JPS608924B2 - 吸気と熱気圧とによつて合板へ化粧覆板を接着する装置 - Google Patents

吸気と熱気圧とによつて合板へ化粧覆板を接着する装置

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JPS608924B2
JPS608924B2 JP50059497A JP5949775A JPS608924B2 JP S608924 B2 JPS608924 B2 JP S608924B2 JP 50059497 A JP50059497 A JP 50059497A JP 5949775 A JP5949775 A JP 5949775A JP S608924 B2 JPS608924 B2 JP S608924B2
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JP
Japan
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plywood
pressure
board
decorative
decorative covering
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JP50059497A
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JPS51136814A (en
Inventor
晟 向井
桂三 塚本
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SEIBU KK
Original Assignee
SEIBU KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は凹凸状の合板の表面と全側面に化粧覆板を一
体的に接着する装置に関す。
化粧合板を製する手段は、吸引器上に基板を置き、その
表面と側面に接着剤を塗布した後、化粧覆板を重ね上方
から弾‘性覆体を密閉するごとく前記吸引器に緑端を密
着し室部を設け、減圧機で吸気しながら該室部を減圧状
態にし、前記弾性覆体を基板の全面に密接せしめ被覆す
る方法が知られている。
しかし、このような方法では応力に限度があり、細部ま
で及ばないのでわずか平状の合板面へ被覆するにとどま
り、従って凹凸状彫りをした合板には化粧覆板を確実に
貼り合わせることができないうらみがある。この発明の
目的とするところは従来の不備な点を改良し、加熱、加
圧すると共に吸気減圧を折衷し、その相乗効果により凹
凸のある合板の表面とその全側面に化粧覆板を緊密に接
着剤を介して一体的に接着する装置を提供するにある。
次に実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図と第2図において周縁にガスケツト10を突設し
た減圧台1の内部は減圧室3で、該減圧室3の表板23
に複数の吸引孔3aを穿設貫通し、減圧室3の一側部は
吸気管5で減圧機4と連係する。前記減圧台1に対して
上下動しガスケット101こ離接して開閉するように設
けた蓋体2の内側に加熱体6を配備し、中央部に舷入し
た圧入口7に耐圧管8と圧縮機9とを蓮適する。前記蓋
体2が下降し、その周緑がガスケット1川こ密接し閉塞
したときに加圧室11を構成する。耐圧管8には蒸気管
14をもつ分岐管13を継ぎ、圧縮機9と蒸気管14を
分岐して設け、風圧あるいは蒸気圧を適時切り替えられ
るようにしてある。なお、図中符号15は加熱体6の配
線、16,16′は蓋体2を上下動し開閉するために該
蓋体を支承する支持棒である。この装置において減圧台
1の表板23上に凹凸面のある合板19を置き、該合板
の表面および各側面には熱可塑性もしくは熱硬化性の合
成樹脂着剤22(第6図、第8図)を全面に塗布し、力
温して半乾燥になったとき木材、合成樹脂又は属箔製な
どの薄質化粧覆板20を重ね、その直方にしなやかな伸
縮性のある弾性板21を表板23の吸引孔3aと前記化
班覆板とを覆うように’被してから、第2の如く前記蓋
体2を油圧シリンダー機構などにより作動して緊密に減
圧台1の内方を閉塞し加圧室11とする。
この加圧室内で化粧覆板2川ま加熱体6により105〜
110ooに加熱され、同時に圧縮機9より耐圧管8を
通して圧入口7から圧搾空気を圧入し、更に弾性板21
を化粧覆板20面に圧接すると、化粧覆板はやや軟化状
態で弾性板21と共に数分間押圧(圧力5〜10k9/
地)されることによって合板19の凹凸面に合致するよ
うにぴったりと接着される。ついで減圧機4を作動すれ
ば、吸気管5より減圧室3内の空気をa方向に吸引し、
該室内を減圧しながら前記弾性板21との間の空気も吸
引孔3aから除去し、ここで弾性板の周縁部が表板面に
密着し、加圧室と減圧室とを遮断するので減圧室内を強
制減圧状態にすることができる。かくして弾性板21の
押圧に伴って化粧覆板20が合板19面に接着し、合板
の表面と全側面に一体的に密着する。採用する接着剤は
化粧覆板(つき板)の材質により異なるが、化粧覆板が
木材又は合成樹脂製のときはポリ酢酸ビニール樹脂5$
部(固形分50%)に尿素樹脂50〜7の部(固形分7
0%)を配合した混合接着剤が好ましい。更に本発明の
作用において、合板と化粧覆板の具体例を述べれば、第
3図乃至第8図は主要部が同一であるから同一の部分は
共通した符号で表わされている。
第3図および第4図に見られるようにあらかじめ基板1
7に切り抜き部材18を接着層を介して貼付し、或し、
は切抜片18aを同じく接着層を介して接着した合板を
任意に選定し、その表面および全側面に接着剤を塗布し
て化粧覆板を重ね、その上に弾性板を覆い、第2図に見
られるように熱間で圧搾空気圧力により前記化舵覆板2
0を弾性板21に伴って前記合板19の凹凸面や曲面に
密接する。第3図に示すような前記部材を用いた場合は
、第5図、第6図に示す凹状彫りの化粧合板Aを構成し
、また、第4図に見られるような部材を用いた場合は、
第7図、第8図に示す浮き彫り状の化粧合板Bが構成で
きる。化粧覆板は不板のほか合成樹脂又は金属箔薄板を
用いるが、天然のラワン材の薄板が最も好ましい。しか
し薄板は曲げに対して弱いので、必要に応じて織物、紙
材、フェルト状の不織布などの布常類を裏張り補強した
ものを採用すればよい。叙上の如くこの発明装置によれ
ば、しなやかな弾性板を用い、合板面の凹部や凸部の細
部まで均等に押圧できるから、熱間において圧搾空気に
より強力に加圧すると共に吸引することにより合板の表
面および全側面にいたる個所に化粧覆板を円滑に折り曲
げて接合し、接着してあたかも一層の板材から凹凸に彫
刻せる如く顕出し、剥離するおそれもないので丈夫な化
粧合板を極めて能率的に量産できる。
そして合板下方からの吸引力と相俊つて上方から弾性板
を介して空気圧または蒸気圧の気体圧を加えるため該気
体圧(流体圧)はパスカルの原理で合板の表面全域に対
して均等に付加され、大きい合板や表面に凹凸面を有す
る合板などの場合にも表面全域細部に付加される均斉な
加圧力によって化粧覆板をむらなく均一に密着させるこ
とができる優れた効果がある。
また加熱体のヒーターによって弾性体を介して間接加熱
するから、加熱により合板及び接着剤中の水分が蒸発し
、合板に化粧覆板が柔軟に密着され、かつ接着剤の硬化
速度が促され、気体圧及び吸気圧と共同して化粧覆板の
むらのない均斉な接着が行える効果がある。さらにまた
加熱温度を調整することにより、接着剤の硬化を早めた
り、合板、化粧覆板、弾性体シートを可塑性とし、化粧
覆板の密着を容易にでき、かつ合板を轡曲せしめ、その
誉曲率を所望の度合いにすることが可能である。また、
熱圧と減圧を適宜に調整できるので頗る能率がよい。な
お、かくして実施するのであるから合板面が平坦で僅か
に凹凸部のあるもの、或いは曲面のものも採用できる。
またこの装置によれば、従来の減圧方式を骨子とするも
のでなく、電熱で加熱し、圧縮機で強制加圧すると共に
補助的に減圧するか又は前記電熱によらないで蒸気圧に
より強制的に熱圧して減圧することが容易であるので作
業が簡易である。また特に強制加圧手段として蒸気圧と
圧縮機とを使用するようにしてあるから、合板の形状、
大きざ、接着剤、化粧覆板などに応じて適宜切替え使用
することで適切な広範囲の接着が行える優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示し、第1図及び第2図は実
施態様を示す説明的断面図、第3図及び第4図は合板部
材の斜視図、第5図は凹状彫りの化粧合板の斜視図、第
6図は第5図の1−1線にそって切断した横断面図、第
7図は浮彫状化粧合板の斜視図、第8図は第7図の0ー
ロ線にそって切断した横断面図である。 図中符号1・・・・・・減圧台、8・・・・・・耐圧管
、2・・・・・・蓋体、9・・・…圧縮機、3・・・・
・・減圧室、11・・…・加圧室、3a…・・・吸引孔
、14・・・・・・蒸気管、4・・・・・・減圧機、1
6,16′・・…・支持棒、5・・・・・・吸気管、1
9…・・・凹凸面のある合板、6・・・・・・加熱体、
20・・・・・・化粧覆板(つき板)、7・・・・・・
圧入口、23・・・・・・表板、A・…・・凹状彫りの
化粧合板、B・・・・・・浮彫りせる化粧合板。 嫌1図 第2図 ′‘纂3翼 匁4蟹 繁5図 多6図 災7図 繁8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 周縁にガスケツト10を突設し、内部を減圧室3と
    した減圧台1の前記減圧室3の表板23に複数の吸引孔
    3aを穿設し、側部に減圧機4に通ずる吸気管5を取り
    付け、また前記減圧台1に対して上下動し、かつ、前記
    ガスケツト10に対して離接するように設けた蓋体2の
    内側に加熱体6を配備し、中央部に嵌入した圧入口7に
    蒸気管14と圧縮機9とを連通させ、表面及び各側面に
    接着剤22の塗布された表板23上の合板19に重ねら
    れた化粧覆板20と前記表板23の吸引孔3aとを覆う
    ように弾性板21を密被して設けるようにしたことを特
    徴とする吸気と熱気圧とによつて合板へ化粧板を接着す
    る装置。
JP50059497A 1975-05-19 1975-05-19 吸気と熱気圧とによつて合板へ化粧覆板を接着する装置 Expired JPS608924B2 (ja)

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JPS51136814A JPS51136814A (en) 1976-11-26
JPS608924B2 true JPS608924B2 (ja) 1985-03-06

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JPS572113Y2 (ja) * 1977-04-01 1982-01-13
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JPS4935515A (ja) * 1972-08-03 1974-04-02

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JPS4935515A (ja) * 1972-08-03 1974-04-02

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