JPS608828Y2 - まほうびん - Google Patents

まほうびん

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Publication number
JPS608828Y2
JPS608828Y2 JP6488881U JP6488881U JPS608828Y2 JP S608828 Y2 JPS608828 Y2 JP S608828Y2 JP 6488881 U JP6488881 U JP 6488881U JP 6488881 U JP6488881 U JP 6488881U JP S608828 Y2 JPS608828 Y2 JP S608828Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoulder
screw member
bottle
circumferential groove
mounting nut
Prior art date
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Expired
Application number
JP6488881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57176840U (ja
Inventor
彰三 稲田
敏治 木村
Original Assignee
象印マホービン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 象印マホービン株式会社 filed Critical 象印マホービン株式会社
Priority to JP6488881U priority Critical patent/JPS608828Y2/ja
Publication of JPS57176840U publication Critical patent/JPS57176840U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS608828Y2 publication Critical patent/JPS608828Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はまほうびん、特に肩体の取付構造に関するもの
である。
従来、ガラスや陶磁器等成形性の悪い材料からなる胴体
の上端開口部に、中瓶の口部を支持する肩体を取付ける
ことは非常に困難であった。
その原因は、上記材料からなる胴体は製品ごとに寸法誤
差が大きく肩体の取付位置がバラつく点、および肩体を
最も容易かつ確実に固定できるネジ構造を胴体に直接設
けることが難しい点にある。
本考案はかかる欠点に鑑みてなされたもので、その目的
は、胴体が成形性の悪い材料で構成されていても、その
寸法誤差を吸収し、肩体を容易かつ確実に取付けること
ができるまほうびんを提供することにある。
以下、本考案をその実施例である添付図面にしたがって
説明する。
図面において、1は透明ガラスからなる有底の胴体、2
0は胴体1の底部中央に設けた孔2に突軸21を嵌合す
ることにより固定された中瓶支持体、22は中瓶支持体
20により底部を支持された真空製二重層からなる中瓶
である。
上記胴体1の側部には2個の取付孔3,3が設けられ、
この取付孔3,3にハンドル4がビス5およびナツト6
によって固定されている。
胴体1の上端開口部外周面には凹周溝7が設けられてお
り、この凹周溝に略C字形状の合成樹脂製ネジ部材9が
嵌合している。
すなわち、第5図に示すごとく凹周溝7内には1個の位
置決め孔8が穿設されており、一方ネジ部材9は外周面
に雄ネジ10を有し、両端部には互いに係脱自在な舌片
11と凹部12とを有し、この舌片11には挿通孔13
が、凹部12には突起14がそれぞれ設けられている。
また、ネジ部材9の上側部には、先端が内方に折曲した
「形状の係合片15が3個設けられている。
上記ネジ部材9を凹周溝7に嵌合させた後、突起14を
挿通孔13を介して位置決め孔8に嵌合することにより
、ネジ部材9の両端部が接合されかつネジ部材9は凹周
溝7に対して一定位置に回り止めされて取付けられる。
特に、ネジ部材9の両端部には互いに係合する舌片11
と凹部12とが設けられているため、ネジ部材9の一端
部に上下方向の力が作用したとき、突起14に力が集中
することなく分散され、突起14の折損が防止される。
中瓶22の口部には口ゴム23を介して肩体24が載置
されており、この肩体24の外周端部に設けた3個の切
溝25が上記ネジ部材9の保合片15と上下に摺動自在
に係合している。
この肩体24の下部内面には中瓶22の口部を受ける瓶
受部26が形成され、上端部には湯口部27が形成され
ている。
そして、上記切溝25と係合片15とを係合させること
によりネジ部材9と肩体24との位置関係は決定され、
一方、ネジ部材9は突起14と位置決め孔8との嵌合に
より胴体1に対して位置決めされているため、上記湯口
部27をハンドル4に対して180°対称位置に正確に
対応させることができる。
28は肩取付ナツトで、その内面には上記ネジ部材9の
雄ネジ10と螺合する雌ネジ29を有し、上端部には内
鍔30が一体に設けられている。
この肩取付ナツト28をネジ部材9に螺合させると、内
鍔30が肩体24の上面を押圧し、肩体24の瓶受部2
6を中瓶22の口部に圧着させるようになっている。
31は薄肉金属板からなる肩カバーで、上記肩取付ナツ
ト28および肩体24をおおうように嵌合し、固定ビス
32により肩体24および肩取付ナツト28と一体に固
定される。
この肩カバー31の下端部は胴体1の凹周溝7より下方
に長く垂下しており、肩取付ナツト28とネジ部材9と
の螺合量のバラツキにより、肩取付ナツト28の下端と
胴体1の凹周溝7の下端との間に隙間X(第3図参照)
が生じても、肩カバー31が隙間Xをおおっているため
外部に露出しない。
33は上記肩体24に対して着脱自在に螺合する栓で、
内部に断熱材34を収容し、上面および外周には金属製
柱カバー35が装着されている。
上記構成のまほうびんにおいて、胴体1と中瓶22とは
ともにガラス製であり、縦方向の寸法誤差は避けられな
いが、その寸法誤差は肩取付ナツト28のネジ部材9へ
の螺合量により調整される。
したがって、肩体24の瓶受部26と中瓶22の口部と
は口ゴム23を介して常に一定の圧着力で密着し、水漏
れの心配はない。
また、ネジ部材9は凹周溝7に嵌合して上下方向に位置
決めされ、かつ突起14が位置決め孔8に嵌合して回り
止めされるため、肩取付ナツト28をネジ部材9に螺合
させたとき、ネジ部材9が肩取付ナツト28とともに回
転する心配がない。
そして、肩取付ナツト28を強く締め付けたとき、肩体
24が中瓶22に圧接するため、その反力でネジ部材9
が上方へ引き上げられ、ネジ部材9は凹周溝7の上縁に
圧着する。
したがって、ネジ部材9と凹周溝7との嵌合精度にバラ
ツキがあっても、肩体24、肩取付ナツト28およびネ
ジ部材9が胴体1に対してガタつく心配がない。
第6図は本考案の他の実施例を示し、ネジ部材9の両端
部の舌片11′および凹部12′をクサビ状に形成した
もので、これによりネジ部材9の両端部に離間方向の力
が作用しても、その力が突起14′にのみ集中しないよ
うになっている。
なお、本考案において、胴体1を有底形状としたが、底
部が開口した筒状であってもよい。
ただ、有底形状の場合には、肩取付ナツトを胴体の内方
から肩体に螺着するといった従来周知の肩取付構造を適
用することができないので、本考案の構造が有効である
また、胴体1の材質としては、ガラスの他、陶磁器や金
属板であってもよい。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば胴体の凹
周溝にネジ部材を嵌合し、このネジ部材に肩取付ナツト
を螺着することにより肩体を押圧固定するようにしたの
で、胴体が成形性の悪い材料で構成されていても、ネジ
部材と肩取付ナツトとのネジ構造により肩体を簡単かつ
確実に固定することができる。
そして、胴体や中瓶に寸法バラツキがあっても、そのバ
ラツキをネジ部材と肩取付ナツトとの螺合量で調整でき
るので、肩体と中瓶との間に水漏れなどの不具合をきた
す心配がない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案にかかるまほうびんの正面図、第2図は
平面図、第3図は第2図の■−■線断面図、第4図は要
部の分解断面図、第5図は胴体とネジ部材との分解斜視
図、第6図はネジ部材の他の実施例の両端部斜視図であ
る。 1・・・・・・胴体、7・・・・・・凹周溝、8・・・
・・・位置決め孔、9・・・・・・ネジ部材、10・・
・・・・雄ネジ、14・・・・・・突起、15・・・・
・・係合片、20・・・・・・中瓶支持体、22・・・
・・・中瓶、24・・・・・・肩体、25・・・・・・
切溝、26・・・・・・瓶受部、28・・・・・・肩取
付ナツト、29・・・・・・雌ネジ、33・・・・・・
栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胴体内に真空製二重層からなる中瓶を収容し、胴体の上
    端部に取付けられた肩体と胴体の底部に設けられた中瓶
    支持体とで中瓶を上下より挟圧固定してなるまほうびん
    において、胴体の上端開口部外周面に凹周溝を形威し、
    この凹周溝内に位置決め孔を設けるとともに、両端部が
    係脱自在に係合し、外周面には雄ネジを、内面には上記
    位置決め孔に嵌入自在な突起を有し、上側部には先端が
    内方に折曲した「形状の係合片を突設したC字形ネジ部
    材を上記凹周溝に嵌合し、上記肩体の外周端部には上記
    係合片と摺動可能に係合する切溝を設け、肩体の上面を
    押圧する肩取付ナツトを上記ネジ部材の外周に螺着した
    ことを特徴とするまほうびん。
JP6488881U 1981-05-02 1981-05-02 まほうびん Expired JPS608828Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6488881U JPS608828Y2 (ja) 1981-05-02 1981-05-02 まほうびん

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6488881U JPS608828Y2 (ja) 1981-05-02 1981-05-02 まほうびん

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57176840U JPS57176840U (ja) 1982-11-09
JPS608828Y2 true JPS608828Y2 (ja) 1985-03-29

Family

ID=29860932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6488881U Expired JPS608828Y2 (ja) 1981-05-02 1981-05-02 まほうびん

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JPS57176840U (ja) 1982-11-09

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