JPS6090087A - 分級機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、細骨４・」や粒状或いは粉状の化学物質等を
粒径に従って無段階状に分級させる分級装置に関する。

＋１５ｉ斜面を分級能と腰この傾斜分級面に振動を加え
、該振動作用によって微粒を上向すに移動させ、かつ粗
粒を重力作用によって下向きに落下させることにより、
微粒と粗粒とに無段階状に分級させる分級装置が既に提
案されている。

しカルながら、この従来の分級装置は、粗粒は傾斜分級
面の傾斜下端縁から転落させて取り出し、又微粒は傾斜
分級面上を振動により横方向（傾斜方向と直交する方向
）に移動させて取り出すようにしており、このため、傾
斜分級板に分級方向と取出し方向の振動を加える必要が
生じ、その振動方向の設定が複雑になるとともに分級能
率および分級精度が半減し、かつ分級物の取１）出し方
向が異なるため、分級物の取り出し個所が広範囲となり
、その取り出しが不便になるという問題があった。

本発明は、かかる従来の問題点を解消せんとなされたも
ので、その目的とするところは、振動を分級のためだけ
に作用させることで精度の高い分級が能率的に行なえる
ようにし、しがも分級物の取り出し方向を一方向にして
、その取り出し作業が簡便に行なえるようにした分級装
置を提供することにある。

即ち、この目的を達成するために、本発明の分級装置は
、両側にフランジを立設させた平ベルトであって、ベル
トの幅方向に傾斜する状態に懸架したｊｉｊｌ、端間側
ベルトと；該無端回動ベルトの」二側移行部に傾斜方向
に振動を加える振動装置と；をイ（ｉｔえ、かつ１１；
ｊ記３１（（端間側ベルトの上１１１１＋移行部の傾斜
上面を分級面として構成することとした。

従って、＋’＋ｉｊ述のように構成した本発明の分級装
置ｔによれば、凡（端間側ベルトにおける上側移行部の
傾斜上面を分級面とし、該分級面に傾斜方向の振動を加
えるため、傾斜方向、即ち分級方向のみに振動か作用し
て分級能率および分級精度を向上させることができるの
である。

又、分級面を無端回動ベルＬＬに設けているので、該無
端回動ベルトの回動に伴なって分級物を取り出すことが
でき、しかもその取り出し方向が一方向となるため、分
級物の取り出し作業か簡便に行なえるものである。

以下、本発明の実施例を図面に示して説明する。

尚、実施例を述べるに当り、砕石による細骨材を分級λ
・ｊ象物とした分級装置Ａを例にとる。

図において、１は機台、２は機枠である。該（幾枠２は
（成金１に傾斜調節可能に支持されており、その支持構
造は、機台１に立設したブラケット３゜３に、機枠２の
一側部に設けたブラケット４，４を枢着５，５　させる
ととも１こ、１蔑台１と機枠２の池側部との間に電動シ
リング６を設け、該シリング６の伸縮によって機枠２の
傾斜角度を調節するようにしている。

７は無端回動ベルトで、ゴム材による平ベルトに形成さ
れ、かつ両側部にはベルトの全周に亘って波形状のフラ
ンジ８，８が形成されている。そして、この無端回動ベ
ルト７は、前記機枠２に軸支した駆動ドラム９と従動ド
ラム１０との開に張設されており、したがって、該無端
回動ベルト７は機枠２の傾斜に対応してベルトの幅方向
に傾斜した状態に懸架され、そして、この傾斜状態に懸
架された無端回動ベルト７の上側移行部７ａの傾斜上面
を分級面１１として構成させている。尚、１２．１２は
無端回動ベルト７の下側移行部７ｂに設けたテンション
ローラ、又、１３は駆動モータで、その回転動力を伝達
ベルト１４および減速機１５を介して駆動ドラム９に伝
達し、該駆動ドラム′：３の回転１こより無端回動ベル
ト７を矢印方向に回動させるようにしている。

次に、Ｊには振動装置で、中央部を若干中高状に弯曲し
た受け板１７と、該受は板１７に一体に形成した支Ｊ！
ｌ板１８と、詠支持板１８に取伺けた振動モータ１！Ｊ
、］９　と、を有し、かつ前記受は板１７の上面を無端
回動ベルト７の上側移行部７ａの裏面に当接させる状態
に、前記支持板１８の４ケ所を機枠２に弾性支持させ、
そして、前記振動モータ１９，１９　による振動で受け
板１７を振動させて、該受は板１７の振動に伴なって無
端回動ベルト７の上側移行部７ａを振動させながら、分
級面１またる該」二側移行部７ａの傾斜上面に傾斜方向
（矢印Ｎ方向）の振動を加えるようにしている。尚、２
（１，２０は弾性支持手段としての弾性体で、コイルス
プリング・空気バネ帯ゴムとスプリングの複合比等を用
いるものである。

従って、本実施例の分級装置へを用いて細骨材を分級す
るに際し、原料となる細骨材を無端回動ベルト７の一端
に設けた供給位置Ｐから投入すると、微粒は分級面１１
に加わる振動作用を大きく受けて分級面１１上を上方に
移動し、粗粒は重力作用を大きく受けて分級面１１上を
傾斜に沿って下方に落下することになり、これが細骨材
を、フランジ８，８間における分級面１１上で傾斜下端
側から傾斜上端側に向けて次第に粒径が小さくなる状態
に展開して、傾斜方向に無段階状に分級させることにな
るのである。

そして、前述の分級作用は無端回動ベルト７の回動に伴
なって、上側移行部７ａ上において一端の供給位置Ｐか
ら他端の取り出し位置Ｑの間で行なわれ、その後は該取
り出し位置Ｑから落下するもので、この場合、取り出し
位置Ｑに仕切板２１゜２１　を設けて、適宜に設定した
分離点に従って細骨材を分級することになる。

尚、実施例では受け板１７を弯曲させており、これは、
受は板１７と無端回動ベルト７との馴みを良好にして、
振動の伝達を確実に行なわせる点で有効な手段となるが
、これに限らず、受は板を平担に形成してもよい。

以上、本発明の一実施例について図面により説明したか
、本発明の具体的な構成は前記した実施例に限定される
ものではない。

例えば、実施例では分級対象物を砕石による細骨４・］
としているが、これ以外に、粒状や粉状の化学物質、粒
状食品等、粒状物については全て分級の対象物とするこ
とがでｂる。

又、無端回動ベルトの幅や長さは分級対象物に応じて適
宜に決定できるし、又、両側の７ランシについては、実
施例で示したように波形に形成させると、ドラム回行部
）こおける引張りカか波形の凹＋’、！＋　ｌこよって
吸収されるから、該フランツの存在がベルトの回動動作
の支１ηｔとなることはなく、ベルトを円滑１こ回動さ
せることかでべろ。

又、傾斜手段として実施例では電動シリングを用いてい
るが油圧シリンダやその辿の昇降装置を用いてもよく、
又、傾斜調節１げ能にすることなく、傾斜状態に固定さ
せてもよいが、分級対象物の比重や粒度に応して傾斜角
度の設定ができる点において傾斜調節可能にした本実施
例は好適な実施例といえる。

又、振動装置についても、実施例に限定されることはな
く、要は、分級面を形成した無端回動ベルトの上側移行
部に傾斜方向の振動を加えることができる構造であれば
よく、この場合、振動数や振幅を変更可能にしておけば
、分級対象物に応じた振動を加えることができることが
ら好ましい。

又、無端回動ベルトの下側移行部にスクレーパを設けて
、ベルト上の付着物を掻１落すようにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

＄１図は本発明の一実施例である分級装置を示す正面図
、第２図は該分級装置の断面図、第３図は第１図Ｘ−ｘ
矢視図、第４図は第１図Ｙ−Ｙ矢視図である。 Ａ：分級装置 ７：無端回動ベルト ７ａ：上側移行部 ８　ｒ　８　：７ランノ １１：分級面 １６：振動装置 特許出願人 株式会社中山鉄工所 ＋　７ｂ 手続補正書（自発） 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １、事件の表示 昭和５８年特許願第１９７９３６号 ２、発明の名称 分級機 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 ４、代理人 住所　福岡市中央区赤坂３丁目８番２ 赤坂エクセル 氏名　（８５１２）弁理士　綾　田 ５、補正の対象 図面 ６、補正の内容

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）両側にフランジを立設させた平ベルトであって、ベ
   ルトの幅方向に傾斜する状態に懸架した無端回動ベルト
   と；該無端回動ベルトの」二側移行部に傾斜方向に振動
   を加える振動装置と；を備え、かつ１１１」記無端回動
   ベル）・の上側移行部の傾斜−Ｌ面を分級面として構成
   させたことを特徴とする分級（克