で、硬質ウレタンフォーム(B)の厚みが、5〜24
mmであること、パネル材が、車輌床材用であること、
金型にセットされた2枚のFRP製成形板の間隙に、硬
質ポリウレタンフォーム原料を注入発泡し一体成形する
工程、得られたサンドイッチパネルから所定サイズに切
り出される工程からなることを特徴とするパネル材の製
造方法を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるFRP製成形
板とは、好ましくは繊維強化材に熱硬化性樹脂を含浸硬
化した板である。熱硬化性樹脂としては、例えば、不飽
和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、
ビニルエステル樹脂を挙げることができ、より好ましく
はラジカル重合性不飽和樹脂、例えば不飽和ポリエステ
ル樹脂、ビニルエステル樹脂(エポキシアクリレート樹
脂、ウレタンアクリレート樹脂、不飽和ポリエステルア
クリレート樹脂)である。このFRP製成形板は、表面
硬度、曲げ弾性率等の機械物性、現場での切断等の作業
のしやすさ等の面で優れた特性を持つが、含浸後硬化さ
せるタイプの樹脂が物性面で好ましく、さらに好ましく
は不飽和ポリエステル系樹脂を使用した成形板である。
【0011】FRP製成形板に用いる繊維強化材として
は、好ましくはガラス繊維を使用するが、勿論、更に軽
量とする為炭素繊維、アラミド等の有機系高弾性繊維、
不織布等を使用もしくはガラス繊維と併用して使用する
こともできる。
【0012】FRP製成形板に用いる繊維強化材の形状
は、例えばチョップドストランドマット、ロービング、
ロービングクロス、クロス等が挙げられ、これらがいず
れも使用出来るが、本発明においては車両床材として使
用した場合、局所荷重に耐える為に、クロス(編み目)
状の繊維強化材を少なくとも一層設けることが好まし
い。クロス状繊維強化材としては、好ましくはガラスク
ロス、ロービングクロスが挙げられる。
【0013】本発明の繊維強化材としては、好ましくは
用いられる総目付量は800〜1700g/m2で、1
枚当たりの目付量を100〜800g/m2とする複数
枚の繊維強化材を使用する。好ましくはマット状とクロ
ス状のものを組み合わせて使用する。マット状とは、好
ましくは一枚の目付量150〜600g/m2のチョップド
ストランドマットであり、クロス状とは好ましくは一枚
の目付量100〜800g/m2のロービングクロスであ
る。
【0014】FRP製成形板に用いる繊維強化材の割合
としては、重量基準で20〜70%の間が好ましく、さ
らに好ましくは30〜50%である。これは炭素繊維、
アラミド等の有機系高弾性繊維、不織布等を使用又は併
用した場合にも当てはまる。繊維強化材の割合が20%
より少ないと充分な曲げ弾性率が得られず、70%より
多くなると耐衝撃性が低下するので好ましくない。
【0015】FRP製成形板の厚みは、0.6〜3.0
mmが好ましい。これより薄いと耐衝撃性、曲げ物性等
の点で問題があり、これより厚いと車輌用床材としての
重量、コスト等の点で使用が困難となる。
【0016】FRP製成形板の製造法には、特に制限は
無く、公知の方法で製造されたものが問題無く使用出来
る。この製造法の概要の一例を示すと、先ず、ガラスマ
ット等に不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化樹脂を含浸
した後、これを60℃の乾燥炉で1時間キュアした後、
型から外し所定の寸法にカッテイングした板が用いられ
る。
【0017】FRP製成形板と硬質ポリウレタンフォー
ムとは、直接接着していることが望ましく、接着性の悪
いFRP製成形板については、事前に好ましくは芯材と
接する面をサンディングするか、プライマー処理を施し
て使用する。これは硬質ポリウレタンフォーム材料を注
入発泡する工程で、硬質ウレタンフォームと表面材であ
るFRP製成形板の接着性を良くする為である。
【0018】芯材としては、硬質ポリウレタンフォーム
であるが、本発明の目的とするところでは、加工性、機
械的強度、中でも曲げ強度、曲げ弾性率の高いことが要
求される為、硬質ポリウレタンフォームでも独立気泡タ
イプである。
【0019】硬質ポリウレタンフォームは、好ましくは
50%圧縮変形放圧後の厚みの減少が10%以上のもの
で、曲げ弾性率は、14〜200Kgf/mm2 であ
ることが好ましい。
【0020】本発明で用いられる硬質ポリウレタンフォ
ーム原料とは、硬質ポリウレタンフォームまたは硬質ウ
レタン変性ポリイソシアヌレートフォームを製造する原
料を指称するものである。これらは、好ましくはポリオ
ールコンパウンドとポリイソシアネートとから得られ
る。
【0021】ここにおいて、本発明において使用され
る、ポリオ−ルコンパウンドとは、主として、ポリオー
ル、触媒、整泡剤、発泡剤および難燃剤などから構成さ
れるものを指称する。
【0022】それらのうち、まず、上記ポリオールとし
ては、例えば、少なくとも2個の活性水素原子を有する
化合物に、アルキレンオキサイド付加した構造を有する
ものとか、あるいは、それらの混合物である、それぞ
れ、ポリエーテルポリオール類;多価アルコール類と、
多価カルボン酸類またはラクトン類からなるポリエステ
ルポリオール類;さらには、その両方の結合を有するポ
リエーテルエステルポリオール類などが挙げられる。
【0023】ポリエーテルポリオールとして特に代表的
なもを例示すれば、開始剤として、それぞれ、多価アル
コール類、多価フェノール類、またはアミン類などを用
い、これらの開始剤に、エチレンオキサイド、プロピレ
ンオキサイドまたはブチレンオキサイドの如き各種のア
ルキレンオキサイド類を付加せしめて得られるような形
のものである。
【0024】そして、これらのポリエーテルポリオール
に使用される開始剤を例示すれば、まず、多価アルコー
ル類としては、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ジエチレン
グリコール、ネオペンチルグリコールもしくは3メチル
−1,5ペンタンジオールの如き、各種の2価のアルコ
ール類をはじめ、さらには、グリセリン、トリメチロー
ルプロパン、ヘキサントリオールもしくはトリメチロー
ルエタンの如き、各種の3価アルコール類;またはペン
タエリスリトール、ソルビトール、メチルグルコシドも
しくは蔗糖の如き、各種の4価以上のアルコール類など
であるし、多価フェノール類としては、ピロガロールも
しくはヒドロキノンなどのような種々の化合物などであ
り、あるいは、そのほかにも、ビスフェノールAの如
き、各種のビスフェノール類などのような種々の化合物
などである。
【0025】また、多価のポリカルボン酸としては、例
えばコハク酸、シュウ酸もしくはアジピン酸の如き、各
種の脂肪族ポリカルボン酸類;フタル酸、トリメリット
酸もしくはヘット酸の如き、各種の芳香族ポリカルボン
酸類などである。
【0026】さらに、アミン類としては、例えばアンモ
ニア、アルキルアミンもしくはアニリンの如き、各種の
モノアミン類;エチレンジアミン、ジエチレントリアミ
ン、トリレンジアミン、ピペラジン、ジアミノジフェニ
ルメタンもしくはアミノエチルピペラジンの如き、各種
のポリアミン類;モノエタノールアミン、ジエタノール
アミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミ
ン、ジプロパノールアミンもしくはトリプロパノールア
ミンの如き、各種のアルカノールアミン類などである。
【0027】ポリエステルポリオールとしては、例えば
グリコール成分として、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ジ
エチレングリコール、ジプロピレングリコール、ネオペ
ンチルグリコールもしくは3−メチル−1,5−ペンタ
ンジオールの如き、各種の2価のアルコール類;グリセ
リン、トリメチロールプロパンもしくはトリメチロール
エタンの如き、各種の3価アルコール類;ペンタエリス
リトールの如き、4価以上の各種の多価アルコール類な
どを用い、また、カルボン酸成分として、コハク酸、シ
ュウ酸もしくはアジピン酸の如き、各種の脂肪族ポリカ
ルボン酸類;フタル酸、トリメリット酸もしくはヘット
酸の如き、各種の芳香族ポリカルボン酸類などを使用し
て得られるような形のものが挙げられる。
【0028】ポリエーテルエステルポリオールを調製す
るには、例えば、上掲された各種の原料を使用して得ら
れる、分子内にエーテル結合およびエステル結合を併せ
有するポリオール類が使用できる。
【0029】これらのうちでポリオールの好ましいもの
は、脂肪族系または芳香族の化合物を開始剤として得ら
れる形のポリエーテルポリオール類であり、さらに好ま
しくは、ポリエーテルポリオールを多種類併用すること
により、物理的強度、表面材との接着性、樹脂の反応性
をバランス良く最適化したポリエーテルポリオール混合
物である。例えば、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトール等の多価アルコール類とトリ
エタノールアミン等のアミン類を開始剤として得られた
ポリエーテルポリオール類の併用系が好ましく挙げられ
る。単独のポリエーテルポリオールでは、最適のバラン
スを取ることが難しく、強度を上げると接着性が低下し
成形品の安定性を損ないやすい。逆に、接着性を重視す
ると、物理的強度に影響を与え脱型性が低下する。併用
系のポリエーテルポリオールを用いれば、これらをバラ
ンス良く設定することが出きる。
【0030】使用するポリエーテルポリオールとして
は、好ましくは水酸基価10〜700(mg/KOH)のいずれ
のポリオールも使用可能であるが、少なくとも使用する
ポリエーテルポリオールの平均水酸基価が、200〜6
00(mg/KOH)であること、より好ましくは300〜50
0(mg/KOH)であることが望ましい。
【0031】発泡剤としては、特に反応型発泡剤である
水と、必要に応じ分子内に少なくとも1個の水素原子を
持った、含フッ素ハロゲン化炭化水素または含フッ素炭
化水素なども使用することが出来るが、かかる含フッ素
(ハロゲン化)炭化水素として特に代表的なもののみを
例示すると、トリフロロメタン、ジフロロメタン、ペン
タフロロエタン、ジフロロエタン、ジクロロモノフロロ
メタン、モノクロロモノフルオロメタン、モノクロロジ
フルオロメタン、ジクロロトリフロロエタン、ジクロロ
フルオロエタン、モノクロロテトラフロロエタン、モノ
クロロジフロロメタンまたはモノクロロジフロロエタン
などを使用することが出来る。
【0032】さらに、メチレンクロライドのような、低
沸点のハロゲン化炭化水素を併用することもまた、可能
である。
【0033】本発明において使用される、前記したポリ
イソシアネートとして特に代表的なもののみを例示する
とどめれば、ヘキサメチレンジイソシアネートの如き、
各種の脂肪族系ポリイソシアネート類;水添ジフェニル
メタンジイソシアネートもしくはイソホロンジイソシア
ネートの如き、各種の脂環式イソシアネート類;トリレ
ンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイ
ソシアネート(MDI)の如き、各種の芳香族イソシア
ネート類が、さらに、クルードTDI、クルードMD
I、イソシアネート変性プレポリマー類またはイソシア
ヌレート変性プレポリマーなどが挙げられる。
【0034】また、本発明において使用される、前記し
た触媒として特に代表的なもののみを例示するとどめれ
ば、ヘキサメチレンジアミン、ペンタメチルジエチルト
リアミンもしくはイミダゾールの如き、各種のアミン系
触媒類;オクチル酸カリウムもしくはトリアジンの如
き、各種のウレタン変性ポリイソシアヌレート・フォー
ム調製用触媒類;またはジブチルチンジラウレート(D
BTL)の如き、各種の金属触媒類などが挙げられる。
【0035】本発明で用いられる硬質ポリウレタンフォ
ーム(B)は、成形密度が0.2〜0.5g/cm3であ
る。これより成形密度が低くなると、フォーム強度が低
い為、本発明のパネル材として、特に車輌用床材の曲げ
強度、曲げ弾性率等が低くなるだけでなく、集中荷重に
対してフォーム層が座屈しやすくなる。逆に、フォーム
層の成形密度をO.5g/cm3より大きくすると本発
明のパネル材、特に車輌用床材とする際の重量が重くな
るだけでなく、コストの観点からも好ましくない。より
好ましくは0.25〜0.35g/cm3である。
【0036】又、主に機械的強度の点から独立気泡性で
あることが好ましい。この独泡率は好ましくは80%以
上、特に好ましくは90%以上である。また、硬質ポリ
ウレタンフォームのセルサイズは特に限定するものでは
ないが、強度及び成形性等の面より、好ましくはセル径
が1〜1000ミクロンが良い。
【0037】本発明で用いられる芯材の高密度硬質ポリ
ウレタンフォームの厚みは、FRP製成形板の厚み及び
最終的に得られるパネル材の厚み等を勘案し決定される
が、好ましくは5〜30mmである。また、高密度硬質
ポリウレタンフォームのパネルの全重量に対する重量
が、30重量%〜60重量%であることが好ましい。3
0重量%より低くなると、表面材が強固でも芯材の強度
が不足しパネル自体の強度や衝撃性が著しく低下する。
また、60重量%より大きくになると、芯材自身は強度
が高いものの、表面材自信の強度が低いためパネル自身
の強度は強くならないばかりか、重量が著しく増加する
ため効率的でない。
【0038】本発明のパネル材のFRP製成形板(A)と
硬質ポリウレタンフォーム(B)との重量割合は、(A)/
(B)=40〜70/60〜30(重量%)である。
【0039】本発明のパネル材の厚みは、好ましくは、
10〜36mmである。これよりパネル材の厚みが厚く
なると、重量的に重くなるだけでなく、容積的にも不利
であり、又、コスト的にも高いものにつくので好ましく
ない。これよりパネル材の厚みが薄くなると、強度面や
部材の撓みの面で問題がある。パネル材の比重は、好ま
しくは0.3〜0.6である。これより比重が大きいと
軽量感に欠ける。
【0040】本発明のパネル材の製造法は、好ましくは
30〜70℃に温調した箱体の型内に、2枚のFRP製
成形板をスペーサーで求めるパネル材の厚みにセット
し、この間隙に上記の硬質ポリウレタンフォーム原料を
注入して所定倍率、好ましくは2〜10倍に発泡させ、
該ポリウレタンフォーム原料の発泡硬化後、該箱体状成
形型から車輌用床材の材料となるFRP製成形板/硬質
ポリウレタンフォーム層/FRP製成形板構造のサンド
イッチパネル材を取り出す。
【0041】次いで、必要に応じ、所定サイズに切断す
ることでパネル材とする。例えばトラックの床材に用い
られる場合を例示すれば、好ましくはその幅は900〜
1500mm、長さは2000〜2400mmである。
【0042】更に切り出したパネル材の切り出し端面
(切断面、切り口発泡体面)には、必要に応じ主に美観
及び耐久性の観点から、表面材である該FRP製成形板
と同系色に着色した合成樹脂、例えば不飽和ポリエステ
ル系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、メラミン
系樹脂等を塗布することも行われる。又、四辺、四隅に
保護材を設けてもよい。
【0043】本発明のパネル材の表面形状は、曲面、平
面、凹凸面等で、好ましくはパネル状の平面板である。
その表面は、サンディングされていても良いし、好まし
くは模様、無模様の小さい凹凸があるものがよい。滑り
止めとなるので好ましい。
【0044】表面の凹凸模様とは、その形状は特に限定
しないが、好ましくは、シボ模様、直線状模様、曲線状
模様、及び格子状模様の凹部を有するものであり、その
溝の幅が0.1〜20mm程度のものである。更に、大
きな丸、四角等の模様中に小さい前記の凹凸模様を含む
ものでもよい。
【0045】車輌用床材の車輌とは、例えばトラック、
バス、鉄道車輌、貨物コンテナ、船、飛行機等の輸送用
車輌が挙げられ、好ましくはトラック、貨物コンテナの
荷台床材が挙げられる。
【0046】本発明で得られたパネル材は、一般の木材
と同様の使い方、例えば鋸による切断、釘打ち、ビス止
め、穴明け等が出来るので、加工性に優れ従来から使用
してきた機械、工具等をそのまま使用することが可能で
ある。
【0047】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明するが文
中特に断りのない限り、「部」「%」等は重量基準であ
る。
【0048】(実施例1)繊維強化材として460g/
2のチョップドストランドマットを2枚重ね、これに
不飽和ポリエステル樹脂を含浸させ表面材に用いるFR
P製成形板Aを得た。このFRP製成形板Aの厚みは
1.5mmで、繊維強化材の割合は重量基準で約40%
であった。
【0049】次に45℃に温調した1m×2.5m×1
5mmの箱体状の成形型に、2枚のFRP製成形板Aを
セットし、この間に硬質ポリウレタンフォーム材料を注
入発泡し、硬質ポリウレタンフォーム層の厚みが12m
m、成形密度0.3g/cm 3である、サンドイッチパ
ネル(厚みが15mm、比重 約0.5)成形品を得
た。
【0050】この時の硬質ポリウレタンフォーム材料
は、グリセリンを開始剤に用いた水酸基価400の多価
アルコール系ポリエーテルポリオール50部とトリエタ
ノールアミンを開始剤に用いた水酸基価500のアミン
系ポリエーテルポリオール50部、発泡剤として水1.
0部、更に触媒としてヘキサメチレンジアミン0.5部
からなるポリオールコンパウンドと、クルードの4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)の
組み合わせからなるものである。
【0051】この硬質ウレタンフォームの曲げ弾性率
は、35kgf/mm2で、50%圧縮変形放置後の厚
みの減少は20%であった。
【0052】次にこのサンドイッチパネルを、900×
2400mmの大きさに切り出し車輌用床材として評価
した。結果を表1に示した。
【0053】(実施例2)繊維強化材として編み目状の
320g/m2ロービングクロス、330g/m2のチョ
ップドストランドマット、更に、編み目状の320g/
2ロービングクロスをこの順で重ね、これに不飽和ポ
リエステル樹脂を含浸させ表面材に用いるFRP製成形
板Bを得た。このFRP製成形板Bの厚みは1.5mm
で、繊維強化材の割合は重量基準で約40%であった。
【0054】次に45℃に温調した1m×2.5m×1
5mmの箱体状の成形型に、2枚のFRP製成形板Bを
セットし、この間に硬質ポリウレタンフォーム材料を注
入発泡し、硬質ポリウレタンフォーム層の厚みが12m
m、成形密度0.3g/cm 3であるサンドイッチパネ
ル(厚みが15mm、比重約0.5)成形品を得た。
【0055】この時の硬質ポリウレタンフォーム材料
は、実施例1と同じものを用いた。結果を表1に示し
た。この硬質ウレタンフォームの曲げ弾性率は、35k
gf/mm2で、50%圧縮変形放置後の厚みの減少は
20%であった。
【0056】次にこのサンドイッチパネルを、900×
2400mmの大きさに切り出し車輌用床材として評価
した。結果を表1に示した。
【0057】(実施例3)繊維強化材として230g/
2のチョップドストランドマット、440g/m2のロ
ービングクロス、230g/m2のチョップドストラン
ドマットを順に重ね、これに不飽和ポリエステル樹脂を
含浸させ、該不飽和ポリエステル樹脂を硬化させて表面
材に用いるFRP製成形板Cを得た。このFRP製成形
板Cの厚みは1.5mmで、繊維強化材の割合は重量基
準で約40%であった。
【0058】次に45℃に温調した1m×2.5m×1
5mmの箱体状の成形型に、2枚のFRP製成形板Cを
セットし、この間に硬質ポリウレタンフォーム材料を注
入発泡し、硬質ポリウレタンフォーム層の厚みが12m
m、成形密度0.37g/cm3である、サンドイッチ
パネル(厚みが15mm、比重が約0.6)成形品を得
た。
【0059】この時の硬質ポリウレタンフォーム材料
は、トリメチロールプロパンを開始剤に用いた水酸基価
420の多価アルコール系ポリエーテルポリオール50
部とグリセリンを開始剤に用いた水酸基価30の多価ア
ルコール系ポリエーテルポリオール10部、トリエタノ
ールアミンを開始剤に用いた水酸基価350のアミン系
ポリエーテルポリオール40部、発泡剤として水O.5
部及びモノフルオロエタン10部、更に触媒としてヘキ
サメチレンジアミン0.5部からなるポリオールコンパ
ウンドと、クルードの4,4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート(MDI)の組み合わせからなるものであ
る。
【0060】この時の硬質ポリウレタンフォーム材料
は、実施例1と同じものを用いた。結果を表1に示し
た。この硬質ウレタンフォームの曲げ弾性率は、35k
gf/mm2で、50%圧縮変形放置後の厚みの減少は
20%であった。
【0061】次にこのサンドイッチパネルを、900×
2400mmの大きさに切り出し車輌用床材として評価
した。結果を表2に示した。
【0062】(実施例4)繊維強化材として編み目状の
300g/m2ロービングクロス、450g/m2のチョ
ップドストランドマットを2枚、更に、編み目状の30
0g/m2ロービングクロスをこの順で重ね、これに不
飽和ポリエステル樹脂を含浸させ表面材に用いるFRP
製成形板Dを得た。このFRP製成形板Dの厚みは2.
5mmで、繊維強化材の割合は重量基準で約40%であ
った。
【0063】次に45℃に温調した1m×2.5m×2
0mmの箱体状の成形型に、2枚のFRP製成形板Dを
セットし、この間に硬質ポリウレタンフォーム材料を注
入発泡し、硬質ポリウレタンフォーム層の厚みが15m
m、成形密度0.22g/cm3である、サンドイッチ
パネル(厚みが20mm、比重が約0.55)成形品を
得た。
【0064】この時の硬質ポリウレタンフォーム材料
は、実施例1と同じものを用いた。結果を表1に示し
た。この硬質ウレタンフォームの曲げ弾性率は、16k
gf/mm2で、50%圧縮変形放置後の厚みの減少は
25%であった。
【0065】次にこのサンドイッチパネルを、900×
2400mmの大きさに切り出し車輌用床材として評価
した。結果を表2に示した。
【0066】(実施例5)繊維強化材として450g/
2のチョップドストランドマット、800g/m2のロ
ービングクロス、450g/m2のチョップドストラン
ドマットを順に重ね、これに不飽和ポリエステル樹脂を
含浸させ、該不飽和ポリエステル樹脂を硬化させて表面
材に用いるFRP製成形板Eを得た。このFRP製成形
板Eの厚みは2.8mmで、繊維強化材の割合は重量基
準で約45%であった。
【0067】次に45℃に温調した1m×2.5m×3
0mmの箱体状の成形型に、2枚のFRP製成形板Eを
セットし、この間に硬質ポリウレタンフォーム材料を注
入発泡し、硬質ポリウレタンフォーム層の厚みが24m
m、成形密度0.25g/cm3である、サンドイッチ
パネル(厚みが29.6mm、比重が約0.50)成形
品を得た。
【0068】この時の硬質ポリウレタンフォーム材料
は、実施例1と同じものを用いた。結果を表1に示し
た。この硬質ウレタンフォームの曲げ弾性率は、23k
gf/mm2で、50%圧縮変形放置後の厚みの減少は
23%であった。
【0069】次にこのサンドイッチパネルを、900×
2400mmの大きさに切り出し車輌用床材として評価
した。結果を表2に示した。
【0070】(比較例1)市販の15mm厚みのアピト
ン合板を比較例1の表面材として用いた以外は、実施例
1と同様に行った。尚、このアピトン合板の比重は約
0.7であった。結果を表1に示した。
【0071】(比較例2)市販の15mm厚みのアルミ
ハニカム板を比較例2の表面材として用いた以外は、実
施例1と同様に行った。尚、このアルミハニカム板は表
面のアルミ板の厚みがそれぞれ1.0mmであり、比重
は約0.7であった。結果を表1に示した。
【0072】(比較例3)45℃に温調した1m×2.
5m×20mmの箱体状の成形型に、実施例1で使用し
たものと同じ2枚のFRP製成形板Aをセットし、この
間に硬質ポリウレタンフォーム材料を注入発泡し、硬質
ポリウレタンフォーム層の厚みが12mm、成形密度
0.09g/cm3である、サンドイッチパネル(厚み
が15mm、比重が約0.4)成形品を得た。
【0073】この時の硬質ポリウレタンフォーム材料
は、ペンタエリスリトールを開始剤に用いた水酸基価4
50の多価アルコール系ポリエーテルポリオール100
部、発泡剤として水2部及びモノフルオロエタン20
部、更に触媒としてヘキサメチレンジアミン0.5部か
らなるポリオールコンパウンドと、クルードの4,4’
−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)の組み
合わせからなるものである。
【0074】この硬質ウレタンフォームの曲げ弾性率は
8kgf/mm2で、50%圧縮変形放置後の厚みの減
少は35%であった。結果を表2に示した。
【0075】(比較例4)繊維強化材として450g/
2のチョップドストランドマットに不飽和ポリエステ
ル樹脂を含浸させ表面材に用いるFRP製成形板Fを得
た。このFRP製成形板Fの厚みは0.8mmで、繊維
強化材の割合は重量基準で約40%であった。
【0076】45℃に温調した1m×2.5m×20m
mの箱体状の成形型に、2枚のFRP製成形板Fをセッ
トし、この間に硬質ポリウレタンフォーム材料を注入発
泡し、硬質ポリウレタンフォーム層の厚みが12mm、
成形密度0.5g/cm3である、サンドイッチパネル
(厚みが15mm、比重が約0.4)成形品を得た。
【0077】この時の硬質ポリウレタンフォーム材料
は、ペンタエリスリトールを開始剤に用いた水酸基価4
50の多価アルコール系ポリエーテルポリオール100
部、発泡剤として水2部及びモノフルオロエタン20
部、更に触媒としてヘキサメチレンジアミン0.5部か
らなるポリオールコンパウンドと、クルードの4,4’
−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)の組み
合わせからなるものである。
【0078】この硬質ウレタンフォームの曲げ弾性率は
45kgf/mm2で、50%圧縮変形放置後の厚みの
減少は15%であった。結果を表2に示した。
【0079】
【表1】 注)表面硬度:ショアーD硬度計で測定 圧縮破壊及び繰り返し圧縮試験:圧子20φ、圧縮速度100
mm/分 耐摩耗性:テーハ゛ー摩耗試験(摩耗輪H-22、荷重1Kg、1000
回) 塗装の必要性:比較例1の場合、そのままでは吸水が激し
く、劣化を早めたり、吸水による重量増の問題が有る為、
一般に塗装必要。
【0080】面材接着性:建研式接着試験にて測定。
【0081】
【表2】 注)表ー1に同じ。
【0082】
【表3】
【0083】注)表-1に同じ。
【0084】以上のことから、本発明のパネル材は、軽
量で剛性が高く、且つ加工性にも優れ、所定サイズへの
切り出しも容易であることが判った。また、比較例に比
べポリオール成分を混合系に変更したことにより、接着
性も安定し製品の品質も向上した。
【0085】
【発明の効果】本発明は、FRP製成形板を表面材とし
て用いることにより表面硬度、耐摩耗性に優れ、さらに
2枚のFRP製成形板の間隙に、特定のポリオール原料
からなる硬質ポリウレタンフォーム原料を注入発泡し、
特定の成形密度となるサンドイッチパネルとすることに
より、FRP製成形板と発泡体との界面接着力が強固で
軽量性、剛性に優れ、所定のサイズの部材を自由に切り
出しできると言う切断加工性、ビス止めできるといった
ビス納まり性に優れたパネル材を提供するものである。
従って、本発明のパネル材は、木質板の代わりとして多
くの分野、例えば、掲示ボード、スホ゜ーツ施設用パネル、
テーブル天板、各種床材、壁材等として使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 105:08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)上下の表面材としての2枚のFRP
    製成形板と、(B)その間の芯材が注入発泡してなる独立
    気泡性の成形密度0.2〜0.5g/cm3の高密度硬
    質ポリウレタンフォームとからなり、高密度硬質ポリウ
    レタンフォーム(B)の重量割合が全パネル重量の30重
    量%〜60重量%の範囲に入るもので、該ポリウレタン
    フォーム(B)の繊維強化材を含まない時の曲げ弾性率1
    4〜200kgf/mm2で、50%圧縮変形放圧後の
    厚みの減少が10%以上のものであることを特徴とする
    パネル材。
  2. 【請求項2】 高密度硬質ポリウレタンフォーム(B)
    が、ポリエーテルポリオールの混合物で、開始剤がそれ
    ぞれ多価アルコール類とアミン類で、アルキレンオキサ
    イドを付加したものであることを特徴とする請求項1記
    載のパネル材。
  3. 【請求項3】 FRP製成形板(A)が、繊維強化材とし
    てクロス状繊維強化材を少なくとも1層用い、マトリッ
    クス樹脂として熱硬化性樹脂を用いたものであることを
    特徴とする請求項1〜2いずれか記載のパネル材。
  4. 【請求項4】 FRP製成形板(A)の熱硬化性樹脂がラ
    ジカル重合性不飽和樹脂で、繊維強化材が1枚当たり目
    付量100〜800g/m2を複数使用し、総目付量8
    00〜1700g/m2とすることを特徴とする請求項
    1〜3いずれか記載のパネル材。
  5. 【請求項5】 FRP製成形板(A)の厚みが、0.6〜
    3.0未満mm/1枚で、硬質ウレタンフォーム(B)の
    厚みが、5〜24mmであることを特徴とする請求項1
    〜4いずれか記載のパネル材。
  6. 【請求項6】 金型にセットされた2枚のFRP製成形
    板の間隙に、硬質ポリウレタンフォーム原料を注入発泡
    し一体成形する工程、得られたサンドイッチパネルから
    所定サイズに切り出される工程からなることを特徴とす
    る請求項1記載のパネル材の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012131987A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 Anaロジスティクサービス株式会社 航空機用荷重分散板及びこれを用いた貨物輸送容器固定構造
JP2019202670A (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 小平産業株式会社 トラックの荷台の床構造、トラックの荷台、及び製造方法
KR20220166681A (ko) * 2021-06-10 2022-12-19 씨아이티 주식회사 강성이 확보된 가구용 경량 보드 및 이의 제조방법

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JP2019202670A (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 小平産業株式会社 トラックの荷台の床構造、トラックの荷台、及び製造方法
KR20220166681A (ko) * 2021-06-10 2022-12-19 씨아이티 주식회사 강성이 확보된 가구용 경량 보드 및 이의 제조방법

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