JPS6089789A - 建物埋設物の損傷防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば建造物の壁面等に穿孔加工を施こす場
合において、壁内に埋設された鉄筋や各即金属配管等が
］二貝刃先により損傷されるのを防止する建物埋設物の
損傷防止装置に関する。

例えばコンクリ−１・建造物の床、壁、柱等には、コン
クリート補強用の鉄筋の他、電気配管、給排水管、ガス
管等の金属配管が埋め込んである。これがためコンクリ
ート打設後に各種器具の設備工事を実施する場合、コン
クリ−ト壁面等へ穿孔加工を施こすと、工具刃先が埋設
物を誤って損傷することがあり、その補修に無駄な労力
を費やす必要がある。また電動工具の刃先が鉄筋のよう
な固い埋設物にくい込んだとき、刃先が破損し、更には
その衝撃により人身事故を誘発する等、幾多の問題があ
った。

本発明は、工具作動部が鉄筋、金属配管等の導電性を有
する建物埋設物に接触したとき、これを電気的に検出す
ることによって、建物埋設物の損傷を防止し、ひいては
工具の破損や人身事故の発生を未然に防止した建物埋設
物の損傷防止装置を提供することを目的とする。

以下図面に示す実施例に基づき本発明を具体的に説明す
る。

図面は、本発明を′心動ドリル（１）に実施した例を示
すが、本発明はかかる穿孔用工具に限らす、切断用その
他の工具にも適用実施できる。

図示例の電動ドリル（１）は、先端チャック部０１）に
穿孔刃（１２）が装着され、穿孔刃（１２１と導通する
本体金属部（１３）には建物（２）内の埋設物（イ）が
穿孔刃（１２）により損傷されるのを防止する保護回路
が接続しである。この保護回路は、穿孔刃（１２）が導
電性の埋設物（２０）に接触したとき、これを検知して
、電動ドリル（１２）への給電を遮断するものであるが
、本発明はかかる給電遮断方式に限らず、例えば埋設物
（２０）の接触検知により警報音を発するよう構成する
等、適宜設計変更が可能である。

図示例の保護回路は、回路動作させる一定の直流低電圧
を供給する低圧直流電源装置（３）と、埋設物（２０）
に対する穿孔刃（１２）の接触を検知する接触検知回路
（４）と、検知出力に基づき電動ドリル（１）への゛電
源供給回路（！１４）を遮断する制御回路（５）とを含
む。

接触検知回路（４）はブリッジ回路（６）と外部接続回
路（７）とから成り、ブリッジ回路（６）は抵抗＋ｆｉ
ｌ）　ＩＢＺおよび抵抗！［１ｌｌｌ　＋６５１より成
る直列抵抗回路１６０）　！６３）を含む。１ス１示例
の外部接続回路（７）はブリッジ接続点Ａを接地端子（
６ωに接続すると共に、外部接続端子（＠を電動ドリル
（１）の金属部（１３）に接続して構成され、この外部
接続回路（７）は抵抗（６りに対し並列接続しである。

尚埋設物（２０）が接地されていないときは、ブリッジ
接続点Ａを直接埋設物（イ）に接続する。

前記制御回路（５）は、トランジスタ（８０）のエミッ
タに一方のブリッジ接続点Ａを、またベースに他方のブ
リッジ接続点Ｂを夫々接続して成る検出回路（８）と、
トランジスタ（８０１のコレクタに接続された駆動トラ
ンジスタ（９０）および、駆動トランジスタ（９０）の
コレクタ側に接続された常間接点曽を有する電磁リレー
（９１１を含む駆動回路（９）とから成り、常開接点（
９りの閉動作により電源供給回路（９４）に介装された
開閉６曽を開動作させる。

今ブリッジ抵抗＋６１１　＋６４１　！（ト）の抵抗値
Ｒ１と、ブリッジ抵抗（昭の抵抗値Ｒ２との関係をＲ１
（Ｒ２に設定すると、電動ドリル（１）の穿孔刃ｔ１２
が埋設物ｔ２０）に触れていない状態、すなわち外部接
続回路（７）が開路状態にあるとき、ブリッジ接続点Ａ
の電位ＶＡ　（）ランジスタ１８０）のエミッタ電位）
がブリッジ接続点Ｂの電位Ｖ＋＋　（１−ランジスタ（
８０）のベース７在位）より高くなり、トランジスタ（
鯛は導通しない。

そして電動ドリル（１）の穿孔刃０２が埋設物２０）に
１１ｐｌ！れたとき、外部接続回路（７）が導通（接地
抵抗は１５０Ω以下）し、ブリッジ回路（６）における
抵抗＋＋；２）と外部接続回路（７）との合成抵抗値が
変化する。この場合に外部接続回路（７）の抵抗値をに
３とし、前記抵抗値Ｒ，、Ｒ２との関係をつぎのように
設定すると、電位Ｖｎは電位ＶＡより大きくなり、トラ
ンジスタ＋８（１は導通状態となる。

これにより駆動トランジスタ（眼も導通して電磁リレー
（９１）が付勢され、常開接点（９２）の閉動作により
開閉器（９３）か作動して、電源供給回路（９４）が開
路する。かくして電源コンセン）　＋９５＋への給電が
停止１゛され、″市５１１＋ドリル（１）の動作は強制
停止される。

本発明は上記の如（、工具作動部が導電性を有する建物
埋設物（２■に接触したとき、これを自動検出して、工
具への給電停止若しくは警報を行なうよう構成したから
、建物埋設物の損傷カイ防止され、加えて工具の破損や
衝撃に伴なう人身事故の発生を未然に防止し得る。また
本発明の装置は、直列抵抗回路（（至）と外部接続回路
（７）との回路結合によりきわめて容易に建物埋設物（
２■に対する工具作動部の接触を検出でき、装置を容易
且つ安価に製作できる等、発明目的を達成した優れた効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明にかかる装置の電気回路図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 直流電圧が印加される抵抗！６１１１６２１より成る直
   列抵抗回路ｆ６０）と、一方の抵抗（６２１に並列接続
   された工具作動部と導電性の建物埋設物との間に形成さ
   れる外部接続回路（７）と、抵抗（財）と外部接続回路
   （７）との合成抵抗値の変化を直列抵抗回路ｒ６■の分
   配電圧に基づき検出する検出回路（８）とを具備して成
   る建物埋設物の損傷防止装置。