JPS6090213A - 白色変性フエノ−ル樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

白色変性フエノ−ル樹脂組成物の製造方法

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JPS6090213A
JPS6090213A JP19765883A JP19765883A JPS6090213A JP S6090213 A JPS6090213 A JP S6090213A JP 19765883 A JP19765883 A JP 19765883A JP 19765883 A JP19765883 A JP 19765883A JP S6090213 A JPS6090213 A JP S6090213A
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phenolic resin
triazine ring
molar ratio
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Yoshiaki Kurimoto
好章 栗本
Akiyuki Kojima
昭之 小島
Yuji Miyashita
宮下 雄次
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Gun Ei Chemical Industry Co Ltd
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Gun Ei Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱或いは酸によって硬化1ゼたフェノール樹
脂硬化物の色相が白色であるに性フェノール樹脂組成物
の#遣方法へ関丁会。フェノール樹脂は該硬化物の色相
が黄色或いは褐色であるという大きな欠点をもつ。これ
は、硬化反応の除。
フェノール性水酸基が熱或いは酸により酸化な受けキノ
ン構造(赤外吸収スペクトルでの1680゜1700信
−付近 II (核磁気共鳴スペクトルでは、159P
pm付近の吸収として表われる芳香族キノン)をとる為
である。
従来より、この問題の解決策として、(す無水酢酸によ
るアセチル化、トリメチルクロロシラyによるシリtp
化、酢酸メチルによるエステル化1等の7エノール性水
酸基をマスキングする方法。(2)尿素及び尿素樹脂に
代表される菱色防止剤を絡加する方法。(3)フェノー
ル源として、4.4’−ジヒドロキシジフェニル−2,
2′−ジメチルプロパン(ビスフェノール−A〕のよう
な比較的増色しにくい原料を用いる方法なとがある。L
かし、(1)では高温になるとマスキング剤とフェノー
ル性水を技基の結合が切れ、湾色する。(2)では、フ
ェノール樹脂硬化物の耐水性、耐熱性、e練性、轡械的
強度等の特性を大きく低下させてしまう。(3)も高温
時の別色は避けられない。
本発明は、かη・る問題′Ik:解決する為鋭意研究の
結果、硬化しても、61!化物ヲ筒温に−しても湾色し
ない、白色硬化物か得られる変性フェノール値脂組成物
の製造方法を見出したものである。
以下に本製造方法の詳細な説明乞記述する。
フェノール類とグアナミン類をアルデヒド類で塩基性触
媒により、フェノール類とグアナミン類tn共m合物を
肩する組成物を得る。ここでフェノール類について、着
色しにくい原料を用いることが、白色化の基礎となり、
更に、フェノール樹脂の性質(機械的性!ffl:)Y
損わずに変性することが出来るグアナミン類の選定が前
提となる。
ここで示されるフェノール類とは1石炭酸、0゜m、p
 −クレゾール、キシレノ−A/、 P−1er$−7
’fルフェノール、P−オクチルフェノール、P−7:
cニルフェノール、スチレン化フェノール。
ビスフェノール−A、4.4’−ジヒドロキシジフェニ
ルスルホン(ビスフェノール−8)ジヒドロキシジフェ
ニルメタン(ビスフェノール−F)。
及び4.4′−ジヒドロキシジフェニル−スルフィドを
指す。ここでは0分子構造に対称性が高い程。
フェノール性水酸基のプロトン放出が妨げられるので、
白色化には好ましい。従って、多くは、ビスフェノール
−A、ビスフェノールS、ビスフェノール−F及び4.
4’−’/ヒドロキシジフェニルスルフィドが用いられ
る。
また、グアナミン類とはトリアジン環を有する化合物全
総称しており、メラミン、アセトグアナミン、ペンゾグ
アナミ/などを指子。ここでは。
共縮会乞行なう為に、アルデヒド類との反応性がフェノ
ール類のものと近似していることが望ましく、好ましく
は、ベンゾグアナミンを用いる。ペンゾグアナミンヲ用
いろことにより、フェノール類との相溶性も問題なく行
なわれる。このことは。
ベンゾグアナミンの有j◇ベンゼン埠が、非常に重要な
意味を持つ。従って、メラミンやアセトグアナミンでも
白色化は行なえるが、より耐熱性。
耐湿性を同上させる為には、ベンゾグアナミンが最適と
考えられた。
さらに、アルデヒド類とは、ホルムアルデヒド水溶液(
例えは、37重i%、42重Mチハパラホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒドを指子。多く
の場合、ホルムアルデヒド水溶液(ホルマリン)を用い
る。
用いられる塩基性触媒とは、水酸化ナトリウム。
水酸化カリウムのようなアルカリ金網水酸化物。
水M化カルシウム、水酸化バリウムのようなアルカリ土
類金楓水酸化物、アンモニア水、モノメチルアミン、ジ
メチルアミン、トリメチルアミンのようなアルキルアミ
ン及びその同族体、モノエタノールアミン、ジェタノー
ルアミン、トリエタノールアミンのようなアルカノール
アミン及びその同族体、トリフェニルアミンのような芳
香族アミンを指子。ただし、当該樹脂硬化物に電気絶縁
性を持たせようとする場合、無機系触媒は脱塩処理が必
要となるので用いない万が好ましい。
本発明で用いられるフェノール類CP)とグアナミン類
(G)4とのモル比PEGはl:9〜9:1までほぼ全
範囲に及ぶ。しかしフェノールが多い程、白色化、特に
高温時における白色化が損われ、逆にグアナミン類が多
いと、フェノール樹脂のもつ機械的性質が損われる傾向
にあるので、好ましくは。
P:G=l:5〜2:3が良い。
又、フェノール類及びグアナミン類とアルデヒド類(以
下、代表してホルマリンと称丁)(F)とのモル比は、
CP十G):Fは1:l〜l:4である。ただし、ホル
ブリン量が多いと、付加反応が進み、メチロール体が多
く存在するが、共縮合反応が進みに<<、硬化時間が遅
くなる。逆に、ポルマリン基が少ないと、共縮合反応が
進み、付加反応が進みにくり、得られた樹脂組成物の流
動表が低下し1作業性1寸法安定性に障簀を・来た王。
従ってモル比はCP+G):F=2:3〜2:5が好ま
しい。
反応仕込は、フェノール類とグアナミン知ヲ同時に仕込
んでも良いが、まり共線率の高い組成物を得るためにト
ま、やや反応性に劣るグアナミン類の初期反応(メチロ
ール付加)を充分に行なう必嶽があり、好筐しくは0分
割仕込みが良い。この時、グアナミン類とホルマリンの
初期モル比ハ。
上記の理由より、5:9〜2ニアが好ましい。ここで、
好ましくはアミン類を触媒として、雰11rl気をpH
7〜12に調製丁6が、温和な条件で充分な付加反応を
進行させる為に、pH7,5〜8.511Ffましい。
仕込児了後、20〜60分で60〜85℃まで昇温する
。所定の温度に達すると1反応混合物が均一透明になる
ので、ここで初期反応冗了と判断し、フェノール類を投
入する。この時(P+c ) : F=2 : 3〜2
 : 5になりxうにする。
フェノール類投入後、直ちに昇温し、100℃還流下で
一定時間保持丁6゜やがて反応が進み白濁する。白濁後
反応終了とするが、用途によっては熟成工程を必要とす
る。そして60℃に冷却した後、中和剤にてpH4〜7
に中和する。中和剤には、シュウ酸、酢[、P−)ルエ
ンスルホン嘔。
P−フェノールスルホン酸等の肩機敏、及び塩酸。
硫#1..燐酸1等の無機酸が用いられる。特に限定は
ないが、上述の理由により1M機#/、ヲ用いることが
望ましい。
ここまでは1バツチ法を記述Lzが、フェノール類及び
グアナミン類の初期反応物(メチロール付加物)を各々
のバッチで得た後、混合して共縮合反応をする2パツヂ
法においても当該樹脂組成物が得られることは勿論であ
る。ただし、製造コスト面では、スペース、人件費、熱
量がより多く必要になることが欠点である。
濃縮、取り出しは、最終的に得ようとする当該樹脂の形
態により若干具なるので、以下1代表的な例を記述する
当該樹脂の固形物を得るには、中オ■後の反応生成物を
330mmHgの圧力下で徐々に昇温し105℃とする
。ここ1で要丁口時間は約70分であり。
水分のほとんどが除去される。その後、圧力を60mm
Hgとし、120℃まで昇温し、残存するフリーの原料
を除去する。そして常圧に戻し、常法に基づき、取り出
し冷却する。得られた固形物は用途に応じ適当な方法圧
より、塊状1粒状、粉状。
ペレット状にされる。
当該樹脂のフェスを得るには、上記同様、105℃まで
減圧濃縮した後、常圧に戻し、使用する浴剤の沸点以下
(通常、沸点より5℃低い温度〕筐で冷却し、攪拌しり
つ浴剤を徐々に添加する。ここで、溶剤とは当該樹脂を
溶解せしめるものでめれば良い。多くの場合、メタノー
ル等のアルコール類、アセトン等のケトン類の他、脂肪
族、及び芳香族炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、エーテル船、エステル類、セロソ
ルブ@、ハロゲン系溶剤等が用いられる。固形分は80
チ以下であれはフェス状を保ち、特に必要とする保持条
件はないが1作業性等の問題から、多くの場合、40〜
60%に調整される。以下実施例、比較例¥あげて本発
明を具体的に説明する0 実施例エ ペンソクアミン1879.42%ホルマリン21491
7:還流冷却器つき1tフラスコに取り、トリエチルア
ミン0.9tf加えて、75℃にて反応した。その後、
混合物が透明となったらビスフェノール−A60r’i
’加えて100℃九て還流反応した。白濁後20分間熟
成した後、60℃でシュウ酸にてpH4に中和した。欠
いで、330mn+Hfの圧力下で105℃まで減圧濃
縮し、更に60mmHtの圧力にして、液温か120℃
となった時取り出した◎常温まで冷却すると、無色透明
な樹脂組成物が得られた。
得られた樹脂組成物を粉砕機にて粉砕し、80℃で10
分間B化後、再び粗砕し、150℃、30分間、120
kg/dKてプレス成mlすると、無色透明な樹脂硬化
板が得られた。
実施例2 アセトグアナミン153f、42%ホルマリン107 
fY還流冷却器付@ltフラスコに取り。
トリエタノールアミン11を加え60℃にて反応した。
ここで実施例1同様、混合物が透明になったら1石炭[
25fY加え、100℃にて還流反応した。白PA後6
0分熟成した後、60℃で酢酸にてpH−6にした。欠
いで330mmH?の圧力下で減圧濃縮し、液温か10
5℃になったら、60℃まで冷却し、メタノール200
?を徐々に加えてフェスとした。
得られたワニスiリンタ紙に含浸し、乾燥後。
80℃、10分間B化した。この時、全体に対する樹脂
含有量は48.7%であった。これ7a1′3枚重ねて
、170℃、lookg/dで30分間プレス成型する
と、白色σ)積層板が得られた。
比較例 フェノール94t、42%ホルマリン80f。
25%アンモニア水4tf還流冷却器付き500dフラ
スコに取をハ 100℃にて反応した。白濁後10分で
反応終了とし、LOOnnH9にて減圧#?laし、1
05℃にて混合物が透明Elよaまで絖けす。
次いで90℃まで冷却し、メタノール1100f徐々に
添加すると、褐色のフェスが得られた。このフェスをり
ンタ紙に含浸させ、実施例2と同様に成型すると、褐色
の積層板が得られた。
以下実施例、比較例で得られた組成物の特性値を示す・ 特許出願人 群栄化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (リ フェノール類とトリアジン環を有する化合物をア
    ルデヒド類によ1ハ塩基性触媒下で共縮合して得た組成
    物の熱、或いは、*による硬化物が白色であることを特
    徴とする変性フェノール樹脂組成物の製造方法。 (2)トリアジン環をM丁も化合物がベンゾグアナミン
    である特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
JP19765883A 1983-10-24 1983-10-24 白色変性フエノ−ル樹脂組成物の製造方法 Granted JPS6090213A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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